JP2004284775A - 用紙積載装置 - Google Patents

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Abstract

【解決課題】用紙を積載する際に、当該用紙が針で綴じられている場合であっても、針の膨らみによって用紙の積載状態が不安定となることがなく、しかも、トレイの用紙搬送方向の後端部に隙間が生じることに伴う障害を回避することが可能な用紙積載装置を提供することを課題とする。
【解決手段】後処理が施された用紙を積載した状態で排出する排出トレイと、前記排出トレイ上に用紙を排出する排出手段とを備えた用紙積載装置において、前記排出トレイの用紙排出方向の後端部に、排出トレイ本体から分割した分割トレイを回動又は昇降可能に設け、前記分割トレイの下方に、固定トレイを配設するとともに、前記分割トレイ及び固定トレイの後端部と、前記排出トレイの後端部に配設されるエンドガイドには、相対的に嵌合して用紙の脱落を防止する凹部及び凸部を設けるように構成して課題を解決した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、電子写真方式を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像形成装置によって画像が形成された用紙を積載する用紙積載装置に関し、特に、画像が形成された用紙に対して後処理を施す後処理装置と組み合わせて好適に使用される用紙積載装置に関するものである。
【0002】
【特許文献1】特開2001−206613号公報
【特許文献2】特開平2−233458号公報
【0003】
【従来の技術】
従来、この種の電子写真方式を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像形成装置は、画像が形成された用紙を綴じたり、当該用紙に対して穿孔処理を施したり、あるいは画像が形成された用紙を1セットずつオフセットさせた(ずらした)状態で排出するため、ステープラーやパンチチャー、あるいはオフセットキャッチトレイ等を備えた用紙後処理装置と組み合わせて使用される場合がある。そして、上記用紙後処理装置には、ステープラーやパンチャーなどによって、綴じられた用紙や、穿孔処理された用紙などを積載した状態で排出する用紙積載装置が用いられている。
【0004】
この用紙積載装置に関する技術としては、種々のものが既に提案されており、製品化されてきているが、例えば、特開2001−206613号公報や特開平2−233458号公報等に開示されたものがある。
【0005】
上記特開2001−206613号公報に係るシート積載装置は、シートを排出するシート排出手段と、該排出手段から排出されてくるシートを受け取って積載するシート積載手段とを備えたシート積載装置において、該シート積載手段は、シート排出方向と直交する幅方向に分割された少なくとも2つの分割積載部材と、各分割積載部材のうち少なくとも一方を他方に対して独立して昇降駆動する昇降駆動手段を備えるように構成したものである。
【0006】
また、上記特開平2−233458号公報に係るシート後処理装置は、後処理して排出されるシートを収納するトレイのシートの載置側に出没自在の補助トレイを設け、前記補助トレイは、シートの態様に対応して出没動作を選択・制御する制御手段を有するように構成したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特開2001−206613号公報に係るシート積載装置の場合には、シート積載手段が、シート排出方向と直交する幅方向に分割された少なくとも2つの分割積載部材と、各分割積載部材のうち少なくとも一方を他方に対して独立して昇降駆動する昇降駆動手段を備えるように構成したものであるが、シートのサイズや、ステープル数によっては、例えば、ステープラーによって綴じられた針が、シート排出方向と直交する幅方向の両端側にそれぞれ位置する場合や、シート排出方向と直交する幅方向の中央部にも位置する場合などがあり、分割積載部材の少なくとも一方を他方に対して独立して昇降駆動させても、ステープラーの針の膨らみを吸収することができないという問題点を有していた。
【0008】
また、上記特開平2−233458号公報に係るシート後処理装置の場合には、後処理して排出されるシートを収納するトレイのシートの載置側に出没自在の補助トレイを設け、前記補助トレイを、シートの態様に対応して出没動作を選択・制御するように構成したものであるが、トレイのシートの載置側に設けられた補助トレイが出没自在すると、トレイの後端部に立設されたガイド部材とトレイとが離れる方向に移動して隙間が生じ、当該隙間にシートの後端部が入り込んで、シートの後端部が折れ曲がったり、シートの取り出しが困難となるという問題点を有していた。
【0009】
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、用紙を積載する際に、当該用紙が針で綴じられている場合であっても、針の膨らみによって用紙の積載状態が不安定となることがなく、しかも、トレイの用紙搬送方向の後端部に隙間が生じることに伴う障害を回避することが可能な用紙積載装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、後処理が施された用紙を積載した状態で排出する排出トレイと、前記排出トレイ上に用紙を排出する排出手段とを備えた用紙積載装置において、前記排出トレイの用紙排出方向の後端部に、排出トレイ本体から分割した分割トレイを回動又は昇降可能に設け、前記分割トレイの下方に、固定トレイを配設するとともに、前記分割トレイ及び固定トレイの後端部と、前記排出トレイの後端部に配設されるエンドガイドには、相対的に嵌合して用紙の脱落を防止する凹部及び凸部を設けたことを特徴とする用紙積載装置である。
【0011】
また、請求項2に記載された発明は、後処理が施された用紙を積載した状態で排出する排出トレイと、前記排出トレイ上に用紙を排出する排出手段とを備えた用紙積載装置において、前記排出トレイの用紙排出方向の後端部に、排出トレイ本体から分割した分割トレイを回動又は昇降可能に設け、前記分割トレイの後端部と、前記排出トレイの後端部に配設されるエンドガイド部材には、相対的に嵌合して用紙の脱落を防止する凹部及び凸部の少なくとも一方を伸縮自在に構成したことを特徴とする用紙積載装置である。
【0012】
さらに、請求項3に記載された発明は、前記排出トレイの高さ検知は、分割トレイの変位量の少ない部分か、固定された排出トレイ本体を検知することによって行うことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置である。
【0013】
又、請求項4に記載された発明は、前記排出トレイの高さ検知を検知する高さ検知手段は、用紙に対する後処理として、綴じ処理用と綴じ処理なし用の2個所に設けられ、分割トレイの部分で高さ検知を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置である。
【0014】
更に、請求項5に記載された発明は、前記排出トレイの初期的な高さ検知は、分割トレイを用紙に対する後処理の種類に応じて変位させた後、当該分割トレイの部分で高さ検知を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置である。
【0015】
また、請求項6に記載された発明は、前記排出トレイの高さ検知を検知する高さ検知手段は、綴じ処理用の検知手段が、綴じ処理なし用の検知手段の下方に位置することを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置である。
【0016】
さらに、請求項7に記載された発明は、前記排出トレイの高さ検知は、分割トレイの位置と、固定された排出トレイ本体との位置の2箇所で行い、固定された排出トレイ本体の位置で排出トレイの高さ検知をした後、分割トレイの位置で高さ検知をして、当該分割トレイを変位させることを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置である。
【0017】
又、請求項8に記載された発明は、前記分割トレイは、用紙が幅の短い端縁を先端にして搬送される場合には、変位させないことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置である。
【0018】
更に、請求項9に記載された発明は、前記分割トレイは、用紙に対する後処理がZ折りを含む場合には、変位させないことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0020】
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置を適用した用紙後処理装置を示すものである。
【0021】
この用紙後処理装置1は、図2に示すように、図示しない複写機やプリンタ等の画像形成装置によって画像が形成された用紙に対して、穿孔処理や綴じ処理、あるいは中綴じ折り処理などの後処理を施すように構成されている。
【0022】
また、上記用紙後処理装置1には、画像形成装置によって画像が形成された用紙に対して、表紙やカラー画像が形成された用紙など、所望の用紙を所定のタイミングで適宜供給するインターポーザー2を備えたインターフェイスモジュール3と、前記インターフェイスモジュール3を通過した用紙に対して、所望のZ折やC折り等の折り処理を施す折り処理装置4とが組み合わされている。
【0023】
そして、上記用紙後処理装置1では、図示しない画像形成装置によって画像が形成された用紙に対して、パンチユニットによって穿孔処理を施したり、ステープラーによって綴じ処理を施して、用紙束や小冊子を作成したり、オフセットするスタックトレイ(排出トレイ)によって複数枚の用紙を、1セット毎にオフセットさせて(ずらして)排出することが可能となっている。
【0024】
上記インターフェイスモジュール3には、図2に示すように、その左側面に導入口5が設けられており、この導入口5からは、図示しない画像形成装置によって画像が形成された用紙90が導入されるようになっている。また、上記導入口5の内側には、用紙90を搬入する搬入ロール6が配設されている。さらに、上記搬入ロール6の下流側には、斜め上方に延びた用紙搬送路7を介して、水平方向横向きに開口した排出口8が設けられており、用紙搬送路7には、用紙90のカールを除去するカール除去ロール9が配設されている。
【0025】
さらに、上記インターフェイスモジュール3の上部には、画像形成装置によって画像が形成された用紙90に対して、表紙やカラー画像が形成された用紙など、所望の用紙を適宜供給するインターポーザー2が載置されている。このインターポーザー2は、用紙を載置する給紙トレイ10と、当該給紙トレイ10上に載置された用紙を1枚ずつ分離した状態で給紙するナジャーロール11・フィードロール12・リタードロール13と、給紙された用紙をインターフェイスモジュール3へ排出する出口ロール14とを備えている。また、上記インターフェイスモジュール3の内部には、インターポーザー2から導入された用紙を、排出口8へと搬送する搬送ロール15を備えた用紙搬送路16が設けられている。
【0026】
一方、上記折り処理装置4は、図2に示すように、その左側面にインターフェイスモジュール3から排出された用紙90を導入する導入口17が設けられているとともに、その右側面には、水平方向に配置された用紙搬送路18を介して用紙90を排出する排出口19が設けられている。また、上記導入口17の内側には、導入ロール20が配設されており、当該導入ロール20の下流側には、搬送ロール21を備え、下方に分岐した折り用の用紙搬送路22が、鉛直方向下向きに設けられている。この折り用の用紙搬送路22に導入された用紙90は、その先端部が突き当て部23に突き当てられた状態で、折りロール24によって2つ折りに折る処理がなされた後、搬送ロール25を備えた3つ折り用の用紙搬送路26に搬送される。そして、この3つ折り用の用紙搬送路26に搬送された用紙90は、その先端部が突き当て部27に突き当てられた状態で、折りロール28によって3つ折りに折る処理がなされる。その後、3つ折りに折る処理がなされた用紙90は、搬送ロール29を備えた排出用の用紙搬送路30を介して排出口19へと搬送される。上記折り処理装置4では、図3に示すように、用紙90に対してC折りやZ折りが可能となっている。
【0027】
図2はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置を適用した用紙後処理装置をも示すものである。
【0028】
この用紙後処理装置1には、その左側面に折り処理装置4を通過した用紙90を導入する導入口31が設けられているとともに、当該導入口31の内側には、用紙90を斜め上向きの用紙搬送路32に沿って搬送するための導入ロール33が配設されている。また、上記導入ロール33の下流側には、当該導入ロール33によって搬送されるとともに、更に下流側に位置する逆転ロール34によって逆送され、図示しない突き当て部に後端部が突き当てられて、スキューが補正された用紙90の所定位置に対して、パンチ処理を施す穿孔手段としてのパンチユニット35が配設されている。さらに、上記パンチユニット35の下流側は、用紙搬送路が2つに分岐しており、当該用紙搬送路のうち、上方に分岐した用紙搬送路36は、必要に応じてパンチ処理を施した用紙90や、画像が形成された用紙90をそのまま固定トレイ40に排出したり、綴じ処理を施したり、オフセット排出するためのものである。一方、上記用紙搬送路のうち、搬送ロール37を備えて下方に分岐した用紙搬送路38は、用紙90を中央部で綴じた後、綴じ部で2つに折る中綴じ折り処理を行って排出するためのものである。
【0029】
上記上方に分岐した用紙搬送路36は、更に2つに分岐しており、鉛直方向上方に分岐した用紙搬送路39は、必要に応じて穿孔処理を施した用紙90や、画像が形成された用紙90をそのまま、あるいは不要な用紙90を固定トレイ40上に排出するためのものである。この用紙搬送路39には、搬送ロール41と、トップ排出ロール42が配設されており、必要に応じて穿孔処理を施した用紙90や、画像が形成された用紙90等をそのまま固定トレイ40に排出するように構成されている。
【0030】
また、上記上方に分岐した用紙搬送路のうち、更に略水平方向に分岐した用紙搬送路43は、用紙90に対して一端縁に沿った綴じ処理や角部に綴じ処理を施したり、複数枚の用紙90をセット毎にオフセットさせた状態で排出するためのものである。この用紙搬送路43には、バッファー用の逆転ロール44と、コンパイル排出ロール45とが配設されており、当該コンパイル排出ロール45によって用紙90を順次コンパイルトレイ46上に排出するようになっている。さらに、上記コンパイルトレイ46上に整列された所定枚数の用紙90は、必要に応じて、ステープラー47によって綴じ処理が施された後、排出手段としての排出ロール48によってオフセットする排出トレイとしてのスタックトレイ49上に排出される。上記用紙90には、図4に示すように、ステープラー47によって、種々の綴じ処理が可能となっている。
【0031】
また、上記コンパイルトレイ46の基端部には、用紙90の基端部を突き当てるガイド部材50が退避可能に配設されているとともに、用紙90を整列するパドル51が回転可能に配設されている。さらに、上記コンパイルトレイ46の中間部には、用紙90を幅方向に整列するタンパー52が図面に垂直な方向に移動可能に配設されている。また、上記コンパイルトレイ46の先端部には、用紙90を整列する補助パドル53と、用紙束を案内する出没可能なシェルフ部材54が配設されている。又さらに、上記スタックトレイ49の基端部には、当該トレイ49上に排出される用紙90の基端部を押さえる押さえ部材としてのクランパー55が回動可能に配設されている。
【0032】
なお、上記排出手段としての排出ロール48と補助パドル53は、所定のタイミングで、個別に上方に移動可能となっている。
【0033】
さらに、上記用紙搬送路36の上端部には、下側に向けて二重搬送路56が分岐しており、当該二重搬送路56には、バッファーロール57が設けられている。
【0034】
また、上記パンチユニット35の下流側から分岐した用紙搬送路38には、その下方に、用紙90を整列トレイ60上に排出するための排出ロール61が設けられているとともに、前記整列トレイ60の下端部には、用紙90の下端部を突き当てるエンドガイド62が上下方向に移動可能に設けられている。さらに、上記整列トレイ60の中間部には、中綴じ用のステープラー63と、用紙90を整列させる図示しないタンパーを駆動するタンパー駆動部64と、整列された用紙90を中央部で折る折りナイフ部65とが配設されている。そして、上記整列トレイ60上で整列された用紙90は、折りナイフ部65と2組の折りロール66によって、中央部で2つに折られた後、出口ロール67によってブックトレイ68上に排出されるように構成されている。なお、69は整列トレイ60の上下に設けられて用紙90を整列させるためのパドルを示している。
【0035】
さらに、この実施の形態に係る用紙積載装置70では、図5に示すように、上下方向に沿って昇降可能に配設された排出トレイとしてのスタックトレイ49を備えている。また、上記スタックトレイ49の排出方向の後端部に対応した位置であって、当該スタックトレイ49が最上端に移動した際の排出方向の後端部には、押さえ部材としてのクランパー55が回動可能に配設されている。上記クランパー55は、図5に示すように、昇降可能に配設されたスタックトレイ49のエンドプレート71の裏面側に回動可能に取り付けられている。
【0036】
更に説明すると、上記エンドプレート71には、図5に示すように、上下方向に沿って直線状に形成された凹部としての凹溝72が、水平方向に沿って所定の間隔を隔てて3つ配設されており、クランパー55は、図6に示すように、回転軸73の軸方向に沿って、凹溝72の上端部に対応した位置にそれぞれ取り付けられている。
【0037】
これらのクランパー55は、図7に示すように、回転軸73に対して半径方向外方に延設された後端部74と、当該後端部74から時計周り方向に沿って且つ半径方向外方に湾曲した状態で延設された中間部75と、当該中間部75から回転軸73の略接線方向に半径方向外方に延設された先端部76とから構成されている。また、上記クランパー55の先端部76には、ゴム等からなる滑り止め部材77が固着されている。さらに、上記クランパー55は、図7に示すように、回転軸73に対して所定の角度にわたって回動自在に取り付けられているとともに、クランパー55の一側には、当該クランパー55を時計周り方向に付勢するための付勢部材としてのスプリング80を取り付ける取り付け部材78が、回転軸73に固定した状態で取り付けられている。そして、上記各クランパー55は、その中間部75の湾曲方向と反対側に突設された突起79に一端部が係止され、他端部が取り付け部材78に係止された付勢部材としてのコイルスプリング80によって、図7中、時計周り方向に個別に付勢されるように構成されている。
【0038】
また、上記クランパー55が取り付けられた回転軸73には、図8に示すように、その一端部に駆動用のギア81が取り付けられており、当該駆動用ギア81には、扇型のギア82が噛み合っている。この扇型のギア82には、ソレノイド83の作動用ロッド84の先端部が連結されており、当該ソレノイド83をオン/オフすることによって、回転軸73を回動可能となっている。なお、上記ソレノイド83等のクランパー55を駆動する部材は、図5に示すように、エンドプレート71の裏面側に装着されている。さらに、上記回転軸73には、図8に示すように、金属製のアーム85が取り付けられているとともに、当該アーム85の先端部には、圧縮スプリング86が取り付けられており、回転軸73は、反時計周り方向に付勢されている。そして、上記クランパー55は、図9に示すように、ソレノイド83をオン/オフすることによって、用紙90から離間した離間位置と、用紙90を押圧する押さえ位置とに回動可能となっている。なお、上記クランパー55は、用紙90を押圧する押さえ位置において、所定の角度だけ回動自在に用紙90の上面を押圧するように付勢されている。
【0039】
また、この実施の形態では、図6及び図10に示すように、クランパー55が用紙90から離間した退避位置でオフセットした際に、下部の排出ロール48と接触しないように構成されている。さらに、上記クランパー55は、図10に示すように、用紙90から離間した退避位置で、下部の排出ロール48の回転軸48aに当接して停止するように構成されている。また、上記クランパー55は、その押さえ位置から退避位置に移動する動作軌跡において、用紙90の走行面から突出しないように配設されている。その結果、上記クランパー55は、用紙90の上面から退避した位置にあっても、用紙90の排出を妨げることはない。
【0040】
さらに、この実施の形態に係る用紙積載装置70は、図11に示すように、スタックトレイ49が上下方向に沿って移動可能に配設されているとともに、当該スタックトレイ49は、用紙90の排出方向と直交する方向に沿ってオフセット可能に配設されている。
【0041】
上記用紙積載装置70は、図11に示すように、そのイン側とアウト側に互いに平行に固定して配置された1対のサイドフレーム91、92を備えている。これらイン側とアウト側のサイドフレーム91、92は、図5に示すように、複数(図示例では、3つ)の連結用のアングル部材93〜95によって、互いに平行となるように連結されている。また、上記上部の2つの連結用アングル93、94には、エンドフレーム71が水平方向に沿ってスライド自在に取り付けられている。
【0042】
さらに、上記イン側とアウト側のサイドフレーム91、92の間には、図11に示すように、スタックトレイ49の排出方向の後端部に位置する断面略コ字形状の移動フレーム96が架設されており、当該移動フレーム96は、サイドフレーム91、92に斜めに傾斜した状態で設けられたガイド溝97、98に沿って、上下方向に沿って移動自在に取り付けられている。
【0043】
また、上記移動フレーム96の長手方向の一端部には、図11に示すように、当該移動フレーム96を上下方向に沿って移動させるための移動機構99が装着されている。この移動機構99は、エレベータモータ100と、当該エレベータモータ100の回転駆動力を減速してピニオンギア101に伝達するギアトレインとから構成されている。また、上記ピニオンギア101は、図5及び図11に示すように、ガイド溝97、98に沿って配設された長尺なラックギア102、103に噛み合っており、当該一方のピニオンギア101をエレベータモータ100で所定の方向に回転駆動することによって、移動フレーム96を上下方向に沿って移動可能となっている。
【0044】
また、上記移動フレーム96には、図1に示すように、直線摺動用のガイドレール104を介して、スタックトレイ49が用紙90の排出方向と直交する方向に沿ってスライド自在に取り付けられている。なお、スタックトレイ49の下側は、移動フレーム96に取り付けられたトレイホルダー112によって保持されている。このスタックトレイ49は、エンドフレーム71と連結されており、スタックトレイ49は、エンドフレーム71と一体的に用紙90の排出方向と直交する方向に沿ってスライド自在となっている。
【0045】
さらに、上記エンドフレーム71も、前述したように、用紙90の排出方向と直交する方向に沿ってスライド自在に取り付けられている。上記エンドフレーム71の裏面側には、図5及び図12に示すように、オフセット用のモータ105と、当該オフセットモータ105の回転駆動力を減速して偏芯カム107に伝達するギアトレイン106とが配設されている。そして、上記オフセットモータ105を所定の方向に回転駆動することによって、偏芯カム107を所定量だけ回転させ、当該偏芯カム107に当接している凹部108が設けられたエンドガイド71を、用紙90の排出方向と直交する方向に沿って移動させ、このエンドガイド71に連結されているスタックトレイ49を、用紙90の排出方向と直交方向に沿って所定量だけオフセットさせるように構成されている。
【0046】
また、上記の如くエンドガイド71が用紙90の排出方向と直交する方向に沿って移動すると、当該エンドガイド71に取り付けられた3つのクランパー55も、同時に、用紙90の排出方向と直交する方向に沿って移動するように構成されている。
【0047】
ところで、この実施の形態では、後処理が施された用紙を積載した状態で排出する排出トレイと、前記排出トレイ上に用紙を排出する排出手段とを備えた用紙積載装置において、前記排出トレイの用紙排出方向の後端部に、排出トレイ本体から分割した分割トレイを回動又は昇降可能に設け、前記分割トレイの下方に、固定トレイを配設するとともに、前記分割トレイ及び固定トレイの後端部と、前記排出トレイの後端部に配設されるエンドガイドには、相対的に嵌合して用紙の脱落を防止する凹部及び凸部を設けるように構成されている。
【0048】
また、この実施の形態では、前記排出トレイの高さ検知を、分割トレイの変位量の少ない部分か、固定された排出トレイ本体を検知することによって行うように構成されている。
【0049】
さらに、この実施の形態では、前記排出トレイの高さ検知を検知する高さ検知手段が、用紙に対する後処理として、綴じ処理用と綴じ処理なし用の2個所に設けられ、分割トレイの部分で高さ検知を行うように構成されている。
【0050】
すなわち、上記排出トレイとしてのスタックトレイ49には、図1及び図13に示すように、スタックトレイ49の用紙排出方向の後端部に、スタックトレイ本体49aから分割された分割トレイ49bが回動可能に設けられている。なお、上記分割トレイ49bは、回動可能ではなく、スタックトレイ本体49aに対して昇降可能に設けても良い。この分割トレイ49bは、図13に示すように、スタッカーフラップモータ130の回転駆動力を、複数枚のギアからなるギアトレイ131を介して減速した状態で回転軸132に伝達し、当該回転軸132に固着された扇型ギア133によって、矢印方向に沿って回動可能となっている。上記扇型ギア133は、分割トレイ49bに回転自在に設けられた図示しないギアに噛み合わされており、当該扇型ギア133を回転駆動することによって、分割トレイ49bを矢印方向に沿って回動可能となっている。また、上記スタックトレイ本体49aには、紙無しを検知するノーペーパーセンサー134と、セイフティースイッチ135とが装着されている。
【0051】
また、上記エンドガイド71には、図1及び図11に示すように、3つのクランパー55に対応した位置に、縦方向に沿った凹部としての凹溝72が設けられている。さらに、上記分割トレイ49bの排出方向の後端部には、図14に示すように、エンドガイド71の凹溝110に対応して凸部111が嵌合するように突設されている。その結果、上記分割トレイ49bの凸部111は、分割トレイ49bの後端部とエンドガイド71との間に隙間が生じるのを防止し、用紙90の脱落を防止するように構成されている。なお、図14中、符号112はスタックトレイ49の下部に配設されたトレイサポートを示している。
【0052】
さらに、上記分割トレイ49bの下方には、図14及び図15に示すように、スタックトレイ49の下部に設けられたトレイサポート112に取り付けられた固定トレイ136が設けられている。この固定トレイ136の後端部には、エンドガイド71の凹溝110に対応して凸部137が突設されており、当該凸部137は、エンドガイド71の凹溝110に嵌合され、固定ガイド136の後端部とエンドガイド71との間に隙間が生じるのを防止し、用紙90の脱落を防止するように構成されている。
【0053】
さらに、上記イン側とアウト側のサイドフレーム91、92には、図11に示すように、その上端部に、スタックトレイ49上に排出された用紙又は用紙束を検知する複数の用紙高さ検知センサ121〜123と、スタックトレイ49の上面位置を検知する検知センサ124とが配設されている。上記用紙高さ検知センサ121〜123は、3つ設けられており、第1の用紙高さ検知センサ121と、第2の用紙高さ検知センサ122と、第3の用紙高さ検知センサ123は、それぞれ異なった用紙の高さを検知するように構成されている。上記用紙高さ検知センサ121〜123と、スタックトレイ49の上面位置を検知する検知センサ124は、図16に示すように、発光部141と受光部142とから構成されており、発光部141から出射された光が用紙90又はスタックトレイ49によって遮られるか否かを受光部142によって検知することで、高さを検知可能に構成されている。
【0054】
上記第1の用紙高さ検知センサ121と、第3の用紙高さ検知センサ123は、図1に示すように、スタックトレイ49の固定されたスタック本体49aと、回動していない分割トレイ49bとの高さをそれぞれ検知するように構成されている。また、第2の用紙高さ検知センサ122は、図17に示すように、分割トレイ49bが下方に回動した状態で、当該分割トレイ49bの表面を検知するように配設されている。
【0055】
また、上記イン側とアウト側のサイドフレーム91、92には、図11に示すように、そのガイド溝97、98に沿った上端部に、混合スタックセンサ125と、ハーフスタックセンサ126とが、その下端部には、フルスタックセンサ127と、下限値検知センサ128とが配設されている。
【0056】
以上の構成において、この実施の形態に係る用紙積載装置では、次に示すようにして、用紙を積載する際に、当該用紙が針で綴じられている場合であっても、針の膨らみによって用紙の積載状態が不安定となることがなく、しかも、トレイの用紙搬送方向の後端部に隙間が生じることに伴う障害を回避することが可能となっている。
【0057】
すなわち、この実施の形態に係る用紙積載装置70が適用された用紙後処理装置には、図2に示すように、画像形成装置によって画像が形成された用紙90が、インターフェイスモジュール3及び折り処理装置4を介して、その左側面に設けられた導入口31から導入される。この用紙後処理装置1の内部に導入された用紙90は、必要に応じて、パンチユニット35によって所定の穿孔処理が施されたり、ステープラー47によって図4に示すようにその一端縁や角部に綴じ処理が施されるか、あるいはそのままの状態で、順次排出トレイとしてのスタックトレイ49上に排出される。
【0058】
その際、上記用紙90は、図4に示すように、例えば、用紙排出方向の後端部のうち、用紙90の幅方向に沿った一端部がステープラー47によって綴じられていると、図18に示すように、ステープラーの針150によって綴じられた部分が厚くなり、スタックトレイ49を所定量だけ下降させたとしても、ステープラーの針150によって綴じられた部分が厚くなった分だけ、後続する用紙束151の排出を妨げることになる。
【0059】
そこで、この実施の形態では、まず、スタックトレイ49の高さを、第1の用紙高さ検知センサ121と、第3の用紙高さ検知センサ123によって検知し、用紙90あるいは用紙束151に対してステープラー47による綴じ処理を行わない場合には、図19に示すように、分割トレイ49bを回動させずに、そのまま平行に維持した状態で下方へ順次移動させていく。
【0060】
これに対して、用紙90に対してステープラー49による綴じ処理を行う場合には、図20に示すように、分割トレイ49bを回動させない状態で、スタックトレイ49の高さを、第1の用紙高さ検知センサ121と第3の用紙高さ検知センサ123によって検知し、スタックトレイ49上の後端部の高さが、所定量以上高くなりすぎた場合にのみ、分割トレイ49bを回動させるようにしてもよい。
【0061】
また、用紙90に対してステープラーによる綴じ処理を行う場合には、図17に示すように、分割トレイ49bを予め回動させた状態で、スタックトレイ49及び分割トレイ49bの高さを、第1の用紙高さ検知センサ121と第3の用紙高さ検知センサ123によって検知し、そのままスタックトレイ49を下方に移動させるようにしてもよい。
【0062】
また、この実施の形態では、図1及び図14に示すように、分割トレイ49bの用紙搬送方向の後端部に設けられた凸部111が、エンドガイド71に設けられた凹溝72に嵌合されるとともに、固定トレイ136の用紙搬送方向の後端部に設けられた凸部137が、エンドガイド71に設けられた凹溝72に嵌合されるように構成されているため、分割トレイ49bが下方に回動した場合であっても、分割トレイ49bの後端部とエンドガイド71との間に隙間が生じ、用紙90や用紙束151が下方に脱落するのを防止することができる。
【0063】
なお、この実施の形態では、前記分割トレイ49bは、用紙90が幅の短い端縁を先端にして搬送される場合には、変位させないように構成されている。
【0064】
また、この実施の形態では、前記分割トレイ49bは、用紙90に対する後処理が、図3に示すようなZ折りを含む場合には、変位させないように構成されている。
【0065】
その理由は、用紙90が幅の短い端縁を先端にして搬送される場合や、用紙90に対する後処理が、図3に示すようなZ折りを含む場合に、分割トレイ49bを変位させると、スタックトレイ49上に排出された用紙90の排出方向の先端部が、通常よりも高くなり、用紙90の姿勢が不安定になり易いため、これを防止するためである。
【0066】
このように、上記実施の形態では、用紙90をスタックトレイ49に積載する際に、当該用紙90が針150で綴じられている場合であっても、針150の膨らみによって用紙90の積載状態が不安定となることがなく、しかも、スタックトレイ49の用紙搬送方向の後端部に隙間が生じることに伴う障害を回避することが可能となっている。
【0067】
実施の形態2
図15はこの発明の他の実施の形態を示すものであり、前記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態2では、排出トレイの用紙排出方向の後端部に、排出トレイ本体から分割した分割トレイを回動又は昇降可能に設け、前記分割トレイの後端部と、前記排出トレイの後端部に配設されるエンドガイド部材には、相対的に嵌合して用紙の脱落を防止する凹部及び凸部の少なくとも一方を伸縮自在に構成したものである。
【0068】
すなわち、この実施の形態2では、図21に示すように、分割トレイ49bの用紙搬送方向の後端部に設けられた凸部111が、当該分割トレイ49bとは別体の板状部材160に設けられており、当該板状部材160は、分割トレイ49bに対して出没自在に、且つ図示しない付勢手段によって突出する方向に付勢されている。
【0069】
そのため、上記分割トレイ49bは、下方に回動した場合であっても、図21に示すように、凸部111が設けられた板状部材160が突出し、当該板状部材160のが凸部111が、エンドガイド71の凹溝72に嵌合することによって、分割トレイ49bの後端部とエンドガイド71との間に隙間が生じ、用紙90や用紙束150が下方に脱落するのを防止することができるように構成されている。
【0070】
その他の構成及び作用は、前記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、用紙を積載する際に、当該用紙が針で綴じられている場合であっても、針の膨らみによって用紙の積載状態が不安定となることがなく、しかも、トレイの用紙搬送方向の後端部に隙間が生じることに伴う障害を回避することが可能な用紙積載装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置を示す構成図である。
【図2】図2はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置を適用した用紙後処理装置を示す全体構成図である。
【図3】図3は折り処理装置における折り処理工程を示す説明図である。
【図4】図4はステープラーにおける綴じ処理の種類を示す説明図である。
【図5】図5はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置を示す背面斜視図である。
【図6】図6はエンドガイドとクランパーを示す構成図である。
【図7】図7はクランパーを示す構成図である。
【図8】図8はクランパーの駆動機構を示す構成図である。
【図9】図9はクランパーの駆動状態を示す構成図である。
【図10】図10はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置を示す構成図である。
【図11】図11はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置を示す正面側の斜視図である。
【図12】図12はスタックトレイのオフセット機構を示す構成図である。
【図13】図13はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置の要部を示す斜視構成図である。
【図14】図14はスタックトレイを示す斜視構成図である。
【図15】図15はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置の動作を示す構成図である。
【図16】図16は用紙検知センサを示す構成図である。
【図17】図17はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置の動作を示す構成図である。
【図18】図18はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置の動作を示す説明図である。
【図19】図19はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置の動作を示す構成図である。
【図20】図20はこの発明の実施の形態1に係る用紙積載装置を示す構成図である。
【図21】図21はこの発明の実施の形態2に係る用紙積載装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1:用紙後処理装置、49:スタックトレイ、49a:スタックトレイ本体、49b:分割トレイ、48:排出ロール、55:クランパー、71:エンドガイド、72:凹溝、111:凸部。

Claims (9)

  1. 後処理が施された用紙を積載した状態で排出する排出トレイと、前記排出トレイ上に用紙を排出する排出手段とを備えた用紙積載装置において、
    前記排出トレイの用紙排出方向の後端部に、排出トレイ本体から分割した分割トレイを回動又は昇降可能に設け、前記分割トレイの下方に、固定トレイを配設するとともに、前記分割トレイ及び固定トレイの後端部と、前記排出トレイの後端部に配設されるエンドガイドには、相対的に嵌合して用紙の脱落を防止する凹部及び凸部を設けたことを特徴とする用紙積載装置。
  2. 後処理が施された用紙を積載した状態で排出する排出トレイと、前記排出トレイ上に用紙を排出する排出手段とを備えた用紙積載装置において、
    前記排出トレイの用紙排出方向の後端部に、排出トレイ本体から分割した分割トレイを回動又は昇降可能に設け、前記分割トレイの後端部と、前記排出トレイの後端部に配設されるエンドガイド部材には、相対的に嵌合して用紙の脱落を防止する凹部及び凸部の少なくとも一方を伸縮自在に構成したことを特徴とする用紙積載装置。
  3. 前記排出トレイの高さ検知は、分割トレイの変位量の少ない部分か、固定された排出トレイ本体を検知することによって行うことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置。
  4. 前記排出トレイの高さ検知を検知する高さ検知手段は、用紙に対する後処理として、綴じ処理用と綴じ処理なし用の2個所に設けられ、分割トレイの部分で高さ検知を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置。
  5. 前記排出トレイの初期的な高さ検知は、分割トレイを用紙に対する後処理の種類に応じて変位させた後、当該分割トレイの部分で高さ検知を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置。
  6. 前記排出トレイの高さ検知を検知する高さ検知手段は、綴じ処理用の検知手段が、綴じ処理なし用の検知手段の下方に位置することを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置。
  7. 前記排出トレイの高さ検知は、分割トレイの位置と、固定された排出トレイ本体との位置の2箇所で行い、固定された排出トレイ本体の位置で排出トレイの高さ検知をした後、分割トレイの位置で高さ検知をして、当該分割トレイを変位させることを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置。
  8. 前記分割トレイは、用紙が幅の短い端縁を先端にして搬送される場合には、変位させないことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置。
  9. 前記分割トレイは、用紙に対する後処理がZ折りを含む場合には、変位させないことを特徴とする請求項1又は2記載の用紙積載装置。
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