JP2004284280A

JP2004284280A - Printing device, printing indicator, and program

Info

Publication number: JP2004284280A
Application number: JP2003081493A
Authority: JP
Inventors: Kei Hatano; 圭波多野; Jun Fukui; 純福井; Hidetoshi Kuramoto; 秀俊藏本; Kohei Tanaka; 耕平田中; Jun Sato; 順佐藤
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 2003-03-24
Filing date: 2003-03-24
Publication date: 2004-10-14

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a printing device which is aimed at the compatibility of economy by power saving with convenience for the user by rapidly economizing power consumption when he does not operate the device and letting the user operate it without a waiting period when he desires to operate it, and a printing indicator and a program. <P>SOLUTION: In this printing device 4, when the device 4 is not operated and a signal "removal of power saving" is received from a host computer 3 through a network 2 or the like, a timer T2 for shift to a power saving mode is reset to a specified time TS for shift to the power saving mode, then initialized to the time TS for shift to the power saving mode and delays the shift to the power saving mode. When a reservation for the removal of the power saving mode is received, a return initiating timer T1' is sought by subtracting a return processing time TR from a time TO' lasting until a time for the received reservation of the removal of the power saving mode, and a return initiating timer T1 and a timer T2 for shift to the power saving mode are counted down by "1" in a timely manner. When the timer T2 shows "0", the power saving process is performed to operate the device in the power saving mode. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、節電モードを有する印刷装置、印刷指示装置およびプログラムに関し、特に、節電による経済性とユーザの利便性の両立を図った印刷装置、印刷指示装置およびプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、印字待機時は印刷装置の定着器を予熱モードにし、一定の時間印字を行わなかったときは定着器の予熱をＯＦＦにして節電を行う印刷装置が知られている。
【０００３】
このような印刷装置では、節電モードを解除して印刷を行うために通常モードに切り換えるとき、定着器のローラの温度が所定値まで上昇しないと印刷が行えないため、印刷装置が節電モードになっていると、ユーザはその間印刷装置の前で待たなければならない。また、ネットワーク上のユーザが印刷を行おうとしたとき、プリンタ装置が節電モードになっていると、定着器が完全に温まるまで印刷出力がされないため、印刷の完了に時間がかかるという問題があった。
【０００４】
このような問題を解決するために通常モードに復帰させるための技術に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
【特許文献１】
特開平１０−３３３５０４号公報
【特許文献２】
特開２００１−２２５５０号公報
【特許文献３】
特開２００２−８６８４６号公報
【０００５】
特許文献１では、もうすぐデータ受信を行って印字を行うことがわかっているときに、ユーザがあらかじめ印刷装置のオペレータパネルまたはリモートパネル上の予熱ＯＦＦを解除するためのボタンを押すことにより、定着器のウォームアップを行い、受信したデータを受け取ってすぐに印字を行うことができる電子写真式画像形成装置が開示されている。
【０００６】
特許文献２では、ネットワーク上の省電力状態で待機中のプリンタ装置を使用する場合に、印刷クライアントからプリンタ装置に印刷データを転送する前に、プリンタ装置の省電力状態を解除するコマンドを送信することにより印刷効率の良い環境を提供するプリントシステムが開示されている。
【０００７】
特許文献３では、画像形成装置１００の位置検出手段２０３により、出力待ちの配信文書が有る携帯端末２１０と画像形成装置１００との間の距離を検出し、携帯端末２１０の位置に応じて、画像形成装置１００側で切り換え手段１２４により省電力モードを解除して、電力消費を有効に節約できるとともに、出力時の携帯端末２１０を携行しているユーザの待ち時間を短縮できる画像形成システムが開示されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の印刷装置では、節電モード中でないと節電解除できないので、今は通常モードであるがもうすぐ節電モードになってしまうようなとき、ユーザの印刷準備等のために直ぐには印刷操作を行えない場合、すぐ使用することが分かっていながら復帰に時間のかかる節電モードになってしまう。
【０００９】
さらに、上記のような印刷装置では、ユーザが予め印刷装置が使用可能状態に復帰するまでの時間を知っておく必要があり、特に印刷時間と比較して定着器のオームアップ時間が著しく長い印刷装置においては予め定着器のオームアップを開始してもユーザが使用可能状態に復帰するまでの時間を知っていないと時間短縮にならない。コピー、スキャン、ＦＡＸ送信を行う場合は、ユーザが印刷装置で作業する必要がある。そのため装置が節電中である場合は、本体にある節電解除ボタン等によって印刷装置を復帰させ、印刷装置の復帰を待ってから操作を行わなければならない。装置の復帰処理には数分かかることが多いので装置の前で待たされるユーザの不快感は大きい。
【００１０】
したがって、本発明の目的は、ユーザが使用しないときは速やかに節電を行い、ユーザが使用を希望するときはユーザを待たせることなく使用させることができるようにして節電による経済性とユーザの利便性の両立を図った印刷装置、印刷指示装置およびプログラムを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、不使用時間を計時する計時手段と、前記不使用時間が所定の節電移行時間に達したとき、電源状態を通常モードから節電モードに切り替えるとともに、前記通常モード中に節電移行延長指示が入力されたとき、前記所定の節電移行時間を所定の時間延長する制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置を提供する。
この構成によれば、印刷装置の状態を確認したときに、今は通常モードであるがもうすぐ節電モードになってしまうようなときに、印刷準備等のためにあと少し時間がかかりすぐには印刷操作を行えないような場合、節電を解除するコマンドを入力することによって節電移行時間を延長することによって、復帰に時間のかかる節電モードになることを回避できる。また、ユーザが何らかの理由で印刷操作を一時中断するような場合であっても、節電を解除するコマンドを入力することによって、印刷操作を再開しようとしたときに、通常モードを維持できるので、すぐに複写作業を再開できるので、心理的に不快な思いをすることはないし、作業効率が低下することもない。
【００１２】
本発明は、上記の目的を達成するため、不使用時間を計時する計時手段と、前記不使用時間が所定の節電移行時間に達したとき、電源状態を通常モードから節電モードに切り替えるとともに、使用開始予定時間が入力されたとき、その使用開始予定時間が前記通常モード中の場合は、前記通常モードを維持し、その使用開始予定時間が前記節電モード中の場合は、前記使用開始予定時間に使用可能となるよう復帰処理時間を考慮して前記使用開始予定時間より前に前記通常モードに切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする印刷装置を提供する。
【００１３】
この構成によれば、復帰処理にかかる時間だけ早く復帰処理を開始するので、ユーザが予め印刷装置が使用可能状態に復帰するまでの時間を知っていなくとも、特に定着器のオームアップ時間が著しく長い印刷装置であっても、使用時間には通常状態にすることが出来るので、ユーザを待たせることはない。
【００１４】
本発明は、上記目的を達成するため、使用状態に応じて電源状態を通常モードから節電モードに切り替える制御手段と、前記使用状態を使用情報として出力する出力手段とを有する複数の印刷装置にネットワークを介して接続される印刷指示装置において、前記複数の印刷装置の前記出力手段から前記ネットワークを介して出力された前記複数の印刷装置の使用情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記複数の印刷装置の使用情報を前記複数の印刷装置が有する印刷機能別に表示する表示手段と、前記表示手段によって表示された前記複数の印刷装置の前記印刷機能を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された印刷機能に関する電源状態を前記通常モードあるいは前記節電モードに移行させるコマンドを前記印刷装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする印刷指示装置を提供する。
この構成によれば、印刷指示装置装置を操作するユーザは、ネットワークを介して接続される全ての印刷装置の運転状況を容易に知ることが出来る。また、ネットワークを介して接続される全ての印刷装置からユーザの所望する印刷装置の印刷機能を選んでユーザの所望する印刷機能に設けられた節電の解除および使用時刻の予約を行うことができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明の実施の形態に係る印刷システムを示す。この印刷システム１は、ネットワーク２に接続された複数のホストコンピュータ３（３Ａ，３Ｂ，３Ｃ…）、複数の印刷装置４（印刷装置４Ａ、複合印刷装置４Ｂ、複合印刷装置４Ｃ）等から構成される。
ホストコンピュータ３は、ネットワーク２を介して複数の印刷装置４のいずれかに印刷データと印刷要求を送信する。
【００１６】
印刷装置４Ａは、ネットワーク２を介してホストコンピュータ３から送信される印刷データと印刷要求に従ってプリントを実行する。印刷装置４Ａは、プリントを実行することができる通常モードのほかに、印刷装置４が入力操作されない状態が一定時間継続すると、後述の定着器等の設定温度を下げる等の節電モードを備えている。なお、ここでは、複合印刷装置４Ｂ，４Ｃは、印刷装置４Ａが有する機能の他にコピー、スキャン、ＦＡＸ機能を有するが、これに限定されず印刷装置４Ａが有していない他の機能を有してもよい。
【００１７】
図２はネットワーク２に接続された印刷装置４のブロック構成図である。印刷装置４は、制御部１０、イメージリーダ部２０、プリンタ部３０、操作パネル３５、および電源３７等より構成される。
【００１８】
制御部１０は、ＣＰＵ１１、タイマ１２、ＲＡＭ１３、ＲＯＭ１４、および送受信手段１５等で構成される。ＣＰＵ１１は、ＲＯＭ１４に格納されている制御プログラムに従って、イメージリーダ部２０やプリンタ部３０の各動作を統一的に制御して円滑なコピー動作を達成し、入力操作毎にタイマ１２をリセットして計時を開始し、所定の時間内に入力操作がない場合に、イメージリーダ部２０またはプリンタ部３０の電源を制御して節電モードを実行する。
【００１９】
また、ＣＰＵ１１は印刷装置４の印刷操作を終了して節電モードに至るまでにネットワーク２に接続された送受信手段１５を介してホストコンピュータ３から節電解除コマンドを受信すれば、タイマ１２に所定の延長時間を加えて節電モードに移行する時間を延長する。例えば、節電モードに至るまでの所定の時間を１５分とし、この所定の時間内に節電解除コマンドが入力されれば、節電モードに移行する時間をさらに延長し、この延長時間が経過したのちに節電モードを実行する。
【００２０】
さらに、ＣＰＵ１１はネットワーク２を介してホストコンピュータ３から節電解除予約を受信して、所定の時間入力操作されない状態が継続するときは節電モードを実行しながら、指定された節電解除予約時刻には使用できるよう通常モードへの復帰処理を行う。
【００２１】
ＲＡＭ１３は、節電モードまでの時間、ユーザによって入力された節電解除予約時刻および節電解除予約時刻までの時間等を一時的に記憶する。ＲＯＭ１４は、イメージリーダ部２０、プリンタ部３０などの各部に対する制御プログラムや節電モードを実行する為のプログラム等を格納している。
【００２２】
イメージリーダ部２０は、露光ランプ２２および原稿からの反射光を電気信号に変換するＣＣＤセンサ２３を有するスキャナ２１等を備える。ユーザが操作パネル３５等からコピー開始を指示すると、スキャナ２１はＣＰＵ１１からの駆動信号を受けてレーザ光を発し、原稿画像をスキャンして読み取り、画像データを作成してレーザ光による露光によってトナー像を形成し、トナー像は、制御部１０を介して、プリンタ部２０に出力される。ＣＰＵ１１は節電のためスキャナ２１への電力の供給を制御する。
【００２３】
プリンタ部３０は、１対の定着ローラ３２、およびヒータ３３等を有する定着器３１を備える。定着ローラ３２をヒータ３３により所定の定着温度（約１６０度）に加熱し、イメージリーダ部１０から搬送されてくるトナー像を１対の定着ローラ３２で挟持して高温で圧接し、トナー粒子をシートに溶融付着させて、読み取った画像を再現する。
【００２４】
図３は、ホストコンピュータ３に表示された印刷装置４Ｂのモニター画面４１である。その他の印刷装置４Ａ、４Ｃのモニター画面もホストコンピュータ３に独立して表示することができる。図３（ａ）は、通常モードにあるときのモニター画面４１である。図３（ａ）のモニター画面４１には、当該印刷装置４の運転状態４２、節電モードまでの時間４３、節電解除ボタン４５、節電解除予約ボタン４６および節電解除予約時間４４が表示される。節電モードまでの時間４３は、節電モードに入るまでの時間が表示される。
【００２５】
例えば、節電解除ボタン４５を押下すると、今表示されている節電モードまでの時間４３の「節電モードまでの時間：８分」の表示が消去され、新たにタイマ１３に設定された節電モードに移行するための節電移行時間（例えば１５分）がカウントされ始める。尚、この節電移行時間は、当該印刷装置４の運転状況等を考慮して設定される。
【００２６】
また、（ａ）のモニター画面４１で当該印刷装置４を使用する節電解除予約時間４４を設定することができる。節電解除予約時間４４としてあらかじめ当該印刷装置４を使用したい時刻を設定し、節電解除予約ボタン４６を押下すると、節電解除予約時間４４経過後にはかならず当該印刷装置４が通常モードになるように調整される。
【００２７】
つまり、通常モード中は当該印刷装置４が所定の時間（すなわち節電移行時間）使用されないと、スキャナ２１または定着器３１等へ供給する電力を制御して電力を節約する節電モードに移行するが、節電モードまでの時間４３が表示されている状態で、節電を解除したければ、節電解除ボタン４５を押下すると、節電モードまでの時間４３の表示が消去され、節電モードへの移行タイマが初期状態（すなわち節電移行時間）にリセットされる。また、節電解除予約時刻が設定されている場合、節電モードまでの時間４３と節電解除までの時間４４の間は節電モードが実行される。
また、例えば、節電モードまでの時間４３が表示されている状態で、節電解除ボタン４５を押下すると、時間４３が特定値（例えば２分）以下の状態でのみ節電モードまでの時間を所定時間（例えば１分）延長されるようにしても良い。
【００２８】
図３の（ｂ）は、節電モードにあるときのモニター画面４１である。図３の（ｂ）には、画面プリンタの状態４２、節電解除ボタン４５、節電解除予約ボタン４６および節電解除予約時間４４が表示される。
【００２９】
この状態で当該印刷装置４を操作すれば、スキャナ２１および定着器３１へ通常の電力を供給して通常モードにするための復帰処理を開始し、また、節電解除ボタン４５を押下しても同様に、スキャナ２１および定着器３１へ通常の電力を供給して通常モードにするための復帰処理を開始する。
【００３０】
また、（ｂ）のモニター画面４１で当該印刷装置４を使用する節電解除予約時間４４を設定することができる。節電解除予約時間４４としてあらかじめ印刷装置４を使用したい時刻を設定し、節電解除予約ボタン４６を押下すると、節電解除予約時間４４経過後にはかならず印刷装置４が通常モードになるように調整される。節電モードから通常モードへの復帰処理にかかる復帰処理時間は、印刷装置４の大きさや種類によって異なる。印刷装置４は、予約時刻には印刷装置４を通常モードにして使用できるように、節電モード中であればその印刷装置４の復帰処理にかかる時間を見越して早めに通常モードへの復帰処理を開始する。
尚、モニター画面４１を印刷装置４の操作パネル３５上に表示してもよい。
【００３１】
図４、図５、図６は本発明の第１の実施の形態に係る印刷装置４の動作を示すフローチャートである。図４は、印刷装置４が通常モードから節電モードに移行する処理にいたるまでの動作を示すフローチャートである。印刷装置４の電源３７を投入すると（ステップ４０１）、通常モードに立ち上げる処理を行い（ステップ４０２）、印刷装置４で印刷操作を行うことができる通常モードになる。
【００３２】
通常モードで運転されているとき、節電解除予約がホストコンピュータ３からネットワーク２等を介して節電解除予約が受信されれば（ステップ４０３）、その節電解除を記憶し（ステップ４０４）、印刷装置４の印刷操作の終了を監視する（ステップ４０５）。ステップ４０５で印刷装置４の操作が終了すると、節電モードに移行する処理のための準備を行う。
【００３３】
初めに、節電移行タイマＴ２に所定の節電移行時間ＴＳを設定する（ステップ４０６）。ステップ４０６では、節電モードが開始されるまでの初期値が節電移行タイマＴ２に設定される。
【００３４】
続いて、節電解除予約があるかをチェックし（ステップ４０７）、節電解除予約があれば、ステップ４０４で記憶した節電解除予約の中から節電解除予約時刻までの時間Ｔ０が節電移行タイマＴ２以上の節電解除予約を探す（ステップ４０８）。節電解除予約時刻までの時間Ｔ０が節電移行タイマＴ２以上の節電解除予約があれば（ステップ４０９）、その中で、節電解除予約時刻までの時間Ｔ０が節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した時間以下の節電解除予約があるかをチェックする（ステップ４１０）。
【００３５】
ステップ４１０では、このまま節電移行タイマＴ２が「０」になったとき節電モードにすると復帰処理に復帰処理時間ＴＲがかかるため、この節電解除予約時刻に通常モードに復帰させることが出来ない節電解除予約があるかをチェックするものである。
【００３６】
ステップ４１０で節電解除予約時刻までの時間Ｔ０が節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した時間以下の節電解除予約があれば、節電移行タイマＴ２にこの節電解除予約時刻までの時間Ｔ０のなかで最も大きい節電解除予約時刻までの時間Ｔ０を設定して（ステップ４１１）、予めこの節電解除予約時刻まで節電移行タイマＴ２を延長し、節電解除予約時刻に通常モードにあることを保証し、節電解除予約時刻までの時間Ｔ０が節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した時間以下の節電解除予約はなかったこととして全て削除する。
【００３７】
ステップ４１０で節電解除予約時刻までの時間Ｔ０が節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した時間以下の節電解除予約がなけば、次に、節電解除予約時刻までの時間Ｔ０が節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した時間を超える節電解除予約があるかをチェックする（ステップ４１２）。節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した時間を超える節電解除予約があれば、節電モードにするため、節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した時間を超える節電解除予約の中で最も小さい（近い）節電解除予約時刻までの時間Ｔ０を求め（ステップ４１３）、求めた節電解除予約時刻までの時間Ｔ０から復帰処理時間ＴＲを減算して復帰開始タイマＴ１を設定し（ステップ４１４）、図５の節電モードに移行する処理に進むためにステップ５０１に移る。
【００３８】
ステップ４１４は、ステップ４０６およびステップ４１１で設定された節電移行タイマＴ２によって開始された節電モードを終了させて、次に通常モードに復帰させるための復帰処理を開始する復帰開始タイマＴ１を設定して復帰処理開始に備えるものである。
【００３９】
ステップ４０９で、節電解除予約時刻までの時間Ｔ０が節電移行タイマＴ２以上の節電解除予約がなければ、節電解除予約はあるがいずれの節電解除予約も通常モード中であるかまたは節電モード移行処理中であるので、節電解除予約時刻には通常モードにあって印刷操作できることが保証されているので、これらの予約はなかったこととして削除し、復帰処理を開始する復帰開始タイマＴ１に通常の印刷装置４の運用時間に比較して無限に大きな値を設定して（ステップ４１５）、図５の節電モードに移行する処理に進むためにステップ５０１に移る。
【００４０】
ステップ４１２で、節電解除予約時刻までの時間Ｔ０が節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した時間を超える節電解除予約がなければ、記憶されていた節電解除予約は全て一旦節電モードにすると復帰処理に復帰処理時間ＴＲの時間がかかるため、節電解除予約時刻に通常モードに復帰させることが出来ない節電解除予約である。この場合、すでにステップ４１１で節電移行タイマＴ２にこの節電解除予約時刻までの時間Ｔ０のなかで最も大きい節電解除予約時刻までの時間Ｔ０を設定し、予めこの節電解除予約時刻まで節電移行タイマＴ２を延長して、節電解除予約時刻には通常モードであることが保証されているので、これらの予約はなかったこととして削除し、ステップ４１５に進んで復帰処理を開始する復帰開始タイマＴ１に通常の印刷装置４の運用時間に比較して無限に大きな値を設定して、図５の節電モードに移行する処理に進むためにステップ５０１に移る。
【００４１】
このように、節電解除予約はあるがその時刻が通常モード中である、または節電解除予約はあるがその節電解除予約の全てがその節電解除予約時刻前に節電モードにすると復帰処理時間ＴＲがかかり節電解除予約時刻に通常モードに出来ないため節電移行タイマＴ２を延長して通常モードとしている場合は、復帰開始タイマＴ１に印刷装置４の運用時間に比較して無限に大きな値を設定して節電解除予約がない場合と同様にする。
【００４２】
図５は、印刷装置４が節電モードに移行する処理のフローチャートである。ここでは、図４のステップ４０６またはステップ４１１によって節電移行タイマＴ２に節電モードが開始されるまでの時間が設定され、ステップ４１４またはステップ４１５によって復帰開始タイマＴ１に節電移行タイマＴ２によって開始された節電モードを終了させて次に通常モードに復帰させるための復帰処理を開始する時間が設定されている。
【００４３】
はじめに、印刷装置４が操作されないをチェックし（ステップ５０１）、印刷装置４の操作が行われば、直ちにステップ４０３に戻って通常モードで印刷操作を行い、ステップ４０５で印刷装置４の操作が終了するのを待つ。
【００４４】
ステップ５０１で印刷装置４の操作が行われなければ、ホストコンピュータ３からネットワーク２等を介して節電解除を受信したかをチェックする（ステップ５０２）。節電解除を受信すれば、節電移行タイマＴ２に所定の節電移行時間ＴＳを再設定し（ステップ５０３）、節電移行タイマＴ２を初期値の節電移行時間ＴＳに戻し、節電モードへの移行を遅らせる。
【００４５】
ステップ５０２で節電解除を受信しなければ、ホストコンピュータ３からネットワーク２等を介して節電解除予約を受信したかをチェックする（ステップ５０４）。節電解除予約が受信されれば、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’を求め（ステップ５０５）、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’が節電移行タイマＴ２を越えていれば（ステップ５０６）、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’が節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した値以下かチェックする（ステップ５０７）。今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’が節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した値以下であれば、節電移行タイマＴ２にこの節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’を設定して（ステップ５０８）、節電移行タイマＴ２を今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’まで延長し、節電解除予約時刻に通常モードにあることを保証する。
【００４６】
ステップ５０６およびステップ５０７は、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’が節電移行タイマＴ２を超える値でかつ「節電移行タイマＴ２＋復帰時間ＴＲ」以下のときは、このまま節電移行タイマＴ２が「０」になったとき節電モードにすると一旦節電モードにすると通常モードに復帰する処理に復帰処理時間ＴＲがかかるため、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’に通常モードに復帰させることが出来ない節電解除予約であるかをチェックし、その場合は、節電移行タイマＴ２を今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’まで延長して今受信した節電解除予約を破棄する。
【００４７】
ステップ５０７で、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’が節電移行タイマＴ２に復帰処理時間ＴＲを加算した値を超えていれば、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’が現在表示中の復帰開始タイマＴ１より前の節電解除予約かチェックする。
【００４８】
ステップ５０５で求めた今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’から復帰処理時間ＴＲを減算して、復帰開始タイマＴ１’を求め（ステップ５０９）、今受信した節電解除予約時刻の復帰開始タイマＴ１’と復帰開始タイマＴ１を比較し（ステップ５１０）、今受信した節電解除予約時刻の復帰開始タイマＴ１’が復帰開始タイマＴ１以下であれば（近ければ）、復帰開始タイマＴ１を今受信した節電解除予約時刻の復帰開始タイマＴ１’に入れ替える（ステップ５１１）。
【００４９】
ステップ５０６で、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’が節電移行タイマＴ２以下であれば、今受信した節電解除予約は節電モードへ移行する処理中であるので、今受信した節電解除予約時刻には通常モードにあって印刷操作できることが保証されているので、この予約はなかったこととして破棄する。
【００５０】
ステップ５１０で、今受信した節電解除予約時刻の復帰開始タイマＴ１’が復帰開始タイマＴ１を超えていれば（遠ければ）、今受信した節電解除予約は、今復帰開始タイマＴ１で処理中の節電解除予約より後の節電解除予約なので復帰開始タイマＴ１はそのままとして、今受信した節電解除予約時刻を記憶する（ステップ５１２）。
【００５１】
ステップ５０６、ステップ５０８、ステップ５１１、およびステップ５１２の次に、タイミングをとって復帰開始タイマＴ１を１カウントダウンし（ステップ５１３）、続いて節電移行タイマＴ２を１カウントダウンする（ステップ５１４）。
【００５２】
節電移行タイマＴ２が「０」で無ければ（ステップ５１５）、ステップ５０１に戻って再び、印刷装置４が操作されたか（ステップ５０１）、およびホストコンピュータ３からの節電解除を受信したか（ステップ５０２）、およびホストコンピュータ３からの節電解除予約を受信したか（ステップ５０４）をチェックしながら、ステップ５１３およびステップ５１４で復帰開始タイマＴ１および節電移行タイマＴ２を１カウントダウンする処理を繰り返す。
【００５３】
ステップ５１４で節電移行タイマＴ２が「０」になれば、節電処理を行い（ステップ５１５）、図６の節電モードの処理のステップ６０１に移る。
【００５４】
図６は、印刷装置４が節電モードから通常モードに復帰する処理を示す。ここでは、図５のステップ５１３復帰開始タイマＴ１に通常モードに立ち上げるための復帰処理の開始時間が設定されている。
【００５５】
初めに、印刷装置４の操作が行われないかをチェックし（ステップ６０１）、操作が行われない場合、ホストコンピュータ３からネットワーク２等を介して節電解除を受信したかをチェックし（ステップ６０２）、節電解除を受信しない場合、ホストコンピュータ３からネットワーク２等を介して節電解除予約を受信したかをチェックし（ステッ６０３）、節電解除予約を受信しなければ、タイミングをとって復帰開始タイマＴ１を１カウントダウンする（ステップ６１０）。
【００５６】
ステップ６０１で、印刷装置４の操作が行われば、直ちに通常モードにするため復帰処理を行う（ステップ６１２）。同じく、ステップ６０２で、節電解除を受信すれば、直ちに通常モードにするため、ステップ６１２で通常モードへの復帰処理を行う。ステップ６１２では定着器３１のヒータ３３へ電力を供給して定着ローラ３２の温度を所定の定着温度（約１６０度）まで上げる等の復帰処理が行われる。この復帰処理にかかる時間が復帰処理時間ＴＲである。
【００５７】
ステップ６０３でホストコンピュータ３から節電解除予約が受信されれば、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０‘を求め（ステップ６０４）、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０‘が復帰処理時間ＴＲ以下であれば（ステップ６０５）、直ちに通常モードにしなければならないので、ステップ６１２で通常モードへの復帰処理を行う。
【００５８】
ステップ６０５で今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’が復帰処理時間ＴＲを越えていれば、今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’から復帰処理時間ＴＲを減算して、復帰開始タイマＴ１’を求め（ステップ６０６）、今受信した節電解除予約時刻の復帰開始タイマＴ１’と復帰開始タイマＴ１を比較し（ステップ６０７）、復帰開始タイマＴ１’が復帰開始タイマＴ１以下であれば（近ければ）、復帰開始タイマＴ１を今受信した節電解除予約時刻の復帰開始タイマＴ１’に入れ替え（ステップ６０８）、ステップ６１０でタイミングをとって復帰開始タイマＴ１を１カウントダウンする。
【００５９】
ステップ６０７で、今受信した節電解除予約時刻の復帰開始タイマＴ１’が復帰開始タイマＴ１を超えていれば（遠ければ）、今受信した節電解除予約は、今復帰開始タイマＴ１で処理中の節電解除予約より後の節電解除予約なので復帰開始タイマＴ１はそのままとして、今受信した節電解除予約時刻を記憶する（ステップ６０９）。
【００６０】
次に、復帰開始タイマＴ１が「０」で無ければ（ステップ６１１）、ステップ６０１に戻って印刷装置４の操作（ステップ６０１）、ホストコンピュータ３から節電解除予約（ステップ６０２）およびホストコンピュータ３から節電解除（ステップ６０３）をチェックしながらタイミングをとって復帰開始タイマＴ１を１カウントダウンする処理（ステップ６１０）を繰り返す。
【００６１】
ステップ６１０で復帰開始タイマＴ１が「０」になれば、ステップ６１２で通常モードへの復帰処理を行い、ステップ４０３に戻って通常モードに復帰する。
【００６２】
このように第１の実施の形態によれば、通常モード中に節電モードまでの時間が残りわずかになってきたとき、節電解除ボタンを押下すれば、その都度節電モードまでの時間を改めて節電移行時間ＴＳに設定し直すので、通常モードを維持することができる。また、節電モードにおいて節電解除ボタンを押下すれば、直ちに節電解除を行うことができる。
【００６３】
更に、複数のホストコンピュータ３から複数の節電解除予約を受けても、節電解除予約時刻が通常モード中の予約は、全て破棄して通常モードを継続し、節電解除予約時刻が通常モードを終了する直後であってここで節電モードにすると節電解除予約時刻に通常モードへの復帰処理が完了しない節電解除予約は全て破棄して、節電移行タイマＴ２をそのような節電解除予約の中でもっとも遅い節電解除予約時刻まで延長し、通常モードをそのような節電解除予約の中でもっとも遅い節電解除予約時刻まで延長して、節電解除予約を受信するたびに、節電解除予約時刻が節電モード中にあると想定される予約の中で最も早い節電解除予約時刻を復帰開始タイマＴ１に設定し直し、節電モード中は復帰開始タイマＴ１に従って通常モードへの復帰処理を開始するので、通常モード中であっても節電モードへ移行する処理中であっても、節電モード中であっても節電解除予約を行うことができるし、通常モードへの復帰処理時間を意識することなく、予定した節電解除予約時刻には印刷装置４は通常モードに復帰しているので直ちに使用することができる。
【００６４】
図７は、本発明の第１の実施の形態に係る複合印刷装置４Ｂの運転状態の例を説明する図である。図６に示すように印刷装置４は複数のホストコンピュータ３から節電解除または節電解除予約を受けて通常モードまたは節電モードでの運転を繰り返す。複合印刷装置４Ｂの操作が終了すると、節電移行タイマＴ２に所定の節電移行時間ＴＳ（１５分とする）が設定され、節電移行処理に入る。
【００６５】
複合印刷装置４Ｂの操作が終了してから５分後には、節電移行タイマＴ２はステップ５１４のカウントダウンを繰り返して１０分になっているのでホストコンピュータ３Ａのモニター画面４１には、節電移行タイマＴ２の値が節電モードまでの時間４３「１０分」として表示される。
【００６６】
このとき、ネットワーク２を介してホストコンピュータ３Ａ上のモニター画面４１の節電解除予約時間４４として２５分が設定され節電解除予約ボタン４６が押下され、節電解除の要求が複合印刷装置４Ｂに送信されると複合印刷装置４Ｂは、すでに節電移行処理中なのでステップ５０４で２５分後の節電解除予約を受信して、ステップ５０５で今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’（２５分）を求めると、節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’（２５分）は節電移行タイマＴ２（１０分）以上で（ステップ５０６）、かつ節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’（２５分）は「節電移行タイマＴ２＋復帰時間ＴＲ（２分とする）」を越えているので（ステップ５０７）、節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’（２５分）から復帰処理時間ＴＲ（２分）を減算して、復帰開始タイマＴ１’（２３分）を求め（ステップ５０９）、今受信した節電解除予約時刻の復帰開始タイマＴ１’（２３分）と復帰開始タイマＴ１（∞分）を比較し（ステップ５１０）、復帰開始タイマＴ１を今受信した節電解除予約時刻の復帰開始タイマＴ１’（２３分）に入れ替え（ステップ５１１）、ステップ５１３およびステップ５１４で復帰開始タイマＴ１および節電移行タイマＴ２のカウントダウンを繰り返す。
【００６７】
このときモニター画面４１には、節電移行タイマＴ２の値が節電モードまでの時間４３「１０分」として表示される。
【００６８】
複合印刷記４Ｂの操作が終了してから１０分後には、節電移行タイマＴ２は５分、復帰開始タイマＴ１は１８分になる。このとき、ネットワーク２を介してホストコンピュータ３Ｂから複合印刷装置４Ｂに１分後の節電解除予約が入力されると、複合印刷装置４Ｂは、節電移行処理中なのでステップ５０４で１分後の節電解除予約を受信して、ステップ５０５で今受信した節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’（１分）を求めると、節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’（１分）は節電移行タイマＴ２（５分）以下なので（ステップ５０６）、この節電解除予約時刻は破棄され、ステップ５１３およびステップ５１４で復帰開始タイマＴ１および節電移行タイマＴ２のカウントダウンを繰り返す。
【００６９】
複合印刷記４Ｂの操作が終了してから１５分後には、節電移行タイマＴ２はステップ５１４でのカウントダウンを繰り返して「０分」となり、復帰開始タイマＴ１はステップ５１３でのカウントダウンを繰り返して「１３分」となる。節電移行タイマＴ２が「０分」になったので、ステップ５１６で定着器等の電力を制御して節電処理を行い、節電モードに入る。
【００７０】
このとき、復帰開始タイマＴ１は「１３分」で、ホストコンピュータ３Ａの節電解除予約があるので、１３分後には通常モードに復帰させるための復帰処理を開始するため、印刷装置４で操作が行われないか、ホストコンピュータ３からネットワーク２等を介して節電解除を受信したか、ホストコンピュータ３からネットワーク２等を介して節電解除予約を受信したかをチェックしながら、ステップ６１０で復帰開始タイマＴ１（１３分）のカウントダウンを繰り返す。
【００７１】
複合印刷装置４Ｂの操作が終了してから２０分後には、復帰開始タイマＴ１は「８分」になっている。そのとき、ネットワーク２を介してホストコンピュータ３Ｃから２分後の節電解除予約を受信すると、ステップ６０４で２分後の節電解除予約までの時間Ｔ０’を「２分」と求める、ここでは、節電解除予約時刻までの時間Ｔ０’（２分）は復帰処理時間ＴＲ（例えば２分）以下なので（ステップ６０５）、直ちにステップ６１２で通常モードに復帰するための処理に入る。
また、復帰開始タイマＴ１から復帰処理時間ＴＲを減算した値を節電解除までの予約時間Ｔ０として設定する（ステップ６１３）。こうすることでステップ４０７、４０８にて再度ホストコンピュータ３Ａの節電解除予約を保証できる。
例えば、ホスコンピュータト３Ｃの節電解除予約時刻に複合印刷装置４Ｂが操作され通常モードに復帰したとすると、そのとき節電移行タイマＴ２には所定の節電移行時間ＴＳ例えば１５分が設定される。このとき節電移行タイマＴ２には「１５分」が設定されるので、先ほどのホストコンピュータ３Ａの節電解除予約の時刻（８分後）から復帰処理時間（２分）を減算した値「６分」後には通常モードが保証されるのでホストコンピュータ３Ａの節電解除予約は破棄される。
【００７２】
このようにして、複合印刷装置４Ｂの操作が終了してから２２分後には、通常モードになる。通常モードにおいて複合印刷装置４Ｂの操作が終了すれば（ステップ４０３）、再び節電移行タイマＴ２を設定し、その減算処理に入る。
【００７３】
図８は、本発明の第１の実施の形態に係る印刷装置４のステップ５０３をステップ５０３’に置き換えた第２の実施の形態のステップ５０３’を示す図である。第２の実施の形態では、図５の第１の実施の形態の動作を示すフローチャートのステップ５０４でホストコンピュータ３から節電解除を受信したとき、ステップ５０３の代わりに節電移行タイマＴ２に所定の節電移行時間ＴＳより小さい節電延長時間ＴＳ’を加算して節電移行タイマＴ２を再設定する（ステップ５０３’）ように変更した。これによって第１の実施の形態のように節電解除ボタンを押下すると一律所定の節電移行時間ＴＳ節電できなくなるのではなく、節電移行時間ＴＳより小さい節電延長時間ＴＳ’だけ現在の節電モードまでの時間を延長することができる。
【００７４】
図９は、本発明の第３の実施の形態に係るホストコンピュータ３に表示されるネットワーク２を介して接続された印刷装置４の運転状態を示すモニター画面９０である。モニター画面９０は、印刷装置４毎に印刷装置名を示す印刷装置名ボタン９１、印刷装置の運転状態を示す状態９２、および印刷装置で使用可能な印刷機能を示す印刷機能９３を表示する。印刷機能９３は、コピーボタン９４、スキャンボタン９５、およびＦＡＸボタン９６を備え、状態９２が通常状態のときは、印刷機能９３の「コピー」、「スキャン」、および「ＦＡＸ」の文字が薄く表示されたり、または青く表示されたりして全ての印刷機能９３が使用可能であることを示す。
【００７５】
状態９２が節電中のときは、印刷機能９３の内で節電モードにある印刷機能９３の文字だけが濃く表示されたり、または赤く表示されたりして、該当の印刷機能９３が節電中で使用できないことを示す。印刷機能９３のコピーボタン９４、スキャンボタン９５、およびＦＡＸボタン９６は、ユーザが節電中の印刷機能９３の使用を希望する場合、使用を希望する印刷機能９３のボタンを選択すれば、節電解除することが出来る。
【００７６】
通常、印刷装置４は複数の節電モードを有する。第１の節電モードは、スキャナ２１の電源だけを落とすものであり、コピーとスキャンおよびＦＡＸ送信が出来なくなる。コピーとは画像イメージをスキャナ２１で読み取ってそれを定着器３１で印刷することで、スキャンとは画像イメージをスキャナ２１で読み込むことで、ＦＡＸ送信とは画像イメージをスキャナ２１で読み取ってそれを回線に送信することである。第１の節電モードの場合、定着器３１の電力は正常に供給されているので、プリントは出来る。
【００７７】
第２の節電モードは、スキャナ２１の電源を落としたまま、定着器３１への電力供給を制限するものである。この状態では制御部１０の一部の機能のみ有効であり、コピー、スキャン、ＦＡＸおよびプリントを行うことが出来ない。
【００７８】
第２の節電モードの場合、スキャナ２１の電源が落ち、定着器３１への電力供給が制限されているので、節電中の「コピーボタン９４」を選択すると、スキャナ２１へ電力を供給して露光ランプ２２を充電し、定着器３１の定着ローラ３２をヒータ３３により所定の定着温度（約１６０度）に加熱する。
【００７９】
第１の節電モードの場合、スキャナ２１の電源が落ちているので、節電中の「スキャンボタン９５」を選択すると、スキャナ２１へ電力を供給して露光ランプ２２を充電する。
【００８０】
また、モニター画面９０で個々の印刷装置名ボタン９１を選択すれば、選択された印刷装置毎に図３に示すモニター画面４１が表示され、節電解除ならびに節電解除予約を行うことが出来る。複数の節電モードを有する印刷装置についてはモニター画面４１の運転状態４２に複数の節電モードに対応する時間を表示する。この場合使用を希望する印刷機能９３によって復帰時間が異なるので、節電モードの状態に応じて図４、図５、図６の復帰時間ＴＲを変えて復帰処理開始時間を決定する。
【００８１】
このように第３の実施の形態によれば、ホストコンピュータ３を操作するユーザは、ネットワーク２を介して接続される全ての印刷装置４の運転状況を容易に知ることが出来る。また、ネットワーク２を介して接続される全ての印刷装置４からユーザの所望する印刷装置４の印刷機能９３を用いてユーザの所望する印刷機能９３に設けられた節電の解除および使用時刻の予約を行うことができる。
尚、モニター画面９０を、印刷装置４の操作パネル３５上に表示してもよい。
【００８２】
【発明の効果】
以上より明らかなように、本発明によれば、通常モード中に節電解除指示が入力されたとき、節電移行時間を延長することにより、復帰に時間のかかる節電モードになるのを回避することができる。
また、入力された使用開始予定時刻が節電モード中の場合は、使用開始予定時刻よりも前に通常モードにすることにより、使用開始予定時刻に使用を保証することができる。
従って、ユーザが使用しないときは速やかに節電を行い、ユーザが使用を希望するときはユーザを待たせることなく使用させることができるようにして節電による経済性とユーザの利便性の両立を図ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る印刷装置がネットワークを介して接続された印刷システムの構成図である。
【図２】本発明の実施の形態に係る印刷装置のブロック図である。
【図３】（ａ），（ｂ）は、本発明の実施の形態に係る印刷装置のモニター画面を示す図である。
【図４】本発明の第１の実施の形態に係る印刷装置の動作を示すフローチャートである。
【図５】本発明の第１の実施の形態に係る印刷装置の動作を示すフローチャートである。
【図６】本発明の第１の実施の形態に係る印刷装置の動作を示すフローチャートである。
【図７】本発明の第１の実施の形態の複合印刷装置の運転状態の例を説明する図である。
【図８】本発明の第２の実施の形態に係る印刷装置のステップ５０３’を示す図である。
【図９】本発明の第３の実施の形態に係る印刷装置のモニター画面を示す図である。
【符号の説明】
１印刷システム
２ネットワーク
３ホストコンピュータ
４印刷装置
１０制御部
１１ＣＰＵ
１２タイマ
１３ＲＡＭ
１４ＲＯＭ
１５送受信手段
２０イメージリーダ部
２１スキャナ
２２露光ランプ
２３ＣＣＤセンサ
３０プリンタ部
３１定着器
３２定着ローラ
３３ヒータ
３５操作パネル
３７電源
４１モニター画面
４２運転状態
４３節電モードまでの時間
４４節電解除予約時間
４５節電解除ボタン
４６節電解除予約ボタン
９０モニター画面
９１印刷装置名ボタン
９２運転状態
９３印刷機能
９４コピーボタン
９５スキャンボタン
９６ＦＡＸボタン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a printing apparatus having a power saving mode, a printing instruction apparatus, and a program, and more particularly to a printing apparatus, a printing instruction apparatus, and a program that achieve both economical efficiency and user convenience by saving power.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a printing apparatus in which a fixing unit of a printing apparatus is set to a preheating mode during printing standby, and when printing is not performed for a predetermined time, preheating of the fixing apparatus is turned off to save power.
[0003]
In such a printing apparatus, when switching to the normal mode in order to release the power saving mode and perform printing, printing cannot be performed unless the temperature of the roller of the fixing device rises to a predetermined value, so that the printing apparatus enters the power saving mode. The user has to wait in front of the printing device. Further, when a user on the network attempts to perform printing, if the printer device is in the power saving mode, printing is not performed until the fixing device is completely warmed up, so that it takes a long time to complete printing. .
[0004]
Prior art document information related to a technique for returning to the normal mode in order to solve such a problem includes the following.
[Patent Document 1]
JP-A-10-333504
[Patent Document 2]
JP 2001-22550 A
[Patent Document 3]
JP-A-2002-86846
[0005]
In Patent Literature 1, when it is known that printing is to be performed soon after data reception, the user presses a button for canceling preheating OFF on an operator panel or a remote panel of the printing apparatus in advance, thereby fixing the fixing device. An electrophotographic image forming apparatus capable of performing warm-up and printing immediately after receiving received data is disclosed.
[0006]
In Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-163, when using a printer device in a standby state in a power saving state on a network, a command for canceling the power saving state of the printer device is transmitted before print data is transferred from the print client to the printer device. Accordingly, a printing system that provides an environment with high printing efficiency is disclosed.
[0007]
In Patent Literature 3, a distance between a portable terminal 210 having a delivery document waiting to be output and an image forming apparatus 100 is detected by a position detecting unit 203 of the image forming apparatus 100, and an image is determined according to the position of the portable terminal 210. An image forming system is disclosed in which the power saving mode is released by the switching unit 124 on the forming apparatus 100 side so that power consumption can be effectively saved and the waiting time of the user carrying the portable terminal 210 at the time of output can be reduced. ing.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional printing apparatus, power saving cannot be canceled unless the printer is in the power saving mode. Therefore, when the printer is in the normal mode but is going to be in the power saving mode soon, it is immediately necessary for the user to prepare for printing. If the printing operation cannot be performed, the power saving mode takes a long time to recover even though it is known to be used immediately.
[0009]
Further, in the printing apparatus as described above, it is necessary for the user to know beforehand the time until the printing apparatus returns to the usable state. In particular, the printing time of the fixing unit is significantly longer than the printing time. In the apparatus, even if the fixing unit is started to warm up in advance, the time cannot be reduced unless the user knows the time required to return to the usable state. When performing copying, scanning, and facsimile transmission, the user needs to work on the printing apparatus. For this reason, when the apparatus is saving power, the printing apparatus must be restored using a power saving release button or the like on the main body, and the operation must be performed after the printing apparatus is restored. Since the return processing of the apparatus often takes several minutes, the discomfort of the user who is waiting in front of the apparatus is large.
[0010]
Therefore, an object of the present invention is to save power immediately when the user does not use it, and to make it possible to use the user without waiting when the user wants to use it. It is an object of the present invention to provide a printing device, a printing instruction device, and a program that achieve compatibility between the functions.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a timer means for measuring an unused time, and when the unused time reaches a predetermined power saving transition time, switching a power supply state from a normal mode to a power saving mode, And a control unit configured to extend the predetermined power saving transition time by a predetermined time when an instruction to extend the power saving transition is input during the mode.
According to this configuration, when the status of the printing apparatus is checked, the mode is now in the normal mode but the power saving mode is soon to be reached. In the case where the operation cannot be performed, the power saving transition time is extended by inputting a command for canceling the power saving, so that it is possible to avoid the power saving mode which requires a long time for recovery. Also, even if the user temporarily suspends the printing operation for some reason, the normal mode can be maintained when the printing operation is restarted by inputting the command for canceling the power saving. Since the copying operation can be resumed at a later time, there is no psychological discomfort and the working efficiency does not decrease.
[0012]
In order to achieve the above object, the present invention provides a timer means for counting the non-use time, and when the non-use time reaches a predetermined power saving transition time, switching the power state from the normal mode to the power saving mode, When the scheduled start time is input, if the scheduled use start time is in the normal mode, the normal mode is maintained, and if the scheduled use start time is in the power saving mode, the scheduled use start time is And a control unit for switching to the normal mode before the scheduled use start time in consideration of a return processing time so that the print apparatus can be used.
[0013]
According to this configuration, the recovery process is started earlier by the time required for the recovery process. Therefore, even if the user does not know beforehand the time until the printing apparatus returns to the usable state, the ohm-up time of the fixing device is particularly remarkable. Even if the printing apparatus is long, it can be set to the normal state during the use time, so that the user does not have to wait.
[0014]
In order to achieve the above object, the present invention provides a network for a plurality of printing apparatuses, comprising: control means for switching a power supply state from a normal mode to a power saving mode according to a use state; and output means for outputting the use state as use information. Receiving means for receiving usage information of the plurality of printing devices output from the output means of the plurality of printing devices via the network, and receiving the information by the receiving means. Display means for displaying the usage information of the plurality of printing apparatuses for each printing function of the plurality of printing apparatuses, selecting means for selecting the printing function of the plurality of printing apparatuses displayed by the display means, A command for shifting the power supply state relating to the printing function selected by the selection unit to the normal mode or the power saving mode is provided. Providing a print instruction apparatus comprising: a transmitting means for transmitting to the serial printer.
According to this configuration, the user who operates the print instruction apparatus can easily know the operation status of all the printing apparatuses connected via the network. Further, it is possible to select the printing function of the printing device desired by the user from all the printing devices connected via the network, and cancel the power saving provided for the printing function desired by the user and reserve the use time.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows a printing system according to an embodiment of the present invention. The printing system 1 includes a plurality of host computers 3 (3A, 3B, 3C ...) connected to a network 2, a plurality of printing devices 4 (a printing device 4A, a multifunction printing device 4B, a multifunction printing device 4C), and the like. You.
The host computer 3 transmits print data and a print request to any of the plurality of printing devices 4 via the network 2.
[0016]
The printing device 4A executes printing according to print data and a print request transmitted from the host computer 3 via the network 2. In addition to the normal mode in which printing can be executed, the printing apparatus 4A has a power saving mode in which a set temperature of a fixing device and the like described below is lowered when a state in which no input operation is performed on the printing apparatus 4 continues for a certain period of time. . Here, the composite printing apparatuses 4B and 4C have copy, scan, and FAX functions in addition to the functions of the printing apparatus 4A, but are not limited thereto, and have other functions that the printing apparatus 4A does not have. May be.
[0017]
FIG. 2 is a block diagram of the printing apparatus 4 connected to the network 2. The printing device 4 includes a control unit 10, an image reader unit 20, a printer unit 30, an operation panel 35, a power supply 37, and the like.
[0018]
The control unit 10 includes a CPU 11, a timer 12, a RAM 13, a ROM 14, a transmission / reception unit 15, and the like. The CPU 11 controls each operation of the image reader unit 20 and the printer unit 30 in a unified manner according to a control program stored in the ROM 14 to achieve a smooth copying operation, and resets the timer 12 every time an input operation is performed. Is started, and when there is no input operation within a predetermined time, the power of the image reader unit 20 or the printer unit 30 is controlled to execute the power saving mode.
[0019]
When the CPU 11 receives the power saving cancellation command from the host computer 3 via the transmission / reception means 15 connected to the network 2 until the printing operation of the printing device 4 is completed and the power saving mode is reached, the timer 12 is given a predetermined extension. The time to shift to the power saving mode is extended by adding time. For example, the predetermined time until the power saving mode is set to 15 minutes, and if a power saving cancellation command is input within the predetermined time, the time to shift to the power saving mode is further extended, and after this extended time has elapsed, Execute power saving mode.
[0020]
Further, the CPU 11 receives the power saving cancellation reservation from the host computer 3 via the network 2 and executes the power saving mode when the state where no input operation is performed for a predetermined time continues while using the specified power saving cancellation reservation time. Return processing to the normal mode is performed so that it can be performed.
[0021]
The RAM 13 temporarily stores the time until the power saving mode, the power saving cancellation reservation time input by the user, the time until the power saving cancellation reservation time, and the like. The ROM 14 stores a control program for each unit such as the image reader unit 20 and the printer unit 30, a program for executing the power saving mode, and the like.
[0022]
The image reader unit 20 includes an exposure lamp 22 and a scanner 21 having a CCD sensor 23 for converting light reflected from a document into an electric signal. When the user gives an instruction to start copying from the operation panel 35 or the like, the scanner 21 receives a drive signal from the CPU 11, emits laser light, scans and reads an original image, creates image data, and exposes the toner image by exposure to the laser light. Is formed, and the toner image is output to the printer unit 20 via the control unit 10. The CPU 11 controls supply of power to the scanner 21 to save power.
[0023]
The printer unit 30 includes a pair of fixing rollers 32 and a fixing device 31 having a heater 33 and the like. The fixing roller 32 is heated to a predetermined fixing temperature (about 160 degrees) by the heater 33, and the toner image conveyed from the image reader unit 10 is sandwiched between the pair of fixing rollers 32 and pressed at a high temperature to press the toner particles. The fused image is reproduced on the sheet to reproduce the read image.
[0024]
FIG. 3 shows a monitor screen 41 of the printing device 4B displayed on the host computer 3. The monitor screens of the other printing devices 4A and 4C can also be independently displayed on the host computer 3. FIG. 3A shows the monitor screen 41 in the normal mode. The monitor screen 41 of FIG. 3A displays an operation state 42 of the printing apparatus 4, a time 43 until the power saving mode, a power saving release button 45, a power saving cancellation reservation button 46, and a power saving cancellation reservation time 44. The time until the power saving mode 43 is displayed as the time to the power saving mode.
[0025]
For example, when the power-saving cancel button 45 is pressed, the display of “time to power-saving mode: 8 minutes” of the currently displayed time to power-saving mode 43 is erased, and the mode shifts to the power-saving mode newly set in the timer 13. The power saving transition time (for example, 15 minutes) for performing the operation starts to be counted. The power saving transition time is set in consideration of the operation status of the printing apparatus 4 and the like.
[0026]
Further, a power saving cancellation reservation time 44 using the printing apparatus 4 can be set on the monitor screen 41 of FIG. When a time at which the printing apparatus 4 is to be used is set in advance as the power saving cancellation reservation time 44 and the power saving cancellation reservation button 46 is pressed, the printing apparatus 4 is adjusted to be in the normal mode after the elapse of the power saving cancellation reservation time 44. You.
[0027]
In other words, during the normal mode, if the printing apparatus 4 is not used for a predetermined time (that is, the power saving shift time), the mode shifts to the power saving mode in which the power supplied to the scanner 21 or the fixing device 31 is controlled to save power. If the user wants to cancel the power saving while the time 43 until the power saving mode is displayed, the user presses the power saving cancel button 45, the display of the time 43 until the power saving mode is erased, and the transition timer to the power saving mode is initialized. (That is, the power saving transition time). When the power saving cancellation reservation time is set, the power saving mode is executed between the time 43 until the power saving mode and the time 44 until the power saving cancellation.
Further, for example, when the power saving release button 45 is pressed in a state where the time 43 until the power saving mode is displayed, the time until the power saving mode is reduced to a predetermined time (only when the time 43 is equal to or less than a specific value (for example, 2 minutes)). For example, one minute) may be extended.
[0028]
FIG. 3B shows the monitor screen 41 in the power saving mode. In FIG. 3B, the status 42 of the screen printer, a power saving release button 45, a power saving cancellation reservation button 46, and a power saving cancellation reservation time 44 are displayed.
[0029]
If the printing device 4 is operated in this state, the return process for supplying the normal power to the scanner 21 and the fixing device 31 to enter the normal mode is started. Then, a return process for supplying normal power to the scanner 21 and the fixing device 31 to enter the normal mode is started.
[0030]
In addition, a power saving cancellation reservation time 44 using the printing apparatus 4 can be set on the monitor screen 41 of FIG. When a time at which the user wants to use the printing apparatus 4 is set in advance as the power saving cancellation reservation time 44 and the power saving cancellation reservation button 46 is pressed, the printing apparatus 4 is adjusted to be in the normal mode after the elapse of the power saving cancellation reservation time 44. The return processing time required for the return processing from the power saving mode to the normal mode differs depending on the size and type of the printing apparatus 4. The printing device 4 performs the returning process to the normal mode earlier in anticipation of the time required for the returning process of the printing device 4 during the power saving mode so that the printing device 4 can be used in the normal mode at the reserved time. Start.
Note that the monitor screen 41 may be displayed on the operation panel 35 of the printing apparatus 4.
[0031]
FIGS. 4, 5, and 6 are flowcharts showing the operation of the printing apparatus 4 according to the first embodiment of the present invention. FIG. 4 is a flowchart showing an operation of the printing apparatus 4 up to a process of shifting from the normal mode to the power saving mode. When the power supply 37 of the printing apparatus 4 is turned on (step 401), processing for starting up the normal mode is performed (step 402), and the printing apparatus 4 enters the normal mode in which a printing operation can be performed.
[0032]
When operating in the normal mode, if a power saving cancellation reservation is received from the host computer 3 via the network 2 or the like (step 403), the power saving cancellation is stored (step 404), and the printing device 4 The end of the printing operation is monitored (step 405). When the operation of the printing apparatus 4 is completed in step 405, preparations are made for processing for shifting to the power saving mode.
[0033]
First, a predetermined power saving transition time TS is set in the power saving transition timer T2 (step 406). In step 406, an initial value before the power saving mode is started is set in the power saving transition timer T2.
[0034]
Subsequently, it is checked whether there is a power saving cancellation reservation (step 407). If there is a power saving cancellation reservation, the time T0 from the power saving cancellation reservation stored in step 404 to the power saving cancellation reservation time is longer than the power saving shift timer T2. A power saving cancellation reservation is searched (step 408). If there is a power saving cancellation reservation whose time T0 until the power saving cancellation reservation time is equal to or longer than the power saving transition timer T2 (step 409), the time T0 until the power saving cancellation reservation time is added to the power saving transition timer T2 and the recovery processing time TR. It is checked whether there is a power saving cancellation reservation for a time equal to or less than the set time (step 410).
[0035]
In step 410, if the power saving mode is set to “0” and the power saving mode is set to “0”, the recovery processing takes a recovery processing time TR if the power saving mode is set to “0”. Therefore, it is not possible to return to the normal mode at this power saving release reservation time. Check if there is any.
[0036]
In step 410, if there is a power saving cancellation reservation in which the time T0 until the power saving cancellation reservation time is equal to or less than the time obtained by adding the recovery processing time TR to the power saving shift timer T2, the power saving shift timer T2 includes the time T0 until the power saving cancellation reservation time. , The time T0 up to the largest power-saving cancellation reservation time is set (step 411), the power-saving transition timer T2 is extended before this power-saving cancellation reservation time, and the normal mode is guaranteed at the power-saving cancellation reservation time. It is determined that there is no power saving cancellation reservation whose time T0 up to the cancellation reservation time is equal to or less than the time obtained by adding the restoration processing time TR to the power saving shift timer T2, and all of them are deleted.
[0037]
In step 410, if there is no power saving cancellation reservation whose time T0 until the power saving cancellation reservation time is equal to or less than the time obtained by adding the return processing time TR to the power saving shift timer T2, then the time T0 until the power saving cancellation reservation time becomes the power saving shift timer T2. It is checked whether there is a power saving cancellation reservation that exceeds the time obtained by adding the return processing time TR to (step 412). If there is a power saving cancellation reservation that exceeds the time obtained by adding the recovery processing time TR to the power saving transfer timer T2, the power saving mode is set to the most power saving cancellation reservation that exceeds the time obtained by adding the recovery processing time TR to the power saving transfer timer T2. A time T0 until a small (close) power saving cancellation reservation time is obtained (step 413), and a recovery processing time TR is subtracted from the obtained time T0 until the power saving cancellation reservation time to set a recovery start timer T1 (step 414). In order to proceed to the process of shifting to the power saving mode in FIG.
[0038]
Step 414 sets the return start timer T1 that ends the power saving mode started by the power saving transition timer T2 set in steps 406 and 411, and then starts a return process for returning to the normal mode. This is to prepare for the start of the return process.
[0039]
In step 409, if there is no power saving cancellation reservation whose time T0 until the power saving cancellation reservation time is equal to or longer than the power saving shift timer T2, there is a power saving cancellation reservation, but any of the power saving cancellation reservations is in the normal mode or in the power saving mode shift processing Therefore, at the time of the power saving cancellation reservation time, it is guaranteed that the printing operation can be performed in the normal mode. Therefore, these reservations are deleted because they did not exist, and the normal printing device is added to the recovery start timer T1 for starting the recovery process. An infinitely large value is set as compared with the operation time of No. 4 (step 415), and the process proceeds to step 501 in order to proceed to the process of shifting to the power saving mode of FIG.
[0040]
In step 412, if there is no power saving cancellation reservation in which the time T0 to the power saving cancellation reservation time exceeds the time obtained by adding the recovery processing time TR to the power saving transition timer T2, all the stored power saving cancellation reservations are returned to the power saving mode once. Since the process requires the return processing time TR, the power saving cancellation reservation cannot be returned to the normal mode at the power saving cancellation reservation time. In this case, in step 411, the time T0 up to the largest power saving cancellation reservation time among the time T0 up to the power saving cancellation reservation time is set in the power saving shift timer T2. By extension, since it is guaranteed that the normal mode is set at the power saving cancellation reservation time, these reservations are deleted because they have not been reserved, and the routine proceeds to step 415, where the return start timer T1 for starting the return processing has the normal start timer T1. The value is set to an infinitely large value compared to the operation time of the printing apparatus 4, and the process proceeds to step 501 in order to proceed to the process of shifting to the power saving mode of FIG.
[0041]
Thus, if there is a power saving cancellation reservation but the time is in the normal mode, or if there is a power saving cancellation reservation but all of the power saving cancellation reservations are set to the power saving mode before the power saving cancellation reservation time, the recovery processing time TR is required. When the normal mode cannot be set at the power saving cancellation reservation time and the normal mode is set by extending the power saving transition timer T2, the return start timer T1 is set to an infinitely large value compared to the operation time of the printing apparatus 4 to save power. Same as when there is no cancellation reservation.
[0042]
FIG. 5 is a flowchart of a process in which the printing apparatus 4 shifts to the power saving mode. Here, the time until the power saving mode is started is set in the power saving transition timer T2 in step 406 or step 411 in FIG. 4, and the power saving started by the power saving transition timer T2 in the recovery start timer T1 in step 414 or step 415. A time is set for ending the mode and then starting a return process for returning to the normal mode.
[0043]
First, it is checked whether the printing device 4 is not operated (step 501). If the printing device 4 is operated, the process immediately returns to step 403 to perform the printing operation in the normal mode, and the operation of the printing device 4 ends in step 405. Wait to do.
[0044]
If the operation of the printing apparatus 4 is not performed in step 501, it is checked whether a power saving release has been received from the host computer 3 via the network 2 or the like (step 502). When the power saving release is received, a predetermined power saving transition time TS is reset in the power saving transition timer T2 (step 503), the power saving transition timer T2 is returned to the initial value of the power saving transition time TS, and the transition to the power saving mode is delayed.
[0045]
If the power saving cancellation is not received in step 502, it is checked whether a power saving cancellation reservation is received from the host computer 3 via the network 2 or the like (step 504). When the power saving cancellation reservation is received, the time T0 'up to the currently received power saving cancellation reservation time is obtained (step 505), and if the time T0' until the currently received power saving cancellation reservation time exceeds the power saving shift timer T2. (Step 506) It is checked whether the time T0 'received up to the power saving cancellation reservation time just received is equal to or less than a value obtained by adding the recovery processing time TR to the power saving transition timer T2 (Step 507). If the received time T0 'up to the power saving cancellation reservation time is equal to or less than a value obtained by adding the recovery processing time TR to the power saving shift timer T2, the time T0' until the power saving cancellation reservation time is set in the power saving shift timer T2. (Step 508) The power saving transition timer T2 is extended to the time T0 'up to the currently received power saving cancellation reservation time, and the normal mode is guaranteed at the power saving cancellation reservation time.
[0046]
Steps 506 and 507 are performed when the time T0 'up to the power saving cancellation reservation time just received is greater than the power saving transition timer T2 and equal to or less than "power saving transition timer T2 + recovery time TR". When the power saving mode is set to "0", the process for returning to the normal mode once the power saving mode is set takes a return processing time TR. Therefore, it is possible to return to the normal mode at the time T0 'until the currently received power saving cancellation reservation time. It is checked whether the reservation is a power saving cancellation reservation that cannot be performed, and in that case, the power saving shift timer T2 is extended to the time T0 'up to the currently received power saving cancellation reservation time, and the currently received power saving cancellation reservation is discarded.
[0047]
In step 507, if the currently received time T0 'to the power saving cancellation reservation time exceeds the value obtained by adding the restoration processing time TR to the power saving transition timer T2, the time T0' to the power saving cancellation reservation time received just now is set to the present time. It is checked whether the power saving cancellation reservation is earlier than the displayed return start timer T1.
[0048]
The return processing time TR is subtracted from the currently received time T0 'to the power saving cancellation reservation time obtained in step 505 to obtain a recovery start timer T1' (step 509). T1 'is compared with the return start timer T1 (step 510). If the return start timer T1' of the power saving release reservation time received just now is equal to or less than the return start timer T1 (if it is close), the return start timer T1 has just been received. The timer is replaced with the recovery start timer T1 'at the power saving cancellation reservation time (step 511).
[0049]
In step 506, if the currently received time T0 'up to the power saving cancellation reservation time is equal to or less than the power saving shift timer T2, the power saving cancellation reservation currently received is in the process of shifting to the power saving mode. Since it is guaranteed that the printing operation can be performed in the normal mode at the time, this reservation is discarded as there is no reservation.
[0050]
In step 510, if the restoration start timer T1 'of the currently received power saving cancellation reservation time exceeds (if far from) the restoration start timer T1, the power saving cancellation reservation received just now is processed by the power saving cancellation timer T1. Since the power saving cancellation reservation is later than the cancellation reservation, the power saving cancellation reservation time just received is stored without changing the recovery start timer T1 (step 512).
[0051]
After the steps 506, 508, 511, and 512, the return start timer T1 is counted down by one at a time (step 513), and then the power saving transition timer T2 is counted down by one (step 514).
[0052]
If the power saving transition timer T2 is not "0" (step 515), the process returns to step 501 to determine whether the printing apparatus 4 has been operated again (step 501) and whether a power saving cancellation from the host computer 3 has been received (step 502). ) And whether a reservation for canceling power saving from the host computer 3 has been received (step 504), while repeating the process of counting down the return start timer T1 and the power saving transition timer T2 by one in steps 513 and 514.
[0053]
When the power saving transition timer T2 becomes "0" at step 514, power saving processing is performed (step 515), and the routine proceeds to step 601 of the power saving mode processing of FIG.
[0054]
FIG. 6 shows a process in which the printing apparatus 4 returns from the power saving mode to the normal mode. Here, the start time of the return process for starting the normal mode is set in the return start timer T1 in step 513 of FIG.
[0055]
First, it is checked whether or not the operation of the printing apparatus 4 is performed (step 601). If the operation is not performed, it is checked whether or not power saving cancellation is received from the host computer 3 via the network 2 or the like (step 602). If the power saving cancellation is not received, it is checked whether a power saving cancellation reservation has been received from the host computer 3 via the network 2 or the like (Step 603). T1 is counted down by one (step 610).
[0056]
When the operation of the printing apparatus 4 is performed in step 601, a return process is immediately performed to set the normal mode (step 612). Similarly, upon receiving the power saving cancellation in step 602, a return process to the normal mode is performed in step 612 to immediately switch to the normal mode. In step 612, a return process such as supplying power to the heater 33 of the fixing device 31 to raise the temperature of the fixing roller 32 to a predetermined fixing temperature (about 160 degrees) is performed. The time required for the return processing is the return processing time TR.
[0057]
If the power saving cancellation reservation is received from the host computer 3 in step 603, the time T0 'up to the currently received power saving cancellation reservation time is obtained (step 604), and the time T0' until the currently received power saving cancellation reservation time is restored. If the time is equal to or shorter than the time TR (step 605), the normal mode must be immediately set, and the process of returning to the normal mode is performed in step 612.
[0058]
In step 605, if the time T0 'up to the power saving cancellation reservation time just received exceeds the recovery processing time TR, the recovery processing time TR is subtracted from the time T0' up to the power saving cancellation reservation time just received, and the recovery is started. The timer T1 'is obtained (step 606), and the restoration start timer T1' of the power saving cancellation reservation time received just now is compared with the restoration start timer T1 (step 607). If the restoration start timer T1 'is equal to or smaller than the restoration start timer T1. If it is (closer), the recovery start timer T1 is replaced with the recovery start timer T1 'of the currently received power saving release reservation time (step 608), and at step 610, the recovery start timer T1 is counted down by one.
[0059]
In step 607, if the recovery start timer T1 'of the currently received power saving release reservation time exceeds (if far from) the recovery start timer T1, the power saving release reservation received just now is processed by the power recovery cancellation timer T1. Since the power saving cancellation reservation is later than the cancellation reservation, the power saving cancellation reservation time just received is stored without changing the recovery start timer T1 (step 609).
[0060]
Next, if the return start timer T1 is not "0" (step 611), the process returns to step 601 to operate the printing apparatus 4 (step 601), and the host computer 3 reserves power saving cancellation (step 602) and the host computer 3 The process of counting down the return start timer T1 by 1 (Step 610) is repeated at a certain time while checking the power saving cancellation (Step 603).
[0061]
If the return start timer T1 becomes "0" in step 610, a return process to the normal mode is performed in step 612, and the process returns to step 403 to return to the normal mode.
[0062]
As described above, according to the first embodiment, when the time until the power saving mode is running short during the normal mode and the power saving cancel button is pressed, the time until the power saving mode is reset anew each time. Since the time TS is reset, the normal mode can be maintained. In addition, when the power saving release button is pressed in the power saving mode, the power saving can be immediately canceled.
[0063]
Further, even if a plurality of power saving cancellation reservations are received from a plurality of host computers 3, all the reservations whose power saving cancellation reservation time is in the normal mode are discarded, the normal mode is continued, and the power saving cancellation reservation time ends the normal mode. Immediately after the power saving mode is set, when the power saving cancellation reservation time does not complete the return processing to the normal mode, all the power saving cancellation reservations are discarded, and the power saving transition timer T2 is set to the latest power saving cancellation among such power saving cancellation reservations. When the power saving cancellation reservation time is in the power saving mode each time the power saving cancellation reservation is received, the normal mode is extended to the latest power saving cancellation reservation time among such power saving cancellation reservations. The earliest power-saving cancellation reservation time among the assumed reservations is reset to the recovery start timer T1, and during the power saving mode, the mode returns to the normal mode according to the recovery start timer T1. Power saving cancellation reservation can be made during the normal mode, during the process of shifting to the power saving mode, and during the power saving mode. At the scheduled power saving cancellation reservation time, the printing device 4 has returned to the normal mode without being aware of it, so it can be used immediately.
[0064]
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of an operation state of the multifunction printer 4B according to the first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 6, the printing apparatus 4 receives the power saving cancellation or the power saving cancellation reservation from the plurality of host computers 3 and repeats the operation in the normal mode or the power saving mode. When the operation of the composite printing apparatus 4B is completed, a predetermined power saving transition time TS (set to 15 minutes) is set in the power saving transition timer T2, and the power saving transition processing starts.
[0065]
Five minutes after the operation of the multifunction printer 4B ends, the countdown of step 514 is repeated and the countdown of step 514 is repeated for 10 minutes. Therefore, the monitor screen 41 of the host computer 3A displays the countdown of the countdown timer T2. The value is displayed as the time 43 “10 minutes” before the power saving mode.
[0066]
At this time, 25 minutes is set as the power saving cancellation reservation time 44 on the monitor screen 41 on the host computer 3A via the network 2, the power saving cancellation reservation button 46 is pressed, and a request for power saving cancellation is transmitted to the multifunction printer 4B. Since the MFP and the multifunction printer 4B are already in the process of shifting to the power saving mode, the power saving cancellation reservation after 25 minutes is received in step 504, and the time T0 '(25 minutes) until the currently received power saving cancellation reservation time is calculated in step 505. The time T0 '(25 minutes) until the power saving cancellation reservation time is equal to or longer than the power saving transition timer T2 (10 minutes) (step 506), and the time T0' (25 minutes) until the power saving cancellation reservation time is "power saving transition timer T2 + Recovery time TR (assuming 2 minutes) "(step 507), the recovery processing time TR (2 minutes) from the time T0 '(25 minutes) until the power saving cancellation reservation time. ) To obtain a return start timer T1 '(23 minutes) (step 509). The return start timer T1' (23 minutes) and the return start timer T1 (∞ minutes) of the power saving cancellation reservation time received just now are determined. After comparing (Step 510), the recovery start timer T1 is replaced with the recovery start timer T1 '(23 minutes) of the power saving cancellation reservation time which has just been received (Step 511), and the recovery start timer T1 and the power saving transition timer are performed in Steps 513 and 514. The countdown of T2 is repeated.
[0067]
At this time, the value of the power saving transition timer T2 is displayed on the monitor screen 41 as a time 43 “10 minutes” until the power saving mode.
[0068]
Ten minutes after the operation of the composite printing record 4B ends, the power saving transition timer T2 becomes 5 minutes and the return start timer T1 becomes 18 minutes. At this time, when the power saving cancellation reservation after one minute is input from the host computer 3B to the multifunction printer 4B via the network 2, the multifunction printer 4B is in the process of shifting to the power saving mode. When the reservation is received and the time T0 '(1 minute) up to the power saving cancellation reservation time just received is obtained in step 505, the time T0' (1 minute) until the power saving cancellation reservation time is calculated as the power saving shift timer T2 (5 minutes). ) Or less (step 506), the power-saving release reservation time is discarded, and the countdown of the return start timer T1 and the power-saving transition timer T2 is repeated in steps 513 and 514.
[0069]
Fifteen minutes after the operation of the composite printing record 4B has been completed, the power saving transition timer T2 repeats the countdown in step 514 to become “0 minutes”, and the return start timer T1 repeats the countdown in step 513 to “13 minutes”. Minutes ”. Since the power saving transition timer T2 has reached "0 minutes", in step 516 the power of the fixing device and the like is controlled to perform power saving processing, and the apparatus enters the power saving mode.
[0070]
At this time, the return start timer T1 is "13 minutes" and the host computer 3A has a power saving cancellation reservation. After 13 minutes, the printing apparatus 4 starts the return process for returning to the normal mode. In step 610, it is determined whether the power saving cancellation has been received from the host computer 3 via the network 2 or the like or a power saving cancellation reservation has been received from the host computer 3 via the network 2 or the like. Repeat (13 minutes) countdown.
[0071]
Twenty minutes after the operation of the multifunction printer 4B ends, the return start timer T1 is set to "8 minutes". At that time, when the power saving cancellation reservation after 2 minutes is received from the host computer 3C via the network 2, the time T0 'until the power saving cancellation reservation after 2 minutes is obtained as "2 minutes" in step 604. Since the time T0 '(two minutes) up to the release reservation time is shorter than the return processing time TR (for example, two minutes) (step 605), the process immediately returns to the normal mode in step 612.
Also, a value obtained by subtracting the return processing time TR from the return start timer T1 is set as the reservation time T0 until the power saving is canceled (step 613). By doing so, the power saving cancellation reservation of the host computer 3A can be guaranteed again in steps 407 and 408.
For example, assuming that the composite printing apparatus 4B is operated and the mode returns to the normal mode at the power saving cancellation reservation time of the host computer 3C, a predetermined power saving transition time TS, for example, 15 minutes is set in the power saving transition timer T2. At this time, since “15 minutes” is set in the power saving transition timer T2, the value “6 minutes” obtained by subtracting the restoration processing time (2 minutes) from the previous time (8 minutes) of the power saving cancellation reservation of the host computer 3A. Since the normal mode is guaranteed later, the reservation for canceling the power saving of the host computer 3A is discarded.
[0072]
In this way, the normal mode is set 22 minutes after the operation of the composite printing apparatus 4B is completed. When the operation of the multifunction printer 4B is completed in the normal mode (step 403), the power saving transition timer T2 is set again, and the subtraction process is started.
[0073]
FIG. 8 is a diagram showing Step 503 'of the second embodiment in which Step 503 of the printing apparatus 4 according to the first embodiment of the present invention is replaced with Step 503'. In the second embodiment, when a power saving cancellation is received from the host computer 3 in step 504 of the flowchart showing the operation of the first embodiment in FIG. 5, a predetermined power saving transition timer T2 is used instead of step 503. The power saving transition timer T2 is reset (step 503 ') by adding a power saving extension time TS' shorter than the transition time TS. As a result, when the power saving cancel button is pressed as in the first embodiment, the power saving transition time TS is not uniformly reduced, but the power saving extension time TS 'smaller than the power saving transition time TS is reduced to the current power saving mode. Can be extended.
[0074]
FIG. 9 is a monitor screen 90 showing the operating state of the printing apparatus 4 connected via the network 2 and displayed on the host computer 3 according to the third embodiment of the present invention. The monitor screen 90 displays a printing device name button 91 indicating the printing device name for each printing device 4, a state 92 indicating the operating state of the printing device, and a printing function 93 indicating a printing function usable in the printing device. The print function 93 includes a copy button 94, a scan button 95, and a facsimile button 96. When the state 92 is a normal state, the characters "copy", "scan", and "fax" of the print function 93 are displayed in light. Or it is displayed in blue to indicate that all print functions 93 are available.
[0075]
When the state 92 is power saving, only the characters of the printing function 93 in the power saving mode in the power saving mode 93 are displayed dark or red, and the corresponding printing function 93 cannot be used during power saving. It indicates that. The copy button 94, the scan button 95, and the facsimile button 96 of the print function 93 cancel power saving when the user desires to use the print function 93 during power saving, when the user selects the button of the print function 93 desired to use. I can do it.
[0076]
Usually, the printing device 4 has a plurality of power saving modes. In the first power saving mode, only the power of the scanner 21 is turned off, so that copying, scanning, and FAX transmission cannot be performed. Copy refers to reading an image with the scanner 21 and printing the image with the fixing unit 31. Scanning refers to reading the image with the scanner 21, and FAX transmission refers to reading the image with the scanner 21 and connecting it to the line. Is to send to. In the case of the first power saving mode, since the power of the fixing unit 31 is normally supplied, printing can be performed.
[0077]
In the second power saving mode, power supply to the fixing device 31 is limited while the power of the scanner 21 is turned off. In this state, only some of the functions of the control unit 10 are valid, and copying, scanning, faxing, and printing cannot be performed.
[0078]
In the case of the second power saving mode, since the power of the scanner 21 is turned off and the power supply to the fixing device 31 is restricted, when the “copy button 94” during power saving is selected, the power is supplied to the scanner 21 and the exposure is performed. The lamp 22 is charged, and the fixing roller 32 of the fixing device 31 is heated by the heater 33 to a predetermined fixing temperature (about 160 degrees).
[0079]
In the first power saving mode, since the power of the scanner 21 is turned off, if the “scan button 95” during power saving is selected, power is supplied to the scanner 21 to charge the exposure lamp 22.
[0080]
Further, if an individual printing device name button 91 is selected on the monitor screen 90, a monitor screen 41 shown in FIG. 3 is displayed for each selected printing device, and power saving cancellation and power saving cancellation reservation can be performed. For a printing apparatus having a plurality of power saving modes, times corresponding to the plurality of power saving modes are displayed in the operation state 42 of the monitor screen 41. In this case, since the return time varies depending on the printing function 93 desired to be used, the return processing start time is determined by changing the return time TR in FIGS. 4, 5, and 6 according to the state of the power saving mode.
[0081]
As described above, according to the third embodiment, the user operating the host computer 3 can easily know the operation status of all the printing apparatuses 4 connected via the network 2. In addition, all the printing apparatuses 4 connected via the network 2 use the printing function 93 of the printing apparatus 4 desired by the user to cancel the power saving provided for the printing function 93 desired by the user and reserve the use time. It can be carried out.
Note that the monitor screen 90 may be displayed on the operation panel 35 of the printing apparatus 4.
[0082]
【The invention's effect】
As is clear from the above, according to the present invention, when the power saving cancellation instruction is input during the normal mode, by extending the power saving transition time, it is possible to avoid the power saving mode that takes a long time to recover. it can.
Further, when the input scheduled use start time is in the power saving mode, by setting the normal mode before the scheduled use start time, use can be guaranteed at the scheduled use start time.
Therefore, when the user does not use the device, save power promptly, and when the user wants to use the device, the user can use the device without having to wait, thereby achieving both economy and convenience for the user. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a printing system in which a printing apparatus according to an embodiment of the present invention is connected via a network.
FIG. 2 is a block diagram of the printing apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIGS. 3A and 3B are diagrams illustrating a monitor screen of the printing apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart illustrating an operation of the printing apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart illustrating an operation of the printing apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a flowchart illustrating an operation of the printing apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of an operation state of the multifunction printer according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram illustrating step 503 ′ of the printing apparatus according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a diagram illustrating a monitor screen of a printing apparatus according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 printing system
2 Network
3 host computer
4 Printer
10 control unit
11 CPU
12 timer
13 RAM
14 ROM
15 Transmission / reception means
20 Image reader
21 Scanner
22 Exposure lamp
23 CCD sensor
30 Printer section
31 Fixing unit
32 Fixing roller
33 heater
35 Operation panel
37 Power
41 Monitor screen
42 Operating state
43 Time to Power Save Mode
44 Reservation cancellation time
45 Power saving release button
46 Power Save Cancel Button
90 Monitor screen
91 Printer name button
92 Operating state
93 Printing Function
94 Copy button
95 Scan button
96 FAX button

Claims

不使用時間を計時する計時手段と、
前記不使用時間が所定の節電移行時間に達したとき、電源状態を通常モードから節電モードに切り替えるとともに、前記通常モード中に節電移行延長指示が入力されたとき、前記所定の節電移行時間を所定の時間延長する制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。A timing means for measuring non-use time,
When the non-use time reaches a predetermined power saving transition time, the power supply state is switched from the normal mode to the power saving mode, and when the power saving transition extension instruction is input during the normal mode, the predetermined power saving transition time is set to the predetermined value. And a control means for extending the time.

不使用時間を計時する計時手段と、
節電移行延長指示を入力する入力手段と、
前記不使用時間が所定の節電移行時間に達したとき、電源状態を通常モードから節電モードに切り替えるとともに、前記通常モード中に前記入力手段から前記節電移行延長指示が入力されたとき、前記所定の節電移行時間を所定の時間延長する制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。A timing means for measuring non-use time,
Input means for inputting a power saving transition extension instruction,
When the non-use time reaches a predetermined power saving transition time, the power supply state is switched from the normal mode to the power saving mode, and when the power saving transition extension instruction is input from the input unit during the normal mode, the predetermined A control unit for extending the power saving transition time by a predetermined time.

不使用時間を計時する計時手段と、
前記不使用時間が所定の節電移行時間に達したとき、電源状態を通常モードから節電モードに切り替えるとともに、使用開始予定時間が入力されたとき、その使用開始予定時間が前記通常モード中の場合は、前記通常モードを維持し、その使用開始予定時間が前記節電モード中の場合は、前記使用開始予定時間に使用可能となるよう復帰処理時間を考慮して前記使用開始予定時間より前に前記通常モードに切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。A timing means for measuring non-use time,
When the non-use time reaches a predetermined power saving transition time, the power state is switched from the normal mode to the power saving mode, and when the scheduled use start time is input, the scheduled use start time is in the normal mode. The normal mode is maintained, and when the scheduled use start time is in the power saving mode, the normal use is performed before the scheduled use start time in consideration of the return processing time so that the scheduled use start time can be used at the scheduled use start time. A printing apparatus, comprising: control means for switching to a mode.

不使用時間を計時する計時手段と、
使用開始予定時間を入力する入力手段と、
前記不使用時間が所定の節電移行時間に達したとき、電源状態を通常モードから節電モードに切り替えるとともに、前記入力手段から前記使用開始予定時間が入力されたとき、その使用開始予定時間が前記通常モード中の場合は、前記通常モードを維持し、その使用開始予定時間が前記節電モード中の場合は、前記使用開始予定時間に使用可能となるよう復帰処理時間を考慮して前記使用開始予定時間より前に前記通常モードに切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。A timing means for measuring non-use time,
An input means for inputting a scheduled use start time,
When the non-use time reaches a predetermined power saving transition time, the power supply state is switched from the normal mode to the power saving mode, and when the scheduled use start time is input from the input means, the scheduled use start time is the normal time. When in the mode, the normal mode is maintained, and when the scheduled use start time is in the power saving mode, the scheduled use start time is considered in consideration of the return processing time so that the scheduled use start time can be used. And a control unit for switching to the normal mode earlier.

前記制御手段は、複数の前記使用開始予定時間が入力されたとき、前記複数の使用開始予定時間が前記通常モード中の場合は、前記通常モードを維持し、前記複数の使用開始予定時間のうちの１つまたは２つ以上の使用開始予定時間が前記節電モード中の場合は、前記１つまたは２つ以上の使用開始予定時間に使用可能となるよう復帰処理時間を考慮して前記１つまたは２つ以上の使用開始予定時間より前に前記通常モードに切り替えることを特徴とする請求項３または４記載の印刷装置。The control means, when the plurality of scheduled use start times are input, when the plurality of scheduled use start times are in the normal mode, maintains the normal mode, and among the plurality of scheduled use start times, When one or two or more scheduled use start times are in the power saving mode, the one or two or more scheduled start times are considered in consideration of the return processing time so that the one or two or more scheduled use start times can be used. The printing apparatus according to claim 3, wherein the mode is switched to the normal mode before two or more scheduled use start times.

使用状態に応じて電源状態を通常モードから節電モードに切り替える制御手段と、前記使用状態を使用情報として出力する出力手段とを有する複数の印刷装置にネットワークを介して接続される印刷指示装置において、
前記複数の印刷装置の前記出力手段から前記ネットワークを介して出力された前記複数の印刷装置の使用情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記複数の印刷装置の使用情報を前記複数の印刷装置が有する印刷機能別に表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示された前記複数の印刷装置の前記印刷機能を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された印刷機能に関する電源状態を前記通常モードあるいは前記節電モードに移行させるコマンドを前記印刷装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする印刷指示装置。In a print instruction device connected via a network to a plurality of printing devices having control means for switching a power supply state from a normal mode to a power saving mode in accordance with a use state and output means for outputting the use state as use information,
Receiving means for receiving usage information of the plurality of printing apparatuses output from the output means of the plurality of printing apparatuses via the network,
Display means for displaying the use information of the plurality of printing apparatuses received by the receiving means for each printing function of the plurality of printing apparatuses,
Selecting means for selecting the printing function of the plurality of printing devices displayed by the display means,
A print instruction apparatus, comprising: a transmission unit that transmits to the printing apparatus a command for shifting a power supply state related to the printing function selected by the selection unit to the normal mode or the power saving mode.

不使用時間を計時する計時手段と、
節電移行延長指示を入力する入力手段と、
前記不使用時間が所定の節電移行時間に達したとき、電源状態を通常モードから節電モードに切り替えるとともに、前記通常モード中に前記入力手段から前記節電移行延長指示が入力されたとき、前記所定の節電移行時間を所定の時間延長する制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。A timing means for measuring non-use time,
Input means for inputting a power saving transition extension instruction,
When the non-use time reaches a predetermined power saving transition time, the power supply state is switched from the normal mode to the power saving mode, and when the power saving transition extension instruction is input from the input unit during the normal mode, the predetermined A program for causing a computer to function as control means for extending the power saving transition time by a predetermined time.

不使用時間を計時する計時手段と、
使用開始予定時間を入力する入力手段と、
前記不使用時間が所定の節電移行時間に達したとき、電源状態を通常モードから節電モードに切り替えるとともに、前記入力手段から前記使用開始予定時間が入力されたとき、その使用開始予定時間が前記通常モード中の場合は、前記通常モードを維持し、その使用開始予定時間が前記節電モード中の場合は、前記使用開始予定時間に使用可能となるよう復帰処理時間を考慮して前記使用開始予定時間より前に前記通常モードに切り替える制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。A timing means for measuring non-use time,
An input means for inputting a scheduled use start time,
When the non-use time reaches a predetermined power saving transition time, the power supply state is switched from the normal mode to the power saving mode, and when the scheduled use start time is input from the input means, the scheduled use start time is the normal time. When in the mode, the normal mode is maintained, and when the scheduled use start time is in the power saving mode, the scheduled use start time is considered in consideration of the return processing time so that the scheduled use start time can be used. A program for causing a computer to function as control means for switching to the normal mode earlier.