JP2004282634A - コンテンツのメタデータ記述方法、伝送方法およびコンテンツ受信再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送信側で、該主コンテンツ1に対応する単数または複数のメタデータ2を生成する。該メタデータ2には、主コンテンツ1の検索/視聴情報や従コンテンツ情報などが記述されている。該主コンテンツ1とメタデータ2は、送信チャネルとして放送3や、通信ネットワーク4などを経由してコンテンツ受信側に送られる。受信側では、受信したメタデータ6を用いて主コンテンツ5の検索を行ったり、メタデータ6に記述されている情報をもとに様々な形態で主コンテンツ5の視聴を行ったりすることができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送や通信から受信されるコンテンツに関連付けられたメタデータの記述方法、伝送方法、およびコンテンツの受信再生装置に関し、特に、コンテンツに関連する別のコンテンツに関する情報をメタデータとして記述することにより、それらのコンテンツ間のリンクや対象となるコンテンツの受信制御などを可能にするメタデータの記述方法、伝送方法、およびコンテンツの受信再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、MPEG−7やTV Anytime Forumなどにおいて、コンテンツの効率的な検索や閲覧を可能にするメタデータの記述方式が標準化されている。これらのメタデータ記述方式では、メタデータのシンタクス(文法)およびセマンティクス(意味)を規定している。
【0003】
また、衛星ディジタル放送におけるデータ放送やTV Anytime Forumでは、番組表を構成するための番組配列情報(Service Information)や、ECG(Electronic Content Guide)を構成するための番組位置テーブル(Program Location Table)などを規定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の番組表構成情報としての番組配列情報は独立したメタデータであり、要素としてのある番組と、それに関連する別の番組を結びつけるような規定はされていない。また、基本的には文字ベースの番組表を構成するためのものであるため、例えば動画の予告編を番組表の要素として用いるようなことはできない。
【0005】
また、番組位置テーブルについては、コンテンツに関連付けられるメタデータと見なせ、複数のコンテンツに対する番組表を構成することができる。ここで、個々のエントリは識別子などを含むコンテンツそのものの情報を記述するが、さらにそのコンテンツに関連のあるコンテンツの位置情報などを記述することはできない。従って、番組表の複数のエントリに対してそれぞれに関連のある番組を記述したり、番組表内のあるエントリを選択したときに、その番組から他の番組へのナビゲーションをするような手法は実現することができない。
【0006】
また、これらのメタデータ記述方式の利用法については標準化されていないが、番組などの高度な視聴のためにはメタデータを利用したコンテンツ受信再生装置の制御などについても考慮する必要がある。現状では、メタデータをトリガとして受信再生装置の動作を適応的に切り替えるような規定はされていない。
【0007】
本発明は、前記した従来技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、要素としてのある番組と、それに関連する別の番組を結びつける情報をメタデータとして記述する、換言すればコンテンツに関連する別のコンテンツに関する情報をメタデータとして記述するメタデータの記述方法、また、それらのコンテンツ間のリンクや対象となるコンテンツの伝送、受信制御などを可能にするメタデータの伝送方法およびコンテンツの受信再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、本発明は、放送や通信などから受信されるコンテンツに関連付けられたメタデータの記述方法において、1以上のメタデータが同一のコンテンツに関連付けられ、少なくとも一つのメタデータに該コンテンツと関連する別のコンテンツに関する情報を記述するようにした点に第1の特徴がある。
【0009】
この特徴によれば、例えば主コンテンツの視聴中にこれに関連付けられた別のコンテンツの視聴を開始することができるような、より高度なコンテンツ視聴形態を享受できるメタデータの記述方法を提供できるようになる。
【0010】
また、本発明は、コンテンツ受信再生装置において、前記メタデータ記述方法を用いて記述されたメタデータを解析するメタデータ解釈手段と、該メタデータ解釈手段によるメタデータの解析結果を基に、あるコンテンツに関連する別のコンテンツを受信する受信手段とを具備した点に第2の特徴がある。
【0011】
この特徴によれば、例えば主コンテンツの視聴中にこれに関連付けられた別のコンテンツの視聴を開始することができるような、より高度なコンテンツ視聴形態を享受できるコンテンツ受信再生装置を提供できるようになる。
また、本発明は、メタデータの伝送方法において、前記メタデータ記述方式で記述されたメタデータが、コンテンツに付随、または包含されて伝送、あるいはコンテンツとは異なる経路、または異なる時間帯に伝送されるようにした点に第3の特徴がある。
【0012】
この特徴によれば、コンテンツとメタデータとを効率的に送信側から受信側に伝送できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明する。まず、本発明の一実施形態を、図1を参照して説明する。
【0014】
図1(a)、(b)は本発明のコンテンツとメタデータの伝送方法を説明する図である。まず、コンテンツ(以下、主コンテンツ1)の送信側で、該主コンテンツ1に対応する単数または複数のメタデータ2を生成する。メタデータ2の記述フォーマットとしては、XML(eXtensible Markup Language)などを用いることができる。
【0015】
図1(a)は、送信チャネルとして放送および通信を想定したものであり、送信側から送信された主コンテンツ1とそのメタデータ2は、放送や通信などのチャネル3,4を経由してコンテンツ受信側に送られる。なお、受信側に到達した主コンテンツとメタデータのそれぞれに符号5,6を付けるが、これらは前記主コンテンツ1,メタデータ2と同一内容である。
【0016】
該メタデータ6には、主コンテンツ5の検索/視聴情報や従コンテンツ情報などが記述されているので、受信側では、受信したメタデータ6を用いて主コンテンツ5の検索を行ったり、メタデータ6に記述されている情報をもとに様々な形態で主コンテンツ5の視聴を行ったりすることができる。また、従コンテンツ情報により、従コンテンツ7にアクセスし、通信回線4を介して従コンテンツ8を受信することができる。なお、該コンテンツ受信側の動作例は、図3を参照して後述する。
【0017】
図1(b)は、主コンテンツ1とそれに包含されたメタデータ2を通信回線4を介してコンテンツ受信側に送る例を示す。受信側では、前記と同様に、受信したメタデータ6に基づいて、主コンテンツ5の検索を行ったり、メタデータ6に記述されている情報をもとに様々な形態で主コンテンツ5の視聴を行ったりすることができる。また、従コンテンツ情報により、従コンテンツ7にアクセスすることができる。前記の例は、送信チャネルとして放送および通信を想定したものであるが、本発明はこれに限定されず、主コンテンツ/主メタデータ、従コンテンツの入手経路は、放送、通信いずれの組み合わせも可能であり、さらに通信については、専用網、公衆網のいずれも用いることができる。
【0018】
次に、前記コンテンツ送信側で作成される主コンテンツ1とメタデータ2の伝送フォーマット例について、図2を参照して説明する。
【0019】
コンテンツ送信側で生成されたメタデータ2は、図2(a)に示されているように、主コンテンツ1に包含するか、同図(b)に示されているように、主コンテンツ1とは別に形成される。
【0020】
すなわち、図2(a)の場合には、コンテンツ1は、コンテンツヘッダ1a、各種パラメータ1b、ユーザデータ1cおよびコンテンツデータ1dからなり、メタデータ2は、該ユーザデータ1c中に包含される。なお、該メタデータ2は、メタデータヘッダ2aとメタデータ2bから構成され、該メタデータヘッダ2aにはコンテンツ1のヘッダに記載された識別子と同一の識別子を記述するのが好適である。該メタデータ2bはテキスト形式またはバイナリ形式で記述される。
【0021】
また、図2(b)の場合には、図示されているように、メタデータ2は、主コンテンツ1とは別個に作成される。前記主コンテンツ1は、オーディオおよびビデオのそれぞれから形成されることがあることは勿論、これらを多重化して形成されることもある。
【0022】
次に、図2(a)の場合には、メタデータ2は主コンテンツ1に包含して伝送する、また同図(b)の場合には、主コンテンツ1と多重化して伝送するのが好適であるが、主コンテンツ1とは全く異なる経路や時間帯で伝送するようにしてもよい。また、メタデータ2を伝送する場合には、XMLなどで記述されたテキスト形式のメタデータをバイナリ形式に変換してもよい。
【0023】
次に、本発明は、このメタデータ2に主コンテンツ1に関連のある別のコンテンツ7に関する情報を記述する方式を提供する。受信した主コンテンツ5に関連付けられたメタデータ6に従コンテンツ7に関する情報が記述されているため、主コンテンツ5を視聴中に受信装置に何らかの制御を与えることにより、従コンテンツ7を扱うことができるようになる。
【0024】
例えば、図3に示すように、主コンテンツ5が番組本編からプレビュー抽出されたある番組の予告編であり、従コンテンツ7が該番組本編そのものの場合、番組の予告編を視聴している際に、番組の本編を視聴したいという制御を受信装置に与えると、番組の本編の受信を開始するなどの機能を提供することができる。
【0025】
また、別の例では、主コンテンツ5がある番組の本編であり、従コンテンツ7が主コンテンツとシリーズを構成する別の番組の本編(例えば次の週に放送される番組の本編など)である場合、その番組本編を視聴している間または視聴後に、次の週に放送されるシリーズの番組本編を視聴したいという制御を受信装置に与えると、次の週に放送される番組本編の録画予約を行うなどの機能を提供することができる。
【0026】
従コンテンツ7を扱う際には、主メタデータ5aに従コンテンツ7の位置が記述されていれば直接従コンテンツ7を指定することもできるが、従コンテンツ7に関連付けられたメタデータ7a(以下、従メタデータ)に記述された従コンテンツの位置記述要素への参照が主メタデータ5aに記述されていれば、従メタデータ7aを経由して従コンテンツ7を指定することもできる。
【0027】
ここでは、図3に示されているように、主コンテンツ5が番組の予告編、従コンテンツ7が番組の本編であるとする。このとき、番組の本編は▲1▼現在放送中のもの、▲2▼今後放送予定のもの、▲3▼通信網上から受信できるもの、▲4▼既に受信装置で受信され、受信装置内に含まれる蓄積装置に録画されているものなどの形態が考えられる。また、それぞれについて番組の本編の受信が(A)無料のもの、(B)有料のもの(課金が発生するもの)の2通りが考えられる。
【0028】
これらの形態によって、図4のようにメタデータ5aに従コンテンツ7の情報が記述される。上記の▲1▼や▲2▼の場合は、図4(a)のように、従コンテンツが放送される日時や放送波を受信するチャネルの情報、▲3▼の場合は、同図(b)のように、従コンテンツが保持されている通信網上のサーバアドレスの情報などが記述されている。また、別の例では、同図(c)のように、コンテンツの参照識別子が記述されており、この識別子を用いてコンテンツの位置解決を行うことによって、実際のコンテンツの位置情報を取得することもできる。参照識別子を用いたコンテンツの位置解決については、TV−Anytime Forumで規定されている方法などを用いることができる。図示の例は、この方法を用いたものである。
【0029】
次に、コンテンツの受信再生装置におけるメタデータ解析によるコンテンツの受信確認機能を、図5のフローチャートを参照して説明する。コンテンツの受信装置が利用者から従コンテンツの受信制御を受けた場合には、まずステップS1の処理、すなわちメタデータに記述された従コンテンツの位置情報の解析を行う。次に、ステップS2では、該解析により特定された従コンテンツが蓄積済みか否かの判断を行い、この判断が肯定の時にはステップS3に進んで従コンテンツのファイルを読み出す。
【0030】
一方、ステップS2の判断が否定の時には、ステップS4に進んで、従コンテンツの位置の特定を行う。この位置の特定により、該従コンテンツのサーバアドレスや、放送日時とチャネル等が分かる。ステップS5に進むと、前記従コンテンツの属性が解析される。ステップS6では、該従コンテンツが有料コンテンツであるか否かの判断がなされ、この判断が肯定の時にはステップS7に進んで課金処理がなされる。
【0031】
ステップS8では、該従コンテンツが放送中であるか否かの判断がなされ、この判断が肯定の時にはステップS9に進んで受信が開始される。一方否定の時にはステップS10に進んで、放送予定があるか否かの判断がなされ、この判断が肯定の時にはステップS11に進んで、録画予約されているか否かの判断がなされる。録画予約されていればステップS12に進んで、録画予約される。録画予約がなければ、ステップS16に進んで確認終了となる。
【0032】
前記ステップS10の判断が否定の時にはステップS13に進み、前記従コンテンツはネットワーク上のサーバにあるか否かの判断がなされる。この判断が肯定の場合にはステップS14に進んで受信するか否かの判断がなされる。そして、この判断が肯定の時にはステップS15に進んで受信開始する。一方、前記ステップS13,S14のいずれかの判断が否定の時にはステップS16に進み、確認を終了する。
【0033】
上記の処理をまとめると、前記コンテンツの受信再生装置は次の動作を行うことになる。従コンテンツが前記の▲1▼の場合、すなわち番組の本編が現在放送中の場合には、受信装置は従コンテンツの位置情報から受信チャネルを設定し、従コンテンツの受信を開始する。▲2▼の場合、すなわち今後放送予定の場合には、受信装置は従コンテンツの放送予定日時、予定受信チャネルの情報を得て、例えば受信装置が録画機能を持つ場合には、該従コンテンツの録画予約を行う。▲3▼の場合、すなわち番組の本編が通信網上から受信できるものである場合には、受信装置は従コンテンツの位置情報から通信網上で従コンテンツが保持されているサーバのアドレスを得て、受信の要求を出して従コンテンツの受信を開始する。さらに、▲4▼の場合、すなわち既に受信装置で受信されている場合には、既に受信済みのコンテンツリストから該当する従コンテンツが受信装置に含まれる蓄積装置内のどこに蓄積されているかの情報を得て、蓄積装置から従コンテンツを読み出して従コンテンツの再生を開始する。
【0034】
なお、▲1▼〜▲3▼の場合において、それぞれ従コンテンツが上記(B)のように有料の場合には、前記ステップS7の前に、有料コンテンツを受信するかどうかの確認を利用者に対して行い、有料コンテンツを受信することになった場合は、コンテンツを受信または録画予約する前などの、何らかのタイミングで課金制御を行う。
【0035】
次に、前記実施形態の受信再生装置の機能ブロック図を図6に示す。放送または通信から受信インタフェース11を経由して受信されたコンテンツとメタデータは、多重分離部12においてコンテンツaとメタデータbに分離される。コンテンツaは、録画を行う場合には蓄積装置13に蓄積され、受信と同時に再生を行う場合はコンテンツ復号部14、再生制御部15を経て表示部16に表示される。
【0036】
一方、メタデータbはメタデータ解釈部17で解釈され、視聴形態に関する情報は再生制御部15へ、課金に関する情報は課金制御部18へ、録画予約に対応する場合は録画制御部19へ、現在放送中のものを受信またはネットワーク上にあるコンテンツを受信する場合は受信制御部20へ、それぞれ信号が渡される。また、コンテンツの位置情報が参照識別子として記述されている場合は、位置解決部21において位置情報へと解決される。
【0037】
また、課金制御部18からの制御信号は再生制御部15へ、録画制御部19からの制御信号は蓄積装置13へ、また、受信制御部20からの制御信号は受信インタフェース11へ送られる。また、課金制御部18、録画制御部19,および位置解決部21からの出力信号は、受信制御部20へ送られる。
【0038】
主コンテンツとそれに関連付けられたメタデータは、それらを一組として一つのコンテンツ(以下、アイテム)と見なすことができる。主コンテンツとメタデータの組合せは、単一又は複数の伝送チャネルを用いて、又は放送チャネルでは複数のアイテムをカルーセル伝送方式などを用いて、一定時間間隔で反復して伝送することができる。この場合、受信側では受信した主コンテンツを順次再生していくなどの形態が考えられる。また、別の形態では、上記複数のアイテムを同時に伝送することができ、受信側では受信した主コンテンツを複数同時に再生するなどの形態が考えられる。これにより、メタデータとコンテンツの複数の組み合わせを効率よく伝送できるようになる。
【0039】
図7は、図1以外の他の伝送方法の例を示す。ここでは、主コンテンツ1とそれに関連付けられているメタデータ2が、異なる経路や時間帯で伝送することも可能である。これは、例えば、比較的容量の小さいメタデータ2のみを通信チャネル4を用いて伝送し、比較的容量の大きい主コンテンツ1を、放送チャネル3を用いて伝送するような場合である。
【0040】
このように主コンテンツ1とメタデータ2が異なる経路や時間帯で伝送され、受信装置で受信された場合には、図2に示すようなメタデータヘッダに記述された主コンテンツの識別子などを用いて、受信装置内で主コンテンツ1とメタデータ2の関連付けを再度行う。これにより、主コンテンツとは別々に受信されたメタデータを用いて、関連する主コンテンツの検索を行ったり、メタデータに記述されている情報をもとに様々な形態で主コンテンツの視聴を行ったりすることができる。
【0041】
また、他の伝送方法を説明する。この伝送方法は、図7(b)に示されているように、主コンテンツ1と従コンテンツ7が提供される経路が異なっている場合である。例えば、主コンテンツ1としての番組の予告編を提供する事業者が、従コンテンツ7としての番組本編を放送する放送事業者の許可を得てネットワーク上で番組の予告編を配信し、従コンテンツ7を放送波から受信する形態である。これにより、メタデータに記述されている従コンテンツの視聴などを行うことが可能となる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように 請求項1の発明によれば、放送や通信から提供されるコンテンツ(主コンテンツ)に関連付けられたメタデータに、そのコンテンツと関連のある別のコンテンツ(従コンテンツ)の情報を記述しておくことにより、主コンテンツの視聴中に従コンテンツの視聴を開始したり、録画予約などを行ったりすることが可能となり、より高度なコンテンツ視聴形態を享受することができるようになる。
【0043】
また、請求項2〜4の発明によれば、従コンテンツの位置を指定する情報を効果的に記述できる。
【0044】
また、請求項5の発明によれば、メタデータを解釈することにより、従コンテンツを効果的に受信できるようになる。請求項6の発明によれば、効率の良い経路で従コンテンツを受信できるようになる。請求項7の発明によれば、従コンテンツの所在位置あるいは状況に応じて、該従コンテンツを適応的に受信またはアクセスできるようになる。請求項8の発明によれば、無料または有料のコンテンツを、適応的に受信できるようになる。請求項9の発明によれば、メタデータとコンテンツの複数の組合せを、効果的に受信し再生することができるようになる。
【0045】
また、請求項10の発明によれば、番組の予告編から番組本体への関連を記述することができるようになる。請求項11の発明によいれば、ある番組からシリーズの他の番組への関連を解決することができるようになる。請求項12の発明によれば、メタデータをXML言語で記述することができ、効率的に記述できるようになる。
【0046】
また、請求項13の発明によれば、メタデータが、コンテンツに付随または包含されて伝送されるようにしたので、効率的な伝送が行えるようになる。請求項14〜16の発明によれば、さらに効率的な伝送が行えるようになる。請求項17の発明によれば、コンテンツと1以上のメタデータの関連付けを正確かつ効果的に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のコンテンツとメタデータの伝送方法の説明図である。
【図2】メタデータの伝送フォーマット例を示す図である。
【図3】主コンテンツと従コンテンツの関係の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態の主コンテンツメタデータの記述例を示す図である。
【図5】コンテンツ受信再生装置におけるメタデータ解析によるコンテンツの受信確認機能を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態のコンテンツ受信再生装置の概略の構成を示すブロック図である。
【図7】コンテンツとメタデータの他の伝送方法の説明図である。
【符号の説明】
1、5・・・主コンテンツ、2、6・・・メタデータ、7、8・・・従コンテンツ、11・・・受信インタフェース、12・・・多重分離部、13・・・蓄積装置、14・・・コンテンツ復号部、15・・・再生制御部、16・・・表示部、17・・・メタデータ解釈部、18・・・課金制御部、19・・・録画制御部、20・・・受信制御部、21・・・位置解決部。
Claims (17)
- 放送や通信などから受信されるコンテンツに関連付けられたメタデータの記述方法において、
1以上のメタデータが同一のコンテンツに関連付けられ、少なくとも一つのメタデータに該コンテンツと関連する別のコンテンツに関する情報を記述するようにしたことを特徴とするコンテンツのメタデータ記述方法。 - 請求項1に記載のコンテンツのメタデータ記述方法において、
前記メタデータ記述方法で記述された別のコンテンツに関する情報として、少なくとも該コンテンツの位置情報またはコンテンツの参照識別子のいずれかを記述することを特徴とするコンテンツのメタデータ記述方法。 - 請求項2に記載のコンテンツのメタデータ記述方法において、
前記メタデータ記述方法で記述された別コンテンツの位置情報は、該コンテンツが放送から受信可能な場合は、少なくとも放送日時、放送チャネルに関する情報から構成され、
該コンテンツが通信から受信可能な場合は、少なくとも該コンテンツが蓄積されているネットワーク上のサーバに関する情報から構成されることを特徴とするコンテンツのメタデータ記述方法。 - 請求項2に記載のコンテンツのメタデータ記述方法において、
前記メタデータ記述方法で記述された別コンテンツの参照識別子は、コンテンツ位置解決手段によりコンテンツの位置情報へ解釈されることを特徴とするコンテンツのメタデータ記述方法。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載のコンテンツのメタデータ記述方法を用いて記述されたメタデータを解析するメタデータ解釈手段と、
該メタデータ解釈手段によるメタデータの解析結果を基に、あるコンテンツに関連する別のコンテンツを受信する受信手段とを具備したことを特徴とするコンテンツ受信再生装置。 - 請求項5に記載のコンテンツ受信再生装置において、
前記メタデータ記述方法を用いて記述された別のコンテンツを、主コンテンツと同一または異なる経路から受信する受信手段を具備したことを特徴とするコンテンツ受信再生装置。 - 請求項5に記載のコンテンツ受信再生装置において、
前記別のコンテンツが現在放送から受信可能な場合に該コンテンツの受信を開始する手段と、
該コンテンツが将来放送から受信可能な場合に該コンテンツの受信予約を行う手段と、
該コンテンツが通信から受信可能な場合に該コンテンツをサーバから受信する手段と、
該コンテンツが蓄積装置に蓄積されている場合に該コンテンツを蓄積装置から読み出して再生を開始する手段のうちの少なくとも一つの手段を具備したことを特徴とするコンテンツ受信再生装置。 - 請求項6または7に記載したコンテンツ受信再生装置において、
前記別のコンテンツを受信するか否かの指定を行う手段と、
前記手段によってコンテンツを受信する指定がなされかつコンテンツが無料コンテンツの場合には、コンテンツの受信を開始する手段と、
前記手段によってコンテンツを受信する指定がなされかつコンテンツが有料コンテンツの場合には、コンテンツの受信許可を確認する手段とを具備したことを特徴とするコンテンツ受信再生装置。 - コンテンツ受信再生装置において、
メタデータとコンテンツの複数の組合せを受信した順序で指定された時間の間順次的に再生する手段と、
受信した組合せの一部または全てを複数同時再生する手段の少なくとも一つを具備したことを特徴とするコンテンツ受信再生装置。 - 放送や通信などから受信されるコンテンツに関連付けられたメタデータの記述方法において、
前記メタデータに関連付けられたコンテンツは番組を基に作成された番組の予告編(番組ガイド)であり、
これに関連付けられた別コンテンツが番組本体であり、
前記メタデータを解析することにより、番組の予告編から番組本体への関連を記述することが可能なメタデータ記述方法。 - 放送や通信などから受信されるコンテンツに関連付けられたメタデータの記述方法において、
前記メタデータに関連付けられたコンテンツが番組であり、
これに関連付けられた別コンテンツがシリーズを構成する他の番組であり、
該メタデータを解析することにより、ある番組からシリーズの他の番組への関連を解決するメタデータ記述方法。 - 請求項1ないし4、10、11のいずれかに記載のメタデータの記述方法において、
該メタデータ記述方法はXMLをベースとした言語で定義され、メタデータをXML言語で記述することを特徴とするメタデータ記述方法。 - メタデータの伝送方法において、
請求項1ないし4、10、11のいずれかに記載したメタデータ記述方式で記述されたメタデータが、コンテンツに付随または包含されて伝送されることを特徴とするメタデータの伝送方法。 - メタデータの伝送方法において、
請求項1ないし4、10、11のいずれかに記載したメタデータ記述方式で記述されたメタデータが、コンテンツとは異なる経路、異なる時間帯、または異なる経路かつ時間帯に伝送されることを特徴とするメタデータの伝送方法。 - 請求項13または14に記載のメタデータの伝送方法において、
メタデータとコンテンツの組合せを複数伝送する際に、1以上の伝送チャネルを用いて、個々の組合せを一定時間間隔で繰り返し伝送するか、複数の組合せをまとめて伝送するメタデータの伝送方法。 - 請求項13ないし15のいずれかに記載のメタデータの伝送方法において、
前記メタデータの伝送方法を用いてメタデータとそれに関連付けられたコンテンツを複数伝送する際に、メタデータとコンテンツを別経路または時間帯に伝送し、受信側でメタデータとコンテンツの関連付けを再度行うことを特徴とするメタデータの伝送方法。 - 請求項16に記載のメタデータの伝送方法において、
前記メタデータとコンテンツの関連付けは、該コンテンツのヘッダに記載された識別子と同一の識別子を全てのメタデータに記述しておき、該識別子を用いてコンテンツと1以上のメタデータの関連付けを行うことを特徴とするメタデータの伝送方法。
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