JP2004301589A - ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェア - Google Patents

ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェア Download PDF

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Abstract

【課題】誘導経路中の案内地点付近において、進行する方向の案内と同時に、副次的な経路の案内も行うことのできるナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを提供する。
【解決手段】絶対位置・方位検出部1、相対方位検出部2、車速検出部3、メインCPU及びその周辺回路4、メモリ群M、ユーザインタフェース部9、表示部10、入力部11、CD/DVD−ROM制御部12、FM多重受信及び処理部13、光/ビーコン受信及び処理部14を備える。メインCPU及びその周辺回路4には、現在位置計算部40、目的地指定受付部41、通常誘導経路計算部42、通常誘導経路案内部43、通常誘導経路計算部42による通常誘導経路情報および現在位置情報に基づいて、経路上の案内地点を起点として次候補経路を計算する次候補経路計算部44、次候補経路計算部44による次候補経路情報に基づいて次候補経路案内を前記案内地点である交差点付近にさしかかった際に、現在位置情報などに基いて、次候補経路を通知する次候補経路案内制御部45、表示制御部46とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション技術に関するもので、特に、経路の分岐点等の案内地点における経路案内機能に改良を施したナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車の普及と情報処理技術の発達に伴い、車両に搭載して道案内を行うナビゲーション装置が急速に普及している。ナビゲーション装置は、道路などを表す道路地図データに基づき、指定された目的地までの最適な経路を計算して設定し、GPSや自律航法で自車位置を逐次検出しながら、地図表示や合成音声などで右左折点等を道案内するものである。
【0003】
ナビゲーション装置による道案内を受けるには、ユーザが目的地を設定する必要がある。この目的地の設定は、表示地図上における特定の地点を、カーソルで指定することによって行なうことができる。また、地域・名称等の検索条件に基づいて目的地を検索し、設定することも可能である。さらに、自車位置若しくは特定の地点の周辺施設を、その施設の種類に基づいて検索し、近い順に表示させる機能も有している。
【0004】
上記のようにユーザが目的地を設定すると、ナビゲーション装置は経路計算を行い、誘導案内を開始する。そして、ユーザはこの誘導経路に従って車両を走行させることとなる。車両が誘導経路走行している間、ナビゲーション装置は、誘導経路上の交差点等、案内すべき地点が自車位置から所定距離以内に近づくと、案内地点までの距離や曲がるべき方向を画面上に表示し、同時に音声で案内を行う。
【0005】
また、走行中、仮に経路を外れたとしても、自動再計算機能によって目的地までの経路が再計算され、新たな誘導経路が案内される。例えば、特許文献1に示すように、再経路計算に際して、計算に要する時間に車両が走行してしまう区間を計算に入れ、再経路計算後の再経路誘導の信頼性を向上することを目的としたものもある。
【0006】
以上のような機能を有する従来のナビゲーション装置において、ユーザは、案内される経路に従って進行すれば目的地まで到着することができるものである。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−281789号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば車両が右折専用車線を有する道路を走行中、上記案内地点におけるナビゲーション装置における誘導経路が右方向、すなわち右折する旨を指示している場合等において、実際に車両の走行している車線が、右折車線でない場合がある。このような場合、ユーザがナビゲーション装置の指示に従い右折を試みようとすると、ユーザは右折車線への強引な車線変更や交差点直前での車線変更を行わざるを得ない場合があった。また、右折車線への車線変更のために、交差点付近の走行車線で停止してしまう場合も考えられ、車両渋滞の原因となる可能性もあった。
【0009】
また、上記特許文献1に示されるようなカーナビゲーション装置における自動再計算機能による再経路計算は、誘導経路上の案内地点である交差点を通過した時点で開始されるため、案内地点通過時点では、ユーザはその後どのような経路を進んだらよいか困惑してしまう場合がある。また、誘導経路の道路を通過させるために、一度通過した交差点まで車両をUターンするように指示することがあり、ユーザはわざわざ一度進んだ経路を引き返さなければならない場合も生じていた。このように、従来の自動再計算機能は、ユーザにとって不便あり、また時間的・空間的にも無駄の多いものであった。
【0010】
さらに、例えば、誘導経路上の案内地点が高速道路のインターチェンジ(以下、ICという)に繋がる交差点であるような場合に、上記のような従来のナビゲーション装置では、車両が経路を走行中、ICに入るための交差点に近づくと「***m先、高速道路入口です」のような音声案内あるいは同内容の画面表示等が行われるのみであった。すなわち、ユーザには高速道路のIC向かう方法として直近の高速道路入口から入るという選択肢しか与えられていなかった。
【0011】
したがって、例えば、ユーザが交通渋滞を回避するために次のICから高速道路に入ること望んでいる場合や、この交差点を誤って通過してしまった場合などには、ユーザは交差点を通過してからの再経路計算の結果を待つか、自己の操作によって画面を広域表示させたりスクロールさせることによって、次のICを探索するなどの操作をしなければならず、走行中のユーザにとっては非常に不便なものであった。
【0012】
このような事例は、高速道路の入口に限らず、一般的な交差点においても同様であるが、高速道路において目的のICに入ることができないことによる影響は格別で、目的地への到着時刻、さらにはユーザ個人のスケジュールを大きく狂わせることもあり、ユーザにとっては時間的・空間的問題に留まらず、精神的な負担となることもあった。
【0013】
本発明は前記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、誘導経路中の案内地点付近において、進行する方向の案内と同時に、副次的な経路の案内も行うことのできるナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載のナビゲーション装置は、移動体の現在位置から、与えられる目的地へ至る第1の経路を、予め用意された道路地図データに基づいて計算する手段と、計算された前記第1の経路にしたがって所定の案内地点ごとに進行方向を案内出力する手段と、全部又は一部の案内地点について、その案内地点からの前記第1の経路とは異なる次候補経路を計算及び案内する手段と、をコンピュータが実現することを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明を方法の観点から捉えたものであり、移動体の現在位置から、与えられる目的地へ至る第1の経路を、予め用意された道路地図データに基づいて計算するステップと、計算された前記第1の経路にしたがって所定の案内地点ごとに進行方向を案内出力するステップと、全部又は一部の案内地点について、その案内地点からの前記第1の経路とは異なる次候補経路を計算及び案内するステップと、を含むことを特徴とする。
【0016】
以上のような請求項1及び5記載の発明では、第1の経路中の案内地点において、次候補経路の計算及び案内を行うことによって、ユーザは交差点等の経路中における案内地点の情報を、第1の経路、すなわち通常の経路に関するもののみならず、次候補経路に関してもあらかじめ知ることができる。したがって、仮に、誤って交差点を通過してしまったような場合においても、ユーザは次の選択肢としての次候補経路を考慮できているため、不慣れな道路においても安心して運転でき、急激な車線変更等の無理な運転を避けることができる。
【0017】
請求項2記載の発明は、道路地図データをあらかじめ記憶しておく手段と、移動体の現在位置を計算する手段と、目的地の指定を受け付ける手段と、移動体が現在位置から目的地へ到達するための第1の経路を前記道路地図データに基づいて計算する手段と、前記第1の経路を画面表示する表示手段とを有するナビゲーション装置において、前記第1の経路中の案内すべき案内地点において進行方向の通知を行う手段と、前記道路地図データ及び前記第1の経路に基づいて前記案内地点から先の第1の経路以外の経路である次候補経路を計算する手段と、前記進行方向の通知とともに、前記次候補経路も通知する手段と、をコンピュータが実現することを特徴とする。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項2記載の発明を方法の観点から捉えたものであり、道路地図データをあらかじめ記憶しておく手段と、移動体の現在位置を計算するステップと、目的地の指定を受け付けるステップと、移動体が現在位置から目的地へ到達するための第1の経路を前記道路地図データに基づいて計算するステップと、前記第1の経路を画面表示するステップとを含むナビゲーション方法において、前記第1の経路中の案内すべき案内地点において進行方向の通知を行うステップと、前記道路地図データ及び前記第1の経路に基づいて前記案内地点から先の第1の経路以外の経路である次候補経路を計算するステップと、前記進行方向の通知とともに、前記次候補経路も通知するステップと、を含むことを特徴とする。
【0019】
請求項9記載の発明は、請求項2及び6記載の発明をコンピュータにより実行可能なソフトウェアの観点から捉えたものであり、コンピュータを制御することにより、道路地図データをあらかじめ記憶させ、移動体の現在位置を計算させ、目的地の指定を受け付けさせ、移動体が現在位置から目的地へ到達するための第1の経路を前記道路地図データに基づいて計算させ、前記第1の経路を画面表示させるナビゲーション用ソフトウェアにおいて、前記コンピュータに、前記第1の経路中の案内すべき案内地点において進行方向の通知を行わせ、前記道路地図データ及び前記第1の経路に基づいて前記案内地点から先の第1の経路以外の経路である次候補経路を計算させ、前記進行方向の通知とともに、前記次候補経路も通知させることを特徴とする。
【0020】
以上のような請求項2、6及び9記載の発明では、請求項1または5記載の発明に加え、次候補経路の計算は、第1の経路をその対象から除外して計算を行われるため、例えば、第1の経路を通過させるために通過してしまった交差点まで戻るように指示するような、従来のカーナビゲーション装置の再経路計算において行われていた処理等は行われず、経路誘導の無駄を省くことができる。
【0021】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記案内地点における第1の経路と次候補経路との現在位置からの所要時間差に関する情報を報知する手段をコンピュータが実現することを特徴とする。また、請求項7記載の発明は、請求項3記載の発明を方法の観点から捉えたものであり、請求項5または6記載の発明において、前記案内地点における第1の経路と次候補経路との現在位置からの所要時間差に関する情報を報知するステップを含むことを特徴とする。
【0022】
以上のような請求項3及び7記載の発明では、ユーザが次候補経路を第1の経路に変えて選択するような場合の目的地までの到着時間の延長・短縮を加味した音声あるいは画面表示によって通知することができるので、ユーザは自己の意思で案内経路を選択することができる。
【0023】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記次候補経路の通知は、予め設定された所定の案内地点において行われることを特徴とする。また、請求項8記載の発明は、請求項4記載の発明を方法の観点から捉えたものであり、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の発明において、前記次候補経路の通知は、予め設定された所定の案内地点において行われるステップを含むことを特徴とする。
【0024】
以上のような請求項4及び8記載の発明では、例えば交差点ごとに、次候補経路の経路案内を行うようもした場合には、ユーザによっては情報が多すぎると感じる場合もあるが、予め設定された所定の案内地点においてのみ次候補経路の通知を行うようにすることで、このような不都合を解消したものである。この所定の案内地点の設定は、例えば、幹線道路のような複数車線からなる道路であって、右折専用の車線が設けられている交差点では案内を行い、それ以外の道路では行わないこととするような道路の規模に応じて通知するか否かを設定したり、ユーザが高速道路のICの入口においてのみ行う等を選択できるようにしたユーザのニーズに応じたものとする等が考えられる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、コンピュータをソフトウェアで制御することで実現できるが、この場合のハードウェアやソフトウェアの実現態様は各種変更可能であるから、以下の説明では、本発明及び本実施形態の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。また、本発明の「第1の経路」とは本実施形態中では通常誘導経路と呼ぶこととする。
【0026】
〔1.構成〕
本実施形態は、指定された目的地への経路誘導を、予め用意された地図データに基づいて行う車載用ナビゲーション装置(以下「本装置」と呼ぶ)及び本装置上で実行されるナビゲーション方法に関するもので、これらを実現するソフトウェア自体、及びそのようなソフトウェアを記録したCD−ROM・フラッシュメモリ・ROMチップパッケージなどの記録媒体として把握することもでき、例えば、そのようなソフトウェアを携帯電話網などの通信ネットワーク経由で各車両のナビゲーション装置にダウンロードして実行させることも本発明の一態様である。なお、本実施形態において、図中の各符号は識別用であり必須の又は望ましい処理順序とは無関係である。
【0027】
〔1−1.全体構成〕
まず、本装置は、逐次検出する現在位置を、予め用意された地図データから抽出される周辺地図とともに表示画面に表示しながら、与えられた目的地までの経路を案内するナビゲーション装置であり、図1の機能ブロック図に示す下記の各要素を備えている。
【0028】
すなわち、絶対位置・方位検出部1は、本装置が搭載された自動車(自車と呼ぶ)の現在位置すなわち自車位置について、地表での絶対的な位置座標や方位を計算するために、例えば、GPS衛星から送られてくるGPS電波をアンテナやレシーバなどで受信するための部分である。また、相対方位検出部2は、ジャイロなどを使って車両の相対的な方位を検出するための部分である。また、車速検出部3は、自動車より得られる車速パルスを処理することで車両の走行速度を計算する部分である。
【0029】
メインCPU及びその周辺回路4は、本装置全体を制御する制御回路の役割を果たす部分である。また、メモリ群Mは、本装置の動作に必要な各種のメモリで、例えば、プログラム格納用のROM5は本装置の起動時にメインCPUによりアクセスされる。また、ワークエリアなどを提供するダイナミックRAM(DRAM)6にはメインプログラムがロードされる。また、設定などの情報をバックアップするSRAM(スタティックRAM)7はメイン電源がオフになっている間もバッテリーバックアップされ、オンになったときにメモリ内容を提供する。また、表示用のVRAM(ビデオRAM)8は表示部10に表示すべき画像のビットマップデータを格納する。
【0030】
表示部10は、地図や操作メニューなど各種の情報を、図示しない液晶表示画面や音声合成などで出力する部分である。また、入力部11は、ユーザがスイッチなどから命令などの情報を入力するための部分であり、タッチセンサ機能、リモコンユニット、赤外線送受信ユニットなどを備える。また、ユーザインタフェース部9は、I/O制御回路やデバイスドライバなどを使って、表示部10及び入力部11と、メインCPU及びその周辺回路4とを結ぶユーザインタフェースである。
【0031】
CD/DVD−ROM制御部12は、CD−ROMやDVD−ROMに記録された道路地図データなど各種データをデータベースから読み出す手段であり、少なくともどこにどのような道路や施設などがあるかを表す道路地図データを予め格納する記憶媒体である。
【0032】
FM多重受信及び処理部13は、FM放送波を受信しこの放送波からVICSサービスの交通情報など所望のデータを取り出す処理を行う部分であり、交通情報は渋滞情報を含む。また、光/ビーコン受信及び処理部14は、路肩などに設置された光ビーコンや電波ビーコンから、各ビーコンの識別情報やVICSサービスの交通情報などの情報を受信及び処理する部分である。
【0033】
〔1−2.メインCPU及びその周辺回路の役割〕
さらに、メインCPU及びその周辺回路4は、上記のようなソフトウェアの作用によって、図1に示す下記の各部分としての役割を果たすように構成されている。すなわち、現在位置計算部40は、車両の現在位置すなわち自車位置を計算するための手段であり、具体的には、GPS航法測位と自律航法測位とを組み合わせることで自車位置を計算するように構成される。
【0034】
ここで、GPS航法測位は、人工衛星からの電波に基づいて絶対位置・方位検出部1から得られる情報を使って現在位置を計算するものである。また、自律航法測位は、地磁気及び車両の速度に基づいて相対方位検出部2及び車速検出部3から得られる情報を使って現在位置を計算するものである。
【0035】
目的地指定受付部41は、前記道路地図データに含まれる施設のなかから目的地とする施設を指定する指定手段である。また、通常誘導経路計算部42は、現在の自車位置から、目的地指定受付部41によって指定された目的地にいたる最適な経路を前記道路地図データに基づいて計算する手段である。
【0036】
さらに、通常誘導経路案内部43は、通常誘導経路計算部42によって計算された経路について、現在位置計算部40によって逐次計算される現在位置などに基いて、合成音声や画面表示によって道案内する手段である。なお、本実施形態においては、通常誘導経路計算部42および通常誘導経路案内部43を合わせて、通常誘導経路案内手段と呼ぶこととする。
【0037】
次候補経路計算部44は、通常誘導経路計算部42によって計算された通常誘導経路情報および現在位置計算部40からの現在位置情報に基づいて、経路上の案内地点である交差点を起点として次候補経路が計算する手段である。この次候補経路の計算は、上記通常誘導経路案内手段による経路誘導が開始された時点で行われ、車両が通常誘導経路上の案内地点である交差点を通過するたびに更新されるように構成されている。
【0038】
次候補経路案内制御部45は、次候補経路計算部44からの次候補経路情報に基づいて、次候補経路案内を車両が上記通常誘導経路における案内地点である交差点付近にさしかかった際に、現在位置計算部40によって逐次計算される現在位置などに基いて、合成音声や画面表示によって道案内する手段である。なお、この合成音声や画面表示は次候補経路案内制御部45によって音声信号や画面信号として生成され、表示制御部46に送られるように構成されている。
【0039】
〔2.作用効果〕
上記のように構成された本実施形態は、次のように作用する。まず、ユーザが入力部11を用いて目的地の入力を行うと、この信号が目的地指定受付部41に送られ、目的地が指定される。次に、絶対位置・方位検出部1、相対方位検出部2、車速検出部3からの情報に基づいて、現在位置計算部40において計算された自車位置からこの目的地に至る最適な経路を、通常誘導経路計算部42が経路探索用データに基づいて計算し、通常誘導経路案内部43によって表示部10等を介して合成音声や画面表示を通じて経路誘導が開始される。
【0040】
次に、次候補経路案内の作用について図2〜図4を参照して説明する。図2は、経路誘導が開始されてから、次候補経路が案内されるまでの処理に関するフローチャートである。上記のように通常誘導経路案内手段における通常誘導経路の経路誘導が開始された時点で、次候補経路計算部44において通常誘導経路の1番目の案内地点である交差点を起点とした次候補経路が計算される(ステップ1)。
【0041】
なお、計算された次候補経路は、内部的なメモリに保存しすぐには地図上に表示することはせず、現在位置計算部40からの情報に基づいて車両が上記通常誘導経路における案内地点である交差点付近にさしかかった時点で、次候補経路案内制御部45によって表示部10等を介して、合成音声や画面表示を通じて表示部10等に表示される。
【0042】
上記のように1番目の次候補経路案内を行った後、次候補経路計算部44では、以下の作用が行われる。まず、現在位置計算部40からの情報に基づいて、上記案内交差点を通過したか否かを判断する(ステップ2)。未だ通過していない場合にはこの動作を繰り返し、通過したことを確認した場合には、通常誘導経路計算部42から通常誘導経路の情報を抽出し、該情報に基づいて経路中に次の交差点があるか否かを判断する(ステップ3)。経路中にもはや交差点がなければ処理を終了し、交差点があれば該交差点を起点とした次候補経路を計算し(ステップ4)、ステップ2へ戻る。そして、上記同様、車両が上記通常誘導経路における案内地点である交差点付近にさしかかった時点で、次候補経路案内制御部45によって表示部10等を介して、合成音声や画面表示を通じて表示部10等に表示される。
【0043】
ここで、次候補経路計算部44における次候補経路の計算方法について説明する。図3(a)は、通常誘導経路の経路模式図であり、図3(b)は、次候補経路の模式図である。この図3(a)において、通常誘導経路A→B→Cは、通常誘導経路計算部42によって計算された、車両が現在走行中の道路Aから目的地へ最短、最速に到着するための経路であるとする。また、現在走行中の道路Aが、例えば幹線道路等の複数車線からなる道路であって、道路A−B間の交差点を右折する際には、交差点P手前から右折専用車線に入らなければならないような場合に、ユーザが該右折専用車線への車線変更を行えず、交差点Pを通過してしまった状況を想定する。
【0044】
この場合、従来のカーナビゲーション装置においては、経路の再計算が行われることとなるが、この再計算は交差点P通過後に計算が開始され、場合によっては、道路Bを通過させるために交差点PまでUターンさせ同様の経路通るように計算されることがあった。これに対して、本発明の次候補経路計算部44においては、上記のように予め次候補経路を計算しておくと共に、通常誘導経路で進行することになっている道路Bを経路計算の対象から除外して計算を行う。したがって、この次候補経路計算部44によって計算される経路は、道路A→D→Eのように道路Bを通らない経路が計算される。
【0045】
次に、通常誘導経路案内部43および次候補経路案内制御部45における具体的な経路案内の作用について、具体的な例として高速道路入口での通常誘導経路の音声案内に次候補経路の案内を付加した態様を用いて説明する。なお、図4は、高速道路のインターチェンジ(以下、ICという)手前の交差点に対する通常経路と次候補経路の模式図である。
【0046】
従来のナビゲーション装置における音声案内では、車両が道路Aを走行中、交差点Q1に近づくと「***m先、高速道路入口です」のような案内が行われる。このような案内のみでは、ユーザにはこの直近の案内地点であるICから高速道路に入るという選択肢しか与えられない。
【0047】
したがって、例えば、ユーザが交通渋滞を回避するために次のICから高速道路に入ること望んでいる場合や、交差点を誤って通過してしまった場合などには、該ユーザは交差点を通過してからの再経路計算の結果を待つか、自己の操作によって画面を広域表示させたりスクロールさせることによって、次のICを探索するなど、走行中のユーザにとっては非常に不便であった。特に、この例のようにその経路が高速道路である場合には、目的のICに入ることができないことは、目的地への到着時刻、さらにはユーザ個人のスケジュールを大きく狂わせることもあり、時間的・空間的問題に留まらず、精神的な負担となることもあった。
【0048】
そこで、次候補経路案内制御部45は、車両が道路Aを走行中、交差点Q1付近において、上記のように、通常誘導経路案内部43によって通常誘導経路であるA→B→C(図4参照)において、案内地点である交差点Q1を案内するのに合わせて、次候補経路計算部44で計算された次候補経路を加味した案内信号を表示制御部46へ送る。そして、表示制御部46においては、通常誘導経路案内部43から送られてくる案内信号にこの次候補経路に関する案内信号を付加して案内する。具体的には、「***m先Q1交差点、右方向、高速道路入口です。Q1交差点を左折した場合、**km先で高速に乗ります。」のようなフレーズの音声案内を行う。
【0049】
以上のような次候補経路手段で経路計算、経路案内された次候補経路をユーザが選択、進行した場合には、通常誘導経路計算部42においては通常誘導経路を外れたものとして、自車の現時位置に基づいて目的地までの経路が再計算され、次候補経路計算部44においては、図2のフローチャートに従い、新たな次候補経路を計算する。そして、以上のような処理が、目的地に到着するまで処理は継続される。
【0050】
以上のように作用する本実施形態は、次のような効果を奏する。まず、次候補経路の計算は、通常誘導経路案内手段における通常誘導経路の経路誘導が開始された時点から開始され、次候補経路案内制御部45による経路案内は、車両が上記通常誘導経路における案内地点である交差点付近にさしかかった時点で行われるため、ユーザは交差点等の経路中における案内地点の情報を、通常誘導経路に関するもののみならず、次候補経路に関してもあらかじめ知ることができる。
【0051】
したがって、仮に、誤って交差点を通過してしまったような場合においても、ユーザは次の選択肢としての次候補経路をも考慮できているため、不慣れな道路においても安心して運転でき、急激な車線変更等の無理な運転を避けることができる。
【0052】
また、本発明の次候補経路計算部44での経路計算は、通常誘導経路で進行することになっている道路Bを経路計算の対象から除外して計算を行うため、例えば、従来のカーナビゲーション装置の再経路計算において行われていたような、通常誘導経路を通過させるために交差点PまでUターンを指示する処理等は行われず、経路誘導の無駄を省くことができる。
【0053】
また、表示制御部46では、通常誘導経路案内部43における通常誘導経路の経路案内に加えて、次候補経路を加味した経路案内を行うことによって、仮に、直近のICで高速道路に入ることができなかったとしても、次のICで高速道路に入れることが通常誘導経路の案内と同時にユーザに伝わるため、無理な車線変更をしたり、走行中の自己により経路探索等を行う必要がなく、ユーザの心理的不安や精神的負担を軽減することができるものである。
【0054】
〔3.他の実施の形態〕
本発明は、上記のような実施の形態に限定されるものではなく、例えば、次のような実施の形態も含む。すなわち、上記実施形態においては、次候補経路の案内を通常誘導経路の案内と同時に行うこととしたが、本発明はこのような態様に限られるものではなく、案内のタイミングはいつであっても構わない。また、例えば、画面上や装置自体に「次候補経路」なるアイコンやスイッチを設置することで、ユーザが好みに応じてそれを選択すると、即時に次候補経路が表示あるいは音声によって出力されるように構成してもよい。
【0055】
本実施形態における次候補案内に関しては、高速道路入口についての態様のみ説明したが、本発明はこれに限られず、それ以外の交差点でも同様に案内をすることが可能である。また、次候補経路も加味した音声案内においても、上記のものに限られず、請求項3に記載されているように、案内地点における通常誘導経路と次候補経路との現在位置からの所要時間の差に関する情報を通知するように構成することも可能である。
【0056】
具体的には、上記高速道路の入口における音声案内を「***m先、高速道路入口です。左折した場合、***km先で高速に乗ります。目的地まで**分延長されます(短縮されます)」のようなフレーズのもので構成することもできる。このように、目的地までの到着時間の延長・短縮を加味した音声あるいは画面表示によって通知すれば、ユーザは自己の意思で案内経路を選択することができる。
【0057】
また、上記実施形態においては、次候補経路案内制御部45において、通常誘導経路中の案内地点ごとに次候補経路計算部44から送られてくる次候補経路情報を、毎回、例えば交差点ごとに、表示制御部46へ出力し経路案内を行うようしたが、このようにするとユーザよっては情報が多すぎると感じる場合もある。本発明はこのような場合に限られず、請求項4に記載されているように、予め設定された所定の案内地点においてのみ行われること次候補経路の通知を行うように構成することも可能である。
【0058】
具体的には、次候補経路案内制御部45において、案内する交差点の種類により案内を行うか行わないかの判定をすることができるように構成することもできる。この判定基準は、例えば、幹線道路のような複数車線からなる道路であって、右折専用の車線が設けられている交差点では案内を行い、それ以外の道路では行わないこととするような道路の規模に応じたものや、あるいはユーザの選択により、高速道路のICの入口においてのみ行う等、ユーザの好みに応じたものとしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、誘導経路中の案内地点付近において、進行する方向の案内と同時に、副次的な経路の案内も行うことのできるナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置の全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係る次候補経路案内手段の処理手順を示すフローチャート。
【図3】本発明の実施の形態に係る次候補経路案内手段の通常誘導経路を示す模式図(a)および次候補経路の模式図(b)。
【図4】本発明の実施の形態に係る次候補経路案内手段の一例を示す模式図。
【符号の説明】
1…絶対位置・方位検出部
2…相対方位検出部
3…車速検出部
4…メインCPU及びその周辺回路
5…ROM
6…DRAM
7…SRAM
8…VRAM
9…ユーザインタフェース部
10…表示部
11…入力部
12…CD/DVD−ROM制御部
13…FM多重受信及び処理部
14…光/ビーコン受信及び処理部
40…現在位置計算部
41…目的地指定受付部
42…通常誘導経路計算部
43…通常誘導経路案内部
44…次候補経路計算部
45…次候補経路案内制御部
46…表示制御部
M…メモリ群

Claims (9)

  1. 移動体の現在位置から、与えられる目的地へ至る第1の経路を、予め用意された道路地図データに基づいて計算する手段と、
    計算された前記第1の経路にしたがって所定の案内地点ごとに進行方向を案内出力する手段と、
    全部又は一部の案内地点について、その案内地点からの前記第1の経路とは異なる次候補経路を計算及び案内する手段と、
    をコンピュータが実現することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 道路地図データをあらかじめ記憶しておく手段と、移動体の現在位置を計算する手段と、目的地の指定を受け付ける手段と、移動体が現在位置から目的地へ到達するための第1の経路を前記道路地図データに基づいて計算する手段と、前記第1の経路を画面表示する表示手段とを有するナビゲーション装置において、
    前記第1の経路中の案内すべき案内地点において進行方向の通知を行う手段と、
    前記道路地図データ及び前記第1の経路に基づいて前記案内地点から先の第1の経路以外の経路である次候補経路を計算する手段と、
    前記進行方向の通知とともに、前記次候補経路も通知する手段と、
    をコンピュータが実現することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 前記案内地点における第1の経路と次候補経路との現在位置からの所要時間差に関する情報を報知する手段をコンピュータが実現することを特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記次候補経路の通知は、予め設定された所定の案内地点において行われることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  5. 移動体の現在位置から、与えられる目的地へ至る第1の経路を、予め用意された道路地図データに基づいて計算するステップと、
    計算された前記第1の経路にしたがって所定の案内地点ごとに進行方向を案内出力するステップと、
    全部又は一部の案内地点について、その案内地点からの前記第1の経路とは異なる次候補経路を計算及び案内するステップと、
    を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  6. 道路地図データをあらかじめ記憶するステップと、移動体の現在位置を計算するステップと、目的地の指定を受け付けるステップと、移動体が現在位置から目的地へ到達するための第1の経路を前記道路地図データに基づいて計算するステップと、前記第1の経路を画面表示するステップとを含むナビゲーション方法において、
    前記第1の経路中の案内すべき案内地点において進行方向の通知を行うステップと、
    前記道路地図データ及び前記第1の経路に基づいて前記案内地点から先の第1の経路以外の経路である次候補経路を計算するステップと、
    前記進行方向の通知とともに、前記次候補経路も通知するステップと、
    を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  7. 前記案内地点における第1の経路と次候補経路との現在位置からの所要時間差に関する情報を報知するステップを含むことを特徴とする請求項5または6に記載のナビゲーション方法。
  8. 前記次候補経路の通知は、予め設定された所定の案内地点において行われるステップを含むことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のナビゲーション方法。
  9. コンピュータを制御することにより、道路地図データをあらかじめ記憶させ、移動体の現在位置を計算させ、目的地の指定を受け付けさせ、移動体が現在位置から目的地へ到達するための第1の経路を前記道路地図データに基づいて計算させ、前記第1の経路を画面表示させるナビゲーション用ソフトウェアにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記第1の経路中の案内すべき案内地点において進行方向の通知を行わせ、
    前記道路地図データ及び前記第1の経路に基づいて前記案内地点から先の第1の経路以外の経路である次候補経路を計算させ、
    前記進行方向の通知とともに、前記次候補経路も通知させることを特徴とするナビゲーション用ソフトウェア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014001944A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置
JPWO2021192512A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30

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