JP2004332813A - ねじ - Google Patents
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Abstract
【課題】ねじ止めした部材を短時間で分解処理することができるねじを提供する。
【解決手段】ドライバの係合凹部を設けた第1の頭部52を有するねじ本体5と、工具係合用の多角形状の外周壁面53aを有し第1の頭部52の周囲を軸線方向に設けた環状の溝56を介して囲む第2の頭部53と、第1の頭部52と第2の頭部53との間に最小切断面を構成するように寸法づけられた連結部57とを設け、第2の頭部53を所定の締め付けトルク以上で締め付けたとき、連結部57が破断して第2の頭部53がねじ本体5から分離するように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】ドライバの係合凹部を設けた第1の頭部52を有するねじ本体5と、工具係合用の多角形状の外周壁面53aを有し第1の頭部52の周囲を軸線方向に設けた環状の溝56を介して囲む第2の頭部53と、第1の頭部52と第2の頭部53との間に最小切断面を構成するように寸法づけられた連結部57とを設け、第2の頭部53を所定の締め付けトルク以上で締め付けたとき、連結部57が破断して第2の頭部53がねじ本体5から分離するように構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ねじ止めされた部材を分別廃棄やリサイクルを行なう際の分解性を考慮したねじに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ねじを用いた部材の取り付け、あるいは取り外し方法としては、図7に示すように、ドライバ1の先端をねじ2の頭部21に設けた十字穴22へ係合し、時計方向aに回転させて部材3を頭部21と部材4の間に締め付け、図8に示すように、部材3を部材4へ取り付けていた。また、部材3を部材4から取り外す場合は、ドライバ1でねじ2を半時計方向bに回転させて、締め付けを緩め、部材4から部材3を取り外していた。この部材3には、ねじ2のねじ部23の直径よりも大きく、かつねじ2の頭部22の直径よりも小さい径の取付穴31を設けている。一方、部材4には、ねじ部23がねじ込まれるねじ穴41が設けられていた。
【0003】
また、従来、この種のねじには、二重の頭部を有し、所定以上のトルクが加えられると、二重の頭部の係合が破壊され、一方の頭部が離脱してねじの締め付けトルクを一定化するように構成しているものもある。(例えば、特許文献1)
【0004】
【特許文献1】
特開平7−103220号公報(第2−3頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図7および図8に示す従来の部材の取り付け方法にあっては、取り付けた部材の分解時に、ドライバ1を用いてねじ2を半時計方向bに回し、ねじ2の締め付けを緩めて部材3の取り外しを行なっているため、ねじ2の長さが長いものは、ねじ2の取り外し(ねじ2を完全に部材4のねじ穴41から抜き取る)に時間がかかり、分解性が著しく悪いという問題点があった。
【0006】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、分別廃棄やリサイクルなどで部材を分解処理する際、その分解に要する時間を短縮することができる分解性を考慮したねじを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のねじにおいては、ドライバの係合凹部を形成した第1の頭部を有するねじ本体と、工具係合用の多角形状の外周壁面を有し第1の頭部の周囲を軸線方向に設けた環状の溝を介して囲む第2の頭部と、第1の頭部と第2の頭部との間に最小切断面を構成するように寸法づけられた連結部とを設け、第2の頭部を所定の締め付けトルク以上で締め付けたとき、連結部が破断して第2の頭部がねじ本体から分離するように構成したものである。
【0008】
また、第1および第2の頭部の首下に第1の頭部の直径よりも僅かに大きい径の段差部を形成し、締結固定する部材に設けた取付穴へ段差部を嵌合させて連結部が破断して第2の頭部がねじ本体から分離したときに部材が確実に外れるように構成することがより効果的である。
【0009】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図1において、5はねじ本体であって、ドライバ1の先端を係合させる十字穴51を形成した第1の頭部52と、六角形の外周壁面53aを有する第2の頭部53と、この第1の頭部52と第2の頭部53の首下に設けた杆部54の外周に形成したねじ部55とを設けている。
【0010】
また、このねじ本体5には、第1の頭部52の外周壁面52aと第2の頭部53の内周壁面53b間に軸線方向の環状の溝56を形成している。したがって、第1の頭部52は、この軸線方向に形成した環状の溝56内に収容され、かつ第1の頭部52から半径方向に離れた第2の頭部53の内周壁面53bによって周囲を囲まれた状態にある。
【0011】
さらに、第1の頭部52と第2の頭部53の首下側は、連結部57によって連結されている。この連結部57は、最小切断面を構成し、その寸法、厚さおよび材料の固有の強さは、第2の頭部53がねじ本体5から分離するのに必要なトルクを考慮して定めている。
【0012】
また、連結部57は、図1(c)に示すように、ねじ55の直径cより大きい直径dからなる段差部58(直径d、高さe)を設けている。この段差部58は、第1の頭部52の外周壁面52aを構成する直径よりも僅かに大きい径で構成している。
【0013】
この段差部58は、図2に示すように、ねじ本体5を用いて部材4へ部材3を取り付けたときに、図3に示すように、この段差部58が部材3の取付穴31へ嵌合するように構成している。この段差部58が取付穴31へ嵌合することにより、第2の頭部53に規定以上のトルクを加え、段差部58の上部と外周壁面52aの下端間に設けた肉厚の最も薄い連結部57が破断したとき、段差部58が破断面より僅かに外側に位置しているため、その断面が取付穴31の内周壁面等に引っかかり、部材3が外れなくなるのを防ぐように構成している。
【0014】
上記のように構成したねじ本体5を用いて部材4へ部材3を取り付ける場合は、図2に示すように、ねじ本体5のねじ部55を部材3の取付穴31へ挿入した後、部材4に設けたねじ穴41とねじ部55の先端とを合致させる。次に、ドライバ1の先端を第1の頭部52の十字穴51へ係合させた後、時計方向aへ回転させて締め付け、図3に示すように、取り付ける。このとき、段差部58は、部材3の取付穴31へ嵌合している。一方、部材3を部材4から取り外す場合は、ドライバ1を半時計方向bに回転させてねじ本体5を緩めて部材3を取り外す。
【0015】
次に、図3に示すように、部材4へ取り付けた部材3を分別廃棄やリサイクルで分解処理を行なう場合は、図4に示すように、スパナ6などの工具を用いて、六角形の外周壁面53aを有する第2の頭部53へ係合し、半時計方向b(ねじ本体5をさらに締め付ける方向)に規定トルク以上で回転させる。すると、図5に示すように、最小切断面を構成する連結部57が破断し、第2の頭部53が破壊されてねじ本体5から分離する。このように、第2の頭部53が分離することにより、部材3を直ちに取り外すことが可能となる。
【0016】
このように、スパナ6などの工具を用いて第2の頭部53を破壊して分解した方が、図2に示すドライバ1を用いて部材4から部材3を取り外す方法よりも著しく時間を短縮することができる。その差は、ねじ部55の長さが長いほど顕著に現れ、その効果も大きくなる。
【0017】
また、図5に示すように、第2の頭部53を破壊し、部材4から部材3を取り外す場合、段差部58の上部と第1の頭部52の外周壁面52aの下端部との間に形成した肉厚の最も薄い連結部57において破断が生じるが、図5からも明らかなように、部材3を取り外す際、取付穴31の内周壁面は、その破断面よりも僅かに外側に位置するように設けられた段差部58によって、破断面のバリ等が取付穴31の内周壁面等に引っかかり部材3が外れなくなるような不具合の発生を未然に防ぐことができ、部材3を確実に取り外すことができる。
【0018】
図6は、他の実施例を示すもので、図6(a)、(b)は、ねじ本体5の第1の頭部52にトルクスドライバ用の係合穴8を設けたものである。また、図6(c)、(d)は、ねじ本体5の第1の頭部52に六角穴9を設けたものである。この実施例は、いずれも図1に示す十字穴51を設けた場合と同様な効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、分別廃棄やリサイクルなどで部材の分解処理を行なう時間を著しく短縮することができる。また、第1の頭部に設けたドライバの係合凹部を使ってねじを締め付け、あるいは緩める作業を行なえば、ねじを破壊することがないので、従来のねじと同様に繰り返して使用することができる。さらに、ねじの首下に段差部を設けることにより、第2の頭部の連結部が破断したときに、その破断面や破断により生じるバリ等の影響を受けることなく、部材を確実に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るねじの実施例を示す図である。
【図2】本発明に係るねじを用いた取り付け状態の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るねじを用いた取り付け状態の一例を示す断面図である。
【図4】本発明に係るねじを取り外す場合の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明に係るねじの第2に頭部を破壊し、部材を取り外した状態の一例を示す断面図である。
【図6】本発明に係るねじの他の実施例を示す図である。
【図7】従来のねじを用いた取り付け状態を示す斜視図である。
【図8】従来のねじを用いた取り付け状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ドライバ
2 ねじ
21 頭部
22 十字穴
23 ねじ部
3 部材
31 取付穴
4 部材
41 ねじ穴
5 ねじ本体
51 十字穴
52 第1の頭部
52a 外周壁面
53 第2の頭部
53a 外周壁面
53b 内周壁面
54 杆部
55 ねじ部
56 環状の溝
57 連結部
58 段差部
6 スパナ
【発明の属する技術分野】
本発明は、ねじ止めされた部材を分別廃棄やリサイクルを行なう際の分解性を考慮したねじに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ねじを用いた部材の取り付け、あるいは取り外し方法としては、図7に示すように、ドライバ1の先端をねじ2の頭部21に設けた十字穴22へ係合し、時計方向aに回転させて部材3を頭部21と部材4の間に締め付け、図8に示すように、部材3を部材4へ取り付けていた。また、部材3を部材4から取り外す場合は、ドライバ1でねじ2を半時計方向bに回転させて、締め付けを緩め、部材4から部材3を取り外していた。この部材3には、ねじ2のねじ部23の直径よりも大きく、かつねじ2の頭部22の直径よりも小さい径の取付穴31を設けている。一方、部材4には、ねじ部23がねじ込まれるねじ穴41が設けられていた。
【0003】
また、従来、この種のねじには、二重の頭部を有し、所定以上のトルクが加えられると、二重の頭部の係合が破壊され、一方の頭部が離脱してねじの締め付けトルクを一定化するように構成しているものもある。(例えば、特許文献1)
【0004】
【特許文献1】
特開平7−103220号公報(第2−3頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図7および図8に示す従来の部材の取り付け方法にあっては、取り付けた部材の分解時に、ドライバ1を用いてねじ2を半時計方向bに回し、ねじ2の締め付けを緩めて部材3の取り外しを行なっているため、ねじ2の長さが長いものは、ねじ2の取り外し(ねじ2を完全に部材4のねじ穴41から抜き取る)に時間がかかり、分解性が著しく悪いという問題点があった。
【0006】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、分別廃棄やリサイクルなどで部材を分解処理する際、その分解に要する時間を短縮することができる分解性を考慮したねじを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のねじにおいては、ドライバの係合凹部を形成した第1の頭部を有するねじ本体と、工具係合用の多角形状の外周壁面を有し第1の頭部の周囲を軸線方向に設けた環状の溝を介して囲む第2の頭部と、第1の頭部と第2の頭部との間に最小切断面を構成するように寸法づけられた連結部とを設け、第2の頭部を所定の締め付けトルク以上で締め付けたとき、連結部が破断して第2の頭部がねじ本体から分離するように構成したものである。
【0008】
また、第1および第2の頭部の首下に第1の頭部の直径よりも僅かに大きい径の段差部を形成し、締結固定する部材に設けた取付穴へ段差部を嵌合させて連結部が破断して第2の頭部がねじ本体から分離したときに部材が確実に外れるように構成することがより効果的である。
【0009】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図1において、5はねじ本体であって、ドライバ1の先端を係合させる十字穴51を形成した第1の頭部52と、六角形の外周壁面53aを有する第2の頭部53と、この第1の頭部52と第2の頭部53の首下に設けた杆部54の外周に形成したねじ部55とを設けている。
【0010】
また、このねじ本体5には、第1の頭部52の外周壁面52aと第2の頭部53の内周壁面53b間に軸線方向の環状の溝56を形成している。したがって、第1の頭部52は、この軸線方向に形成した環状の溝56内に収容され、かつ第1の頭部52から半径方向に離れた第2の頭部53の内周壁面53bによって周囲を囲まれた状態にある。
【0011】
さらに、第1の頭部52と第2の頭部53の首下側は、連結部57によって連結されている。この連結部57は、最小切断面を構成し、その寸法、厚さおよび材料の固有の強さは、第2の頭部53がねじ本体5から分離するのに必要なトルクを考慮して定めている。
【0012】
また、連結部57は、図1(c)に示すように、ねじ55の直径cより大きい直径dからなる段差部58(直径d、高さe)を設けている。この段差部58は、第1の頭部52の外周壁面52aを構成する直径よりも僅かに大きい径で構成している。
【0013】
この段差部58は、図2に示すように、ねじ本体5を用いて部材4へ部材3を取り付けたときに、図3に示すように、この段差部58が部材3の取付穴31へ嵌合するように構成している。この段差部58が取付穴31へ嵌合することにより、第2の頭部53に規定以上のトルクを加え、段差部58の上部と外周壁面52aの下端間に設けた肉厚の最も薄い連結部57が破断したとき、段差部58が破断面より僅かに外側に位置しているため、その断面が取付穴31の内周壁面等に引っかかり、部材3が外れなくなるのを防ぐように構成している。
【0014】
上記のように構成したねじ本体5を用いて部材4へ部材3を取り付ける場合は、図2に示すように、ねじ本体5のねじ部55を部材3の取付穴31へ挿入した後、部材4に設けたねじ穴41とねじ部55の先端とを合致させる。次に、ドライバ1の先端を第1の頭部52の十字穴51へ係合させた後、時計方向aへ回転させて締め付け、図3に示すように、取り付ける。このとき、段差部58は、部材3の取付穴31へ嵌合している。一方、部材3を部材4から取り外す場合は、ドライバ1を半時計方向bに回転させてねじ本体5を緩めて部材3を取り外す。
【0015】
次に、図3に示すように、部材4へ取り付けた部材3を分別廃棄やリサイクルで分解処理を行なう場合は、図4に示すように、スパナ6などの工具を用いて、六角形の外周壁面53aを有する第2の頭部53へ係合し、半時計方向b(ねじ本体5をさらに締め付ける方向)に規定トルク以上で回転させる。すると、図5に示すように、最小切断面を構成する連結部57が破断し、第2の頭部53が破壊されてねじ本体5から分離する。このように、第2の頭部53が分離することにより、部材3を直ちに取り外すことが可能となる。
【0016】
このように、スパナ6などの工具を用いて第2の頭部53を破壊して分解した方が、図2に示すドライバ1を用いて部材4から部材3を取り外す方法よりも著しく時間を短縮することができる。その差は、ねじ部55の長さが長いほど顕著に現れ、その効果も大きくなる。
【0017】
また、図5に示すように、第2の頭部53を破壊し、部材4から部材3を取り外す場合、段差部58の上部と第1の頭部52の外周壁面52aの下端部との間に形成した肉厚の最も薄い連結部57において破断が生じるが、図5からも明らかなように、部材3を取り外す際、取付穴31の内周壁面は、その破断面よりも僅かに外側に位置するように設けられた段差部58によって、破断面のバリ等が取付穴31の内周壁面等に引っかかり部材3が外れなくなるような不具合の発生を未然に防ぐことができ、部材3を確実に取り外すことができる。
【0018】
図6は、他の実施例を示すもので、図6(a)、(b)は、ねじ本体5の第1の頭部52にトルクスドライバ用の係合穴8を設けたものである。また、図6(c)、(d)は、ねじ本体5の第1の頭部52に六角穴9を設けたものである。この実施例は、いずれも図1に示す十字穴51を設けた場合と同様な効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、分別廃棄やリサイクルなどで部材の分解処理を行なう時間を著しく短縮することができる。また、第1の頭部に設けたドライバの係合凹部を使ってねじを締め付け、あるいは緩める作業を行なえば、ねじを破壊することがないので、従来のねじと同様に繰り返して使用することができる。さらに、ねじの首下に段差部を設けることにより、第2の頭部の連結部が破断したときに、その破断面や破断により生じるバリ等の影響を受けることなく、部材を確実に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るねじの実施例を示す図である。
【図2】本発明に係るねじを用いた取り付け状態の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るねじを用いた取り付け状態の一例を示す断面図である。
【図4】本発明に係るねじを取り外す場合の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明に係るねじの第2に頭部を破壊し、部材を取り外した状態の一例を示す断面図である。
【図6】本発明に係るねじの他の実施例を示す図である。
【図7】従来のねじを用いた取り付け状態を示す斜視図である。
【図8】従来のねじを用いた取り付け状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ドライバ
2 ねじ
21 頭部
22 十字穴
23 ねじ部
3 部材
31 取付穴
4 部材
41 ねじ穴
5 ねじ本体
51 十字穴
52 第1の頭部
52a 外周壁面
53 第2の頭部
53a 外周壁面
53b 内周壁面
54 杆部
55 ねじ部
56 環状の溝
57 連結部
58 段差部
6 スパナ
Claims (2)
- ドライバの係合凹部を形成した第1の頭部を有するねじ本体と、
工具係合用の多角形状の外周壁面を有し、前記第1の頭部の周囲を軸線方向に設けた環状の溝を介して囲む第2の頭部と、
前記第1の頭部と前記第2の頭部との間に最小切断面を構成するように寸法づけられた連結部とを設け、
前記第2の頭部を所定の締め付けトルク以上で締め付けたとき、前記連結部が破断して前記第2の頭部がねじ本体から分離するように構成したことを特徴とするねじ。 - 前記第1および第2の頭部の首下に前記第1の頭部の直径よりも僅かに大きい径の段差部を形成し、締結固定する部材に設けた取付穴へ前記段差部を嵌合させて前記連結部が破断して前記第2の頭部がねじ本体から分離したときに部材が確実に外れるように構成したことを特徴とする請求項1記載のねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003128786A JP2004332813A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | ねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003128786A JP2004332813A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | ねじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004332813A true JP2004332813A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33504806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003128786A Pending JP2004332813A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | ねじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004332813A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009270627A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Ntn Corp | 車輪用軸受装置 |
JP2015105755A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 台湾固而美工業股▲ふん▼有限公司 | 車輪用締結具 |
-
2003
- 2003-05-07 JP JP2003128786A patent/JP2004332813A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009270627A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Ntn Corp | 車輪用軸受装置 |
JP2015105755A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 台湾固而美工業股▲ふん▼有限公司 | 車輪用締結具 |
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