JP2004334223A - 画像形成装置 - Google Patents

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光晴 芳本
Tetsuo Tomoe
哲郎 巴
Yoshifumi Okauchi
慶文 岡内
Naoyuki Ishida
直行 石田
Tadahiro Kiyosumi
忠浩 清須美
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Abstract

【課題】光学系を収容した第一の部分と、作像部及び用紙搬送部を収容した第二の部分とを含み、第一の部分とその下方に位置する第二の部分との間には、前方に開放された排紙部が介在せしめられている形態の画像形成装置を改良して、装置の前後方向必要設置寸法を徒に増大せしめることなく、そしてまた排出される用紙の前後方向寸法が比較的小さい場合でも、排紙部に排出される用紙を容易に視認できるようにせしめる。
【解決手段】第二の部分1bに対して第一の部分1aを後方にずらすことに加えて、第二の部分に収容される作像部4及び用紙搬送部5の前後方向中心ラインC2に対して第一の部分に収容される光学系3の前後方向中心ラインを後方にずらす。そしてまた、用紙搬送部は用紙のサイズにかかわらず用紙の前縁を所定ラインに沿う状態で搬送して排紙部15に排出するように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光学系を収容した第一の部分と作像部及び用紙搬送部を収容した第二の部分とを含み、第二の部分は第一の部分の下方に位置せしめられていて、第二の部分と第一の部分との間には前方に開放された排紙部が介在せしめられている形態の画像形成装置に関する。
複写機能、ファクシミリ機能、或いは印刷機能等の画像形成機能を備えた画像形成装置として、周知の如く、光学系を収納した第一の部分と作像部及び用紙搬送部を収容した第二の部分とを含み、第二の部分は第一の部分の下方に位置せしめられていて、第二の部分と第一の部分との間には前方に開放された排紙部が介在せしめられている形態の画像形成装置が提案され、実用に供されている。下記特許文献1には、上述したとおりの形態の画像形成装置において、第二の部分に対して第一の部分を後方にずらして排紙部の前部を上方に露呈せしめることが開示されている。
特開平6−135615号公報
上述した形態の画像形成装置においては、排紙部を構成する排紙トレイを第二の部分及び/又は第一の部分から側方に突出せしめる必要がなく、従って必要設置スペースの左右方向寸法を相当小さくすることができるという利点を有するが、一般に、排紙部の上方に第一の部分が存在する故に、排紙部に排出された用紙を明確に視認することが困難であるという問題を有する。
上記特許文献1に開示されている画像形成装置においては、排紙部に排出された用紙を容易に視認することができるようにせしめんとして、第二の部分を第一の部分に対して後方にずらしている。しかしながら、特許文献1に開示されている画像形成装置も未だ充分に満足し得るものではない。この点について、更に詳述すると、第一に、単に第二の部分に対して第一の部分を後方にずらすと、かかるずらしに起因して装置の前後方向寸法が増大し、従って必要設置スペースの前後方向寸法が相当増大してしまう。第二に、排紙部の前部を上方に露呈せしめても、通常、用紙はその前後方向中心ラインを所定ラインに合致せしめて排出される故に、排出される用紙の前後方向寸法が比較的小さい場合には、排出される用紙の前縁は排紙部の上方に露呈されている前部よりも相当後方に位置し、従って充分明確に視認することが困難である。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その第一の課題は、上述した形態の画像形成装置を改良して、装置の前後方向必要設置寸法を徒に増大せしめることなく、排紙部に排出される用紙を容易に視認できるようにせしめることである。
本発明の第二の課題は、上述した形態の画像形成装置を改良して、排出される用紙の前後方向寸法が比較的小さい場合でも、排紙部に排出される用紙を容易に視認することができるようにせしめることである。
本発明者等は、鋭意検討の結果、第二の部分に対して第一の部分を後方にずらすことに加えて、第二の部分に収容される作像部及び用紙搬送部の前後方向中心ラインに対して第二の部分に収容される光学系の前後方向中心ラインを後方にずらすことによって、上記第一の課題を達成することができることを見出した。
更に、本発明者等は、第二の部分に対して第一の部分を後方にずらすことに加えて、用紙搬送部は用紙のサイズにかかわらず用紙の前縁を所定ラインに沿う状態で搬送して排紙部に排出するように構成することによって、上記第二の課題を達成することができることを見出した。
即ち、本発明の第一の局面によれば、上記第一の課題を達成する画像形成装置として、 光学系を収容した第一の部分と作像部及び用紙搬送部を収容した第二の部分とを含み、該第二の部分は該第一の部分の下方に位置せしめられていて、該第二の部分と該一の部分との間には前方に開放された排紙部が介在せしめられている画像形成装置において、
該光学系の前後方向中心ラインは該作像部の前後方向中心ラインよりも後方にずらして配置されると共に、該第一の部分は該第二の部分よりも後方にずらして配置されており、該排紙部に排出された用紙を上方から視認することができる、ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
更に、本発明の第二の局面によれば、上記第二の課題を達成する画像形成装置として、 光学系を収容した第一の部分と作像部及び用紙搬送部を収容した第二の部分とを含み、該第二の部分は該第一の部分の下方に位置せしめられていて、該第二の部分と該一の部分との間には前方に開放された排紙部が介在せしめられている画像形成装置において、
該第一の部分は該第二の部分よりも後方にずらして配置されており、該用紙搬送部は、用紙サイズにかかわらず用紙の前縁を所定ラインに沿う状態で搬送して該排紙部に排出し、該排紙部に排出された用紙を上方から視認することができる、ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
好ましくは、該第一の部分の前方には操作パネルが配置されており、該第一の部分の前方で且つ該操作パネルの側方に存在する空間を通して該排紙部に排出された用紙を上方から視認することができる。該排紙部は排出された用紙の搬送方向後端部に対応する部分が最も低くなるように傾斜された傾斜部を有し、排出された用紙の後端部が該排紙部の搬送方向後端部で揃えられ、該空間は用紙の搬送方向後端部の上方に位置するのが好適である。
本発明の第一の局面に従って構成された画像形成装置においては、第二の部分の前縁部に不必要な空間を存在せしめる必要がなく、そしてまた第二の部分に対して後方にずらされた第一の部分の前方に存在する空間の一部を利用して操作パネルを配置する等によって、画像形成装置の前後方向寸法の増大を可及的に低減せしめることができる。
更に、本発明の第二の局面に従って構成された画像形成装置においては、排出される用紙の前後方向寸法が比較的小さい場合でも、用紙の前縁は所定ラインに沿って排紙部に排出され、従って上方から容易に視認することができる。
以下、本発明に従って構成された画像形成装置の好適実施形態について、添付図面を参照して詳述に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略斜視図である。図1を参照して、この画像形成装置は、画像形成装置本体1の上面に、自動原稿搬送装置10(以下、単にADF10という)を装備しており、画像形成装置本体1の前方X1側上部には、各種操作キー11や表示部12を有する操作パネル13が配置されている。このように操作パネル13を画像形成装置本体1の前方X1側上部に配置することにより、画像形成装置本体1の上面をADF10を配置するために有効に利用している。また、画像形成装置本体1は、上記操作パネル13の下方に、前方X1に開放する排紙部15を有している。画像形成装置本体1の下部には、画像形成装置本体1の前方X1に引き出し可能な給紙カセット14が装着されている。
一方、本画像形成装置は、複写機能を果たす他、図示していないが、ファクシミリ機能を果たすために、送信する画像データを変調したり、受信する画像データを復調したりするためのモデムや、外部通信回線と接続するためのNCU(Network Control Unit)を装備している。画像形成装置の内部断面を示す模式的正面図である図2を参照して、本画像形成装置では、ADF10が使用される場合は、ADF10によって原稿がADF用読取領域2aに搬送される一方、固定状態とした光学系によって原稿面が照明走査され、この照明走査に基づいて画像が形成される。他方、ブックもの原稿等を原稿載置面2に載置して複写を行う場合には、原稿面が、移動する光学系によって照明走査され、この照明走査に基づいて画像が形成される。
ADF10では、原稿セット部10aに、表面を上向きにした複数枚の原稿をセットすると、これらの原稿は、原稿搬送経路10bを通して反転されつつ、原稿載置面2の端部に設定された読取り領域2aを通過した後、原稿排出台10cに1枚目から裏返し状態で順次に排出される。画像形成装置本体1の内部には、(1)原稿載置板2上に載置された原稿又はADF10によりADF用読取領域2aに搬送される原稿を照明走査し、原稿からの反射光を感光体ドラム42に導くための光学系3、(2)感光体ドラム42に形成された静電潜像を現像装置41により顕像化した後、用紙に転写する作像部4、および(3)給紙カセット61又は所要時に開放される手差し用給紙トレイ62から用紙を引き出し、作像部4を通して、画像形成装置本体1内の排紙部15に排出する用紙搬送部5等が備えられている。
光学系3は、第1の移動枠3Aに固定された反射板付きの蛍光ランプ(図示せず)によって原稿を照明し、原稿からの反射光を、第1の移動枠3Aに固定された第1ミラー33、第2の移動枠3Bに固定された第2ミラー34および第3ミラー35、レンズ36を順次に介して、ラインセンサ37に取り込み、このラインセンサ37への入力に応じたレーザ光を、レーザ光学系38によって感光体ドラム42に照射する。レーザ光学系38は、詳細には図示していないが、レーザ発振器、変調器、レンズ、回転多面鏡(ポリゴンミラー)等を含む公知のものである。
作像部4としては、感光体ドラム42の周囲に、帯電チャージャ43、現像装置41、転写ローラ44およびクリーニングローラ45を、この順に配置したものである。この作像部4は、帯電チャージャ43によって均一に帯電した感光体ドラム42の外周面に、原稿像を結像させて静電潜像を形成した後、当該静電潜像を現像装置41によってトナー像に顕像化し、転写ローラ44によってトナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーニングローラ45によって回収するようにしたものである。本作像部4は全体がユニット化されており、一体的に前方X1側へ引き出すことができるようになっている。
用紙搬送部5は、給紙カセット61から1枚ずつ用紙Pを引き出す給紙コロ51と、手差し給紙トレイ62から用紙を引き出す給紙コロ52と、各給紙コロ51,52によって搬送された用紙Pの先端を突き当てて、当該用紙Pを一時的に待機させる一対のレジストローラ53,53と、用紙Pに転写されたトナー像を定着する定着ローラ54を構成する熱ローラ54b及び圧ローラ54aと、一対の排出ローラ55,55とを、この順で備えている。これらの排出ローラ55,55は、図において左方Y1となる搬送方向Kに沿って用紙Pを排出する。
図2及び排紙部15の拡大概略斜視図である図3を参照して、排紙部15へは、左方Y1となる搬送方向Kに沿って排出される。排紙部15は、排出された用紙Pの搬送方向後端部Paに対応する部分が最も低くなるように、(図において右方Y2にいくにしたがって低くなるように)傾斜された傾斜部15cを有している。この傾斜部15cの働きで、排紙部15へ排出された用紙Pの搬送方向後端部Paが、排紙部15の搬送方向後端部15aで揃うようになっている。また、多数の用紙Pが排紙部15に排出されて積層状態となっても、これら積層状態の用紙Pの搬送方向後端部Paが、次に排出される用紙Pの排出を妨げないようになっている。
上述したように、画像形成装置本体1内には、光学系3、作像部4及び用紙搬送部5等が収容されているが、図2を参照して、光学系3を収容する第1の部分1aと、これの下方で作像部4及び用紙搬送部5を収容する第2の部分1bとは、分離構成されており、画像形成装置の組み立て時には、図5に示すように、第2の部分1bの上に第1の部分1aを載せて互いに組み合わせるようにしている。上記排紙部15は第2の部分1bの上部に設けられて、第1の部分1aとの間に介在している。
一方、図1及び図2を参照して、画像形成装置本体1の両側面には、上記排紙部15を外部に連通する採光用の窓部としての開口部17(図1では一方のみ図示)がそれぞれ形成されており、これにより、排紙部15に光を導入して、排紙部15の空間が暗くならないようにし、排紙部15に排出された用紙Pを視認し易くしている。
また、各開口部17は、第1及び第2の部分1a,1bの各側面の合わせ目部分に設けられている。各開口部17は、画像形成装置の組み立て時に、図5に示すように、第1の部分1aの各側面の略中央位置の下縁を支えた手を導入できる大きさ、位置に設定されている。これにより、画像形成装置本体1の組み立て時に、第1の部分1aと第2の部分1bとの間で手を挟んだりすることを防止し、また、両部分1a,1bを位置精度良く組み合わせられるようになっている。なお、開口部17は、本実施形態では、第2の部分1bに配置されているが、第1の部分1aに配置されるものであっても良いし、また、両部分1a,1bに跨がって配置されるものであっても良い。
また、第2の部分1bの右側上面を排紙部15に連続して区画する部分19に、画像形成装置本体1の右側面1cの開口部17に臨む主通風口18が複数設けられている。他方、第2の部分1bの前面1dの上部には、上記複数の主通風口18全体の開口面積よりも格段に狭い開口面積を持つ副通風口20が形成されている。これら通風口20,18を通して、定着ローラ54に冷却風が供給されるようになっている。
画像形成装置本体1の一部破断右側面図である図4(図4では、画像形成装置本体1の右側面の表面カバーを取り去り、板状フレームが露出した状態を示している)を参照して、定着ローラ54は画像形成装置の前後方向X1,X2に沿って配置されており、上記主通風口18に近接している。この定着ローラ54の軸方向後端部に近接して、送風用のファン21が配置されており、このファン21は、上記の通風口20,18から空気を吸い込んで定着ローラ54の軸方向後方(即ち後方X2)に向かって風を送る。上記通風口20,18以外からは、定着ローラ54側へ空気が殆ど流れ込まないように定着ローラ54の周囲が区画されており、また、副通風口20から導入される空気量は、主通風路20全体から導入される空気量よりも格段に小さく設定されている。一方、上記の主通風口18は、定着ローラ54の送風方向下流側部分に主に対応しており、この送風方向下流側部分を主に冷却するようになっている。これにより、定着ローラ54の軸方向に関する温度分布を均一にするようにしている。なお、後面フレーム1eがファン21により排気される空気流を遮断することがないように、後面フレーム1eの下端の高さが設定されている。
図4に示すように、第1の部分1aは第2の部分1bよりも後方X2へ所定量ずらした状態に配置されている(図において、C1は光学系3の前後方向の中央部を示す前後方向中心ラインであり、C2は作像部の前後方向の中央部を示す前後方向中心ラインである)。これにより、第1の部分1aの前方X1側に空き空間が形成されるが、この空き空間の一部を占拠するように上記操作パネル13が配置されており(図1参照)、残りの空き空間によって、操作パネル13の右方Y2に側方空間16が構成され、この側方空間16を通して、図4に示すように、操作者は、排紙部15に排出された用紙Pの有無を、上方から目視で確認できるようになっている。この側方空間16は、図1に示すように、排出された用紙Pの搬送方向後端部Paの上方に位置しているので、用紙サイズにかかわらず、排紙部15に用紙Pがあるか否かを容易に視認することができる。
また、図4及び第1の部分1aの後面フレ―ムを示す図5を参照して、第1の部分1aの後面フレ―ム1eには、第1の部分1aに収容されている光学系3を駆動するための駆動部材22が支持されている。この駆動部材22は、モータ23と、このモータ23の回転軸に固定された駆動プーリ24と、この駆動プーリ24によってベルト25を介して駆動される従動プーリ26と、この従動プーリ26と一体回転する第1ギア27と、この第1ギア27と噛み合う第2ギア28とを備えている。この駆動部材22に含まれる部材23〜27のうち、モータ23及び駆動プーリ24は、第2の部分1bの後方X2に配置されている。特に、モータ23は、第1の部分1aを後方へずらすことにより第2の部分1bの後方にできた空き空間に配置されている。仮に、モ―タ23を第1の部分1aの後面に配置したままで、第1の部分1aを単に後方へずらすだけでは、画像形成装置全体が占める平面スペースが広くなってしまうが、本実施形態では、モータ23を第2の部分1bの後方に配置してあるので、画像形成装置が占める平面スペースを増大させることがない。
上記モータ23は、後面フレーム1eの内側面に取り付けられているので、後面フレーム1eの外側面に取り付けられている従来の場合と比較して、画像形成装置本体1の後カバーから距離を離して(即ち、画像形成装置本体1のより内奥側に)配置され、且つ後面フレーム1eによって遮蔽された状態で配置されていることになる。その結果、装置稼働時のモータ音が装置外へ漏れ難くすることができるので、騒音の低減が見込まれる。
また、図3に示すように、排紙部15に排出される用紙Pの取り出し側となる前縁Pbが、排紙部15の前縁Pbから所定距離d(例えば20mm)だけ離れたラインLに沿う状態で、用紙Pが排出されるように、用紙搬送経路が設定されている。即ち、用紙搬送経路が、いわゆる機械前側基準となっている。このように前側基準であるので、用紙サイズにかかわらず、排紙部15に排出された用紙Pの前縁Pbは、排紙部15の前縁15bから一定の近接距離(例えば20mm)にあることになり、その結果、用紙サイズにかかわらず用紙Pを排紙部15から前方へ取り出し易くなっている。
本実施形態によれば、画像形成装置本体1の第1の部分1aを後方X2へずらしてあるので、この第1の部分1aの下方にある排紙部15に排出された用紙Pを、操作者が上方から容易に視認することができる結果、用紙Pを取り忘れたりすることがない。また、装置の前側基準による用紙搬送なので、排紙部15に排出された用紙Pの前縁Pbが、用紙サイズにかかわらず、排紙部15の前縁15b近くに位置することになる結果、用紙Pを排紙部15から前方へ取り出し易い。
また、第1の部分1aを後方へずらすことによって、第2の部分1bの後方に空き空間ができるが、この空き空間に、通常は第1の部分1aの後部に配置される、光学系3用の駆動用のモータ23を配置し、これにより、スペースの有効利用を図った。即ち、本実施形態では、排紙部15へ排出された用紙Pの視認性を確保しつつ、画像形成装置の省スペースを図ることができる。
また、後方へずらされた第1の部分1aの前方X1にできる空き空間の一部を、排紙部15の用紙Pを視認するための空間(側方空間16)とし、残りの空間を、本実施形態のような操作パネル13やその他の必要な部材を配置する空間として利用できるので、この点からもスペースの有効利用が図れる。なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更を施すことができる。
本発明の一実施形態の画像形成装置を示す概略斜視図である。 画像形成装置の内部構成を示す模式的正面図である。 排紙部の拡大概略斜視図である。 画像形成装置本体の一部破断概略右側面図である。 画像形成装置本体を組み立てる際の一工程を示す概略側面図である。 第1の部分の後面フレームの概略図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体
1a 第一の部分
1b 第二の部分
2 原稿載置面
3 光学系
4 作像部
5 用紙搬送部
10 ADF
13 操作パネル
15 排紙部
15a 前縁
16 側方空間
22 駆動部材
23 モータ
C1 光学系の前後方向中心ライン
C2 作像部及び用紙搬送部の前後方向中心ライン
X1 前方
X2 後方
Y1 左方
Y2 右方
P 用紙
Pa 搬送方向後端部
Pb 前縁
K 搬送方向
L ライン

Claims (5)

  1. 光学系を収容した第一の部分と作像部及び用紙搬送部を収容した第二の部分とを含み、該第二の部分は該第一の部分の下方に位置せしめられていて、該第二の部分と該一の部分との間には前方に開放された排紙部が介在せしめられている画像形成装置において、
    該光学系の前後方向中心ラインは該作像部の前後方向中心ラインよりも後方にずらして配置されると共に、該第一の部分は該第二の部分よりも後方にずらして配置されており、該排紙部に排出された用紙を上方から視認することができる、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 該用紙搬送部は、用紙サイズにかかわらず用紙の前縁を所定ラインに沿う状態で搬送して該排紙部に排出する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 光学系を収容した第一の部分と作像部及び用紙搬送部を収容した第二の部分とを含み、該第二の部分は該第一の部分の下方に位置せしめられていて、該第二の部分と該一の部分との間には前方に開放された排紙部が介在せしめられている画像形成装置において、
    該第一の部分は該第二の部分よりも後方にずらして配置されており、該用紙搬送部は、用紙サイズにかかわらず用紙の前縁を所定ラインに沿う状態で搬送して該排紙部に排出し、該排紙部に排出された用紙を上方から視認することができる、ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 該第一の部分の前方には操作パネルが配置されており、該第一の部分の前方で且つ該操作パネルの側方に存在する空間を通して該排紙部に排出された用紙を上方から視認することができる、請求項1から3までのいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 該排紙部は排出された用紙の搬送方向後端部に対応する部分が最も低くなるように傾斜された傾斜部を有し、排出された用紙の後端部が該排紙部の搬送方向後端部で揃えられ、該空間は用紙の搬送方向後端部の上方に位置する、請求項4記載の画像形成装置。
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