JP2004276225A - 連結用軸とソケット又は着脱具との連結固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】連結用軸への少しの嵌合形成加工によって連結用軸とソケットとを強固に連結できて、電動工具に取り付けて使用中に、振動によって連結用軸とソケット又は着脱具とが外れることのないようにすることを課題とする。
【解決手段】ソケット2の後部を陥没させ、ソケット2の陥没凸部10を連結用軸1に形成した直線状の嵌合溝4に嵌着させて、ソケット2と連結用軸1とを連結固定する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動ドライバやインパクトドライバ等の電動工具に取り付ける連結用軸とソケット又は着脱具との連結固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動工具を使用して、例えばボルト・ナットを締めたり弛めたりする場合には、所望のボルト・ナットに係合する係合穴を有するソケット付きビット(連結用軸)を、電動工具のチャック箇所に取り付けて作業が行われている。また、天井等の高い箇所に対して下から内装材等の取り付け作業を行う場合は、電動工具に直接ドリル軸やドライバ軸を取り付けるのではなく、先端部にドリル軸やドライバ軸を着脱できる着脱機構を備えた数十cm或いはそれ以上の連結用軸を、電動工具に取り付けて作業が行われている。
【0003】
そこで従来、ソケットとビットとを連結する場合は、ソケットの後部に形成した嵌入穴にビットを圧入して連結するか、ソケットの後部に挿入穴を形成するとともに、前記後部の外周にピン穴を形成し、ビットを挿入穴に挿入した後にピン穴と一致するビットの箇所に穴を空け、ソケットとビットとをピンで連結するか、或いは、ソケットの後部に形成した嵌入穴に、嵌入側近傍に横断面直角三角形状の溝を形成した圧入してビットを嵌入し、この嵌入によってえぐられる嵌入穴の内面の削り屑がビットの溝に入って、ソケットとビットとを連結していた。また、着脱機構と連結用軸とを連結する場合は、着脱機構の後部に形成した嵌入穴に連結用軸を圧入して連結していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記ソケットの後部に形成した嵌入穴にビットを圧入した構成のものでは、ビットを電動工具に取り付けて作業を行った場合、インパクトドライバ等の激しい振動によってソケットからビットが抜ける懸念があった。また、前記ソケットとビットとをピンで連結した構成のものでは、作業中にピンが振動によって破損する懸念があった。また、前記した嵌入によってえぐられる嵌入穴の内面の削り屑がビットの溝に入ってソケットとビットとを連結した構成のものでは、ソケットに形成する嵌入穴の精度の良い加工や、ビットに形成する溝加工のために加工コストが高くなる。また、前記した着脱機構と連結用軸との連結の場合は、長い連結用軸を着脱機構に圧入する時に座屈を起こして曲がってしまうといった懸念があった。また、作業中に着脱機構と連結用軸とが振動で抜けるといった懸念もあった。
【0005】
【特許文献1】特開2000−218558(図2)
【特許文献2】特開平11−34796(図4)
【特許文献3】特開平9−174447(図4)
【0006】
本発明は、上述のような点に鑑みて開発され、連結用軸への少しの嵌合形成加工によって連結用軸とソケットとを強固に連結できて、電動工具に取り付けて使用中に、振動によって連結用軸とソケット又は着脱具とが外れるといったことのない連結用軸とソケット又は着脱具との連結固定方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の目的を有効に達成するために、請求項1に記載の本発明の連結用軸とソケットとの連結固定方法では、一端近傍の同一円周上の少なくとも1箇所に直線状の嵌合溝を有し、他端近傍に環状の係合溝を有する横断面多角形状の連結用軸と、ナット又はボルト頭又はネジ頭に係合する係合穴を前部に有し後部に前記連結用軸の嵌合する軸挿入用穴を有するソケットとからなり、ソケットの軸挿入用穴に連結用軸の一端部を挿入し、連結用軸の嵌合溝の位置するソケットの後部を陥没させ、ソケットの陥没凸部を連結用軸の嵌合溝に嵌着させて、ソケットと連結用軸とを連結固定することを特徴とする構成である。
【0008】
請求項2に記載の本発明の着脱具と連結用軸との連結固定方法は、ソケット付き連結用軸又はドリル軸又はドライバ軸を着脱できる着脱具と、着脱具を連結する側の一端近傍で同一円周上の少なくとも1箇所に直線状の嵌合溝を有し、他端近傍に環状の係合溝を有する横断面多角形状の連結用軸とからなり、着脱具の後部に設けた軸挿入用穴に連結用軸の一端部を挿入し、連結用軸の前記嵌合溝の位置する着脱具の後部を陥没させて、着脱具の後部の陥没凸部を連結用軸の嵌合溝に嵌着させ、着脱具と連結用軸とを連結固定することを特徴とする構成である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付の図に基づいて説明する。
図1は発明の連本結固定方法によって連結固定したソケット付きビット3の斜視図であり、図2は本発明の連結固定方法によって連結固定したソケット付きビットの要部断面図である。
【0010】
連結用軸1は、横断面六角形状で長さ数cm位の金属軸部材であり、一端近傍に適宜の深さ・幅・長さの直線状の嵌合溝4を同一円周上の一箇所に(又は2箇所以上に、一定間隔を以って或いは所定の角度の以って連続して)形成し、他端近傍に環状の係合溝5を形成したものである。前記直線状の嵌合溝4とは、連結用軸1の外周の一部を直線状に切欠いて溝状に形成した構成である。連結用軸1の係合溝5は、電動工具18(図4参照)のチャック19や、後述する着脱具12(図3、図4参照)に係止される。
【0011】
ソケット2は、ナット又はボルト頭又はネジ頭に係合する六角形状の係合穴6を前部7に形成し、後部8に前記連結用軸1が嵌合する横断面六角形状の軸挿入用穴9を形成したものである。軸挿入用穴9の深さは、連結用軸1の嵌合溝4を後部8内に収納できる深さである。
【0012】
この連結用軸1とソケット2とを連結固定する場合は、ソケット2の軸挿入用穴9に連結用軸1の一端部を挿入し、連結用軸1の嵌合溝4の位置するソケット2の後部8を円周方向に陥没させ(カシメ)、この陥没凸部10を連結用軸1の嵌合溝4に嵌着させて、ソケット2と連結用軸1とを連結固定する。
【0013】
このようにして連結用軸1とソケット2とを連結固定したソケット付きビット3にあっては、電動工具18(図4参照)に取り付けてボルトやナット等の締め付け或いは弛め作業を行った場合、ソケット付きビット3と電動工具18との連結固定箇所に振動が伝わっても、連結用軸1の嵌合溝4にはソケット2の陥没凸部10が嵌まり込んで固着しているため、ソケット2が連結用軸1から抜けるといったことがない。
【0014】
次に図3は本発明の連結固定方法によって連結固定した着脱具付き延長ビット11の斜視図であり、図4は本発明の連結固定方法によって連結固定した着脱具付き延長ビット11を電動工具に取り付けた斜視図である。
【0015】
この例の連結用軸13は、長さが数十cm位であり他の構成は前記した連結用軸1と同じ構成であるので、同一箇所に同一符号を付して説明を省略する。なお、連結用軸13の長さは前記長さに限定されるものではなく適宜の長さであってよい。
【0016】
前記の連結用軸13に連結固定される着脱具12は、ソケット付きビット(連結用軸)3(図1参照)又はドリル軸(図示せず)又はドライバ軸(図示せず)を着脱できるものである。
【0017】
その一例の着脱具12としては、図示のように六角形状の筒穴14を形成した固定筒体15と、この固定筒体15に移動可能に外嵌した操作筒体16と、固定筒体15に外嵌した操作筒体16の前後移動の操作によって、固定筒体15の筒壁に空けた貫通穴内に収納した球(図示せず)が操作筒体16内に出没するようにした構成したものである。
【0018】
固定筒体15は、一端から連結用軸13の先端部17を挿入して後部8寄りの円周方向の1か所(または2箇所以上)をかしめ、連結用軸13の先端部17の近傍に形成した直線状の単数(または複数)の嵌合溝4に陥没凸部10を嵌着させて連結固定してある。
【0019】
なお、連結用軸13を連結固定した着脱具12に前記ソケット付きビット3を取り付ける場合は、操作筒体16を前方に移動させた後に、ソケット付きビット3の係合溝5側(図1参照)を固定筒体15の筒穴14に挿入した後に、操作筒体16を摘んだ指を離すことにより、前記球(図示せず)がソケット付きビット3の係合溝5に係合する。このことによりソケット付きビット3は球(図示せず)を介して着脱具12に固着される。
【0020】
また、着脱具12からソケット付きビット3を抜き取る場合は、操作筒体16を前方向に移動させることにより、球(図示せず)とソケット付きビット3の係合溝5との係合関係が解除されて、ソケット付きビット3を着脱具12から抜き取ることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明でも明らかなように本発明の連結固定方法では、連結用軸の嵌合溝に、ソケット又は着脱具の後部をかしめて形成した陥没凸部が嵌着するため、電動工具に取り付けて使用しても、振動によって作業中に連結用軸がソケット又は着脱具から外れるといったことなく、安心して作業を行うことができる。また、嵌合溝は、連結用軸の同一円周上の少なくとも1箇所に直線状に形成するので、加工も簡単であり、また、連結用軸の同一円周上の全周に亘って環状溝を形成するのではないため、環状溝を形成した連結用軸に比べて丈夫である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結固定方法によって連結固定したソケット付きビットの斜視図である。
【図2】本発明の連結固定方法によって連結固定したソケット付きビットの要部断面図である。
【図3】本発明の連結固定方法によって連結固定した着脱具付き延長ビットの一部切欠斜視図である。
【図4】本発明の連結固定方法によって連結固定した着脱具付き延長ビットを電動工具に取り付けた斜視図である。
【符号の説明】
1 連結用軸、2 ソケット、3 ソケット付きビット、4 嵌合溝、5 係合溝、6 係合穴、7 前部、8 後部、9 軸挿入用穴、10 陥没凸部、12 着脱具、13 連結用軸

Claims (2)

  1. 一端近傍の同一円周上の少なくとも1箇所に直線状の嵌合溝を有し、他端近傍に環状の係合溝を有する横断面多角形状の連結用軸と、ナット又はボルト頭又はネジ頭に係合する係合穴を前部に有し後部に前記連結用軸の嵌合する軸挿入用穴を有するソケットとからなり、ソケットの軸挿入用穴に連結用軸の一端部を挿入し、連結用軸の前記嵌合溝の位置するソケットの後部を陥没させ、ソケットの陥没凸部を連結用軸の嵌合溝に嵌着させて、ソケットと連結用軸とを連結固定することを特徴とする連結用軸とソケットとの連結固定方法。
  2. ソケット付き連結用軸又はドリル軸又はドライバ軸を着脱できる着脱具と、着脱具を連結する側の一端近傍で同一円周上の少なくとも1箇所に直線状の嵌合溝を有し、他端近傍に環状の係合溝を有する横断面多角形状の連結用軸とからなり、着脱具の後部に設けた軸挿入用穴に連結用軸の一端部を挿入し、連結用軸の嵌合溝の位置する着脱具の後部を陥没させて、着脱具の後部の陥没凸部を連結用軸の嵌合溝に嵌着させ、着脱具と連結用軸とを連結固定することを特徴とする着脱具と連結用軸との連結固定方法。
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