JP2004282534A - アンテナ装置及び無線通信端末装置 - Google Patents

アンテナ装置及び無線通信端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アンテナ効率は充分に確保しながら装置全体の小型化が図れる無線通信端末装置を提供する。
【解決手段】この発明の無線通信端末装置は、アンテナ素子13に高周波信号を供給するRF回路3と、このRF回路3を内部に内蔵させるアンテナ素子13と、前記RF回路3と接続されるベースバンド信号回路4を有し、前記アンテナ素子13の一部を短絡させるグランド層16を形成した回路基板4とを備える。そして、RF回路3とベースバンド信号回路4を接続する信号線18を、アンテナ素子13の内部に設けた。アンテナ素子13にRF回路3を内蔵させることによって、端末装置全体の大きさを小型化することができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナ装置及び無線通信端末装置に関し、詳細にはアンテナ特性に優れると共に小型化が図れるアンテナ装置及び無線通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、携帯電話機などの無線通信端末装置に搭載されるアンテナ及び無線回路は、小型且つ軽量であることが要求される。近年、無線回路で使用される分波器、アイソレータ、アンプなどは、高い誘電率、透磁率を持つ材料を高精度で加工、量産できる技術が向上し、飛躍的に小型化及び低背化(高さの低い)が進んでいる。
【0003】
一方、アンテナは、使用する周波数に応じてその物理的大きさが決まるため、小型化することは難しい。つまり、アンテナを小型化すると、小型化に伴い放射抵抗が小さくなり、それに起因してアンテナ効率が劣化し、同時にQ値が高くなるため、アンテナの比帯域幅が狭くなる。しかしながら、近年の携帯電話機に対する小型化の要求に応じて、ある程度のアンテナ特性は犠牲にしても当該アンテナの小型化を図っているのが現状である。
【0004】
このように、アンテナ単体では、小型化に限界があるため、無線回路に使用されるモジュールや半導体と、アンテナとを一体化させることによって携帯無線機全体の小型化を図る試みがなされている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0005】
特許文献1に記載される受信モジュールユニットでは、アンテナと、磁気的にシールドを行うシールドパターンで保護された回路とを同一平面に構成することによって、受信モジュール全体の小型化を図り、さらに回路相互間の影響を除去している。
【0006】
特許文献2に記載の半導体パッケージでは、ICチップの周囲に1ループ状のアンテナパターンを回路基板に設けることで小型化及び薄型化を図っている。
【0007】
しかしながら、これら受信モジュールユニットや半導体パッケージでは、アンテナパターンの近傍に基板のグランドパターンが近接すると、著しくアンテナ効率が劣化し、同時に狭帯域化することが考えられる。
【0008】
この問題を改善する技術として、例えば、回路基板上に誘電体基体を介してアンテナを積層し、さらにアンテナ素子中の周波数帯域幅への寄与が大きい部位への影響を避けるように内部部品のレイアウトを最適化して小型化を図った、アンテナモジュール及びそれを用いた無線通信装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−116240号公報(第3頁、第1図)
【特許文献2】
特開平7−176646号公報(第2頁及び第3頁、第1図)
【特許文献3】
特開2001−298321号公報(第3頁及び第4頁、第1図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献3のアンテナモジュール及び無線通信装置では、線状アンテナや板状アンテナの周波数帯域幅及びアンテナ効率は、端末内におけるアンテナのとり得る空間によって決められることが知られており、要求仕様によってはこれらの構成では充分な小型化が困難である場合がある。
【0011】
そこで、本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、アンテナ効率は充分に確保しながら装置全体の小型化が図れるアンテナ装置及び無線通信端末装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のアンテナ装置は、少なくとも一部を短絡させたアンテナ素子の内部に、所定の電気回路を内蔵させた構成としている。
【0013】
本発明のアンテナ装置によれば、アンテナ素子の内部に電気回路を内蔵させているので、モジュール全体の大きさが小型化される。また、アンテナ自体は、その使用する周波数に応じた電気長を確保できるため、アンテナ特性を犠牲にすることはない。
【0014】
本発明の無線通信端末装置は、無線回路を内部に内蔵させるアンテナ素子と、この無線回路と接続される電気回路を有し、アンテナ素子の一部を短絡させる地導体とを備える。
【0015】
本発明の無線通信端末装置によれば、アンテナ素子の内部に無線回路を内蔵させているので、端末装置全体の大きさが小型化される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態は、本発明に係るアンテナ装置及び無線通信端末装置を携帯電話機に適用した例である。
【0017】
「第1の実施の形態」
第1の実施の形態の携帯電話機1は、図1に示すように、アンテナ装置であるアンテナモジュール2と、通信制御部を構成するRF回路(高周波無線回路)3,ベースバンド信号回路4及びCODEC(コーデック)5と、メモリ6と、表示部7と、キー入力部8と、スピーカ9と、マイクロフォン10と、これらを制御するCPU11とを備えている。
【0018】
アンテナモジュール2は、アンテナ素子から構成されるアンテナ12を有し、そのアンテナ素子の内部に電気回路の一つであるRF回路3を内蔵させた構成とされている。アンテナモジュール2については、後述するものとする。
【0019】
CODEC5は、マイクロフォン10から入力された音声信号を符号化してベースバンド信号回路4に送ると共に、ベースバンド信号回路4から受けた信号を復号化することにより得られる音声信号をスピーカ9に供給する。
【0020】
ベースバンド信号回路4は、CODEC5から受けた信号を送信用のベースバンド信号に調整してRF回路3に送ると共に、RF回路3が復調したベースバンド信号からCODEC5が処理可能な信号を取り出す。
【0021】
RF回路3は、ベースバンド信号回路4から送られたベースバンド信号に応じた変調を施したRF信号をアンテナ12に供給すると共に、アンテナ12を介して受信したRF信号からベースバンド信号を復調してベースバンド信号回路4に送る。
【0022】
メモリ6は、例えばROMなどからなり、CPU11が実行するプログラムや各種設定データなどを記憶する。表示部7は、例えば液晶表示装置(LCD駆動装置)などから構成され、電話番号や送受信したメッセージデータ(例えば電子メールなど)などの内容を表示する。キー入力部8は、入力手段であるテンキーによる入力指示をCPU11に指令し、メモリ6に記憶されたプログラムを実行させる。
【0023】
スピーカ9は、CODEC5から送られた音声信号に応じた音声を出力する。一方、マイクロフォン10は、外部から音声を取り込んで、その音声を音声信号に変換してCODEC5へ転送する。
【0024】
アンテナモジュール2は、図2から図4に示すように、アンテナ12を構成するアンテナ素子13を有し、このアンテナ素子13の内部に電気回路であるRF回路3を内蔵させた構成とされている。
【0025】
アンテナ素子13は、例えば銅やメッキなどの導電性材料から形成され、アンテナエレメントとして動作する。このアンテナ素子13の表面には、内部に内蔵させたRF回路3からの不要な電磁波の放射を抑制し、同時にRF回路3へのノイズの回り込みを防ぐために、その全てを覆うようにしてシールド層14が形成されている。このシールド層14は、例えばイオン蒸着などによるメッキで、前記アンテナ素子13を覆うことにより形成される。もちろん、板金でアンテナ素子13を覆ったシールド層14を使用してもよい。かかるシールド層14の厚みは、例えば第3世代の携帯電話機で使用される2GHz帯では表皮深さが2μmm程度であるため、それ以上の厚みにシールド層14を形成することが好ましい。
【0026】
そして、このアンテナ素子13は、携帯電話機1の筐体内に収納される回路基板15に対してほぼ垂直に起立する垂直部13aと、この垂直部13aの先端より回路基板15とほぼ水平に延在する水平部13bとからなる。垂直部13aは、図3及び図4に示すように、回路基板15の長手方向の一側縁近傍部より、この回路基板15の一主面15aからほぼ垂直に起立し、回路基板15に形成された前記アンテナ素子13の地導体として機能するグランド層16と短絡(接地)されている。水平部13bは、垂直部13aの先端から回路基板15の一主面15aとほぼ平行に前記回路基板15の長手方向の他側縁に向かって形成されている。
【0027】
このアンテナ素子13は、携帯電話機1で使用される周波数で共振する電気長に設定されており、充分なアンテナ効率を確保することができるようにされている。そして、充分なアンテナ効率を確保した大きさとされたアンテナ素子13の内部には、高周波無線回路であるRF回路3が内蔵されている。
【0028】
RF回路3は、回路部を形成するRF回路基板17ごと、アンテナ素子13の水平部13bに内蔵されている。このRF回路3には、信号線18を介して前記回路基板15に形成されたベースバンド信号回路4が接続されている。信号線18は、RF回路3とベースバンド信号回路4間を接続するように前記アンテナ素子13の垂直部13a及び水平部13bに内蔵配索されている。
【0029】
また、アンテナ素子13には、RF回路3から高周波信号(高周波電流)をこのアンテナ素子13に給電させるための給電線19が内蔵されている。給電線19は、RF回路3から導出されアンテナ素子13の水平部13b及び垂直部13aを経て回路基板15に導かれ、当該回路基板15の一主面15aに給電点20を持ち、その給電点20よりアンテナ素子13へほぼ垂直に上昇してシールド層14に接続されている。この給電線19は、アンテナ素子13及び回路基板15に内蔵される部分が絶縁性部材からなる外皮19aによって覆われ、給電点20からアンテナ素子13間の露出部分が外皮19aの無い剥き出しの芯線19bとされている。
【0030】
なお、前記回路基板15には、図2及び図3に示すように、この回路基板15上に形成されたベースバンド信号回路4などの電気回路を覆って導電性部材であるシールドケース21が設けられている。先の例では、アンテナ素子13の一部をグランド層16に短絡させたが、このアンテナ素子13の一部を、シールドケース21に接続させてもよい。
【0031】
以上のように、アンテナ素子13の内部にRF回路3などの電気回路を内蔵させれば、携帯電話機1全体の大きさを小さくすることができる。また、アンテナ12自体は、携帯電話機1で使用する周波数に応じた電気長を確保しているため、アンテナ自体を小型化することによるアンテナ特性の劣化が無い。このため、第1の実施の形態の携帯電話機1によれば、アンテナ効率は充分に確保しながらアンテナ12と電気回路を一体として装置全体の小型化を図ることができ、コストも抑えることができる。
【0032】
「第2の実施の形態」
第2の実施の形態の携帯電話機1は、図5から図7に示すように、アンテナ12に高周波信号を給電する給電点20を、アンテナ素子13に設けた例である。その他の構成は、第1の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0033】
この第2の実施の形態の携帯電話機1では、給電線19は、RF回路3から導出されアンテナ素子13の水平部13b内をその先端側へ延在してアンテナ素子13上に給電点20を形成し、その給電点20より回路基板15へほぼ垂直に下降して当該回路基板15に形成したグランド層16に接地されている。この給電線19は、アンテナ素子13に内蔵される部分が外皮19aによって覆われ、給電点20から回路基板15間の露出部分が外皮19aの無い剥き出しの芯線19bとされている。
【0034】
なお、前記給電線19は、グランド層16ではなくシールドケース21に接続させてもよい。
【0035】
この第2の実施の形態の携帯電話機1によれば、給電点20をアンテナ素子13に設けているので、給電線19をアンテナ素子13の水平部13b及び垂直部13aに内蔵させる必要がないため、その構造がシンプルとなり、また、給電線19自体の長さも短くて済むから高周波信号の転送損失も低減できる。もちろん、この第2の実施の形態の携帯電話機1は、アンテナ特性を犠牲にすることなく装置全体の小型化を実現することができる。
【0036】
「第3の実施の形態」
第3の実施の形態の携帯電話機1は、図8に示すように、アンテナ素子13の垂直部13aを、少なくともアンテナエレメントの一辺の長さとした例である。なお、この携帯電話機1では、アンテナ素子13をシールドケース21に短絡させた他は、第1の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0037】
この第3の実施の形態の携帯電話機1では、シールドケース21と短絡する垂直部13aを、このシールドケース21の幅とほぼ同一の幅とした、いわゆるショートパッチアンテナとしたものである。
【0038】
このように、垂直部13aの幅をアンテナエレメントの一辺の長さとする幅広に形成すれば、アンテナ12の設計自由度が向上すると共に、アンテナ素子13に内蔵させる信号線18の数を増やすことができる。もちろん、この第3の実施の形態の携帯電話機1は、第1の実施の形態の携帯電話機1と同様、アンテナ特性を犠牲にすることなく装置全体の小型化を実現することができる。
【0039】
なお、この第3の実施の形態の携帯電話機1は、アンテナ素子13の一部をシールドケース21に短絡させたが、第1の実施の形態の携帯電話機1と同様、このアンテナ素子13の一部を、回路基板15に形成したグランド層16に短絡させてもよい。
【0040】
「第4の実施の形態」
第4の実施の形態の携帯電話機1は、図9に示すように、アンテナ素子13を、回路基板15に対して略同一平面に配置させた例である。その他は、第1の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0041】
この第4の実施の形態の携帯電話機1では、アンテナ素子13の水平部13bをシールドケース21とほぼ同じ幅の幅広な矩形状とし、垂直部13aを細長い矩形状として、その垂直部13aを回路基板15に形成したグランド層16(図示は省略する)に短絡させたものである。
【0042】
このように、アンテナ素子13が回路基板15と同一平面に配置されるので、アンテナの設計自由度が向上し、装置自体の薄型化を実現できる。もちろん、アンテナ素子13にRF回路3などの電気回路を内蔵させているので、装置全体の小型化も図れる。
【0043】
なお、この第4の実施の形態の携帯電話機1は、アンテナ素子13の一部をグランド層16に短絡させているが、このアンテナ素子13の一部を、シールドケース21に接続させるようにしてもよい。
【0044】
「第5の実施の形態」
第5の実施の形態の携帯電話機1は、図10に示すように、アンテナ素子13の一部に切り欠き部22を形成した例である。なお、この携帯電話機1では、アンテナ素子13をシールドケース21に短絡させた他は、第1の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0045】
この第5の実施の形態の携帯電話機1では、アンテナ素子13の水平部13bの一部に、その一側縁からほぼ垂直に前記水平部13bの延在方向と略直交する方向に切り欠き部22を形成している。
【0046】
この第5の実施の形態の携帯電話機1では、アンテナ素子13の一部に切り欠き部22を形成しているため、アンテナ素子13の電気長を長くすることができ、共振周波数を下げることができる。また、逆にアンテナ素子13の長さだけでは所定の電気長を確保することが困難な場合には、アンテナ素子13の一部に切り欠き部22を形成することで電気長を長くできる。
【0047】
さらに、この携帯電話機1では、アンテナ素子13に形成する切り欠き部22の形状や数を工夫することで、L型,コ字状型,メアンダ型,ジグザグ型,ヘリカル型といったアンテナ12とすることができ、アンテナの設計自由度を高めることができる。もちろん、この携帯電話機1は、アンテナ素子13にRF回路3などの電気回路を内蔵させているので、装置全体の小型化を図ることができる。
【0048】
なお、この第5の実施の形態の携帯電話機1は、アンテナ素子13の一部をシールドケース21に短絡させているが、このアンテナ素子13の一部を、第1の実施の形態の携帯電話機1と同様に回路基板15に形成したグランド層16に短絡させるようにしてもよい。
【0049】
「第6の実施の形態」
第6の実施の形態の携帯電話機1は、図11に示すように、アンテナ素子13をループアンテナとした例である。なお、この携帯電話機1では、アンテナ素子13の形状をループ状とした他は、第4の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0050】
この第6の実施の形態の携帯電話機1では、回路基板15に形成したグランド層16(図示は省略する)と短絡し、回路基板15の長手方向に延在する第1垂直部13aと、この第1垂直部13aの先端から回路基板15の幅方向に延在する水平部13bと、この水平部13bの先端から回路基板15に帰還する第2垂直部13cとにより略コ字状をなすアンテナ素子13を構成する。このアンテナ素子13は、回路基板15と同一平面に設けられており、第2垂直部13cの先端と回路基板15との間に給電線19が接続されている。
【0051】
この第6の実施の形態の携帯電話機1では、アンテナ素子13をループ状としているため、アンテナ12の設計自由度が高まる。もちろん、この携帯電話機1は、アンテナ素子13にRF回路3などの電気回路を内蔵させているので、装置全体の小型化を図ることができる。
【0052】
なお、この第6の実施の形態の携帯電話機1は、アンテナ素子13の一部をグランド層16に短絡させているが、このアンテナ素子13の一部を、第1の実施の形態の携帯電話機1と同様にシールドケース21に短絡させるようにしてもよい。
【0053】
「第7の実施の形態」
第7の実施の形態の携帯電話機1は、図12に示すように、アンテナ素子13を折返しアンテナとした例である。なお、この携帯電話機1では、アンテナ素子13の形状を折返し形状とした他は、第4の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0054】
この第7の実施の形態の携帯電話機1では、回路基板15に形成したグランド層16(図示は省略する)と短絡し、回路基板15の長手方向に延在する第1垂直部13aと、この第1垂直部13aの先端から回路基板15の幅方向に延在する第1水平部13bと、この第1水平部13bの先端から回路基板15の長手方向に延在する第2垂直部13cと、この第2垂直部13cの先端から第1水平部13bと平行に折り返される第2水平部13dと、この第2水平部13dの先端から第1垂直部13aと平行で回路基板15側へ折り返される第3垂直部13eとにより折返し形状をなすアンテナ素子13を構成する。このアンテナ素子13は、回路基板15と同一平面に設けられており、第3垂直部13eの先端と回路基板15との間に給電線19が接続されている。
【0055】
この第7の実施の形態の携帯電話機1では、アンテナ素子13を折返し形状としているため、寸法パラメータを最適化することによりインピーダンス特性において広帯域特性を得ることができる。もちろん、この携帯電話機1は、アンテナ素子13にRF回路3などの電気回路を内蔵させているので、装置全体の小型化を図ることができる。
【0056】
なお、この第7の実施の形態の携帯電話機1は、アンテナ素子13の一部をグランド層16に短絡させているが、このアンテナ素子13の一部を、第1の実施の形態の携帯電話機1と同様にシールドケース21に短絡させるようにしてもよい。
【0057】
「第8の実施の形態」
第8の実施の形態の携帯電話機1は、図13に示すように、アンテナ素子13とアンテナ素子13に給電を行うRF回路3との間に整合回路23を設けた例である。なお、この携帯電話機1では、整合回路23をアンテナ素子13とRF回路3との間に設けた他は、第1の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0058】
この第7の実施の形態の携帯電話機1は、アンテナ素子13と給電点20との間を接続する給電線19(実際には芯線19b)の途中に整合回路23を設けている。この携帯電話機1では、第5の実施の形態の携帯電話機1のようにアンテナ素子13の一部に切り欠き部22を形成してもなお所定の電気長を確保することができない場合には、マッチングできるようにする整合回路23を設け、この整合回路23によって所定の電気長を確保する。アンテナ素子13とRF回路3との間に整合回路23を設ければ、インピーダンス整合における調整が容易となる。
【0059】
「第9の実施の形態」
第9の実施の形態の携帯電話機1は、図14に示すように、アンテナ素子13の水平部13bを2つに枝分かれさせ、その枝分かれした水平部13b、13bの電気長をそれぞれ異なる長さとしている。なお、この携帯電話機1では、アンテナ素子13を2つに枝分かれさせた他は、第1の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0060】
この第9の実施の形態の携帯電話機1では、一方のアンテナ素子の水平部13bの途中から逆L字状のアンテナ素子である水平部13bを分岐させ、それら分岐(枝分かれ)した2つのアンテナ素子の水平部13b,13bの電気長を異ならせている。この携帯電話機1では、電気長の長いアンテナ素子の水平部13bが低い周波数で共振し、電気長の短いアンテナ素子の水平部13bが高い周波数で共振する、いわゆるデュアルバンド対応のアンテナ12を構成する。
【0061】
本実施の形態の携帯電話機1によれば、アンテナ素子13を2つに枝分かれさせ、その枝分かれしたアンテナ素子の水平部13b,13bの電気長をそれぞれ異なる長さとすることで、複数の周波数帯域に対応したアンテナ12を構成することができ、アンテナ設計の自由度を高めることができる。
【0062】
なお、この実施の形態では、アンテナ素子13を、それぞれ電気長の異なる2つのアンテナ素子としたが、2つ以上にアンテナ素子13を分岐させることもできる。
【0063】
「第10の実施の形態」
第10の実施の形態の携帯電話機1は、図15に示すように、回路基板15に形成したグランド層16と短絡するアンテナ素子13の垂直部13a(接続部分)を複数設けた例である。なお、この携帯電話機1では、アンテナ素子13の垂直部13aを複数設けた他は、第1の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0064】
この第10の実施の形態の携帯電話機1では、グランド層16と短絡するアンテナ素子13の垂直部13a,13a,13aを3つ形成している。このように、前記垂直部13a,13a,13aを3つ形成すれば、それら垂直部13a,13a,13aに内蔵する信号線18の数を増やすことができるため、装置全体をより一層小型化することができる。また、このようにすることで、電気結合が問題となる信号線同士を異なる垂直部13a,13a,13aに配置させることができるため、信号線同士の電気結合を低減できる。
【0065】
「第11の実施の形態」
第11の実施の形態の携帯電話機1は、図16に示すように、2つのアンテナ素子13を積層した例である。なお、この携帯電話機1では、アンテナ素子13を積層させた他は、第1の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0066】
この第11の実施の形態の携帯電話機1では、アンテナ素子13の垂直部13aの先端より二つに分かれた水平部13b,13bをセラミックスなどの誘電体24を介して積層することによって、マイクロストリップアンテナを構成している。このように、アンテナ素子13の水平部13b,13bを誘電体24を介して積層すれば、立体的にアンテナ12を構成することができ、アンテナ設計の自由度を高めることができる。また、この携帯電話機1は、誘電体24を挟んで上下の水平部13b,13bのそれぞれが異なる周波数で共振するデュアルバンド対応のアンテナ12として機能する。
【0067】
「第12の実施の形態」
第12の実施の形態の携帯電話機1は、図17に示すように、シールドケース21をアンテナ素子13と同一の部材で構成した例である。なお、この携帯電話機1は、シールドケース21をアンテナ素子13と同一の部材で構成した他は、第4の実施の形態の携帯電話機1と同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0068】
この第12の実施の形態の携帯電話機1では、アンテナ素子13の垂直部13aに接続するシールドケース21を、銅やメッキなどの導電性材料から形成されるアンテナ素子13と同じ部材で形成している。別の見方をすると、この携帯電話機1は、シールドケース21を地導体とするアンテナ素子13に、当該アンテナ素子13と同一の部材によってシールドケース21を一体化している。このように、シールドケース21とアンテナ素子13が一体化することで、アンテナ12の構造が単純となり、装置自体のコストを抑えることができる。
【0069】
「第13の実施の形態」
第13の実施の形態の携帯電話機1は、図18に示すように、アンテナ素子13をシールドケース21に短絡させる垂直部13aを、シールドケース21に対してアンテナ素子13の水平部13bが任意の方向に可動自在なように可撓性を有した部材で構成した例である。なお、この携帯電話機1では、アンテナ素子13の垂直部13aを可撓性を有した部材で構成した他は、第4の実施の形態の携帯電話機1とほぼ同じ構成であるため、その説明は省略するものとし、また、同一の構成部品には同一の符号を付すものとする。
【0070】
この第13の実施の形態の携帯電話機1では、アンテナ素子13をシールドケース21に短絡させる垂直部13aを可撓性を有したフレキシブルケーブルで形成し、そのアンテナ素子13の水平部13bを、シールドケース21に対して図18中矢印で示す方向に可動自在とさせている。また、給電線19も同様、アンテナ素子13の水平部13bの可動に追従するように、この給電線19を可撓性を有したフレキシブルケーブルで形成している。
【0071】
このように構成した、本実施の形態の携帯電話機1によれば、アンテナ素子13を任意の方向に動かすことができるため、ユーザが電波環境に応じてアンテナ12を自由に調整することができる。また、この場合のアンテナ12は、携帯電話機1の内部に収納する内蔵アンテナではなく、携帯電話機1の端末本体から飛び出た外アンテナとして利用できる。
【0072】
[その他の実施の形態]
以上、本発明を適用した具体的な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に制限されることなく種々の変更が可能である。
【0073】
例えば、上述の実施の形態では、アンテナ素子13内にRF回路3を内蔵させたが、RF回路3に限らず、携帯電話機1に設けられるスピーカなどの回路や、ベースバンド信号回路4等もアンテナ素子13に内蔵させてもよい。
【0074】
また、上述の実施の形態では、携帯電話機を例に挙げて説明したが、本発明は携帯電話機に限られることはなく、例えば固定型の無線通信機や通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯無線通信端末装置に本発明を適用しても同様の作用効果がある。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、アンテナ効率は充分に確保しながら、装置全体の小型化が図れるアンテナ装置及び無線通信端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機の機能ブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機を斜め上から見たときの斜視図である。
【図3】第1の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機の概略側面図である。
【図4】第1の実施の形態の携帯電話機を示すもので、アンテナモジュールの要部拡大断面図である。
【図5】第2の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機を斜め上から見たときの斜視図である。
【図6】第2の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機の概略側面図である。
【図7】第2の実施の形態の携帯電話機を示すもので、アンテナモジュールの要部拡大断面図である。
【図8】第3の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機を斜め上から見たときの斜視図である。
【図9】第4の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機を斜め上から見たときの斜視図である。
【図10】第5の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機を斜め上から見たときの斜視図である。
【図11】第6の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機を斜め上から見たときの斜視図である。
【図12】第7の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機を斜め上から見たときの斜視図である。
【図13】第8の実施の形態の携帯電話機を示すもので、アンテナモジュールの要部拡大断面である。
【図14】第9の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機の概略側面図である。
【図15】第10の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機の概略側面図である。
【図16】第11の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機の斜視図である。
【図17】第12の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機を斜め上から見たときの斜視図である。
【図18】第13の実施の形態の携帯電話機を示すもので、その携帯電話機を斜め上から見たときの斜視図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機
2…アンテナモジュール
3…RF回路
4…ベースバンド信号回路
12…アンテナ
13…アンテナ素子
18…信号線
19…給電線
20…給電点
21…シールドケース

Claims (15)

  1. 少なくとも一部を短絡させたアンテナ素子を備え、
    前記アンテナ素子の内部に、所定の電気回路を内蔵させた
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子を、前記電気回路とは異なる別の電気回路を有した地導体に接地させ、
    前記電気回路間を接続する信号線を、前記アンテナ素子の内部に設けた
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項2記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子の内部に内蔵させた電気回路を該アンテナ素子に給電を行う無線回路とし、前記アンテナ素子に給電点を設けると共に、一端を無線回路に接続した給電線の他端を、前記給電点よりアンテナ素子の内部から外部へ導出させて前記地導体に接続させた
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項2記載のアンテナ装置であって、
    前記地導体と接続される前記アンテナ素子の接続部分が、少なくともアンテナエレメントの一辺の長さを有した
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項2記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子を、前記地導体に対して略同一平面又は略直角に配置させた
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子の一部に切り欠き部を形成した
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子を、ループアンテナ又は折返しアンテナとした
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  8. 請求項3記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子と前記無線回路との間に整合回路を設けた
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  9. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子は、少なくとも2つに枝分かれし、その枝分かれしたアンテナ素子の電気長がそれぞれ異なる長さとされている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  10. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子は、少なくとも2つ以上とされ、それらアンテナ素子が積層された
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  11. 請求項2記載のアンテナ装置であって、
    前記地導体と接続される前記アンテナ素子の接続部分を複数設けた
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  12. 請求項2記載のアンテナ装置であって、
    前記地導体を回路基板上に設けたシールドケースとし、このシールドケースと同一の部品で前記アンテナ素子を形成した
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  13. 請求項2記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子の接続部分を、前記地導体に対して前記アンテナ素子が任意の方向に可動自在なように可撓性を有した部材で構成した
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  14. 無線回路と、
    前記無線回路を内部に内蔵させるアンテナ素子と、
    前記無線回路と接続される電気回路を有し、前記アンテナ素子の一部を短絡させる地導体とを備えた
    ことを特徴とする無線通信端末装置。
  15. 請求項14記載の無線通信端末装置であって、
    前記無線回路と前記電気回路を接続する信号線を、前記アンテナ素子の内部に設けた
    ことを特徴とする無線通信端末装置。
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