JP2004304501A - 情報提供端末及び管理サーバ及び情報提供システム及び情報提供プログラム - Google Patents

情報提供端末及び管理サーバ及び情報提供システム及び情報提供プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004304501A
JP2004304501A JP2003094759A JP2003094759A JP2004304501A JP 2004304501 A JP2004304501 A JP 2004304501A JP 2003094759 A JP2003094759 A JP 2003094759A JP 2003094759 A JP2003094759 A JP 2003094759A JP 2004304501 A JP2004304501 A JP 2004304501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
client
terminal
unit
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003094759A
Other languages
English (en)
Inventor
Sugio Mogi
杉男 茂木
Koji Shiojiri
浩司 塩尻
Masayuki Sato
雅之 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Information Systems Corp, Mitsubishi Electric Information Technology Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2003094759A priority Critical patent/JP2004304501A/ja
Publication of JP2004304501A publication Critical patent/JP2004304501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】講演者と多数の聴講者との間の質疑応答を管理しつつ、質疑応答の内容を多数の聴講者へ配信する情報提供システムを提供する。
【解決手段】講演者用端末300は、遠隔地に存在する多数の聴講者に対して、聴講者端末500を介して、聴講者へ講演者の講演内容を提供する。講演内容の提供は、配信サーバ200を介して、ストリーミング配信により実施される。また、発言権管理サーバ100を用いて、講演者と質問を有する聴講者中の1名を特定する。講演者と特定された質問を有する聴講者は、質疑応答を行う。質疑応答の内容は、講演者用端末300によって、ストリーミングデータと合成され、質疑応答の内容を他の聴講者へストリーミング配信される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、大規模カンファレンス等において、講演者の発言内容を多数の聴講者へ提供するとともに、講演者と所定の聴講者との質疑応答内容を他の聴講者へ提供する情報提供方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−200350には、電子会議システムに関し、互いに離れた場所にいる多数の会議メンバによる会議をより自然な臨場感で円滑に進行させることを目的として次のような技術が開示されている。
電子会議に先立ち、会議メンバの立場に応じた操作権限の属性を各会議参加端末に設定する。そして、電子会議中、会議参加端末でのドラッグ・アンド・ドロップ操作を上記属性に従って受け付ける。司会者の会議参加端末のスクリーン上に、他の会議メンバに対する発言権の付与を制御するための制空ウィンドを設ける。全ての会議参加端末のスクリーン上に、その会議メンバの発言状態を表す会議メンバ状態アイコンを常時表示し、非公開の個人資料を参照するためのプライベートウィンドを設ける。会議メンバによって共通資料に書き込まれるメッセージは、その会議メンバに対応して設けられた仮想透明シート領域に記録する(特許文献1、要約)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−200350号公報
【特許文献2】
特開2002−111663号公報
【特許文献3】
特開2002−199364号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
電子会議においては、参加する者同士がリアルタイムに双方向で映像・音声・テキスト情報を共有することが可能である。しかしながら、現状では、数十名規模での利用が限界であるという問題があった。
また、ネットワークを介した遠隔地間の多数(数百名程度)の聴講者に対する情報伝達方法としては、ストリーミング配信による映像・音声の配信が考えられるが、片方向通信であり、講演者と聴講者との間で双方向のコミュニケーションを図ることはできなかった。また、聞き手が講演者に疑問点などを質問する場で電子会議等の双方向技術を適用する場合、電子会議の同時接続数制約のため、数百名規模の会議には適用できないという問題があった。
例えば、大規模カンファレンスシステム等では、映像・音声による双方向のコミュニケーションとして、講演者主導による聴講者との質疑応答が必要とされ、聴講者を切換えながら講演者と聴講者が会話できる機能、及び、講演者と聴講者との会話を他の聴講者へ提供できる仕組みが必要とされていた。
【0005】
そこで、この発明は、情報提供端末から複数のクライアント端末へ一方向に配信する配信情報と、情報提供端末とクライアント端末とが双方向通信により通信した双方向通信情報とをリアルタイムに配信するシステムを提供することを目的とする。
一例として、講演者と多数の聴講者との間の質疑応答を管理しつつ、質疑応答の内容を多数の聴講者へ配信する情報提供システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る情報提供端末は、入力装置から入力する入力情報を、ネットワークで接続された複数のクライアント端末へ配信サーバを介して提供する情報提供端末において、
上記入力装置から入力情報を入力するインタフェース部と、
上記複数のクライアント端末のうちのいずれか一つのクライアント端末と接続し、上記インタフェース部が入力した入力情報を上記一つのクライアント端末へ送信するとともに、上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信する双方向通信を行う双方向通信部と、
上記入力情報と上記クライアント情報とを入力し、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成して合成情報を生成する合成部と、
上記合成部が生成した合成情報を符号化して上記配信サーバへ出力するエンコーダとを備えることを特徴とする。
【0007】
上記双方向通信部は、双方向通信路が確立された後、確立した双方向通信路を用いて上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信し、
上記合成部は、上記クライアント情報を受信した場合、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成し、上記クライアント情報を受信しない場合、上記入力情報を上記エンコーダへ出力することを特徴とする。
【0008】
上記情報提供端末は、さらに、
上記複数のクライアント端末のうち、上記双方向通信路の確立を要求するクライアント端末を記録したクライアント端末リストを入力し、入力したクライアント端末リストを表示し、表示したクライアント端末リストから一つのクライアント端末を選択することを利用者へ促す表示部と、
上記利用者によって選択された一つのクライアント端末を上記クライアント端末リストの提供元へ通知する選択部とを備えることを特徴とする。
【0009】
この発明に係る管理サーバは、複数のクライアント端末と、配信サーバを介して上記複数のクライアント端末へ入力情報を提供する情報提供端末との間に配置される管理サーバにおいて、
上記配信サーバを指定する配信サーバ情報を上記情報提供端末から入力し、上記配信サーバ情報を上記複数のクライアント端末へ通知する通知部と、
上記複数のクライアント端末が上記情報提供端末と双方向通信路を確立することを要求する双方向通信要求を上記複数のクライアント端末から受け付ける受付部と、
上記受付部が受けつけた複数のクライアント端末の識別子を記録するクライアント端末リストを格納するリストテーブルと、
上記クライアント端末リストを上記情報提供端末へ送信するリスト送信部と、上記クライアント端末リストに記録された複数のクライアント端末の識別子の中から上記情報提供端末によって選択された一つのクライアント端末の識別子を上記情報提供端末から受信する選択受信部とを備えることを特徴とする。
【0010】
上記管理サーバは、さらに、上記選択受信部が受信した識別子が特定する一つのクライアント端末へ上記双方向通信要求が承認されたことを通知する承認部とを備えることを特徴とする。
【0011】
この発明に係る情報提供システムは、入力装置から入力する入力情報を、ネットワークで接続された複数のクライアント端末へ配信サーバを介して提供する情報提供システムにおいて、
入力情報を提供する情報提供端末と、上記情報提供端末と上記複数の端末との間に配置される管理サーバとを備え、
上記管理サーバは、
上記配信サーバを指定する配信サーバ情報を上記情報提供端末から入力し、上記配信サーバ情報を上記複数のクライアント端末へ通知する通知部を備え、
上記情報提供端末は、
上記入力装置から入力情報を入力するインタフェース部と、
配信サーバを特定し、特定した配信サーバを指定する配信サーバ情報を生成し、上記配信サーバ情報を上記管理サーバへ送信する指定部と、
上記複数のクライアント端末のうちのいずれか一つのクライアント端末と接続し、上記インタフェース部が入力した入力情報を上記一つのクライアント端末へ送信するとともに、上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信する双方向通信を行う双方向通信部と、
上記入力情報と上記クライアント情報とを入力し、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成して合成情報を生成する合成部と、
上記合成部が生成した合成情報を符号化して上記配信サーバへ出力するエンコーダとを備えることを特徴とする。
【0012】
上記管理サーバは、さらに、
上記複数のクライアント端末が上記情報提供端末と双方向通信路を確立することを要求する双方向通信要求を上記複数のクライアント端末から受け付ける受付部と、
上記受付部が受けつけた双方向通信要求を要求した複数のクライアント端末を記録するクライアント端末リストを格納するリストテーブルと、
上記クライアント端末リストを上記情報提供端末へ送信するリスト送信部と、上記クライアント端末リストに記録されたクライアント端末から上記情報提供端末によって選択された一つのクライアント端末を上記情報提供端末から通知される選択受信部と、
上記選択された一つのクライアント端末へ上記双方向通信要求が承認されたことを通知する承認部とを備え、
上記情報提供端末は、さらに、
上記クライアント端末リストを上記管理サーバから入力し、入力したクライアント端末リストを表示し、表示したクライアント端末リストから一つのクライアント端末を選択することを利用者へ促す表示部と、
利用者によって選択された一つのクライアント端末を取得し、取得した一つのクライアント端末を上記管理サーバへ通知する選択部とを備え、
上記双方向通信部は、上記承認部から上記双方向通信要求が承認されたことを通知された一つのクライアント端末と接続し、上記インタフェース部が入力した入力情報を上記一つのクライアント端末へ送信するとともに、上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信する双方向通信を行うことを特徴とする。
【0013】
この発明に係る情報提供プログラムは、入力装置から入力する入力情報を、ネットワークで接続された複数のクライアント端末へ配信サーバを介して提供する情報提供端末で実行させる情報提供プログラムにおいて、
上記入力装置から入力情報を入力する入力処理と、
上記複数のクライアント端末のうちのいずれか一つのクライアント端末と接続し、上記インタフェース部が入力した入力情報を上記一つのクライアント端末へ送信するとともに、上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信する双方向通信を行う双方向通信処理と、
上記入力情報と上記クライアント情報とを入力し、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成して合成情報を生成する合成処理と、
上記合成処理が生成した合成情報をエンコーダによって符号化して上記配信サーバへ出力する出力処理とを備えることを特徴とする。
【0014】
上記双方向通信処理は、一つのクライアント端末から双方向通信の開始を要求されることによって双方向通信路を確立した後、確立した双方向通信路を用いて上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信し、
上記合成処理は、上記クライアント情報を受信した場合、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成し、上記クライアント情報を受信しない場合、上記入力情報を上記エンコーダへ出力することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の情報提供システムの概略を示す図である。
図1の情報提供システムは、大規模カンファレンスを想定している。講演者は、遠隔地に存在する多数の聴講者に対して、聴講者端末500を用いて、聴講者へ講演者の講演内容を提供する。講演内容の提供は、配信サーバ200を介して、ストリーミング配信により実施される。また、発言権管理サーバ100を用いて、講演者と聴講者との質疑応答を実施し、質疑応答の内容を他の聴講者へストリーミング配信する。
以下の説明では、情報提供システムの一例として、大規模カンファレンス(遠隔大規模カンファレンス)に適用する具体例を説明する。
【0016】
図2は、実施の形態1の情報提供システムの装置の構成の一例を示す図である。
図2の情報提供システムは、図1と同様に、一例として、講演者が多数の聴講者へ講演を実施し、その後質疑応答する遠隔大規模カンファレンスで用いる場合を表している。
図2に示す情報提供システムは、発言権管理サーバ(管理サーバ)100、配信サーバ200、講演者用端末300、オンデマンド配信サーバ400、聴講者端末500とから構成される例を示している。
【0017】
講演者用端末300は、入力装置(例えば、カメラ、マイク等)から入力情報(映像・音声・テキスト等)を入力し、入力した入力情報を符号化して出力する(ストリーミングデータとして出力)とともに、聴講者端末500と双方向通信を実施し、双方向通信で実施した内容を上記ストリーミングデータに合成して出力する。講演者用端末300は、入力情報を提供する端末であることから、情報提供端末ともいう。講演者用端末300は、講演者によって操作される。
具体的な動作としては、講演者の発言・映像をエンコードし、配信サーバ200に送信する。また、質疑応答時には、質問者の発言・映像についてもエンコードし、配信サーバ200に送信する。講演者用端末300及び聴講者端末500は、Webページとして作成し、運用時にはインストールを必要とせず、ブラウザからアクセスするのみで使用可能である。
【0018】
聴講者端末500は、講演者用端末300から所定の通信路と配信サーバ200を介して配信されるストリーミングデータを受信するとともに、講演者用端末300と双方向通信を実施する。聴講者端末500は、クライアント端末ともいう。また、図2では、聴講者1端末500A、聴講者2端末500B、聴講者n端末500Nというように、複数の聴講者端末を区別して表しているが、特に区別する必要が無い場合は、聴講者端末500として記す。聴講者端末500は、聴講者(聴講者1、聴講者2、聴講者n)によって利用される。聴講者端末500は、聴講者の人数分、例えば、数百台の端末が利用される。
具体的な動作としては、サインイン時、発言権管理サーバに接続し、聴講者の出席を発言権管理サーバ100に送信する。講議時には、講演者の発言・映像を受信する。質疑応答時には、聴講者の挙手を発言権管理サーバ100に送信する。また、質疑応答時の講演者の発言・映像および質問者の発言・音声を受信する。
なお、講演者用端末300及び聴講者端末500は、ストリーミングデータを再生できる機能を有することが前提である。
【0019】
配信サーバ200は、講演者用端末300から聴講者端末500へ所定の通信路を用いてストリーミング配信することを制御する。配信サーバ200は、ストリーミング配信サーバ又はリアルタイム配信サーバともいう。
具体的には、講演者の発言・映像および資料映像、質疑応答中の発言・映像を聴講者に向かって配信する。また、オンデマンド配信サーバ400のディスク上に、ストリーミング配信したストリーム(ストリーミングデータ)を保存する。発言権管理サーバ100は、講演者用端末300と聴講者端末500との間に配置され、両者の間のデータのやりとりを仲介する。また、講演者用端末300と双方向通信を実施する一つの聴講者端末500を管理する。また、聴講者の出席を確認し、出席状況を講演者に伝える。また、質疑応答時には聴講者からの挙手を講演者に伝える。質疑応答の手順については、後述する。発言権管理サーバ100は、管理サーバともいう。
【0020】
オンデマンド配信サーバ400は、ストリーミングデータ(ストリーム)をディスク(記憶領域)に保存し、任意のクライアントからのアクセスに対し、保存されたストリーミングデータ(ストリーム)を要求に応じて配信する。
また、上記で説明した各構成要素は、通信網で接続される。通信網としては、インターネット、LAN(Local Area Network)、企業に設置されているイントラネットやブロードバンド・イントラネット等が一例としてあげられるが、これらに限られるわけではない。また、通信網は、有線・無線を問わない。
【0021】
なお、以下の説明では、一般的な技術で実現できる機能等については詳細な説明を省略する。また、大規模カンファレンスの動作を一例として説明するが、これに限られるわけではない。
【0022】
まず、図3を用いて、全体の流れを説明する。
図3は、大規模カンファレンスの進行の一例を説明した図である。
カンファレンスのコーディネータがカンファレンスをスケジュールする(S101)。
カンファレンスの案内を電子メール等により送信する(S102)。
講演当日は、講演者、聴講者が所定のアドレス(例えば、URL:Uniform Resource Locator)にアクセス、サインインすることで着席が確認される(出欠管理機能)(S103)。
カンファレンスを開始すると、講演者の発言は聴講者(聴講者端末500)に対しリアルタイムにストリーミング配信する(講演配信機能)(S104)。
講演内容のリアルタイムのストリーミング配信完了後には、質疑応答のため、質問受付の状態に入る(質疑応答機能)(S105)。
聴講者が質問を行うことで、講演者の質問者リストに質問者名が登録される(S106)。
【0023】
講演者はリストから質問者を選択し、質問を許可することにより講演者−質問者間で質疑応答セッション(双方向通信)が開かれる。また、この質疑応答の様子は他の聴講者にリアルタイム配信される(S107)。質問者がある場合あるいは質問者の受付を継続している間、質疑応答が繰り返される(S108でYes)。
質疑応答が繰り返された後、講演者がカンファレンスの終了を告げ、聴講者、講演者がカンファレンスを終了させる(S109)。
なお、講演および質疑応答の様子は録画される。また、録画は任意の端末からオンデマンド配信サーバ400によって配信可能である。
【0024】
質疑応答機能は、聴講者中の1名と講演者とが質疑応答を行い、その様子をストリーミング配信によって他の聴講者が視聴できる機能である。一般に、カンファレンスの場では、通常、最後に聴講者から質疑応答の場を設ける。同様の仕組みを、遠隔大規模カンファレンスも持つ。本機能は、発言権管理サーバ100によって、大規模カンファレンス対応発言権管理とセッション管理による質疑の制御を実現する。講演配信から質疑応答へのセッションの切り替えを行う。
【0025】
図4は、ストリーミングデータとカンファレンスの進行状況との対応を表した図である。
講演者による講演が実施されている場合は、講演内容(例えば、講演者の映像・音声・テキスト(例えば、資料映像)等)のストリーミングデータが配信される(42)。
質疑応答セッション開始から質疑応答セッション終了までの期間、すなわち、質疑応答が実施されている場合は、ストリーミングデータとして、講演内容と質問者である聴講者の映像・音声とが合成されて配信されることになる(43)。
符号41の部分は、任意の情報が提供される。
図4では、質疑応答は、講演の後に実施される例を示しているが、講演の途中であってもよい。また、質疑応答1、質疑応答2、…質疑応答nは、質問する聴講者が交代していることを示している。従って、講演者用端末300と聴講者端末500との双方向通信の通信路の切換えが発生していることになる。
【0026】
次に、主に、質疑応答機能について詳細に説明する。
まず、構成について説明する。
図5は、発言権管理サーバ100と、講演者用端末300と、配信サーバ200と、聴講者端末500の構成の一例を表した図である。図5では、各構成要素は、質問応答機能の実現に関連する構成要素を示し、関連しない構成要素は省略している。
【0027】
発言権管理サーバ100は、制御部101、通信インタフェース102、ストリーミング通知部110、ユーザデータベース120、参加者リストテーブル130、質問者リストテーブル140、ユーザ認証部150、質問者受付部160、質問者承認部170、質問者リスト送信部180、質問者選択受信部190とを備える。
制御部101は、発言権管理サーバ100の機能全体を制御する。
通信インタフェース102は、通信網を介する通信のインタフェースをつかさどる。
ストリーミング通知部(通知部)110は、講演者用端末300から配信サーバ200を指定する配信サーバ情報を受信し、受信した配信サーバ情報を参加する聴講者が利用する聴講者端末500へ通知する。
【0028】
ユーザデータベース120は、情報提供システムに参加する講演者・聴講者の情報を格納した記憶領域である。ユーザデータベース120へは、予めカンファレンスのコーディネータあるいはシステムの管理者等によって、データが入力される。図6は、ユーザデータベースの一例を表した図である。
参加者リストテーブル130は、講演に出席したことが確認された聴講者及び講演者の情報を記録するテーブルである。図7は、参加者リストテーブルの一例を表した図である。ユーザデータベース120のユーザIDと参加者リストテーブル130のユーザIDとは対応する。また、IPは、それぞれの端末に接続するためのアドレス情報である。
質問者リストテーブル140は、質問(発言)を要求する聴講者端末500を受け付けるリストテーブルである。図8は、質問者リストテーブルの一例を表した図である。質問を要求することは、双方向通信を要求することになるため、質問者リストテーブル140は、双方向通信を要求する端末のリストテーブルであるともいえる。
また、質問(発言)を要求する聴講者端末500を記録したものを質問者リスト、或いは、クライアント端末リストという。質問者リストは、質問者リストテーブル140へ格納される。
【0029】
ユーザ認証部150は、講演開始時に聴講者端末500がシステムにサインインした場合に、ユーザデータベース120に基づいて、認証を行ない、参加(出席)が認められた場合、参加者リストテーブル130へ必要な情報を登録する。質問者受付部(受付部)160は、聴講者端末500から質問の要求を受け付け、質問者リストテーブル140へ必要な情報を登録する。
質問者承認部(承認部)170は、質問者選択受信部190からの通知を受けて、質問の要求(発言権)が認められた聴講者端末500へ質問許可(承認)の通知を送信する。質問許可には、講演者用端末300へ接続するための情報が含まれる。
質問者リスト送信部(リスト送信部)180は、質問者リストテーブル140に格納された質問者リストを講演者用端末300へ送信する。送信するタイミングは、質問者リストテーブル140が更新された場合、あるいは、定期的に送信される。
質問者選択受信部(選択受信部)190は、講演者用端末300から通知された一つの聴講者端末500(聴講者)の通知を受け付け、受けつけた聴講者端末500が質問者リストテーブル140を用いて確認し、質問者承認部170へ通知する。
【0030】
講演者用端末300は、ユーザインタフェース310、ストリーミング指定部320、質問者リスト表示部330、質問者選択部340、双方向通信部350、合成部360、エンコーダ370、通信インタフェース380、制御部390とを備える。
ユーザインタフェース310は、講演者とのインタフェースを司る。また、入出力装置が含まれる。入出力装置としては、キーボード、マウス、あるいは、データを入力する受信装置等のデータ入力機器、カメラ等の映像撮影機器、マイク等の音声入力機器、ヘッドホン、スピーカ等の音声出力機器、モニタ等の映像表示機器等が含まれる。
【0031】
ストリーミング指定部(指定部)320は、ストリーミングデータを送信する配信サーバ200を指定する配信サーバ情報を発言権管理サーバ100へ通知する。
質問者リスト表示部330は、発言権管理サーバ100から受信した質問者リストを表示する。
質問者選択部(選択部)340は、質問者リスト表示部330によって表示された質問者リストから、講演者によって選択された一つの聴講者端末500を受け付け、発言権管理サーバ100へ選択された聴講者端末500を通知する。
双方向通信部350は、一つの聴講者端末500と双方向の通信を実施する。エンコーダ370は、講演者用端末300へ入力されたデータを符号化して、ストリーミングデータとして配信サーバ200へ送信する。
通信インタフェース380は、通信のインタフェースを司る。
制御部390は、講演者用端末300の全体を制御する。また、必要なメッセージを生成し、送信する。
【0032】
聴講者端末500は、ユーザインタフェース510、ストリーミング受信認識部520、制御部530、質問登録部540、双方向通信部550、デコーダ560とを備える。
ユーザインタフェース510、通信インタフェース570は、講演者用端末300のユーザインタフェース310、通信インタフェース380それぞれと同様である。
ストリーミング受信認識部(受信認識部)520は、発言権管理サーバから送信される配信サーバ情報を受信し、配信サーバ情報を用いて、配信サーバ200へ接続し、ストリーミングデータの配信を可能にする。
制御部530は、システムへのサインインを実施する。また、その他聴講者端末500全体を制御する。また、必要なメッセージを生成し、送信する。
質問登録部(登録部)540は、質問(発言)を要求することを発言権管理サーバ100へ通知する。双方向通信を要求するともいえる。
双方向通信部550は、講演者用端末300と双方向通信を行なう。
デコーダ560は、配信サーバ200から配信されるストリーミングデータを復号し、聴講者へ提供する。
【0033】
次に、質疑応答機能の動作を説明する。ここでは、まず、講演開始機能を説明し、次に質疑応答機能、及び、質疑応答時のデータ配信について、具体的な動作の説明を行なう。
図9は、講演開始の動作の概略を表す図である。
図10は、講演開始の動作の一例を表すフローチャート図である。
図5及び図9,図10を用いて動作を説明する。説明中、S11〜S15は、図9及び図10に付した符号と対応する。
まず、講演者用端末300の制御部390及び聴講者端末500の制御部530は、発言権管理サーバ100のユーザ認証部150へユーザID,ユーザパスワード等を送信することによってシステムにサインインする(S10)。発言権管理サーバ100は、サインインしたユーザID等を参加者リストテーブル130へ登録する。その際、ユーザIPを取得し、登録する。
【0034】
講演者用端末300のエンコーダ370はエンコードを開始し(S11)、ストリーミングデータを配信サーバへ送信する(S12)。
同時に、講演者用端末300のストリーミング指定部320は、配信サーバ情報を含む講演開始のメッセージを発言権管理サーバへ送信する(S13)。発言権管理サーバ100のストリーミング通知部110は、聴講者端末500へ講演開始のメッセージを通知し、聴講者端末500のストリーミング受信認識部520は、講演開始のメッセージを受信する(S14)。聴講者端末500は、講演開始のメッセージに含まれる配信サーバ情報を用いて配信サーバ200との接続を確立し、配信サーバ200から配信されるストリーミングデータを受信し、聴講を開始する(S15)。聴講開始後、質疑応答(S16、後述する)が実施され、聴講が終了する(S17)。
【0035】
次に、質疑応答について図11,図12を用いて説明する。
図11は、質疑応答の動作の概略を表す図である。
図12は、質疑応答の動作の一例を表すフローチャート図である。
説明中、S21〜S30の符号は、図11及び図12に付した符号を一致する。
聴講者端末500の質問登録部540は、質問の要求を発言権管理サーバ100へ送信する(S21)。
発言権管理サーバ100の質問者受付部160は、聴講者端末500のIPを取得する。参加者リストテーブル130を参照して、質問者受付部160は、聴講者端末500のIPが参加者リストに含まれている場合は、質問者リストテーブル140へ聴講者名、聴講者IP等の必要なデータを登録する(S22)。
【0036】
次に、質問者選択処理について説明する(S24)。
質問者リスト送信部180は、質問者リストテーブル140に格納されている質問者リストを講演者用端末300へ送信する。
講演者用端末300の質問者リスト表示部330は、質問者リストを受信し、表示機器を用いて講演者に質問者リストを表示し、一つの聴講者名を選択することを促す。講演者は、ユーザインタフェース310のデータ入力機器等を用いて、一つの聴講者名を選択する。
質問者選択部340は、講演者が選択した一つの聴講者名を取得し、聴講者名に対応する聴講者IPを取得し、聴講者IPを発言権管理サーバ100へ通知する。
発言権管理サーバ100の質問者選択受信部190は、聴講者IPを受信し、質問者リストテーブル140を検索して聴講者IPが登録されていることを確認し、質問者承認部170へ通知する。以上が質問者選択処理である。
【0037】
次に、質問者承認部170は、質問許可のメッセージを講演者用端末300のアドレス情報(講演者IP)とともに、聴講者端末500へ送信する(S25)。
聴講者端末500の質問登録部540は、質問許可のメッセージを受信し、質問許可のメッセージから講演者用端末300のアドレス情報を抽出する。質問登録部540は、双方向通信部550へ、講演者用端末300のアドレス情報を通知し、講演者用端末300との双方向通信路の確立を指示する。双方向通信部550は、上記アドレス情報を用いて双方向通信部350と双方向通信路を確立する。
なお、聴講者側双方向通信部550と講演者側双方向通信部350との双方通信において双方向通信路の確立に関しては、どちらから行ってもよい。
双方向通信路が確立された段階で質疑応答配信が開始され(S26)、同時に、質疑応答が開始することになる(S27)。講演者と一人の聴講者は、双方向通信路を用いて、質疑応答を実施する。即ち、この間、双方向通信部350と双方向通信部550とは、音声・映像のデータを相互に送受信する。質疑応答が終了すると(S28)、質問終了を通知するメッセージが聴講者端末500から発言権管理サーバ100へ送信される(S29)。質問者受付部160は、質問終了のメッセージを受信し、質問者リストテーブル140から質問終了のメッセージを送信した聴講者端末500の登録を削除する(S30)。次の質問者が登録されている場合は、質問選択処理(S24)からの処理を繰り返す(S20でYes)。質問者がいない場合、あるいは、質疑応答を終了する場合は(S20でNo)、質疑応答の処理を終了する。
【0038】
ここで、発言権管理サーバ100の内部の動作について説明する。
図13は、発言権管理サーバの動作の一例を表すフローチャート図である。
発言権管理サーバ100は、上記で説明した講演開始機能、質疑応答機能その他の機能を実現するため、イベント待ちうけ状態にある(S41)。
イベントを受け付けると(S41でYes)、制御部101は、受けつけたイベントを解析し、解析した結果、それぞれの機能を実施させる指示を通知する(起動する)(S42)。
例えば、講演者用端末300又は聴講者端末500へメッセージを送信する場合は、制御部101がメッセージを生成し、送信する(S43)。
質問者リスト登録処理(S44)の場合、質問者受付部160を起動する。質問者選択処理(S45)の場合、質問者選択受信部190を起動する。質問リスト送信処理(S46)の場合、質問者リスト送信部180を起動する。質問リスト送信処理は、質問リストテーブルが更新された場合、あるいは、定期的に送信するタイミングである場合等にイベントを受け付ける。質問許可処理(S47)の場合、質問者承認部170を起動し、ユーザ認証処理(S48)の場合、ユーザ認証部150を起動する。また、その他の処理であっても、それぞれ該当する機能を実施させることになる。このようにして、制御部101が制御することによって、発生するイベントを処理する。
【0039】
図14は、質疑応答時のデータ配信の動作の概略を表す図である。
図15は、質疑応答時の双方向通信に関連する構成の一例を表す図である。
また、図15は、講演者用端末300へ、音声91、映像(講演者映像)92、資料データ93が入力される場合を一例として表している。資料データ93は、講演者が講演の際に資料として提示したデータであり、テキストデータ、イメージ(映像)等の形式で入力される。
講演者用端末300は、ユーザインタフェース310と双方向通信部350と合成部360とエンコーダ370の関連する機能を示している。
聴講者端末500は、双方向通信部350とデコーダ560の関連する機能を示している。
講演者用端末300及び聴講者端末500において、直接関連しない構成要素は省略している。
図16は、質疑応答のデータ配信の動作の一例を表すフローチャート図である。
【0040】
次に、図14、図15、図16とを用いて、質疑応答時のデータ配信について説明する。S31〜S33は、図14において、使用する通信路を示す。S51〜S70は、図16に示す動作を示す。
まず、講演者用端末300から聴講者端末500へのデータの流れについて説明する。
講演者用端末300は、講演者から、音声91を音声入力部311から入力し、音声ミキサ361と音声出力部353へ出力し、講演者映像92を映像入力部312から入力し、映像合成部362と映像出力部354とへ出力し、資料データ93を映像入力部313から入力し、映像合成部362と映像出力部355へ出力する。音声出力部353と映像出力部354と映像出力部355とは、入力したデータを聴講者端末500の双方向通信部550の対応する構成要素(音声入力部553、映像入力部554、映像入力部555)へ送信する。
なお、音声入力部553に入力されたデータは音声としてスピーカ等から出力し、映像入力部554,555に入力されたデータはモニタ等から出力される。
但し、双方向通信部350が双方向通信部550と双方向通信路を確立していない場合(講演時)には、双方向通信部350から双方向通信部550への送信は行わない。音声ミキサ361は、入力した音声を、音声出力部363を介してエンコーダ370へ出力する。映像合成部362は入力した講演者映像92と資料データ93とを合成し、映像出力部364を介してエンコーダ370へ出力する。エンコーダ370は、合成部360から入力したデータを符号化し、配信サーバ200へ送信する。
以上が、講演者用端末300から聴講者端末500へのデータの流れである。
講演時には、合成部360の音声ミキサ361は、データの合成をすることなく、データを出力することになる。映像合成部362は、講演者映像92と資料データ93との合成を行う。
【0041】
次に、質疑応答時のデータの流れについて説明する。講演者用端末300から聴講者端末500へのデータの流れに加え、聴講者端末500から講演者用端末300へのデータの流れが追加される。
質疑応答時のデータ配信の開始は、聴講者端末500から双方向通信の通信路確立要求が講演者用端末300へ通知されることによって開始する(S51,S31)。
なお、聴講者側双方向通信部550と講演者側双方向通信部350との双方通信において双方向通信路の確立に関しては、どちらから行ってもよい。
聴講者端末500は、発言権管理サーバ100から質問許可の通知を受信した際に、講演者用端末300と双方向通信の通信路を確立するためのアドレスを通知され、上記アドレスを用いて、講演者用端末300へアクセスすることが可能となる。
講演者用端末300と聴講者端末500との間で双方向通信路が確立されると(S52,S31)、質疑応答を開始することが可能となる(S53,S31)。
具体的には、聴講者端末500は、音声出力部551から聴講者の音声(質問内容等)を音声入力部351へ送信し、映像出力部552から聴講者等(聴講者が示した資料であってもよい)の映像を映像入力部352へ送信する。このように、聴講者端末500から講演者用端末300へ直接データを送信することになる。なお、図15では、聴講者側の音声、映像がユーザインタフェース510を介して入力される部分は示していないが、ユーザインタフェース310の構成と同様である。
【0042】
上記のようにして聴講者端末500から講演者用端末300へデータが送信された場合、講演者用端末300では、合成処理が実施される(S56)。
具体的には、音声入力部351は、入力した音声を音声ミキサ361へ出力する。映像入力部352は、入力した映像を映像合成部362へ出力する。音声ミキサ361は、入力された二種類の音声を合成する。また、映像合成部362は、入力された三種類の映像を合成する。なお、音声・映像の合成手順については、ここでは説明を省略する。音声出力部363は、音声ミキサ361から合成された音声を入力し、所定の処理を実施してエンコーダ370へ出力し、映像出力部364は、映像合成部362から合成された映像を入力し、所定の処理を実施してエンコーダ370へ出力する。エンコーダ370は、入力した音声・映像を符号化して配信サーバ200へ送信する(S57,S32)。このように、講演者用端末300では、聴講者端末500から入力される音声・映像をリアルタイムに合成して出力することになる。
【0043】
配信サーバ200は、送信された符号化された音声・映像を、配信を要求している聴講者端末500へ配信する(S58,S33)。質疑応答を実施している聴講者を含め、配信サーバ200からストリーミング配信を要求している複数の聴講者端末500へ、合成された音声・映像がリアルタイムで配信されることになる。
聴講者端末500のデコーダ560は、配信サーバ200から配信された音声・映像を受信し、デコードし(S59)、映像・音声を聴講者へ提供する(S60)。質疑応答が継続する間、音声・映像が聴講者端末500から入力されると上記の処理が繰り返される。このように、聴講者は、聴講者端末500へ提供される音声・映像によって、質疑応答の内容がリアルタイムに聴講することが可能となる。
講演者用端末300と聴講者端末500のいずれかが双方向通信を切断等することによって、双方向通信が終了する(S70)。その後、他の聴講者が質疑応答を開始するが可能になる。
【0044】
図17は、聴講者端末に表示される画面の一例を表した図である。
表示画面A10は、講演時の画面の一例であり、表示画面B20は、質疑応答時の画面の一例である。表示画面A10では、資料データの領域11と講演者の映像の領域12とが表示されている。表示画面B20では、資料データの領域21と講演者の映像の領域22と聴講者の映像の領域23とが表示されている。聴講者は、何ら操作することなく、表示画面が切り替わることによって、質疑応答の様子を聴講することが可能となる。また、図17で示した表示画面は一例であり、講演者が提供する映像が複数種類ある場合等は、領域の数を増やして、複数種類の映像を表示することが可能である。
【0045】
講演者用端末300及び聴講者端末500に表示される表示画面としては、次のような種類が考えられる。
また、講演者用端末300では、複数のブラウザを用いて、質問者リストを表示するブラウザ、資料データを表示するブラウザ、聴講者端末500へ提供しているブラウザ、メッセージを表示するブラウザ、というように複数の表示画面を表示することが可能となり、講演者がブラウザを選択することも可能である。聴講者端末500においても、ストリーミング配信された情報を表示するブラウザ(一例として図17に示した表示画面)、メッセージを表示するブラウザ等の複数の表示画面を表示することが可能である。
【0046】
このように、発言権を有する聴講者を発言権管理サーバ100によって発言権を制御することにより、講演者と聴講者との間で一対一の質疑応答が可能となる。
また、質疑応答の様子を講演者用端末300において合成し、配信サーバ200を介してストリーミング配信することによって、他の聴講者にもリアルタイムに質疑応答の内容を提供することが可能となる。さらに、聴講者は、質疑応答の内容を受信するために、特別な装置、操作等をすることなく、質疑応答の内容を受信することが可能となる。
従って、聴講者がストリーミング配信を受信可能な端末を有している場合は、追加の機能を設置することなく質疑応答の内容を受信することが可能になるため、多数の聴講者(情報の提供を受けるクライアント)が存在する場合であってもコストを削減あるいは抑制することができる。
【0047】
また、講演者用端末300(情報を提供する情報提供端末)においても、合成部360または同様の機能を設置、若しくは、既に合成部の機能を有する場合はその機能を改良することによって、聴講者端末500と双方向通信した内容をストリーミング配信することが可能になるため、この実施の形態の情報提供システムを適用するためのコストを抑制することが可能となる。
また、講演者用端末300、聴講者端末500ともに、パーソナルコンピュータの機能を有する程度の端末で実現することが可能である。
【0048】
実施の形態2.
実施の形態1では、情報提供システムを大規模カンファレンスに適用した場合を一例として説明したが、企業等の報告会議等で用いることも可能である。
例えば、本社から各支社等へ業績報告等を実施する場合に情報提供システムを用いることが可能である。この場合、講演者用端末300への入力機器を追加し、複数の人物あるいは資料データ等を一つの表示画面(例えば図17)に表示することも可能である。すなわち、一つの情報提供端末(講演者用端末300)から複数のクライアント端末(聴講者端末500)へストリーミングデータを配信する形態の情報提供であれば、実施の形態1で説明した情報提供システムを適用することが可能である。
【0049】
実施の形態3.
上記情報提供システムの各構成の機能は、計算機においてプログラム(情報提供プログラム)を実行させることによって実現することが可能である。
情報提供システムを実現する情報提供プログラムは、情報提供端末(講演者用端末300)の機能を実行する情報提供プログラムと、管理サーバ(発言権管理サーバ100)の機能を実行する管理プログラムと、クライアント端末(聴講者端末500)の機能を実行するクライアントプログラムとに分けることが可能である。
【0050】
情報提供プログラムは、下記の処理を実行する。
(1)入力装置から入力情報を入力インタフェース部を介して入力する入力処理。
(2)配信サーバを特定し、特定した配信サーバを指定する配信サーバ情報を生成し、上記配信サーバ情報を上記管理サーバへ送信する配信サーバ指定処理。(3)複数のクライアント端末のうちのいずれか一つのクライアント端末と接続し、上記インタフェース部が入力した入力情報を上記一つのクライアント端末へ送信するとともに、上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信する双方向通信を行う双方向通信処理。
なお、双方向通信路の確立については、情報端末、クライアント端末、いずれで行ってもよい。
(4)上記入力情報と上記クライアント情報とを入力し、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成して合成情報を生成する合成処理。
(5)上記合成処理が生成した合成情報をエンコーダによって符号化して上記配信サーバへ出力する符号化(出力)処理。
【0051】
さらに、情報提供プログラムは、下記の処理を備える。
(6)管理サーバが生成するクライアント端末リストを管理サーバから入力し、入力したクライアント端末リストを表示し、表示したクライアント端末リストから一つのクライアント端末を選択することを利用者へ促す表示処理。
(7)利用者によって選択された一つのクライアント端末を取得し、取得した一つのクライアント端末を上記管理サーバへ通知する選択処理。
【0052】
また、管理プログラムは、下記の処理を実行する。
(1)配信サーバを指定する配信サーバ情報を情報提供端末から入力し、上記配信サーバ情報を複数のクライアント端末へ通知する通知処理。
(2)上記複数のクライアント端末が上記情報提供端末と双方向通信路を確立することを要求する双方向通信要求を上記複数のクライアント端末から受け付ける受付処理。
(3)上記受付処理が受けつけた双方向通信要求を要求した複数のクライアント端末を記録するクライアント端末リストをリストテーブルへ格納するリストテーブル格納処理。
(4)上記クライアント端末リストを上記情報提供端末へ送信するリスト送信処理。
(5)上記クライアント端末リストに記録されたクライアント端末から上記情報提供端末によって選択された一つのクライアント端末を上記情報提供端末から通知される選択受信処理。
(6)上記選択された一つのクライアント端末へ上記双方向通信要求が承認されたことを通知する承認処理。
【0053】
クライアントプログラムは、下記の処理を実行する。
(1)配信サーバ情報を受信し、配信サーバとの通信路を確立する受信認識処理。
(2)双方向通信要求を管理サーバへ登録し、管理サーバから双方向通信要求が承認されたことを受信する登録処理。
(3)登録処理において、双方向通信要求が承認された場合に、情報提供端末と双方向通信路を確立し、双方向の通信を実施する双方向通信処理。
(4)情報提供サーバから提供される情報をデコーダによって復号化し、表示する(ストリーミング配信される情報を利用者に表示する)復号化処理。
なお、上記クライアントプログラムは、情報提供端末とクライアント端末との双方向通信において、情報提供端末からの双方向通信処理要求に従って双方向通信路の確立を行ってもよい。
【0054】
上記情報提供プログラムそれぞれは、計算機にロードされ、プロセッサの制御によって実行される。また、上記情報提供プログラムは、計算機で読み取り可能な記録媒体へ記録することが可能であり、記録媒体へ記録されたプログラムは、計算機に読みこまれることによって、実行させることが可能になる。
【0055】
上記情報提供プログラムそれぞれにより情報提供システムの実現することができることにより、現在所有する計算機にプログラムを導入することによって、情報提供システムの実現が可能になる。従って、装置を新たに購入する費用を削減することが可能になる。
【0056】
【発明の効果】
この発明によれば、情報提供端末から多数のクライアント端末へ情報を配信する情報配信システムにおいて、多数のクライアント端末のうちの一つの端末と情報提供端末とが相互に交換した内容を加えて提供することが可能となる。例えば、大規模カンファレンスにおいて、講演内容と質疑応答の内容とをストリーミング配信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の情報提供システムの概略を示す図。
【図2】実施の形態1の情報提供システムの装置の構成の一例を示す図。
【図3】大規模カンファレンスの進行の一例を説明した図。
【図4】ストリーミングデータとカンファレンスの進行状況との対応を表した図。
【図5】発言権管理サーバ100と、講演者用端末300と、配信サーバ400と、聴講者端末500の構成の一例を表した図。
【図6】ユーザデータベースの一例を表した図。
【図7】参加者リストテーブルの一例を表した図。
【図8】質問者リストテーブルの一例を表した図。
【図9】講演開始の動作の概略を表す図。
【図10】講演開始の動作の一例を表すフローチャート図。
【図11】質疑応答の動作の概略を表す図。
【図12】質疑応答の動作の一例を表すフローチャート図。
【図13】発言権管理サーバの動作の一例を表すフローチャート図。
【図14】質疑応答時のデータ配信の動作の概略を表す図。
【図15】質疑応答時の双方向通信に関連する構成の一例を表す図。
【図16】質疑応答のデータ配信の動作の一例を表すフローチャート図。
【図17】聴講者端末に表示される画面の一例を表した図。
【符号の説明】
10 表示画面A、11,12,21,22,23 領域、20 表示画面B、91 音声、92 講演者映像、93 資料データ、100 発言権管理サーバ、101,390,530 制御部、102,380 通信インタフェース、110 ストリーミング通知部、120 ユーザデータベース、130 参加者リストテーブル、140 質問者リストテーブル、150 ユーザ認証部、160 質問者受付部、170 質問者承認部、180 質問者リスト送信部、190 質問者選択受信部、200 配信サーバ、300 講演者用端末、310,510 ユーザインタフェース、311,351 音声入力部、312,313,352 映像入力部、320 ストリーミング指定部、330 質問者リスト表示部、340 質問者選択部、350,550 双方向通信部、353,551 音声出力部、354,355,552 映像出力部、360 合成部、361 音声ミキサ、362 映像合成部、370 エンコーダ、400 オンデマンド配信サーバ、500 聴講者端末、500A 聴講者1端末、500B 聴講者2端末、500N 聴講者n端末、520 ストリーミング受信認識部、540 質問登録部、560 デコーダ。

Claims (9)

  1. 入力装置から入力する入力情報を、ネットワークで接続された複数のクライアント端末へ配信サーバを介して提供する情報提供端末において、
    上記入力装置から入力情報を入力するインタフェース部と、
    上記複数のクライアント端末のうちのいずれか一つのクライアント端末と接続し、上記インタフェース部が入力した入力情報を上記一つのクライアント端末へ送信するとともに、上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信する双方向通信を行う双方向通信部と、
    上記入力情報と上記クライアント情報とを入力し、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成して合成情報を生成する合成部と、
    上記合成部が生成した合成情報を符号化して上記配信サーバへ出力するエンコーダとを備えることを特徴とする情報提供端末。
  2. 上記双方向通信部は、双方向通信路が確立された後、確立した双方向通信路を用いて上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信し、
    上記合成部は、上記クライアント情報を受信した場合、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成し、上記クライアント情報を受信しない場合、上記入力情報を上記エンコーダへ出力することを特徴とする請求項1記載の情報提供端末。
  3. 上記情報提供端末は、さらに、
    上記複数のクライアント端末のうち、上記双方向通信路の確立を要求するクライアント端末を記録したクライアント端末リストを入力し、入力したクライアント端末リストを表示し、表示したクライアント端末リストから一つのクライアント端末を選択することを利用者へ促す表示部と、
    上記利用者によって選択された一つのクライアント端末を上記クライアント端末リストの提供元へ通知する選択部とを備えることを特徴とする請求項2記載の情報提供端末。
  4. 複数のクライアント端末と、配信サーバを介して上記複数のクライアント端末へ入力情報を提供する情報提供端末との間に配置される管理サーバにおいて、
    上記配信サーバを指定する配信サーバ情報を上記情報提供端末から入力し、上記配信サーバ情報を上記複数のクライアント端末へ通知する通知部と、
    上記複数のクライアント端末が上記情報提供端末と双方向通信路を確立することを要求する双方向通信要求を上記複数のクライアント端末から受け付ける受付部と、
    上記受付部が受けつけた複数のクライアント端末の識別子を記録するクライアント端末リストを格納するリストテーブルと、
    上記クライアント端末リストを上記情報提供端末へ送信するリスト送信部と、上記クライアント端末リストに記録された複数のクライアント端末の識別子の中から上記情報提供端末によって選択された一つのクライアント端末の識別子を上記情報提供端末から受信する選択受信部とを備えることを特徴とする管理サーバ。
  5. 上記管理サーバは、さらに、上記選択受信部が受信した識別子が特定する一つのクライアント端末へ上記双方向通信要求が承認されたことを通知する承認部とを備えることを特徴とする請求項4記載の管理サーバ。
  6. 入力装置から入力する入力情報を、ネットワークで接続された複数のクライアント端末へ配信サーバを介して提供する情報提供システムにおいて、
    入力情報を提供する情報提供端末と、上記情報提供端末と上記複数の端末との間に配置される管理サーバとを備え、
    上記管理サーバは、
    上記配信サーバを指定する配信サーバ情報を上記情報提供端末から入力し、上記配信サーバ情報を上記複数のクライアント端末へ通知する通知部を備え、
    上記情報提供端末は、
    上記入力装置から入力情報を入力するインタフェース部と、
    配信サーバを特定し、特定した配信サーバを指定する配信サーバ情報を生成し、上記配信サーバ情報を上記管理サーバへ送信する指定部と、
    上記複数のクライアント端末のうちのいずれか一つのクライアント端末と接続し、上記インタフェース部が入力した入力情報を上記一つのクライアント端末へ送信するとともに、上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信する双方向通信を行う双方向通信部と、
    上記入力情報と上記クライアント情報とを入力し、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成して合成情報を生成する合成部と、
    上記合成部が生成した合成情報を符号化して上記配信サーバへ出力するエンコーダとを備えることを特徴とする情報提供システム。
  7. 上記管理サーバは、さらに、
    上記複数のクライアント端末が上記情報提供端末と双方向通信路を確立することを要求する双方向通信要求を上記複数のクライアント端末から受け付ける受付部と、
    上記受付部が受けつけた双方向通信要求を要求した複数のクライアント端末を記録するクライアント端末リストを格納するリストテーブルと、
    上記クライアント端末リストを上記情報提供端末へ送信するリスト送信部と、上記クライアント端末リストに記録されたクライアント端末から上記情報提供端末によって選択された一つのクライアント端末を上記情報提供端末から通知される選択受信部と、
    上記選択された一つのクライアント端末へ上記双方向通信要求が承認されたことを通知する承認部とを備え、
    上記情報提供端末は、さらに、
    上記クライアント端末リストを上記管理サーバから入力し、入力したクライアント端末リストを表示し、表示したクライアント端末リストから一つのクライアント端末を選択することを利用者へ促す表示部と、
    利用者によって選択された一つのクライアント端末を取得し、取得した一つのクライアント端末を上記管理サーバへ通知する選択部とを備え、
    上記双方向通信部は、上記承認部から上記双方向通信要求が承認されたことを通知された一つのクライアント端末と接続し、上記インタフェース部が入力した入力情報を上記一つのクライアント端末へ送信するとともに、上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信する双方向通信を行うことを特徴とする請求項6記載の情報提供システム。
  8. 入力装置から入力する入力情報を、ネットワークで接続された複数のクライアント端末へ配信サーバを介して提供する情報提供端末で実行させる情報提供プログラムにおいて、
    上記入力装置から入力情報を入力する入力処理と、
    上記複数のクライアント端末のうちのいずれか一つのクライアント端末と接続し、上記インタフェース部が入力した入力情報を上記一つのクライアント端末へ送信するとともに、上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信する双方向通信を行う双方向通信処理と、
    上記入力情報と上記クライアント情報とを入力し、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成して合成情報を生成する合成処理と、
    上記合成処理が生成した合成情報をエンコーダによって符号化して上記配信サーバへ出力する出力処理とを備えることを特徴とする情報提供プログラム。
  9. 上記双方向通信処理は、一つのクライアント端末から双方向通信の開始を要求されることによって双方向通信路を確立した後、確立した双方向通信路を用いて上記一つのクライアント端末からクライアント情報を受信し、上記合成処理は、上記クライアント情報を受信した場合、上記入力情報と上記クライアント情報とを合成し、上記クライアント情報を受信しない場合、上記入力情報を上記エンコーダへ出力することを特徴とする請求項7記載の情報提供プログラム。
JP2003094759A 2003-03-31 2003-03-31 情報提供端末及び管理サーバ及び情報提供システム及び情報提供プログラム Pending JP2004304501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003094759A JP2004304501A (ja) 2003-03-31 2003-03-31 情報提供端末及び管理サーバ及び情報提供システム及び情報提供プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003094759A JP2004304501A (ja) 2003-03-31 2003-03-31 情報提供端末及び管理サーバ及び情報提供システム及び情報提供プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004304501A true JP2004304501A (ja) 2004-10-28

Family

ID=33407254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003094759A Pending JP2004304501A (ja) 2003-03-31 2003-03-31 情報提供端末及び管理サーバ及び情報提供システム及び情報提供プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004304501A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029658A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Toshiba Corp 医用画像診断装置の遠隔操作指導システム、遠隔操作指導制御装置及び遠隔操作指導方法
JP2011028273A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Cheng Ta Yang インターネットインタラクティブラーニング管理システム
JP2012015786A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Brother Ind Ltd 通信装置、通信方法、および通信プログラム
JP2012217214A (ja) * 2010-01-22 2012-11-08 Dowango:Kk コミュニケーションシステム、コミュニケーション方法、プログラム
JP2017188878A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 ウェブ会議システム、ウェブ会議サーバ、ウェブ会議システムの制御方法、およびプログラム
JP2021087209A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 株式会社リコー プログラム、通信方法、通信端末および通信システム
JP2022013123A (ja) * 2020-07-03 2022-01-18 株式会社シーエーシー コンピュータを介したコミュニケーションを実施するためのシステム、方法及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029658A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Toshiba Corp 医用画像診断装置の遠隔操作指導システム、遠隔操作指導制御装置及び遠隔操作指導方法
JP2011028273A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Cheng Ta Yang インターネットインタラクティブラーニング管理システム
JP2012217214A (ja) * 2010-01-22 2012-11-08 Dowango:Kk コミュニケーションシステム、コミュニケーション方法、プログラム
JP2012015786A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Brother Ind Ltd 通信装置、通信方法、および通信プログラム
JP2017188878A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 ウェブ会議システム、ウェブ会議サーバ、ウェブ会議システムの制御方法、およびプログラム
JP2021087209A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 株式会社リコー プログラム、通信方法、通信端末および通信システム
JP7363421B2 (ja) 2019-11-29 2023-10-18 株式会社リコー プログラム、通信方法、通信端末および通信システム
JP2022013123A (ja) * 2020-07-03 2022-01-18 株式会社シーエーシー コンピュータを介したコミュニケーションを実施するためのシステム、方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11546551B2 (en) Apparatus, system and method for a web-based interactive video platform
US8319816B1 (en) Methods, systems and program products for efficient communication of data between conference servers
US8909704B2 (en) Network-attached display device as an attendee in an online collaborative computing session
US20120017149A1 (en) Video whisper sessions during online collaborative computing sessions
CN106789914A (zh) 一种多媒体会议控制方法和***
JP2008022552A (ja) 会議方法および会議システム
JP2006174414A (ja) 対話式マルチメディアコンテンツ配信システム
CN113411538B (zh) 视频会话处理方法、装置及电子设备
Even et al. Conferencing scenarios
TWI222042B (en) Method of providing education services for free talk services
Sasse et al. Remote seminars through multimedia conferencing: experiences from the MICE project
JP2004328588A (ja) 多地点間会議システム
CN106162041A (zh) 基于网守的视频会议***及视频会议的召集方法
KR20130089979A (ko) 미디어 스트림 스위칭 기반의 양방향 강의 서비스 제공 방법 및 장치, 그리고 수신 방법 및 그 장치
JP2004304501A (ja) 情報提供端末及び管理サーバ及び情報提供システム及び情報提供プログラム
KR20070019898A (ko) 대화식 멀티미디어 인터페이스 및 디스플레이
JP2003223407A (ja) コンテンツ共有支援システム、ユーザ端末装置、コンテンツ共有支援サーバ、複数のユーザ間でコンテンツを共有するための方法、そのプログラム並びにプログラム記録媒体
Patrick The human factors of MBone videoconferences: Recommendations for improving sessions and software
JP2008236553A (ja) テレビ会議システムにおける端末装置、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム
JP2004153833A (ja) 情報交換のための方法および装置並びに相応のコンピュータプログラム製品およびコンピュータで読取り可能な相応の記憶媒体
Balaouras et al. Potential and limitations of a teleteaching environment based on H. 323 audio-visual communication systems
JP2004007561A (ja) テレビ会議システム、それに含まれる端末装置、及びデータ配信方法
JP2022016424A (ja) ストリーミング配信及びテレビ会議のためのシステム
TW201114228A (en) Video conference system and method based on instant message and online state
KR101687901B1 (ko) 네트워크에 접속된 단말들 사이의 판서 공유 방법 및 그 장치