JP2004311038A - 蛍光ランプ - Google Patents

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JP2004311038A
JP2004311038A JP2003098748A JP2003098748A JP2004311038A JP 2004311038 A JP2004311038 A JP 2004311038A JP 2003098748 A JP2003098748 A JP 2003098748A JP 2003098748 A JP2003098748 A JP 2003098748A JP 2004311038 A JP2004311038 A JP 2004311038A
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fluorescent lamp
lead wire
caulking
diameter
base pin
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Yoshimasa Takahashi
喜将 高橋
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Abstract

【課題】蛍光ランプのカシメによるリード線と口金ピンの接続を強くし、リード線を口金ピンより抜け難くする。
【解決手段】カシメを二つ以上の異なった直径をもつ略円柱形にし、第一段の直径Dを次の第二段の直径Dよりも大きくする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蛍光ランプのリード線を口金ピンから抜ける方向に引っ張った場合、リード線が抜け難いよう改善する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、汎用されている蛍光ランプのカシメは、一つの略円柱形の場合が多く、カシメの直径Dは0.5〜3mmφとされている。前記カシメで、リード線を口金ピンから抜ける方向に引っ張った場合、前記カシメにより成形された口金ピンの凹み部分とリード線の接触面積が小さく、その接触面が略平面であるため、リード線が口金ピンから滑り易くなり、抜け易いという特徴があった。従来の技術では、リード線が口金ピンから抜けてしまうことで、蛍光ランプの外部にある口金ピンより、フィラメントに電流を供給できず、最終的に蛍光ランプが不点灯になってしまう恐れがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、前記カシメを二つ以上の異なった直径をもつ略円柱形の組み合わせ構造とすることによって、前記カシメにより成形された口金ピンの凹み部分とリード線の接触面積を大きくし、かつその接触面は略平面でない凸凹のある構造となるため、リード線を口金ピンから抜ける方向に引っ張った場合でも、リード線は口金ピンに突起部分に引っ掛かることで口金ピンより抜け難くなり、確実に蛍光ランプの外部にある口金ピンより、フィラメントに電流を供給できる蛍光ランプを提供するものである。
【0004】
【発明の実施の形態】
本発明では、特にリード線の材質が硬いとされる直管形蛍光ランプにおいて、カシメによる口金ピンとリード線の接続を確実にするため、カシメにより成形される口金ピンの凹み部分の形状を変更することを考えた。つまり、前記凹み部分を一つの略円柱形から二つ以上の異なった直径をもつ略円柱形の組み合わせ構造に変更することによって、前記凹み部分とリード線の接触面積を大きくすることができる。さらに、その接触面は略平面でない凸凹のある構造となり、リード線を口金ピンから抜ける方向に引っ張った場合でも、リード線は口金ピンの突起部分に引っ掛かり易くなり、口金ピンより抜け難くすることができる。図1は本発明の蛍光ランプの実施形態であるバルブ管端の断面を示す図である。フィラメントに電流を供給し、蛍光ランプを点灯させるには、蛍光ランプの外部にある口金ピンより、フィラメントに電流を供給しなければならないことから、フィラメントとリード線及び口金ピンを接続させる必要がある。ここで、フィラメントはリード線に圧着によって保持されており、リード線と口金ピンはカシメにより接続している。図2(a)は従来のカシメ形状を示す図であり、図2(b)は本発明のカシメ形状を示す図である。本発明者は、リード線を口金ピンから抜ける方向に引っ張った場合、リード線が口金ピンより抜け難くするためには、カシメにより成形された口金ピンの凹み部分とリード線の接触面積を大きくすることに着目し、かつその接触面に突起部分を設けることにより、リード線が口金ピンに引っ掛かるため、カシメを二つ以上の異なった直径をもつ略円柱形の組み合わせ構造とすることを発見した。このカシメの第一段の直径Dは次の第二段の直径Dよりも大きくしている。もし、カシメの直径Dが直径Dより大きくなる場合、成形された口金ピンの凹み部分とリード線の接触面積は同じように大きくなるものの、カシメを成形するのが非常に困難になってしまう。本発明者が調査したところ、直径Dに対する直径Dの比率D/Dは50%以下が望ましいことがわかった。
【0005】
【実施例】
以下、直管40ワット形(FL40S)において、本発明を実施した時の効果を実施例に基づき説明する。図2(a)に示す従来の蛍光ランプのカシメの直径Dを1.5mmとし、図2(b)に示す本発明の蛍光ランプのカシメの第一段の直径Dを1.5mm、第二段の直径Dを0.5mmとした時、リード線を口金ピンから抜ける方向に引っ張った場合、図2(a)の従来の蛍光ランプでは、カシメにより成形された口金ピンの凹み部分とリード線の接触面積が小さく、その接触面が略平面であるため、リード線は口金ピンより約40Nの力で抜けてしまった。一方、図2(b)の本発明の蛍光ランプでは、同じ方向に二倍の80Nの力を加えても、カシメにより成形された口金ピンの凹み部分とリード線の接触面積が大きく、その接触面は略平面でない凸凹のある構造となるため、リード線は口金ピンから抜けなかった。
【0006】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば蛍光ランプのリード線を口金ピンより抜ける方向に引っ張った場合でも、カシメが二つ以上の異なった直径をもつ略円柱の組み合わせからなっており、第一段の直径Dは次の第二段の直径Dよりも大きく、第二段の直径Dは次の段の直径より大きくなっているので、リード線を口金ピンより抜け難くすることができ、その分確実に蛍光ランプの外部にある口金ピンより、フィラメントに電流を供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光ランプの実施形態を示す図である。
【図2】従来と本発明のカシメ形状を示す図である。
【符号の説明】
1・・・バルブ
2・・・排気管
3・・・フィラメント
4・・・リード線
5・・・口金ピン
6・・・カシメ
7・・・口金
8・・・接着剤。

Claims (6)

  1. 内部に水銀あるいは水銀化合物と希ガスが封入されたバルブの両端部にフィラメント、排気管及びリード線からなる電極を設けて封止してなる蛍光ランプにおいて、リード線と口金ピンをカシメすることにより互いに接続させ、前記カシメは口金ピンから供給される電流をフィラメントにも導通でき得るカシメであり、前記カシメは二つ以上の異なった直径をもつ略円柱形の組み合わせからなり、第一段の直径Dは次の第二段の直径Dよりも大きく、第二段の直径Dは次の段の直径より大きくなっていることを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 前記バルブの管径を10〜40mmとしたことを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
  3. 点灯周波数を40kHz以上としたことを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
  4. 前記バルブを一本の直管としたことを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
  5. 前記バルブを一本の丸管としたことを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
  6. 前記バルブを複数本連結し、一本の放電路を形成した請求項1に記載の蛍光ランプ。
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JP2008135214A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Nec Lighting Ltd 蛍光ランプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008135214A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Nec Lighting Ltd 蛍光ランプ
JP4624337B2 (ja) * 2006-11-27 2011-02-02 Necライティング株式会社 蛍光ランプ

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