JP2004283668A - 有機物処理装置 - Google Patents

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Norimasa Sakamoto
憲正 坂本
Yasuhiro Ishida
泰啓 石田
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Abstract

【課題】フィルタが目詰まりしても温度ヒューズが断線することなく使用者レベルで対応でき、また、有機物の処理効率が低下した状態での無駄な運転が継続されることを防止できる有機物処理装置を提供する。
【解決手段】生ごみ等の有機物を処理する処理槽2からフィルタ16を介して排出される排気を加熱脱臭する脱臭機構を備えた有機物処理装置において、前記フィルタ16の近傍に備えられて検知温度が所定値に達すると作動すると共に作動状態を復帰させる手動復帰ボタン26aを有するサーモスタット26と、このサーモスタット26の作動時に前記フィルタ16の目詰まりを報知する報知手段と、前記サーモスタット26の作動後に前記フィルタ16の着脱に連動してサーモスタット26の手動復帰ボタン26aを動作させてサーモスタット26を復帰させる連動機構(フィルタケース24の逃がし孔27a)とを備えた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、生ごみ等の有機物を処理する処理槽からフィルタを介して排出される排気をヒータと触媒等を用いて加熱脱臭する脱臭機構を備えた有機物処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の有機物処理装置としては、処理槽内に有機物を分解する微生物の担体(例えばおが屑等の木質細片)を収納し、処理槽内を攪拌や換気しながら微生物の活性化温度(例えば約60℃前後)に制御して有機物を発酵させて分解処理するものや、微生物は用いずに処理槽内の有機物を攪拌しながら、より高温で加熱乾燥させて処理するものなどがある。このような処理槽からの排気には水蒸気が含まれると共に、乾燥時には粉塵が含まれるので、この粉塵を濾過するためのフィルタが備えられている。
【0003】
また、上記のような生ごみ等の有機物処理時に発生する悪臭は、ヒータと触媒等を用いて加熱脱臭することが有効であるが、このような加熱脱臭機構を備えたものでは、何らかの原因でヒータが上限温度を超えて過熱状態となるのを防ぐため、一般に温度ヒューズが備えられている。
【0004】
また、下記特許文献1には、温度センサの検出温度と設定値とに基づきON/OFF制御されるヒータのON時間が予め決められた設定時間よりも短くなったときに、フィルタの目詰まりを知らせる警報を発するようにしたものが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−43730号公報(図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような温度ヒューズを備えたものにおいては、フィルタが粉塵により目詰まりすると、排気の流れが悪くなり、脱臭機構のヒータが過熱して、温度ヒューズが断線する。この場合、サービスマンを呼んで、温度ヒューズを交換するメンテナンスが必要だった。
【0007】
また、上記特許文献1に開示されたものでは、使用者が警報に気付いて、目詰まりしたフィルタを洗浄等するまでは、換気風量が低下すると共に、ヒータが短い間隔でON/OFFを継続しながら運転が行われるため、処理槽内の換気状態が悪い状態、即ち有機物の処理効率が低下した状態で無駄な運転が継続されることになる。
【0008】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、フィルタが目詰まりしても温度ヒューズが断線することなく使用者レベルで対応でき、また、有機物の処理効率が低下した状態での無駄な運転が継続されることを防止できる有機物処理装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本願発明は、生ごみ等の有機物を処理する処理槽からフィルタを介して排出される排気を加熱脱臭する脱臭機構を備えた有機物処理装置において、前記フィルタの近傍に備えられて検知温度が所定値に達すると作動すると共に作動状態を復帰させる手動復帰部を有するサーモスタットと、このサーモスタットの作動時に前記フィルタの目詰まりを報知する報知手段と、前記サーモスタットの作動後に前記フィルタの着脱に連動してサーモスタットの手動復帰部を動作させてサーモスタットを復帰させる連動機構とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
また、前記フィルタは、フィルタケースに収納されて前記処理槽内の排気を排出する排気口に設けられたフィルタ装着部に着脱自在に装着され、前記サーモスタットは、その手動復帰部が前記フィルタ装着部内に臨むように配置され、前記フィルタケースには、前記サーモスタットの作動時に飛び出る手動復帰部の逃がし孔が形成されて成ることを特徴とするものである。
【0011】
さらに、前記フィルタの着脱を検知して未装着時には運転を停止する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明に関する実施形態を図を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1〜図4は本願発明に関する有機物処理装置の一実施形態を示す図で、図1は側面側から見た概略断面図、図2には背面側から見た概略断面図、図3は要部の詳細構成及び作用を示す図、図4は本装置の基本的構成と吸排気経路を示す概念図である。
【0014】
本実施形態の有機物処理装置は、例えばコンビニエンスストア等において業務用として用いられる微生物分解処理方式による大型のもので、箱形の本体ケース1内には、側断面が略U字形状で二重底構造の処理槽2が収納されている。
【0015】
本体ケース1の上面には、処理槽2内に生ごみや微生物担体等を投入するための投入口3が形成され、この投入口3には、ヒンジ等により開閉可能に構成された投入口蓋4が設けられている。また、本体ケース1の下面側にはキャスター5が設けられている。
【0016】
上記処理槽2内には、左右の側壁間に横架された攪拌軸6に複数の攪拌翼7が立設された攪拌体8が備えられている。攪拌軸6は、両端側が処理槽2側壁に設けられた軸受9によって支持されると共に、その一方の軸端が図示しないスプロケットやベルト等から成る減速伝達機構を介して図2に示す攪拌用モータ10に連結されて定期的に正逆回転駆動されると共に、生ごみ投入直後と処理物排出時にも回転駆動されるようになっている。
【0017】
また、処理槽2の前壁側には処理物を排出するための排出口11が形成されている。この排出口11には、ハンドル12を操作することによって開閉可能に構成された排出口蓋13が取り付けられており、排出口11を開放して、攪拌翼7が処理物を排出口11側に掻き上げる方向に回転駆動されることによって処理物が排出口11から排出され、排出された処理物は、排出口11から斜め下方に向けて取り付けられた排出シュート14により本体ケース1の前面側下部に取り出すことができるようになっている。
【0018】
一方、処理槽2の背面側には、本体ケース1の後壁との間のスペースに、上述した攪拌用モータ10の他に、処理槽2の排気口15からフィルタ16を介して排気経路に排出される排気をヒータ17と触媒18を用いて加熱脱臭する加熱脱臭機構19や、この加熱脱臭機構19からの排気を処理槽2の二重底部2aを介して吸い込んで外部に排出するための吸い込みファン20や、本装置全体を制御する制御盤21等が収納されている。なお、加熱脱臭機構19には、図4に示すように温度ヒューズ22が取り付けられているが、この温度ヒューズ22はフィルタ16の目詰まり以外によるヒータ過熱に備えて設けられたものである。
【0019】
上記構成により、処理槽2内に収納された微生物の担体と投入される生ごみ等の有機物が上記攪拌用モータ10によって駆動される攪拌体8により攪拌混合されると共に、処理槽2内からフィルタ16を介して排出される排気が加熱脱臭機構19に供給されて、ヒータ17により約300℃以上に加熱され、加熱された排気が触媒18を通ることにより脱臭される。加熱脱臭機構19を通った高温排気は処理槽2の二重底部2aに供給され、処理槽2を加温した後、吸い込みファン20により本体ケース1の背面側下部より外部に排出されるようになっている。また、処理槽2内の排気が外部に排出されるのに伴って、処理槽2上部に形成された吸気口23(図4参照)から新鮮な外気が処理槽2内に取り込まれるようになっている。
【0020】
上記フィルタ16はフィルタケース24に収納されて、排気口15に設けられたフィルタ装着部25に着脱自在に装着されるようになっている。フィルタ装着部25の上面には、手動復帰型のサーモスタット26が取り付けられている。このサーモスタット26は、前記制御盤21に搭載されたマイコンに接続されていて、サーモスタット26の作動時には図示しないランプやブザー等の報知手段によりフィルタ16の目詰まりを使用者に報知すると共に、装置の運転を停止するようになっている。
【0021】
図3を用いて具体的に説明すると、同図(a)はフィルタ16を収納したフィルタケース24が、処理槽2の排気口15に形成されたフィルタ装着部25に装着された状態及びサーモスタット26が作動した状態を示しており、フィルタ装着部25の上面には、手動復帰型のサーモスタット26が手動復帰ボタン26a側をフィルター装着部25内に臨ませた状態で取り付けられている。
【0022】
フィルタケース24は、同図(c)の分解斜視図に示すように、上ケース27と下ケース28から成っている。上ケース27は全体が多数の孔が穿孔されたパンチングメタルで形成されていて、フィルタ装着部25の上面に取り付けられたサーモスタット26の手動復帰ボタン26aの逃がし孔27aが形成されている。この逃がし孔27aは、フィルタケース24の着脱方向の両辺側が下方に円弧状に折り曲げられて、フィルタケース24の着脱(ここでは取り外し)により手動復帰ボタン26aを元に戻す役目をしている。一方、下ケース28は、底面に形成された開口部にパンチングメタル29が貼ってあり、手前側には着脱用の取手部28aが形成されている。この下ケース28内にフィルタ16を入れて上ケース27を取り付けることにより、フィルタ16がフィルタケース24内に収納されるようになっている。なお、下ケース28の側面にはマグネット30aが取り付けられており、これに対応して本体側に取り付けられたリードスイッチ30bにより、フィルタ16の着脱を前記制御盤21に搭載されたマイコンで検知して、フィルタ未装着時には装置の運転を停止するようになっている。
【0023】
従って、図3(a)で、フィルタ16が処理物の粉塵により目詰まりすると、矢印で示す排気流が流れにくくなり、下流の加熱脱臭機構19のヒータ17の熱がフィルタ装着部25に伝わり、所定の温度に達すると、サーモスタット26が作動して、図示のように手動復帰ボタン26aがフィルタケース24の上ケース27の逃がし孔27aに飛び出る。これと同時に、制御盤21に搭載されたマイコンがサーモスタット26の作動を検知して、図示しないランプの点滅やブザーの鳴動等によりフィルタ16の目詰まりを使用者に報知すると共に、装置の運転を停止する。
【0024】
使用者が上記の報知によりフィルタ16の目詰まりに気付いて、図3(b)に示すようにフィルタケース24を本体のフィルタ装着部25から取り出すことにより、フィルタ装着部25内に突出していたサーモスタット26の手動復帰ボタン26aがフィルタケース24の上ケース27に形成された逃がし孔27aの折り曲げ片により押し戻されて作動前の状態に復帰する。このように、比較的簡単な構成で、フィルタケース24の取り外し操作に連動させてサーモスタット26を確実に復帰させることができる。なお、サーモスタット26が復帰しても、フィルタケース24が装着されていない状態では、本体側に取り付けられたリードスイッチ30bがOFFで運転は停止したままであるので、フィルタ未装着状態で運転が再開されることによりフィルタ16が装着されていない排気口15から処理物の粉塵が排気経路にそのまま排出されるような不具合は生じない。そして、洗浄等により目詰まりの解消したフィルタ16を収納したフィルタケース24が装着されると、リードスイッチ30bがONして、通常の運転状態に戻る。
【0025】
このように、フィルタ装着部25に手動復帰ボタン26aを有するサーモスタット26を設けることにより、フィルタ16の目詰まりの初期の段階で、サーモスタット26を作動させると共に、ランプやブザー等で使用者に報知して、フィルタ16の掃除等を行わせることにより、通常運転状態に簡単に戻ることができる。処理槽2の排気口15に装着されるフィルタ16は処理槽2からの排気に含まれる粉塵が徐々に付着して必ず目詰まりするので、使用者が定期的に掃除するのが普通だが、それを忘れることがあっても、サーモスタット作動信号をマイコンに入力して運転を停止し、ランプやブザー等で使用者に容易に知らせることができる。また、有機物の処理効率が低下した状態での無駄な運転が継続されることもない。
【0026】
このように、使用者がフィルタ16の目詰まりを容易に分かるようにし、フィルタケース24を取り出してフィルタ16の目詰まりを解消することで、サーモスタット26を復帰させ、容易に通常運転状態に戻ることができる。また、目詰まりがひどくなって、温度ヒューズ22が断線に至る前にサーモスタット26を作動させるので、サービスマンを呼ばなくても、使用者レベルで簡単に解決できる。
【0027】
なお、サーモスタット26は、作動すると手動復帰ボタン26aが飛び出る構造のものを用い、取付位置は、フィルタケース24の着脱で、飛び出た手動復帰ボタン26aを押し戻す場所なら何処でも良い。
【0028】
図5〜図7は、他の実施形態を示す図であり、前記実施形態と同一符号は同一又は相当部分を示している。なお、本体形状や各構成要素の配置構成は異なるが基本的構成はほぼ同じである。
【0029】
本実施形態においては、前記実施形態のフィルタ部構成に加えて、本体ケース1から外部への排気部構成に改良を加えたものである。
【0030】
前述したように、生ごみを分解処理すると悪臭が発生し、この悪臭を脱臭するために触媒方式による脱臭機構19を採用すると、処理槽2からの排気を外部に排出する排気経路の途中で排気を高温に加熱する必要があり、本体ケース1から外部に排気する際に高温排気を排出することになる。従来は、この高温排気を本体ケース1内の配管に近い形状でそのまま排出するか、安全性も考慮して本体底面側に排出したり、煙突配管にしたりしていた。
【0031】
しかし、そのまま排出される高温排気に人が触れると火傷等の安全面の問題がある。また、人に触れないように本体底面側に排出すると、本体底面に水蒸気を含んだ排気が触れてそこで結露し、腐食等により本体の寿命に悪影響を及ぼす可能性があった。また、煙突配管は外観が損なわれたり、強度をある程度確保しなければならないのでコスト高になる。
【0032】
そこで、本実施形態においては、本体ケース1内の排気経路から本体ケース1側壁近くの底面側に排気する部分に、中空の直角三角柱状の排気筒31を横にし、その傾斜面31aが本体ケース1外に一部露出して外向きの斜め下方に向くように配置し、吸い込みファン20からの配管32の開口端を上記傾斜面31aの上部側に吹き出すように連結すると共に、傾斜面31aの下端に形成される排気口31bの形状を細長い形状にしたものである。すなわち、細長い形状の排気口31bとすると共に、排気方向が地面に向かい、かつ本体ケース1側壁の外側に向かって斜め下向に吹き出すように形成したものである。また、細長い形状の排気口31bの断面積は、連結された配管32の断面積と同じになるように構成されている。
【0033】
上記のように細長い形状の排気口31bとすることにより、高温排気が外気に触れる表面積を大きくすることができるので、高温排気の温度を効率良く下げることができる。
【0034】
さらに、排気口31bから排気が本体ケース1側壁方向に斜め下方に吹き出すようにすることにより、本体ケース1底面での結露等の悪影響を防止することができる。また、本体ケース1外側方に向けて吹き出すため、本体ケース1底面で排気口31bに向かって矢印で示すような気流が発生し、それによって更に排気の冷却効果が期待できる。また、上述したような形状の排気筒31のマフラー効果により、消音効果も期待できる。
【0035】
なお、上記実施形態では、生ごみ等の有機物を担体に棲息する微生物により分解処理する有機物処理装置に本願発明を適用したものについて説明したが、微生物を用いずに加熱乾燥により生ごみ等の有機物を処理するものにも適用可能で、ほぼ同様な作用効果が得られる。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本願発明によれば、生ごみ等の有機物を処理する処理槽からフィルタを介して排出される排気を加熱脱臭する脱臭機構を備えた有機物処理装置において、前記フィルタの近傍に備えられて検知温度が所定値に達すると作動すると共に作動状態を復帰させる手動復帰部を有するサーモスタットと、このサーモスタットの作動時に前記フィルタの目詰まりを報知する報知手段と、前記サーモスタットの作動後に前記フィルタの着脱に連動してサーモスタットの手動復帰部を動作させてサーモスタットを復帰させる連動機構とを備えたことにより、フィルタが目詰まりしても温度ヒューズが断線することなく使用者レベルで対応でき、また、有機物の処理効率が低下した状態での無駄な運転が継続されることもなくなる。
【0037】
また、前記フィルタは、フィルタケースに収納されて前記処理槽内の排気を排出する排気口に設けられたフィルタ装着部に着脱自在に装着され、前記サーモスタットは、その手動復帰部が前記フィルタ装着部内に臨むように配置され、前記フィルタケースには、前記サーモスタットの作動時に飛び出る手動復帰部の逃がし孔が形成されて成るものであるから、比較的簡単な構成で、フィルタケースの着脱操作に連動させてサーモスタットを確実に復帰させることができる。
【0038】
さらに、前記フィルタの着脱を検知して未装着時には運転を停止する制御手段を備えたことにより、サーモスタットが復帰しても、フィルタケースが装着されていない状態では運転は停止したままであるので、フィルタ未装着状態で運転が再開されることによりフィルタが装着されてない状態で処理物の粉塵が排気経路にそのまま排出されるような不具合は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に関する有機物処理装置の一実施形態を側面側から見た概略断面図。
【図2】同じく、背面側から見た概略断面図。
【図3】同じく、要部の詳細構成及び作用を示す図。
【図4】同じく、本装置の基本的構成と吸排気経路を示す概念図。
【図5】他の実施形態を正面側から見た概略断面図。
【図6】同じく、側面側から見た概略断面図。
【図7】同じく、その要部の拡大斜視図。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 処理槽
3 投入口
4 投入口蓋
6 攪拌軸
7 攪拌翼
8 攪拌体
10 攪拌用モータ
11 排出口
15 排気口
16 フィルタ
17 ヒータ
18 触媒
19 加熱脱臭機構
20 吸い込みファン
21 制御盤
22 温度ヒューズ
23 吸気口
24 フィルタケース
25 フィルタ装着部
26 サーモスタット
26a 手動復帰ボタン
27 上ケース
27a 逃がし孔
28 下ケース
29 パンチングメタル
30a マグネット
30b リードスイッチ
31 排気筒
31a 傾斜面
31b 排気口

Claims (3)

  1. 生ごみ等の有機物を処理する処理槽からフィルタを介して排出される排気を加熱脱臭する脱臭機構を備えた有機物処理装置において、
    前記フィルタの近傍に備えられて検知温度が所定値に達すると作動すると共に作動状態を復帰させる手動復帰部を有するサーモスタットと、このサーモスタットの作動時に前記フィルタの目詰まりを報知する報知手段と、前記サーモスタットの作動後に前記フィルタの着脱に連動してサーモスタットの手動復帰部を動作させてサーモスタットを復帰させる連動機構とを備えたことを特徴とする有機物処理装置。
  2. 前記フィルタは、フィルタケースに収納されて前記処理槽内の排気を排出する排気口に設けられたフィルタ装着部に着脱自在に装着され、前記サーモスタットは、その手動復帰部が前記フィルタ装着部内に臨むように配置され、前記フィルタケースには、前記サーモスタットの作動時に飛び出る手動復帰部の逃がし孔が形成されて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の有機物処理装置。
  3. 前記フィルタの着脱を検知して未装着時には運転を停止する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の有機物処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007144276A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Sanden Corp 生ゴミ処理装置及び生ゴミ処理装置用脱臭機
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