JP2004285967A - 燃料供給システム及び高圧燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダンパ装置は上下一対のハウジングを備え、当該一対のハウジングの間にダイアフラムのような薄膜式の弾性膜が挾持されている。流体通路の流体圧変位によってこの弾性膜が変位し、流体の脈動を緩和する。ダンパ装置のハウジングにはこの弾性膜の変位を規制するストッパ部が設けられている。当該ストッパ部と弾性膜との間にゴムのような弾性体を設けて弾性膜の破損を防止する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の燃料噴射弁に高圧燃料を供給する高圧燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開2002−303226号公報等で知られる従来の高圧燃料供給装置においては、燃料吸入通路に発生する燃料圧力脈動を低減する機構として、燃料吸入通路の壁面の一部を成し燃料吸入通路内の燃料圧力に応じて運動可能な薄膜を設けていた。しかし薄膜は動作範囲に制限を設けなければ破損してしまうために、薄膜の動作範囲を制限するストッパ,薄膜と共に運動するアマーチュアを設け、ストッパとアマーチュアを衝突させることで薄膜の動作範囲を制限していた。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−303226号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、今回発明者らは、上記従来例は次の問題点を有する事を見出した。それは、ストッパとアマーチュアを衝突させることで薄膜の動作範囲を制限し、薄膜の破損を防いでいるが、使用燃料圧力が制限範囲を超えると、ストッパとアマーチュアが常に衝突を起こしながら、薄膜およびアマーチュアが運動するために、ストッパおよびアマーチュアの摩耗を促進してしまう。そこで、燃料圧力脈動により薄膜が運動をしてもストッパとアマーチュアが衝突を起こさない燃料圧力に、使用燃料圧力が限定されていた。このために、高圧燃料供給装置に供給する燃料圧力を、内燃機関の負荷に応じて変化させる可変燃料圧力にできず低圧ポンプの負荷低減がでない問題があった。
【0005】
また、使用燃料圧力が上記制限範囲を超えると、アマーチュアがストッパと衝突した際のアマーチュアのストッパからの跳ね返りにより、十分に燃料圧力脈動を低減できず、燃料配管にかかる負担が大きく耐久上の問題や騒音の問題があった。さらには、安定した燃料圧力で燃料を燃料加圧室に供給することができず、燃料加圧室内の脈動が低減できないのでキャビテーションの発生による壊食という問題があった。
【0006】
また、使用燃料圧力が上記制限範囲を超えると、アマーチュアとストッパの衝突による騒音の問題があった。
【0007】
本発明の目的は、高圧燃料供給装置に供給する燃料圧力を、内燃機関の負荷に応じて変化させる可変燃料圧力とし低圧ポンプの負荷低減にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、往復駆動装置により往復動されるプランジャ,燃料吸入通路と吐出通路とに連通し、プランジャの一部が壁面の一部を構成する燃料加圧室,燃料吸入通路の壁面の一部を成し燃料吸入通路内の燃料圧力に応じて運動可能な薄膜と、前記薄膜の動作範囲を制限するストッパ、前記薄膜と共に運動するアマーチュアを設け、ストッパとアマーチュアを衝突させることで薄膜の動作範囲を制限する高圧燃料供給装置において、ストッパとアマーチュアとの間に、衝撃を緩和する弾性体を設ける。
【0009】
これにより、アマーチュアとストッパは弾性体を介して衝突するので、衝突部の摩耗を減少できることから、使用燃料圧力範囲を広く取ることができ、高圧燃料供給装置に供給する燃料圧力を、内燃機関の負荷に応じて変化させる可変燃料圧力とし、低圧ポンプの負荷低減ができる。
【0010】
また、アマーチュアがストッパと衝突した際のアマーチュアのストッパからの跳ね返りを減少できるので、十分に燃料圧力脈動をなくすことができ、燃料配管にかかる負担を小さくできる。これにより燃料配管の耐久性を向上させ、騒音の低減もできる。さらには、安定した燃料圧力で燃料を燃料加圧室に供給することができ、燃料加圧室内の燃料圧力脈動を低減できキャビテーションの発生による壊食を防ぐことができる。
【0011】
また、アマーチュアとストッパの衝突による騒音を低減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明による実施例について、以下図面を参照して説明する。
【0013】
(実施例1)
図1,図2により、実施態様のひとつである高圧燃料ポンプの基本構成・動作を説明する。図1は、ポンプ全体の垂直断面図、図2は燃料噴射システム構成図を示す。
【0014】
ポンプ本体1には、燃料吸入通路10,吐出通路11,加圧室12が形成されている。吸入通路10及び吐出通路11には、吸入弁5,吐出弁6が設けられており、それぞればね5a,6aにて一方向に保持され、燃料の流通方向を制限する逆止弁となっている。加圧室12は、加圧部材であるプランジャ2が摺動するポンプ室12a,吸入弁5に連通する吸入孔5b,吐出弁6に連通する吐出孔
6bにて形成されている。
【0015】
また、吸入室10aには、ソレノイド200がポンプ本体1に保持されており、ソレノイド200には、係合部材201,ばね202が配されている。係合部材201は、ソレノイド200がOFF時は、ばね202によって、吸入弁5を開弁する方向に付勢力がかけられている。ばね202の付勢力は、吸入弁ばね
5aの付勢力より大きくなっているため、ソレノイド200がOFF時は、図1のように、吸入弁5は開弁状態となっている。燃料は、タンク50から低圧ポンプ51にてポンプ本体1の燃料導入口に導かれている。その後、ポンプ本体1にて加圧され、燃料吐出口からコモンレール53に圧送される。コモンレール53には、インジェクタ54,リリーフ弁55,圧力センサ56が装着されている。インジェクタ54は、エンジンの気筒数にあわせて装着されており、エンジンコントロールユニット(ECU)40の信号にて噴射する。また、リリーフ弁55は、コモンレール53内の圧力が所定値を超えた際開弁し、配管系の破損を防止する。
【0016】
以上構成により、動作を以下説明する。
【0017】
プランジャ2の下端に設けられたリフタ3は、ばね4にてカム100に圧接されている。プランジャ2は、シリンダ20に摺動可能に保持されており、エンジンカムシャフト等により回転されるカム100により、往復運動して加圧室12内の容積変化させる。
【0018】
また、シリンダ20の図中下端には、燃料がカム100側に流出することを防止するプランジャシール30が設けられている。
【0019】
プランジャ2の圧縮工程中に吸入弁5が閉弁すると、加圧室12内圧力が上昇し、これにより吐出弁6が自動的に開弁し、燃料をコモンレール53に圧送する。
【0020】
吸入弁5は、加圧室12の圧力が燃料導入口より低くなると自動的に開弁するが、閉弁に関しては、ソレノイド200の動作により決定される。
【0021】
ソレノイド200がON(通電)状態を保持した際は、ばね202の付勢力以上の電磁力を発生させ、係合部材201をソレノイド200側に引き寄せるため、係合部材201と吸入弁5は分離される。この状態であれば、吸入弁5はプランジャ2の往復運動に同期して開閉する自動弁となる。従って、圧縮工程中は、吸入弁5は閉塞し、加圧室12の容積減少分の燃料は、吐出弁6を押し開きコモンレール53へ圧送される。
【0022】
これに対し、ソレノイド200がOFF(無通電)を保持した際は、ばね202の付勢力により、係合部材201は吸入弁5に係合し、吸入弁5を開弁状態に保持する。従って、圧縮工程時においても、加圧室12の圧力は燃料導入口部とほぼ同等の低圧状態を保つため、吐出弁6を開弁することができず、加圧室12の容積減少分の燃料は、吸入弁5を通り燃料導入口側へ戻される。
【0023】
また、圧縮工程の途中で、ソレノイド200をON状態とすれば、このときから、コモンレール53へ燃料圧送される。また、一度圧送が始まれば、加圧室
12内の圧力は上昇するため、その後、ソレノイド200をOFF状態にしても、吸入弁5は閉塞状態を維持し、吸入工程は始まりと同期して自動開弁する。
【0024】
プランジャ2が往復運動するために、燃料吸入通路内には圧力脈動が発生する。この圧力脈動を許容範囲内に抑える為に、燃料圧力脈動を低減するダンピング機構としてのゴム薄膜ダンパ80を燃料吸入通路の途中に設ける。
【0025】
つぎに図3により、本発明が実施されるダンピング機構の基本構成について説明する。図3は本発明が実施される燃料圧力脈動を低減するダンピング機構の基本構成を示す拡大図である。
【0026】
燃料吸入通路10と低圧室10aの間に燃料圧力脈動を低減するダンピング機構として、ゴム薄膜ダンパ80を設ける。ゴム薄膜81はアマーチュア82を介して、ばね85によりストッパ83に押さえつけられる。ダンパケース86はとめねじ87によりポンプ本体1に固定され、燃料はOリング88により外部に対してシールされている。
【0027】
燃料圧力が加わると、ゴム薄膜81およびアマーチュア82はばね85を縮める方向に力を受ける。燃料圧力が0.35〜0.45MPaで安定している時は、その力がばね85力より大きく、ゴム薄膜81およびアマーチュア82は、ストッパ83から浮いた通常使用域で上下に運動し、ストッパ84に衝突することなく燃料圧力脈動を低減する。
【0028】
また、ゴム薄膜81の耐久性からゴム薄膜の作動範囲を制限する必要がある。ゴム薄膜の作動範囲はストッパ83にアマーチュア82を衝突させることで制限を加える。燃料圧力が0.35MPa 以下では、アマーチュア82がストッパ
83に衝突を繰り返しながらゴム薄膜81およびアマーチュア82は上下に運動し燃料圧力脈動を低減する。しかし、この場合はストッパおよびアマーチュアの摩耗を促進してしまうので、この領域では使用できない。また、ゴム薄膜の他、剛性がありかつ燃料圧力脈動に追従できる樹脂あるいは金属(特に錆びが発生しにくいSUS材などの材料)も薄膜として適用できる。
【0029】
したがって、使用できる燃料圧力範囲が狭く、高圧燃料供給装置に供給する燃料圧力を、内燃機関の負荷状態に応じて可変燃料圧力にすることができず、低圧ポンプの負荷低減ができなかった。
【0030】
つぎに、図4を用いて本発明による実施例を説明する。
【0031】
燃料吸入通路10と低圧室10aの間に燃料圧力脈動を低減するダンピング機構として、ゴム薄膜ダンパ80を設ける。ゴム薄膜81はアマーチュア82を介して、ばね85によりストッパ83に押さえつけられる。ストッパ83のアマーチュアとの衝突部分に、衝撃を吸収する為のゴム84aを設ける。ダンパケース86はとめねじ87によりポンプ本体1に固定され、燃料はOリング88により外部に対してシールされている。
【0032】
燃料圧力が加わると、ゴム薄膜81およびアマーチュア82はばね85を縮める方向に力を受ける。燃料圧力が0.35〜0.45MPaで安定している時は、その力がばね85力より大きく、ゴム薄膜81およびアマーチュア82は、ストッパ83から浮いた領域で上下に運動し、ストッパ84に衝突することなく燃料圧力脈動を低減する。
【0033】
また、ゴム薄膜81の耐久性からゴム薄膜の作動範囲を制限する必要がある。ゴム薄膜の作動範囲はストッパ83にゴム84aを介してアマーチュア82を衝突させることで制限を加える。燃料圧力が0.35MPa 以下では、アマーチュア82がゴム84aを介してストッパ83へ衝突を繰り返しながら、ゴム薄膜81およびアマーチュア82は上下に運動し燃料圧力脈動を低減する。アマーチュア82はゴム84を介してストッパ83に衝突するため、衝突に際して発生する衝撃をゴム84aが吸収し、アマーチュア82およびストッパ83の摩耗が抑えられる。ゴム薄膜の他、剛性がありかつ燃料圧力脈動に追従できる樹脂あるいは金属(特に錆びが発生しにくいSUS材などの材料)も薄膜として適用できる。
【0034】
これにより、広い範囲の燃料圧力に対して圧力脈動を低減できるので、高圧燃料供給装置に供給する燃料圧力を、内燃機関の負荷に応じて変化させる可変燃料圧力とし、低圧ポンプの負荷低減ができる。
【0035】
また、アマーチュア82がストッパ83に衝突する際に発生するアマーチュア82のストッパ83からの跳ね返りを抑制できる。
【0036】
これにより、より効果的に燃料圧力脈動を低減でき、燃料配管にかかる負担を小さくできるので騒音を小さくできる。
【0037】
さらには安定した燃料圧力で燃料を燃料加圧室に供給することができるので、加圧室内の燃料圧力脈動が低減できキャビテーション発生による壊食を防ぐことができる。
【0038】
また、図5のようにアマーチュア82をばね85によりゴム薄膜81に押さえつけて固定し、ゴム薄膜81のばね85と反対側にストッパ83を設ける。ストッパのアマーチュア82との接触部に、ゴム84aを設けても同じ効果が得られる。ゴム薄膜の他、剛性がありかつ燃料圧力脈動に追従できる樹脂あるいは金属(特に錆びが発生しにくいSUS材などの材料)も薄膜として適用できる。
【0039】
また、図6のように、ゴム薄膜81をアマーチュア82を介して、ばね85によりストッパ83に押さえつけ、ストッパ83のアマーチュアとの接触部にストッパばね84bを設ければなお良い。なお、アマーチュア82とストッパばね
89とは別体である。ゴム薄膜の他、剛性がありかつ燃料圧力脈動に追従できる樹脂あるいは金属(特に錆びが発生しにくいSUS材などの材料)も薄膜として適用できる。
【0040】
(実施例2)
次に、図7により別の実施例について説明する。
【0041】
燃料吸入通路10と低圧室10aの間に燃料圧力脈動を低減するダンピング機構として、ゴム薄膜ダンパ80を設ける。ゴム薄膜81はアマーチュア82を介して、ばね85によりストッパ83に押さえつけられる。アマーチュア82のストッパ83との衝突部分に、衝撃を吸収する為のゴム84cを設ける。ダンパケース86はとめねじ87によりポンプ本体1に固定され、燃料はOリング88により外部に対してシールされている。ゴム薄膜の他、剛性がありかつ燃料圧力脈動に追従できる樹脂あるいは金属(特に錆びが発生しにくいSUS材などの材料)も薄膜として適用できる。
【0042】
これにより、同じ効果が得られる。
【0043】
(実施例3)
つぎに図8,図9により別の実施例について説明する。
【0044】
燃料吸入通路10と低圧室10aの間に燃料圧力脈動を低減するダンピング機構として、ゴム薄膜ダンパ80を設ける。図8では、ゴム薄膜81にはアマーチュア82が装着されている。ゴム薄膜81およびアマーチュア82の両側にゴム薄膜の作動範囲を制限する為のストッパ83a,83bが設けられている。ストッパ83aのアマーチュア82との接触部分には、衝撃を吸収する為の弾性体としてストッパばね84bを設け、ストッパ83bのアマーチュア82との接触部分には、衝撃を吸収する為の弾性体としてストッパばね84dを設けている。ダンパケース86はとめねじ87によりポンプ本体1に固定され、燃料はOリング88により外部に対してシールされている。
【0045】
燃料通路に燃料圧力が加わると、ゴム薄膜81およびアマーチュア82は、ストッパばね84bを介してストッパ83aに衝突し、ストッパばね84dを介してストッパ83bに衝突しながら上下に運動し、燃料圧力脈動を低減する。衝突に際して発生する衝撃をばね84bおよびばね84dが吸収し、アマーチュア
82およびストッパ83aおよびストッパ83bの摩耗が抑えられる。ゴム薄膜の他、剛性がありかつ燃料圧力脈動に追従できる樹脂あるいは金属(特に錆びが発生しにくいSUS材などの材料)も薄膜として適用できる。
【0046】
これにより、さらに広い範囲の燃料圧力に対して圧力脈動を低減できるので、高圧燃料供給装置に供給する燃料圧力を、内燃機関の負荷に応じてさらに広い燃料圧力範囲で変化させる可変燃料圧力とし、さらなる低圧ポンプの負荷低減ができる。
【0047】
また、アマーチュア82がストッパ83aおよび83bに衝突する際に発生するアマーチュア82のストッパ83aおよび83bからの跳ね返りを抑制できる。
【0048】
これにより、さらに効果的に燃料圧力脈動を低減でき、燃料配管にかかる負担を小さくできるので騒音を小さくできる。
【0049】
またさらに安定した燃料圧力で燃料を燃料加圧室に供給することができるので、加圧室内の燃料圧力脈動を低減できキャビテーション発生による壊食を防ぐことができる。
【0050】
図9では、ストッパ83aのアマーチュア82との接触部分には、衝撃を吸収する為の弾性体としてゴム84aを設け、ストッパ83bのアマーチュア82との接触部分には、衝撃を吸収する為の弾性体としてストッパばね84dを設けている。ダンパケース86はとめねじ87によりポンプ本体1に固定され、燃料はOリング88により外部に対してシールされている。ゴム薄膜の他、剛性がありかつ燃料圧力脈動に追従できる樹脂あるいは金属(特に錆びが発生しにくいSUS材などの材料)も薄膜として適用できる。
【0051】
これにより、同じ効果が得られる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、高圧燃料供給装置に供給する燃料圧力を、内燃機関の負荷に応じて変化させる可変燃料圧力とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施態様の垂直断面図である。
【図2】燃料噴射システムの構成を示す図である。
【図3】本発明が実施されるダンピング機構成の基本構成を示す拡大図。
【図4】一実施態様の部分拡大断面図である。
【図5】一実施態様の部分拡大断面図である。
【図6】一実施態様の部分拡大断面図である。
【図7】一実施態様の部分拡大断面図である。
【図8】一実施態様の部分拡大断面図である。
【図9】一実施態様の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1…ポンプ本体、2…プランジャ、10…吸入通路、80…ゴム薄膜ダンパ、83…ストッパ、85…ばね、86…ダンパケース、88…Oリング。
Claims (8)
- 往復駆動装置により往復動されるプランジャ、燃料吸入通路と吐出通路とに連通し、前記プランジャの一部が壁面の一部を構成する燃料加圧室、前記燃料吸入通路の壁面の一部を成し前記燃料吸入通路内の燃料圧力に応じて運動可能な薄膜と、前記薄膜の動作範囲を制限するストッパ、前記薄膜と共に運動するアマーチュアを設け、前記ストッパと前記アマーチュアを衝突させることで前記薄膜の動作範囲を制限する高圧燃料供給装置であって、
前記ストッパと前記アマーチュアとの間に弾性体を設けたことを特徴とする高圧燃料供給装置。 - 請求項1記載の高圧燃料供給装置において、
前記弾性体を前記アマーチュアに設けたことを特徴とする高圧燃料供給装置。 - 請求項1記載の高圧燃料供給装置において、
前記弾性体を前記ストッパに設けたことを特徴とする高圧燃料供給装置。 - 請求項1から3記載の高圧燃料供給装置において、
前記薄膜の両面に前記ストッパおよび前記弾性体を配置することを特徴とする高圧燃料供給装置。 - 請求項1から4記載の高圧燃料供給装置において、
前記弾性体にゴムを用いることを特徴とする高圧燃料供給装置。 - 請求項1から4記載の高圧燃料供給装置において、前記弾性体にばねを用いることを特徴とする高圧燃料供給装置。
- 請求項1から6の高圧燃料供給装置において、前記薄膜をゴムとすることを特徴とする高圧燃料供給装置。
- 請求項1から6の高圧燃料供給装置において、前記薄膜を樹脂とすることを特徴とする高圧燃料供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003081708A JP2004285967A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 燃料供給システム及び高圧燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003081708A JP2004285967A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 燃料供給システム及び高圧燃料供給装置 |
Publications (1)
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---|---|
JP2004285967A true JP2004285967A (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=33295167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003081708A Pending JP2004285967A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 燃料供給システム及び高圧燃料供給装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2004285967A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012127359A (ja) * | 2012-03-30 | 2012-07-05 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 高圧燃料ポンプ |
-
2003
- 2003-03-25 JP JP2003081708A patent/JP2004285967A/ja active Pending
Cited By (1)
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