JP2004300654A - 衣服及びその製造方法 - Google Patents

衣服及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004300654A
JP2004300654A JP2004066501A JP2004066501A JP2004300654A JP 2004300654 A JP2004300654 A JP 2004300654A JP 2004066501 A JP2004066501 A JP 2004066501A JP 2004066501 A JP2004066501 A JP 2004066501A JP 2004300654 A JP2004300654 A JP 2004300654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
trousers
men
waist belt
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004066501A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Honda
隆稔 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fashion Honda Kk
Original Assignee
Fashion Honda Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fashion Honda Kk filed Critical Fashion Honda Kk
Priority to JP2004066501A priority Critical patent/JP2004300654A/ja
Publication of JP2004300654A publication Critical patent/JP2004300654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

【課題】 衣服において、極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、見栄えも損なわれないこと。
【解決手段】 衣服としての紳士用ズボン1は、左脇線6の真上に当る位置にウエストベルト2の上側から略V字形の切れ込み3が設けられ、図示されない右脇線の真上に当る位置にもウエストベルト2の上側から略V字形の切れ込み3が設けられている。かかる紳士用ズボン1を直立した状態で試着をしてウエストサイズの一番合ったものを購入し、着用して椅子に腰掛けた場合に、紳士用ズボン1においてはウエストベルト2の左右の側面に1箇所ずつ略V字形の切れ込み3が入っているために、椅子に腰掛けてもウエストベルト2の背中側が殆ど体から離れず、さらに腹部側を引張る力が略V字形の切れ込み3が開くことによって開放され、腹部が全く圧迫されない。ベルトをしていても同様の効果が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紳士用ズボン(パンツ)、婦人用ズボン(パンツ)、スカート、Gパン、綿パン等の衣服及びその製造方法に関するものであり、特に、腹部が圧迫されない構造の衣服及びその製造方法に関するもので、紳士用・婦人用・子供服全般に適用できるものである。
一般に、従来の紳士用ズボン(スーツのズボン)等の衣服は、着用して直立した状態で最もウエスト周りがぴったり合うようにウエストサイズが選択されるので、直立状態や歩行状態においては何ら不自由を感じないが、椅子に座ったり正座したりしたときには腹部が締め付けられる圧迫感を受ける。これは、紳士用ズボン等の衣服は、座ったときに背中側に空間が生じる構造になっており、この空間の分だけ腹部が締め付けられるためである。
そこで、座ったときに腹部が締め付けられないように、ウエストベルトを数箇所で切断してゴムテープで接続しウエストサイズが伸びるようにした紳士用ズボン等、様々な伸縮の工夫がなされた衣服が開発されている。
しかしながら、ウエストベルトを数箇所で切断してゴムテープで接続した紳士用ズボン等の衣服においては、ゴムテープで接続するためにまた切断箇所を隠すために構造が複雑となり、製造に時間とコストがかかるという問題点があった。
そこで、本発明は、極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、見栄えも損なわれない衣服及びその製造方法の提供を課題とするものである。
請求項1の発明にかかる衣服は、ウエストベルトの左右の側面に上側から略V字形または略V字形を傾斜させた形状(以下、「略V字形等」とも略する。)の切れ込みを1箇所ずつまたは2箇所以上ずつ設けたものである。
請求項2の発明にかかる衣服は、ウエストベルトの左右の側面の前面よりに左右対称に1箇所ずつ上側から略V字形または略V字形を傾斜させた形状の切れ込みを設けたものである。
請求項3の発明にかかる衣服は、請求項1または請求項2の構成において、前記切れ込みの先端に補強縫いを施したものである。
請求項4の発明にかかる衣服の製造方法は、ウエストベルトを裏返した状態で略V字形または略V字形を傾斜させた形状に沿ってミシン掛けまたは手縫いをして、前記略V字形または略V字形を傾斜させた形状の間に切り込みを入れて前記ウエストベルトを表に返すものである。
請求項5の発明にかかる衣服は、ウエストベルトの左右の側面を1箇所ずつまたは2箇所以上ずつ分離させ、該分離部分の左右にそれぞれ1対のベルト通しを設けたものである。
請求項6の発明にかかる衣服は、ウエストベルトの左右の側面の前面よりを左右対称に1箇所ずつ分離させ、該分離部分の左右にそれぞれ1対のベルト通しを設けたものである。
請求項7の発明にかかる衣服は、請求項5または請求項6の構成において、前記1対のベルト通しは前記分離部分の左側の上端と前記分離部分の右側の下端及び前記分離部分の右側の上端と前記分離部分の左側の下端に縫付けられてX形状に設けられたものである。
請求項8の発明にかかる衣服は、請求項5または請求項6の構成において、前記1対のベルト通しの代わりに前記分離部分を覆い隠す幅広のベルト通しを前記分離部分の左側または右側のみに上端を縫付けて、下端は前記幅広のベルト通しの全幅を縫付けて取付けたものである。
請求項9の発明にかかる衣服は、請求項5乃至請求項8のいずれか1つの構成において、前記ウエストベルトの裏側に前記分離部分が合わさるように付勢する弾性材を前記分離部分に跨って取付けたものである。
請求項10の発明にかかる衣服は、請求項5または請求項6の構成において、前記1対のベルト通しの代わりに前記分離部分を覆い隠す幅広の弾性材からなるベルト通しを前記分離部分に跨って上端及び下端を縫付けたものである。
請求項11の発明にかかる衣服は、請求項5乃至請求項10のいずれか1つの構成において、前記分離部分の下端または下端近傍に補強縫いをしたものである。
請求項1の発明にかかる衣服は、ウエストベルトの左右の側面に上側から略V字形等の切れ込みを1箇所ずつまたは2箇所以上ずつ設けたものである。
かかる衣服を紳士用ズボンを例として説明すれば、直立した状態で試着をしてウエストサイズの一番合ったものを着用して椅子に腰掛けた場合に、従来の紳士用ズボンではウエストベルトの背中側が体から離れて空間ができ、その分だけ腹部側が引張られてウエストベルトが腹部を圧迫したが、本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンにおいてはウエストベルトの左右の側面に1箇所ずつ以上の略V字形等の切れ込みが入っているために、椅子に腰掛けてもウエストベルトの背中側が殆ど体から離れず、さらに腹部側を引張る力が略V字形等の切れ込みが開くことによって開放され、腹部が全く圧迫されない。
この効果は、ベルトを締めている場合においても、同様に得られる。また、太り気味で腹部が出た人も楽に着用でき、食べ過ぎ等の場合でも腹部が楽である。
さらに、ウエストベルトが見えていても、略V字形等の切れ込みは1種のデザインとして紳士用ズボン等の衣服に調和し、見栄えを損ねることもない。そして、この略V字形等の切れ込みは、極めて簡単に短時間で作ることができる。
このようにして、極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、見栄えも損なわれない衣服となる。
請求項2の発明にかかる衣服は、ウエストベルトの左右の側面の前面よりに左右対称に1箇所ずつ上側から略V字形等の切れ込みを設けたものである。
上述した腹部への圧迫力を開放する効果は、略V字形等の切れ込みが体の側面よりも前よりにあった方がより顕著に現れる。そして、この効果を出すためには左右に1箇所ずつの略V字形等の切れ込みがあれば十分であり、左右対称に1箇所ずつの方がずっと見栄えも良く、また短時間で製造できる。
このようにして、極めて簡単に製造できて、より腹部が圧迫されず、より見栄えにも優れた衣服となる。
請求項3の発明にかかる衣服は、請求項1または請求項2の構成において、前記切れ込みの先端に補強縫いを施したものである。
略V字形等の切れ込みの先端には、略V字形等の形状のミシン掛けまたは手縫いがされているので、ウエストベルトに両側から引張り力が掛かっても簡単には切れ込みの先端が裂けたりはしないが、予想外の大きな引張り力が掛かった場合の用心のため、また長年着用して切れ込みの先端が弱くなってきた場合の補強のために、切れ込みの先端に補強縫いを施すことによって切れ込みの先端が裂けたりする事態を確実に未然に防ぐことができる。
請求項4の発明にかかる衣服の製造方法は、ウエストベルトを裏返した状態で略V字形等に沿ってミシン掛けまたは手縫いをして、前記略V字形等の間に切り込みを入れて前記ウエストベルトを表に返すものである。
これによって、ウエストベルトの生地を切り取らなくても、切り込みがミシン掛けまたは手縫いした形状に自然に開いて、ウエストベルトの左右の側面に上側から略V字形等の切れ込みを1箇所ずつまたは2箇所以上ずつ設けた衣服を製造することができる。そして、この衣服にはウエストベルトの左右の側面に1箇所ずつ以上の略V字形等の切れ込みが入っているために、椅子に腰掛けてもウエストベルトの背中側が殆ど体から離れず、さらに腹部側を引張る力が略V字形等の切れ込みが開くことによって開放され、腹部が全く圧迫されない。
このようにして、腹部が圧迫されず、見栄えにも優れた衣服の、より簡単な製造方法となる。
請求項5の発明にかかる衣服は、ウエストベルトの左右の側面を1箇所ずつまたは2箇所以上ずつ分離させ、分離部分の左右にそれぞれ1対のベルト通しを設けたものである。請求項1〜請求項3の発明にかかる衣服においては、ウエストベルトが見えていても、略V字形等の切れ込みは1種のデザインとして紳士用ズボン等の衣服に調和し、見栄えを損ねることはないが、人によってはいかにもウエスト周りが楽な衣服に見られることを気にする場合もある。
そこで、略V字形等の切れ込みを入れる代わりに、ウエストベルトの左右の側面を1箇所ずつまたは2箇所以上ずつ分離させ、分離部分の左右にそれぞれ1対のベルト通しを設けることによって、スリット状の分離部分が目立たないようにしたものである。
かかる衣服を紳士用ズボンを例として説明すれば、直立した状態で試着をしてウエストサイズの一番合ったものを着用して椅子に腰掛けた場合に、従来の紳士用ズボンではウエストベルトの背中側が体から離れて空間ができ、その分だけ腹部側が引張られてウエストベルトが腹部を圧迫したが、本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンにおいてはウエストベルトの左右の側面に1箇所ずつ以上の分離部分が設けられているために、この分離部分がV字状に開くことによって椅子に腰掛けてもウエストベルトの背中側が殆ど体から離れず、さらに腹部側を引張る力が分離部分がV字状に開くことによって開放され、腹部が全く圧迫されない。
この効果は、ベルトを締めている場合においても、同様に得られる。また、太り気味で腹部が出た人も楽に着用でき、食べ過ぎ等の場合でも腹部が楽である。そして、この左右1箇所ずつ以上の分離部分及び各1対のベルト通しを有する衣服は、通常の衣服のウエストベルト部分を切り離して切断部分を処理し、各1対のベルト通しを両側に縫付けるだけで極めて簡単に短時間で作ることができる。
このようにして、通常の衣服から極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず人目も気にならない衣服となる。
請求項6の発明にかかる衣服は、ウエストベルトの左右の側面の前面よりを左右対称に1箇所ずつ分離させ、各分離部分の左右に1対のベルト通しをそれぞれ設けたものである。
上述した腹部への圧迫力を開放する効果は、ウエストベルトの分離部分が体の側面よりも前よりにあった方がより顕著に現れる。そして、この効果を出すためには左右に1箇所ずつの分離部分があれば十分であり、左右対称に1箇所ずつの方がずっと見栄えも良く、また短時間で製造できる。
このようにして、通常の衣服から極めて簡単に製造できて、より腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず人目も気にならない衣服となる。
請求項7の発明にかかる衣服は、各1対のベルト通しが分離部分の左側の上端と分離部分の右側の下端及び分離部分の右側の上端と分離部分の左側の下端に縫付けられてX形状に設けられたものである。これによって、1対のベルト通しにより分離部分を閉じようとする力が働くため、椅子に腰掛ける等してV字状に開いた分離部分が立ち上がったときに開いたままになっている事態が防止され、分離部分が元通り閉じた状態に復帰する。
このようにして、通常の衣服から極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず人目も気にならない衣服となる。
請求項8の発明にかかる衣服は、各1対のベルト通しの代わりに分離部分を覆い隠す幅広のベルト通しを分離部分の左側または右側のみに上端を縫付けて、下端は幅広のベルト通しの全幅を縫付けて取付けたものである。
これによって、幅広のベルト通しで分離部分が完全に隠れるのでより一層見栄えが良く、しかも幅広のベルト通しの上端は分離部分の左側または右側のみに縫付けられているため、分離部分がV字状に開くのを妨げることもない。さらに、椅子に腰掛ける等して分離部分がV字状に開いた状態も、幅広のベルト通しで覆い隠されるため、より一層他人の目が気にならない。
このようにして、通常の衣服から極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず、座ったときにも人目を気にしないで済む衣服となる。
請求項9の発明にかかる衣服は、各1対のベルト通しまたは分離部分を覆い隠す幅広のベルト通しを取付け、ウエストベルトの裏側に分離部分が合わさるように付勢する弾性材を分離部分に跨って取付けたものである。ここで弾性材としては、平ゴム、ゴムシート、ゴムベルト、ゴムテープ等を用いることができる。
これによって、請求項5乃至請求項8のいずれか1つに記載の効果に加えて、ウエストベルトの裏側に分離部分が合わさるように付勢する弾性材が分離部分に跨って取付けられているため、椅子に腰掛ける等してV字状に開いた分離部分が立ち上がったときに開いたままになっている事態が確実に防止され、分離部分が元通り閉じた状態に確実に復帰する。
このようにして、通常の衣服から極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず、人目も気にならない衣服となる。
請求項10の発明にかかる衣服は、1対のベルト通しの代わりに分離部分を覆い隠す幅広の弾性材からなるベルト通しを分離部分に跨って上端及び下端を縫付けたものである。これによって、請求項8及び請求項9の発明にかかる衣服と同様の作用効果が得られ、しかも弾性材がベルト通しを兼ねているため、製造がより容易になる。
このようにして、極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず、座ったときにも人目を気にしないで済む衣服となる。
請求項11の発明にかかる衣服は、分離部分の下端または下端近傍(下端の上または下)に補強縫いをしたものである。下端の上に補強縫いをした場合には、分離部分の下方が縫付けられることになる。ウエストベルトに両側から引張り力が掛かっても簡単には分離部分の下端が裂けたりはしないが、予想外の大きな引張り力が掛かった場合の用心のため、また長年着用して分離部分の下端が弱くなってきた場合の補強のために、分離部分の下端または下端近傍に補強縫いを施すことによって分離部分の下端が裂けたりする事態を確実に未然に防ぐことができる。さらに、下端の上に補強縫いをした場合には、分離部分の分離する長さを適宜短くすることができる。
このようにして、通常の衣服から極めて簡単に製造できてかつ丈夫であり、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず人目も気にならない衣服となる。
以下、本発明の衣服を紳士用ズボンとして具体化した実施の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1
まず、本発明にかかる衣服及びその製造方法の実施の形態1について、図1乃至図3を参照して説明する。図1は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態1の全体構成を示す左側面図である。図2は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態1の上部のみを示す部分斜視図である。図3は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの製造方法の実施の形態1を示す説明図で、(a)はウエストベルトを裏返した状態を示す図、(b)はウエストベルトを表に返した状態を示す図である。
図1に示されるように、本実施の形態1にかかる衣服としての紳士用ズボン1は、左脇線6の真上に当る位置にウエストベルト2の上側から略V字形の切れ込み3が設けられている。左脇線6の近傍には左ポケット5が設けられており、ウエストベルト2に沿って複数のベルト通し4が取り付けられている。そして、図示されない右脇線の真上に当る位置にも、図2に示されるように、ウエストベルト2の上側から略V字形の切れ込み3が設けられている。
かかる構成の紳士用ズボン1を直立した状態で試着をしてウエストサイズの一番合ったものを購入し、着用して椅子に腰掛けた場合に、従来の略V字形の切れ込み3が入っていない紳士用ズボンではウエストベルトの背中側が体から離れて空間ができ、その空間の分だけ腹部側が引張られてウエストベルトによって腹部が圧迫された。しかし、本実施の形態1にかかる衣服としての紳士用ズボン1においてはウエストベルト2の左右の側面に1箇所ずつ略V字形の切れ込み3が入っているために、椅子に腰掛けてもウエストベルト2の背中側が殆ど体から離れず、さらに腹部側を引張る力が略V字形の切れ込み3が開くことによって開放され、腹部が全く圧迫されない。
この効果は、ウエストベルト2に取り付けられた複数のベルト通し4にベルトを通して締めている場合においても、同様に得られる。また、太り気味で腹部が出た人にも楽に着用でき、食べ過ぎ等の場合でも腹部が楽である。さらに、上着を脱いで紳士用ズボン1のウエストベルト2が見えても、略V字形の切れ込み3は1種のデザインとして紳士用ズボン1に調和し、見栄えを損ねることもない。
次に、本実施の形態1における紳士用ズボン1の略V字形の切れ込み3の形成方法について、図3を参照して説明する。
紳士用ズボン1の縫製過程において、図3(a)に示されるように、ウエストベルト2を裏返した状態でウエストベルトの裏側2aに略V字形に沿ってミシン掛け3aをして(手縫いでも良い)、略V字形の間に鋏で切り込み3bを入れてから、図3(b)に示されるようにウエストベルト2を表に返す。すると、切り込み3bがミシン掛け3aをした部分まで自然に開いて、略V字形の切れ込み3が形成されるので、極めて簡単に短時間で作ることができる。
このようにして、本実施の形態1にかかる紳士用ズボン1は、極めて簡単に製造できて、腰掛けたりしても腹部が圧迫されず、見栄えも損なわれることがない。
実施の形態2
次に、本発明にかかる衣服の実施の形態2について、図4を参照して説明する。図4は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態2の上部のみを示す部分斜視図である。
図4に示されるように、本実施の形態2の紳士用ズボン11は、実施の形態1の紳士用ズボン1において略V字形の切れ込み3が左右の脇線の真上に設けられていたのと異なり、左右のポケット入口の延長線上に略V字形の切れ込み3がウエストベルト2に形成されている。即ち、本実施の形態2の紳士用ズボン11は、「ウエストベルト2の左右の側面の前面よりに左右対称に1箇所ずつ上側から略V字形の切れ込み3を設けたことを特徴とする衣服」に相当する。
上述した腹部への圧迫力を開放する効果は、略V字形の切れ込み3が体の側面よりも前よりにあった方がより顕著に現れる。そして、この効果を出すためには左右に1箇所ずつの略V字形の切れ込み3があれば十分であり、左右対称に1箇所ずつの方が左右に複数箇所ずつ切れ込み3があるよりもずっと見栄えも良く、また短時間で製造できる。
このようにして、本実施の形態2の衣服としての紳士用ズボン11は、極めて簡単に製造できて、より腹部が圧迫されず、より見栄えも優れたものとなる。この紳士用ズボン11を、極秘のうちに社内モニターとして6名の社員に約4ヶ月間着用してもらっているが、腹部が楽であると好評であり、また今のところ切れ込み3の部分が破れたりすることもなく、予想通りの作用効果が得られている。
実施の形態3
次に、本発明にかかる衣服の実施の形態3について、図5を参照して説明する。図5は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態3の略V字形の切れ込み3の形成方法を示す説明図であり、(a)はウエストベルトを裏返した状態を示す図、(b)はウエストベルトを表に返した状態を示す図である。
図5(a)に示されるように、本実施の形態3においても、ウエストベルト2を裏返した状態でウエストベルトの裏側2aに略V字形に沿ってミシン掛け3cをして(手縫いでも良い)、略V字形の間に鋏で切り込み3bを入れてから、図5(b)に示されるようにウエストベルト2を表に返す。すると、切り込み3bがミシン掛け3aをした部分まで自然に開いて、略V字形の切れ込み3が形成される。ここで、カンヌキミシンを掛けて略V字形の切れ込み3の先端にウエストベルト2の表から裏まで貫通させて補強縫い7を施す。なお、補強縫い7に使用する糸は見栄えを損なわないため、ウエストベルト2の表側と同じ色の糸を用いることが好ましい。
略V字形の切れ込み3の先端には、略V字形の形状のミシン掛け3c(または手縫い)がされているので、ウエストベルト2に両側から引張り力が掛かっても簡単には切れ込み3の先端が裂けたりはしないが、予想外の大きな引張り力が掛かった場合の用心のため、また長年着用して切れ込み3の先端が弱くなってきた場合の補強のために、切れ込み3の先端に補強縫い7を施すことによって切れ込み3の先端が裂けたりする事態を確実に未然に防ぐことができる。
このようにして、本実施の形態3にかかる衣服としての紳士用ズボンは、簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、見栄えも優れ、より丈夫なものとなる。
実施の形態4
次に、本発明にかかる衣服の実施の形態4について、図6を参照して説明する。図6は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態4の略V字形を傾斜させた形状の切れ込み8の形成方法を示す説明図であり、(a)はウエストベルトを裏返した状態を示す図、(b)はウエストベルトを表に返した状態を示す図である。
図6(a)に示されるように、本実施の形態4においては、ウエストベルト2を裏返した状態でウエストベルトの裏側2aに略V字形を傾斜させた形状に沿ってミシン掛け8aをして(手縫いでも良い)、略V字形を傾斜させた形状の間に鋏で切り込み8bを入れてから、図6(b)に示されるようにウエストベルト2を表に返す。すると、切り込み8bがミシン掛け8aをした部分まで自然に開いて、略V字形を傾斜させた形状の切れ込み8が形成される。
このようにして、本実施の形態4にかかる衣服としての紳士用ズボンは、簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、見栄えも優れたものとなる。
実施の形態5
次に、本発明にかかる衣服の実施の形態5について、図7及び図8を参照して説明する。図7は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態5の上部のみを示す部分斜視図である。図8(a)は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態5の分離部分を示す部分拡大図、(b)は分離部分の裏側を示す部分拡大図、(c)は分離部分が開く様子を示す部分拡大図である。
図7に示されるように、本実施の形態5にかかる衣服としての紳士用ズボン21は、実施の形態1〜実施の形態4における略V字形等の切れ込みの代わりに、ウエストベルト22の左右の脇線26に当る部分を切り離して切断部分を端部処理することによって分離部分23とし、その左右にぴったり接触させて1対のベルト通し24を取付けたものである。その他にも、ウエストベルト22の全周に亘って、1対のベルト通し24と同じ素材からなる通常のベルト通し25が取付けられている。また、ウエストベルト22の裏側には2段からなるマーベルト27が設けられており、分離部分23の下端近傍に当るこのマーベルト27の継ぎ目部分において、補強縫い28が施されている。
この補強縫い28について、図8を参照して説明する。図8(a)に示されるように、ウエストベルト22の分離部分23の左右には1対のベルト通し24が取付けられていて、外から見た場合に分離部分23が目立たないようにしている。これを裏側から見たのが図8(b)であり、マーベルト27の継ぎ目部分において補強縫い28が施されており、ウエストベルト22に引張り力が掛かった場合に、図8(c)に示されるように分離部分23の全長がV字形状に開かずに、補強縫い28によって分離部分23の開く長さが制限されている。しかし、これによって分離部分23の下端に強い引張り力が繰返し掛かるのが防止されて、衣服としての紳士用ズボン21を長持ちさせることができる。
このように、本実施の形態5にかかる衣服としての紳士用ズボン21は、直立した状態で試着をしてウエストサイズの一番合ったものを着用して椅子に腰掛けた場合に、従来の紳士用ズボンではウエストベルトの背中側が体から離れて空間ができ、その分だけ腹部側が引張られてウエストベルトが腹部を圧迫したが、紳士用ズボン21においてはウエストベルト22の左右の側面に1箇所ずつの分離部分23が設けられているために、この分離部分23がV字状に開くことによって椅子に腰掛けてもウエストベルト22の背中側が殆ど体から離れず、さらに腹部側を引張る力が分離部分23がV字状に開くことによって開放され、腹部が全く圧迫されない。
この効果は、ベルトを締めている場合においても、同様に得られる。また、太り気味で腹部が出た人も楽に着用でき、食べ過ぎ等の場合でも腹部が楽である。そして、この左右1箇所ずつの分離部分23及び各1対のベルト通し24を有する紳士用ズボン21は、通常の紳士用ズボンから極めて簡単に短時間で作ることができる。
このようにして、本実施の形態5にかかる衣服としての紳士用ズボン21は、通常の紳士用ズボンから極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず人目も気にならない。
実施の形態6
次に、本発明にかかる衣服の実施の形態6について、図9を参照して説明する。図9は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態6の上部のみを示す部分斜視図である。本実施の形態6にかかる紳士用ズボンの構成は、大部分が図7に示される実施の形態5の紳士用ズボン21と同様であるため、同一の部分には同一の符号を付して説明を一部省略する。
図9に示されるように、本実施の形態6にかかる衣服としての紳士用ズボン31は、実施の形態5の紳士用ズボン21と同様に、ウエストベルト22の左右の脇線26に当る部分を切り離して切断部分を端部処理することによって左右の分離部分23としている。そして、各分離部分23に近接して各1対のベルト通し32を取付けているが、実施の形態5の各1対のベルト通し24のように平行にではなく、X字状に取付けられている。即ち、一方のベルト通し32の上端を分離部分23の右側に縫付け、下端を分離部分23の左側に縫付けて、もう一方のベルト通し32の上端を分離部分23の左側に縫付け、下端を分離部分23の右側に縫付けている。
これによって、1対のベルト通し32により分離部分23を閉じようとする力が働くため、椅子に腰掛ける等してV字状に開いた分離部分23が立ち上がったときに開いたままになっているという事態が防止され、分離部分23が元通り閉じた状態に復帰する。
このようにして、本実施の形態6にかかる紳士用ズボン31は、通常の紳士用ズボンから極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず人目も気にならない。
実施の形態7
次に、本発明にかかる衣服の実施の形態7について、図10及び図11を参照して説明する。図10は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態7の上部のみを示す部分斜視図である。図11は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態7の変形例の上部のみを示す部分斜視図である。本実施の形態7及びその変形例にかかる紳士用ズボンの構成は、大部分が図7に示される実施の形態5の紳士用ズボン21及び図9に示される実施の形態6の紳士用ズボン31と同様であるため、同一の部分には同一の符号を付して説明を一部省略する。
図10に示されるように、本実施の形態7にかかる衣服としての紳士用ズボン33は、実施の形態5の紳士用ズボン21と同様に、ウエストベルト22の左右に分離部分34を設けているが、脇線26に当る部分ではなく、それよりもっと前中心よりを切り離して切断部分を端部処理することによって左右対称の分離部分34としている。そして、その左右にぴったり接触させて1対のベルト通し24を平行に取付けている。その他にも、ウエストベルト22の全周に亘って、1対のベルト通し24と同じ素材からなる通常のベルト通し25が取付けられている。
また、図11に示されるように、本実施の形態7の変形例にかかる衣服としての紳士用ズボン36も、ウエストベルト22の左右に分離部分34を設けているが、やはり脇線26に当る部分ではなく、それよりもっと前中心よりを切り離して切断部分を端部処理することによって左右対称の分離部分34としている。そして、各分離部分34に近接して各1対のベルト通し32を取付けているが、平行にではなくX字状に取付けている。即ち、一方のベルト通し32の上端を分離部分34の右側に縫付け、下端を分離部分34の左側に縫付けて、もう一方のベルト通し32の上端を分離部分34の左側に縫付け、下端を分離部分34の右側に縫付けている。
これによって、1対のベルト通し32により分離部分34を閉じようとする力が働くため、椅子に腰掛ける等してV字状に開いた分離部分34が立ち上がったときに開いたままになっているという事態が防止され、分離部分34が元通り閉じた状態に復帰する。
そして、上述した腹部への圧迫力を開放する効果は、ウエストベルト22の分離部分34が体の側面(脇線26)よりも前よりにあった方がより顕著に現れる。そして、この効果を出すためには左右に1箇所ずつの分離部分34があれば十分であり、左右対称に1箇所ずつの方がずっと見栄えも良く、また短時間で製造できる。
このようにして、本実施の形態7にかかる紳士用ズボン33及びその変形例にかかる紳士用ズボン36は、通常の紳士用ズボンから極めて簡単に製造できて、より腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず人目も気にならない衣服となる。
実施の形態8
次に、本発明にかかる衣服の実施の形態8について、図12を参照して説明する。図12は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態8の要部のみを示す部分拡大図である。本実施の形態8にかかる紳士用ズボンの全体構成は、大部分が図7に示される実施の形態5の紳士用ズボン21と同様であるため、図7を参照して全体構成の図は省略する。
図12に示されるように、本実施の形態8にかかる衣服としての紳士用ズボン40は、実施の形態5の紳士用ズボン21と同様に、ウエストベルト22の左右の脇線26に当る部分を切り離して切断部分を端部処理することによって左右の分離部分37としている。そして、通常のベルト通し25の約2倍の幅を有する幅広のベルト通し38を、上端は分離部分37の右側だけに縫付け、下端はベルト通し38の全幅に亘って縫い付けることによって、分離部分37を中心にして取付ける。さらに、破線で示されるように、ウエストベルト22の裏側に分離部分37が合わさるように付勢する弾性材としてのゴムベルト39が分離部分37に跨って縫付けられている。
これによって、幅広のベルト通し38で分離部分37が完全に隠れるのでより一層見栄えが良く、しかも幅広のベルト通し38の上端は分離部分37の右側のみに縫付けられているため、分離部分37がV字状に開くのを妨げることもない。さらに、椅子に腰掛ける等して分離部分37がV字状に開いた状態も、幅広のベルト通し38で覆い隠されるため、より一層他人の目が気にならない。そして、ウエストベルト22の裏側に分離部分37が合わさるように付勢するゴムベルト39が分離部分37に跨って取付けられているため、椅子に腰掛ける等してV字状に開いた分離部分37が立ち上がったときに開いたままになっている事態が防止され、分離部分37が元通り閉じた状態に確実に復帰する。
このようにして、本実施の形態8にかかる紳士用ズボン40は、通常の紳士用ズボンから極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず、座ったときにも人目を気にしないで済む。
実施の形態9
次に、本発明にかかる衣服の実施の形態9について、図13を参照して説明する。図13は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態9の要部のみを示す部分拡大図である。本実施の形態9にかかる紳士用ズボンの全体構成も、大部分が図7に示される実施の形態5の紳士用ズボン21と同様であるため、図7を参照して全体構成の図は省略する。
図13に示されるように、本実施の形態9にかかる衣服としての紳士用ズボン41は、実施の形態5の紳士用ズボン21と同様に、ウエストベルト22の左右の脇線26に当る部分を切り離して切断部分を端部処理することによって左右の分離部分42としている。そして、通常のベルト通し25の約2倍の幅を有する幅広の弾性材としてのゴムテープからなるベルト通し43を、分離部分42に跨って上端下端ともベルト通し43の全幅に亘って縫い付けることによって、分離部分42を中心にして取付ける。
これによって、幅広のゴムテープからなるベルト通し43で分離部分42が完全に隠れるのでより一層見栄えが良く、しかも幅広のベルト通し43は伸縮自在な弾性体としてのゴムテープからなるため、分離部分42がV字状に開くのを妨げることもない。さらに、椅子に腰掛ける等して分離部分42がV字状に開いた状態も、幅広のベルト通し43で覆い隠されるため、より一層他人の目が気にならない。そして、幅広のベルト通し43は伸縮自在な弾性体としてのゴムテープからなるため、椅子に腰掛ける等してV字状に開いた分離部分42が立ち上がったときに開いたままになっている事態が防止され、分離部分42が元通り閉じた状態に確実に復帰する。しかも、実施の形態8の紳士用ズボン40よりも部品数が少ないため、より短時間で製造することができる。
このようにして、本実施の形態9にかかる紳士用ズボン41は、通常の紳士用ズボンから極めて簡単に製造できて、腹部が圧迫されず、より一層見栄えも損なわれず、座ったときにも人目を気にしないで済む。
上記各実施の形態においては、紳士用ズボン(パンツ)に適用した場合について説明したが、本発明の衣服はボトム全般について適用できるものであり、婦人用ズボン(パンツ)、スカート、Gパン、綿パン、学生服のズボン・スカート、作業ズボン、さらには子供用ズボン等にも適用することができ、紳士用・婦人用・子供服全般に適用できる。
また、上記実施の形態8においては、ウエストベルト22の裏側に分離部分37が合わさるように付勢する弾性材としてのゴムベルト39を縫付けた場合について説明したが、弾性材は必ずしもなくても良い。逆に、上記実施の形態5,6,7においては弾性材を取付けない例について説明したが、ウエストベルト22の裏側に分離部分が合わさるように付勢する弾性材を縫付けることもできる。この場合、上記実施の形態5,6,7においては分離部分が開いたときに弾性材が少し見えるので、ウエストベルトと同色の弾性材を用いることが好ましい。
衣服のその他の部分の構成、形状、数量、材質、大きさ、接続関係等についても、上記各実施の形態に限定されるものではない。
図1は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態1の全体構成を示す左側面図である。 図2は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態1の上部のみを示す部分斜視図である。 図3は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの製造方法の実施の形態1を示す説明図で、(a)はウエストベルトを裏返した状態を示す図、(b)はウエストベルトを表に返した状態を示す図である。 図4は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態2の上部のみを示す部分斜視図である。 図5は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態3の略V字形の切れ込み3の形成方法を示す説明図であり、(a)はウエストベルトを裏返した状態を示す図、(b)はウエストベルトを表に返した状態を示す図である。 図6は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態4の略V字形を傾斜させた形状の切れ込み8の形成方法を示す説明図であり、(a)はウエストベルトを裏返した状態を示す図、(b)はウエストベルトを表に返した状態を示す図である。 図7は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態5の上部のみを示す部分斜視図である。 図8(a)は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態5の分離部分を示す部分拡大図、(b)は分離部分の裏側を示す部分拡大図、(c)は分離部分が開く様子を示す部分拡大図である。 図9は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態6の上部のみを示す部分斜視図である。 図10は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態7の上部のみを示す部分斜視図である。 図11は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態7の変形例の上部のみを示す部分斜視図である。 図12は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態8の要部のみを示す部分拡大図である。 図13は本発明にかかる衣服としての紳士用ズボンの実施の形態9の要部のみを示す部分拡大図である。
符号の説明
1,11,21,31,33,36,40,41 衣服
2,22 ウエストベルト
2a ウエストベルトの裏側
3,8 切れ込み
3a,8a ミシン掛け
3b,8b 切り込み
7,28 補強縫い
23,34,37,42 分離部分
24,32 1対のベルト通し
38 幅広のベルト通し
39 弾性材
43 幅広の弾性材からなるベルト通し

Claims (11)

  1. ウエストベルトの左右の側面に上側から略V字形または略V字形を傾斜させた形状の切れ込みを1箇所ずつまたは2箇所以上ずつ設けたことを特徴とする衣服。
  2. ウエストベルトの左右の側面の前面よりに左右対称に1箇所ずつ上側から略V字形または略V字形を傾斜させた形状の切れ込みを設けたことを特徴とする衣服。
  3. 前記切れ込みの先端に補強縫いを施したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衣服。
  4. ウエストベルトを裏返した状態で略V字形または略V字形を傾斜させた形状に沿ってミシン掛けまたは手縫いをして、前記略V字形または略V字形を傾斜させた形状の間に切り込みを入れて前記ウエストベルトを表に返すことを特徴とする衣服の製造方法。
  5. ウエストベルトの左右の側面を1箇所ずつまたは2箇所以上ずつ分離させ、該分離部分の左右にそれぞれ1対のベルト通しを設けたことを特徴とする衣服。
  6. ウエストベルトの左右の側面の前面よりを左右対称に1箇所ずつ分離させ、該分離部分の左右にそれぞれ1対のベルト通しを設けたことを特徴とする衣服。
  7. 前記1対のベルト通しは前記分離部分の左側の上端と前記分離部分の右側の下端及び前記分離部分の右側の上端と前記分離部分の左側の下端に縫付けられてX形状に設けられたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の衣服。
  8. 前記1対のベルト通しの代わりに前記分離部分を覆い隠す幅広のベルト通しを前記分離部分の左側または右側のみに上端を縫付けて、下端は前記幅広のベルト通しの全幅を縫付けて取付けたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の衣服。
  9. 前記ウエストベルトの裏側に前記分離部分が合わさるように付勢する弾性材を前記分離部分に跨って取付けたことを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか1つに記載の衣服。
  10. 前記1対のベルト通しの代わりに前記分離部分を覆い隠す幅広の弾性材からなるベルト通しを前記分離部分に跨って上端及び下端を縫付けたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の衣服。
  11. 前記分離部分の下端または下端近傍に補強縫いをしたことを特徴とする請求項5乃至請求項10のいずれか1つに記載の衣服。

JP2004066501A 2003-03-14 2004-03-10 衣服及びその製造方法 Pending JP2004300654A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004066501A JP2004300654A (ja) 2003-03-14 2004-03-10 衣服及びその製造方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003070452 2003-03-14
JP2004066501A JP2004300654A (ja) 2003-03-14 2004-03-10 衣服及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004300654A true JP2004300654A (ja) 2004-10-28

Family

ID=33421695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004066501A Pending JP2004300654A (ja) 2003-03-14 2004-03-10 衣服及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004300654A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016080319A1 (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 壽 須藤 違和感解消型ズボン
JP2020165006A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 関東ナイロン株式会社 レッグウエア及びその製造方法
JP2020165007A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 関東ナイロン株式会社 レッグウエア及びその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016080319A1 (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 壽 須藤 違和感解消型ズボン
CN107205498A (zh) * 2014-11-17 2017-09-26 须藤寿 不适感消除型裤子
CN107205498B (zh) * 2014-11-17 2018-10-30 须藤寿 不适感消除型裤子
JP2020165006A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 関東ナイロン株式会社 レッグウエア及びその製造方法
JP2020165007A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 関東ナイロン株式会社 レッグウエア及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11369150B2 (en) Trousers with multilayer internal abdominal support panels
US6205591B1 (en) Tailored garment with integral support unit
US10051904B2 (en) Shirt hold-down undergarment
US5956765A (en) Wholly and partially removable garment
JP2008050718A (ja) 姿勢補整用ボトムズ
US20210289864A1 (en) Clothing with an integrated sensory object
US11533954B2 (en) Stretchable women's garment
JP4953671B2 (ja) 姿勢補整用ボトムズ
JP2002339106A (ja) 伸縮性インナーウエストベルト
JP2004300654A (ja) 衣服及びその製造方法
KR101910905B1 (ko) 다기능 지퍼포켓이 구비된 지퍼 와이셔츠
CN209846221U (zh) 可调节裤腰及具有该裤腰的服装
TW572737B (en) Hook assembly used for waist-adjusting mechanism of clothes
JP3213789U (ja) 二部式着物
JP2005171477A (ja) 伸縮性インナーウエストベルト
JP4849675B2 (ja) 男性用下着とその製造方法
JP2006291440A (ja) インナー付き衣服
JP3930341B2 (ja) マタニティウエア及び肥満型の婦人用・紳士用被服、並びにその製作方法
CN212787470U (zh) 具有矩型裤裆兜底的改型男裤
JP3726186B2 (ja) 和服
JP4601981B2 (ja) 下衣
JP6550183B1 (ja) ウエスト伸縮自在ボトムス
JP2007046192A (ja) 衣服
JP2000096303A (ja) 紳士用ズボンタイプトランクス
JP6546779B2 (ja) 裾丈調節機能付き衣服