JP2004317585A - 蓋付モニタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液晶ディスプレイ11の画面上に重ねられて接触によって情報を入力するタッチパネル12と、タッチパネル12の表面に着脱可能であって、装着された状態において液晶ディスプレイ11の画面の一部を視認可能に開口された小窓22とタッチパネル12に接触するために用いられる操作部23とを備えた蓋20と、蓋20の装着の有無を検出する蓋着脱・種別検出部52と、蓋20の無装着が検出された場合に、液晶ディスプレイ11の画面全体に情報を表示させ且つ接触されたタッチパネル12の位置に対応する情報を入力し、蓋20の装着が検出された場合に、液晶ディスプレイ11の画面の小窓22に対応する部分に情報を表示させ且つ操作部23を用いて接触されたタッチパネル12の位置に対応する情報を入力する表示制御部50とを備えている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、モニタに被せる蓋の着脱に応じて異なる動作をする蓋付モニタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に搭載される機器(以下、「車載用機器」という)としてカーナビゲーションシステム、カーオーディオシステム等が知られている。このような車載用機器は、各種情報や動作状態の確認、設定切り替え等の操作を運転席から行うことができるように、表示部と操作部が自動車のダッシュボード等に取り付けられる場合が多い。しかしながら、スペースの制約から取り付け可能な車載用機器の数やサイズは限定されるので、複数種類の車載用機器は統合化され、表示部や操作部は1つに集約されつつある。この場合、表示部の周辺に操作部を配置した構成が一般的に採用されている。
【0003】
一方、機能の多様化に伴って画面に表示すべき情報は増加しており、表示部の大画面化、高精細化等が要望されている。しかしながら、この要望に応えようとすると、操作部を設けるスペースが減少する。そこで、狭いスペースで多くの機能を実現するために、操作部に含まれる操作釦を可能な限り小型化したり、1つの操作釦に複数の機能を割り当てる等の措置が講じられている。その結果、操作が複雑化し、誤操作につながったり、使い方が分からないという問題が生じている。
【0004】
このような状況下で、ダッシュボード等に取り付けられた車載用機器の露出した部分を最大限に利用するという観点から、ディスプレイの画面上に表示された操作釦をユーザが直接触れることにより直感的な操作を可能にするタッチパネルを用いた操作装置が多くの車載用機器に採用されている。
【0005】
このようなタッチパネルを用いた技術として、例えば特許文献1は、情報表示操作装置を開示している。この情報表示操作装置は、回転可能な操作部に透明な保護カバーと透明なスイッチ操作手段とを配置し、ディスプレイの表示が見えるようにするとともに、スイッチ操作手段が押されるとディスプレイ上に設けられたタッチスイッチが入力を検知する。また、スイッチ操作手段をディスプレイの表示の周縁部に配置することにより、不透明な部材をディスプレイ外部に配置してディスプレイ上には透明な部材のみが存在するようにしている。この構成により、ディスプレイの表示を見ながら操作感のあるスイッチ操作が可能になり、操作部を開いた状態では通常のタッチスイッチを用いた入力ができ、操作部を閉じた状態では、確実なスイッチ操作ができる操作環境を得ることができる。
【0006】
また、他の技術として、特許文献2は、開閉蓋を閉じた状態であっても発着信操作を行え、かつ、その操作に伴う発着信情報を確認できるようにし、また、発着信操作等の電話機能とその他の機能を併有している場合にも、機能の使い分けの操作性を良好にする携帯型電話機を開示している。この携帯型電話機では、タッチパネル付きディスプレイを備えた本体に、そのディスプレイを掩蔽し又は露出させるように開閉する開閉蓋が取り付けられており、その開閉蓋には、ディスプレイの一部を視認できるようにする視認窓及び発着信操作が行える蓋側操作部が設けられている。また、開閉蓋が閉じられているときには、蓋側操作部による発着信操作及びこの操作に伴う電話番号等の発着信情報をディスプレイの視認窓に対向する領域に表示する電話機能が有効になるようにし、開閉蓋が開かれているときには、電話機能とその他の機能が有効になるようにする機能切換手段を備えている。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−258896号公報
【特許文献2】
特開平10−145469号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のタッチパネルを用いた操作装置では、例えばユーザが所望の情報を得たい場合に、操作釦を操作して画面を切り替えたり、多種多様な情報が表示されたディスプレイの画面を直視して所望する情報を見つけ出す必要があるので、運転者が運転中に操作をすることは危険である。
【0009】
この発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、視認に基づく操作に加え、大まかな視認と触覚を利用して操作できる蓋付モニタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る蓋付モニタは、上記目的を達成するために、ディスプレイの画面上に重ねられて接触によって情報を入力するタッチパネルと、タッチパネルの表面に着脱可能であって、装着された状態においてディスプレイの画面の一部を視認可能に開口された小窓とタッチパネルに接触するために用いられる操作部とを備えた蓋と、蓋が装着されているかどうかを検出する検出部と、検出部により蓋が装着されていないことが検出された場合に、ディスプレイの画面全体に情報を表示させ且つ接触されたタッチパネルの位置に対応する情報を入力し、検出部により蓋が装着されていることが検出された場合に、ディスプレイの画面の小窓に対応する部分に情報を表示させ且つ操作部を用いて接触されたタッチパネルの位置に対応する情報を入力する制御部とを備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、この発明に係る蓋付モニタが車載用機器に適用される場合を例に挙げて説明する。また、以下の説明では、各実施の形態又はその変形例において、同一又は対応する構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0012】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタの構造を示す図であり、図1(A)は蓋が装着された状態を示す正面図、図1(B)は蓋が装着されていない状態を示す正面図である。
【0013】
この蓋付モニタは、大きく分けると、表示部10、蓋20及び駆動機構30から構成されている。
【0014】
表示部10は、液晶ディスプレイ11の上に透明のタッチパネル12を重ねることによって構成されている。液晶ディスプレイ11としては、例えばカラー液晶ディスプレイが使用される。また、タッチパネル12としては、例えば抵抗薄膜方式のタッチパネルが使用される。液晶ディスプレイ11の背面には、図示しないバックライト11a(図6参照)が設けられている。この表示部10は、筐体の一部を構成する枠13によって支持されている。この表示部10には、蓋20が装着されているか否かによって異なる情報が表示される。
【0015】
蓋20は、表示部10の表面に着脱可能に構成されている。この蓋20が表示部10に装着されない時は、枠13の下部に横長に設けられた収納部14に収納されている。蓋20が収納部14に収納された状態では、図1(B)に示すように、表示部10の全面が露出する。
【0016】
この蓋20が表示部10に装着されない状態において、表示部10には、ナビゲーション用の地図や経路の画像、テレビジョンの映像、オーディオの制御画面、エアコントローラ(以下、「エアコン」と略する)の制御画面、走行及び車両状態を表す情報(走行距離、走行時間、平均車速、平均燃費、メンテナンス告知等)、環境情報(進行方位、外気温、大気圧、標高等)といった各種情報が選択的に表示される。また、表示部10には、ユーザが接触により種々の情報を入力するための釦の絵(ソフトキー)が表示される。ユーザは、図2に簡略化して示すように、表示された釦の絵に接触することにより入力操作を行う。
【0017】
一方、蓋20が表示部10の表面に装着される時は、図1(A)に示すように、蓋20は収納部14から引き出されて表示部10の全表面を覆うように装着される。この蓋20が装着された状態において、表示部10の一部(後述する小窓22に対応する部分)に、簡単な情報が表示される。
【0018】
この蓋20は、小窓22と操作部23とから構成されている。小窓22は、蓋本体21を貫通するように開口されており、この小窓22を介して表示部10の一部に表示された情報を見ることができる。この小窓22を介して見ることができる情報には、例えば簡易表示されたナビゲーション情報、オーディオ動作状態、エアコン作状態といった運転中に確認する必要のある最低限の情報が含まれる。小窓22に表示れる情報はユーザの操作によって切り替え可能になっている。なお、小窓22は1つに限らず、情報の種類に対応させて複数設けることができる。
【0019】
操作部23は、複数の機械式の操作釦(ハードキー)(以下、符号24で代表して説明する)から構成されている。操作釦24の裏面には、例えば図3に簡略化して示すように、突起部25が設けられている。操作釦25は図示しないバネにより蓋20の表面側に付勢されており、通常は、図3(A)に示すように、突起部25がタッチパネル12から離間されている。操作釦24の突起部25は、図3(B)に示すように、押圧されることによりタッチパネル12に接触する。従って、ユーザは、操作部23を押圧することにより入力操作を行う。
【0020】
操作部23に設けられる操作釦24としては、例えば電源釦「POWER」、ナビゲーション開始釦「NAVI」、メニュー選択釦「メニュー」、情報選択釦「情報」、ラジオ開始釦「AM/FM」、テレビジョン開始釦「TV」、オーディオ開始釦「CD/MD」、チューニング釦「TUNE」、音量釦「音量」、エアコン開始釦「エアコン」、エアコン温度設定釦「温度」、エアコン動作モード設定釦「モード」、ファンクション釦「1〜5」等が含まれる。
【0021】
操作釦24は、光を透過する材料で構成されている。また、操作釦24には機能を表す機能名が刻印されている。そして、夜間灯の点灯スイッチが投入されると、表示部10を構成する液晶ディスプレイ11の操作釦24に対向する部分の輝度が高くされる。これにより、ユーザは、夜間であっても操作部23の各操作釦24の機能を容易に視認できる。この構成によれば、夜間照明用のランプやLEDが不要であるので蓋付モニタの低コスト化を実現できる。
【0022】
また、操作釦24を、透明材料で構成し、表示部10を構成する液晶ディスプレイ11の各操作釦24に対向する部分にその機能名を所望の色で表示させるように構成できる。この構成によれば、各操作釦24の刻印が不要になる。また、各操作釦24にユーザの好みの機能を割り当てて所望の機能名及び色で表示させることが可能になる。更に、割り当て状態を表す情報をメモリに格納しておき、後に、その情報をメモリから読み出して一括して設定できるようにすれば、複数のユーザが自己に好適な操作釦24の配置を有する操作部23を構成できるので、少ない品種でユーザの多様なニーズに応えることができる。
【0023】
また、蓋20の操作部23は、図4(A)に簡略化して示すように、操作釦24の代わりに、操作釦に対応する位置に開口部26を形成して構成することができる。ユーザは、図4(B)に簡略化して示すように、開口部26に指を挿入してタッチパネル12に接触することにより入力操作を行う。この構成によれば、操作釦24は不要になるので、蓋20を安価に構成できる。
【0024】
ここで、タッチパネル12から得られる情報の自動補正及び複数の位置が同時に接触された場合の接触位置の検出について説明する。タッチパネル12として、抵抗薄膜方式のタッチスイッチが使用される場合、タッチスイッチの特性に起因して、得られる座標情報がばらつくので補正する必要がある。しかしながら、上記のように構成される蓋20を用いれば、操作釦24又は開口部26を用いて押圧されるタッチパネル12の位置は既知であるので、操作時の座標ずれ量を検出し、この検出結果に基づいてタッチスイッチの特性を自動的に補正することが可能になる。
【0025】
また、抵抗薄膜方式のタッチスイッチでは、一般に、複数の位置が同時に押圧されると、押圧された位置の中間の位置の座標情報が出力されるので、複数の位置が押圧されたことを検出できない。そこで、上述したように構成される蓋20によれば、操作部23の上の操作釦24又は開口部26を、複数の位置が同時に接触されたときに認識される位置(中間の位置)に配置しないことにより、上述した問題を解消することができる。
【0026】
なお、蓋20に搭載される操作釦24の中のユーザが頻繁に使用する基本的な操作釦、例えばナビゲーション、テレビジョン及びオーディオ等を切り替えるための操作釦を、枠13の一部に搭載するように構成することもできる。この構成によれば、例えばナビゲーション、テレビジョン又はオーディオの選択という大まかな操作は枠13に設けられた操作釦を用いて行い、例えばナビゲーションが選択された後の目的地や経由地の設定といった細かい操作は表示部10の全画面を用いて行うという使い方が可能になり、操作性が向上する。
【0027】
駆動機構30は、例えば図5に示すように、蓋20を先端部で回動自在に支持する支持体31及び支持体31を図示しないガイドに沿ってスライドさせると共に蓋20を回動させる駆動源としてのモータ32から構成されている。この駆動機構30は、収納部14から蓋20を引き出して表示部10の表面に装着させると共に、装着を解除して収納部14に収納させる。
【0028】
この駆動機構30により蓋20が表示部10の表面に装着される様子を図5(A)〜図5(D)を参照しながら説明する。後述する表示制御部50からモータ駆動部54を介してモータ32が駆動されると、図5(A)に示すように、支持体31に折り重ねられた蓋20は、図示しないガイドに沿って収納部14から引き出されるように、図示矢印方向にスライドされる。
【0029】
そして、図5(B)に示すように、蓋20の全体が外部に引き出された状態に至ると、図示しない回動機構が作動し、図5(C)に示すように、蓋20が支持体31の先端部を軸として上方向(図示矢印方向)に回動する。そして、蓋20が支持体31に対して垂直な状態に至ると、図5(D)に示すように、支持体31は、図示しないガイドに沿って収納部14に収納されるように、図示矢印方向にスライドされる。そして、蓋20が表示部10の表面に当接した時点で駆動機構30による駆動は停止され、蓋20が表示部10の表面に装着される。蓋20が表示部10の表面に装着された状態から装着が解除されて収納部14に収納される時は、上述した動作と逆の動作が行われる。
【0030】
図6は、この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタが適用された車載用機器の電気的な構成を示すブロック図である。この車載用機器は、表示制御部50、タッチパネル駆動部51、蓋着脱・種別検出部52、映像生成部53、モータ駆動部54、着座状態検出部55、車両状態検出部56、リモコン信号受信部57、音声認識部58、音声入力部59、ハードキー60、ナビゲーション制御部61、GPS受信機62、角度センサ63、距離センサ64、地図記憶装置65、外部通信装置66、オーディオ制御部67、TVチューナ制御部68及びエアコン制御部69から構成されている。
【0031】
表示制御部50は、例えばマイクロコンピュータから構成されており、この車載用機器の全体を制御する。タッチパネル駆動部51には、上述したタッチパネル12が接続されている。タッチパネル駆動部51は、タッチパネル12から送られてくる信号に基づいて接触位置の座標を検出し、表示制御部50に送る。
【0032】
蓋着脱・種別検出部52は、表示部10の表面への蓋20の装着の有無及び蓋20の種類を検出する。この蓋着脱・種別検出部52としては、例えば蓋20の装着により押圧される機械式のスイッチ、光センサや圧力センサといった各種センサ、蓋20との通信により装着の有無を検出する通信装置、蓋20に貼られたバーコードを読み取るバーコード読み取り装置等を用いることができる。この蓋着脱・種別検出部52で検出された蓋20の装着の有無及び蓋20の種類を表す信号は、開閉検出情報として表示制御部50に送られる。
【0033】
映像生成部53は、表示制御部50からの信号に基づいて、液晶ディスプレイ11に画像を表示させるための映像信号を生成する。この映像信号には、ナビゲーション用の地図や経路の画像、テレビジョンの映像、オーディオの制御画面、エアコンの制御画面、走行及び車両状態を表すメッセージの映像等を生成するための信号が含まれる。この映像生成部53で生成された映像信号は液晶ディスプレイ11に送られる。なお、液晶ディスプレイ11の背後に配置されたバックライト11aの点灯及び消灯は、表示制御部50からの信号によって直接制御される。
【0034】
モータ駆動部54は、表示制御部50からの信号に応じて、駆動機構30を構成するモータ32を駆動するための駆動信号を生成する。このモータ駆動部54で生成された駆動信号がモータ32に供給されることにより、モータ32が正回転又は逆回転し、以て蓋20を表示部10の表面に装着し又は装着を解除する制御が行われる。
【0035】
着座状態検出部55は、車両の各シートに人が着座しているかどうかを検出する。この検出結果は、乗員着座状態情報として表示制御部50に送られる。車両状態検出部56は、車両が走行中であるか停止中であるかを検出する。この検出結果は、車両状態情報として表示制御部50に送られる。
【0036】
リモコン信号受信部57は、図示しないリモートコントローラ(以下、「リモコン」と略する)からの光又は電波を受信し、電気信号に変換して表示制御部50に送る。リモコンは、表示部10に設けられたタッチパネル12への接触や蓋20に搭載された操作釦24を操作することなく車載用機器を遠隔から操作するために使用される。
【0037】
音声認識部58は、例えばマイクロフォンによって構成される音声入力部59からの音声信号を認識し、認識結果を表示制御部に送る。この音声認識部58及び音声入力部59は、音声によって車載用機器を操作するために使用される。
【0038】
ハードキー60は、複数の機械式のスイッチから構成されている。このハードキーには、表示部10(液晶ディスプレイ11、バックライト11a及びタッチパネル12)に電源を供給するためのモニタ電源スイッチ、蓋20の装着及び装着の解除を自動的に行うかどかを指示する自動開閉有効スイッチ(何れも図示しない)が含まれる。
【0039】
ナビゲーション制御部61にはGPS受信機62、角度センサ63、距離センサ64、地図記憶装置65及び外部通信装置66が接続されている。GPS受信機は衛星からの電波に基づいて車両の現在位置を算出し、ナビゲーション制御部61に送る。角度センサ63は、車両の進行方位を検出してナビゲーション制御部61に送る。距離センサ64は、単位時間に走行した距離を検出してナビゲーション制御部61に送る。地図記憶装置65は、地図情報を記憶する。この地図記憶装置65に記憶された地図情報は、ナビゲーション制御部61から読み出される。外部通信装置66は、図示しない交通情報センタと通信することにより例えば道路情報を取得する。
【0040】
ナビゲーション制御部61は、表示部10に表示されたソフトキー又は蓋20上の操作釦24を操作することによって指定された目的地や経由地までの経路を探索し、探索された経路に沿って車両を誘導する処理を行う。具体的には、ナビゲーション制御部61は、車両の周辺の地図情報を地図記憶装置65から読み出して表示制御部50に送る。表示制御部50は、受け取った地図情報を映像生成部53に送る。映像生成部53は、受け取った地図情報に基づき映像信号を生成して表示部10に送る。これにより、表示部10に地図が表示される。
【0041】
また、ナビゲーション制御部61は、GPS受信機62、角度センサ63及び距離センサ64から受け取った信号に基づき車両の現在位置を算出し、上述した手順と同様の手順で、表示部10に表示されている地図上に現在位置を表すマークを表示させる。また、ナビゲーション制御部61は、外部通信装置66から受け取った道路情報を、上述した手順と同様の手順で表示部10に表示させる。
【0042】
オーディオ制御部67は、表示部10に表示されたソフトキー又は蓋20上の操作釦24の操作に従ってオーディオ再生を行う。TVチューナ制御部68は、表示部10に表示されたソフトキー又は蓋20上の操作釦24の操作に従ってチャンネルを選択し、選択されたチャンネルの映像を、上述した手順と同様の手順で表示部10に表示させる。エアコン制御部69は、表示部10に表示されたソフトキー又は蓋20上の操作部23の操作に従って、エアコンの温度や動作モードを設定する。
【0043】
次に、この発明の実施の形態1に係る蓋付モータが適用された車載用機器の動作のうち、蓋20の開閉制御を行う部分の動作を、図7に示したフローチャートを参照しながら説明する。
【0044】
先ず、車両状態検出部56から、車両が走行中であるか停止中であるかを表す車両状態情報が取得される(ステップST10)。次いで、着座状態検出部55から、車両の各シートに人が着座しているかどうかを表す乗員着座情報が取得される(ステップST11)。次いで、蓋着脱・種別検出部52から蓋20が表示部20の表面に装着されているかどうかを表す開閉検出情報が取得される(ステップST12)。
【0045】
次いで、車両の電源がオフ(OFF)であるかどうかが調べられる(ステップST13)。これは、図示しないイグニッションスイッチがオンのポジションにセットされているかどうかを調べることにより行われる。このステップST13で、車両の電源がオフであることが判断されると、シーケンスはステップST14に進み、蓋20は開状態(装着されていない状態)であるかどうかが調べられる。ここで、開状態であることが判断されると、図5を参照して既に説明した閉動作制御が行われる(ステップST15)。その後、シーケンスはステップST26に進む。一方、開状態でないことが判断されると、既に閉状態であることが認識され、シーケンスはステップST26に進む。以上の処理により、車両の電源がオフにされている時は、常に、表示部10の表面に蓋20が装着された状態にされる。
【0046】
上記ステップST13で、車両の電源がオフでないことが判断されると、次いで、モニタ電源がオフ(OFF)であるかどうかが調べられる(ステップST16)。これは、ハードキー60に含まれるモニタ電源スイッチがオンにされているかどうかを調べることにより行われる。ここで、モニタ電源がオフであることが判断されると、シーケンスはステップST14に進み、上述した処理が行われる。これにより、表示部10を構成する液晶ディスプレイ11、バックライト11a及びタッチパネル12に電源が供給されていない時は、常に、表示部10の表面に蓋20が装着された状態にされる。
【0047】
上記ステップST16で、モニタ電源がオフでないことが判断されると、次いで、上記ステップST11で取得された乗員着座情報を参照して、乗員が一人も着座していないかどうかが調べられる(ステップST17)。ここで、乗員が一人も着座していないことが判断されると、シーケンスはステップST14に進み、上述した処理が行われる。これにより、車両に一人も乗車していない時は、常に、表示部10の表面に蓋20が装着された状態にされる。
【0048】
上記ステップST17で、乗員が一人以上着座していることが判断されると、次いで、上記ステップST10で取得された車両状態情報を参照して、車両が停車中であるかどうかが調べられる(ステップST18)。ここで、車両が停車中であることが判断されるとシーケンスはステップST23に進む。一方停止中でない、つまり車両が走行中であることが判断されると、次いで、上記ステップST11で取得された乗員着座情報を参照して、助手席に着座があるかどうかが調べられる(ステップST19)。ここで、助手席に着座があることが判断されるとシーケンスはステップST23に進む。一方助手席に着座がないことが判断されると、自動開閉が有効であるかどうかが調べられる(ステップST20)。これは、自動開閉有効スイッチがオンにされているかどうかを調べることにより行われる。ここで、自動開閉が有効にされていない場合は、シーケンスはステップST26に進む。
【0049】
一方、ステップST20で、自動開閉が有効であることが判断されると、次いで、蓋20は開状態(装着されていない状態)であるかどうかが調べられる(ステップST21)。ここで、開状態であることが判断されると、図5を参照して既に説明した閉動作制御が行われる(ステップST22)。その後、シーケンスはステップST26に進む。一方、開状態でないことが判断されると、既に閉状態であることが認識され、シーケンスはステップST26に進む。以上のステップST18〜ST22の処理により、車両が走行中であって助手席に人がいない場合は、自動開閉が有効にされているという条件の下に、表示部10の表面に蓋20が装着される。
【0050】
上記ステップST18で停止中であることが判断された場合及び上記ステップST19で助手席に着座があることが判断されると、次いで、自動開閉が有効であるかどうかが調べられる(ステップST20)。これは、自動開閉有効スイッチがオンにされているかどうかを調べることにより行われる。ここで、自動開閉が有効にされていない場合は、シーケンスはステップST26に進む。一方、自動開閉が有効であることが判断されると、蓋20は閉状態(装着されている状態)であるかどうかが調べられる(ステップST24)。ここで、閉状態であることが判断されると、図5を参照して既に説明した開動作制御が行われる(ステップST25)。その後、シーケンスはステップST26に進む。一方、閉状態でないことが判断されると、既に開状態であることが認識され、シーケンスはステップST26に進む。以上のステップST18、ST19、ST23〜ST25の処理により、車両が走行中であって助手席に人がいる場合は、自動開閉が有効にされているという条件の下に、表示部10の表面に装着されている蓋20が外される。
【0051】
ステップST26では、蓋20は開状態(装着されていない状態)であるかどうかが調べられる。ここで、開状態であることが判断されると、表示部10を用いた各種制御が行われる(ステップST27)。一方、開状態でないことが判断されると、蓋20の操作部23を用いた各種制御が行われる(ステップST28)。
【0052】
以上説明したように、この実施の形態1に係る蓋付モニタによれば、車両が走行中であって助手席に人がいない場合は、表示部10の表面に蓋20が装着される。従って、運転手は、小窓22に表示された大まかな情報を見ると共に触覚を利用して蓋20上の操作釦24を操作できるので、表示部10の表示や操作釦24を直視する必要がなく、運転中であっても安全に各種操作を行うことができる。一方、車両が停止中又は助手席に人がいる場合は、表示部10の表面に装着された蓋20は外される。従って、運転手又は助手席の乗員は、大きな表示部20に表示された多種多様の情報を参照して細かい操作が可能になる。
【0053】
なお、上述した実施の形態1では、蓋20の収納部14を枠13の下部に横長に設けたが、図8に示すように、蓋20の収納部14を枠13の上部に横長に設けるように変形できる。この変形例では、駆動機構30は、蓋20を先端部で回動自在に支持する支持体31と、この支持体31を図示しないガイドに沿ってスライドさせると共に蓋20を回動させる駆動源としてのモータ32から構成されている。
【0054】
この駆動機構30により蓋20が表示部10の表面に装着される様子を図8(A)〜図8(C)を参照しながら説明する。表示制御部50からモータ駆動部54を介してモータ32が駆動されると、図8(A)に示すように、支持体31に連結された蓋20は、図示しないガイドに沿って収納部14から引き出されるように、図示矢印方向にスライドされる。
【0055】
そして、図8(B)に示すように、蓋20の全体が外部に引き出された状態に至ると、図示しない回動機構が作動し、蓋20が支持体31の先端部を軸として下方向(図示矢印方向)に回動する。そして、蓋20が、図8(C)に示すように、支持体31に対して垂直な状態に至ると駆動機構30による駆動は停止され、蓋20が表示部10の表面に装着される。蓋20が表示部10の表面に装着された状態から装着が解除されて収納部14に収納される時は、上述した動作と逆の動作が行われる。
【0056】
また、図示は省略するが、蓋20の収納部14を枠13の左部又は右部に縦長に設けるように変形できる。これらの場合も、駆動機構30は、上述した実施の形態1又はその変形例と同様に構成することができる。
【0057】
また、上述した実施の形態1では、着座状態検出部55からの着座状態情報及び車両状態検出部56からの車両状態情報に基づいて、表示部10の表面への蓋20の装着及びその解除を自動的に行うように構成したが、ハードキー60の1つとして開閉指示スイッチを更に設け、この開閉指示スイッチからの指示がなされた場合も、表示部10の表面への蓋20の装着及びその解除を自動的に行うように構成できる。この構成によれば、ユーザは、表示部10の表面への蓋20の装着の可否を明示的に指示できるので操作性が向上する。
【0058】
また、表示部10の表面への蓋20の装着及びその解除を自動的に行うのではなく、蓋20を収納部14から手動で引き出して表示部20の表面に装着し、また、収納部14に手動で収納して装着を解除するように変形することもできる。この構成によれば、モータ32及びモータ駆動部54が不要になるので蓋付モニタを簡単且つ安価に構成できる。
【0059】
また、上述した実施の形態1では、蓋20をスライドさせて収納部14に収納する(以下、「スライド方式」という)ように構成したが、枠13の一辺にヒンジを用いて蓋20を開閉自在に取り付け(以下、「開閉方式」という)、以て蓋20を表示部10の表面に装着し又は装着を解除するように変形できる。この構成によれば、蓋20を収納するための収納部が不要になるので、蓋付モニタの筐体の構造が簡単になる。なお、この変形例の場合、上述した実施の形態1に係る蓋付モニタにように、蓋20の開閉を表示制御部50からの制御によって自動的に行うように構成することもできる。
【0060】
更に、蓋20を枠13に手動で嵌め込むことにより表示部10の表面に装着し、枠13から手動で取り外すことにより装着を解除する(以下、「着脱方式」という)ように変形することもできる。この着脱方式を採用すれば、上記スライド方式及び開閉方式よりも蓋付モニタの構造が更に簡単になる。
【0061】
また、上述した実施の形態1では、1枚の蓋20で表示部10の全面を覆うように構成したが、図9に簡略化して示すように、蓋20を上蓋20aと下蓋20bとに分割し、筐体の上部及び下部に設けられた各収納部にそれぞれスライド方式で収納するように変形できる。図9(A)は表示部10に上蓋20a及下蓋20bが装着された状態を示し、図9(B)は上蓋20a及下蓋20bの装着が解除された状態を示す。なお、この図9に示す構成の場合もスライド方式に限らず、開閉方式又は着脱方式を採用することができる。
【0062】
更に、上述した実施の形態1及びその変形例では、蓋20又は上蓋20a及び下蓋20bによって表示部10の全面を覆うように構成したが、図10に簡略化して示すように、蓋20を表示部10の表面の一部を覆う大きさに形成し、表示部10の表面に沿って上下方向にスライド可能に構成することができる。この場合、蓋20には、図10(D)に示すように、操作部23のみが形成され、小窓は形成されない。また、蓋20は、図10(C)に示すように、筐体の上部に設けられた収納部にスライド方式で収納可能になっている。
【0063】
このように構成される蓋付モニタは、図10(A)に示すように、蓋20を上側にスライドさせた状態では、表示部10の下側に例えばナビゲーション用の地図や経路の画像が表示される。また、図10(B)に示すように、蓋20を下側にスライドさせた状態では、表示部10の上側に例えばオーディオ及びエアコンの制御画面が表示される。更に、図10(C)に示すように、蓋20が収納部に収納された状態では、表示部10の全面にテレビジョンの映像が表示される。
【0064】
なお、図10に示した構成の場合もスライド方式に限らず、開閉方式又は着脱方式を採用することができる。また、上述した実施の形態1と同様に、蓋20のスライド及び収納を表示制御部50からの制御によって自動的に行うように構成することもできる。
【0065】
以上説明した実施の形態1及びその変形例では、蓋20又は上蓋20a及び下蓋20bは1種類であるが、小窓22の大きさや位置及び操作部23の数や大きさが異なる複数種類の蓋を作製し、適宜交換できるように構成することができる。この場合、表示制御部50は、蓋着脱・種別検出部52で検出された蓋20の種類に応じて、表示部10の小窓22に対応する部分に表示する情報を変更し、また、操作部23の操作により接触されたタッチパネル12によって入力される情報の定義を変更する。この構成によれば、1台の車両を複数人で利用する場合に、各ユーザは、自己に適した蓋20に交換することにより、快適な操作が可能になる。
【0066】
なお、上述した実施の形態1及びその変形例では、この発明に係る蓋付モニタが車載用機器に適用される場合を例に挙げて説明したが、この発明に係る蓋付モニタは車載用機器に限らず、種々の機器に適用できる。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ディスプレイの画面上に重ねられたタッチパネルの表面に着脱可能であって小窓と操作部とを有する蓋を備え、この蓋が装着されていない場合は、ディスプレイの画面全体に情報を表示させ且つ接触されたタッチパネルの位置に対応する情報を入力し、蓋が装着されている時は、小窓に情報を表示させ且つ操作部を用いて接触されたタッチパネルの位置に対応する情報を入力するように構成したので、ユーザは、蓋が装着されている状態では、小窓に表示された大まかな情報を見ると共に触覚を利用して蓋上の操作釦を操作できる。一方、蓋が装着されていない状態では、ディスプレイの全画面に表示された多種多様の情報を参照して細かい操作が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタの構造を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタにおいて、蓋が装着されていない時の操作を説明するための図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタにおいて、操作釦を備えた蓋が装着されている時の操作を説明するための図である。
【図4】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタにおいて、小窓を備えた蓋が装着されている時の操作を説明するための図である。
【図5】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタの駆動機構の構成及び動作を説明するための図である。
【図6】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタが適用された車載用機器の電気的な構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタが適用された車載用機器の動作を示すフローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタの変形例に係る駆動機構の構成及び動作を説明するための図である。
【図9】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタの他の変形例に係る蓋の構成及び動作を説明するための図である。
【図10】この発明の実施の形態1に係る蓋付モニタの更に他の変形例に係る蓋の構成及び動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 表示部、11 液晶ディスプレイ、12 タッチパネル、13 枠、14 収納部、20 蓋、21 蓋本体、22 小窓、23 操作部、24 操作釦、25 突起部、26 開口部、30 駆動機構、31 支持体、32 モータ、50 表示制御部(制御部)、51 タッチパネル駆動部、52 蓋着脱・種別検出部(検出部)、53 映像生成部、54 モータ駆動部、55 着座状態検出部(センサ)、56 車両状態検出部(センサ)。
Claims (10)
- ディスプレイの画面上に重ねられて接触によって情報を入力するタッチパネルと、
前記タッチパネルの表面に着脱可能であって、装着された状態において前記ディスプレイの画面の一部を視認可能に開口された小窓と前記タッチパネルに接触するために用いられる操作部とを備えた蓋と、
前記蓋が装着されているかどうかを検出する検出部と、
前記検出部により前記蓋が装着されていないことが検出された場合に、前記ディスプレイの画面全体に情報を表示させ且つ接触された前記タッチパネルの位置に対応する情報を入力し、前記検出部により前記蓋が装着されていることが検出された場合に、前記ディスプレイの画面の前記小窓に対応する部分に情報を表示させ且つ前記操作部を用いて接触された前記タッチパネルの位置に対応する情報を入力する制御部と
を備えたことを特徴とする蓋付モニタ。 - 制御部からの指示に応じて蓋をタッチパネルの表面に自動的に着脱させる駆動機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の蓋付モニタ。
- 周囲の状態を検出するセンサを備え、
制御部は、前記センサで検出された周囲の状態に応じて、蓋をタッチパネルの表面に装着させるかどうかを駆動機構に指示することを特徴とする請求項2記載の蓋付モニタ。 - 蓋は、小窓及び操作部の少なくとも1つの構成が異なる他の蓋と交換可能であることを特徴とする請求項1記載の蓋付モニタ。
- 検出部は、蓋の種類を検出し、
制御部は、前記検出部で検出された蓋の種類に応じて、ディスプレイの画面の小窓に対応する部分に表示される情報及び操作部を用いて接触されたタッチパネルの位置に対応させる情報を変更することを特徴とする請求項4記載の蓋付モニタ。 - 蓋に備えられた操作部は、押圧によって前記タッチパネルに接触する操作釦から成ることを特徴とする請求項1記載の蓋付モニタ。
- 制御部は、検出部により蓋が装着されていることが検出された場合に、ディスプレイの画面の操作釦に対向する部分の輝度を高くし、バックライトとして機能させることを特徴とする請求項6記載の蓋付モニタ。
- 蓋に備えられた操作部は、タッチパネルに接触するための開口部から成ることを特徴とする請求項1記載の蓋付モニタ。
- 制御部は、検出部により蓋が装着されていることが検出された場合に、ディスプレイの画面の開口部に対応する部分に機能名を表示させることを特徴とする請求項8記載の蓋付モニタ。
- 蓋の操作部は、複数の操作釦又は複数の開口部から成り、複数の操作釦又は複数の開口部の各々は、該複数の操作釦又は複数の開口部を用いてタッチパネルの複数の位置が同時に接触されたときに認識される複数の接触位置の中間の位置以外に配置されることを特徴とする請求項1記載の蓋付モニタ。
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