JP2004325662A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筐体100と、この筐体100内に格納され、画像形成に用いられる所定の部材を保持すると共に、上部ユニットハンドル操作部111を操作することにより手前側に引き出し可能に構成される上部ユニット110と、上部ユニット110に保持された部材に当接する当接部材を保持すると共に、下部ユニットハンドル操作部121を操作することにより手前側に引き出し可能に構成される下部ユニット120とを備え、上部ユニットハンドル操作部111は、下部ユニットハンドル操作部121を用いて所定の操作を実行した後でなければハンドル操作ができない。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機などの画像形成装置に係り、より詳しくは、筐体内に複数のユニットが格納された画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタや複写機、ファクシミリ等の画像形成装置では、カラー画像を高速且つ高画質に形成することを目的として、例えばフルカラーのタンデム機が提案されている。このタンデム機の代表的なものとしては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニットを互いに並列的に配置し、これらの各画像形成ユニットにて順次形成されるイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー像を、中間転写体である中間転写ベルト上に一旦、多重に転写(一次転写)した後、この中間転写ベルトから転写紙上に一括して転写(二次転写)し、この転写紙上に形成されたトナー像を定着することによって、フルカラーや白黒(モノクロ)の画像を形成するものが挙げられる。
【0003】
このような中間転写方式を採用した従来の画像形成装置では、各画像形成ユニットに対して、像担持体である感光体ドラムが設けられている。そして、これらの感光体ドラムを、複数のロールによって張架される中間転写ベルトに対して接触(当接)させた状態にて配置している。例えばメンテナンスの際には、この中間転写ベルトに接触している感光体ドラムを1本ずつ取り外し、交換等の作業が行われていた。
【0004】
また、従来技術として、プロセスカートリッジの引き出し、交換作業は、操作レバーを操作して転写ドラムを感光体ドラムから離間させた場合のみ可能とすることで、転写ドラムを感光体ドラムから離間させずにプロセスカートリッジを引き出してしまうという誤操作の発生を防止するものがある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1には、転写ドラムを感光体ドラムへ押圧された状態のままでプロセスカートリッジを引き抜こうとした場合には感光体ドラムと転写ドラムとを傷つけてしまうが、転写ドラムを感光体ドラムから離間させる機構を別途設け、この機構とプロセスカートリッジの引き出し部とを重ねることで、離間させた後でなければプロセスカートリッジが引き抜けないように構成した技術が示されている。また、他の従来技術として、画像形成装置において、解除レバーにより押し当て手段が解除状態になったときのみ、固定ビスを露出して緩める作業が可能となるように構成することで、開口部近傍の部材による押し当て部材の損傷を防止する技術が存在する(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−248862号公報(第5−6頁、図1〜7)
【特許文献2】
特開平7−77876号公報(第3−4頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1には、あくまでもプロセスカートリッジ単体の取り外しに際して誤操作防止の技術が開示されているにすぎず、それぞれ連携して機能する複数のユニットが同じ方向に引き出し可能に構成される場合に対処することができない。例えば、上述したタンデム機では、各画像形成プロセスに用いられる各感光体ドラムが各々転写ベルト(中間転写ベルトや用紙搬送ベルト)に当接しているが、この各感光体ドラムの交換時等に引き出し可能に構成することが要求されると共に、転写ベルトの交換時やジャム除去時などにおいて、この転写ベルトも引き出し可能に構成することが要求される。例えば、各色の画像形成プロセスに用いられる複数の画像形成ユニットをまとめて1つのユニット(上部ユニット)とし、これとは別に転写ベルトを含むユニット(下部ユニット)を設けた場合を考えると、この上部ユニットと下部ユニットとを夫々引き抜く際にも、上部ユニットと下部ユニットを離間させることが必要となる。
【0007】
このとき、上述した特許文献1を応用することで、離間動作を実行した後に上部ユニットを引き抜くように構成することも可能である。しかしながら、上部ユニットから離間させた後に下部ユニットを引き抜く際には、更に別個の機能を追加することが必要となる。また、特許文献1を応用し、下部ユニットに対しても所定の解除レバーを設けるように構成することも可能であるが、解除レバーの操作後に、別個、下部ユニットの引き出し操作が必要となり、ユーザの操作が煩雑化してしまう。
【0008】
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、筐体内に格納される複数のユニットを各々同じ方向に引き出し可能に構成される画像形成装置にあって、各々のユニットを引き出す際に用いられる各々のハンドル操作部に所定の機能を施し、ユーザによる誤操作を防止することにある。
また他の目的は、複数のユニットを各々同じ方向に押し込んで筐体内に格納する画像形成装置にあって、各々のユニットを押し込む際に用いられる各々のハンドル操作部に所定の機能を施し、ユーザによる誤操作を防止することにある。
更に他の目的は、このハンドル操作部に所定の機能を施し、ユーザに対して操作手順を規制した場合であっても、ユーザの操作性を低減させないことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、筐体と、この筐体内に格納され、画像形成に用いられる所定の部材を保持すると共に、第1のハンドル操作部を操作することにより第1の方向に引き出し可能に構成される第1のユニットと、筐体内に格納され、第1のユニットに保持された部材に当接する当接部材を保持すると共に、第2のハンドル操作部を操作することにより第1の方向に引き出し可能に構成される第2のユニットとを備え、この第1のユニットにおける第1のハンドル操作部は、第2のハンドル操作部を用いて所定の操作を実行した後でなければハンドル操作ができないように構成されてなる。ここで、「ハンドル操作ができない」とは、作業者が触れることができるか否かを問うものではなく、引き出し等の機能操作ができない状態が該当する。
【0010】
また、第2のユニットは、第2のハンドル操作部を操作することにより、第1のユニットに保持された部材に対する当接部材の当接を解除することを特徴とすれば、例えば、引き出し/押し込み動作に際して感光体ドラムと中間転写ベルトとの間に生じるこすれによる損傷を抑制することができる点で好ましい。更に、第1のユニットは、第1のハンドル操作部の操作によって、筐体への第1のユニットの固定を解除することができる。また、第1の方向は、画像形成が施される用紙の搬送方向に直交する方向とすることができる。また更に、この第1のユニットに保持される所定の部材は像担持体であり、第2のユニットに保持される当接部材は、転写部材または用紙搬送部材であることを特徴とすることができる。
【0011】
一方、本発明は、画像形成に用いられる所定の部材を保持する第1のユニットと、この所定の部材に当接する当接部材を保持する第2のユニットとを有する画像形成装置であって、筐体に対する第1のユニットの固定/固定解除を実行すると共に、実行の一連の動作として第1のユニットを筐体に対して引き出し/押し込み可能とする第1の手段と、第2のユニットに保持された当接部材を第1のユニットに保持された所定の部材に対して当接/離間させると共に、この当接/離間させる動作の一連の動作として第2のユニットを筐体に対して引き出し/押し込み可能とする第2の手段とを含む。
【0012】
ここで、この第1の手段は、第2の手段により第2のユニットにおける当接部材を第1のユニットにおける所定の部材から離間させた後に実行されることを特徴とすることができる。また、この第1の手段は、第1のハンドル操作部を回動させることで第1のユニットに対する固定/固定解除を実行し、第1のハンドル操作部をスライドさせることで引き出し/押し込みを可能とする。更に、第2の手段は、第2のハンドル操作部を回動させることで当接/離間を行い、第2のハンドル操作部をスライドさせることで引き出し/押し込みを可能としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置を示した図である。図1に示す画像形成装置は、所謂タンデム型の中間転写方式を採用した画像形成装置であって、電子写真方式にて各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)、各画像形成ユニット10にて形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)して保持させる中間転写ベルト15、中間転写ベルト15上に転写された重畳トナー画像を記録材(転写材)である用紙に一括転写(二次転写)させる二次転写部20、用紙上に二次転写された画像を定着させる定着器60を備えている。また、各装置(各部)の動作を制御する制御部40を有している。
【0014】
本実施の形態において、各画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)は、矢印A方向に回転する感光体ドラム11の周囲に、これらの感光体ドラム11を帯電させるための帯電器12、感光体ドラム11上に静電潜像を書き込むためのレーザ露光器13(図中露光ビームを符号Bmで示す)、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像装置14、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するためのドラムクリーナ17、などの電子写真用デバイスが順次配設されている。これらの画像形成ユニット10は、中間転写ベルト15の上流側から、黄(Y色)、マゼンタ(M色)、シアン(C色)、黒(K色)の順に、略直線状に配置されている。各感光体ドラム11に対向し、略直線状に延びる中間転写ベルト15の内側に設けられる各一次転写ロール16には、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加されるようになっている。これにより、各々の感光体ドラム11上のトナー像が中間転写ベルト15に順次、静電吸引され、中間転写ベルト15上に重畳されたトナー像が形成されるようになっている。
【0015】
中間転写体である中間転写ベルト15は、可撓性を有するポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の導電剤を適当量含有させたものが用いられ、体積抵抗率が106〜1014Ω・cm程度、その厚みは0.1mm程度のフィルム状の無端ベルトで構成されている。中間転写ベルト15は、各種ロールによって図に示すB方向に所定の速度で循環駆動(回動)している。この各種ロールとして、定速性に優れたモータ(図示せず)により駆動されて中間転写ベルト15を循環駆動させる駆動ロール31、各感光体ドラム11の配列方向に沿って略直線状に延びる中間転写ベルト15を支持する支持ロール32、中間転写ベルト15に対して一定の張力を与えると共に中間転写ベルト15の蛇行を防止する補正ロールとして機能するテンションロール33、二次転写部20に設けられるバックアップロール25、中間転写ベルト15上の残留トナーを掻き取るクリーニング部に設けられるクリーニングバックアップロール34を有している。
【0016】
二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像担持面側に配置される二次転写ロール21と、バックアップロール25等とによって構成される。二次転写ロール21とバックアップロール25は、表面にカーボンを分散したEPDMとNBRのブレンドゴムのチューブ、内部はEPDMゴムからなっている。二次転写ロール21にはトナー極性(マイナス極性)とは反対極性(プラス極性)の転写バイアスが安定的に印加されている。またバックアップロール25は接地され、二次転写ロール21の対向電極をなしている。
【0017】
また、本実施の形態では、給紙搬送系として、用紙を収容する用紙トレイ50、この用紙トレイ50に集積された用紙を所定のタイミングで取り出して搬送するピックアップロール51、ピックアップロール51にて繰り出された用紙を搬送する搬送ロール52、搬送ロール52により搬送された用紙を二次転写部20へと送り込む搬送シュート53を備えている。二次転写部20の下流側には、二次転写部20からの用紙を導く用紙剥離ガイド54、二次転写部20で重畳トナー像が転写された用紙を定着器60に搬送する第1搬送ベルト55および第2搬送ベルト56が配設されている。第1搬送ベルト55および第2搬送ベルト56は、それぞれ駆動ロールとアイドルロールとによって張架されたEPDMゴム等からなる無端ベルトである。
【0018】
一方、中間転写ベルト15における二次転写部20の下流側には、二次転写後の中間転写ベルト15上の残留トナーや紙粉を除去し、中間転写ベルト15の表面をクリーニングする中間転写ベルトクリーナ35が接離自在に設けられている。一方、イエローの画像形成ユニット10Yの上流側には、各画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)における画像形成タイミングをとるための基準となる基準信号を発生する基準センサ(ホームポジションセンサ)42が配置され、また、黒の画像形成ユニット10Kの下流側には、画質調整を行うための画像濃度センサ43が配設されている。
【0019】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。図示しない画像読取装置(IIT)や図示しないパーソナルコンピュータ(PC)等から出力される画像データは、図1に示すような画像形成装置に入力される。画像形成装置では、図示しない画像処理装置(IPS)にて所定の画像処理が施された後、画像形成ユニット10によって作像作業が実行される。画像処理装置(IPS)では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、移動編集等の各種画像編集などの所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の色材階調データに変換され、レーザ露光器13に出力される。
【0020】
レーザ露光器13では、入力された色材階調データに応じて、例えば半導体レーザから出射された露光ビームBmを画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの各々の感光体ドラム11に照射している。画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの各感光体ドラム11では、帯電器12によって表面が帯電された後、このレーザ露光器13によって表面が走査露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにて、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像される。
【0021】
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム11と中間転写ベルト15とが当接する一次転写部にて、中間転写ベルト15上に転写される。より具体的には、一次転写部において、一次転写ロール16にて中間転写ベルト15の基材に対しトナーの帯電極性(マイナス極性)と逆極性(プラス極性)の電圧が付加され、未定着トナー像が中間転写ベルト15の表面に順次重ね合わせられて一次転写が行われる。このようにして一次転写された未定着トナー像は、中間転写ベルト15の回転に伴って二次転写部20に搬送される。
【0022】
一方、用紙搬送系では、画像形成のタイミングに合わせてピックアップロール51が回転し、用紙トレイ50から所定サイズの用紙が供給される。ピックアップロール51により供給された用紙は、搬送ロール52により搬送され、搬送シュート53を経て二次転写部20に到達する。この二次転写部20に到達する前に、用紙は一旦停止され、トナー像が担持された中間転写ベルト15の移動タイミングに合わせてレジストロール(図示せず)が回転することで、用紙の位置とトナー像の位置との位置合わせがなされる。
【0023】
二次転写部20では、中間転写ベルト15を介して二次転写ロール21がバックアップロール25に押圧される。このとき、タイミングを合わせて搬送された用紙は、中間転写ベルト15と二次転写ロール21との間に挟み込まれる。このとき、二次転写ロール21にトナーの帯電極性と逆極性の電圧(転写バイアス)が印加されると、二次転写ロール21とバックアップロール25との間に転写電界が形成され、中間転写ベルト15上に担持された未定着トナー像は、二次転写ロール21とバックアップロール25とによって押圧される二次転写部20にて、用紙に静電転写される。
【0024】
その後、トナー像が静電転写された用紙は、中間転写ベルト15から剥離された状態で用紙剥離ガイド54上を搬送され、用紙剥離ガイド54の用紙搬送方向下流側に設けられた第1搬送ベルト55まで搬送される。第1搬送ベルト55は用紙を吸着しながら第2搬送ベルト56に搬送する。第2搬送ベルト56は用紙を吸着しながら定着器60まで搬送する。定着器60に搬送された用紙上の未定着トナー像は、定着器60によって熱および圧力で定着処理を受けることで用紙上に定着され、定着画像が形成された用紙は、排出ロール(図示せず)によって装置の外部に排出される。一方、用紙への転写が終了した後、中間転写ベルト15上に残った残留トナーは、中間転写ベルト15の回動に伴ってクリーニング部まで搬送され、クリーニングバックアップロール34および中間転写ベルトクリーナ35によって中間転写ベルト15上から除去される。
かかる一連の作像プロセスによって、カラー画像の形成が行なわれる。
【0025】
次に、画像形成装置のユニット構成について説明する。
図2は、本実施の形態が適用される画像形成装置のユニット構成を説明するための図である。この図2では、画像形成装置が用紙に画像を形成することが可能な画像形成状態を示している。画像形成装置は、図1に示した複数の画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)を収容する上部ユニット110と、中間転写ベルト15を保持するモジュールである転写ベルトモジュールを格納する下部ユニット120とを備え、これらが筐体100内に配置されている。上部ユニット110は、第1の方向である手前側(図のZ方向)に上部ユニット110を引き出すための、第1のハンドル操作部である上部ユニットハンドル操作部111を有している。また、下部ユニット120は、第1の方向である手前側(図のZ方向)に下部ユニット120を引き出すための、第2のハンドル操作部である下部ユニットハンドル操作部121を備えている。図2では、上部ユニット110はインナーカバー119によって覆われている。より具体的には、上部ユニット110は、上部ユニットハンドル操作部111以外の部分がインナーカバー119によって覆われている。尚、第1の方向(図のZ方向)は、前述した搬送経路によって形成される用紙の搬送方向に直交する方向である。
【0026】
上部ユニット110は、上部ユニットハンドル操作部111の操作によって、各色の感光体ドラム11を備える画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)をまとめて(一体的に)手前側に引き出すことを可能にしている。画像形成ユニットの交換作業は、上部ユニット110として、4つの画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)をまとめて手前側(図2に示すZ方向)に引き出した後、上から各画像形成ユニット10に対してアクセスすることができる。これによって、1本1本、各画像形成ユニット10を装置に挿抜(手前側に引き抜き、および奥側への押し込み)する場合に比べて、作業者のメンテナンス作業性を飛躍的に向上できる。
【0027】
ここで、上部ユニットハンドル操作部111と下部ユニットハンドル操作部121とは、重ねて配置することが可能であり、図2に示す状態では、上部ユニットハンドル操作部111が下部ユニットハンドル操作部121に覆われている状態が示されている。即ち、図2に示す状態では、下部ユニットハンドル操作部121が邪魔になって、ユーザは上部ユニットハンドル操作部111を操作することができず、このままでは上部ユニット110を引き出すことができない。このようにして、本実施の形態では、下部ユニットハンドル操作部121を操作して操作部の重なりを解除した後でなければ、上部ユニットハンドル操作部111を操作することができないように構成した。
【0028】
図3は、操作部を操作した状態を説明するための図である。この図3では、図2に示した上部ユニット110のインナーカバー119が取り除かれている。上部ユニット110の上部ユニットハンドル操作部111は、上部ユニットハンドル112に連結されている。また、上部ユニット110は、格納する画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)を正確な位置に保持する保持具113、例えば保持具113に設けられ、筐体100に対して上部ユニット110を正確に位置決めするためのピン114、筐体100と上部ユニット110とを接続するレール115を備えている。
【0029】
上部ユニットハンドル操作部111に連結される上部ユニットハンドル112は、上部ユニット110の位置決めされた状態を保持するための固定、および保持状態を解除する機構(後述)を備えている。作業者は、上部ユニットハンドル操作部111を把持して上部ユニットハンドル112を操作することにより、実行の一連の動作として、筐体100からの上部ユニット110の固定解除、上部ユニット110の筐体100からの引き出しが可能である。即ち、ユーザを含む全ての作業者は、上部ユニットハンドル112を操作することにより、画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)を内蔵した上部ユニット110を筐体100から固定解除して引き出すことができる。また、装着時には、上部ユニットハンドル操作部111を把持して上部ユニットハンドル112を操作することにより、上部ユニット110を筐体100に対して押し入れ、筐体100への上部ユニット110を固定する作業が可能である。図3に示す例では、上部ユニットハンドル112をR1方向(時計回り方向)に回動することによって上部ユニット110の固定解除を可能とし、上部ユニットハンドル112をR1方向とは反対の方向(反時計回り方向)に回動することによって上部ユニット110を筐体100に固定することができる。尚、作業者は、上部ユニットハンドル操作部111の凸部111aに指を引っ掛けることで、簡単な操作にて図のZ方向(手前側)に上部ユニット110を引き出すことが可能である。
【0030】
図4は、上部ユニット110に設けられる固定解除機構を示した図である。上部ユニット110は、上部ユニットハンドル112の両端に、固定用レバー116を備えている。固定用レバー116は、上部ユニットハンドル操作部111の操作によって上部ユニットハンドル112と同軸となる中心116aを中心として回動し、固定フレーム105に設けられたピン106に固定用レバー116の爪116bを引っ掛けることで、筐体100に対して正確に位置決めされる。この筐体100に位置決めされた状態から、上部ユニットハンドル操作部111を持ち上げて、上部ユニットハンドル112を図のR1方向に回転させると、この回転に伴い、中心116aを中心として固定用レバー116が図のR1方向に回動する。固定用レバー116によるR1方向への回動によって、固定用レバー116の爪116bが固定フレーム105のピン106から外れる。これによって、上部ユニット110は筐体100から開放可能となり、上部ユニットハンドル操作部111を引っ張ることで、上部ユニット110が筐体100から手前側にスライドされる。
【0031】
次に、下部ユニット120について説明する。
図3に示すように、下部ユニット120は、下部ユニットハンドル操作部121に連結された下部ユニットハンドル122を有し、また、筐体100と下部ユニット120とを接続するレール123を有している。作業者は、下部ユニットハンドル操作部121を把持して下部ユニットハンドル122を図のR2方向に回動させることによって、後述するような機構により、中間転写ベルト15を画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)から離間させている。尚、本実施の形態では、下部ユニットハンドル122を図のR2方向に回動させることによって、上部ユニットハンドル操作部111から下部ユニットハンドル操作部121を開放している。従って、これらの機構によって回動の順序が定められ、下部ユニットハンドル122によるR2方向への回動の後、上部ユニットハンドル112のR1方向への回動が可能となる。下部ユニット120は、このような下部ユニットハンドル操作部121の回動とスライドの一連の動作によって、当接部材である中間転写ベルト15を、所定の部材である感光体ドラム11から離間させると共に、引き出し可能に構成される。
【0032】
図5は、下部ユニット120に転写モジュールをセットした状態を示した図である。下部ユニット120では、図3に示したレール123と連結される下部ユニット枠体124に、中間転写ベルト15が保持される。また、下部ユニット120に保持される転写モジュールには、装置の奥側(リア側、IN側)と手前側(フロント側、OUT側)に、下部ユニット120の上方向に対する位置決めを行う上方向位置決め部材15aが設けられている(図5では4箇所)。この上方向位置決め部材15aには、ピン15bがカシメられている。手前側のピン15bは、図3に示した上部ユニット110の保持具113の下方面に当接し、奥側のピン15bは、筐体100に連結された所定のフレームに当接する。このような当接機構によって、中間転写ベルト15(転写モジュール)が持ち上げられた際に、中間転写ベルト15(転写モジュール)の上下方向に対する位置決めを行うことができる。
【0033】
図6は、下部ユニット120の機構を説明するための構成図である。ここでは、下部ユニット120から中間転写ベルト15を取り外した状態が示されている。下部ユニット枠体124は、両サイドに設けられるサイドフレーム124aと、フロントフレーム124bとを含んでいる。サイドフレーム124aには、下部ユニット120が装置に装着された際に、筐体100に対して下部ユニット120を位置決めするための下部ユニット位置決めピン125が設けられている。図6に示す例では、リア側に4つ(各サイドに2つずつ)、フロント側に2つ(各サイドに1つずつ)の下部ユニット位置決めピン125が配置されている。また、下部ユニット枠体124における両側のサイドフレーム124aには、中間転写ベルト15(転写モジュール)を上下動させるための機構として、リンク126、押し付けカム127、加圧バネ128が各々設けられている。
【0034】
図7は、一方のサイドフレーム124aに形成される、中間転写ベルト15(転写モジュール)の上下動の機構を説明するための図である。この図7に示すような機構が、下部ユニット120の両端に形成されている。下部ユニット120の下部ユニットハンドル122は、レバー122aの一端に連結されている。下部ユニットハンドル122およびレバー122aは、中心122bを中心として回動する。一方、レバー122aの他端は、リンク126に連結されている。リンク126には、複数の押し付けカム127(図7では2つ)の一端が連結されている。この複数の押し付けカム127における他端の位置、即ち、リンク126が配置されている位置よりも上方には、中間転写ベルト15(転写モジュール)の足(図示せず)を支える加圧バネ128が設けられている。中間転写ベルト15(転写モジュール)の足は、中間転写ベルト15(転写モジュール)の四隅に設けられ、図7に示す矢印Wの位置にて、加圧バネ128を介してサイドフレーム124aの上に載置される。
【0035】
図7の実線に示す状態では、下部ユニットハンドル122が鉛直方向にあり、押し付けカム127が加圧バネ128を上方に押し上げている。その結果、加圧バネ128の弾性力によって中間転写ベルト15(転写モジュール)が上方に持ち上げられる。この状態では、画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)の各々の感光体ドラム11が中間転写ベルト15に当接しており、画像形成装置は画像形成作業を実行することができる。
【0036】
一方、下部ユニットハンドル122が図7のR2方向に回動され、図7の破線の位置にくると、レバー122aが中心122bを中心として反時計回りに回動し、図7の破線の位置にくる。これによって、リンク126がS方向にスライドする。リンク126のスライドによって、押し付けカム127が破線の位置まで回動し、加圧バネ128の押し付けを解除する。この結果、加圧バネ128によって押し上げられていた中間転写ベルト15(転写モジュール)が自重によって下がり、画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)の各々の感光体ドラム11から中間転写ベルト15が離間する。
【0037】
このようにして、感光体ドラム11から中間転写ベルト15が離間した後、図7に示す矢印S方向と反対方向(図3に示すZ方向、手前側)に下部ユニットハンドル122が引っ張られると、下部ユニットハンドル122と中心122bを介して連結された下部ユニット枠体124も同方向に引っ張られる。このようにして、離間と一連の動作として、下部ユニット120を画像形成装置から引き出すことが可能となる。
【0038】
図8は、本実施の形態におけるハンドル操作部の他の構成例を示した図である。図2〜図4では、上部ユニット110のハンドル操作部として、装置のフロント側略中央部の一箇所に設けられた上部ユニットハンドル操作部111を設け、この上部ユニットハンドル操作部111によって、筐体100に対する上部ユニット110の固定/固定解除と、上部ユニット110のスライド移動とを実行可能としている。図8に示す例では、上部ユニット110のフロント側両端に、中心141aを中心として回動することで筐体100に対する上部ユニット110の固定/固定解除を可能とする上部ユニット操作部141を設けている点に特徴がある。
【0039】
図8に示す例では、下部ユニットハンドル操作部121が上方に持ち上げるように操作され下部ユニットハンドル122が上方にある状態が示されており、この状態では、両端に設けられた複数の上部ユニット操作部141が下部ユニットハンドル122によって覆われている。この図8に示す状態にて、画像形成装置は、画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)や中間転写ベルト15などを用いて画像形成を行うことが可能である。このときには、下部ユニットハンドル122の存在によって、上部ユニット操作部141の操作ができない。
【0040】
上部ユニット110を引き出す際には、まず、下部ユニットハンドル操作部121を操作して下部ユニットハンドル122を図のR2方向に回動させる。この下部ユニットハンドル122の回動によって、図6および図7に示したような機構に基づき、中間転写ベルト15(転写モジュール)に対する上方への押し上げが解除され、画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)の各感光体ドラム11から中間転写ベルト15が離間する。この離間がなされた後に、上部ユニット操作部141を中心141aを中心として、例えば図のR3方向に回動させる。この上部ユニット操作部141の回動によって、上部ユニット110が筐体100から固定解除され、上部ユニット110の筐体100からの引き出しが可能となる。尚、作業者がこの上部ユニット操作部141を把持した状態にて手前側に引き出すように構成することも可能である。
【0041】
以上のように、本実施の形態では、筐体100内に格納される複数のユニット(例えば上部ユニット110と下部ユニット120)を同じ方向(例えば手前側)に引き出し可能としている。ここで、上部ユニット110に設けられる感光体ドラム11と、下部ユニット120に設けられる中間転写ベルト15とは、画像形成時に当接した状態に配置される必要があり、そのまま各ユニットを引き抜いた場合には、当接した部材同士のこすれによって、部材に損傷が発生してしまう。しかしながら、本実施の形態では、下部ユニットハンドル操作部121を回動させて中間転写ベルト15を離間した後でなければ、上部ユニットハンドル操作部111(上部ユニット操作部141)が露出しない構成を採用している。このように、下部ユニットハンドル操作部121を回動させて当接された部品を離間した後に、上部ユニット110および下部ユニット120を水平移動させることで、かかる部材の損傷を抑制することができる。
【0042】
また、本実施の形態では、第1のユニットの1つである上部ユニット110において、上部ユニットハンドル操作部111(上部ユニット操作部141)の操作によって上部ユニット110の固定/固定解除を実行すると共に、上部ユニットハンドル操作部111(上部ユニット操作部141)の一連の動作によって上部ユニット110の引き出し/押し込みを可能としている。特に、上部ユニットハンドル操作部111のようにスライドし易い構成にすれば、引き出し/押し込み動作をより簡単に行うことができる。また、本実施の形態では、第2のユニットの1つである下部ユニット120において、下部ユニットハンドル操作部121の操作によって、当接部材の1つである中間転写ベルト15を所定の部材の1つである感光体ドラム11から当接/離間させると共に、当接/離間させる動作の一連の動作として、下部ユニット120を筐体に対して引き出し/押し込み可能に構成した。これによって、ユーザ(作業者)の作業性を大幅に向上させることができる。
【0043】
尚、以上の説明では、図2に示すような、上部ユニット110と下部ユニット120とを筐体100内に格納した状態から、各々を引き出す操作を中心に説明した。しかし、かかる動作の制限は、上部ユニットハンドル操作部111および下部ユニットハンドル操作部121をスライドさせて押し込む動作や、上部ユニットハンドル操作部111を回動させて上部ユニット110を筐体100に固定させる動作、および下部ユニットハンドル操作部121を回動させて中間転写ベルト15を感光体ドラム11に当接させる動作にも適用できる。即ち、上部ユニット110および下部ユニット120に対する引き抜かれた状態から、例えば交換作業などのメンテナンス作業が実行された後、各ユニットを装着して、当接や固定を行う場合にも同様に有効である。
【0044】
例えば、本実施の形態における構成を採用した場合には、上部ユニット110が引き出された状態では、必ず下部ユニット120の下部ユニットハンドル操作部121が下げられた状態、各画像形成ユニット10の感光体ドラム11が中間転写ベルト15から離間した状態にある。従って、上部ユニット110のスライドを自由に行っても、感光体ドラム11と中間転写ベルト15とが摺接することがなく、こすれによる損傷が生じることがない。また、各ユニットの装着時にも、作業者の誤操作を防止することが可能となる。
【0045】
また、本実施の形態では、感光体ドラム11に担持されたトナー像を中間転写ベルト15上に重畳させ、その後、用紙に二次転写する画像形成装置を元に説明した。しかしながら、本実施の形態は、かかる画像形成装置に限定されるものではない。例えば、感光体ドラム11に担持されたトナー像を、用紙搬送ベルトに搬送される用紙の上に直接的に重畳させる、所謂用紙搬送方式を採用した画像形成装置にも適用できる。この場合は、接触部材として、用紙搬送ベルト(用紙搬送部材)が該当する。この用紙搬送ベルトを像担持体(感光体ドラム11)から離間させた後に、引き出し/押し込み可能となるように構成すれば、像担持体(感光体ドラム11)や用紙搬送ベルトに対して、こすれによる損傷が生じることを抑制することができる。
【0046】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、筐体内に格納される複数のユニットを各々同じ方向に引き出しおよび/または押し込み可能に構成される画像形成装置にあって、各々のユニットを引き出しおよび/または押し込む際に、ユーザによる誤操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態が適用される画像形成装置を示した図である。
【図2】本実施の形態が適用される画像形成装置のユニット構成を説明するための図である。
【図3】操作部を操作した状態を説明するための図である。
【図4】上部ユニットに設けられる固定解除機構を示した図である。
【図5】下部ユニットに転写モジュールをセットした状態を示した図である。
【図6】下部ユニットの機構を説明するための構成図である。
【図7】一方のサイドフレームに形成される、中間転写ベルト(転写モジュール)の上下動の機構を説明するための図である。
【図8】本実施の形態におけるハンドル操作部の他の構成例を示した図である。
【符号の説明】
10…画像形成ユニット、11…感光体ドラム、15…中間転写ベルト、100…筐体、110…上部ユニット、111…上部ユニットハンドル操作部、112…上部ユニットハンドル、120…下部ユニット、121…下部ユニットハンドル操作部、122…下部ユニットハンドル、141…上部ユニット操作部
Claims (9)
- 筐体と、
前記筐体内に格納され、画像形成に用いられる所定の部材を保持すると共に、第1のハンドル操作部を操作することにより第1の方向に引き出し可能に構成される第1のユニットと、
前記筐体内に格納され、前記第1のユニットに保持された前記部材に当接する当接部材を保持すると共に、第2のハンドル操作部を操作することにより前記第1の方向に引き出し可能に構成される第2のユニットとを備え、
前記第1のユニットにおける前記第1のハンドル操作部は、前記第2のハンドル操作部を用いて所定の操作を実行した後でなければハンドル操作ができないように構成されてなる画像形成装置。 - 前記第2のユニットは、前記第2のハンドル操作部を操作することにより、前記第1のユニットに保持された前記部材に対する前記当接部材の当接を解除することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第1のユニットは、前記第1のハンドル操作部の操作によって、前記筐体への当該第1のユニットの固定を解除することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第1の方向は、画像形成が施される用紙の搬送方向に直交する方向であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記第1のユニットに保持される前記所定の部材は像担持体であり、
前記第2のユニットに保持される前記当接部材は、転写部材または用紙搬送部材であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 画像形成に用いられる所定の部材を保持する第1のユニットと、当該所定の部材に当接する当接部材を保持する第2のユニットとを有する画像形成装置であって、
筐体に対する前記第1のユニットの固定/固定解除を実行すると共に、当該実行の一連の動作として当該第1のユニットを当該筐体に対して引き出し/押し込み可能とする第1の手段と、
前記第2のユニットに保持された前記当接部材を前記第1のユニットに保持された前記所定の部材に対して当接/離間させると共に、当該当接/離間させる動作の一連の動作として当該第2のユニットを前記筐体に対して引き出し/押し込み可能とする第2の手段と
を含む画像形成装置。 - 前記第1の手段は、前記第2の手段により前記第2のユニットにおける前記当接部材を前記第1のユニットにおける前記所定の部材から離間させた後に実行されることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
- 前記第1の手段は、第1のハンドル操作部を回動させることで前記第1のユニットに対する固定/固定解除を実行し、当該第1のハンドル操作部をスライドさせることで前記引き出し/押し込みを可能とする請求項6記載の画像形成装置。
- 前記第2の手段は、第2のハンドル操作部を回動させることで前記当接/離間を行い、当該第2のハンドル操作部をスライドさせることで前記引き出し/押し込みを可能とする請求項6記載の画像形成装置。
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