JP2004307020A - 包装用箱 - Google Patents

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Atsushi Ida
厚 井田
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Abstract

【課題】商品に関する説明表示が箱自体に設けられており、その説明表示部分を包装用箱から外して商品に一体的に保持させることができるようになっている包装用箱を提供する。
【解決手段】包装用箱1の背面部3に、その包装用箱1が収容する商品に関する説明表示14〜17がなされているとともに、平面部6に係合用穴形成用の切り取り線18が設けられており、包装用箱1から商品を取り出して使用する際、上記背面部3および平面部6以外の主要面を除去し、上記平面部6の切り取り線18から係合用穴19を形成して、商品である瓶Aに係合させることにより、包装用箱1の背面部3が、瓶Aと一体的に保持されるようになっている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品に関する説明表示を備えた包装用箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
化粧品や薬品、洗浄剤等は、使用方法を誤ると、せっかくの効果が得られないばかりか、人体や環境に悪影響を及ぼすおそれがあるため、正しい使用方法や使用上の注意を、充分に消費者に説明する必要がある。そこで、このような商品では、従来から、商品を収容する包装用箱の背面側に使用方法等の説明表示を行ったり、包装用箱内の商品に説明書を添付したりすることが行われている。しかしながら、消費者は、商品取り出し後、空の包装用箱や説明書を保管せずに捨ててしまいがちで、いざ使用する際に、正しい使用方法等を確認することができないことが多い。そこで、商品本体のキャップにフックを突出形成し、このフックに説明書を係合垂下させて、商品と一体的に保持することが提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−43923号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の発明は、キャップおよび説明書の構成が複雑になり、従来の形態のものに比べてコストが高くなるという問題がある。また、商品がキャップを備えた形状のものに限られるため、商品の種類が限定されるという問題もある。
【0005】
一方、商品本体に説明表示を行う工夫もなされているが、商品が小さい瓶やチューブの場合、表示可能な面積に限りがあり、充分な説明を行うことができないという問題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、商品に関する説明表示が包装用箱自体に設けられけており、その説明表示部分を包装用箱から外して商品に一体的に保持させることができるようになっている包装用箱の提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、多面体からなる包装用箱であって、少なくとも一つの面の表面もしくは裏面に、その包装用箱が収容する商品に関する説明表示がなされているとともに、上記説明表示がなされた面に隣接する一つの面が、その説明表示面を商品に取り付けるための係合用穴形成部を有しており、包装用箱から商品を取り出して使用する際、上記説明表示面および係合用穴形成面以外の主要面を除去し、上記係合用穴形成面に係合用穴を形成して商品の特定部位に係合させることにより、包装用箱の説明表示面が商品と一体的に保持されるようになっている包装用箱を第1の要旨とする。
【0008】
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記説明表示面および係合用穴形成面が、他の面との境界線に沿って形成されたミシン目によって、他の面から切り離し自在になっている包装用箱を第2の要旨とし、それらのなかでも、特に、包装用箱に収容される商品が瓶もしくはプラスチックボトルであり、商品使用時に、説明表示面の下部が折り返されて商品の底に敷かれるようになっている請求項1または2記載の包装用箱を第3の要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
まず、本発明の一実施の形態である包装用箱を背面側から見た状態を図1に示す。そして、この包装用箱1の展開図を図2に示す。
【0011】
この包装用箱1は、瓶入りの美白化粧水を収容するためのもので、厚紙シートを組み立ててなる一般的な直方体状包装用箱と同様、正面部2、背面部3、左側面部4、右側面部5、平面部6、底面部7の6面を備えている。また、8は箱状に組み立てるための糊代で、反対側の左側面部4の端縁部に貼り合わされるようになっている。なお、6a、7aは、平面部6、底面部7をそれぞれ開閉するための係止片、9〜12は、ガイド片である。
【0012】
上記包装用箱1の正面部2の中央には、「美白化粧水 ○○○○」というこの商品の商品名13が縦書きで大きく表示されている。また、背面部3の上部には、「<使用方法>」の小見出し14と説明文15が表示され、その下には、「<使用上の注意>」の小見出し16と説明文17が表示されている。
【0013】
さらに、上記包装用箱1の平面部6には、ミシン目からなる円形の切り取り線18が形成されており、この部分を外して除去することにより、平面部6の中央に、係合用穴19(図3参照)があくようになっている。そして、上記背面部3と隣り合う左右の側面部4,5との境界線上にも、ミシン目による切り取り線20,21がそれぞれ形成されている。なお、各面を折り立てて箱を形成するための折り目を、それぞれ一点鎖線で示している。ただし、一点鎖線Xで示す折り目は、箱を形成するための折り目ではなく、その役割については後述する。
【0014】
上記包装用箱1は、例えばつぎのようにして用いることができる。まず、図1に示すように、包装用箱1内に、包装対象である美白化粧水の瓶Aを収容して、店頭に陳列もしくは保管する。この状態では、包装用箱1の正面部2に、商品名13が表示され、背面部3に、中身である美白化粧水の使用方法と使用上の注意が表示されている。したがって、顧客や店員は、上記商品名13を目印にして、この商品を取り扱うことができる。
【0015】
そして、顧客がこの商品を購入して使用する場合は、まず包装用箱1内から中身の瓶Aを取り出し、空になった包装用箱1の切り取り線20,21を切り離して箱を分解する。これにより、使用方法および使用上の注意が表示された背面部3と、平面部6と、その係止片6aとが、細長い一つづきのシートとして得られる。箱を構成していたそれ以外の部分は廃棄する。また、平面部6に設けられた円形の切り取り線18を切り離して係合用穴19をあける。なお、上記係止片6aは、場合によっては除去される。
【0016】
そして、図3(a)に示すように、得られたシートのうち、平面部6の係合用穴19を、瓶Aのキャップに係合させるとともに、背面部3の下部を、折り目(図2における一点鎖線)Xで折り返して、瓶Aの底に敷くことにより、瓶Aに、上記シートを一体的かつ安定的に保持させることができる。この形態によれば、瓶Aを手にとって使用する毎に、シートの背面部3に表示された化粧水の使用方法や使用上の注意を見てその内容を確認することができるため、安心してこれを使用することができる。そして、背面部3以外の、正面部2や左右の側面部4,5が除去されているため、瓶Aを手でもって取り扱う際に、シートが邪魔にならず、使い勝手がよい。さらに、瓶Aの底に折り返し部分を敷くようにしているため、瓶Aを使用した後、液垂れ等が生じても、上記折り返し部分で液垂れした化粧水を吸収することができ、化粧台や机の表面を汚すことがないという利点を有する。
【0017】
このように、上記包装用箱1は、箱の一部に商品説明表示がなされているため、別途説明書を添付する必要がなく、省資源およびゴミの減量化の観点から好ましいものである。そして、瓶等の商品自体に商品説明をする場合のように、表示面積が限られることもないため、商品の使用方法や使用上の注意を、詳細に表示することができる。そして、その表示部分を、同じく箱の一部を利用して形成される係合用穴によって商品と一体的に保持することができるようになっているため、使用の都度、その表示内容を確認することができ、使用方法等を間違えることがないという利点を有する。さらに、構成が簡単で、従来の包装用箱の製法に若干の追加工程(切り取り線の付与工程)を設けるだけで、目的とする包装用箱1を得ることができるため、コスト的な負担が小さいという利点も有する。
【0018】
なお、上記の例では、背面部3の下部を、折り目Xで折り返して瓶Aの底に敷くようにしたが、図3(b)に示すように、背面部3の下部を、上記の例よりも短めに切断して、背面部3の説明表示部分が、瓶Aの背面に垂下するようにしても差し支えない。
【0019】
また、上記の例では、包装用箱1から背面部3を中心とするシートを分離するために、包材に切り取り線20,21を設けたが、これは必ずしも必要ではなく例えば、顧客自身が、折り目をハサミ等で切断して得るようにしても差し支えない。
【0020】
そして、平面部6に設ける係合用穴19の形状も、円形に限定するものではなく、対象とする商品の上部形状に応じて、その部分と係合しうるどのような形に設定しても差し支えない。ただし、対象商品が瓶やプラスチックボトル等の場合、首部が円柱形である場合が多いことから、上記の例のように、係合用穴19を円形に設定することが好適である。また、対象商品がチューブである場合は、例えば図4に示すように、係合用穴19′として、細長い帯状にすることが好適である。そして、この場合、平面部6および背面部3からなる一つづきのシートを安定的に保持させるために、平面部6の余分な部分6′は下向きに折り返しておくことが好適である。
【0021】
なお、上記の例では、ミシン目を切り離すことにより係合用穴19を形成するようにしているが、ミシン目に代えて、予め切り取り線を印刷しておき、顧客がハサミ等でその線に沿って切断するようにしてもよい。その場合、係合用穴19の周縁部の一個所に、ハサミによる切込みが入るが、切込みがあっても、係合用穴19と商品との係合が妨げられることはなく、特に支障はない。
【0022】
また、ミシン目の切り離しやハサミによる切断以外に、例えば、予め穴を形成しておき、その部分をシールで被覆した状態で販売し、使用時にシールを剥がすようにしてもよい。
【0023】
そして、係合用穴19を形成する面は、必ずしも平面部6である必要はなく、場合によっては、左側面部4、右側面部5、底面部7等、任意の面に設けることができる。ただし、いずれの場合も、商品の使用方法等の説明表示がなされた面と隣り合う面に、係合用穴19を形成することが、上記説明表示面を商品に一体的に取り付ける上で必要である。
【0024】
一方、背面部3に表示する内容は、上記の例のように、商品の使用方法や使用上の注意の他、商品の組成や効能、商品名の由来等、その商品に関するものであれば、どのような内容のものであっても差し支えない。そして、背面部3の外側に表示しても、内側に表示しても差し支えないが、商品に保持させた状態で、その表示部分が外側に向くような配置にしなければならない。
【0025】
また、上記商品説明は、必ずしも背面部3に表示する必要はなく、包装用箱の形態や、係合用穴19の形成面との位置関係等を考慮して、適宜に設定することができる。また、商品説明を2面以上の面にまたがって表示することもできる。その場合は、説明表示がなされた2面以上の面を残した形で包装用箱1を解体し、それらの面のいずれか1面に隣り合う係合用穴19形成面を利用して、それらの面を、商品に取り付けて保持するようにする。
【0026】
さらに、対象とする包装用箱1の形状は、直方体状に限らず、商品を収容して陳列に供することができる形状であれば、どのような形状であっても差し支えない。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明の包装用箱は、箱の一部に商品説明表示がなされているため、別途説明書を添付する必要がなく、省資源およびゴミの減量化の観点から好ましいものである。そして、瓶等の商品自体に商品説明をする場合のように、表示面積が限られることもないため、商品の使用方法や使用上の注意を、詳細に表示することができる。そして、その表示部分を、同じく箱の一部を利用して形成される係合用穴によって商品と一体的に保持することができるようになっているため、使用の都度、その表示内容を確認することができ、使用方法等を間違えることがないという利点を有する。さらに、構成が簡単で、従来の包装用箱の製法に若干の追加工程を設けるだけで、本願の包装用箱を得ることができるため、コスト的な負担が小さいという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を背面側から見た斜視図である。
【図2】上記実施例の展開図である。
【図3】(a)は上記実施例の一使用形態の説明図、(b)は他の実施例の一使用形態の説明図である。
【図4】さらに他の実施例の一使用形態の説明図である。
【符号の説明】
1 包装用箱
3 背面部
6 平面部
14,16 小見出し
15,17 説明文
18 切り取り線
A 瓶

Claims (3)

  1. 多面体からなる包装用箱であって、少なくとも一つの面の表面もしくは裏面に、その包装用箱が収容する商品に関する説明表示がなされているとともに、上記説明表示がなされた面に隣接する一つの面が、その説明表示面を商品に取り付けるための係合用穴形成部を有しており、包装用箱から商品を取り出して使用する際、上記説明表示面および係合用穴形成面以外の主要面を除去し、上記係合用穴形成面に係合用穴を形成して商品の特定部位に係合させることにより、包装用箱の説明表示面が商品と一体的に保持されるようになっていることを特徴とする包装用箱。
  2. 上記説明表示面および係合用穴形成面が、他の面との境界線に沿って形成されたミシン目によって、他の面から切り離し自在になっている請求項1記載の包装用箱。
  3. 包装用箱に収容される商品が瓶もしくはプラスチックボトルであり、商品使用時に、説明表示面の下部が折り返されて商品の底に敷かれるようになっている請求項1または2記載の包装用箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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