JP2004326672A - 帳票画像処理方法 - Google Patents

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Kunio Fujisaki
邦夫 藤崎
Haruhisa Koseki
晴久 小関
Yoshihiro Tsukasaki
美浩 塚崎
Takeshi Ida
武 井田
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Hitachi Ltd
Hitachi Postal Technology Co Ltd
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Abstract

【課題】帳票搬送式のイメージスキャナにおいては、帳票搬送速度誤差要因と、帳票の耳付きや端欠け要因により、帳票画像にずれが生じるケースが考えられ、画像ずれ要因を判別することにより、帳票端基準からの処理対象座標の最適な補正を行うことを目的とする。
【解決手段】本発明では、帳票画像上の左右から2点の特徴部位座標を検出して、帳票端基準からの距離をあらかじめ定義した特長部位座標と比較演算することにより、画像ずれの要因が耳付きや端欠け、あるいは帳票搬送速度誤差のどちらであるかを判別でき、また画像ずれ要因に応じた帳票端基準からの適切な座標補正値の算出を行う。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イメージスキャナにて取込んだ帳票画像に対し、帳票種類を識別して、あらかじめ処理対象座標を定義された帳票認識処理、帳票印刷処理、帳票切断処理を行う際の処理対象座標の補正に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の帳票画像処理方式では特開2002−24838号公報(特許文献1)にて、特定した基準画像の基準位置に対する位置ずれを算出して、位置ずれを補正する画像処理方法が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−24838号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
社会には様々な種類の帳票が流通している。同一種類の帳票であっても、帳票に耳が付いていたり、あるいは帳票から耳を切離す際に誤って帳票端を余分に切除してしまったりしているケースもあり、実際に帳票受付け窓口に持ち込まれる帳票は、極めて多様性に富んでいる。
【0005】
これらの帳票を取扱う受付け窓口の省力化・無人化のため、帳票をイメージスキャナで読取り、帳票画像から帳票記載内容を自動認識させたり、必要に応じて帳票に印刷処理や切断処理を行ったりする帳票取引装置が考案されているが、あらかじめ定義した帳票処理座標に対して、実際には読取った帳票画像には何らかの画像ずれが発生しうるため、いかにこの画像ずれを適切に補正して帳票処理精度を高めるかが、帳票画像処理における課題となっている。
【0006】
帳票の画像処理を行うには、まずイメージスキャナから帳票画像を取得するが、帳票搬送式のイメージスキャナにおいては、帳票搬送速度誤差要因と、帳票の耳付きや端欠け要因により、帳票画像にずれが生じるケースが考えられる。帳票搬送速度誤差要因による画像ずれは、帳票搬送方向に一定の比率で画像の伸縮が発生する。帳票の耳付きや端欠け要因による画像ずれは、耳付きや端欠けの長さ分だけ帳票画像全体に一様な位置ずれが発生する。
【0007】
帳票搬送式の帳票入出力部において、帳票端を基準にして帳票上の処理対象座標を決定する方式を採用する場合、高精度に座標補正を行う為には、画像ずれが発生した要因に応じて座標補正量を正確に算出する必要がある。本発明は、画像ずれの要因が耳付きや端欠け、あるいは帳票搬送速度誤差のどちらであるかを判別して、帳票上の処理対象に対して最適な座標補正を行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、帳票画像上の左右から2点の特徴部位座標を検出して、帳票端基準からの距離をあらかじめ定義した特徴部位座標と比較演算することにより、画像ずれの要因が耳付きや端欠け、あるいは帳票搬送速度誤差のどちらであるかを判別でき、また画像ずれ要因に応じた帳票端基準からの適切な座標補正値の算出を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は、帳票取引装置のー例である金融自動機(ATM:AutomatedTeller Machine)100内のシステム構成を示す。顧客操作受付部110は、利用者に対して操作情報を表示したり、利用者からの操作を受付けたりする処理部である。また、この顧客操作受付部110は、現金の入出力を行う現金処理機能、銀行カードや預金通帳を処理する機能を持つ。帳票入出力部120は、振込帳票、税金納付帳票などの帳票入力を受付け、帳票の領収印欄に出納印を印刷し、領収書部分を切断して利用者に返却する装置である。
【0010】
この帳票入出力部120は、帳票搬送部121、イメージスキャナ部122、帳票認識部123、帳票印刷部124、帳票切断部125を備えている。帳票搬送部121は、利用者から入力された帳票をイメージスキャナ部122、帳票印刷部124、帳票切断部125のあらかじめ決められた位置へ搬送する。また、帳票切断部125にて切り取った帳票の領収書部分を、返却のため利用者側に搬送し、帳票の返却しない部分を回収箱に搬送する。
【0011】
イメージスキャナ部122は、入力された帳票をイメージ情報化し、帳票画像として取込む機能を持つ。帳票認識部123は、取込まれた帳票画像を認識し、帳票の種類、帳票の印刷構成、帳票記載事項の情報を特定して認識する。帳票印刷部124は、認識した帳票の領収印欄に出納印を印刷する。また、認識した帳票上のあらかじめ決められた位置に取引金額や受付番号などの取引情報を印刷する。
【0012】
帳票切断部125は、認識した帳票の領収書部分を切断する装置である。明細票出力部130は、このATMを操作する利用者の取引記録となる明細票を出力する。通信制御部150は、通信ネットワーク170との間でデータの送受信を行う。取引制御部140は、顧客操作受付部110、帳票入出力部120、明細票出力部130、通信制御部150を制御するソフトウェアである。取引制御部140は、あらかじめ登録された帳票定義情報160に格納された種々の帳票定義情報を参照し、これらの各処理部を制御する。
【0013】
図2は、帳票取引装置110における帳票画像処理を示すフローチャートを示す。ステップ201では、イメージスキャナ部122で取込んだ帳票画像を帳票認識部123に転送する。ステップ202では、ステップ201において転送された帳票画像を帳票定義情報160を用いて入力帳票の帳票種類を識別する。ステップ203では、ステップ202において識別された帳票画像から特徴部位座標を抽出する。ステップ204では、ステップ203で抽出された特徴部位座標と、帳票定義情報160に格納されている特徴部位座標から、帳票画像上の特徴部位座標と帳票幅のずれ量を算出する。ステップ205では、ステップ204で算出された各ずれ量から、ずれが生じた要因を判別する。
【0014】
ステップ206では、ステップ205で判別されたずれ要因に応じて、ステップ201で取込んだ帳票画像上の各処理対象座標の補正値を算出する。ステップ207では、ステップ206にて算出した補正値を用いて処理対象座標を補正し、帳票記載内容の認識処理を行う。ステップ208では、ステップ206にて算出した処理対象座標補正値を帳票搬送部121に伝送する。ステップ209では、ステップ208により伝送された処理対象座標補正値を用いて、帳票への印刷処理と、帳票切断処理を行う。
【0015】
次に、帳票画像ずれ要因を判別する具体的方法について説明する。
図3は、2点の特徴部位座標をあらかじめ定義した帳票301の一例である。帳票左端付近の特徴部位303の例として帳票左端付近の出納印欄の座標(x1,y1)と、帳票右端付近の特徴部位304の例として帳票右端付近の出納印欄の座標(x2,y2)を定義しておく。またこの他に、帳票幅405の値Wを定義しておく。
【0016】
図4は、帳票左端部の耳406、もしくは帳票右端部の耳407の耳付き要因により、ずれが生じた帳票画像401の一例である。帳票画像原点402を原点とする帳票左端付近の特徴部位403の位置座標(x1’,y1’)、帳票右端付近の特徴部位404の位置座標(x2’,y2’)、帳票幅405の値W’と、あらかじめ定義してある帳票301の特徴部位303の位置座標(x1,y1)、特徴部位304の位置座標(x2,y2)、帳票幅305の値Wとの差をとることにより、帳票画像の位置ずれ量を算出する。
【0017】
帳票左端に対する特徴部位403の位置ずれ量408と、帳票左端に対する特徴部位404の位置ずれ量409が等しい場合は、帳票左端部の耳406により長さM1の位置ずれが発生したと判別する。帳票右端に対する特徴部位403の位置ずれ量410と、帳票右端に対する特徴部位404の位置ずれ量411が等しい場合は、帳票右端部の耳407により長さM2の位置ずれが発生したと判別する。帳票の端欠け要因により帳票画像にずれが生じた場合は、位置ずれ量M1またはM2の値が負(マイナス値)になることにより、判別する。
【0018】
図5は、帳票搬送速度誤差要因により画像伸長が発生し、画像ずれが生じた帳票画像501の一例である。帳票画像原点501を原点とする帳票左端付近の特徴部位503の位置座標(x1’’,y1’’)、帳票右端付近の特徴部位504の位置座標(x2’’,y2’’)、帳票幅505の値W’’と、あらかじめ定義した帳票301の特徴部位303の位置座標(x1,y1)、特徴部位304の位置座標(x2,y2)、帳票幅305の値Wの差をとることにより、位置ずれ量を算出する。
【0019】
帳票搬送速度誤差要因による位置ずれでは、搬送速度誤差量に比例して帳票画像全体に対し画像伸長が起きるため、帳票左端に対する特徴部位503の位置ずれ量506、帳票左端に対する特徴部位504の位置ずれ量507、帳票左端に対する帳票幅ずれ量508の順に、ずれ量の値が大きくなる関係式509が当てはまることにより判別する。
【0020】
画像伸長時とは逆に、帳票搬送速度誤差要因により画像収縮が発生した場合は、帳票左端に対する特徴部位503の位置ずれ量506、帳票左端に対する特徴部位504の位置ずれ量507、帳票左端に対する帳票幅ずれ量508の順にずれ量が小さくなる関係式510が当てはまることにより判別する。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、イメージスキャナによる帳票画像の取得時に生じる帳票画像のずれに対し、ずれの発生要因に応じた適切なずれ補正を行うことにより、帳票に対して高精度に認識処理、印刷処理、切断処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例となる帳票入出力部を備える、帳票取引装置の構成図である。
【図2】図1の帳票取引装置における帳票画像処理を示すフローチャートである。
【図3】帳票の左端部付近と右端部付近から、2点の特徴部位座標を定義する帳票の一例である。
【図4】帳票端部の耳付き要因により、画像ずれが生じた帳票画像の一例である。
【図5】帳票搬送速度誤差要因により、画像ずれが生じた帳票画像の一例である。
【符号の説明】
110:顧客操作受付部、120:帳票入出力部、130:明細票出力部、140:取引制御部、150:通信制御部、160:帳票定義情報記憶部。

Claims (6)

  1. 帳票をイメージスキャナで読取り、帳票画像から帳票記載内容の認識処理、帳票への印刷処理、帳票の切断処理を行う帳票入出力部を備える帳票取引装置において、帳票の左端部付近と右端部付近から2点の特徴部位座標をあらかじめ定義し、イメージスキャナから読取った帳票画像に対し、前記2点の特徴部位座標により処理対象座標の補正を行うことを特徴とする帳票画像処理方法。
  2. イメージスキャナから得られた帳票画像上の2点の特徴部位座標と、あらかじめ定義されている2点の特徴部位座標とのずれ要因が、帳票の耳付きや端欠けによるものか、あるいは帳票搬送速度の誤差によるものかを判別し、帳票画像のずれ要因に応じた処理対象座標補正を行うことを特徴とする請求項1記載の帳票画像処理方法。
  3. 帳票画像のずれ要因に応じた座標補正値を帳票搬送部に伝送し、この座標補正値で補正されたあらかじめ定義された帳票上の位置に印刷することを特徴とする請求項2記載の帳票画像処理方法。
  4. 前記帳票画像のずれ要因に応じた座標補正値を帳票搬送部に伝送し、この座標補正値で補正されたあらかじめ定義された帳票上の位置を切断することを特徴とする請求項2記載の帳票画像処理方法。
  5. イメージスキャナから得られた帳票画像上に3点以上の特徴部位座標をあらかじめ定義し、前記3点以上の特徴部位座標によりイメージスキャナから読取った帳票画像に対する処理対象座標の補正することを特徴とする請求項3記載の帳票画像処理方法。
  6. イメージスキャナから得られた帳票画像上の特徴部位座標をあらかじめ定義し、この特徴部位座標により、搬送方向に関係なくイメージスキャナから読取った帳票画像に対する処理対象座標の補正を行うことを特徴とする請求項5記載の帳票画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110626077A (zh) * 2019-10-25 2019-12-31 成都知识视觉科技有限公司 针打打印机打印自动对准***

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