JP2004318996A - 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法 Download PDF

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Yasuhiro Muraoka
保宏 村岡
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Abstract

【課題】移行期間のレーザダイオードの出力を安定に行うことができる光ディスク装置の制御方法を提供する。
【解決手段】第1の制御信号を出力する第1電圧出力回路14と、第2の制御信号を出力する第2電圧出力回路16とを含み、データの再生時において第1の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御し、データの消去又は記録時において第2の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御する光ディスク装置の制御方法であって、データの再生時において、第1電圧出力回路14を定電力制御すると共に、第2電圧出力回路16から出力される制御信号がデータの消去又は記録時における値とほぼ等しい値になるように定電流制御する工程と、データの消去又は記録時において、第1電圧出力回路14を定電流制御すると共に、第2電圧出力回路16を定電力制御する工程とを含む。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーボ制御を安定に行うことができる光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、データの記録が可能なCD−Rやデータの記録及び消去が可能なCD−RW等の光ディスク装置が広く利用されている。
【0003】
このような光ディスク装置におけるデータの記録は、記録材料である有機色素材料にレーザ光を照射し、記録マーク(ピット)を焼き付けて行われる。また、データの再生は、ディスクの記録面に記録された記録マークにレーザ光を照射し、その反射を検出することによって行われる。このとき、レーザ光はレンズを通してディスクの記録面に照射され、記録又は再生に最適な状態になるようにレンズ位置を制御するフォーカスサーボ制御を行う必要がある。
【0004】
さらに、データの再生、消去及び記録をディスク上の正確な位置で行うため、ディスク上に予め刻まれた案内溝(Groove)からのレーザ光の反射を利用して、この案内溝を正確にトレースするようにレンズ位置を制御するトラッキングサーボ制御を行う必要もある。
【0005】
また、データの再生、消去及び記録に対して最適なレーザ光のパワーを検出して、定電流制御や定電力制御により最適パワーを保って再生、消去及び記録の各々の処理を行う必要がある。
【0006】
従来の光ディスク装置は、図1に示すように、レーザダイオード(LD)10、レーザダイオードドライバ(LDドライバ)12、第1電圧出力回路14、第2電圧出力回路16、増幅器18、減衰回路(ATT回路)20、定電力制御回路(APC回路)22,32、定電流制御回路(ACC回路)24,34、複数のデジタル/アナログ変換回路(DA回路)26,28,36,38、複数のサンプルホールド回路(S/H回路)30,40を含んで構成される。また、これらの回路を制御し、必要な制御値を記憶する処理部44及び各スイッチ等を切り替える信号を制御するENDEC42も含まれる。さらに、レーザダイオード10の出力電力をフォトダイオード等の光電変換素子によって検出し、フィードバック信号を出力するFMD回路48も備えている。
【0007】
第1電圧出力回路14は、スイッチSW1を介して、APC回路22又はACC回路24に接続される。APC回路22はDA回路26及びS/H回路30と接続され、ACC回路24はDA回路28と接続される。DA回路26,28は、処理部44に接続される。また、S/H回路30は、FMD回路48に接続される。
【0008】
同様に、第2電圧出力回路16は、スイッチSW2を介して、APC回路32又はACC回路34に接続される。APC回路32は、DA回路36及びS/H回路40と接続され、ACC回路34はDA回路38に接続される。さらに、DA回路36,38は、処理部44に接続される。また、S/H回路40は、FMD回路48に接続される。
【0009】
増幅器18はATT回路20に接続され、ATT回路20は処理部44に接続される。ATT回路20には減衰器(アッテネータ)が含まれており、第2電圧出力回路16からの出力電圧を減衰した後に増幅器18に送出する。
【0010】
第1電圧出力回路14、第2電圧出力回路16及び増幅器18は、図2に示すように、スイッチSW3〜SW5を介して、LDドライバ12に含まれる第1電流源50、第2電流源52及び第3電流源54に接続されている。第1電圧出力回路14、第2電圧出力回路16又は増幅器18からの制御電圧を受けて、LDドライバ12の第1電流源50、第2電流源52及び第3電流源54はレーザダイオード10へ駆動電流を出力する。データの再生時には第1電流源50からの電流、データの消去時には第1電流源50及び第2電流源52からの合成電流及びデータの記録時には第1電流源50及び第3電流源54からの合成電流によってレーザダイオード10が発光させられてデータの再生、消去又は記録がそれぞれ行われる。
【0011】
図5に、ディスク上のデータの再生、消去及び記録を行う際のタイミングチャートを示す。光ディスク装置は、ディスクに刻まれているATIP基準信号(ATIPSYNC)を読み出し、このATIP基準信号の立ち上がりに同期させて各フレームの処理を開始する。このタイミングチャートの例では、第1フレームにおいてディスクのデータの再生が行われ、その後第2フレームからディスクのデータの消去及び記録の処理に移行する。
【0012】
第1フレームでは、切替タイミング回路46から出力されるEFMG信号が“Lレベル”とされ、このEFMG信号に対応してスイッチSW1がa1側に接続され、スイッチSW2がb2側に接続される。その結果、第1電圧出力回路14はAPC回路22によって制御され、第2電圧出力回路16はACC回路34によって制御される。ENDEC42からはLDON信号が常時出力されており、スイッチSW3が閉じられて第1電圧出力回路14とLDドライバ12が接続される。
【0013】
データの再生を行うために、処理部44からDA回路26にREDA信号が出力される。DA回路26は、処理部44からのREDA信号を受けて、REDA信号をデジタル/アナログ変換してAPC回路22に出力する。APC回路22は、DA回路26からアナログ信号に変換されたREDA信号を受けて、第1電圧出力回路14からLDドライバ12に制御電圧値VRDC_Rを出力させる。LDドライバ12は、制御電圧値VRDC_Rを受けて、第1電流源50からレーザダイオード10へ駆動電流を出力し、レーザダイオード10を発光させる。このレーザダイオード10の出力によってディスク上のピット又はランドが読み取られデータが再生される。
【0014】
ここで、レーザダイオード10の出力電力は、FMD回路48によって読み取られ、フィードバック信号としてS/H回路30へ帰還される。ディスク上からデータを読み取っている間、ENDEC42はRAPC信号を“Hレベル”としてS/H回路30へ出力し、S/H回路30にフィードバック信号をサンプルホールドさせる。このサンプリング値はAPC回路22へ出力され、このサンプリング値に基づいてAPC回路22は第1電圧出力回路14を制御し、データ再生中にレーザダイオード10のパワーがREDA信号によって定められる一定のパワーとなるように第1電圧出力回路14からの制御電圧を調整する。このAPC制御されたレーザダイオード10の出力電力を電力値FMD_Rとする。
【0015】
一方、データの再生を行うフレームからデータの消去又は記録を行うフレームに移行する前に、処理部44はWDAC2信号をDA回路38に出力して、第2電圧出力回路16から出力される制御電圧を先行的に昇圧する。これは、第2電圧出力回路16がACC回路34による定電流制御からAPC回路32による定電力制御へと切り替えられた際に、第2電圧出力回路16から出力される制御電圧の追従の遅延を抑制するためである。
【0016】
WDAC2信号の設定値は、図6に示すように、第2電圧出力回路16の制御電圧及びFMD回路48で読み取ったレーザダイオード10の出力電力との関係から予め求めておくことができる。
【0017】
まず、EFMG信号を“Hレベル”に設定して第2電圧出力回路16とAPC回路32とを接続し、処理部44からDA回路36に設定値Y1を出力する。APC回路32は、DA回路36からの設定値Y1及びFMD回路48からのフィードバック信号を受けて、第2電圧出力回路16に設定値Y1で規定される一定の制御電圧V1を出力させる。LDドライバ12は、制御電圧V1を受けて、制御電圧V1に応じた第2電流源52から駆動電流をレーザダイオード10へ供給する。レーザダイオード10は、ACC回路24で制御された第1電圧出力回路14からの制御電圧値VRDC_Wを受けた第1電流源50からの駆動電流と、制御電圧V1を受けた第2電流源52からの駆動電流との合成電流によって発光する。このとき、FMD回路48によって読み取られたレーザダイオード10の出力を電力W1とする。DA回路36の設定値Y1、第2電圧出力回路16からの制御電圧値V1及びレーザダイオード10の出力電力W1との関係は図6のA点で示される。
【0018】
同様に、処理部44からDA回路36に設定値Y2を出力し、そのときの第2電圧出力回路16から制御電圧値V2及びレーザダイオード10の出力電力W2を求める(図6のB点)。例えば、相変化を利用したディスクを対象とする場合には、10mW〜20mWの範囲から選択することが好ましい。また、このときのレーザダイオード10の温度T1を温度測定回路60によって測定する。
【0019】
次に、EFMG信号を“Lレベル”に設定して第2電圧出力回路16とACC回路34とを接続し、処理部44からDA回路38に設定値Y3を出力する。ACC回路34は、DA回路38からの設定値Y3の出力を受けて、第2電圧出力回路16からの制御電圧が設定値Y3で規定される一定値となるように制御を行う。このとき、第2電圧出力回路16から出力される制御電圧が上記電圧値V1と等しくなるように設定値Y3を調整し、そのときの設定値Y3を取得する。
【0020】
同様に、ACC回路34を用いて、第2電圧出力回路16から出力される制御電圧が上記電圧値V2と等しくなる設定値Y4を取得する。また、このときのレーザダイオード10の温度T2を温度測定回路60によって取得する。
【0021】
データの消去に適したレーザダイオード10の出力が電力FMD_Wであるとすると、DA回路36に設定する設定値WDAC1は関係式(1)によって算出することができる。この関係式(1)は、レーザダイオード10の出力を上記で求めた電力W1及びW2に基づいて直線近似し、出力電力WEが出力される設定値WDAC1を算出するものである。
【0022】
【数1】
Figure 2004318996
【0023】
また、データの再生のフレームからデータの消去又は記録を行うフレームに移行する前に、DA回路38に設定する設定値WDAC2は関係式(2)を用いて算出することができる。
【0024】
【数2】
Figure 2004318996
【0025】
以上のように、設定値WDAC2の値を定めることができる。なお、ACC回路34による定電流制御では、実際のレーザダイオード10の出力電力をフィードバックに利用していないため、レーザダイオード10の温度の影響により設定値WDAC2とレーザダイオード10の出力電力との関係が変動し易い。従って、レーザダイオード10の測定温度T2が測定温度T1に対して所定の温度範囲内にない場合には、上記処理をやり直し、関係式(1)及び(2)を再度求めて設定値WDAC1及びWDAC2を算出する。
【0026】
次に、ATIPSYNCに同期して、データの消去及び記録を行う第2フレームに移行する。切替タイミング回路46は、ATIPSYNCの立ち上がりに応じて、EFMG信号を“Hレベル”に立ち上げ、スイッチSW1をb1側に、スイッチSW2をa2側に切り替える。
【0027】
処理部44は、DA回路28にWRDA信号を出力する。DA回路28は、WRDA信号をデジタル/アナログ変換してACC回路24に出力する。ACC回路24は、アナログ変換されたWRDA信号を受けて、このWRDA信号で定められる制御電圧を第1電圧出力回路14から出力させ、LDドライバ12の第1電流源50から出力される駆動電流がWRDA信号によって定められる一定の電流値に維持されるように定電流制御を行う。このとき、WRDA信号で定められる駆動電流は、データの記録中における基底パワー(ボトムパワー)を決定するものであり、レーザダイオード10が光らない十分小さい電流値とされる。このとき、第1電圧出力回路14が出力する制御電圧を電圧値VRDC_W(記録時のVRDC)という。
【0028】
一方、処理部44はDA回路36に対してWDAC1信号を出力する。DA回路36は、WDAC1信号をデジタル/アナログ変換してAPC回路32に出力する。APC回路32は、アナログ変換されたWDAC1信号を受けて、レーザダイオード10からの出力電力がディスク上のデータの消去を行うために適した電力となるように第2電圧出力回路16から出力される制御電圧を制御する。レーザダイオード10の出力パワーはFMD回路48によって読み取られ、フィードバック信号としてS/H回路40へ出力される。ENDEC42は、データの消去のタイミングに同期してWAPC信号を出力し、FMD回路48からのフィードバック信号をS/H回路40にサンプルホールドさせる。APC回路32はこのサンプリング値を受けて、消去時のレーザダイオード10のパワーがWDAC1信号によって定められる一定値に維持されるように第2電圧出力回路16から出力される制御電圧をフィードバック制御する。
【0029】
同時に、ENDEC42は、データの消去時にRAPC信号を出力することによって、FMD回路48からのフィードバック信号をS/H回路30にサンプルホールドさせる。APC回路22は、このサンプリング値を受けて、光ディスク装置がデータの再生処理に切り替えられた際にレーザダイオード10の出力パワーが再生に適した値となるように調整を行う。
【0030】
また、ENDEC42は、ディスク上のデータを消去するタイミングでPEO信号を出力する。これによって、スイッチSW4が閉じられ、第2電圧出力回路16とLDドライバ12とが接続される。ACC回路24によって制御されたLDドライバ12の第1電流源50からの電流と、APC回路32によって制御されたLDドライバ12の第2電流源52からの電流との合成電流がレーザダイオード10の駆動電流として出力され、ディスク上のデータが消去される。このときの第2電圧出力回路16の制御電圧を電圧値VWDC_W1(記録時のVWDC)とし、レーザダイオード10からの出力電力を電力値FMD_Wとする。
【0031】
また、ATT回路20には第2電圧出力回路16から電圧値VWDC_Wが設定され、電圧値VWDC_W1を減衰率ATTだけ減衰させた電圧値が増幅器18へ出力される。増幅器18は、ATT回路20からの出力を受けて、レーザダイオード10の出力がデータの消去時の電力値FMD_Wのε倍となるように増幅を行う。εの値は、個々のディスクに対して固有の値としてディスクのウォブルのATIPに記録されており、ATIPから読み出されて設定される。
【0032】
ディスク上にデータを記録する際には、ENDEC42は、ディスク上にデータを記録するタイミングでPWO信号を出力し、スイッチSW5を閉じることにより増幅器18とLDドライバ12とを接続する。これによって、ACC回路24によって制御されたLDドライバ12の第1電流源50からの電流と、増幅器18の制御電圧によって制御された第3電流源54からの電流との合成電流がレーザダイオード10に駆動電流として供給され、ディクス上にデータが記録される。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、データの再生を行うフレームからデータの消去又は記録を行うフレームに移行する前に、第2電圧出力回路16に接続されたACC回路34に対してWDAC2信号を出力してデータの消去又は記録に適したレーザ出力が得られるようにパワーの先出し制御を行った後に、第2電圧出力回路16の制御がACC回路34による定電流制御からAPC回路32による定電力制御に切り替えられる。
【0034】
しかしながら、データの再生を行うフレームからデータの消去又は記録を行うフレームに移行する際には、第1電圧出力回路14もAPC回路22による定電力制御からACC回路24による定電流制御に切り替えられるため、第1電圧出力回路14からの制御電圧が電圧値VRDC_Rから電圧値VRDC_Wに安定するまでに時間を要する。そのため、データの消去又は記録を行うフレームの開始初期において、レーザダイオード10の基底パワーが安定せず、図5の2点鎖線に示すようにディスク上のデータを消去する際のレーザ出力が徐々に安定状態に向かって変化する。また、図5の1点鎖線で示すようにディスク上にデータを記録する際のレーザ出力が変動し、切り替え初期に余分なパワーが出力される問題が生ずる。
【0035】
このレーザダイオード10からの異常な出力によって、ディスク上のデータの消去及び記録の品質が低下する。同時に、光ディスク装置のサーボ制御を行うための制御信号の取得を困難にし、サーボ制御の破綻を招く原因となる。さらに、レーザ出力が不必要に高くなるためにレーザダイオード10の特性を劣化させ、寿命を短くさせる問題も引き起こす。
【0036】
本発明は、上記従来技術の問題を鑑み、少なくとも上記課題の1つを解決すべく、移行期間のレーザダイオードの出力を安定に行うことができる光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決できる本発明は、第1の制御信号を出力する第1の制御信号出力手段と、第2の制御信号を出力する第2の制御信号出力手段と、を含み、データの再生時において前記第1の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御し、データの消去又は記録時において前記第2の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御する光ディスク装置であって、データの再生時において、前記第1の制御信号出力手段を定電力制御する第1の定電力制御手段と、データの消去又は記録時において、前記第1の制御信号出力手段を定電流制御する第1の定電流制御手段と、データの再生時において、前記第2の制御信号出力手段を定電流制御する第2の定電流制御手段と、データの消去又は記録時において、前記第2の制御信号出力手段を定電力制御する第2の定電力制御手段と、前記第1の制御信号出力手段の制御を前記第1の定電力制御手段から前記第1の定電流制御手段に切り替え、前記第2の制御信号出力手段の制御を前記第2の定電流制御手段から前記第2の定電力制御手段に切り替える切替手段と、を含み、前記切替手段によって前記第2の制御信号出力手段の制御が前記第2の定電流制御手段から前記第2の定電力制御手段へと切り替えられる前に、前記第2の制御信号出力手段から出力される制御信号がデータの消去又は記録時における値と略等しい値になるように前記第2の制御信号出力手段を定電流制御することを特徴とする。
【0038】
さらに、上記本発明の光ディスク装置において、前記光学素子を駆動するドライバと、データの消去又は記録時において前記ドライバと前記第1の制御信号出力手段との電気的接続を切るスイッチと、を有することが好適である。
【0039】
また、上記課題を解決できる本発明の別の形態は、第1の制御信号を出力する第1の制御信号出力手段と、第2の制御信号を出力する第2の制御信号出力手段とを含み、データの再生時において前記第1の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御し、データの消去又は記録時において前記第2の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御する光ディスク装置の制御方法であって、データの再生時において、前記第1の制御信号出力手段を定電力制御すると共に、前記第2の制御信号出力手段から出力される制御信号がデータの消去又は記録時における値と略等しい値になるように定電流制御する工程と、データの消去又は記録時において、前記第1の制御信号出力手段を定電流制御すると共に、前記第2の制御信号出力手段を定電力制御する工程と、を含むことを特徴とする。
【0040】
上記本発明の光ディスク装置の制御方法において、前記光ディスク装置は、前記光学素子を駆動するドライバを有し、前記ドライバと前記第1の制御信号出力手段とはスイッチを介して接続されており、データの再生時からデータの消去又は記録時に移行する際に、前記スイッチを用いて前記ドライバと前記第1の制御信号出力手段との電気的な接続を切る工程を有することが好適である。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明の実施の形態における光ディスク装置は、図1及び図2に示した従来の光ディスク装置と同様の構成を含んでいる。
【0042】
図3に、本実施の形態におけるディスク上のデータの再生、消去及び記録時のタイミングチャートを示す。このタイミングチャートの例では、第1フレームにおいてディスクのデータの再生が行われ、その後第2フレームにおいてデータの消去及び記録に移行する。
【0043】
第1フレームでは、切替タイミング回路46から出力されるEFMG信号が“Lレベル”にあり、スイッチSW1がa1側に接続され、スイッチSW2はb2側に接続される。従って、第1電圧出力回路14はAPC回路22によって制御され、第2電圧出力回路16はACC回路34によって制御されることとなる。ENDEC42からはLDON信号が常時出力され、スイッチSW3が閉じられ、第1電圧出力回路14とLDドライバ12が接続される。
【0044】
第1フレームのデータの再生において、レーザダイオード10の駆動電流は従来技術と同様に制御される。すなわち、処理部44からDA回路26にREDA信号が設定される。一方、FMD回路48によってレーザダイオード10の出力パワーが読み出され、そのサンプリング値がAPC回路22にフィードバックされることによってレーザダイオード10の出力パワーがREDA信号によって規定される一定値に維持される。このとき、第1電圧出力回路14から出力される制御電圧は電圧値VRDC_Rである。
【0045】
例えば、相変化を利用したディスクを対象とした場合、データの再生にはリードパワーPRD:1mWが得られるように制御電圧の電圧値VRDC_Rが調整される。
【0046】
また、データを再生する間、ENDEC42はPEO信号及びPWO信号を“Lレベル”に維持して出力する。これによってSW4及びSW5は開放され、第2電圧出力回路16及び増幅器18がLDドライバ12から切り離される。
【0047】
本実施の形態の光ディスク装置では、データの再生を行うフレームからデータの消去及び記録を行うフレームに移行する際に、LDドライバ12から第1電圧出力回路14を切り離すことが特徴的である。
【0048】
データの再生を行うフレームの終了前に、処理部44はDA回路38にWDAC3信号を出力して、第2電圧出力回路16から出力される制御電圧を先行的に昇圧する。これにより、データの再生時におけるACC回路34による定電流制御からデータの消去時及び記録時におけるAPC回路32による定電力制御へと移行する際に第2電圧出力回路16から出力される制御電圧の追従をスムーズに行うためである。
【0049】
DA回路38は、WDAC3信号を受けて、WDAC3信号をデジタル/アナログ変換してACC回路34へ出力する。ACC回路34は、アナログ変換されたWDAC3信号を受けて、第2電圧出力回路16からWDAC3信号によって規定される制御電圧値VWDC_W2が出力されるように制御を行う。制御電圧値VWDC_W2は、レーザダイオード10から電力値FMD_Wが出力されるときの制御電圧値である。
【0050】
WDAC3信号、出力比ε及び減衰率ATTの設定値の算出方法については後に詳細に説明する。
【0051】
この時点では、PEO信号及びPWO信号は“Lレベル”に維持されているので、スイッチSW4及びSW5は開放されており、第2電圧出力回路16及び増幅器18からの制御電圧はLDドライバ12には伝達されない。
【0052】
ディスクからのデータの再生が終了すると、ATIPSYNCの立ち上がりに同期してデータの消去及び記録を行う第2フレームに移行する。切替タイミング回路46は、ATIPSYNCの立ち上がりに応じてEFMG信号を“Hレベル”に立ち上げ、スイッチSW1をb1側に接続し、スイッチSW2をa2側に接続する。これによって、第1電圧出力回路14はACC回路24によって定電流制御され、第2電圧出力回路16はAPC回路32によって定電力制御されることとなる。
【0053】
また、ENDEC42はスイッチSW3に対するLDON信号を“Lレベル”にして、第1電圧出力回路14とLDドライバ12とを切り離す。
【0054】
処理部44は、DA回路28にWRDA信号を出力する。WRDA信号はアナログ信号に変換されてACC回路24に出力される。ACC回路24は、WRDA信号を受けて第1電圧出力回路14に対して定電流制御を行う。但し、LDON信号は“Lレベル”とされており、スイッチSW3は開かれているため、第1電圧出力回路14からの制御電圧はLDドライバ12へ伝達されず、第1電流源50からレーザダイオード10へは駆動電流が出力されない。
【0055】
処理部44は、DA回路36に対してWDAC4信号を出力する。DA回路36は、WDAC4信号をデジタル/アナログ変換してAPC回路32へ出力する。APC回路32は、アナログ変換されたWDAC4信号を受けて、レーザダイオード10からの出力電力がディスク上のデータの消去に適した電力FMD_Wとなるように第2電圧出力回路16の出力を制御する。
【0056】
データの消去を行うときには、ENDEC42によってデータを消去するタイミングに同期させてPEO信号を“Hレベル”に設定し、スイッチSW4を閉じることで第2電圧出力回路16からの制御電圧値をLDドライバ12に入力する。LDドライバ12では、第2電圧出力回路16からの制御電圧値を受けて、第2電流源52からレーザダイオード10へ駆動電流が供給される。レーザダイオード10はこの駆動電流により発光させられ、ディスク上のデータの消去が行われる。このとき、第1電圧出力回路14とLDドライバ12とは切り離されているので、レーザダイオード10は第2電流源52からの駆動電流のみで発光させられる。
【0057】
レーザダイオード10の出力パワーはFMD回路48によって読み取られ、フィードバック信号としてS/H回路40へ出力される。ENDEC42は、データ消去のタイミングに同期してWAPC信号を出力し、フィードバック信号をS/H回路40にサンプルホールドさせる。APC回路32は、このサンプリング値を受けて、レーザダイオード10の出力が電力値FMD_Wに維持されるように第2電圧出力回路16から出力される制御電圧を制御する。このときの制御電圧がVWDC_W2である。
【0058】
また、ディスク上にデータを記録する際には、ENDEC42によってデータを消去するタイミングに同期させて、PWO信号を“Hレベル”に設定し、スイッチSW5を閉じる。
【0059】
ATT回路20は第2電圧出力回路16からの制御電圧値VWDC_W2を受けて、この制御信号を減衰率ATTだけ減衰させて増幅器18へ出力する。増幅器18は、ATT回路20からの出力を増幅してLDドライバ12へ出力する。LDドライバ12の第3電流源54は、増幅器18からの制御電圧を受けて、その制御電圧によって規定される駆動電流をレーザダイオード10に供給する。その結果、第3電流源54からの駆動電流によってレーザダイオード10が発光し、そのレーザダイオード10の出力によってディクス上にデータが記録される。
【0060】
このとき、レーザダイオード10の出力はデータの消去時の電力値FMD_Wのε倍に制御される。すなわち、データの消去時に比べてほぼ出力比ε倍の駆動電流がレーザダイオード10に供給されることとなる。出力比εは、個々のディスクに対して固有の値としてディスクのウォブルのATIPに記録されており、ATIPから読み出されて設定される。
【0061】
例えば、相変化を利用したディスクでは、イレースパワーPER:5mW及びライトパワーPWR:11mWが得られるように電圧値VWDC_W2が調整される。このときの出力比εは、イレースパワーPERとライトパワーPWRとの比とほぼ等しい約2.2と算出される。
【0062】
データの再生のフレームが終了する前にWDAC3信号をDA回路38に設定することで、第2電圧出力回路16の制御電圧はデータの消去時の電圧値と等しい値に予め昇圧しておくことができる。また、データの消去及び記録を行うフレームにおいては、スイッチSW3を開くことによって、第1電圧出力回路14とLDドライバ12との接続が遮断され、第1電圧出力回路14の制御電圧の変動に伴うレーザダイオード10の出力パワーの変動を最小限に抑制することができる。
【0063】
なお、現在広く用いられている光ディスク装置では、LDドライバ12は通常ピックアップ内蔵型であり、第1電圧出力回路14からの制御電圧によって消去時及び記録時のベースパワーを制御していることが多く、データの消去時及び記録時にスイッチSW3を開放することができないことがある。このような場合、第1電圧出力回路14とLDドライバ12との間に新たなスイッチを設けて、消去時及び記録時にそのスイッチを開放させても良い。
【0064】
<WDAC3信号の設定値の算出方法>
WDAC3信号の設定値は、第2電圧出力回路16の制御電圧及びFMD回路48で読み取ったレーザダイオード10の出力電力との関係から求めることができる。以下では、LDON信号は“Lレベル”とし、スイッチSW3が開かれた状態、すなわち、第1電圧出力回路14とLDドライバ12が切り離され、第1電流源50からレーザダイオード10へは駆動電流が出力されない状態で処理を行う。
【0065】
まず、EFMG信号を“Hレベル”に設定して、第1電圧出力回路14とACC回路24とを接続し、第2電圧出力回路16とAPC回路32とを接続する。処理部44は、DA回路28にWRDA4信号を設定する。DA回路28によってアナログ変換されたWRDA4信号を受けたAPC回路32は、レーザダイオード10の出力パワーがデータの消去に適した電力値FMD_Wとなるように第2電圧出力回路16の制御電圧を定電力制御する。このとき、処理部44は、第2電圧出力回路16から出力されている制御電圧値VWDC_W2をADコンバータ(図示しない)を用いて取得する。
【0066】
続いて、EFMG信号を“Lレベル”とし、第2電圧出力回路16の制御をACC回路34による定電流制御に切り替える。処理部44は、ADコンバータ(図示しない)によって第2電圧出力回路16から出力される制御電圧を読み取りながら、その制御電圧が電圧値VWDC_W2となるようにDA回路38の設定値を調整する。調整後のDA回路38の設定値が従来のWDAC3信号となる。
【0067】
以上のように求められたWDAC3信号をデータの再生を行うフレームが終了する前にDA回路38に設定すると、第2電圧出力回路16の制御がACC回路34からAPC回路32に切り替えられる前に第2電圧出力回路16の制御電圧をWDAC3信号に対応する電圧値まで予備的に昇圧しておくことができる。このときの第2電圧出力回路16からの制御電圧はデータの消去に適した制御電圧VWDC_W2と等しい値となる。データの再生時からデータの消去時及び記録時への移行に伴うレーザダイオード10の出力の変動を低減し、データの記録品位の低下を抑制すると共に、光ディスク装置のサーボ制御の破綻を防ぐことができる。
【0068】
<ライトパワーPWRの設定方法>
ライトパワーPWRを規定する減衰率ATTの設定方法について説明する。以下においても、LDON信号は“Lレベル”とし、スイッチSW3が開かれた状態で処理を行う。
【0069】
まず、EFMG信号を“Hレベル”に設定して第2電圧出力回路16とAPC回路32とを接続すると共に、ENDEC42によってPEO信号を“Hレベル”に設定してスイッチSW4を閉じる。このとき、PWO信号は“Lレベル”に設定し、スイッチSW5は開放状態とする。
【0070】
この状態で、処理部44からDA回路36に対して信号を出力し、APC回路32及びS/H回路40によってFMD回路48で読み取られるレーザダイオード10の出力がディスクへのデータの記録に用いられる中間のパワー7mWとなるように調整を行う。このとき、DA回路36に設定される信号値をWDAC_7として処理部44に記憶する。
【0071】
レーザダイオード10を駆動する第2電圧出力回路16からの制御電圧とレーザーダイオード10の出力とは原点0を通る比例関係にあるので、レーザダイオード10の出力が7mWとなるときのDA回路36の設定値WDAC_7に基づいてイレースパワーPERの下限値4mW及び上限値10mWでのDA回路36の設定値WDAC_4及びWDAC_10とをそれぞれ算出する。
【0072】
次に、ディスクのATIPから固有の出力比εを読み出す。この出力比εを用いて、イレースパワーPERとして下限値4mW、中間値7mW及び上限値10mWが設定されているときのライトパワーPWRの目標出力パワーを算出する。
【0073】
記録ストラテジによって異なるが、実験に基づいて例えば数式(3)による演算を行うことによってライトパワーPWRの目標出力パワーを算出することができる。
【0074】
【数3】
Figure 2004318996
但し、xは出力比εを%に変換したものであり、yは目標出力パワーである。
【0075】
次に、ENDEC42によってPEO信号を“Lレベル”に設定してスイッチSW4を開放すると共に、PWO信号を“Hレベル”に設定してスイッチSW5を閉じる。DA回路38には、設定値WDAC_4,WDAC_7及びWDAC_10を順に設定して、FMD回路48を用いてレーザダイオード10の実際の出力を測定出力パワーとして取得する。
【0076】
処理部44は、DA回路38への設定値毎に目標出力パワーと測定出力パワーとの比較を行い、これらが一致するまでATT回路20の減衰率ATTを調整する。設定値毎に目標出力パワーと測定出力パワーとが一致すると、その時点の減衰率ATTが処理部44に記憶される。例えば、DA回路38に設定値WDAC_4を設定した場合、目標出力パワーと測定出力パワーとが一致した時点の減衰率がATT(4)として記憶される。同様に、設定値WDAC_7及びWDAC_10に対する減衰率がATT(7)及びATT(10)として記憶される。
【0077】
このようにして、所定の出力比εにおけるイレースパワーPER4mW,7mW及び10mWに対する適切な減衰率ATTが調整される。イレースパワーPERに対して減衰率ATTは、図4に破線で示すように、2次曲線となるが、図4に実線で示すように、任意のイレースパワーPERに対する適切な減衰率ATTを数式(4)又は(5)を用いて直線近似により算出することができる。
【0078】
【数4】
Figure 2004318996
【0079】
ここで、数式(4)はイレースパワーPERが4mW〜7mWにある場合、数式(5)はイレースパワーPERが7mW〜10mWにある場合に使用する。
【0080】
すなわち、個々のディスクに対するデータの記録に適した出力比εが定められると、その出力比εにおける任意のイレースパワーPERに対する減衰率ATTを設定することができる。このように、減衰率ATTをイレースパワーPERの設定値に応じて変化させることによって、イレースパワーPERによらず一定のライトパワーPWRでデータの記録を行うことが可能となる。
【0081】
このように、イレースパワーPERの変更範囲における下限値、中間値及び上限値に対する減衰率ATTを一旦求めておくことによって、その後は上記数式(4)及び数式(5)を用いて任意のイレースパワーPERに対する適切な減衰率ATTを算術的に求めることができるため、出力比εの調整に用いられるデータ量を低減でき、調整時間も短縮することができる。
【0082】
また、本実施の形態では出力比εの調整をATT回路20の減衰率ATTを用いて行っているが、増幅器18の増幅率を用いて調整しても良い。さらに、減衰率ATT及び増幅率の両方を用いて調整しても良い。
【0083】
なお、本発明の光ディスク装置及び光ディスクの制御方法は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加えた態様とすることができる。
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、光ディスク装置においてデータの再生時からデータの消去又は記録時に移行する際のレーザダイオードの異常な出力を防ぐことができる。その結果、例えば、データの記録品質の低下を防ぐことができ、光ディスク装置のサーボ破綻を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【図2】光ディスク装置のLDドライバの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態における光ディスク装置の制御のタイミングチャートを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるDA回路の設定値の取得方法を説明する図である。
【図5】従来の光ディスク装置の制御におけるタイミングチャートを示す図である。
【図6】従来のDA回路の設定値の取得方法を説明する図である。
【符号の説明】
10 レーザダイオード、12 LDドライバ、14 第1電圧出力回路、16 第2電圧出力回路、18 増幅器、20 減衰回路(ATT回路)、26,28,36,38 デジタル/アナログ変換回路(DA回路)、22,32 定電力制御回路(APC回路)、24,34 定電流制御回路(ACC回路)、30,40 サンプル/ホールド回路(S/H回路)、42 ENDEC、44 処理部、46 切替タイミング回路、48 FMD回路、50 第1電流源、52 第2電流源、54 第3電流源、60 温度測定回路。

Claims (4)

  1. 第1の制御信号を出力する第1の制御信号出力手段と、
    第2の制御信号を出力する第2の制御信号出力手段と、を含み、
    データの再生時において前記第1の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御し、データの消去又は記録時において前記第2の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御する光ディスク装置であって、
    データの再生時において、前記第1の制御信号出力手段を定電力制御する第1の定電力制御手段と、
    データの消去又は記録時において、前記第1の制御信号出力手段を定電流制御する第1の定電流制御手段と、
    データの再生時において、前記第2の制御信号出力手段を定電流制御する第2の定電流制御手段と、
    データの消去又は記録時において、前記第2の制御信号出力手段を定電力制御する第2の定電力制御手段と、
    前記第1の制御信号出力手段の制御を前記第1の定電力制御手段から前記第1の定電流制御手段に切り替え、前記第2の制御信号出力手段の制御を前記第2の定電流制御手段から前記第2の定電力制御手段に切り替える切替手段と、
    を含み、
    前記切替手段によって前記第2の制御信号出力手段の制御が前記第2の定電流制御手段から前記第2の定電力制御手段へと切り替えられる前に、前記第2の制御信号出力手段から出力される制御信号がデータの消去又は記録時における値と略等しい値になるように前記第2の制御信号出力手段を定電流制御することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク装置において、
    前記光学素子を駆動するドライバと、
    データの消去又は記録時において前記ドライバと前記第1の制御信号出力手段との電気的接続を切るスイッチと、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 第1の制御信号を出力する第1の制御信号出力手段と、第2の制御信号を出力する第2の制御信号出力手段とを含み、データの再生時において前記第1の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御し、データの消去又は記録時において前記第2の制御信号に基づいて発光素子の出力を制御する光ディスク装置の制御方法であって、
    データの再生時において、前記第1の制御信号出力手段を定電力制御すると共に、前記第2の制御信号出力手段から出力される制御信号がデータの消去又は記録時における値と略等しい値になるように定電流制御する工程と、
    データの消去又は記録時において、前記第1の制御信号出力手段を定電流制御すると共に、前記第2の制御信号出力手段を定電力制御する工程と、
    を含むことを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
  4. 請求項3に記載の光ディスク装置の制御方法において、
    前記光ディスク装置は、前記光学素子を駆動するドライバを有し、前記ドライバと前記第1の制御信号出力手段とはスイッチを介して接続されており、
    データの再生時からデータの消去又は記録時に移行する際に、前記スイッチを用いて前記ドライバと前記第1の制御信号出力手段との電気的な接続を切る工程を有することを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100892331B1 (ko) * 2006-05-31 2009-04-08 가부시끼가이샤 도시바 광 디스크 장치 및 기록 전력 제어 방법

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