JP2004280365A

JP2004280365A - Share price calculating device, share price calculating method, and share price calculating program

Info

Publication number: JP2004280365A
Application number: JP2003069726A
Authority: JP
Inventors: Hideki Iwatsuki; 秀樹岩月
Original assignee: QUANTS RES KK; QUANTS RESEARCH KK
Current assignee: QUANTS RES KK; QUANTS RESEARCH KK
Priority date: 2003-03-14
Filing date: 2003-03-14
Publication date: 2004-10-07

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To automatically calculate the ideal share price of shares issued by an enterprise under the consideration of the condition of the enterprise. <P>SOLUTION: Information associated with the shares of an enterprise designated by terminal equipment 10a to 10c is acquired from brand data 123b, and the growth rate of the profits for this term of the enterprise is set by a growth rate setting part 124c. An ideal share price calculating part 124b calculates the shareholder capital after N years and dividends after N years of the enterprise, and subtracts the shareholder capital after N years and the dividends in N years by using a discount rate set by a discount rate setting part 124d to calculate the ideal price of the shares of the enterprise. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、株式の銘柄に関するデータをもとに、該銘柄の理想的な株価を算出する株価算出装置、株価算出方法、株価算出プログラムに関し、特に、企業の現在のデータから、理想的な株価を自動的に算出可能な株価算出装置、株価算出プログラムおよび株価算出方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
株式市場における各銘柄の株価は、投資家の売買によって決定される。各投資家は、今後その銘柄の株価が上昇すると判断すれば銘柄を購入し、その銘柄の株価が下落すると判断すれば銘柄を売却する。換言すれば、各投資家は銘柄に対して本来その銘柄にどれだけの価値があるか、すなわち銘柄の理想的な株価を想定しており、市場における株価が投資家の想定した株価より低ければ購入し、市場における株価が投資家の想定した株価より高ければ売却する。
【０００３】
すなわち、株取引を適切に行うためには、銘柄の本来の価値をいかに正確に想定するかが極めて重要である。しかしながら、従来の株価の評価はアナリストなどによる主観的な評価に頼っていた。
【０００４】
そこで、この株価の評価を自動化すべく、特許文献１に示された株価予測装置では、公定歩合、為替レートなどの経済指標から株価を予測して算出していた。
【０００５】
【特許文献１】
特開平１０−３４６５号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来技術は、マクロ的な経済状態、すなわち市場全体がどの様に変化するかを予測し、各銘柄の株価はこの市場動向に追随するものとしており、銘柄ごとの株価を正確に予測することができなかった。
【０００７】
ある銘柄の株価は、市場全体の動向の影響を受けると共に、株式を発行した企業の状態によって決定されるものである。そこで、理想的な株価を正確に想定するためには、当該企業の状態が今後どのように推移していくかを十分に考慮する必要がある。
【０００８】
この発明は、上述した従来技術による課題（問題点）を解決するためになされたものであって、企業の状態を考慮し、当該企業が発行した株式の理想的な株価を自動的に算出することができる株価算出装置、株価算出プログラムおよび株価算出方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項１の発明に係る株価算出装置は、株式の銘柄に関するデータをもとに、該銘柄の理想的な株価を算出する株価算出装置であって、指定された銘柄の当期利益の上昇率を成長率として設定する成長率設定手段と、前記指定された銘柄の割引率を設定する割引率設定手段と、前記成長率をもとに、所定年数後における前記指定された銘柄の予想資本金額と、前記所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額と、を算出し、前記予想資本金額および前記予想配当金額を前記割引率によって割り引いて現時点における理想株価を算出する株価算出手段とを備えたことを特徴とする。
【００１０】
この請求項１の発明によれば、株価算出装置は、成長率設定手段によって指定された銘柄の当期利益の上昇率を示す成長率を設定し、割引率設定手段によって指定された銘柄の割引率を設定し、成長率をもとに所定年数後における銘柄の予想資本金額と所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額とを算出し、予想金額と予想配当金額とを割引率によって割り引くことで現時点における理想的な株価を算出することができる。
【００１１】
また、請求項２の発明に係る株価算出装置は、請求項１の発明において、前記成長率設定手段は、適正な成長率が不明の場合に仮定成長率を設定し、該仮定成長率をもとに前記株価算出手段が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定成長率の値を修正することを特徴とする。
【００１２】
この請求項２の発明によれば、株価算出装置は、適正な成長率が不明の場合に、成長率設定手段が仮定の成長率を設定し、理想株価算出手段は仮定の成長率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定成長率の値を修正する。
【００１３】
また、請求項３の発明に係る株価算出装置は、請求項１の発明において、前記割引率設定手段は、適正な割引率が不明の場合に仮定割引率を設定し、該仮定割引率をもとに前記株価算出手段が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定割引率の値を修正することを特徴とする。
【００１４】
この請求項３の発明によれば、株価算出装置は、適正な割引率が不明の場合に、割引率設定手段が仮定の割引率を設定し、理想株価算出手段は仮定の割引率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定割引率の値を修正する。
【００１５】
また、請求項４の発明に係る株価算出方法は、株式の銘柄に関するデータをもとに、該銘柄の理想的な株価を算出する株価算出方法であって、指定された銘柄の当期利益の上昇率を成長率として設定する成長率設定工程と、前記指定された銘柄の割引率を設定する割引率設定工程と、前記成長率をもとに、所定年数後における前記指定された銘柄の予想資本金額と、前記所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額と、を算出し、前記予想資本金額および前記予想配当金額を前記割引率によって割り引いて現時点における理想株価を算出する株価算出工程と、を含むことを特徴とする。
【００１６】
この請求項４の発明によれば、株価算出方法は、成長率設定工程によって指定された銘柄の当期利益の上昇率を示す成長率を設定し、割引率設定工程によって指定された銘柄の割引率を設定し、成長率をもとに所定年数後における銘柄の予想資本金額と所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額とを算出し、予想金額と予想配当金額とを割引率によって割り引くことで現時点における理想的な株価を算出することができる。
【００１７】
また、請求項５の発明に係る株価算出方法は、請求項４の発明において、前記成長率設定工程は、適正な成長率が不明の場合に仮定成長率を設定し、該仮定成長率をもとに前記株価算出工程が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定成長率の値を修正することを特徴とする。
【００１８】
この請求項５の発明によれば、株価算出方法は、適正な成長率が不明の場合に、成長率設定工程が仮定の成長率を設定し、理想株価算出工程は仮定の成長率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定成長率の値を修正する。
【００１９】
また、請求項６の発明に係る株価算出方法は、請求項４の発明において、前記割引率設定工程は、適正な割引率が不明の場合に仮定割引率を設定し、該仮定割引率をもとに前記株価算出工程が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定割引率の値を修正することを特徴とする。
【００２０】
この請求項６の発明によれば、株価算出方法は、適正な割引率が不明の場合に、割引率設定工程が仮定の割引率を設定し、理想株価算出工程は仮定の割引率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定割引率の値を修正する。
【００２１】
また、請求項７の発明に係る株価算出プログラムは、株式の銘柄に関するデータをもとに、該銘柄の理想的な株価を算出する株価算出プログラムであって、指定された銘柄の当期利益の上昇率を成長率として設定する成長率設定手順と、前記指定された銘柄の割引率を設定する割引率設定手順と、前記成長率をもとに、所定年数後における前記指定された銘柄の予想資本金額と、前記所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額と、を算出し、前記予想資本金額および前記予想配当金額を前記割引率によって割り引いて現時点における理想株価を算出する株価算出手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【００２２】
この請求項７の発明によれば、株価算出プログラムは、成長率設定手順によって指定された銘柄の当期利益の上昇率を示す成長率を設定し、割引率設定手順によって指定された銘柄の割引率を設定し、成長率をもとに所定年数後における銘柄の予想資本金額と所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額とを算出し、予想金額と予想配当金額とを割引率によって割り引くことで現時点における理想的な株価を算出することができる。
【００２３】
また、請求項８の発明に係る株価算出プログラムは、請求項７の発明において、前記成長率設定手順は、適正な成長率が不明の場合に仮定成長率を設定し、該仮定成長率をもとに前記株価算出手順が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定成長率の値を修正することを特徴とする。
【００２４】
この請求項８の発明によれば、株価算出プログラムは、適正な成長率が不明の場合に、成長率設定手順が仮定の成長率を設定し、理想株価算出手順は仮定の成長率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定成長率の値を修正する。
【００２５】
また、請求項９の発明に係る株価算出プログラムは、請求項７の発明において、前記割引率設定手順は、適正な割引率が不明の場合に仮定割引率を設定し、該仮定割引率をもとに前記株価算出手順が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定割引率の値を修正することを特徴とする。
【００２６】
この請求項９の発明によれば、株価算出プログラムは、適正な割引率が不明の場合に、割引率設定手順が仮定の割引率を設定し、理想株価算出手順は仮定の割引率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定割引率の値を修正する。
【００２７】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る株価算出装置、株価算出方法および株価算出プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、インターネット上の分散システムの一つであるＷＷＷ（ＷｏｒｌｄＷｉｄｅＷｅｂ）上で動作する理想株価算出システムに本発明を適用した場合を示すこととする。
【００２８】
まず、本実施の形態に係る理想株価算出システムの構成について説明する。図１は、本実施の形態に係る理想株価算出システムの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この理想株価算出システムは、各端末装置１０ａ〜１０ｃとＷＥＢサーバ１２とがインターネット１１を介して接続された構成となる。
【００２９】
端末装置１０ａ〜１０ｃは、ＨＴＴＰサーバにアクセス可能なＷＥＢブラウザを搭載したインターネット端末であり、プロバイダなどを介してインターネット上の各種サーバ装置にアクセスできる。
【００３０】
ＷＥＢサーバ１２は、本発明に係る装置であり、インターネット上の各種端末装置１０ａ〜１０ｃからアクセスを受け付けてホームページなどのウエブサービスを提供するＨＴＴＰサーバである。このＷＥＢサーバ１２は、単に一般的なウエブサービスを提供するだけではなく、指定された銘柄の理想的な株価を算出して提供する。具体的には、このＷＥＢサーバ１２では、指定された株式銘柄の発行元である企業の成長率をもとに所定年数経過後の当該企業の資本状態と所定年数が経過するまでに支払われる配当とを算出し、算出結果を割り引くことで現在の株式銘柄の理想的な株価を算出するようにしている。
【００３１】
図１に示すように、このＷＥＢサーバ１２は、インターフェース部１２０、入力部１２１、表示部１２２、記憶部１２３および制御部１２４を有する。インターフェース部１２０は、インターネット１１を介して端末装置１０ａ〜１０ｃとデータ授受するネットワークインターフェースであり、具体的にはＴＣＰ／ＩＰプロトコルにしたがった処理をおこなう。
【００３２】
入力部１２１は、キーボードやマウスなどの入力デバイスであり、表示部１２２は、液晶パネルやディスプレイなどの表示デバイスであり、記憶部１２３は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部１２には、ハイパーテキスト１２３ａと銘柄データ１２３ｂとが記憶されている。
【００３３】
ハイパーテキスト１２３ａは、端末装置１０ａ〜１０ｃに配信するウインドウ画面を形成するハイパーテキストであり、銘柄データ１２３ｂは、各種株式銘柄の現在の株価や、各種株式銘柄を発行している企業の株主資本、当期利益、配当性向などを記憶したデータである。この銘柄データ１２３ｂは、図示しない株価提供サーバから所定時間間隔で逐次銘柄データを取得して更新される。
【００３４】
制御部１２４は、ＷＥＢサーバ１２を全体制御する制御部であり、サーバ処理部１２４ａ、理想株価算出部１２４ｂ、成長率設定部１２４ｃおよび割引率設定部１２４ｄを有する。
【００３５】
サーバ処理部１２４ａは、端末装置１０ａ〜１０ｃに対してＨＴＴＰサーバとしての機能を提供するための処理部であり、具体的には、端末装置１０ａ〜１０ｃからのアクセスを受け付けた際に、記憶部１２３に記憶したハイパーテキスト１２３ａを読み出して、該当する端末装置１０ａ〜１０ｃに送信する処理などをおこなう。
【００３６】
理想株価算出部１２４ｂは、株式銘柄が指定された場合に、指定された株式銘柄を発行している企業の株主資本、当期利益、配当性向を銘柄データ１２３ｂから取得し、成長率設定部１２４ｃが設定した成長率をもとに所定年数後の株主資本と所定年数が経過するまでに支払われる配当を算出し、割引率設定部１２４ｄが設定した割引率によって割り引いて、指定された株式銘柄の理想的な株価を算出する。
【００３７】
この理想株価の算出方法について図２および図３を参照して説明する。図２は、現在の資本と、一年後の資本とを比較する図である。図２（ａ）に示すように、現在資本１００、当期利益２００を銘柄データ１２３ｂから取得すると、当期利益２００および配当性向から配当２００ａを得ることができる。当期利益２００は、配当２００ａを減じた後、現在資本１００に加えられるので、図２（ｂ）に示すように１年後資本１０１を算出することができる。
【００３８】
このように、ある年度の資本、当期利益、配当性向から、その年の配当と翌年の資本が算出できるので、この処理を繰り返すことで、図３に示すように、Ｎ年後の資本と、Ｎ年分の配当額を求めることができる。ここで、当期利益の額は、各年において成長率ｇずつ増加すると考えることで、企業活動による成長を加味してＮ年後の資本を算出することができる。
【００３９】
ある株式銘柄の価格は、今後その企業がどのように変化するか、ある企業の先行きを見越した価値を示すものである。すなわち、現在の企業の価値は、現在の資本金額に、今後期待できる成長分を加えたものといえる。
【００４０】
そこで、ある企業のＮ年後の資本と、Ｎ年間に得られる配当額とを割引率ｒで割り引いて現在の資本額に加えることで、その企業の現在の資本価値を算出することができ、算出した現在の資本価値を発行株式数で除することで一株あたりの理想的な株価を得ることができる。
【００４１】
さらに、現在の株価もしくは時価総額と、理想的な株価もしくは資産価値とを比較することにより、現在の市場における株価が理想的な価格に対して割安であるか、割高であるかを示すことができる。
【００４２】
したがって、投資家は、市場における株価が理想株価に比して低い場合にはその株式を購入し、市場における株価が理想株価に比して高い場合には売却することで、適切な株式売買をおこなうことができる。
【００４３】
成長率設定部１２４ｃは、理想株価算出部１２４ｂが使用する成長率を設定する。この成長率は、市場平均期待成長率を用いてもよいし、業種平均期待成長率を用いてもよい。また、利用者が任意に設定した予想成長率を用いてもよい。さらに、この成長率を仮定しておき、仮定した成長率をもとに理想株価算出部によって理想株価を算出し、算出した理想株価が現在の市場株価と適合するように、成長率を調整することとしてもよい。
【００４４】
割引率設定部１２４ｄは、理想株価算出部１２４ｂが使用する割引率を設定する。この割引率は、その企業の自己資本比率や時価総額などの企業状態を示す要因をもとに適切な値を使用する。この割引率を設定する場合に、企業の状態を示す要因として、その企業が倒産する確率などを加味すれば、企業の理想株価をより精度良く算出することができる。また、この割引率を仮定しておき、仮定した割引率をもとに理想株価算出部によって理想株価を算出し、算出した理想株価が現在の市場株価と適合するように、割引率を調整することとしてもよい。
【００４５】
すなわち、理想株価算出部１２４ｂは、設定された成長率、割引率をもとに理想株価を算出するのみならず、理想株価と市場株価とを一致させるように理想的な成長率、もしくは理想的な割引率を算出することができる。したがって、株価、成長率および割引率のいずれか２項目を設定することで、残りの１項目を求めることができる。
【００４６】
つぎに、理想株価の算出処理、理想割引率の算出処理、理想成長率の算出について図４〜図６を参照して説明する。図４は、割引率と成長率から理想株価を算出する場合の処理動作を説明するフローチャートである。同図に示すように、理想株価算出部１２４ａは、まず理想株価を算出する企業の現在の株主資本、当期利益、配当性向を銘柄データ１２３ｂから取得する（ステップＳ１０１）。
【００４７】
つぎに、割引率設定部１２４ｄは、理想株価を算出する企業の割引率ｒを設定し（ステップＳ１０２）、その企業の自己資本比率および時価総額から割引率ｒの値を調整する（ステップＳ１０３）。つづいて、その企業の株価純資産比率をもとに株主資本をディスカウントする（ステップＳ１０４）。さらに、成長率設定部１２４ｃは、成長率ｇの値として市場平均理想成長率、業種平均理想成長率もしくは予想成長率のいずれかを設定する（ステップＳ１０５）。
【００４８】
その後、理想株価算出部１２４ｂは、現在の理論価値および理論株主資本を処理対象に設定し（ステップＳ１０６）、前年の当期利益の（１＋ｇ）倍を処理対象年度の当期利益として算出する（ステップＳ１０７）。続いて、理想株価算出部１２４ｂは、処理対象年度の当期利益に配当性向を掛けて、処理対象年度の配当額を算出する（ステップＳ１０８）。
【００４９】
その後、理想株価算出部１２４ｂは、配当額を（１＋ｒ）のｎ乗で除し、前年の理論価値に加算して処理対象年度の理論価値を算出する（ステップＳ１０９）とともに、前年の株主資本に処理対象年度の当期利益を加えた後に配当額を減じて処理対象年度の株主資本を算出する（ステップＳ１１０）。ここで、「ｎ」は、処理対象年度が現在の何年後であるかを示す値である。
【００５０】
理想株価算出部１２４ｂは、このステップＳ１０９およびステップＳ１１０によって所定年数であるＮ年後の理論価値および株主資本を算出したか否かを判定する（ステップＳ１１１）。その結果、Ｎ年後の理論価値および株主資本をまだ算出していなければ（ステップＳ１１１，Ｎｏ）、理想株価算出部１２４ｂは、翌年、すなわち（ｎ＋１）年後を処理対象年度に設定し（ステップＳ１１２）、再度ステップＳ１０７から処理を継続する。
【００５１】
一方、Ｎ年後の理論価値および株主資本を算出したならば（ステップＳ１１１，Ｙｅｓ）、理想株価算出部１２４ｂは、算出したＮ年度の株主資本を（１＋ｒ）のＮ乗で除し、理論価値に加えて最終理論価値を算出する（ステップＳ１１３）。
【００５２】
理想株価算出部１２４ｂは、この最終理論価値を発行済み株式数で除して理想株価を算出する（ステップＳ１１４）。また、この理想株価を現在の市場株価で除することで、現在の市場株価の割安度を算出し（ステップＳ１１５）、処理を終了する。
【００５３】
つぎに、株価と成長率から理想割引率を算出する処理動作を図５に示すフローチャートを用いて説明する。図５に示すように、理想株価算出部１２４ａは、まず理想株価を算出する企業の現在の株主資本、当期利益、配当性向を銘柄データ１２３ｂから取得する（ステップＳ２０１）。
【００５４】
つぎに、成長率設定部１２４ｃは、成長率ｇの値として市場平均理想成長率、業種平均理想成長率もしくは予想成長率のいずれかを設定する（ステップＳ２０２）。つづいて、理想株価算出部１２４ｂは、その企業の株価純資産比率をもとに株主資本をディスカウントする（ステップＳ２０３）。
【００５５】
その後、割引率設定部１２４ｄは、理想株価を算出する企業の割引率ｒを仮に設定する（ステップＳ２０４）。理想株価算出部１２４ｂは、現在の理論価値および理論株主資本を処理対象に設定し（ステップＳ２０５）、前年の当期利益の（１＋ｇ）倍を処理対象年度の当期利益として算出する（ステップＳ２０６）。続いて、理想株価算出部１２４ｂは、処理対象年度の当期利益に配当性向を掛けて、処理対象年度の配当額を算出する（ステップＳ２０７）。
【００５６】
その後、理想株価算出部１２４ｂは、配当額を（１＋ｒ）のｎ乗で除し、前年の理論価値に加算して処理対象年度の理論価値を算出する（ステップＳ２０８）とともに、前年の株主資本に処理対象年度の当期利益を加えた後に配当額を減じて処理対象年度の株主資本を算出する（ステップＳ２０９）。ここで、「ｎ」は、処理対象年度が現在の何年後であるかを示す値である。
【００５７】
理想株価算出部１２４ｂは、このステップＳ２０８およびステップＳ２０９によって所定年数であるＮ年後の理論価値および株主資本を算出したか否かを判定する（ステップＳ２１０）。その結果、Ｎ年後の理論価値および株主資本をまだ算出していなければ（ステップＳ２１０，Ｎｏ）、理想株価算出部１２４ｂは、翌年、すなわち（ｎ＋１）年後を処理対象年度に設定し（ステップＳ２１１）、再度ステップＳ２０６から処理を継続する。
【００５８】
一方、Ｎ年後の理論価値および株主資本を算出したならば（ステップＳ２１０，Ｙｅｓ）、理想株価算出部１２４ｂは、算出したＮ年度の株主資本を（１＋ｒ）のＮ乗で除し、理論価値に加えて最終理論価値を算出する（ステップＳ２１２）。
【００５９】
理想株価算出部１２４ｂは、この最終理論価値を発行済み株式数で除して理想株価を算出し（ステップＳ２１３）、理想株価を現在の市場株価とを比較する。理想株価と現在の市場株価が乖離していれば、割引率設定部１２４ｄは、仮定した割引率が不適切であると判定し（ステップＳ２１４，Ｎｏ）、再度割引率の設定をおこなう（ステップＳ２０４）。
【００６０】
一方、理想株価と現在の市場株価とが略一致するならば、割引率設定部１２４ｄは、仮定した割引率を最適な割引率であると判定し（ステップＳ２１４，Ｙｅｓ）、その割引率を理想割引率として出力して（ステップＳ２１５）、処理を終了する。
【００６１】
つぎに、株価と割引率から理想成長率を算出する処理動作を図６に示すフローチャートを用いて説明する。図６に示すように、理想株価算出部１２４ａは、まず理想株価を算出する企業の現在の株主資本、当期利益、配当性向を銘柄データ１２３ｂから取得する（ステップＳ３０１）。
【００６２】
つぎに、割引率設定部１２４ｄは、理想株価を算出する企業の割引率ｒを設定し（ステップＳ３０２）、その企業の自己資本比率および時価総額から割引率ｒの値を調整する（ステップＳ３０３）。つづいて、理想株価算出部１２４ｂは、その企業の株価純資産比率をもとに株主資本をディスカウントする（ステップＳ３０４）。
【００６３】
また、成長率設定部１２４ｃは、理想株価を算出する企業の成長率ｇを仮に設定する（ステップＳ３０５）。その後、理想株価算出部１２４ｂは、現在の理論価値および理論株主資本を処理対象に設定し（ステップＳ３０６）、前年の当期利益の（１＋ｇ）倍を処理対象年度の当期利益として算出する（ステップＳ３０７）。続いて、理想株価算出部１２４ｂは、処理対象年度の当期利益に配当性向を掛けて、処理対象年度の配当額を算出する（ステップＳ３０８）。
【００６４】
その後、理想株価算出部１２４ｂは、配当額を（１＋ｒ）のｎ乗で除し、前年の理論価値に加算して処理対象年度の理論価値を算出する（ステップＳ３０９）とともに、前年の株主資本に処理対象年度の当期利益を加えた後に配当額を減じて処理対象年度の株主資本を算出する（ステップＳ３１０）。ここで、「ｎ」は、処理対象年度が現在の何年後であるかを示す値である。
【００６５】
理想株価算出部１２４ｂは、このステップＳ３０９およびステップＳ３１０によって所定年数であるＮ年後の理論価値および株主資本を算出したか否かを判定する（ステップＳ３１１）。その結果、Ｎ年後の理論価値および株主資本をまだ算出していなければ（ステップＳ３１２，Ｎｏ）、理想株価算出部１２４ｂは、翌年、すなわち（ｎ＋１）年後を処理対象年度に設定し（ステップＳ３１２）、再度ステップＳ３０７から処理を継続する。
【００６６】
一方、Ｎ年後の理論価値および株主資本を算出したならば（ステップＳ３１１，Ｙｅｓ）、理想株価算出部１２４ｂは、算出したＮ年度の株主資本を（１＋ｒ）のＮ乗で除し、理論価値に加えて最終理論価値を算出する（ステップＳ３１３）。
【００６７】
理想株価算出部１２４ｂは、この最終理論価値を発行済み株式数で除して理想株価を算出し（ステップＳ３１４）、理想株価を現在の市場株価とを比較する。理想株価と現在の市場株価が乖離していれば、成長率設定部１２４ｃは、仮定した成長率が不適切であると判定し（ステップＳ３１５，Ｎｏ）、再度成長率の設定をおこなう（ステップＳ３０５）。
【００６８】
一方、理想株価と現在の市場株価とが略一致するならば、成長率設定部１２４ｃは、仮定した成長率を最適な成長率であると判定し（ステップＳ３１５，Ｙｅｓ）、その成長率を理想成長率として出力して（ステップＳ３１６）、処理を終了する。
【００６９】
なお、この理想成長率の算出を所定の業種に含まれる全ての銘柄に対して実行したならば、その業種の理想平均成長率を求めることができ、市場の全ての銘柄に対して実行したならば、市場全体の理想平均成長率を求めることができる。
【００７０】
このように、本実施の形態にかかるＷＥＢサーバ１２は、理想株価、理想割引率および理想成長率を算出し、端末１０ａ，１０ｂ，１０ｃに提供することができる。ＷＥＢサーバ１２が、理想株価、理想割引率および理想成長率を端末に送信する場合、サーバ処理部１２４ａがハイパーテキスト１２３ａを用いて表示画面を作成して送信する。
【００７１】
図７に、ＷＥＢサーバ１２が端末１０ａ〜１０ｃに提供する表示画面の一例を示す。図７は、ある端末が「○○社」の評価を要求した場合における表示画面である。図７に示した表示ウインドウＷ１１，Ｗ１２に表示される内容および表示ウインドウ１３における項目「業種名」は、銘柄データ１２３ｂから該当する内容を選択する。
【００７２】
さらに、表示ウインドウＷ１３では、理想株価の算出に適用した割引率、現株価の理想成長率、市場平均の理想成長率および同業種平均の理想成長率を表示し、それぞれの理想成長率を用いて算出した理想株価と、理想株価と現在の株価との比を表示している。
【００７３】
具体的には、「○○社」の株式では、現株価の理想成長率「−２．６０％」を用いた場合に理想株価は「２，９６５」、理想株価と現株価との比は「１００．００％」となる。また、市場平均の理想成長率「−０．６１％」を用いた場合に理想株価は「３，４２３」、理想株価と現株価との比は「１１５．００％」となる。さらに、同業種平均の理想成長率「−４．６８」を用いた場合に理想株価は「２，５８３」、理想株価と現株価との比は「８７．１２％」となる。
【００７４】
すなわち、「○○社」の現株価は、現在と同様の成長を続けると考えた場合には妥当な価格であるが、市場全体と同様に成長すると考えた場合には割安であり、同業種の株価と同様に成長すると考えた場合には割高と言える。
【００７５】
また、表示ウインドウＷ１４では、理論株価を成長率との相関を示す関数Ａとして示している。さらに、このグラフ上で、現株価と理想成長率との相関を示す相関関係Ｃ、市場平均の理想成長率との相関を示す相関関係Ｄ、同業種平均の理想成長率との相関を示す相関関係Ｂを表示している。
【００７６】
このように表示ウインドウＷ１３および表示ウインドウＷ１４により、「○○社」の理想株価を視覚化して提供することができる。
【００７７】
また、端末１０ａ〜１０ｃから条件を指定して検索を要求された場合、ＷＥＢサーバ１２は、指定された条件に適合する銘柄を検索して表示する。図８は、端末１０ａ〜１０ｃによる検索条件設定画面の一例であり、図９は、検索条件設定画面によって指定された条件に基づく検索結果表示画面の一例である。
【００７８】
図８において、表示ウインドウＷ２１は、投資金額、一日の平均売買代金および市場に関する条件を入力するためのウインドウである。具体的には、５００万円以内で投資可能で、一日に平均して１０００万円以上売買されており、東証一部もしくは東証二部に上場している銘柄が指定されている。
【００７９】
また表示ウインドウＷ２２は、理想株価を算出する際に使用する成長率を指定するウインドウであり、表示ウインドウＷ２３は、検索結果の表示順を指定するウインドウである。具体的には、市場平均の理想成長率を使用して算出した理想株価が割安な順に銘柄を表示することが指定されている。
【００８０】
さらに、表示ウインドウＷ２４は、さらに詳細な設定を指定するウインドウである。具体的には、検索結果を表示する場合に、「ＰＥＲ」、「ＰＢＲ」、「配当利回り」、「自己資本比率」および「時価総額」を併せて表示すること、さらに自己資本比率の最小値は３０％とすることが指定されている。
【００８１】
この条件における検索結果として、ＷＥＢサーバ１２は、図９に示す表示ウインドウＷ３１を作成する。このように、ＷＥＢサーバ１２は、端末側から指定された条件に基づいて各銘柄の理想株価を算出して端末側に提供することができる。
【００８２】
上述してきたように、本実施の形態では、指定された企業の現在の資本および当期利益から翌年の資本および配当を算出する処理を繰り返すことで、所定年数経過後の資本と、所定年数が経過するまでに支払われる配当とを算出し、算出結果を割り引くことで現在の株式銘柄の理想的な株価、成長率もしくは割引率を算出することができる。
【００８３】
なお、本実施の形態においては、成長率として単一の値を設定し、当期利益が毎年同一の割合で増加するものとして理想株価の算出をおこなっているが、当期利益の成長率は必ずしも単一の値を取る必要はなく、たとえば成長率を関数によって求めることで、時間の経過とともに収益率が変化するシナリオを想定し、そのシナリオに従った理想株価を算出することができる。
【００８４】
また、本実施の形態においては、公開株の理想株価を算出する場合について説明したが、本発明の利用は公開株に限定されるものではなく、たとえば未公開株について適正な価格を算出する場合においても用いることができる。
【００８５】
なお、本発明にかかる理想株価の算出では、所定年数経過後の資本と、所定年数が経過するまでに支払われる配当とを算出しているが、この所定年数を使用者が任意に設定することとしてもよい。すなわち、所定年数を数年程度の短い値とすることで、短期的な視点における理想株価を算出することができ、所定年数を２０年程度の値とすることで、中期的な視点における理想株価を算出することができ、所定年数を数十年程度に設定することで、長期的な視点における理想株価を算出することができる。
【００８６】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１の発明によれば、株価算出装置は、成長率設定手段によって指定された銘柄の当期利益の上昇率を示す成長率を設定し、割引率設定手段によって指定された銘柄の割引率を設定し、成長率をもとに所定年数後における銘柄の予想資本金額と所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額とを算出し、予想金額と予想配当金額とを割引率によって割り引くことで現時点における理想的な株価を算出することができるので、指定された企業の状態を考慮し、当該企業が発行した株式の理想的な株価を自動的に算出可能な株価算出装置を提供することができるという効果を奏する。
【００８７】
また、請求項２の発明によれば、株価算出装置は、適正な成長率が不明の場合に、成長率設定手段が仮定の成長率を設定し、理想株価算出手段は仮定の成長率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定成長率の値を修正するので、指定された企業の状態を考慮し、当該企業の理想的な成長率を自動的に算出可能な株価算出装置を提供することができるという効果を奏する。
【００８８】
また、請求項３の発明によれば、株価算出装置は、適正な割引率が不明の場合に、割引率設定手段が仮定の割引率を設定し、理想株価算出手段は仮定の割引率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定割引率の値を修正するので、指定された企業の状態を考慮し、当該企業の理想的な割引率を自動的に算出可能な株価算出装置を提供することができるという効果を奏する。
【００８９】
また、請求項４の発明によれば、株価算出方法は、成長率設定工程によって指定された銘柄の当期利益の上昇率を示す成長率を設定し、割引率設定工程によって指定された銘柄の割引率を設定し、成長率をもとに所定年数後における銘柄の予想資本金額と所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額とを算出し、予想金額と予想配当金額とを割引率によって割り引くことで現時点における理想的な株価を算出することができるので、指定された企業の状態を考慮し、当該企業が発行した株式の理想的な株価を自動的に算出可能な株価算出方法を提供することができるという効果を奏する。
【００９０】
また、請求項５の発明によれば、株価算出方法は、適正な成長率が不明の場合に、成長率設定工程が仮定の成長率を設定し、理想株価算出工程は仮定の成長率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定成長率の値を修正するので、指定された企業の状態を考慮し、当該企業の理想的な成長率を自動的に算出可能な株価算出方法を提供することができるという効果を奏する。
【００９１】
また、請求項６の発明によれば、株価算出方法は、適正な割引率が不明の場合に、割引率設定工程が仮定の割引率を設定し、理想株価算出工程は仮定の割引率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定割引率の値を修正するので、指定された企業の状態を考慮し、当該企業の理想的な割引率を自動的に算出可能な株価算出方法を提供することができるという効果を奏する。
【００９２】
また、請求項７の発明によれば、株価算出プログラムは、成長率設定手順によって指定された銘柄の当期利益の上昇率を示す成長率を設定し、割引率設定手順によって指定された銘柄の割引率を設定し、成長率をもとに所定年数後における銘柄の予想資本金額と所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額とを算出し、予想金額と予想配当金額とを割引率によって割り引くことで現時点における理想的な株価を算出することができるので、指定された企業の状態を考慮し、当該企業が発行した株式の理想的な株価を自動的に算出可能な株価算出プログラムを提供することができるという効果を奏する。
【００９３】
また、請求項８の発明によれば、株価算出プログラムは、適正な成長率が不明の場合に、成長率設定手順が仮定の成長率を設定し、理想株価算出手順は仮定の成長率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定成長率の値を修正するので、指定された企業の状態を考慮し、当該企業の理想的な成長率を自動的に算出可能な株価算出プログラムを提供することができるという効果を奏する。
【００９４】
また、請求項９の発明によれば、株価算出プログラムは、適正な割引率が不明の場合に、割引率設定手順が仮定の割引率を設定し、理想株価算出手順は仮定の割引率をもとに理想株価を算出し、理想株価が現在の株価に最も近くなるように仮定割引率の値を修正するので、指定された企業の状態を考慮し、当該企業の理想的な割引率を自動的に算出可能な株価算出プログラムを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施の形態に係る株価算出システムの構成を示す機能ブロック図である。
【図２】現在の資本と、一年後の資本とを比較する図である。
【図３】Ｎ年後の資本と、Ｎ年分の配当額の算出方法を説明する説明図である。
【図４】割引率と成長率から理想株価を算出する場合の処理動作を説明するフローチャートである。
【図５】株価と成長率から理想割引率を算出する処理動作を説明するフローチャートである。
【図６】株価と割引率から理想成長率を算出する処理動作を説明するフローチャートである。
【図７】図１に示したＷＥＢサーバが端末に提供する表示画面の一例を示す図である。
【図８】図１に示した端末による検索条件設定画面の一例を示す図である。
【図９】検索条件設定画面によって指定された条件に基づく検索結果表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
１０ａ〜１０ｃ端末装置
１１インターネット
１２ＷＥＢサーバ
１２０インターフェース部
１２１入力部
１２２表示部
１２３記憶部
１２３ａハイパーテキスト
１２３ｂ銘柄データ
１２４制御部
１２４ａサーバ処理部
１２４ｂ理想株価算出部
１２４ｃ成長率設定部
１２４ｄ割引率設定部
１００現在資本
１００ａＮ年後株主資本
１０１１年後資本
２００当期利益
２００ａ配当
Ｗ１１，Ｗ１２，Ｗ１３，Ｗ１４，Ｗ２１，Ｗ２２，Ｗ２３，Ｗ２４，Ｗ３１
表示ウインドウ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a stock price calculation device, a stock price calculation method, and a stock price calculation program for calculating an ideal stock price of a stock based on data on the stock name of the stock. The present invention relates to a stock price calculation device, a stock price calculation program, and a stock price calculation method capable of automatically calculating the stock price.
[0002]
[Prior art]
The price of each stock in the stock market is determined by the buying and selling of investors. Each investor buys a stock if it determines that the stock price will rise in the future, and sells the stock if it determines that the stock price of the stock will fall. In other words, each investor is supposed to have a value for the stock that is originally worth the stock, that is, the stock's ideal stock price, and if the stock price in the market is lower than the stock price assumed by the investor, Buy and sell if the stock price in the market is higher than the investor assumed.
[0003]
That is, in order to appropriately conduct stock trading, it is extremely important how to accurately assume the original value of a stock. However, the conventional evaluation of stock prices relied on subjective evaluations by analysts and others.
[0004]
Therefore, in order to automate the evaluation of the stock price, the stock price prediction device disclosed in Patent Document 1 predicts and calculates the stock price from economic indicators such as the official discount rate and the exchange rate.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-10-3465
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, this conventional technology predicts macroeconomic conditions, that is, how the entire market will change, and assumes that each stock's stock price will follow this market trend. I couldn't.
[0007]
The stock price of a stock is affected by market trends and is determined by the status of the company that issued the stock. Therefore, in order to accurately assume an ideal stock price, it is necessary to sufficiently consider how the state of the company will change in the future.
[0008]
The present invention has been made to solve the above-described problem (problem) of the related art, and automatically calculates an ideal stock price of a stock issued by a company in consideration of the state of the company. It is an object of the present invention to provide a stock price calculation device, a stock price calculation program, and a stock price calculation method that can perform the calculation.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems and achieve the object, a stock price calculation device according to the invention of claim 1 is a stock price calculation device that calculates an ideal stock price of a stock based on data on the stock stock. A growth rate setting means for setting a growth rate of the net income of the designated issue as a growth rate; a discount rate setting means for setting a discount rate of the designated issue; and a predetermined rate based on the growth rate. Calculating the expected capital amount of the designated issue after a certain number of years, and the expected dividend amount to be paid until the predetermined number of years has elapsed, and discounting the expected capital amount and the expected dividend amount by the discount rate, And a stock price calculating means for calculating an ideal stock price.
[0010]
According to the invention of claim 1, the stock price calculating device sets the growth rate indicating the increase rate of the net profit of the issue specified by the growth rate setting means, and sets the discount rate of the issue specified by the discount rate setting means. Calculating the expected capital amount of a stock after a specified number of years and the expected dividend amount to be paid by the end of the specified number of years based on the growth rate, and discounting the expected amount and the expected dividend amount at a discount rate Thus, an ideal stock price at the present time can be calculated.
[0011]
Also, in the stock price calculation device according to the second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the growth rate setting means sets an assumed growth rate when an appropriate growth rate is unknown, and also sets the assumed growth rate. And correcting the value of the assumed growth rate so that the ideal stock price calculated by the stock price calculation means becomes closest to the current stock price.
[0012]
According to the second aspect of the present invention, when the appropriate growth rate is unknown, the stock price calculation device sets the assumed growth rate by the growth rate setting means, and the ideal stock price calculation means sets the assumed growth rate based on the assumed growth rate. Then, the ideal stock price is calculated, and the value of the assumed growth rate is corrected so that the ideal stock price becomes closest to the current stock price.
[0013]
In a third aspect of the present invention, in the stock price calculation device according to the first aspect of the present invention, the discount rate setting means sets an assumed discount rate when an appropriate discount rate is unknown. Then, the value of the assumed discount rate is corrected so that the ideal stock price calculated by the stock price calculation means is closest to the current stock price.
[0014]
According to the third aspect of the invention, when the appropriate discount rate is unknown, the discount rate setting means sets the assumed discount rate, and the ideal stock price calculating means sets the ideal discount rate based on the assumed discount rate. Then, the ideal stock price is calculated, and the value of the assumed discount rate is corrected so that the ideal stock price is closest to the current stock price.
[0015]
A stock price calculation method according to a fourth aspect of the present invention is a stock price calculation method for calculating an ideal stock price of a stock based on data on the stock name of the stock. A growth rate setting step of setting a rate as a growth rate; a discount rate setting step of setting a discount rate of the designated issue; and, based on the growth rate, an expected capital of the designated issue after a predetermined number of years. Amount and an expected dividend amount to be paid until the predetermined number of years have elapsed, a stock price calculation step of calculating the ideal stock price at the present time by discounting the expected capital amount and the expected dividend amount by the discount rate, It is characterized by including.
[0016]
According to the invention of claim 4, the stock price calculating method sets a growth rate indicating an increase rate of the net income of the issue specified by the growth rate setting step, and sets a discount rate of the issue specified by the discount rate setting step. Calculating the expected capital amount of a stock after a specified number of years and the expected dividend amount to be paid by the end of the specified number of years based on the growth rate, and discounting the expected amount and the expected dividend amount at a discount rate Thus, an ideal stock price at the present time can be calculated.
[0017]
Further, in the method of calculating a stock price according to a fifth aspect of the present invention, in the invention of the fourth aspect, the growth rate setting step sets an assumed growth rate when an appropriate growth rate is unknown, and also determines the assumed growth rate. And correcting the value of the assumed growth rate so that the ideal stock price calculated by the stock price calculation step is closest to the current stock price.
[0018]
According to the invention of claim 5, in the method of calculating the stock price, when the appropriate growth rate is unknown, the growth rate setting step sets the assumed growth rate, and the ideal stock price calculation step uses the assumed growth rate based on the assumed growth rate. Then, the ideal stock price is calculated, and the value of the assumed growth rate is corrected so that the ideal stock price becomes closest to the current stock price.
[0019]
Further, in the method of calculating a stock price according to a sixth aspect of the present invention, in the invention of the fourth aspect, the discount rate setting step sets an assumed discount rate when an appropriate discount rate is unknown, and also determines the assumed discount rate. The value of the assumed discount rate is corrected so that the ideal stock price calculated by the stock price calculation step is closest to the current stock price.
[0020]
According to the invention of claim 6, in the method of calculating the stock price, when the appropriate discount rate is unknown, the discount rate setting step sets the assumed discount rate, and the ideal stock price calculating step uses the assumed discount rate based on the assumed discount rate. Then, the ideal stock price is calculated, and the value of the assumed discount rate is corrected so that the ideal stock price is closest to the current stock price.
[0021]
A stock price calculation program according to a seventh aspect of the present invention is a stock price calculation program for calculating an ideal stock price of a stock based on data on the stock stock. A growth rate setting procedure of setting a rate as a growth rate, a discount rate setting procedure of setting a discount rate of the specified stock, and an expected capital of the specified stock after a predetermined number of years based on the growth rate. Amount and the expected dividend amount to be paid until the predetermined number of years has elapsed, a stock price calculation step of calculating the ideal stock price at the present time by discounting the expected capital amount and the expected dividend amount by the discount rate, Is executed by a computer.
[0022]
According to the invention of claim 7, the stock price calculation program sets the growth rate indicating the increase rate of the net profit of the issue specified by the growth rate setting procedure, and sets the discount rate of the issue specified by the discount rate setting procedure. Calculating the expected capital amount of a stock after a specified number of years and the expected dividend amount to be paid by the end of the specified number of years based on the growth rate, and discounting the expected amount and the expected dividend amount at a discount rate Thus, an ideal stock price at the present time can be calculated.
[0023]
Further, the stock price calculation program according to the invention of claim 8 is the invention according to claim 7, wherein the growth rate setting step sets an assumed growth rate when an appropriate growth rate is unknown, and also sets the assumed growth rate. And correcting the value of the assumed growth rate so that the ideal stock price calculated by the stock price calculation procedure becomes closest to the current stock price.
[0024]
According to the invention of claim 8, the stock price calculation program sets the assumed growth rate in the growth rate setting procedure when the appropriate growth rate is unknown, and executes the ideal stock price calculation procedure based on the assumed growth rate. Then, the ideal stock price is calculated, and the value of the assumed growth rate is corrected so that the ideal stock price becomes closest to the current stock price.
[0025]
According to a ninth aspect of the present invention, there is provided the stock price calculation program according to the seventh aspect, wherein the discount rate setting step sets an assumed discount rate when an appropriate discount rate is unknown, and also determines the assumed discount rate. Then, the value of the assumed discount rate is corrected so that the ideal stock price calculated by the stock price calculation procedure is closest to the current stock price.
[0026]
According to the ninth aspect of the present invention, when the appropriate discount rate is unknown, the discount rate setting procedure sets the assumed discount rate, and the ideal stock price calculation procedure uses the assumed discount rate based on the assumed discount rate. Then, the ideal stock price is calculated, and the value of the assumed discount rate is corrected so that the ideal stock price is closest to the current stock price.
[0027]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of a stock price calculation device, a stock price calculation method, and a stock price calculation program according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In this embodiment, a case is shown in which the present invention is applied to an ideal stock price calculation system that operates on WWW (World Wide Web), which is one of distributed systems on the Internet.
[0028]
First, the configuration of the ideal stock price calculation system according to the present embodiment will be described. FIG. 1 is a functional block diagram showing the configuration of the ideal stock price calculation system according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, the ideal stock price calculation system has a configuration in which each of the terminal devices 10a to 10c and the WEB server 12 are connected via the Internet 11.
[0029]
Each of the terminal devices 10a to 10c is an Internet terminal equipped with a WEB browser that can access an HTTP server, and can access various server devices on the Internet via a provider or the like.
[0030]
The WEB server 12 is an apparatus according to the present invention, and is an HTTP server that receives access from various terminal devices 10a to 10c on the Internet and provides a web service such as a homepage. The WEB server 12 not only provides a general web service, but also calculates and provides an ideal stock price of a specified brand. Specifically, the WEB server 12 uses the growth rate of the company that is the issuer of the designated stock issue to determine the capital status of the company after a predetermined number of years and the dividend to be paid until the predetermined number of years has elapsed. And the calculation result is discounted to calculate the ideal stock price of the current stock issue.
[0031]
As shown in FIG. 1, the web server 12 includes an interface unit 120, an input unit 121, a display unit 122, a storage unit 123, and a control unit 124. The interface unit 120 is a network interface for exchanging data with the terminal devices 10a to 10c via the Internet 11, and specifically performs a process according to the TCP / IP protocol.
[0032]
The input unit 121 is an input device such as a keyboard and a mouse, the display unit 122 is a display device such as a liquid crystal panel and a display, and the storage unit 123 is a storage device such as a hard disk device. The storage unit 12 stores a hypertext 123a and brand data 123b.
[0033]
The hypertext 123a is a hypertext that forms a window screen to be distributed to the terminal devices 10a to 10c, and the brand data 123b includes current stock prices of various stock brands, shareholders' equity of companies that issue various stock brands, This is data that stores net income, payout ratio, etc. The brand data 123b is updated by successively acquiring brand data at predetermined time intervals from a stock price providing server (not shown).
[0034]
The control unit 124 is a control unit that controls the WEB server 12 as a whole, and includes a server processing unit 124a, an ideal stock price calculation unit 124b, a growth rate setting unit 124c, and a discount rate setting unit 124d.
[0035]
The server processing unit 124a is a processing unit for providing a function as an HTTP server to the terminal devices 10a to 10c, and specifically, a storage unit when an access from the terminal devices 10a to 10c is received. The processing of reading out the hypertext 123a stored in 123 and transmitting it to the corresponding terminal devices 10a to 10c is performed.
[0036]
When a stock issue is designated, the ideal stock price calculation unit 124b obtains, from the issue data 123b, the shareholders' equity, net income, and payout ratio of the company issuing the designated stock issue, and the growth rate setting unit 124c Based on the set growth rate, the shareholders' equity after a predetermined number of years and the dividend to be paid until the predetermined number of years elapse are calculated, discounted by the discount rate set by the discount rate setting unit 124d, and the ideal of the specified stock issue Calculate a typical stock price.
[0037]
The method of calculating the ideal stock price will be described with reference to FIGS. FIG. 2 is a diagram comparing current capital with capital one year later. As shown in FIG. 2A, when the current capital 100 and the current profit 200 are acquired from the brand data 123b, the dividend 200a can be obtained from the current profit 200 and the payout ratio. Since the net profit 200 is added to the current capital 100 after subtracting the dividend 200a, the capital 101 one year later can be calculated as shown in FIG. 2B.
[0038]
In this manner, the dividend for the year and the capital for the next year can be calculated from the capital for the certain year, the profit for the current year, and the payout ratio. By repeating this process, the capital after N years can be calculated as shown in FIG. The dividend amount for N years can be obtained. Here, by assuming that the amount of the profit for the year increases by the growth rate g in each year, the capital after N years can be calculated in consideration of the growth by the corporate activity.
[0039]
The price of a stock is an indication of how the company will change in the future, and the value of the future of the company. In other words, the current value of a company can be said to be the current amount of capital plus the expected growth in the future.
[0040]
Therefore, the current capital value of the company can be calculated by discounting the capital of the company N years later and the dividend amount obtained in the N years by the discount rate r and adding the current capital amount, An ideal stock price per share can be obtained by dividing the calculated current capital value by the number of shares issued.
[0041]
In addition, comparing the current stock price or market capitalization to the ideal stock price or asset value can indicate whether the stock price in the current market is cheaper or more expensive than the ideal price. it can.
[0042]
Therefore, an investor buys the stock when the stock price in the market is lower than the ideal stock price, and sells the stock when the stock price in the market is higher than the ideal stock price. Can do it.
[0043]
The growth rate setting unit 124c sets the growth rate used by the ideal stock price calculation unit 124b. As this growth rate, a market average expected growth rate or an industry average expected growth rate may be used. Further, an expected growth rate arbitrarily set by the user may be used. Further, this growth rate is assumed, and the ideal stock price is calculated by the ideal stock price calculation unit based on the assumed growth rate, and the growth rate is adjusted so that the calculated ideal stock price matches the current market stock price. It may be good.
[0044]
The discount rate setting unit 124d sets a discount rate used by the ideal stock price calculation unit 124b. The discount rate uses an appropriate value based on factors indicating the state of the company, such as the capital ratio and market capitalization of the company. When the discount rate is set, the ideal stock price of the company can be calculated more accurately by taking into account the probability of the company going bankrupt or the like as a factor indicating the state of the company. Further, the discount rate is assumed, and the ideal stock price is calculated by the ideal stock price calculation unit based on the assumed discount rate, and the discount rate is adjusted so that the calculated ideal stock price matches the current market stock price. It may be good.
[0045]
In other words, the ideal stock price calculation unit 124b not only calculates the ideal stock price based on the set growth rate and discount rate, but also sets the ideal growth rate or the ideal stock price so that the ideal stock price matches the market stock price. A great discount rate can be calculated. Therefore, the remaining one item can be obtained by setting any two items of the stock price, the growth rate, and the discount rate.
[0046]
Next, the calculation processing of the ideal stock price, the calculation processing of the ideal discount rate, and the calculation of the ideal growth rate will be described with reference to FIGS. FIG. 4 is a flowchart illustrating a processing operation when an ideal stock price is calculated from a discount rate and a growth rate. As shown in the figure, the ideal stock price calculation unit 124a first obtains, from the brand data 123b, current stockholders' equity, net income, and payout ratio of the company for which the ideal stock price is calculated (step S101).
[0047]
Next, the discount rate setting unit 124d sets the discount rate r of the company for which the ideal stock price is calculated (step S102), and adjusts the value of the discount rate r from the company's capital ratio and market capitalization (step S103). . Subsequently, the shareholders' equity is discounted based on the stock price / net assets ratio of the company (step S104). Further, the growth rate setting unit 124c sets any one of the market average ideal growth rate, the industry average ideal growth rate, or the expected growth rate as the value of the growth rate g (step S105).
[0048]
Thereafter, the ideal stock price calculation unit 124b sets the current theoretical value and the theoretical shareholders' equity as the processing target (step S106), and calculates (1 + g) times the previous year's profit as the current year's profit for the processing year (step S107). ). Subsequently, the ideal stock price calculation unit 124b calculates the dividend amount for the processing target year by multiplying the profit for the processing target year by the payout ratio (step S108).
[0049]
Thereafter, the ideal stock price calculation unit 124b calculates the theoretical value of the year to be processed by dividing the dividend amount by (1 + r) to the n-th power and adding it to the theoretical value of the previous year (step S109), and also calculates the shareholders' equity of the previous year. After adding the profit for the year to be processed, the dividend amount is reduced to calculate the shareholders' equity for the year to be processed (step S110). Here, “n” is a value indicating how many years later the target year is.
[0050]
The ideal stock price calculation unit 124b determines whether or not the theoretical value and the shareholders' equity after N years, which is the predetermined number of years, have been calculated in steps S109 and S110 (step S111). As a result, if the theoretical value and the shareholders' equity after N years have not been calculated yet (step S111, No), the ideal stock price calculation unit 124b sets the next year, that is, (n + 1) years later as the processing target year (step S111). (S112), the processing is continued from step S107 again.
[0051]
On the other hand, if the theoretical value and the shareholders 'equity after N years have been calculated (Step S111, Yes), the ideal stock price calculation unit 124b divides the calculated shareholders' equity for the Nth year by (1 + r) to the Nth power, and calculates the theoretical value. In addition, the final theoretical value is calculated (step S113).
[0052]
The ideal stock price calculation unit 124b calculates the ideal stock price by dividing the final theoretical value by the number of issued shares (step S114). Also, the ideal stock price is divided by the current market stock price to calculate the value of the current market stock price (step S115), and the process ends.
[0053]
Next, a processing operation for calculating an ideal discount rate from a stock price and a growth rate will be described with reference to a flowchart shown in FIG. As shown in FIG. 5, the ideal stock price calculation unit 124a first obtains, from the brand data 123b, the current shareholders' equity, net income, and payout ratio of the company for which the ideal stock price is calculated (step S201).
[0054]
Next, the growth rate setting unit 124c sets any of the market average ideal growth rate, the industry average ideal growth rate, or the expected growth rate as the value of the growth rate g (Step S202). Subsequently, the ideal stock price calculation unit 124b discounts the shareholders' equity based on the stock price / net asset ratio of the company (step S203).
[0055]
Thereafter, the discount rate setting unit 124d temporarily sets the discount rate r of the company that calculates the ideal stock price (step S204). The ideal stock price calculation unit 124b sets the current theoretical value and theoretical shareholders' equity as the processing target (step S205), and calculates (1 + g) times the previous year's current profit as the current year's processing target profit (step S206). Subsequently, the ideal stock price calculation unit 124b calculates a dividend amount for the processing target year by multiplying the profit for the processing target year by the payout ratio (step S207).
[0056]
Thereafter, the ideal stock price calculation unit 124b divides the dividend amount by (1 + r) to the nth power, adds the dividend value to the theoretical value of the previous year to calculate the theoretical value of the processing target year (step S208), and calculates the theoretical value of the previous year's shareholders' equity. After adding the profit for the year to be processed, the dividend amount is reduced, and the shareholders' equity for the year to be processed is calculated (step S209). Here, “n” is a value indicating how many years later the target year is.
[0057]
The ideal stock price calculation unit 124b determines whether or not the theoretical value and the shareholders' equity after N years, which is the predetermined number of years, have been calculated in steps S208 and S209 (step S210). As a result, if the theoretical value and the shareholders' equity after N years have not been calculated yet (step S210, No), the ideal stock price calculation unit 124b sets the next year, that is, (n + 1) years later as the processing target year (step S210). (S211), the processing is continued from step S206 again.
[0058]
On the other hand, if the theoretical value and the shareholders 'equity after N years have been calculated (Step S210, Yes), the ideal stock price calculation unit 124b divides the calculated shareholders' equity in the Nth fiscal year by (1 + r) to the Nth power and calculates the theoretical value. In addition, the final theoretical value is calculated (step S212).
[0059]
The ideal stock price calculation unit 124b calculates the ideal stock price by dividing the final theoretical value by the number of issued shares (step S213), and compares the ideal stock price with the current market stock price. If the ideal stock price is different from the current market price, the discount rate setting unit 124d determines that the assumed discount rate is inappropriate (step S214, No), and sets the discount rate again (step S204). ).
[0060]
On the other hand, if the ideal stock price substantially matches the current market stock price, the discount rate setting unit 124d determines that the assumed discount rate is the optimal discount rate (Step S214, Yes), and sets the discount rate to the ideal discount rate. The discount rate is output (step S215), and the process ends.
[0061]
Next, the processing operation for calculating the ideal growth rate from the stock price and the discount rate will be described with reference to the flowchart shown in FIG. As shown in FIG. 6, the ideal stock price calculation unit 124a first obtains, from the brand data 123b, current stockholders' equity, net income, and payout ratio of the company for which the ideal stock price is calculated (step S301).
[0062]
Next, the discount rate setting unit 124d sets the discount rate r of the company for which the ideal stock price is calculated (step S302), and adjusts the value of the discount rate r from the company's capital ratio and market capitalization (step S303). . Subsequently, the ideal stock price calculation unit 124b discounts shareholders' equity based on the stock price / net asset ratio of the company (step S304).
[0063]
Further, the growth rate setting unit 124c temporarily sets the growth rate g of the company that calculates the ideal stock price (step S305). Thereafter, the ideal stock price calculation unit 124b sets the current theoretical value and the theoretical shareholders' equity as the processing target (step S306), and calculates (1 + g) times the previous year's current profit as the current profit for the processing target year (step S307). ). Subsequently, the ideal stock price calculation unit 124b calculates the dividend amount for the processing target year by multiplying the current term profit for the processing target year by the payout ratio (step S308).
[0064]
Thereafter, the ideal stock price calculation unit 124b calculates the theoretical value of the target year by dividing the dividend amount by (1 + r) to the nth power and adding it to the theoretical value of the previous year (step S309). After adding the profit for the year to be processed, the amount of dividend is reduced to calculate the shareholders' equity for the year to be processed (step S310). Here, “n” is a value indicating how many years later the target year is.
[0065]
The ideal stock price calculation unit 124b determines whether or not the theoretical value and the shareholders' equity after N years, which is the predetermined number of years, have been calculated in steps S309 and S310 (step S311). As a result, if the theoretical value and the shareholders' equity after N years have not been calculated yet (step S312, No), the ideal stock price calculation unit 124b sets the next year, that is, (n + 1) years later as the processing target year (step S312). S312), and the processing is continued from step S307 again.
[0066]
On the other hand, if the theoretical value and the shareholders 'equity after N years have been calculated (step S311, Yes), the ideal stock price calculation unit 124b divides the calculated shareholders' equity for the Nth year by (1 + r) to the Nth power and calculates the theoretical value. And the final theoretical value is calculated (step S313).
[0067]
The ideal stock price calculation unit 124b calculates the ideal stock price by dividing the final theoretical value by the number of issued shares (step S314), and compares the ideal stock price with the current market stock price. If the ideal stock price is different from the current market price, the growth rate setting unit 124c determines that the assumed growth rate is inappropriate (step S315, No), and sets the growth rate again (step S305). ).
[0068]
On the other hand, if the ideal stock price substantially matches the current market stock price, the growth rate setting unit 124c determines that the assumed growth rate is the optimal growth rate (step S315, Yes) and sets the growth rate to the ideal growth rate. The output is output as the growth rate (step S316), and the process ends.
[0069]
If this ideal growth rate is calculated for all issues included in a given industry, the ideal average growth rate for that industry can be obtained. Thus, the ideal average growth rate of the entire market can be obtained.
[0070]
As described above, the WEB server 12 according to the present embodiment can calculate the ideal stock price, the ideal discount rate, and the ideal growth rate, and can provide the calculated values to the terminals 10a, 10b, and 10c. When the WEB server 12 transmits the ideal stock price, the ideal discount rate, and the ideal growth rate to the terminal, the server processing unit 124a creates and transmits a display screen using the hypertext 123a.
[0071]
FIG. 7 shows an example of a display screen provided by the web server 12 to the terminals 10a to 10c. FIG. 7 is a display screen when a certain terminal requests an evaluation of “XX company”. For the content displayed in the display windows W11 and W12 shown in FIG. 7 and the item "business type" in the display window 13, the corresponding content is selected from the brand data 123b.
[0072]
Further, in the display window W13, the discount rate applied to the calculation of the ideal stock price, the ideal growth rate of the current stock price, the ideal growth rate of the market average, and the ideal growth rate of the same industry are displayed, and the respective ideal growth rates are used. The calculated ideal stock price and the ratio of the ideal stock price to the current stock price are displayed.
[0073]
Specifically, in the case of the stock of “XX Corporation”, when the ideal growth rate of the current stock price is “−2.60%”, the ideal stock price is “2,965”, and the ratio between the ideal stock price and the current stock price is "100.00%". When the market average ideal growth rate “−0.61%” is used, the ideal stock price is “3,423”, and the ratio between the ideal stock price and the current stock price is “115.00%”. Further, when the average growth rate of the same industry is "-4.68", the ideal stock price is "2,583", and the ratio between the ideal stock price and the current stock price is "87.12%".
[0074]
In other words, the current stock price of “XX Company” is a reasonable price if it is expected to continue growing as it is now, but it is cheaper if it is expected to grow in the same way as the entire market. It would be overpriced if we thought it would grow in the same way as the stock price.
[0075]
In the display window W14, the theoretical stock price is shown as a function A showing a correlation with the growth rate. Further, on this graph, a correlation C indicating a correlation between the current stock price and the ideal growth rate, a correlation D indicating a correlation between the market average ideal growth rate, and a correlation indicating a correlation with the average growth rate of the same industry. The relation B is displayed.
[0076]
As described above, the ideal stock price of “XX Corporation” can be visualized and provided by the display window W13 and the display window W14.
[0077]
Also, when a search is requested from the terminals 10a to 10c by designating conditions, the web server 12 searches for and displays a brand that meets the designated conditions. FIG. 8 is an example of a search condition setting screen by the terminals 10a to 10c, and FIG. 9 is an example of a search result display screen based on the conditions specified by the search condition setting screen.
[0078]
In FIG. 8, a display window W21 is a window for inputting an investment amount, an average daily trading value, and conditions relating to a market. Specifically, stocks that can be invested within 5 million yen, are traded on average over 10 million yen a day, and are listed on the First and Second Sections of the Tokyo Stock Exchange are designated.
[0079]
The display window W22 is a window for specifying a growth rate used when calculating an ideal stock price, and the display window W23 is a window for specifying the display order of search results. Specifically, it is specified that the stocks are displayed in descending order of the ideal stock price calculated using the market average ideal growth rate.
[0080]
Further, the display window W24 is a window for specifying more detailed settings. Specifically, when displaying search results, “PER”, “PBR”, “dividend yield”, “capital adequacy ratio”, and “capitalization” should be displayed together. Is specified to be 30%.
[0081]
As a search result under these conditions, the web server 12 creates a display window W31 shown in FIG. As described above, the web server 12 can calculate the ideal stock price of each brand based on the conditions specified by the terminal and provide the calculated ideal stock price to the terminal.
[0082]
As described above, in the present embodiment, by repeating the process of calculating the capital and dividend for the next year from the current capital and net income of the designated company, the capital after the lapse of the predetermined number of years and the By calculating the dividend to be paid by the time, and discounting the calculation result, the ideal stock price, growth rate or discount rate of the current stock issue can be calculated.
[0083]
In the present embodiment, a single value is set as the growth rate, and the ideal stock price is calculated assuming that the net income increases at the same rate every year. However, the growth rate of the net income is not necessarily a single value. It is not necessary to take one value. For example, by calculating a growth rate by a function, it is possible to assume a scenario in which the rate of return changes over time and calculate an ideal stock price according to the scenario.
[0084]
Further, in the present embodiment, the case where the ideal stock price of the public stock is calculated has been described. However, the use of the present invention is not limited to the public stock. Can also be used.
[0085]
In the calculation of the ideal stock price according to the present invention, the capital after the lapse of a predetermined number of years and the dividend to be paid until the lapse of the predetermined number of years are calculated, but the predetermined number of years may be arbitrarily set by the user. It may be. That is, by setting the predetermined number of years to a short value of about several years, it is possible to calculate the ideal stock price in a short-term viewpoint, and by setting the predetermined number of years to a value of about 20 years, the ideal stock price in a medium-term viewpoint is obtained. By setting the predetermined number of years to about several tens of years, it is possible to calculate an ideal stock price from a long-term viewpoint.
[0086]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the stock price calculating device sets the growth rate indicating the increase rate of the net profit of the stock designated by the growth rate setting means, and specifies the growth rate by the discount rate setting means. Set the discount rate of the stock that has been set, and calculate the expected capital amount of the stock after a specified number of years and the expected dividend amount to be paid until the specified number of years have elapsed based on the growth rate, and calculate the expected amount and the expected dividend amount. By discounting at the discount rate, it is possible to calculate the ideal stock price at the current time, so taking into account the status of the designated company, the stock price calculation that can automatically calculate the ideal stock price of the shares issued by the company The effect that a device can be provided is produced.
[0087]
Further, according to the invention of claim 2, when the appropriate growth rate is unknown, the growth rate setting means sets the assumed growth rate, and the ideal stock price calculation means also calculates the assumed growth rate. Since the ideal stock price is calculated and the value of the assumed growth rate is adjusted so that the ideal stock price is closest to the current stock price, the ideal growth rate of the company is automatically calculated in consideration of the status of the specified company. It is possible to provide a stock price calculation device that can be calculated dynamically.
[0088]
Further, according to the invention of claim 3, the stock price calculation device sets the assumed discount rate by the discount rate setting means when the appropriate discount rate is unknown, and the ideal stock price calculation means also sets the assumed discount rate. Since the ideal stock price is calculated and the value of the assumed discount rate is adjusted so that the ideal stock price is closest to the current stock price, the ideal discount rate of the company is automatically calculated in consideration of the status of the specified company. It is possible to provide a stock price calculation device that can be calculated dynamically.
[0089]
Further, according to the invention of claim 4, the stock price calculating method sets a growth rate indicating an increase rate of a net profit of a stock specified in the growth rate setting step, and sets a discount rate of the stock specified in the discount rate setting step. Set the rate, calculate the expected capital amount of the stock after a certain number of years and the expected dividend amount to be paid by the end of the predetermined number of years based on the growth rate, and discount the expected amount and the expected dividend amount at a discount rate As a result, it is possible to calculate an ideal stock price at the present time, so that a stock price calculation method capable of automatically calculating an ideal stock price of shares issued by the specified company in consideration of a state of the designated company is provided. It has the effect of being able to.
[0090]
According to the invention of claim 5, in the method of calculating the stock price, when the appropriate growth rate is unknown, the growth rate setting step sets the assumed growth rate, and the ideal stock price calculation step also calculates the assumed growth rate. Since the ideal stock price is calculated and the value of the assumed growth rate is adjusted so that the ideal stock price is closest to the current stock price, the ideal growth rate of the company is automatically calculated in consideration of the status of the specified company. It is possible to provide a method for calculating a stock price that can be calculated dynamically.
[0091]
According to the invention of claim 6, in the method of calculating a stock price, when the appropriate discount rate is unknown, the discount rate setting step sets the assumed discount rate, and the ideal stock price calculating step also sets the assumed discount rate. Since the ideal stock price is calculated and the value of the assumed discount rate is adjusted so that the ideal stock price is closest to the current stock price, the ideal discount rate of the company is automatically calculated in consideration of the status of the specified company. It is possible to provide a method for calculating a stock price that can be calculated dynamically.
[0092]
Further, according to the invention of claim 7, the stock price calculation program sets a growth rate indicating an increase rate of the net income of the issue specified by the growth rate setting procedure, and sets the discount rate of the issue specified by the discount rate setting procedure. Set the rate, calculate the expected capital amount of the stock after a certain number of years and the expected dividend amount to be paid by the end of the predetermined number of years based on the growth rate, and discount the expected amount and the expected dividend amount at a discount rate As a result, an ideal stock price at the present time can be calculated, and a stock price calculation program capable of automatically calculating an ideal stock price of a stock issued by the specified company in consideration of the state of the designated company is provided. It has the effect of being able to.
[0093]
According to the invention of claim 8, the stock price calculation program sets the assumed growth rate in the growth rate setting procedure when the appropriate growth rate is unknown, and the ideal stock price calculation procedure also calculates the assumed growth rate. Since the ideal stock price is calculated and the value of the assumed growth rate is adjusted so that the ideal stock price is closest to the current stock price, the ideal growth rate of the company is automatically calculated in consideration of the status of the specified company. It is possible to provide a stock price calculation program that can be calculated dynamically.
[0094]
According to the invention of claim 9, the stock price calculation program sets the assumed discount rate in the discount rate setting procedure when the appropriate discount rate is unknown, and the ideal stock price calculation procedure also sets the assumed discount rate. Since the ideal stock price is calculated and the value of the assumed discount rate is adjusted so that the ideal stock price is closest to the current stock price, the ideal discount rate of the company is automatically calculated in consideration of the status of the specified company. It is possible to provide a stock price calculation program that can be calculated dynamically.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a functional block diagram showing a configuration of a stock price calculation system according to the present embodiment.
FIG. 2 is a diagram comparing current capital with capital one year later.
FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating a method of calculating capital after N years and a payout amount for N years.
FIG. 4 is a flowchart illustrating a processing operation when an ideal stock price is calculated from a discount rate and a growth rate.
FIG. 5 is a flowchart illustrating a processing operation for calculating an ideal discount rate from a stock price and a growth rate.
FIG. 6 is a flowchart illustrating a processing operation for calculating an ideal growth rate from a stock price and a discount rate.
7 is a diagram illustrating an example of a display screen provided to a terminal by the web server illustrated in FIG. 1;
8 is a diagram showing an example of a search condition setting screen by the terminal shown in FIG.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a search result display screen based on a condition specified by the search condition setting screen.
[Explanation of symbols]
10a to 10c terminal device
11 Internet
12 WEB server
120 Interface section
121 Input unit
122 Display
123 storage unit
123a Hypertext
123b Brand data
124 control unit
124a server processing unit
124b Ideal stock price calculator
124c growth rate setting section
124d discount rate setting section
100 current capital
100a N years later shareholders' equity
101 One year later capital
200 Profit for the year
200a dividend
W11, W12, W13, W14, W21, W22, W23, W24, W31
Display window

Claims

株式の銘柄に関するデータをもとに、該銘柄の理想的な株価を算出する株価算出装置であって、
指定された銘柄の当期利益の上昇率を成長率として設定する成長率設定手段と、
前記指定された銘柄の割引率を設定する割引率設定手段と、
前記成長率をもとに、所定年数後における前記指定された銘柄の予想資本金額と、前記所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額と、を算出し、前記予想資本金額および前記予想配当金額を前記割引率によって割り引いて現時点における理想株価を算出する株価算出手段と、を備えたことを特徴とする株価算出装置。A stock price calculator that calculates an ideal stock price of the stock based on data on the stock of the stock,
A growth rate setting means for setting a growth rate of the net income of the specified stock as a growth rate;
Discount rate setting means for setting a discount rate of the specified brand,
Based on the growth rate, calculate the expected capital amount of the designated issue after a predetermined number of years and the expected dividend amount to be paid until the predetermined number of years has elapsed, and calculate the expected capital amount and the expected dividend amount. A stock price calculating means for calculating an ideal stock price at the present time by discounting the amount by the discount rate.

前記成長率設定手段は、適正な成長率が不明の場合に仮定成長率を設定し、該仮定成長率をもとに前記株価算出手段が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定成長率の値を修正することを特徴とする請求項１に記載の株価算出装置。The growth rate setting means sets an assumed growth rate when an appropriate growth rate is unknown, and sets the ideal stock price calculated by the stock price calculation means based on the assumed growth rate to be closest to the current stock price. 2. The stock price calculation device according to claim 1, wherein the value of the assumed growth rate is corrected.

前記割引率設定手段は、適正な割引率が不明の場合に仮定割引率を設定し、該仮定割引率をもとに前記株価算出手段が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定割引率の値を修正することを特徴とする請求項１に記載の株価算出装置。The discount rate setting means sets an assumed discount rate when an appropriate discount rate is unknown, and sets the ideal stock price calculated by the stock price calculation means based on the assumed discount rate so as to be closest to the current stock price. The stock price calculation device according to claim 1, wherein the value of the assumed discount rate is corrected.

株式の銘柄に関するデータをもとに、該銘柄の理想的な株価を算出する株価算出方法であって、
指定された銘柄の当期利益の上昇率を成長率として設定する成長率設定工程と、
前記指定された銘柄の割引率を設定する割引率設定工程と、
前記成長率をもとに、所定年数後における前記指定された銘柄の予想資本金額と、前記所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額と、を算出し、前記予想資本金額および前記予想配当金額を前記割引率によって割り引いて現時点における理想株価を算出する株価算出工程と、を含むことを特徴とする株価算出方法。A stock price calculation method for calculating an ideal stock price of a stock based on data on the stock of the stock,
A growth rate setting step of setting a growth rate of the net income of the specified stock as a growth rate;
A discount rate setting step of setting a discount rate of the designated brand;
Based on the growth rate, calculate the expected capital amount of the designated issue after a predetermined number of years and the expected dividend amount to be paid until the predetermined number of years has elapsed, and calculate the expected capital amount and the expected dividend amount. A stock price calculation step of calculating an ideal stock price at the present time by discounting the amount by the discount rate.

前記成長率設定工程は、適正な成長率が不明の場合に仮定成長率を設定し、該仮定成長率をもとに前記株価算出工程が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定成長率の値を修正することを特徴とする請求項４に記載の株価算出方法。The growth rate setting step sets an assumed growth rate when an appropriate growth rate is unknown, and sets the ideal stock price calculated by the stock price calculation step based on the assumed growth rate to be closest to the current stock price. The method according to claim 4, wherein the value of the assumed growth rate is corrected.

前記割引率設定工程は、適正な割引率が不明の場合に仮定割引率を設定し、該仮定割引率をもとに前記株価算出工程が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定割引率の値を修正することを特徴とする請求項４に記載の株価算出方法。The discount rate setting step sets an assumed discount rate when an appropriate discount rate is unknown, and sets the ideal stock price calculated by the stock price calculation step based on the assumed discount rate so as to be closest to the current stock price. The method according to claim 4, wherein the value of the assumed discount rate is corrected.

株式の銘柄に関するデータをもとに、該銘柄の理想的な株価を算出する株価算出プログラムであって、
指定された銘柄の当期利益の上昇率を成長率として設定する成長率設定手順と、
前記指定された銘柄の割引率を設定する割引率設定手順と、
前記成長率をもとに、所定年数後における前記指定された銘柄の予想資本金額と、前記所定年数が経過するまでに支払われる予想配当金額と、を算出し、前記予想資本金額および前記予想配当金額を前記割引率によって割り引いて現時点における理想株価を算出する株価算出手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする株価算出プログラム。A stock price calculation program for calculating an ideal stock price of the stock based on data on stocks,
A growth rate setting procedure for setting the growth rate of the net income of the specified stock as the growth rate;
A discount rate setting procedure for setting a discount rate of the designated brand,
Based on the growth rate, calculate the expected capital amount of the designated issue after a predetermined number of years and the expected dividend amount to be paid until the predetermined number of years has elapsed, and calculate the expected capital amount and the expected dividend amount. A stock price calculation program for causing a computer to execute a stock price calculation procedure of calculating an ideal stock price at the present time by discounting the amount by the discount rate.

前記成長率設定手順は、適正な成長率が不明の場合に仮定成長率を設定し、該仮定成長率をもとに前記株価算出手順が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定成長率の値を修正することを特徴とする請求項７に記載の株価算出プログラム。The growth rate setting step sets an assumed growth rate when an appropriate growth rate is unknown, and sets the ideal stock price calculated by the stock price calculation procedure based on the assumed growth rate to be closest to the current stock price. The stock price calculation program according to claim 7, wherein the value of the assumed growth rate is corrected.

前記割引率設定手順は、適正な割引率が不明の場合に仮定割引率を設定し、該仮定割引率をもとに前記株価算出手順が算出した理想株価が現在の株価に最も近くなるように該仮定割引率の値を修正することを特徴とする請求項７に記載の株価算出プログラム。The discount rate setting procedure sets an assumed discount rate when an appropriate discount rate is unknown, and sets the ideal stock price calculated by the stock price calculation procedure based on the assumed discount rate so as to be closest to the current stock price. The stock price calculation program according to claim 7, wherein the value of the assumed discount rate is corrected.