JP2004340997A - 定着ユニットの脱着機構 - Google Patents

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竹士 大越
Atsushi Sawamura
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Abstract

【課題】定着ユニットを画像形成装置本体に脱着可能とした脱着機構において、部品精度のばらつきによる定着ユニットのガタツキを防止し、画像乱れやギア摩耗を解消する。
【解決手段】画像形成装置本体10に位置決めピン14を設け、この位置決めピンに定着ユニット20の取り出し位置と作動位置とに揺動する揺動部材16を取り付ける。定着ユニット20には、位置決めピン14と係合する第1の係合部24と、揺動部材16の係合溝44と係合する第2の係合部26と、画像形成装置本体10のガイド部12に支持される溝部22とを設ける。位置決めピン14は、定着ユニット20の装着時の駆動ギア18とヒートロールギア40の噛み合い位置より駆動方向下流側に配置され、駆動ギア18による力を位置決めピン14の方向に作用させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ等の画像形成装置本体に対して定着ユニットを脱着可能とした定着ユニットの脱着機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真方式を採用した複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、ヒーターによって加熱された定着ロールと、この定着ロールと用紙を圧接する加圧ロールとを備えた定着ユニットが配設されている。
【0003】
このような定着ユニットは、ヒーターによる熱やギアにかかる力によって定着ロール表面の樹脂層が削れて定着不良が発生するため、定着ユニットを定期的に交換することが必要となる。このため、定着ユニットを画像形成装置本体に対して着脱可能な機構にして、ユーザー等が簡単に交換できるようにしたものが採用されている。
【0004】
このような定着ユニットの着脱機構としては、例えば図13に示すように、定着ユニット100に位置決ピン102,104を設けたものがあり、図14に示すようにこの位置決ピン102,104を画像形成装置本体110に形成された係合溝106,108に係合するようになっている。また、画像形成装置本体110には、揺動レバー112がピン112aを中心として揺動可能に取り付けられており、この揺動レバー112には係合部114が形成されている。
【0005】
このような定着ユニット100の脱着機構では、図14に示すように、定着ユニット100を画像形成装置本体110に装填して位置決ピン102,104を係合溝106,108に係合させた後、揺動レバー112を上方に引き上げることによって係合部114が定着ユニットの位置決ピン102に係合される。そして、カバー116を閉止してロックレバー118を揺動レバー112のロックピン120に係合させることによって定着ユニット100が固定される。これにより、ユーザーが工具を使用することなしに定着ユニット100を脱着することができる。
【0006】
なお、定着ユニット100には、定着ロール122と加圧ロール124とが設けられており、これらの間にトナー像が形成された用紙(図示せず)を加熱加圧して搬送することにより、用紙上に画像が定着されるようになっている(例えば特許文献1を参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−305627号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記定着ユニット100の脱着機構では、定着ユニット100を位置決め固定する構造が簡便で、部品点数も少なくて済むが、部品精度のばらつきにより定着ユニット100にガタツキが生じるという問題がある。
【0009】
すなわち、定着ユニット100の位置決めは、位置決ピン102と係合溝106、位置決ピン104と係合溝108の2箇所で、又定着ユニット100の固定は、係合溝106,108と異なる位置に設けられたピン112aを揺動中心とする揺動レバー112で行われ、さらに揺動レバー112の固定はカバー116に設けたロックレバー118で行われる。
【0010】
このため、それぞれの部品の精度にばらつきがあると、定着ユニット100の位置決めを的確に行うことができず、画像形成装置本体110の駆動ギアにより定着ロール122のギアを回転させたときに定着ユニット100にガタツキが生じてしまう。特に、駆動ギアの位置によっては定着ユニット100を押し出す方向に力が働いてしまい、定着ユニット100の固定が困難となる。
【0011】
このように定着ユニット100にガタツキが生じると、画像形成装置本体110の駆動ギアと定着ユニット側のギアとの噛み合いが不安定となり、画像乱れやギア摩耗の原因となる。
【0012】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、部品精度のばらつきによる定着ユニットのガタツキを防止し、画像乱れやギア摩耗を解消することができる定着ユニットの着脱機構を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置本体に対して定着ユニットを脱着自在にした定着ユニットの脱着機構であって、前記画像形成装置本体内に設けられ、前記定着ユニットを前記画像形成装置本体内の作動位置に位置決めする位置決め部材と、前記定着ユニットに設けられ、前記定着ユニットが作動位置に位置したときに前記位置決め部材に係合する係合部と、 前記画像形成装置本体内に設けられ、前記定着ユニットを駆動する駆動ギアと、前記定着ユニットに設けられ、前記定着ユニットが作動位置に位置したときに前記駆動ギアと噛み合い駆動力を伝達される被駆動ギアと、を備え、前記位置決め部材が、前記駆動ギアの回転中心と前記被駆動ギアの回転中心とを結んだ線分の投影領域であって、前記線分上にある前記駆動ギアと前記被駆動ギアの噛み合い位置より駆動方向の下流側に配置されていることを特徴としている。
【0014】
請求項1に記載の定着ユニットの脱着機構によれば、定着ユニットを画像形成装置本体の作動位置に装填したときに、駆動ギアから被駆動ギアを介して定着ユニットに作用する力は係合部が位置決め部材へ向かう方向へ作用するので、被駆動ギアの駆動時に定着ユニットを回転させるモーメントを低く抑え、定着ユニットが移動するのを防止することができる。このため、定着ユニットの移動による画像不良や、駆動ギアと被駆動ギアの摩耗といった不具合を未然に防止することができる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、画像形成装置本体に対して定着ユニットを脱着自在にした定着ユニットの脱着機構であって、前記画像形成装置本体内に設けられ、前記定着ユニットを前記画像形成装置本体内の作動位置に位置決めする位置決め部材と、前記定着ユニットに設けられ、前記定着ユニットが作動位置に位置したときに前記位置決め部材に係合する係合部と、前記画像形成装置本体内に設けられ、前記定着ユニットを駆動する駆動ギアと、前記定着ユニットに設けられ、前記定着ユニットが作動位置に位置したときに前記駆動ギアと噛み合い駆動力を伝達される被駆動ギアと、を備え、前記係合部は、開口部を有するへこみ形状となっており、前記駆動ギアが前記被駆動ギアに与える駆動力のベクトル方向と、前記係合部の開口部の方向とのなす角θが、
15°≦θ≦90°又は −90°≦θ≦−15°
であることを特徴としている。
【0016】
上記係合部のへこみ形状としては、略U字形状、円弧形状、略矩形形状又は略多角形形状などを含むものとする。
【0017】
請求項2に記載の定着ユニットの脱着機構によれば、駆動ギアが被駆動ギアに与える駆動力の方向と、定着ユニットのへこみ形状の係合部の開口方向とのなす角θを上記のように設定することによって、被駆動ギアの駆動時に定着ユニットにかかる力は定着ユニットの係合部が位置決め部材から抜ける方向に作用しない。すなわち、−15°<θ<15°とすると、係合部が位置決め部材から押し出される方向に力がかかり、駆動ギアの駆動力によって定着ユニットが抜けてくるという不具合があるが、本発明の構成によれば、駆動力によって定着ユニットが押し出されるのを防止することができる。このため、定着ユニットが移動して起こる画像不良や、駆動ギアと被駆動ギアの摩耗といった不具合を未然に防止することができる。
【0018】
請求項3に記載の発明に係る定着ユニットの脱着機構は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記画像形成装置本体内に設けられ、前記位置決め部材を揺動中心として、前記定着ユニットが取り出し可能な解除位置と前記定着ユニットを前記作動位置に固定する固定位置とに揺動する揺動部材と、前記定着ユニットに設けられ、前記揺動部材が前記固定位置に位置したときに前記揺動部材に形成された被係合部に係合する第2の係合部と、を備えたことを特徴としている。
【0019】
請求項3に記載の定着ユニットの脱着機構によれば、定着ユニットの画像形成装置本体に対する固定位置が、位置決め部材を揺動中心とする揺動部材の被係合部へ定着ユニットの第2の係合部を係合させることで決まる。これにより、部品公差による定着ユニットの作動位置にばらつきが生じるのを最小限に抑えることができる。これは、従来のように各部材の取付け位置が異なる構成と比較して、部品公差が加算されることがないためである。また、定着ユニットの脱着機構に用いられる部品点数を低減できるので、低コスト化を実現することができる。
【0020】
請求項4に記載の発明に係る定着ユニットの脱着機構は、請求項3に記載の構成において、前記揺動部材が前記固定位置に位置したときに前記定着ユニットをラッチするラッチ部を前記揺動部材に設けたことを特徴としている。
【0021】
請求項4に記載の定着ユニットの脱着機構によれば、揺動部材が固定位置に揺動したときに、ラッチ部によって定着ユニットをラッチするので、定着ユニットの操作性を向上させることができる。また、ラッチしたときクリック音を発生させれば、脱着作業時にユーザーは定着ユニットが固定されたことを容易に認識することも可能となる。
【0022】
請求項5に記載の発明に係る定着ユニットの脱着機構は、請求項3又は請求項4に記載の構成において、前記画像形成装置本体に開閉カバーを設け、前記開閉カバーを開放して開設される空間部に前記定着ユニットを装填可能とするとともに、前記開閉カバーを閉めたときに該開閉カバーに押されて前記揺動部材を前記固定位置に移動させる当接部を、前記揺動部材の自由端側に設けたことを特徴としている。
【0023】
請求項5に記載の定着ユニットの脱着機構によれば、開閉カバーを閉じることで揺動部材が当接部に押されて固定位置まで移動するので、開閉カバーの閉止という当然の動作により、揺動部材のラッチ部で定着ユニットをラッチし忘れていても、定着ユニットを作動位置に固定することができる。
【0024】
請求項6に記載の発明に係る定着ユニットの脱着機構は、請求項3又は請求項4に記載の構成において、前記画像形成装置本体に開閉カバーを設け、前記開閉カバーを開放して開設される空間部に前記定着ユニットを装填可能とするとともに、前記揺動部材が前記固定位置にないときに前記揺動部材に当たって前記開閉カバーの閉止動作を阻止する突起を、前記開閉カバーに設けたことを特徴としている。
【0025】
請求項6に記載の定着ユニットの脱着機構によれば、定着ユニットが作動位置に固定されていないときに開閉カバーの閉止動作が阻止されるので、定着ユニットが固定されていないことが認識される。このため、定着ユニットが固定されない状態で駆動されるのを防止することができ、ギア等の部品の破損を防止できる。
【0026】
請求項7に記載の発明に係る定着ユニットの脱着機構は、請求項1乃至請求項6に記載の構成において、前記定着ユニットに設けた支持部と、前記画像形成装置本体内に設けられ、前記支持部を支持するとともに、前記定着ユニットの取り出し位置から前記作動位置まで前記定着ユニットを案内するガイド部と、を備えたことを特徴としている。
【0027】
請求項7に記載の定着ユニットの脱着機構によれば、定着ユニットを画像形成装置本体に装着するときに、定着ユニットがガイド部に支持されて取り出し位置から作動位置まで案内されるので、定着ユニットを画像形成装置本体に脱着する操作が容易となり、定着ユニットの交換時の作業性を向上することができる。
【0028】
請求項8に記載の発明に係る定着ユニットの脱着機構は、請求項1乃至請求項7に記載の構成において、前記係合部の開口部側に形成され、前記係合部を前記位置決め部材に係合するときに前記定着ユニットが少なくとも前記駆動ギアの回転方向に移動可能となるような逃げ部を設けたことを特徴としている。
【0029】
請求項8に記載の定着ユニットの脱着機構によれば、係合部を位置決め部材に係合するときに、逃げ部によって定着ユニットが駆動ギアの回転方向に移動可能となるので、駆動ギア歯先と被駆動ギア歯先とが干渉して定着ユニットが装着できないといった不具合を解消することができる。このため、定着ユニットの装着時の部品の破損を防止できるとともに、ユーザーが定着ユニットを交換するときの操作性を向上することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る定着ユニットの脱着構造の第1実施形態を図1から図9に基づいて説明する。
【0031】
図1及び図2に示すように、画像形成装置本体10の1対のメインフレーム11には、定着ユニット20を水平に支持して作動位置まで案内するガイド板12が切り起こされている。ガイド板12の奥側には定着ユニット20を作動位置にて位置決めする位置決めピン14が突設されている。この位置決めピン14には位置決めピン14を中心として揺動する揺動部材16のフック42が掛止されている。
【0032】
揺動部材16は、定着ユニット20が取り出し可能な解除位置と、定着ユニット20を作動位置に固定する固定位置との間を揺動可能となっている。また、手前のメインフレーム11にはモータ17で直動される駆動ギア18が設けられている。一方、定着ユニット40には、この駆動ギア18と噛み合い、駆動力が伝達されるヒートロールギア40が設けられている。
【0033】
図3から図6に示すように、定着ユニット20の側壁には、ガイド板12を水平方向に挟み込むようにして定着ユニット20を画像形成装置本体10に支持する溝部22が形成されている。この溝部22の両端部には、溝幅を広げたテーパー32が形成されている。定着ユニット20の装填方向入口側のテーパー32は、溝部22をガイド板12に係合させる際の誘いとなる。溝部22の装填方向手前側には、開口部を有するへこみ形状の第1の係合部24が形成されている。この第1の係合部24は、開口部方向に位置決めピン14を押さえる押え部24aを備えており、定着ユニット20を装填したときに定着ユニット20の作動位置で位置決めピン14と係合するようになっている。
【0034】
図5及び図6に示すように、第1の係合部24には開口を拡幅した逃げ部30が形成されている。この逃げ部30は、第1の係合部24を位置決めピン14に係合するときに定着ユニット20を駆動ギア18の回転方向に微動可能とするものである。
【0035】
図3及び図5に示すように、定着ユニット20の溝部22の下方には、定着ユニット20の側端側に凸状に突出した第2の係合部26が形成されている。この第2の係合部26は、揺動部材16に形成された凹状の係合溝44と係合し、揺動部材16を固定位置に固定するようになっている。
【0036】
また、図3及び図4に示すように、定着ユニット20の取り出し位置側には、下部から取り出し位置側へ拡大した傾斜面を有する突起部28が形成されている。また、揺動部材16の自由端側には、爪板状のラッチ部46が形成されており、このラッチ部46の後方には操作者が揺動部材16の引き上げ、引き下げが可能なレバー48が設けられている。ラッチ部46とレバー48の間には空間が形成されており、ラッチ部46が後方に弾性変形して突起部28とラッチ係合することによって定着ユニット20の固定が完了するようになっている。
【0037】
図7及び図8に示すように、定着ユニット20の内部には、所定の温度に加熱されるヒートロール34と、このヒートロール34との間で用紙を圧接する加圧ロール36とを備えている。ヒートロール34は、表面に低摩擦係数の離型層(膜厚30μmのPFAからなるチューブ)を設けた中空の芯金(肉厚0.5mm〜1.5mmの鉄またはアルミ素管)からなり、内部にヒーター38が配置されている。また、ヒートロール34の一端には、画像形成装置本体10の駆動ギア18と噛み合い、ヒートロール34に回転駆動力を伝達するヒートロールギア40が設けられている。加圧ロール36は、ステンレス又は鉄製の芯金に耐熱性の弾性体層(シリコーンスポンジ、アスカーC硬度40°)を備え、さらに表層に低摩擦係数の離型層(膜厚30μmのPFAからなるチューブ)が設けられている。
【0038】
また、図7に示すように位置決めピン14は、駆動ギア18の回転中心とヒートロールギア40の回転中心とを結んだ線分Lの投影領域であって、この線分L上にある駆動ギア18とヒートロールギア40の噛み合い位置より駆動方向下流側に配置されている。
【0039】
さらに、図7及び図9(図8参照)に示すように画像形成装置本体10には、定着ユニット20内のヒーター38に電力を供給するとともに、定着ユニット20内の各種センサー(図示せず)と信号の授受をするためのコネクター50が設けられている。コネクター50には定着ユニット20側に設けられたコネクター52が接続される。
【0040】
なお、画像形成装置本体10のメインフレーム11とガイド部12とは板金で成形され、メインフレーム11は商用コンセントを通じて接地されている。したがって、ガイド部12に定着ユニット20内に設けられた接地バネを当接させるだけで、定着ユニット20の接地が容易に行われる。
【0041】
次に、このような定着ユニット20の脱着機構の作用について説明する。
【0042】
図9(a)に示すように、定着ユニット20を画像形成装置本体10に装填するときには、揺動部材16は位置決めピン14から垂れ下がっており、定着ユニット20の脱着が可能な解除位置にある。ここで、定着ユニット20を画像形成装置本体10内の図中に示す矢印方向に装填し、図9(b)に示すように、定着ユニット20の溝部22を画像形成装置本体10のガイド板12に係合させる。溝部22の入口には溝幅を広げるテーパー32が形成されているため、ガイド板12の誘いとなる。
【0043】
さらに定着ユニット20を押し込むと、定着ユニット20の第1の係合部24が画像形成装置本体10の位置決めピン14と係合する。そのとき、第1の係合部24には開口を拡幅する逃げ部30が形成されているので、ヒートロールギア40の歯先と駆動ギア18の歯先とが干渉しても、定着ユニット20が駆動ギア18の回転方向に僅かに動き、ヒートロールギア40の歯先が退避する。このため、ギアの歯先同士が干渉して定着ユニット20が押し込めないといった不具合が解消される。
【0044】
定着ユニット20の第1の係合部24が位置決めピン14に係合されると、これと同時に定着ユニット20のコネクター52が画像形成装置本体10のコネクター50と結合され、定着ユニット20に給電が可能となるとともに、定着ユニット20の装填完了を検知することができる。
【0045】
その後、図9(c)に示すように、揺動部材16のレバー48を引き上げることによって、位置決めピン14を揺動中心として揺動部材16を固定位置へ揺動させ、揺動部材16の係合溝44を定着ユニット20の第2の係合部26に係合させる。このとき、揺動部材16の爪板状のラッチ部46が突起部28の傾斜面を滑りながら移動して突起部28とラッチ係合し、揺動部材16を固定位置に保持する。そして、ラッチするときのクリック音でユーザーに定着ユニット20の装着完了を認識させることができる。
【0046】
このような定着ユニット20の脱着構造では、図7に示すように、位置決めピン14が、駆動ギア18の回転中心とヒートロールギア40の回転中心とを結んだ線分Lの投影領域であって、この線分L上のギアの噛み合い位置より駆動方向下流側に配置されているので、駆動ギア18からヒートロールギア40を介して定着ユニット20に作用する力は第1の係合部24が位置決めピン14へ向かう方向へ作用する。このため、ヒートロールギア40の駆動時に定着ユニット20を回転させるモーメントを低く抑え、定着ユニット20が移動するのを防止することができる。
【0047】
一方、位置決めピン14を線分Lの投影領域の外側へ配置した場合は、ヒートロールギアの駆動時に生じるモーメントによって定着ユニットが位置決めピン14を回転中心として回転し、駆動ギアとの噛み合い精度が低下する。その結果、駆動ギアの摩耗を進行させ、画像不良が発生する。より具体的には、ヒートロールの速度ムラによるバンディングなどが発生する。以上のことから、本実施形態では、ヒートロールギア40の駆動時に定着ユニット20が移動するのを防止することができるので、画像不良や駆動ギア18の摩耗といった不具合を防止できる。特に、定着ユニット20においては安定した定着性能を得るために、定着圧は150Nと高圧を掛ける。このため、駆動負荷が甚大となり、駆動時に定着ユニット20の移動を防止する効果は大きい。
【0048】
また、定着ユニット20の画像形成装置本体10に対する固定位置は、図9(c)に示すように、位置決めピン14を揺動中心とする揺動部材16の係合溝44へ定着ユニット20の第2の係合部26を係合させることで決まる。すなわち、位置決めピン14から揺動部材16の係合溝44までの寸法L′の精度によって決定するので、部品公差により定着ユニット20の作動位置にばらつきが生じるのを最小限に抑えることができる。これは、従来の特許文献1(図13を参照)に開示されるように各部材の取付け位置が異なる構成と比較して、部品公差が加算されることがないためである。このため、定着ユニット20の作動位置にばらつきによって、定着ユニット20にガタツキが生じるのを防止することができる。また、定着ユニット20の脱着機構に用いられる部品点数を低減できるので、低コスト化を実現することができる。
【0049】
次に、上記定着ユニット20の脱着機構を適用した画像形成装置の一実施形態を図10に基づき説明する。
【0050】
この画像形成装置は、画像形成装置本体10に開閉カバー202を備えており、この開閉カバー202を開放して画像形成装置本体10の中に定着ユニット20が装填されるようになっている。画像形成装置本体10に定着ユニット20が装填された後は、前述のように揺動部材16を揺動して定着ユニット20を作動位置に固定し、開閉カバー202を閉じることで画像形成装置が作動可能な状態になる。
【0051】
また、画像形成装置本体10には、画像形成部を一体的にユニット化したプロセスカートリッジ204が設けられている。このプロセスカートリッジ204の内部には、一定方向に回転する感光体ドラム216が設けられている。この感光体ドラム216の周囲には、回転方向上流側から、感光体ドラムを帯電する帯電ロール218と、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する現像ロール220と、感光体ドラム上の現像されたトナー像を用紙に転写する転写ロール222とが配設されている。さらに、感光体ドラム216の回転方向における転写ロール222の下流側には、転写後の感光体ドラム表面を清掃するクリーニング部材224が設けられている。また、画像形成装置本体10には、帯電ロール220と現像ロール220との間で、感光体ドラム216に像光を照射する露光装置214が設けられている。
【0052】
また、画像形成装置本体10の下部には、用紙を収容する給紙カセット206,208が外部に引き出し可能に配設されており、この給紙カセット206,208の用紙の取り出し位置には、用紙を一枚ずつ取り出して搬送する給紙ロール205,207が設けられている。さらに、給紙ロール205,207から供給される用紙を感光体ドラム216と転写ロール222との対向位置に搬送する搬送ロール210,211,212,213が設けられている。用紙の搬送方向における転写ロール222の下流側には定着ユニット20が装填されており、さらに定着ユニット20の下流側には、定着後の用紙を排出する排紙トレイ230が設けられている。
【0053】
このような画像形成装置では、感光体ドラム216が帯電ロール218により帯電され、露光装置214から像光が照射されることによって表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ロール220によって現像され、感光体ドラム216上にトナー像が形成される。
【0054】
一方、給紙カセット206から給紙ロール205により用紙が供給され、搬送ロール210,211,212,213によって感光体ドラム216と転写ロール222との対向位置に搬送される。そして、感光体ドラム216上のトナー像が転写ロール222によって用紙上に転写され、さらに定着ユニット20のヒートロール34と加圧ロール36との間で加熱加圧されることによってトナー像が溶融して用紙上に画像が定着される。その後、画像が形成された用紙は排紙トレイ230に排出される。
【0055】
このような画像形成装置では、本実施形態の定着ユニット20の脱着機構を適用したので、ユーザーが定着ユニット20の交換を容易に行うことができ、メンテナンス性が向上する。このため、ヒートロール34の劣化やギア摩耗による定着不良の発生を防止することができ、高画質の画像を得ることができる。
【0056】
次に、本発明に係る定着ユニットの脱着機構の第2実施形態について説明する。
【0057】
なお、第1実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0058】
この実施形態では、第1実施形態の構成に代えて、図7に示すように、駆動ギア18がヒートロールギア40に与える駆動力のベクトル方向と、第1の係合部24の開口方向Mとのなす角θが、
15°≦θ≦90°又は −90°≦θ≦−15°
となるように設定されている。
【0059】
このような定着ユニットの脱着機構では、上記のようにθを設定することによって、ヒートロールギア40の駆動時に定着ユニット20にかかる力は、第1の係合部24が位置決めピン14から抜ける方向に作用しない。すなわち、−15°<θ<15°とすると、第1の係合部24が位置決めピン14から押し出される方向に力がかかり、駆動ギア18の駆動力によって定着ユニット20が抜けてくるという不具合があるが、本実施形態の構成によれば、駆動力によって定着ユニット20が押し出されるのを防止することができる。また、90°<θ,θ<−90°では、ヒートロールギア40を駆動ギア18より定着ユニット20の取り出し方向に配置することができず、事実上、脱着可能な定着ユニットを構成することができない。
【0060】
以上により、本実施形態によれば、定着ユニット20が移動して起こる画像不良や、駆動ギア18とヒートロールギア40の摩耗といった不具合を解消することができる。
【0061】
次に、本発明に係る定着ユニットの脱着構造の第3実施形態を図11に基づき説明する。
【0062】
なお、第1実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0063】
この実施形態では、画像形成装置本体310に開閉カバー312が設けられ、開閉カバー312の内側に揺動部材320の自由端側から延出したレバー322を押し出して移動させる押出し部314が設けられている。
【0064】
この押出し部314は、開閉カバー312の自由端側に向かって肉厚となる傾斜面314Aが形成されており、図11中の点線で示すように、開閉カバー312を閉めるときに傾斜面314Aがレバー322を押し上げ、揺動部材320を固定位置に移動させる。そして、図11中の実線で示すように、開閉カバー312を完全に閉じると、揺動部材320の係合溝44を定着ユニット20の第1の係合部26に係合させるとともに、ラッチ部46を定着ユニット20の突起部28にラッチさせ、定着ユニット20を固定するようになっている。
【0065】
このような定着ユニットの脱着構造では、開閉カバー312の閉止という簡単な動作で揺動部材320を固定位置に移動させ、定着ユニット20を固定することができ、揺動部材320を固定し忘れても定着ユニット20が作動位置に保持されないといった不具合は発生しない。
【0066】
次に、本発明に係る定着ユニットの脱着構造の第4実施形態を図12に基づき説明する。
【0067】
なお、第1実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0068】
この実施形態では、図12(a)に示すように、画像形成装置本体350に開閉カバー352が設けられ、開閉カバー352の内側に揺動部材360のレバー362に突き当たる突起354が設けられている。この突起354は、揺動部材360を定着ユニット20に固定しないまま開閉カバー352を閉めようとすると、レバー362に突き当たり、開閉カバー352の閉止を阻止するものである。
【0069】
このような定着ユニットの脱着構造では、図12(b)中の点線で示すように、揺動部材360の係合溝44を第1の係合部26に係合させるとともに、ラッチ部46を突起部28にラッチさせて定着ユニット20を固定しているときには、開閉カバー352を閉めることができる。一方、図12(b)中の実線で示すように、揺動部材360が固定位置にない場合には、開閉カバー352を閉めようとしても、レバー362が突起354に突き当たり、開閉カバー352の閉止が阻止される。このため、定着ユニット20が固定されない状態で定着ユニット20が駆動されることがなく、駆動ギア等の部品の破損が防止される。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る定着ユニットの脱着構造によれば、定着ユニットの位置決めを少ない部品点数で行うことができ、定着ユニットのガタツキが発生するのを防止することができる。このため、画像形成装置本体側の駆動ギアと定着ユニット側のギアとの噛み合いが安定化し、ギア摩耗を解消できるとともに、画像乱れの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る定着ユニットの脱着機構を示す図であり、定着ユニットと画像形成装置本体の一部斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る定着ユニットの脱着機構を示す図であり、定着ユニットと画像形成装置本体の分解斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る定着ユニットの脱着機構を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る定着ユニットの脱着機構を示す一部斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る定着ユニットの脱着機構を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る定着ユニットの脱着機構に用いられる定着ユニットを示す平面図である。
【図7】本発明の定着ユニットの脱着機構を用いた画像形成装置本体と定着ユニットを示す概念図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る定着ユニットの脱着機構に用いられる定着ユニットの内部構造を示す斜視図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る定着ユニットの脱着機構であって、画像形成装置本体に定着ユニットを装着する動作を示す概略図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る定着ユニットの脱着機構を用いた画像形成装置を示す概略構成図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る定着ユニットの脱着機構を用いた画像形成装置本体と定着ユニットを示す一部構成図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係る定着ユニットの脱着機構を用いた画像形成装置本体と定着ユニットを示す一部構成図である。
【図13】従来の定着ユニットの脱着機構を用いた画像形成装置を示す一部構成図である。
【図14】従来の定着ユニットの脱着機構を用いた画像形成装置を示す一部構成図であって、定着ユニットが装着された状態を示す図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置本体
12 ガイド板(ガイド部)
14 位置決めピン(位置決め部材)
16 揺動部材
18 駆動ギア
20 定着ユニット
22 溝部(支持部)
22 定着ユニット
24 第1の係合部(係合部)
26 第2の係合部
30 逃げ部
40 ヒートロールギア
44 係合溝(被係合部)
46 ラッチ部
202 開閉カバー
310 画像形成装置本体
312 開閉カバー
314 押出し部
320 揺動部材
322 レバー(当接部)
350 画像形成装置本体
352 開閉カバー
354 突起
360 揺動部材
362 レバー

Claims (8)

  1. 画像形成装置本体に対して定着ユニットを脱着自在にした定着ユニットの脱着機構であって、
    前記画像形成装置本体内に設けられ、前記定着ユニットを前記画像形成装置本体内の作動位置に位置決めする位置決め部材と、
    前記定着ユニットに設けられ、前記定着ユニットが作動位置に位置したときに前記位置決め部材に係合する係合部と、
    前記画像形成装置本体内に設けられ、前記定着ユニットを駆動する駆動ギアと、
    前記定着ユニットに設けられ、前記定着ユニットが作動位置に位置したときに前記駆動ギアと噛み合い駆動力を伝達される被駆動ギアと、を備え、
    前記位置決め部材が、前記駆動ギアの回転中心と前記被駆動ギアの回転中心とを結んだ線分の投影領域であって、前記線分上にある前記駆動ギアと前記被駆動ギアの噛み合い位置より駆動方向の下流側に配置されていることを特徴とする定着ユニットの脱着機構。
  2. 画像形成装置本体に対して定着ユニットを脱着自在にした定着ユニットの脱着機構であって、
    前記画像形成装置本体内に設けられ、前記定着ユニットを前記画像形成装置本体内の作動位置に位置決めする位置決め部材と、
    前記定着ユニットに設けられ、前記定着ユニットが作動位置に位置したときに前記位置決め部材に係合する係合部と、
    前記画像形成装置本体内に設けられ、前記定着ユニットを駆動する駆動ギアと、
    前記定着ユニットに設けられ、前記定着ユニットが作動位置に位置したときに前記駆動ギアと噛み合い駆動力を伝達される被駆動ギアと、を備え、
    前記係合部は、開口部を有するへこみ形状となっており、前記駆動ギアが前記被駆動ギアに与える駆動力のベクトル方向と、前記係合部の開口部の方向とのなす角θが、
    15°≦θ≦90°又は −90°≦θ≦−15°
    であることを特徴とする定着ユニットの脱着機構。
  3. 前記画像形成装置本体内に設けられ、前記位置決め部材を揺動中心として、前記定着ユニットが取り出し可能な解除位置と、前記定着ユニットを前記作動位置に固定する固定位置とに揺動する揺動部材と、
    前記定着ユニットに設けられ、前記揺動部材が前記固定位置に位置したときに前記揺動部材に形成された被係合部に係合する第2の係合部と、を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着ユニットの脱着機構。
  4. 前記揺動部材が前記固定位置に位置したときに前記定着ユニットをラッチするラッチ部を前記揺動部材に設けたことを特徴とする請求項3に記載の定着ユニットの脱着機構。
  5. 前記画像形成装置本体に開閉カバーを設け、前記開閉カバーを開放して開設される空間部に前記定着ユニットを装填可能とするとともに、
    前記開閉カバーを閉めたときに該開閉カバーに押されて前記揺動部材を前記固定位置に移動させる当接部を、前記揺動部材の自由端側に設けたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の定着ユニットの脱着機構。
  6. 前記画像形成装置本体に開閉カバーを設け、前記開閉カバーを開放して開設される空間部に前記定着ユニットを装填可能とするとともに、
    前記揺動部材が前記固定位置にないときに前記揺動部材に当たって前記開閉カバーの閉止動作を阻止する突起を、前記開閉カバーに設けたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の定着ユニットの脱着機構。
  7. 前記定着ユニットに設けた支持部と、
    前記画像形成装置本体内に設けられ、前記支持部を支持するとともに、前記定着ユニットの取り出し位置から前記作動位置まで前記定着ユニットを案内するガイド部と、を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の定着ユニットの脱着機構。
  8. 前記係合部の開口部側に形成され、前記係合部を前記位置決め部材に係合するときに前記定着ユニットが少なくとも前記駆動ギアの回転方向に移動可能となるような逃げ部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の定着ユニットの脱着機構。
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