JP2004284281A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004284281A
JP2004284281A JP2003081512A JP2003081512A JP2004284281A JP 2004284281 A JP2004284281 A JP 2004284281A JP 2003081512 A JP2003081512 A JP 2003081512A JP 2003081512 A JP2003081512 A JP 2003081512A JP 2004284281 A JP2004284281 A JP 2004284281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print job
print
power saving
printing
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003081512A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Sato
順 佐藤
Kei Hatano
圭 波多野
Hidetoshi Kuramoto
秀俊 藏本
Jun Fukui
純 福井
Kohei Tanaka
耕平 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003081512A priority Critical patent/JP2004284281A/ja
Publication of JP2004284281A publication Critical patent/JP2004284281A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】長い節電時間が確保できるだけでなく、必要な印刷物を必要とするときにまとめて得ることができる印刷装置を提供する。
【解決手段】節電モード中、印刷ジョブを受信すると(ステップ405)、受信した印刷データから画像データを生成してページメモリ16等に記憶し(ステップ406)、受信した印刷ジョブを表示する(ステップ407)処理を繰り返して、画像データをページメモリ16等に蓄積する。節電解除コマンドが入力されれば、IOT部40に通常の電力供給を開始して復帰処理を行い(ステップ410)、優先処理された印刷ジョブがあれば(ステップ411)、指定された印刷ジョブの画像データをまとめて印刷する(ステップ412)。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、節電モードを備えた印刷装置に関し、特に節電効率の高い印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の節電モードを有する印刷装置は、ネットワークを介してユーザから印刷ジョブを受信するたびにプリントを行っており、節電モードに移行させることが難しい。例えば、15分間使用されない場合節電モードに移行するプリンタに10分間隔でプリントジョブが送られてくると1日中節電モードに移行することはない。
【0003】
また、一旦節電モードになっても、ユーザから印刷ジョブを受信するたびに節電モードを解除してプリントを行っているので、節電モードを継続させることが難しい。例えば、先程のプリンタに16分間隔でプリントジョブが送られてくると16分間は印刷が行われないにもかかわらず1分しか節電できない。
【0004】
このように、印刷装置には節電モードが用意されているのもかかわらず1日をトータルしてみると印刷装置の消費電力量はあまり低減されていないという問題があった。このような問題を解決して節電時間をできるだけ長くするための技術に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−86846号公報
【0006】
特許文献1では、節電状態でプリントジョブを受信した画像形成装置がジョブの受信通知を送信者の携帯電話に送信し、その携帯電話が画像形成装置に近づくと節電解除してプリントを行うことで、プリントジョブの送信者が画像形成装置に近づくまでは節電復帰しないので、節電時間を長く取ることができる画像形成システムが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の画像形成装置では、プリントジョブの受信を通知された携帯電話を携帯することが必要である。オフィスなどのOA機器が集中している場所では別のOA機器を使用する際に画像形成装置に無意識に近づいてしまうだけで節電が解除されてしまう。
【0008】
また、プリントジョブを受信した画像形成装置が通常状態にあるときは、プリントジョブを受信するたびにプリントを行うため、節電状態に移行させることが難しいという問題は解決されない。さらに、節電が解除されてから各プリントジョブのプリントデータをページ単位で印刷データに生成し、生成が完了した後各ページの印刷データを用紙にプリントする処理を開始するため、印刷ページの多い印刷ジョブでは、節電が解除されてからプリントが始まるまでに時間がかかるので節電に移行するまでの時間が遅くなり、トータルで節電時間を長くする妨げになる。
【0009】
また、印刷物によっては今すぐ欲しいものと、後でも良い、又は出力を中止したい印刷物があるにもかかわらず節電が解除されると一律に印刷物を出力してしまうという問題もある。
【0010】
従って、本発明の目的は、長い節電時間が確保できるだけでなく、必要な印刷物を必要とするときにまとめて得ることができる印刷装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する印刷部を有した印刷装置において、
前記印刷部の節電モード中に受信した前記印刷ジョブのデータを処理して印刷データを生成する印刷データ生成部と、
前記印刷データを格納する印刷データ格納部と、
前記節電モードの解除に基づいて前記印刷データ格納部に格納されている前記印刷データを前記印刷部に印刷させる制御部とを有することを特徴とする印刷装置を提供する。
【0012】
このような構成によれば、節電モードであっても印刷データの生成が行われるので、節電モードの解除が要求されてから印刷が完了するまでの時間が早まり、ユーザを待たせることがない。また、印刷が早く完了するので、節電モードに移行する時間も早まり、結果として節電時間を長くできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る印刷装置4がネットワークを介して接続された印刷システム1の構成図である。
印刷システム1は、ネットワーク2に接続されたホストコンピュータ3Aと、ホストコンピュータ3Bと、ホストコンピュータ3Cと、印刷装置4Aと、印刷装置4Bと、印刷装置4C等から構成される。ホストコンピュータ3(ホストコンピュータ3A、ホストコンピュータ3B、およびホストコンピュータ3Cのいずれか1台)は、ネットワーク2を介して印刷装置4(印刷装置4A、印刷装置4B、印刷装置4Cのいずれか1台)に印刷データと印刷要求からなる印刷ジョブを送信する。
【0015】
印刷装置4は、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3から送信される印刷ジョブの印刷データと印刷要求に従ってコピー、スキャン、又はFAXを実行する。印刷装置4は、コピー、スキャン、又はFAXを実行することができる通常モードのほかに、後述の定着器等の設定温度を下げるなどの節電モードを備えている。
【0016】
図2は、ネットワーク2に接続された印刷装置4のブロック構成図である。
印刷装置4は、制御部10と、IOT(Image Output Terminal)部40と、および操作パネル50等より構成される。
【0017】
制御部10は、CPU11と、ROM13と、RAM15と、ハードディスク(HD)17等で構成される。CPU11は、ROM13に格納されているジョブ受信部21と、画像処理部22と、スプーリング部24と、スケジュール部25と、タイマ26と、プリンタ制御部27と、節電制御部28と、ビデオ部29と、送受信部30と、パネル制御部31等を有し、制御プログラムに従って、IOT部40の各動作を統一的に制御して円滑なコピー動作を達成し、IOT部40の電力を制御して節電モードを実行する。
【0018】
ジョブ受信部21は、ホストコンピュータ3からネットワーク2および送受信部30を介して受信される印刷ジョブを受信して登録する。画像処理部22はデコンポーザ23によって、印刷ジョブのデータを解釈して処理することによって各ページの印刷データを生成する。この印刷データとして、例えば、ワープロ文書等の文字、数字、記号といった文字データ、図形等の画像データがある。スプーリング部24は、生成された印刷データをスプーリングする。スケジュール部25は、印刷ジョブの有する出力の順位を表す優先度、又はユーザの行う優先処理指示に従い、優先処理として印刷ジョブの出力順位の設定および変更を行う。
【0019】
タイマ26は、節電に移行させる時間等をカウントする。プリンタ制御部27は、IOT部40が印刷を行うように制御する。節電制御部28は、タイマ26に従ってIOT部40の各部に供給する電力を制御して節電モードを実行する。ビデオ部29は、各ページの画像データを画像信号としてIOT部40に送る。
【0020】
送受信部30は、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3から送信される印刷ジョブを受信し、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3に印刷装置4の運転状況等を連絡する情報を送信する。パネル制御部31は、操作パネル50の液晶表示および各種キー入力の制御を行う。
【0021】
RAM15には、デコンポーザ23によって生成された印刷データを1ページ単位で記憶するページメモリ16が構築される。また、後述の印刷ジョブキューの情報等を一時的に記憶する。HD(Hard Disk)17は、ページメモリ16に記録された画像データを蓄積する大容量の外部記憶装置である。
【0022】
操作パネル50は、印刷に必要な操作、例えば後述の節電解除等の各種キーを選択可能に表示するタッチパネル機能を備えた液晶表示部であり、画像表示された各種キーの部分に指で触れることによってキー操作を行うものである。
【0023】
図3は、操作パネルを示す。
操作パネル50は、受信した印刷ジョブを登録し、印刷ジョブキュー100として表示画面50Aに表示する。
【0024】
図4は、第1の実施の形態に係る印刷装置4の概略構成図である。
印刷装置4には、IOT部40と、矢印方向aに回転可能に設置された感光体ドラム61の周辺に、電子写真プロセスによる画像形成を行う帯電器62と、レーザー走査光学系63と、現像用トナーを収容した現像部64と、転写部65と、用紙分離部66と、感光体ドラム61上の残留トナーを排除するためのクリーニング部67と、残留電荷除去のための除電器68等が設けられ、印刷装置4の下部には、記録用紙を収容する給紙搬送部81が設けられている。
【0025】
走査光学系装置70又はビデオ装置29より入力された画像信号に基づき、レーザービーム走査光学系63で画像信号に応じた光信号に変換し、帯電器62で帯電された感光体ドラム61上を露光することにより感光体ドラム61上に静電潜像を形成した後、現像装置64で現像されることにより、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。
【0026】
記録用紙は、給紙搬送装置81から給紙ローラ82により給紙され、タイミングローラ83で一旦停止した後、転写装置65側に送り込まれ、感光体ドラム61上のトナー像は、記録用紙に転写される。トナー像の転写された記録用紙は、分離装置66を経た後、搬送ベルト84にて定着器85に搬送され、トナーが加熱定着された後、排出ロ−ラ88から排出トレイ89上に排出される。
【0027】
定着器85は、長手方向にヒータ86が挿通されて温度を測定する温度センサ等の温度センサ87が設けられた上側の定着ローラと下側の加圧ローラを備える。定着器85をヒータ86により所定の定着温度(約160度)に加熱し、トナー像を1対の定着ローラで挟持して高温で圧接し、トナー粒子をシートに溶融付着させる。節電モードでは、定着器85を予熱モードにしたり、予熱をOFFにして節電を行うものが多い。また、液晶パネルなどの表示装置を備えた操作パネル50が設けられると共に、操作パネル50の液晶表示および各種キー入力制御を行うパネル操作部51が設けられている。
【0028】
IOT部40とは、感光体ドラム61と、帯電器62と、レーザー走査光学系63と、現像装置64と、転写装置65と、用紙分離装置66と、クリーニング装置67と、除電器68と、搬送ベルト84と、定着器85と、ヒータ86と、および温度センサ87であり、走査光学系装置70又はビデオ装置29より入力された画像信号をレーザービーム走査光学系63により光信号に変換して用紙上に画像を形成して定着させる機構である。
【0029】
図5は、印刷装置4の動作を示すフローチャートである。
初めに、節電モード中に優先度の低い印刷ジョブをページメモリ16等に蓄積する処理について説明する。印刷装置4は、通常モードにあるときは、印刷操作を行うが、印刷終了後に一定時間が経過しても印刷操作が行われないとき(ステップ401)、IOT部40に供給する電力を制限する節電モードに移行する(ステップ402)。優先度とは、印刷ジョブ毎に設けられた印刷を出力する優先順を表すものである。
【0030】
節電モード中、ユーザから節電解除コマンドが入力されず(ステップ403)、操作パネル50に表示される印刷ジョブキュー100で優先処理の指定を行わない状態で(ステップ404)、印刷ジョブを受信すると(ステップ405)、その印刷ジョブのデータから印刷データを生成してページメモリ16等に記憶し、(ステップ406)、操作パネル50に表示される印刷ジョブキュー100に新たに受信した印刷ジョブを表示する(ステップ407)。印刷ジョブの優先度が低いと(ステップ408)、ステップ401に戻る。
【0031】
ステップ401において、節電モード中で(ステップ401)、節電解除コマンドが入力されず(ステップ403)、優先処理の指定を行わない状態が続けば(ステップ404)、ステップ405で次の印刷ジョブを受信し、その印刷ジョブのデータから印刷データを生成してページメモリ16等に格納し(ステップ406)、印刷ジョブキュー100に新たに受信した印刷ジョブを表示する(ステップ407)。このようにして印刷ジョブを受信する毎にそのデータから印刷データを生成してページメモリ16等に蓄積する処理が繰り返される。
【0032】
次に、節電解除コマンドによって節電状態を解除する処理について説明する。ステップ401、ステップ403、ステップ404、およびステップ405の処理を繰り返して印刷ジョブの受信等を待っているとき、又は、ステップ401、ステップ403、ステップ404、ステップ405、ステップ406、ステップ407およびステップ408の処理を繰り返して受信した印刷ジョブのデータを印刷データに生成してページメモリ16等に蓄積しているときに、ステップ403でユーザが操作パネル50上に画面表示される節電解除ボタンを指で操作することによって節電解除コマンドが入力されると、節電モード中なので(ステップ409)、IOT部40に通常の電力供給を開始して、印刷操作が行えるように復帰処理を行い(ステップ410)、優先処理された印刷ジョブがあれば(ステップ411)、指定された印刷ジョブの印刷データをまとめて印刷する(ステップ412)。
【0033】
次に、節電モード中に節電状態を解除して所望の印刷ジョブを出力する処理について説明する。ステップ401、ステップ403、ステップ404、およびステップ405の処理を繰り返して印刷ジョブの受信等を待っているとき、又は、ステップ401、ステップ403、ステップ404、ステップ405、ステップ406、ステップ407およびステップ408の処理を繰り返して受信した印刷ジョブのデータから印刷データを生成してページメモリ16等に蓄積しているときに、ユーザが、例えば、図3に示すように、操作パネル50に表示された印刷ジョブキュー100で所望の印刷ジョブを選択して優先処理を行うと(ステップ404)、節電モード中なので(ステップ409)、IOT部40に通常の電力供給を開始して、印刷操作が行えるように復帰処理を行い(ステップ410)、優先処理された印刷ジョブがあれば(ステップ411)、指定された印刷ジョブの印刷データをまとめて印刷する(ステップ412)。
【0034】
次に、節電モード中に優先度の高い印刷ジョブを受信した場合の処理について説明する。印刷装置4は、通常モードにあるときは、印刷操作を行うが、印刷終了後に一定時間が経過しても印刷操作が行われないと(ステップ401)、IOT部40に供給する電力を制限する節電モードに移行する(ステップ402)。
【0035】
節電モード中、ユーザから節電解除コマンドが入力されず(ステップ403)、操作パネル50に表示された印刷ジョブキュー100で優先処理の指定を行わない状態で(ステップ404)、印刷ジョブを受信すると(ステップ405)、受信した印刷ジョブのデータから印刷データを生成してページメモリ16等に記憶して(ステップ406)、操作パネル50に表示された印刷ジョブキュー100に新たに受信した印刷ジョブを表示する(ステップ407)。
【0036】
優先度が高い印刷ジョブを受信すると(ステップ408)、節電モードから(ステップ409)、IOT部40に通常の電力供給を開始して、印刷操作が行えるように復帰処理を行い(ステップ410)、優先処理された印刷ジョブがあれば(ステップ411)、指定された印刷ジョブの印刷データをまとめて印刷することができる(ステップ412)。
【0037】
上記した第1の実施の形態によると、以下の効果が得られる。
(1)節電解除コマンドによって節電モード中に蓄積した印刷ジョブの中から優先処理が指定された印刷ジョブについてまとめて出力することができる。出力する印刷データはすでにページメモリ16に蓄積されているので、ページメモリ16の印刷データを用いて速やかに印刷を行うことができ、印刷時間を短くすることができる。
(2)優先度の低い印刷ジョブは、ユーザが印刷ジョブキュー100から優先処理を指示して印刷するジョブが決定したときにはじめて節電状態から通常モードに移行して印刷を行うので、節電時間を長くすることができる。
(3)優先度の高いジョブを受信したときは、操作パネル等で節電解除入力を行わなくても節電状態から通常モードに移行して印刷を行うので、速やかに印刷を行うことができる。
【0038】
なお、ステップ411の「優先処理された印刷ジョブがあれば」という処理を「印刷ジョブの優先度が所定の値以上の印刷ジョブがあれば」としても良い。また、通常モード中は、印刷ジョブの優先処理指定を行わなくとも、印刷ジョブキュー100に従ってそれぞれの印刷ジョブの持つ優先度順に印刷物を出力するようにしても良い。
【0039】
また、節電解除コマンドは、上記したように操作パネル50上に設けられる節電解除ボタンの操作に基づいて入力されるものの他に、例えば、ホストコンピュータ3の操作画面(図示せず)上に表示し、この操作画面に対してユーザがマウスやキーボード等の入力部を操作することによって入力されるようにしても良い。
【0040】
図6は、第2の実施の形態に係る印刷装置4の動作を示すフローチャートである。
第2の実施の形態は、図5のステップ406の処理にスプール満杯又はページメモリ満杯の場合の機能を付加したものである。
【0041】
ステップ405で印刷ジョブを受信すると、スプール領域に空きがあるかを見る(ステップ601)。この場合、スプール領域としているのは印刷データを格納するページメモリ16およびHD17の総容量のことである。スプール領域に空きがあれば、印刷データを生成してページメモリ16等に格納する(ステップ602)。
【0042】
次に、スプール数が最大値以下ならば(ステップ603)、ページメモリ16が満杯かを確認する(ステップ604)。この場合、スプール数としているのは印刷ジョブの総数のことである。ページメモリ16が満杯になれば、HD17にページメモリ16の印刷データを格納して(ステップ605)、ステップ408の処理に戻る。
【0043】
ステップ601で、スプール領域に空きが無ければ、又はステップ603でスプール数が最大値を越えれば、ステップ409に戻り、節電モード中であれば、IOT部40に通常の電力供給を開始して、印刷操作が行えるように復帰処理を行い(ステップ410)、優先処理された印刷ジョブがあれば(ステップ411)、指定された印刷ジョブの印刷データをまとめて印刷する(ステップ412)。
【0044】
上記した第2の実施の形態によると、スプールが満杯に近づいたら一定数以上の印刷ジョブを蓄積しない様にしている。また、優先度が低く、ある時間が経過しても優先処理されない印刷ジョブは不要な印刷ジョブとして削除を行い、不要なジョブがスプールに蓄積しない様にしても良い。このようにすれば、不要な印刷物を無駄に出力させないようにでき、節電時間を長くできる。
【0045】
次に、印刷ジョブを出力させるための優先処理の指定の仕方について説明する。
【0046】
図7は、第3の実施の形態に係る印刷装置4の優先処理を行う手順を示す図である。
図7(a)は、操作パネル50に優先度の低い印刷ジョブが蓄積された状態を表示する印刷ジョブキューの例である。各印刷ジョブには、印刷ジョブ名と印刷ジョブを依頼したユーザ名とを合わせて生成された印刷データファイルの名称としたファイル名称、および印刷ジョブの状態が記載される。優先度の低い印刷ジョブは、印刷ジョブの状態が「処理待ち」となる。
【0047】
図7(b)のように、ユーザの指で出力させたい印刷ジョブを選択すると、ユーザに選択された印刷ジョブの表示が反転して、「処理待ち」から「優先処理」に変わる。
【0048】
図7(c)のように、優先処理になった印刷ジョブは印刷ジョブキューの先頭に移動する。次に出力したい印刷ジョブを同様にユーザの指で選択すると、ステップ404で優先処理の指定を受け付けて、ステップ411およびステップ412で優先指定された印刷ジョブが印刷され、図7(d)のように、初めに選択した印刷ジョブが「印刷中」となる。その後選択した印刷ジョブの状態も「優先処理」となり、初めに選択した印刷ジョブの次の位置に移動する。印刷ジョブの状態が「優先処理」となっている印刷ジョブをもう一度ユーザの指で選択すると、印刷ジョブの状態が「処理待ち」に戻り、印刷ジョブキューの最後の位置に移動する。
【0049】
上記した第3の実施の形態によると、操作パネル50に表示される印刷ジョブキュー100を直接ユーザの指で選択することによって、選択された複数の印刷ジョブを優先処理としてまとめて出力させることができる。
【0050】
なお、印刷ジョブキュー100をホストコンピュータ3の操作画面(図示せず)上に表示し、この操作画面に対してユーザがマウスやキーボード等の入力部を操作することによって上記した優先処理を行うようにしても良い。
【0051】
図8は、第4の実施の形態に係る印刷装置4の優先処理を行う他の手順を示す図である。
【0052】
図8(a)は、操作パネル50に優先度の低い印刷ジョブが蓄積された状態を表示する印刷ジョブキューの例である。優先度の低い印刷ジョブが蓄積された状態は、図7(a)と同じである。
【0053】
図8(a)のように、出力したい印刷ジョブ名をユーザの指で選択すると、図8(b)のように、選択された印刷ジョブの詳細表示画像200が表示される。詳細表示画像200には、印刷ジョブ名211およびユーザ名212等からなる印刷ジョブの属性情報201と優先処理ボタン202およびキャンセルボタン203が設けられる。
【0054】
詳細表示画像200の優先処理ボタン202を押下すると、図8(c)のように、選択した印刷ジョブの表示が反転して、印刷ジョブの状態が「処理待ち」から「優先処理」に変わり、「優先処理」になった印刷ジョブは印刷ジョブキューの先頭に移動して、ステップ404で優先処理の指定を受け付けて、ステップ411およびステップ412で優先指定された印刷ジョブが印刷される。また、詳細表示画像200のボタンを押下せずに一定時間が経過すると、キャンセルボタン203を押下したのと同様に印刷ジョブは優先処理されない。
【0055】
上記した第4の実施の形態によると、第3の実施の形態の好ましい効果に加えて印刷ジョブの属性情報201を見て優先処理を行うか否かを決定することができる。
【0056】
図9は、第5の実施の形態に係る印刷装置4の優先処理を行う他の手順を示す図である。
【0057】
図9(a)は、操作パネル50に優先度の低い印刷ジョブが蓄積された状態を表示する印刷ジョブキューの例である。優先度の低い印刷ジョブが蓄積された状態は、図7(a)と同じである。
【0058】
図9(a)のように、出力したい印刷ジョブ名をユーザの指で選択すると、図9(b)のように、選択された印刷ジョブの詳細表示画像300が表示される。詳細表示画像300には、印刷ジョブ名211およびユーザ名212等からなる印刷ジョブの属性情報201とすべて優先ボタン204、優先処理ボタン202およびキャンセルボタン203が設けられる。
【0059】
詳細表示画像300のすべて優先ボタン204を押下すると、図9(c)のように、ユーザ名212のユーザ名称と同一のユーザ名称を持つ印刷ジョブのすべての表示が反転して、印刷ジョブの状態が「処理待ち」から「優先処理」に変わり、「優先処理」になった印刷ジョブは、すべて印刷ジョブキューの先頭に移動して、ステップ404で優先処理の指定を受け付けて、ステップ411およびステップ412で優先指定された印刷ジョブがまとめて印刷される。詳細表示画像300のボタンを押下せずに一定時間が経過すると、キャンセルボタン203を押下したのと同様に印刷ジョブは優先処理されない。
【0060】
上記した第5の実施の形態によると、同じユーザの印刷ジョブをまとめて優先処理させて出力することができるので、ユーザの操作を少なくすることができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の印刷装置によると、印刷部の節電モード中に受信した印刷ジョブのデータを処理して印刷データを生成し、節電モードの解除に基づいて印刷データ生成部に格納されている印刷データを印刷させるようにしたため、長い節電時間が確保できるだけでなく、必要な印刷物を必要とするときにまとめて得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る印刷装置がネットワークを介して接続された印刷システムの構成図である。
【図2】ネットワークに接続された印刷装置のブロック構成図である。
【図3】操作パネルを示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係る印刷装置の概略構成図である。
【図5】第1の実施の形態に係る印刷装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態に係る印刷装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】(a)〜(d)は、第3の実施の形態に係る印刷装置の優先処理を行う手順を示す図である。
【図8】(a)〜(c)は、第4の実施の形態に係る印刷装置の優先処理を行う他の手順を示す図である。
【図9】(a)〜(c)は、第5の実施の形態に係る印刷装置の優先処理を行う他の手順を示す図である。
【符号の説明】
1、印刷システム 2、ネットワーク 3、ホストコンピュータ
4、印刷装置 10、制御部 11、CPU 13、ROM
15、RAM 16、ページメモリ 17、HD 21、ジョブ受信部
22、画像処理部 23、デコンポーザ 24、スプーリング部
25、スケジュール部 26、タイマ 27、プリンタ制御部
28、節電制御部 29、ビデオ装置 30、送受信部
31、パネル制御部 40、IOT部 50、操作パネル
61、感光体ドラム 62、帯電器 63、レーザー走査光学系
64、現像装置 65、転写装置 66、用紙分離装置
67、クリーニング装置 68、除電器 81、給紙搬送装置
82、給紙ローラ 83、タイミングローラ 84、搬送ベルト
85、定着器 86、ヒータ 87、温度センサ 88、排出ロ−ラ
89、排出トレイ 100、印刷ジョブキュー 200、詳細情報画像
201、印刷ジョブの属性情報 202、優先処理ボタン
203、キャンセルボタン 204、すべて優先ボタン
211、ジョブ名 212、ユーザ名 300、詳細情報画像

Claims (6)

  1. 印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する印刷部を有した印刷装置において、
    前記印刷部の節電モード中に受信した前記印刷ジョブのデータを処理して印刷データを生成する印刷データ生成部と、
    前記印刷データを格納する印刷データ格納部と、
    前記節電モードの解除に基づいて前記印刷データ格納部に格納されている前記印刷データを前記印刷部に印刷させる制御部とを有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、複数の印刷ジョブに対する複数の印刷データを前記節電モードの解除に基づいて前記印刷データ格納部から出力させて前記印刷部に印刷させることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記制御部は、前記節電モードの解除時に優先処理を指定された前記複数の印刷データを前記印刷部に印刷させることを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、前記節電モードの解除時にユーザについて優先処理を指定された前記複数の印刷データを前記印刷部に印刷させることを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  5. 前記制御部は、前記印刷ジョブのデータに付与された優先処理情報に基づいて前記節電モードを解除して前記印刷部に印刷処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 前記制御部は、前記印刷データ格納部に貯えられた前記印刷データが一定量となったときに前記印刷部に印刷処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
JP2003081512A 2003-03-24 2003-03-24 印刷装置 Pending JP2004284281A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003081512A JP2004284281A (ja) 2003-03-24 2003-03-24 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003081512A JP2004284281A (ja) 2003-03-24 2003-03-24 印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004284281A true JP2004284281A (ja) 2004-10-14

Family

ID=33295053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003081512A Pending JP2004284281A (ja) 2003-03-24 2003-03-24 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004284281A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009140196A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 印刷制御プログラム、印刷制御装置及び印刷システム
JP2010146003A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2011098446A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Canon Inc 画像形成装置、その制御方法及びプログラム
JP2011221576A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 Sharp Corp 画像形成システム
JP2019018394A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 キヤノン株式会社 印刷装置および制御方法およびプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009140196A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 印刷制御プログラム、印刷制御装置及び印刷システム
JP4544295B2 (ja) * 2007-12-06 2010-09-15 富士ゼロックス株式会社 印刷システム及び印刷制御プログラム
US8503008B2 (en) 2007-12-06 2013-08-06 Fuji Xerox Co., Ltd. Computer readable medium, printing control apparatus and printing system for outputting second job and first job based on second job attributes
JP2010146003A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2011098446A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Canon Inc 画像形成装置、その制御方法及びプログラム
US8749820B2 (en) 2009-11-04 2014-06-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that stores plural print jobs, control method and program thereof
JP2011221576A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 Sharp Corp 画像形成システム
JP2019018394A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 キヤノン株式会社 印刷装置および制御方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4399490B2 (ja) 画像出力装置
JP4553831B2 (ja) 画像形成装置
WO2014057882A1 (ja) 画像形成装置、端末装置、及び画像形成システム、並びにコンピュータプログラム
JP5199428B2 (ja) 複数の表示装置を備えたシステム、画像処理装置、及びその制御方法
JP2004284281A (ja) 印刷装置
JP2000094800A (ja) 画像形成装置および画像形成システム、並びに画像形成プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004318432A (ja) 画像形成装置および画像形成制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2008062584A (ja) 画像形成装置
JP2005014535A (ja) 画像形成装置
JP2007086646A (ja) 画像形成装置
JP2009113320A (ja) 画像形成装置とプログラムとコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2011031431A (ja) 画像形成装置
US8320004B2 (en) Image forming apparatus and computer-readable medium storing operation control program
JP5263612B2 (ja) 印刷装置
JP2008165596A (ja) 画像形成システム及び画像形成装置
JP6485699B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム
JP2013220607A (ja) 印刷システム
JP5984350B2 (ja) 印刷装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP5839183B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2007293446A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2008049509A (ja) 画像形成装置
JP3962674B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP2009071358A (ja) 画像形成装置、その制御方法及びそれを実行するプログラム
JP2008042591A (ja) 画像形成装置
JP2003246122A (ja) 画像形成装置