JP2004302085A - 音楽再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者に感興を催させる音楽再生装置を提供する。
【解決手段】カラオケ演奏曲の出力に同期して入力される音声情報に応じて得点を採点する採点手段70と、採点された得点を含む利用者の情報をその採点の対象となったカラオケ演奏曲と関連付けて記憶するハードディスク62と、選択入力されたカラオケ演奏曲に関する表示と共に、ハードディスク62に記憶された情報のうちそのカラオケ演奏曲に関連付けられ且つ得点が所定位以上である高得点情報を画像表示装置12に表示させる高得点情報表示手段74とを含むことから、所定のカラオケ演奏曲の出力に伴って繰り返し自分の情報を表示させたいという自己顕示欲を刺激し、カラオケ演奏に新たな娯楽性を付与することができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、カラオケボックスで使用されるカラオケ装置等の音楽再生装置に関し、特に、利用者に感興を催させる新たな機能に関する。
【0002】
【従来の技術】
所定の記憶装置に予め記憶された複数の演奏曲のうちから選択入力された所望の演奏曲を出力させる音楽再生装置が知られている。例えば、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置がそれである。斯かるカラオケ装置によれば、予め記憶装置に記憶された複数の演奏曲から選択された所望の演奏曲の音楽情報を出力させると共に、その演奏曲の歌詞情報をその出力に同期して画面に表示させることで、所望の歌のカラオケ演奏を楽しむことができる。
【0003】
ところで、近年普及しているカラオケ装置としては、上述のような音楽再生装置としての機能のみならず、様々な付随機能を備えたものが多い。例えば、特許文献1に記載されたカラオケ装置がそれである。このカラオケ装置によれば、演奏の進行に伴って入力される音声情報に応じて得点を採点する採点機能を備えていることから、高得点を目指したり得点を競い合うこと等によりカラオケ演奏の娯楽性が高められ、カラオケ装置の利用を喚起することができる。
【0004】
【特許文献1】
特許第3143456号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年においては、採点機能を備えたカラオケ装置が広く普及しきったことにより、前述した従来の採点機能は特に目新しいものではなくなり、その娯楽性は殆ど失われるに至った。そこで、本発明者は、娯楽性に富み利用者に感興を催させる新たな機能を備えた音楽再生装置を開発すべく、利用者の動向を鋭意研究してきた。
【0006】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、利用者に感興を催させる音楽再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、複数の演奏曲のうちから選択入力された所望の演奏曲を出力させ且つその演奏曲の歌詞を表示装置に表示させると共に、入力された音声情報を増幅して出力できる音楽再生装置であって、その演奏曲の出力に伴って入力される音声情報に応じて得点を採点する採点手段と、その採点手段により採点された得点を含む利用者の情報をその採点の対象となった演奏曲と関連付けて記憶する記憶手段と、選択入力された演奏曲に関する表示と共に、前記記憶手段に記憶された情報のうちその演奏曲に関連付けられ且つ得点が所定位以上である高得点情報を前記表示装置に表示させる高得点情報表示手段とを、含むことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の効果】
このようにすれば、演奏曲の出力に伴って入力される音声情報に応じて得点を採点する採点手段と、その採点手段により採点された得点を含む利用者の情報をその採点の対象となった演奏曲と関連付けて記憶する記憶手段と、選択入力された演奏曲に関する表示と共に、前記記憶手段に記憶された情報のうちその演奏曲に関連付けられ且つ得点が所定位以上である高得点情報を前記表示装置に表示させる高得点情報表示手段とを、含むことから、所定の演奏曲の出力に伴って繰り返し自分の情報を表示させたいという自己顕示欲を刺激し、音楽再生装置による演奏に新たな娯楽性を付与することができる。すなわち、利用者に感興を催させる音楽再生装置を提供することができる。
【0009】
【発明の他の態様】
ここで、好適には、前記高得点情報表示手段は、前記演奏曲の出力開始時にその演奏曲のタイトルと共に前記高得点情報を表示させるものである。このようにすれば、注目を惹き易いタイトル表示時に高得点情報を表示させることで、利用者の自己顕示欲を一層刺激できるという利点がある。
【0010】
また、好適には、前記高得点情報表示手段は、前記演奏曲の間奏時に前記高得点情報を表示させるものである。このようにすれば、退屈になりがちな間奏時に高得点情報を表示させることで、音楽再生装置による演奏の娯楽性を高められるという利点がある。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明が適用された音楽再生装置の一例であるカラオケ装置10の構成を示すブロック線図である。この図1に示すように、斯かるカラオケ装置10は、CRT等の画像表示装置12と、背景映像再生用のディスクプレーヤ14と、ビデオミキサ16と、アンプミキサ18と、スピーカ20と、音声入力手段としてのマイク22と、操作パネル24と、中央演算処理装置であるCPU26、ROM28、RAM30、記憶手段としてのハードディスク32、ターミナルアダプタ34、CRTコントローラ36、上記操作パネル24からの入力信号を処理する入出力インターフェイス38、音楽情報を合成して出力するためのシンセサイザ40、及びA/Dコンバータ42とを、備えて構成されている。
【0013】
上記中央演算処理装置26は、上記ROM28に記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂コンピュータであり、ユーザ(カラオケ装置10の利用者)により所定のカラオケ演奏曲が選曲された場合、上記ハードディスク32からRAM30に選曲されたカラオケ演奏曲の音楽情報及び歌詞情報を読み出したり、カラオケ演奏曲の演奏が進行するのに応じてそのRAM30から上記シンセサイザ40へ音楽情報を送信したり、上記CRTコントローラ36へ歌詞情報に基づいて歌詞文字映像を生成して送ったり、選曲時には曲情報に基づいて曲名文字映像をCRTコントローラ36へ送ったり、上記ディスクプレーヤ14の制御をする等の基本的な制御を実行する。
【0014】
前記操作パネル24は、ユーザが歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、顧客を識別するために顧客毎に設定された顧客IDを入力したり、カラオケ演奏に付随する各種のモード設定を行ったり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作釦(スイッチ)或いはツマミを備えた入力装置である。また、前記カラオケ装置10には、前記操作パネル24の一部機能を遠隔で実行するために、かかる操作パネル24と同様に入力装置として機能するリモコン44が備えられている。
【0015】
前記ディスクプレーヤ14は、背景映像を記憶したCDやDVDを再生するものであり、前記ビデオミキサ16は、前記ハードディスク32から読み出された歌詞情報に基づいて前記中央演算処理装置26において生成され且つ前記CRTコントローラ36から出力される歌詞文字映像と、前記ディスクプレーヤ14から送られるNTSC映像とを合成して前記画像表示装置12に表示させる映像合成装置である。前記ディスクプレーヤー14から送られるNTSC映像は、ユーザが歌詞を参照しながら歌を歌う際に前記画像表示装置12に表示される背景映像である。
【0016】
前記シンセサイザ40は、前記ハードディスク32から読み出されて送られて来る演奏曲の音楽情報に基づき、楽器の演奏信号等の音楽信号を生成する音源である。生成された音楽信号は、アナログ信号に変換されて前記アンプミキサ18に送られる。そのアンプミキサ18では、送られてきた音楽信号と前記マイク22を介して入力されるユーザの歌声とがミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅される。そして、そのミキシングされた音が前記スピーカ20から出力される。前記A/Dコンバータ42は、後述する採点処理のために、前記マイク22から入力される音声をデジタル信号に変換し、前記中央演算処理装置26に供給する。
【0017】
図2は、前記リモコン44の操作部を説明する図である。この図に示すように、斯かるリモコン44の操作部には、0から9までの10個の数字釦44a、選曲釦44b、左右上下の矢印釦44c、取消釦44d、及びモード設定釦44eが設けられている。また、操作補助・確認のための表示部44fが設けられている。上記数字釦44aは、選曲情報としての選曲番号や顧客IDを入力するための釦(スイッチ)であり、その数字釦44aが押されると、その数字が上記表示部44fに表示され、上記選曲釦44bが押されることによりその選曲番号や顧客IDが出力されて選曲番号や顧客IDが確定する。左右上下の矢印釦44cは、前記画像表示装置12に選択肢が表示された際、同様に表示されるカーソル等を左右上下に移動させるための釦であり、その矢印釦44cが操作されると、カーソル移動信号が出力されて上記選曲釦44bが押されることにより選択している項目が確定する。また、前記カラオケ装置10によるカラオケ演奏中に左右の矢印釦44cが操作されると、演奏音の音程を変更するための音程変更信号が出力される。また、上記モード設定釦44eは、カラオケ演奏に付随する各種のモード設定を実行するための釦であり、そのモード設定釦44eが押されると、後述する高得点情報表示モードの設定画面をはじめとする各種モード設定画面が表示される。また、図1に示すように、これらの釦及び表示部に対応する構成が前記操作パネル24にも設けられており、その操作パネル24によっても同様の操作が可能とされている。
【0018】
前記ハードディスク32には、カラオケ演奏曲の音楽情報、歌詞情報、及び曲名情報等を格納する曲データベース、ユーザを識別するための情報としての顧客IDを顧客の氏名、住所、連絡先等と共に格納する顧客IDデータベース、及び後述する採点手段70により採点された得点を含む利用者の情報をその採点の対象となった演奏曲すなわち選曲番号と関連付けて記憶する高得点データベース等が設けられている。この曲データベースの音楽情報は、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式で格納され、前記シンセサイザ40へ供給される。
【0019】
図3は、複数のカラオケ装置10と公衆電話回線、有線放送用ケーブル、又は光ファイバ等による通信回線46を介して接続されるホストサーバ48の構成を示すブロック線図である。この図3に示すように、斯かるホストサーバ48は、CRT等の画像表示装置50と、キーボード52と、プリンタ54と、中央演算処理装置であるCPU56、ROM58、RAM60、ハードディスク62、ターミナルアダプタ64、CRTコントローラ66、及び上記キーボード52からの入力信号を処理する入力インターフェイス68とを、備えた所謂コンピュータにより構成されている。このハードディスク62には、前記カラオケ装置10のハードディスク32と同様に、後述する採点手段70により採点された得点を含む利用者の情報をその採点の対象となった演奏曲と関連付けて記憶する高得点データベースが設けられており、記憶手段として機能する。
【0020】
前記ターミナルアダプタ34及び64は、前記中央演算処理装置26及び56を上記通信回線46に接続するための装置であり、複数のカラオケボックスにそれぞれ備えられた前記カラオケ装置10は、斯かる通信回線46を介して上記ホストサーバ48に接続されている。そして前記カラオケ装置10によって常に新しい曲を演奏可能とするために、随時、新曲の曲情報等が上記ホストサーバ48から斯かる通信回線46を介してダウンロードされ、前記ハードディスク32の各種データベースに記憶される。
【0021】
図4は、前記カラオケ装置10による高得点情報表示機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図5に示す採点手段70は、前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26の制御機能であり、カラオケ演奏曲の出力に同期して入力される音声情報に応じて得点を採点する。具体的には、前記マイク22により入力されて前記A/Dコンバータ42によりデジタル信号に変換された音声情報に関して、前記ハードディスク32の曲データベースから読み出されて前記RAM30に記憶された曲情報の音程及びテンポからの相対的なずれや、音量等に基づいて歌唱評価としての得点を算出する。この採点手段70により採点された得点及びその採点の対象となったカラオケ演奏曲の情報は、前記通信回線46等を介して前記ホストサーバ48へ送られる。
【0022】
統計手段72は、前記ホストサーバ48の中央演算処理装置56の制御機能であり、上記採点手段70により採点された得点を、記憶手段である前記ハードディスク62に記憶された情報のうちその採点の対象となったカラオケ演奏曲に関連付けられた情報の得点を母集団として統計する。具体的には、上記採点手段70により採点された得点を前記ハードディスク62の高得点データベースに記憶された情報の得点と比較し、得点が所定位例えば5位以上である場合には上記採点手段70により採点された得点を含む利用者の情報、例えば所在地情報(都道府県名)、氏名或いはニックネイム、得点、採点の対象となったカラオケ演奏が行われた年月日及びカラオケ店名、及びコメント等をその採点の対象となった演奏曲と関連付けて前記ハードディスク62の高得点データベースに記憶する。また、高得点データベースに記憶されていた情報のうち得点が所定位以下となった情報を消去する。すなわち、前記ハードディスク62は、好適には、各カラオケ演奏曲を対象として過去に採点された得点が所定位以上である高得点情報のみを記憶する。このハードディスク62に記憶された高得点情報は、前記通信回線46等を介して前記複数のカラオケ装置10のハードディスク32に設けられた高得点データベースへ随時配信される。
【0023】
高得点情報表示手段74は、前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26の制御機能であり、選択入力されたカラオケ演奏曲に関する表示と共に、前記ホストサーバ48から配信されて前記ハードディスク32の高得点データベースに記憶された情報のうちそのカラオケ演奏曲に関連付けられ且つ得点が所定位以上である高得点情報を前記画像表示装置12に表示させる。具体的には、前記高得点データベースに記憶された情報に対応する文字映像を生成して前記CRTコントローラ36により出力させ、前記ビデオミキサ16により所定の背景映像と合成させて前記画像表示装置12に表示させる。例えば、図5に示すように、カラオケ演奏曲の出力開始時にそのカラオケ演奏曲のタイトル(曲名及びアーティスト名)と共に前記高得点データベースに記憶された高得点情報のうち、そのカラオケ演奏曲に関して得点が首位である最高得点情報に含まれる所在地情報(都道府県名)、氏名或いはニックネイム、及び得点を表示させる。また、図6に示すように、カラオケ演奏曲の間奏時に、前記高得点データベースに記憶されたそのカラオケ演奏曲に関連付けられた高得点情報に含まれる所在地情報(都道府県名)、氏名或いはニックネイム、得点、採点の対象となったカラオケ演奏が行われた年月日及びカラオケ店名、及びコメントを表示させる。また、図7に示すように、モード設定画面において、そのカラオケ装置10における選曲回数が所定位例えば20位以上であるカラオケ演奏曲に関連付けられた高得点情報のうち得点が首位である最高得点情報に含まれる所在地情報(都道府県名)、氏名或いはニックネイム、及び得点をスクロール表示させる。
【0024】
図8は、前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26によるカラオケ演奏制御を説明するフローチャートであり、図9は、前記ホストサーバ48の中央演算処理装置56による高得点情報管理を説明するフローチャートである。これら制御は何れも所定の周期で繰り返し実行されるものである。以下、これら図8及び図9を用いて本実施例の高得点情報表示制御について説明する。
【0025】
演奏制御ルーチンでは、先ず、図8に示すステップ(以下、ステップを省略する)SA1において、高得点情報表示(JOYSOUND王)モードが選択されているか否かが判断される。このSA1の判断が否定される場合には、SA9において、通常のカラオケ演奏処理が実行されて本ルーチンが終了させられるが、SA1の判断が肯定される場合には、SA2において、利用者によって選択入力されたカラオケ演奏曲に関連付けられた高得点情報が前記ハードディスク32の高得点データベースに記憶されているか否かが判断される。すなわち、前記リモコン44或いは操作パネル24から入力された選曲番号に関連付けられた高得点情報が記憶されているか否かが判断される。このSA2の判断が否定される場合には、SA5において、カラオケ演奏終了であるか否かが判断されるが、SA2の判断が肯定される場合には、SA3において、図5に示すように、選曲されたカラオケ演奏曲の出力開始時にそのカラオケ演奏曲のタイトルと共に前記高得点データベースに記憶された高得点情報のうち、そのカラオケ演奏曲に関連付けられ得点が首位である最高得点情報に含まれる所在地情報(都道府県名)、氏名或いはニックネイム、及び得点が表示され、SA4において、図6に示すように、カラオケ演奏曲の間奏時に、前記高得点データベースに記憶されたそのカラオケ演奏曲に関連付けられた高得点情報に含まれる所在地情報(都道府県名)、氏名或いはニックネイム、得点、採点の対象となったカラオケ演奏が行われた年月日及びカラオケ店名、及びコメントが表示された後、SA5において、カラオケ演奏終了であるか否かが判断される。このSA5の判断が否定されるうちは、SA5の判断が繰り返されることにより待機させられるが、SA5の判断が肯定される場合には、前記採点手段70に対応するSA6において、カラオケ演奏曲の出力に同期して入力される音声情報に応じた得点が採点されて、その得点及びその採点の対象となったカラオケ演奏曲の情報が前記ホストサーバ48へ送られた後、SA7において、所定時間以内にそのホストサーバ48から入力指令が送られてきたか否かが判断される。このSA7の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SA7の判断が肯定される場合には、SA8において、前記リモコン44の操作等により入力された所在地情報(都道府県名)、氏名或いはニックネイム、得点、採点の対象となったカラオケ演奏が行われた年月日及びカラオケ店名、及びコメント等の情報が高得点情報として前記ホストサーバ48に送られた後、本ルーチンが終了させられる。以上のSA3及びSA4が前記高得点情報表示手段74に対応する。
【0026】
図4に示すところの高得点情報管理ルーチンでは、先ず、SB1において、前記カラオケ装置10から採点結果である得点及びその採点の対象となったカラオケ演奏曲の情報が送られてきたか否かが判断される。このSB1の判断が否定される場合には、SB7において、前記カラオケ装置10に各種の情報を配信する情報配信時であるか否かが判断されるが、SB1の判断が肯定される場合には、前記統計手段72に対応するSB2において、採点結果として送られてきた得点が前記ハードディスク62に記憶された情報のうちその採点の対象となったカラオケ演奏曲に関連付けられた情報の得点を母集団として統計処理された後、SB3において、高得点情報の更新であるか否か、すなわち採点結果として送られてきた得点が前記ハードディスク62の高得点データベースに記憶された高得点情報と照らして所定位例えば5位以上であるか否かが判断される。このSB3の判断が否定される場合には、SB7において、前記カラオケ装置10に各種の情報を配信する情報配信時であるか否かが判断されるが、SB3の判断が肯定される場合には、SB4において、前記カラオケ装置10へ所在地情報(都道府県名)、氏名或いはニックネイム、得点、採点の対象となったカラオケ演奏が行われた年月日及びカラオケ店名、及びコメント等の情報入力を要請する入力指令が送られた後、SB5において、そのカラオケ装置10からその情報が送られてきたか否かが判断される。このSB5の判断が否定されるうちは、SB5の判断が繰り返されることにより待機させられるが、SB5の判断が肯定される場合には、SB6において、採点結果である得点及び送られてきた情報が高得点情報として前記ハードディスク62の高得点データベースに記憶されると共に、得点が所定位以下となった情報が消去された後、SB7において、前記カラオケ装置10に各種の情報を配信する情報配信時であるか否かが判断される。このSB7の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、SB7の判断が肯定される場合には、SB8において、最新の高得点情報を含む各種の情報が前記複数のカラオケ装置10へ配信された後、本ルーチンが終了させられる。
【0027】
このように、本実施例によれば、カラオケ演奏曲の出力に同期して入力される音声情報に応じて得点を採点する採点手段70(SA6)と、その採点手段70により採点された得点を含む利用者の情報をその採点の対象となったカラオケ演奏曲と関連付けて記憶する記憶手段である前記ハードディスク62と、選択入力されたカラオケ演奏曲に関する表示と共に、前記ハードディスク62に記憶された情報のうちそのカラオケ演奏曲に関連付けられ且つ得点が所定位以上である高得点情報を前記画像表示装置12に表示させる高得点情報表示手段74(SA2及びSA3)とを、含むことから、所定のカラオケ演奏曲の出力に伴って繰り返し自分の情報を表示させたいという自己顕示欲を刺激し、カラオケ演奏に新たな娯楽性を付与することができる。また、自分の情報を表示させたいがために敢えて演奏回数の少ないカラオケ演奏曲を歌おうという新たな需要が発生することも期待できる。すなわち、利用者に感興を催させるカラオケ装置10を提供することができる。
【0028】
また、前記高得点情報表示手段74は、カラオケ演奏曲の出力開始時にそのカラオケ演奏曲のタイトルと共に前記高得点情報を表示させるものであるため、注目を惹き易いタイトル表示時に高得点情報を表示させることで、利用者の自己顕示欲を一層刺激できるという利点がある。
【0029】
また、前記高得点情報表示手段74は、カラオケ演奏曲の間奏時に前記高得点情報を表示させるものであるため、退屈になりがちな間奏時に高得点情報を表示させることで、カラオケ装置10による演奏の娯楽性を高められるという利点がある。
【0030】
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
【0031】
例えば、前述の実施例では、前記統計手段72は、前記ホストサーバ48の中央演算処理装置56の制御機能であったが、図10に示すように、前記採点手段70、統計手段72、及び高得点情報表示手段74の何れもが前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26の制御機能であってもよい。この場合、前記カラオケ装置10のハードディスク32が前記採点手段70により採点された得点を含む利用者の情報をその採点の対象となったカラオケ演奏曲と関連付けて記憶する記憶手段に対応し、前記統計手段72による統計の母集団は、そのカラオケ装置10により演奏及び採点が実行された情報となる。しかし、限られた母集団ゆえに高得点情報に名を連ね易いことから、斯かる態様によっても利用者の自己顕示欲を刺激できるのである。また、前記統計手段72は、カラオケボックス毎に設けられたローカルサーバの中央演算処理装置の制御機能であっても構わない。
【0032】
また、前述の実施例では、記憶手段である前記ハードディスク62は、統計処理の結果として得点が所定位以上であると判定された高得点情報のみを記憶するものであったが、得点が所定点以上であった情報を記憶するものであっても構わない。この場合、前記統計手段72により適宜高得点情報の抽出が実行されたり、或いは前記統計手段72により得点が所定位以上であると判定された高得点情報のみが前記複数のカラオケ装置10へ配信される。
【0033】
また、前述の実施例では、前記高得点情報表示手段74は、カラオケ演奏曲の出力開始時にそのカラオケ演奏曲のタイトルと共に、或いはカラオケ演奏曲の間奏時に前記高得点情報を表示させるものであったが、カラオケ演奏曲の出力終了間際に、或いはカラオケ演奏の出力中継続して前記高得点情報を表示させるものであっても構わない。
【0034】
また、前述の実施例において、前記採点手段70は、前記カラオケ装置10の中央演算処理装置26の制御機能であったが、採点プロセッサのような採点手段としての装置を別に備えたものであっても構わない。
【0035】
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された音楽再生装置の一例であるカラオケ装置の構成を示すブロック線図である。
【図2】図1のカラオケ装置に備えられたリモコンの操作部を説明する図である。
【図3】図1のカラオケ装置と所定の通信回線を介して接続されるホストサーバの構成を示すブロック線図である。
【図4】図1のカラオケ装置による高得点情報表示機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図5】カラオケ演奏の出力開始時に図1の画像表示装置に表示される画面の一例を示す図である。
【図6】カラオケ演奏の間奏時に図1の画像表示装置に表示される画面の一例を示す図である。
【図7】モード設定時に図1の画像表示装置に表示される画面の一例を示す図である。
【図8】図1のカラオケ装置の中央演算処理装置によるカラオケ演奏制御を説明するフローチャートである。
【図9】図3のホストサーバの中央演算処理装置による高得点情報管理を説明するフローチャートである。
【図10】図1のカラオケ装置による高得点情報表示機能の他の一例の要部を説明する機能ブロック線図のである。
【符号の説明】
10:カラオケ装置(音楽再生装置)
12:画像表示装置
32:ハードディスク(記憶手段)
62:ハードディスク(記憶手段)
70:採点手段
74:高得点情報表示手段

Claims (3)

  1. 複数の演奏曲のうちから選択入力された所望の演奏曲を出力させ且つ該演奏曲の歌詞を表示装置に表示させると共に、入力された音声情報を増幅して出力できる音楽再生装置であって、
    該演奏曲の出力に伴って入力される音声情報に応じて得点を採点する採点手段と、
    該採点手段により採点された得点を含む利用者の情報を該採点の対象となった演奏曲と関連付けて記憶する記憶手段と、
    選択入力された演奏曲に関する表示と共に、前記記憶手段に記憶された情報のうち該演奏曲に関連付けられ且つ得点が所定位以上である高得点情報を前記表示装置に表示させる高得点情報表示手段と
    を、含むことを特徴とする音楽再生装置。
  2. 前記高得点情報表示手段は、前記演奏曲の出力開始時に該演奏曲のタイトルと共に前記高得点情報を表示させるものである請求項1の音楽再生装置。
  3. 前記高得点情報表示手段は、前記演奏曲の間奏時に前記高得点情報を表示させるものである請求項1又は2の音楽再生装置。
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