JP2004302732A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はアンテナを着脱可能に設けることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】アンテナ台510は、中板501から略直立状態でアンテナ418を保持する斜面部511および、中板501と平行状態でアンテナ419を保持する上面部512を有する。上面部512は、中板501の開口部502の上方に位置するように設けられた開口部514を有し、開口部502から排出される暖かい空気の流れを遮らないように設けられる。斜面部511及び上面部512にはアンテナ418、419を保持する保持部515、516が設けられており、それぞれアンテナ418、419を略水直状態と水平状態に保持する。アンテナ418、419は夫々基板上に給電素子431、432が設けられており、この給電素子431、432には、同軸ケーブル441、442が接続されている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信可能な電子機器に関し、特にアンテナ配置技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線LAN技術の普及によって、ノートパソコン等の電子機器にも無線LANを内蔵したものが増えてきている。
【0003】
無線LANを内蔵する方法としては、無線LANの機能を備えたPCカードを内蔵する方法や、MiniPCI等の無線LAN用モジュールとアンテナを同軸ケーブルで接続したものを内蔵する方法がある。無線LAN用モジュールとアンテナを使用する方法では、モジュールとアンテナを別の場所に実装できるので、アンテナの位置を自由に決めることができる。
【0004】
また、無線通信の通信性能を向上させるためには、アンテナの周囲が十分な空間であることが望ましい。しかし、電子機器内部には狭い空間しかなく、アンテナを金属等の近くに置くと、特性周波数が変わってしまい著しく通信性能が低下するため、従来の方法ではアンテナをプラスチックの筐体等に両面テープで貼り付けていた(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−37416公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術においては、金属等の近くにアンテナを貼り付けると通信性能が著しく低下するため、アンテナの実装位置が限られるという問題があった。
【0007】
また、アンテナを筐体へ両面テープで貼ることによって、一旦アンテナを筐体に貼り付けるとアンテナを取り外すことが困難になり、アンテナの修理を行うことが難しくなるという問題点があった。
【0008】
上記課題を解決するために、本発明はアンテナを着脱可能に設けることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明では、 無線通信に用いられる平板上の第1のアンテナと平板上の第2のアンテナとが設けられるアンテナ実装部材と、アンテナ実装部材が設けられる板部とを具備し、アンテナ実装部材は、第1のアンテナの平板面と板部の板面とを平行状態で第1のアンテナを保持する第1の保持部と、第2のアンテナの平板面と板部の板面とが略垂直状態で第2のアンテナを保持する第2の保持部とを有することを特徴とする。
【0010】
このような構成により、アンテナを着脱可能に設けることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【0011】
また、請求項10にかかる発明では、本体と、本体に設けられ無線通信を行う無線通信モジュールと、無線通信モジュールに接続される第1のアンテナと、無線通信モジュールに接続される第2のアンテナと、本体に設けられ、第1のアンテナと、第2のアンテナとを保持する保持部材とを有することを特徴とする。
【0012】
このような構成により、アンテナを着脱可能に設けることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【0013】
また、請求項19に係る発明では、本体と、本体に設けられ無線通信を行う無線通信モジュールと、無線通信モジュールに接続される第1のアンテナと、無線通信モジュールに接続される第2のアンテナと、本体に設けられ、第1のアンテナと、第2のアンテナとを保持する保持部材と、保持部を設ける板部と、板部及び保持部を覆うと共に本体に着脱可能なカバー部とを有し、第1のアンテナ及び第2のアンテナは平板状に形成されており、保持部材は第1のアンテナの平板面が板部に対して平行状態となるように第1のアンテナを系止する第1のツメ部と、第2のアンテナの平板面が板部に対して略垂直状態になるように第2のアンテナを保持する第2のツメ部とを有することを特徴とする。
【0014】
このような構成により、アンテナを着脱可能に設けることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る実施形態を、図面を参照して説明する。
【0016】
図1には、本発明の実施形態に係る電子機器(ワイヤレスAV(オーディオ・ビデオ)ステーション)を用いたシステム構成図を示す。
【0017】
このホームネットワークシステムは、ワイヤレスAVステーション101およびノートブックタイプのパーソナルコンピュータ201やその他無線通信可能な各種情報処理端末などから構成される。ワイヤレスAVステーション101は、ホームネットワークサーバ装置として機能する無線電送装置であり、家庭内のパーソナルコンピュータ201などの各情報処理端末に対して、TV放送による放送番組データの視聴やインターネット閲覧等に関するサービスを無線によって提供する。
【0018】
ワイヤレスAVステーション101は、例えばISDN、ADSL、CATVなどの通信回線11を介して、インターネット12などの外部のグローバルネットワーク(外部ネットワーク)に接続されている。さらに、ワイヤレスAVステーション101は、無線通信デバイス及び有線通信デバイスを内蔵しており、ネットワークを構成する有線または無線のネットワークを介して、各種情報処理端末と通信可能である。ノートブックタイプのパーソナルコンピュータ201には、無線通信デバイスが設けられており、これらノートブックタイプのパーソナルコンピュータ201とワイヤレスAVステーション101とは無線通信が可能である。
【0019】
ワイヤレスAVステーション101の外見は、回路基板及び各種デバイスを内蔵する本体2と、本体2に取外し可能に設けられ本体2とともに外形を構成する上部カバー3と、ワイヤレスAVステーション101の状態などを表示する表示部4と、本体2に設けられる各種コネクタ類(図示せず)カバーする前面カバー5とを有する。
【0020】
ワイヤレスAVステーション101は、パーソナルコンピュータ201をインターネット12に接続し、インターネット12上のWEBサイトやサーバa、b、cとパーソナルコンピュータ201との間のデータ送受信の中継点となる。またパーソナルコンピュータ301と有線LAN13を介して接続されており、有線LAN13を介してパーソナルコンピュータ301をインターネット12に接続し、インターネット12上のWEBサイトやサーバa、b、cとパーソナルコンピュータ201との間のデータ送受信の中継点となる。
【0021】
さらに、ワイヤレスAVステーション101はTV放送受信アンテナ14から引き回されたアンテナケーブル15も接続されており、TV放送番組データは、ワイヤレスAVステーション101で受信可能である。ワイヤレスAVステーション101は、受信したTV放送番組データを、無線LANを介してノートブックタイプのパーソナルコンピュータ201に無線通信を介して送信したり、有線LAN13を介してパーソナルコンピュータ301へ送信することができる。
【0022】
図2にワイヤレスAVステーションの機器構成図を示す。
【0023】
図2に示すように、ワイヤレスAVステーション101は、大別して、MPEG部21、CPU部31および通信部41の3つコンポーネントから構成されている。これらMPEG部21、CPU部31および通信部41は、PCIバスなどのバス51にそれぞれ接続されている。
【0024】
MPEG部21は、TV放送番組データの受信処理およびその受信したTV放送番組データを圧縮符号化するエンコード処理、さらには圧縮符号化されたTV放送番組データを復号するデコード処理などを実行する。このMPEG部21には、図示のように、TVチューナ211、NTSCデコーダ212、音声多重デコーダ213、オーディオA/Dコンバータ(オーディオADC)214、MPEG2エンコーダ215、RAM216、PCIバスインターフェース(PCI−IF)217、MPEG2デコーダ218、RAM219、オーディオD/Aコンバータ(オーディオDAC)220などが設けられている。
【0025】
TVチューナ211は、TVアンテナコネクタ221を介してTVアンテナケーブル14に接続されている。TVチューナ211は、パーソナルコンピュータ201またはリモコンユニットから視聴要求されたチャネルのTV放送番組データを受信するためのものであり、視聴要求に基づいて、TV放送信号の受信及びチャネル選択を行う。TVチューナ211によって受信された、あるチャネルのTV放送番組データのビデオ信号は、NTSCデコーダ212に送られ、デジタルデータへの変換処理が施される。また、オーディオ信号は音声多重デコーダ213からオーディオADC214へ送られデジタル信号へ変換される。
【0026】
NTSCデコーダ212は、ビデオ入力端子222にも接続されており、例えばDVDプレイヤやVCRなどの外部のビデオ機器からビデオ信号を入力することもできる。TV放送番組データに重畳されている音声多重信号は音声多重デコーダ213で復調された後、オーディオA/Dコンバータ(オーディオADC)214に送られ、そこでデジタルデータに変換される。オーディオA/Dコンバータ(オーディオADC)214は、オーディオ入力端223にも接続されており、外部のビデオ・オーディオ機器からオーディオ信号を入力することもできる。
【0027】
MPEG2エンコーダ215は、入力されたビデオおよびオーディオデータをそれぞれ圧縮符号化する。この圧縮符号化にはMPEG2が用いられている。RAM216は、MPEG2エンコーダ215が圧縮符号化処理を行うための作業メモリとして用いられる。TVチューナ211によって受信されたTV放送番組データはMPEG2エンコーダ215によって圧縮符号化されて、MPEG2ストリームに変換される。
【0028】
バスインターフェース(バス−IF)217は、MPEG部21をバス51に接続するインターフェースであり、バス51を介してCPU部31および通信部41それぞれとの通信を行うために用いられる。バスインターフェース(バス−IF)217には、CPU部31がアクセス可能なレジスタ群が内蔵されておれ、TVチューナ211およびMPEG2エンコーダ215それぞれの動作は、CPU部31がレジスタ群にセットするコマンドに応じて制御される。
【0029】
MPEG2デコーダ218は、MPEG2形式に圧縮符号化されたTV放送番組データを復号する。例えば、HDD314に記録されている圧縮符号化されたTV放送番組データをパソコン201で視聴する場合には、HDD314から読み出された圧縮符号化されたTV放送番組データがバスインターフェース217を介してMPEG2デコーダ218に送られ、そこで復号(伸張)される。
【0030】
RAM219は、MPEG2デコーダ218が復号処理を行うための作業メモリとして用いられる。このMPEG2デコーダ218の動作も、CPU部31がPCIバスインターフェース217内のレジスタ群にセットするコマンドによって制御される。
【0031】
MPEG2デコーダ218によって復号されたビデオデータはグラフィックス221を経由した後ビデオ出力端子225を介してTV受像機102などに送られ、またMPEG2デコーダ218によって復号されたオーディオデータは、必要に応じてオーディオD/Aコンバータ(オーディオDAC)220にてアナログ信号に変換された後に、オーディオ出力端子224から外部のオーディオ/ビデオ機器に出力される。
【0032】
さらに、本実施形態においては、MPEG2デコーダ218によって復号処理されたTV放送番組データをMPEG2エンコーダ215に送信して、そこで再度圧縮符号化処理を行うこともできる。これは、HDD314に記録されている圧縮符号化されたTV放送番組データの伝送レート(ビットレート)を、無線送信用の特定の伝送レートに変換するダウンコンバート処理のために用いられる。
【0033】
すなわち、HDD314に記録すべきTV放送番組データの画質(低画質、標準画質、高画質)に応じて、MPEG2エンコーダ215による圧縮符号化処理で得られるTV放送番組データの伝送レート(ビットレート)は異なる。高画質を選択した場合には、HDD314には非常に高い伝送レートで圧縮符号化されたTV放送番組データが記録されることになる。この場合、無線通信の帯域では当該TV放送番組データをリアルタイム送信することができない場合もある。このような場合には、無線送信すべきTV放送番組データの伝送レートを無線送信用の特定の伝送レートに低下させるためのダウンコンバート処理が自動的に実行される。
【0034】
CPU部31は、チューナ/MPEG部21のTVチューナ211、MPEG2エンコーダ215およびMPEG2デコーダ218の制御を行うとともに、HDD314へのデータの書き込みおよびHDD314からのデータ読み出しの制御を行う。また、CPU部31は、通信部41との通信によって、パーソナルコンピュータ201から送信されるTV視聴に関するコマンドを受信したり、パーソナルコンピュータ201に送信すべきTV放送番組データを通信部41に送信する。CPU部31は、CPU311と、CPU311のCPUバスとバス51とを接続するブリッジ回路312と、主メモリ313とHDD314から構成されている。
【0035】
通信部41は、それ単独で無線LANルータとして動作可能な通信制御装置である。通信部41は、パーソナルコンピュータ201に無線接続可能に構成されており、また有線LANを介して他のパーソナルコンピュータにも接続可能である。通信部41は、パーソナルコンピュータ201から送信される要求に応じて、それらパーソナルコンピュータ201をインターネット12に接続してパーソナルコンピュータ201それぞれとインターネット12との間のデータの送受信を行う。
【0036】
通信部41には、制御プロセッサ411、RAM412、ネットワークコントローラ414、第1の無線通信デバイス415、第2の無線通信デバイス416、WANコネクタ420およびLANコネクタ421などが設けられている。
【0037】
制御プロセッサ411は、ネットワークコントローラ414および第1の無線通信デバイス415、第2の無線通信デバイス416を制御することにより、パーソナルコンピュータ201それぞれとインターネット12との間のデータの送受信を制御する。具体的には、制御プロセッサ411には通信部41を無線ルータとして動作させるために必要な機能として、IPマスカレード機能、NAT機能、DHCP機能等が含まれている。さらに、制御プロセッサ411はネットワークコントローラ414に接続された第1の無線通信デバイス415または第2の無線通信デバイス416を介してパーソナルコンピュータ210から受信したTV視聴に関する要求(コマンド)などをバス51を介してCPU311に通知したり、ネットワークコントローラ414を介して有線LAN上のパーソナルコンピュータから受信したTV視聴に関する要求(コマンド)などをバス51を介してCPU311に通知する機能を有している。
【0038】
さらに、制御プロセッサ411は、バス51またはネットワークコントローラ414を介してCPU311から転送されるTV放送番組データを受信した場合には、そのTV放送番組データを第1の無線通信デバイス415、第2の無線通信デバイス416またはネットワークコントローラ414を介して要求元のパーソナルコンピュータに送信するための機能を有している。この場合、要求元のパーソナルコンピュータへのTV放送番組データの送信処理は、そのパーソナルコンピュータとインターネット12との間のデータの送受信と並行して行われる。
【0039】
例えば、通信部41と無線接続可能なパーソナルコンピュータ201がワイヤレスでインターネット閲覧を行っているときに、そのパーソナルコンピュータ201から要求されたTV番組データをパーソナルコンピュータ201に無線で送信する場合においては、制御プロセッサ411は、インターネット12上のBサーバから受けたコンテンツデータと、チューナ/MPEG部21によって圧縮符号化されたTV放送番組データとが無線通信によって時分割でパーソナルコンピュータ103に送信されるように、第1の無線通信デバイス415、第2の無線通信デバイス416またはネットワークコントローラ414を制御する。具体的には、制御プロセッサ411では、コンテンツデータと圧縮符号化されたTV放送番組データとを多重化する処理が行われ、多重化されたコンテンツデータとTV放送番組データとが無線通信によって時分割でパーソナルコンピュータ103に送信される。このように、コンテンツデータとTV放送番組データとを互いに独立したデータとしてパーソナルコンピュータ103に送ることにより、パーソナルコンピュータ103では、それらコンテンツデータおよびTV放送番組データをそれぞれ対応するアプリケーションプログラムを用いて同時に表示することができ、またコンテンツデータおよびTV放送番組データそれぞれのウインドウの表示位置および表示サイズもそれぞれ対応するアプリケーションプログラムによって自由に変更することができる。
【0040】
ネットワークコントローラ414は、WANコネクタ420を介したインターネット12との間のデータ送受信と、LANコネクタ421を介した家庭内有線LANとの間のデータ送受信とを制御するネットワーク制御デバイスであり、第1の無線通信デバイスの制御も行う。
【0041】
第1の無線通信デバイス415は無線通信を介してパーソナルコンピュータ201との間のデータ送受信を行う無線通信デバイスであり、アンテナ417を介してパーソナルコンピュータ201と無線通信する。この第1の無線通信デバイス415としては、例えばIEEE802.11b等の規格に対応したものが用いられる。
【0042】
また第2の無線通信デバイス416は無線通信を介してパーソナルコンピュータ201との間のデータ送受信を行う無線通信デバイスであり、アンテナ418,419を介してパーソナルコンピュータ201と無線通信する。この第2の無線通信デバイス415としては、例えばIEEE802.11a等の規格に対応したものが用いられる。
【0043】
WANコネクタ420は、インターネット12との間のデータの送受信に用いられるブロードバンド用端子でる。LANコネクタ421は家庭内の有線LANに接続される。
【0044】
次に図3にワイヤレスAVステーションのカバーを外した場合のワイヤレスAVステーションの斜視図を示す。
【0045】
上部カバー3は本体2の系合部500と系合するように設けられ、通常AVワイヤレスステーション101が使用される際は、上部カバー3が外れないよう、さらにネジ等により固定されている。本体2の上部には中板501が設けられており、この中板501には複数の開口部502が設けられている。中板501は、上部カバー3が外された状態で露出される。また中板501の開口部502を若干覆う形でアンテナ418,419を設置するアンテナ台510が設けられている。なお、中板501には、さらに第1の無線通信デバイス415を挿入するスロット503が設けられている。
【0046】
開口部502は、本体2内に設けられている図2で説明した各種デバイスが動作することで熱せられた空気を上方へ逃がすための排出口の役割を果たす。
【0047】
アンテナ台510は、中板501から略直立状態でアンテナ418を保持する斜面部511および、中板501と平行状態でアンテナ419を保持する上面部512および中板501から直立状態で上面部512と連続する後面513を有する。上面部512は、中板501の開口部502の上方に位置するように設けられた開口部514を有し、開口部502から排出される暖かい空気の流れを遮らないように設けられる。また後面513にも開口部が設けられている。開口部502から排出される空気は開口部514及び後面513に設けられた開口部を介して、上部カバー3内の後方へ流される。
【0048】
斜面部511及び上面部512にはアンテナ418、419を保持する保持部515、516が設けられており、それぞれアンテナ418、419を略水直状態と水平状態に保持する。斜面部511は、中板501の垂線から約10度傾いて形成されており、保持部515も同様に約10度傾いている。このため、保持部515はアンテナ418を垂直方向から約10度傾いた状態で保持する。上面部512は保持部516と開口部514とを有している。開口部514は、斜面部511と保持部516との間に設けられており、中板501の上方に位置する。アンテナ418、419は夫々基板上に給電素子431、432が設けられており、この給電素子431、432には、同軸ケーブル441、442が接続されている。この同軸ケーブル441、442は本体2内の図示しない第2の無線通信デバイス416と接続されている。この同軸ケーブル441、442を介してアンテナ418,419と第2の無線通信デバイス416との間で信号の送受信が行われる。また、ホルダ517は、この同軸ケーブル441、442を本体2内へ導くための開口部であり、中板501に設けられた開口部上に位置し、同軸ケーブル441、442を本体2内へ導いている。また、ホルダ517は同軸ケーブル441、442を所定の状態で保持するように設けられている。
【0049】
またアンテナ台510の上面部512に設けられた保持部516はアンテナ419を保持するためのツメ部518、519により保持される。このツメ部518、519によるアンテナ保持構造とすることで、アンテナ419を修理等で取り外す必要がある場合でも容易に取り外しが可能である。なお、アンテナ418は中板501に対する垂線から約10度傾いた状態で保持されている。なお、傾斜角度は5度乃至30度程度の角度の範囲で設定される。
【0050】
このアンテナ台510に設けられた夫々のアンテナの放射特性はほぼ同じものとし、このように平板状のアンテナを水平状態、垂直状態に置くことで、水平方向と垂直方向の放射特性が得られる。
【0051】
また本体2から開口部502を介して排出される空気は、アンテナ台510に設けられた開口部514および後面513に設けられた開口部を介して上部ケース3内の後方へ導かれる。
【0052】
またスロット503にはPCカードタイプの第1の無線通信デバイス415が挿入されている。この第1の無線通信デバイス415はアンテナ417が設けられている部分と信号の変復調を行う無線通信モジュールが設けられている部分とを有し、アンテナ417が設けられている部分は本体2から突出するように設けられている。
【0053】
図4にアンテナ台の3面図を示す。
【0054】
図4の(a)にアンテナ台の上面図を示し、(b)にアンテナ台の側面図を示し、(c)にアンテナ台の背面図を示す。
【0055】
アンテナ台510は上述したように、アンテナ418、419を略垂直状態、水平状態で固定するものであり、プラスチックにより一体成形されている。
【0056】
保持部515はアンテナ418の下方を支持する支持部520を有し、アンテナ418が下方にずれないように支持する。またツメ518により左右方向にアンテナ418が移動しないように支持する。ツメ518は弾性を有しており、外側に開くことが可能である。アンテナ418を設置する場合はツメ518を外側に開き、アンテナ418を保持部515に設置する。アンテナ418と保持部515とは接着剤などを使わずに固定することが可能であり、アンテナ418はツメ518により左右方向と斜面部511に対して平行方向にずれることを防ぐことが可能である。またアンテナ418を取り出す際は、ツメ518を外側へ広げることで容易に取り出すことが可能である。
【0057】
上面部512には空気の流れを妨げないよう開口部514が設けられている。保持部516はアンテナ419を左右の2辺を系止するツメ部519と、前後の2辺を支持する支持部521とを有する。これにより、アンテナ419と保持部516とは接着剤などを使わずに、アンテナ419は、ツメ519により左右方向と前後方向に対してずれることを防ぐことが可能である。ツメ519は弾性を有しており、外側に開くことが可能であるため、ツメ519を外側に開き、アンテナ419の設置及び取り外すことが可能である。
【0058】
次に、図5に上部カバーを外した場合のワイヤレスAVステーションの上面図を示す。
【0059】
アンテナ台510は本体2の幅方向の中心線(一点鎖線)上に設けられる。アンテナ418、419の近くに誘電体を近接させた場合周波数が低下する傾向にあるため、アンテナ418、419は本体2や上部カバー3と接するように設けることは好ましくない。このため、アンテナ418、419と本体2および上部カバー3との距離を設ける方が好ましく、アンテナ台510により本体2および上部カバー3と接しないように設置される。なお、アンテナ台510はプラスチックで成形されているためアンテナ418、419の周波数特性へ影響を与えることは少ない。
【0060】
中板501は、開口部502が設けられる第1のエリア601と開口部502が設けられない第2のエリア602とを有する。第1のエリア601は、開口部502が設けられており、開口部502は本体2の一方の側面側に偏って設けられる。一方、第2のエリア602は、本体2の他方側面側であり、スロット503が設けられている。
【0061】
アンテナ台510は第1のエリア601と第2のエリア602とに渡って設けられるが、アンテナ台510の開口部514は第1のエリア601上に位置するように設けられている。
【0062】
また、中板502にはアンテナ台510の後方にファン551が設けられており、上部カバー3内の空気を外部へ排出する。ファン551も本体2の幅方向の中心線(一点鎖線)上に設けられる。このファン551も第1のエリア601と第2のエリア602とに渡って設けられている。
【0063】
図5中、空気の流れの模式図を矢印で示す。本体2から開口部502を介して導かれる空気はアンテナ台510の開口部514および後面513に設けられている開口部を介してファン551によりワイヤレスAVステーション101の後方より排出される。アンテナ台510の開口部514の下方に位置する中板501の開口部502から排出される空気は、開口部514を介してアンテナ台510の上面部512へ導かれる。一方、保持部516の下方に位置する中板501の開口部502から排出される空気は、上面部512の下面に当たり、後面513に設けられる開口部を介して上部カバー3内の後方へ導かれる。
【0064】
続いて図6にワイヤレスAVステーションの側面図を示す。図6の側面図は空気の流れを模式的に示したものである。
【0065】
本体2内は回路基板561が設けられており、回路基板561には、図2で説明した各種デバイスが設けられている。
【0066】
本体2内では、図2で説明した各種デバイスが動作されており、これらのデバイスは動作することにより熱を発する。この熱で本体2内の空気が暖められる。暖ためられた空気は上昇する性質があるため、開口部502を介して上部カバー3内へ移動される。
【0067】
本体2から開口部502を介して導かれる空気はアンテナ台510の開口部514および後面513に設けられている開口部を介してファン551によりワイヤレスAVステーション101の後方より排出される。
【0068】
このようにアンテナ台510は空気の流れを妨げないように上面部512及び後面513に開口部を設け、空気の循環を良くしている。
【0069】
また、その他空気の循環を妨げないように、スロット503は第2のエリア602に設けられ、開口部502の排出口からファン551までの間に空気の流れを妨げる部材を配置することを極力少なくしている。
【0070】
また、アンテナを水平位置と略垂直位置とで配置することにより、このワイヤレスAVステーション101の無線通信の指向性に関しても水平面と垂直面とをカバーすることが可能となる。
【0071】
上記のように第1の実施形態では、アンテナを着脱可能に設けることが可能な電子機器を提供することが可能である。また、第1の実施形態では単一の無線通信デバイスに接続されるアンテナ2つをアンテナ台に設ける例を説明したが、第1の無線通信デバイスに接続されるアンテナと第2の無線通信デバイス夫々に接続されるアンテナを設置するようにしてもよい。
【0072】
なお、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0073】
【発明の効果】
以上詳述した発明によれば、アンテナを着脱可能に設けることが可能な電子機器を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成図。
【図2】ワイヤレスAVステーションの機器構成図図。
【図3】ワイヤレスAVステーションの斜視図。
【図4】アンテナ台の3面図。
【図5】ワイヤレスAVステーションの上面図
【図6】ワイヤレスAVステーションの側面図。
【符号の説明】
2…本体
3…上部カバー
4…表示部
5…前面カバー
101…ワイヤレスAVステーション
415…第1の無線通信デバイス
416…第2の無線通信デバイス
417、418、419…アンテナ
501…中板
502、514…開口部
503…スロット
510…アンテナ台
515、516…保持部
518、519…ツメ部
520、521…支持部

Claims (19)

  1. 無線通信に用いられる平板上の第1のアンテナと平板上の第2のアンテナとが設けられるアンテナ実装部材と、
    前記アンテナ実装部材が設けられる板部とを具備し、
    前記アンテナ実装部材は、前記第1のアンテナの平板面と前記板部の板面とを平行状態で前記第1のアンテナを保持する第1の保持部と、前記第2のアンテナの平板面と前記板部の板面とが略垂直状態で前記第2のアンテナを保持する第2の保持部とを有すること
    を特徴とする電子機器。
  2. 前記第1及び第2のアンテナは矩形状に形成されており、前記アンテナ実装部材は前記第1および第2のアンテナが有する平行する2辺を系止するツメ部と、他の2辺を支持する支持部を有することと特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記アンテナ実装部材は、前記板部の幅に対する中心線上に位置するように設けられることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記アンテナ実装部材は前記板部の長さに対する中心線上から外れる位置に設けられることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記板部には、アンテナを含む無線通信カードを脱着可能に保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  6. 前記保持部は前記中心線上から外れる位置に設けられることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記板部には、開口部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  8. 前記アンテナ実装部材は、前記開口部上に位置するように設けられ、前記アンテナ実装部材は前記開口部と対向する位置に開口部を有することを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記第2のアンテナは前記板部に対する垂線から5度乃至15度の範囲で傾いて保持されることを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 本体と、
    前記本体に設けられ無線通信を行う無線通信モジュールと、
    前記無線通信モジュールに接続される第1のアンテナと、
    前記無線通信モジュールに接続される第2のアンテナと、
    前記本体に設けられ、前記第1のアンテナと、前記第2のアンテナとを保持する保持部材と
    を有することを特徴とする電子機器。
  11. 前記第1及び第2のアンテナは矩形であり、前記保持部は前記第1および第2のアンテナが有する平行する2辺を系止するツメ部と、他の2辺を支持する支持部を有することと特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記本体は、前記保持部を設ける板部を有することを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは平板状に形成されており、
    前記保持部材は前記第1のアンテナの平板面が前記板部に対して平行状態となるように前記第1のアンテナを保持し、前記第2のアンテナの平板面が前記板部に対して略垂直状態になるように前記第2のアンテナを保持することを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記保持部は、前記板部の幅に対する中心線上に位置するように設けられることを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  15. 前記板部には、アンテナを含む無線通信カードを脱着可能に保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. 前記板部には、開口部が設けられていることを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  17. 前記保持部は、前記開口部上に位置するように設けられ、前記保持部は前記開口部と対向する位置に開口部を有することを特徴とする請求項16に記載の電子機器。
  18. 前記板部には、前記本体内の空気を排出するファン部材が設けられていることを特徴とする請求項17に記載の電子機器。
  19. 本体と、
    前記本体に設けられ無線通信を行う無線通信モジュールと、
    前記無線通信モジュールに接続される第1のアンテナと、
    前記無線通信モジュールに接続される第2のアンテナと、
    前記本体に設けられ、前記第1のアンテナと、前記第2のアンテナとを保持する保持部材と、
    前記保持部を設ける板部と、
    前記板部及び前記保持部を覆うと共に本体に着脱可能なカバー部とを有し、
    前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナは平板状に形成されており、
    前記保持部材は前記第1のアンテナの平板面が前記板部に対して平行状態となるように前記第1のアンテナを系止する第1のツメ部と、前記第2のアンテナの平板面が前記板部に対して略垂直状態になるように前記第2のアンテナを保持する第2のツメ部と
    を有することを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013191239A (ja) * 2013-06-19 2013-09-26 Sii Data Service Kk オーダリングシステム及びその制御方法
JP2016086260A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社村田製作所 アンテナ装置

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