JP2004274387A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、システム構成の最適化を図り、効率的な状態遷移、信号処理を実現するマルチコードレス子機付きファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、コードレス電話機制御部1とFAX本体制御部12とを備え、コードレス電話機制御部1には、CNG信号とCED信号を検知することができる回線制御部2が設けられるともに共通の状態管理を行うFAX/コードレス共通状態管理部9が設けられ、回線制御部2がベル信号を検知したとき、FAX/コードレス共通状態管理部9に状態更新通知の発行を行い、ベルを鳴動させて子機17〜24にベル鳴動要求を通知し、回線制御部2がCGN信号を検知したときは、FAX/コードレス共通状態管理部9に状態更新通知の発行を行い、FAX本体制御部12にFAX受信要求を行うことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、FAX機能と電話機能を同時に使用することが可能なファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、移動体通信機器、特に携帯電話やPHS、コードレス電話機は小型化され、広く普及してきている。これらの電話機は、従来親機に1つの子機という形態が多かったが、最近では複数の子機を備えて、同時通話や子機間通話を可能にする電話機が提案されている(特許文献1)。しかし、この電話機は基本的に通話だけが目的であって、データ通信はできない。そこで、既に家庭内や事業所内で普及しているファクシミリ装置を親機とした子機付きファクシミリ装置が提案された。この子機付きファクシミリ装置であれば、家庭や事業所において通話やデータ通信等行える高機能のターミナルを構築できる。
【0003】
さて、この従来の子機付きファクシミリ装置は、ファクシミリ装置を基本として電話機を搭載するという考えで開発された。しかし、G3ファクシミリ装置と電話機のいずれもがアナログ電話回線に接続されるものでありながら、その回線制御やインタフェース等は異なっており、プロセッサ(以下、CPU)の今までの開発経緯もあって、CPUがそれぞれ個別のものとならざるをえず、コストを押し上げる原因となっていた。すなわち、この電話機のCPUをファクシミリ装置のCPUのスレーブとして搭載すると、ファクシミリ装置のCPUとの間でインタフェースが必要となり、CPU間の通信で遅延が生じて、着信してもファクシミリ装置とマルチ子機コードレス電話機が同時に鳴動せず、電話機が遅れて鳴動するものであった。そこで、以下、図面を参照しながら従来の子機付きファクシミリ装置について説明を行う。図3は従来の子機付きファクシミリ装置の構成図である。
【0004】
図3において、31はFAXに増設される後述する8台のコードレス電話機52〜59を制御するコードレス電話機制御部、32はマルチ子機単独の製品である場合に電話回線に流れる各種信号を検知するコードレス電話機制御部の回線制御部、33はマルチ子機単独の製品である場合に着信ベル信号を検知するベル検知制御部、34はマルチ子機単独の製品である場合に、電話をかけてきた相手の名前や電話番号を検知するコーラID信号検知制御部、35はマルチ子機単独の製品である場合に、留守番電話に出先から録音が行われるときその音声が有効か無効かを判定するために必要なコードレス電話機制御部の音声VOX信号検知制御部である。
【0005】
36はコードレス電話機8台の稼動状態を管理するコードレス電話機状態管理部、37はコードレス電話機8台との間で無線信号による通信を行うための無線通信制御部、38はFAX本体制御部側CPUとコードレス電話機制御部側CPU間の通信を行うためのコードレス電話機制御部側のシリアル通信制御部、39はFAX通信、コピア、プリンター等のFAX側の機能を実現するためのFAX本体制御部、40はFAX本体制御部とコードレス電話機制御部の双方の状態を統合管理するFAX/コードレス電話機共通状態管理部である。
【0006】
次に41はFAX本体制御部側CPUとコードレス電話機制御部側CPU間の通信を行うためのFAX本体制御部のシリアル通信制御部、42はFAX単独の製品である場合に電話回線に流れる各種信号を検知するFAX本体制御部の回線制御部、43はFAX単独の製品である場合に着信ベル信号を検知するFAX本体制御部のベル検知制御部、44はFAX単独の製品である場合に、電話をかけてきた相手の名前や電話番号を検知するFAX本体制御部のコーラID信号検知制御部、45は留守番電話付きFAX単独の製品である場合に、留守番電話に出先から録音が行われるときその音声が有効か無効かを判定するために必要なFAX本体制御部の音声VOX信号検知制御部である。
【0007】
46は電話回線からのリモコン起動信号(DTMF)を検知するためのリモコン信号検知制御部、47はFAX通信を行うためにITU−T30で推奨された通信プロトコルを実現するITU−T30通信プロトコル制御部、48はFAX通信フェーズAに含まれ、送信機側から送出されるCNG信号を検知するCNG信号検知制御部、49は同様にFAX通信フェーズAに含まれ、受信機側から送出されるCED信号を検知するCED信号検知制御部、50はFAX通信フェーズB〜Dを実現するフェーズB〜D制御部、51はFAXの稼動状態を管理するFAX本体状態管理部、52はコードレス電話機制御部に増設登録して使用される1台目の子機、53は同様に増設登録して使用される2台目の子機、以下順次54〜59は3台目〜8台目の子機である。
【0008】
以上のように構成された従来のマルチコードレス子機付きファクシミリ装置について、以下その動作を説明する。図4は従来のマルチコードレス子機付きファクシミリ装置のモジュール間通信のシーケンスチャートである。
【0009】
図4において、電話回線からベル信号が入ると(sq21)FAX本体制御部39の回線制御部42が起動され、FAX本体制御部39のベル検知制御部43によってベル信号の検知が行われ(sq22)、ベル信号有りと判定された場合にFAX本体のベルを鳴動させる(sq23)とともに、FAX本体制御部39側のシリアル通信制御部41にコードレス電話機制御部31へベル鳴動要求を送出するよう要求が行われる(sq24)。シリアル通信制御部41からコードレス電話機制御部31側のシリアル通信制御部38にこの要求が送られ(sq25)、シリアル通信制御部38はコードレス電話機状態管理部36へベル鳴動要求があったことを通知する(sq26)。
【0010】
コードレス電話機状態管理部36はコードレス電話機52〜59までの8台の空き状況を検索し、空いている子機に対してベル有り信号を送るように無線通信制御部37へ要求を行う(sq27)。無線通信制御部37は空いている子機のチャネルへベル有り信号を送出する(sq28)。この結果、sq23でのFAX本体のベルの鳴動と、sq28で行われるコードレス電話機の鳴動との間に、ベル鳴動開始時間に大きな遅延が発生してしまう。
【0011】
また、図4においてベル鳴動が開始し、相手がFAXであった場合は電話回線にCNG信号が出現する。CNG信号はCNG信号検知制御部48によって検知され(sq31)、FAX受信が起動されると同時に、FAX/コードレス電話機共通状態管理部40を経由して(sq32)、シリアル通信制御部41に対してFAX受信中の状態通知要求が行われる(sq33)。コードレス電話機制御部のシリアル通信制御部38はこの要求を受け取り、コードレス電話機状態管理部36へFAX側の状態を通知する(sq34)。
【0012】
さらに、FAX通信中にコードレス子機52〜59の8台のうちのどれかで内線通話操作が行われると、無線通信制御部37に内線通話要求の無線信号がコードレス子機から送られ(sq41)、シリアル通信制御部38を経由して(sq42)、FAX本体制御部39への内線通話要求を行う。これはシリアル通信制御部38からシリアル通信制御部41に送られ(sq43)、この要求を受け取ったシリアル通信制御部41はFAX/コードレス電話機共通状態管理部40に通知し(sq44)、FAX通信中のシステム処理能力の条件により、限界の場合はビジー信号にて応答、余裕がある場合は応答信号にて同時動作を許容する処理へ遷移する。シリアル通信制御部41に応答信号を送り(sq46)、さらにシリアル通信制御部38を経由して(sq47)、無線通信制御部37を経て(sq48)、コードレス子機52〜59(sq49)を呼び出す。
【0013】
このように、従来はFAX通信の負荷によってコードレス通信とFAX通信の同時動作が左右されるという制約が発生することとなる。そして場合によっては、負荷が大きいことに配慮して、当初からFAX通信中はコードレス通信との同時動作を許可しない場合もあった。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−232518号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の子機付きファクシミリ装置は、FAX本体制御部とコードレス電話機制御部の双方に個別の状態管理、回線制御部が存在し、その2つの制御部がシリアル通信制御部を介して接続されていたため、ソフトウェア構造の複雑化、各種信号検知から状態変化までの反応時間の遅延が発生し、またFAX本体制御側CPUの処理能力の限界から、FAX機能とコードレス電話機能の動作競合条件の制約、更には近年の高速通信、高速プリンター、コピア等の機能・性能アップに対応できないといった問題があった。また、ハードウェア部品の最適化ができず、部品点数の観点からもコストの増加をまねくという製造上の課題があった。
【0016】
そこで本発明は上記従来の課題に鑑み、電話機制御部とFAX本体制御部のシステム構成の最適化を図り、効率的な状態遷移、信号処理を実現するファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために本発明のファクシミリ装置は、電話機制御部と、FAX通信を行うFAX本体制御部とを備え、FAX/電話機共通状態管理部が電話機制御部とFAX本体制御部の全体の状態管理を行うファクシミリ装置であって、電話機制御部には、FAX/電話機共通状態管理部が設けられ、回線制御部がベル信号を検知したとき、電話機制御部内のベルを鳴動させるとともに子機にベル鳴動要求を通知し、回線制御部がCNG信号を検知したときは、FAX本体制御部にFAX受信要求を行うことを特徴とする。
【0018】
これにより、電話機制御部とFAX本体制御部のシステム構成の最適化を図り、効率的な状態遷移、信号処理を実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、電話機制御部と、FAX通信を行うFAX本体制御部とを備え、FAX/電話機共通状態管理部が電話機電話機制御部とFAX本体制御部の全体の状態管理を行う子機付きファクシミリ装置であって、電話機制御部には、FAX/電話機共通状態管理部が設けられ、回線制御部がベル信号を検知したとき、電話機制御部内のベルを鳴動させるとともに子機にベル鳴動要求を通知し、回線制御部がCNG信号を検知したときは、FAX本体制御部にFAX受信要求を行うことを特徴とするファクシミリ装置であり、電話機制御部にCNG信号を検知することができる回線制御部が設けられ、且つFAX/電話機共通状態管理部が設けられているから、個別の状態管理、回線制御を電話機制御部へ統合でき、FAX通信フェーズの中からフェーズAの制御のみを切り出して、回線制御部で1元管理することができる。コードレス電話機制御部とFAX本体制御部の効率的な状態遷移、信号処理を実現することができ、システム構成の最適化が図れるという作用を有する。
【0020】
請求項2の発明は、子機から子機間通話要求があると、FAX/電話機共通状態管理部が、FAX通信中であればFAX送信中状態通知を無線制御部に発行し、該無線制御部が呼び出し先の子機に呼び出し要求を行うことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置であり、FAX通信中は、電話機制御部が単独で子機間通信の制御を担い、FAX本体制御部との間で状態通知(シリアル通信)は発生させないため、FAX通信の負荷によってコードレス通信とFAX通信の同時動作が可能であったりできなかったりせず、CNG信号とCED信号があったときだけシリアル通信を行うから効率的な信号処理を実行でき、電話機制御部とFAX本体制御部のシステム構成が最適化できる。
【0021】
請求項3の発明は、子機から子機間通話要求があると、FAX/電話機共通状態管理部が、呼び出し先子機が外線通話中であれば通話中状態通知を無線制御部に発行してビジーを通知するとともに、呼び出し先子機が外線通話中でなければ呼び出し可能通知を無線制御部に発行して呼び出すことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置であり、電話機制御部が単独で子機間通信の制御を担い、FAX本体制御部との間で状態通知(シリアル通信)は発生させないため、短時間で子機間通話を行え、システム構成の最適化が図れるという作用を有する。
【0022】
以下、本発明の実施の形態について、図1、2を用いて説明する。
【0023】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるマルチコードレス子機付きファクシミリ装置の構成図であり、図2は本発明の実施の形態1におけるマルチコードレス子機付きファクシミリ装置のモジュール間通信のシーケンスチャートである。
【0024】
図1において、コードレス電話機制御部側の説明をすると、1はマルチコードレス子機付きファクシミリ装置に増設される後述する8台のコードレス電話機17〜24を制御するコードレス電話機制御部、2は電話回線に流れる各種信号を検知する回線制御部である。
【0025】
3は回線制御部2に設けられた着信ベル信号を検知するベル検知制御部、4は電話をかけてきた相手の名前や電話番号を検知するコーラID信号検知制御部、5はITU−T30で推奨されたFAX通信プロトコルを実現するために、呼設定を行うための通信フェーズAに含まれ送信機側から送出されるCNG信号(発呼トーン信号)を検知するCNG信号検知制御部である。
【0026】
6は電話回線からのリモコン起動信号(DTMF)を検知するリモコン信号検知制御部、7は留守番電話に出先から録音が行われるときその音声が有効か無効かを判定するために必要な音声VOX信号検知制御部、8はITU−T30で推奨されたFAX通信プロトコルを実現するために、通信フェーズAに含まれ受信機側から送出されるCED信号(被呼局確認信号)を検知するCED信号検知制御部である。
【0027】
9は後述するFAX本体制御部12とコードレス電話機制御部1の双方(全体)の状態を統合管理するFAX/コードレス共通状態管理部、また、10はコードレス電話機8台との間で無線信号による通信を行う無線通信制御部、11はFAX本体制御部側CPUとコードレス電話機制御部側CPU間の通信を行うコードレス電話機制御部側のシリアル通信制御部である。
【0028】
続いて、FAX本体制御部側の構成について説明する。12はマルチコードレス子機付きファクシミリ装置のFAX通信、コピア、プリンター等のFAX側の機能を実現するFAX本体制御部、13はFAX通信を行うためにITU−T30で推奨された通信プロトコルを実現するITU−T30通信プロトコル制御部、14はFAX通信フェーズB〜Dを実現するフェーズB〜D制御部である。この通信フェーズBは、FAX通信を実行するために通信フェーズAの呼設定手順を実行した後、メッセージ伝送前に行われる手順であり、フェーズCは実際にメッセージを伝送する手順である。また、フェーズDはこのメッセージ伝送手順が終了したことを確認する手順であり、フェーズEは呼復旧手順である。
【0029】
15はFAX本体制御部側CPUとコードレス電話機制御部側CPU間の通信を行うFAX本体制御部側のシリアル通信制御部、16はFAXの稼動状態を管理するFAX本体状態管理部、17はコードレス電話機制御部に増設登録して使用される1台目の子機、18は同様に増設登録して使用される2台目の子機、以下順次19は3台目の子機、20は4台目の子機、21は5台目の子機、22は6台目の子機、23は7台目の子機、24は8台目の子機である。
【0030】
また図2においてマルチコードレス子機付きファクシミリ装置のモジュール間通信の説明を行う。図2において、電話回線からベル信号が入ると(sq1)回線制御部2が起動され、そのベル検知制御部3によってベル信号の検知が行われる(sq2)。ベル有りと判定された場合は、コードレス電話機制御部1内のベル鳴動回路(図示しない)を制御することでリアルタイムにベルの鳴動を開始するとともに(sq3)、FAX/コードレス共通状態管理部9へ状態更新の要求が行われる(sq4)。また、同時に無線通信制御部10を経由して(sq5)8台のコードレス電話機17〜24の内、空いているコードレス子機に対してベル鳴動要求が送出される(sq6)。ベル鳴動に関しては、従来システムのようにシリアル通信にて状態通知をすることがないのでFAX本体とコードレス電話機17〜24との間にベル鳴動開始時間の遅延が発生することはない。
【0031】
ベル鳴動が開始し、相手がFAXであった場合は電話回線にCNG信号が出現する。CNG信号は回線制御部2内のCNG信号検知制御部5によって検知され(sq7)、回線制御部2からFAX/コードレス共通状態管理部9へ状態更新の要求が行われる(sq8)。その後シリアル通信制御部11を経由し(sq9)、さらにシリアル通信制御部15を経由して(sq10)、FAX本体制御部12へFAX受信起動要求が行われ、FAX通信が開始する。
【0032】
次いで、このFAX通信中に8台のコードレス電話機17〜24のうちどれかで内線通話操作が行われると、無線通信制御部10に対して子機間通話要求が送られる(sq11)。これを受け取った無線通信制御部10はFAX/コードレス共通状態管理部9へ状態確認要求のコマンドを送出する(sq12)。これを受け取ったFAX/コードレス共通状態管理部9は回線状態を確認し、既にFAX通信が行われていることを示すフラグがたっているのでシリアル通信制御部11にコマンドの送出を要求することなく、無線通信制御部10に対してFAX送信中状態通知を送出する(sq13)。これを受け取った無線通信制御部10はコードレス電話機17〜24のうち該当する子機へ子機間呼び出し要求を送出する(sq14)。これにより、FAX本体制御部12の介在なしでFAX通信中の子機間内線通話が実現可能となる。sq12を受け取ったとき、呼び出し先子機が外線通話中であれば、FAX/コードレス共通状態管理部9は通話中状態通知を無線制御部に発行してビジーを通知するとともに、呼び出し先子機が外線通話中でなければ呼び出し可能通知を無線制御部に発行して呼び出し先子機を呼び出す。コードレス電話機制御部が単独で子機間通信の制御を担い、FAX本体制御部との間で状態通知(シリアル通信)は発生させないため、処理が少なく短時間で子機間通話を行える。
【0033】
以上のように本実施の形態1のマルチコードレス子機付きファクシミリ装置によれば、コードレス電話機制御部とFAX本体制御部の双方で信号処理の遅延発生がなくなるほか、従来実現が困難であったFAX通信中にコードレス子機が制約なく同時動作ができる。
【0034】
また、従来FAX本体制御部とコードレス電話機制御部の双方に存在していた個別の状態管理、回線制御をコードレス電話機制御部へ統合し、FAX通信フェーズの中からフェーズAの制御のみを切り出し、回線制御部で1元管理することができる。さらに、各制御モジュール間でのモジュール間通信方式を実現するとき、FAX通信中は、コードレス電話機制御部が単独で子機間通信の制御を担いFAX本体制御部への状態通知(シリアル通信)は発生させないため、コードレス電話機制御部とFAX本体制御部のシステム構成が最適化できる。これによって効率的な状態遷移、信号処理が実現され、低コストで拡張性に富んだシステム構成が可能となる。
【0035】
【発明の効果】
本発明のマルチコードレス子機付きファクシミリ装置によれば、コードレス電話機制御部とFAX本体制御部のシステム構成が最適化され、効率的な状態遷移、信号処理が実現され、低コストで拡張性に富んだシステム構成にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるマルチコードレス子機付きファクシミリ装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるマルチコードレス子機付きファクシミリ装置のモジュール間通信のシーケンスチャート
【図3】従来のマルチ子機付きファクシミリ装置の構成図
【図4】従来のマルチコードレス子機付きファクシミリ装置のモジュール間通信のシーケンスチャート
【符号の説明】
1,31 コードレス電話機制御部
2 回線制御部
3 ベル検知制御部
4 コーラID信号検知制御部
14,50 フェーズB〜D制御部
5,48 CNG信号検知制御部
6,46 リモコン信号検知制御部
7,35,45 音声VOX信号検知制御部
8,49 CED信号検知制御部
9 FAX/コードレス共通状態管理部
10,37 無線通信制御部
11,15,38,41 シリアル通信制御部
12,39 FAX本体制御部
13,47 ITU−T30通信プロトコル制御部
16 FAX本体状態管理部
17〜24,52〜59 子機
32,42 回線制御部
33,43 ベル検知制御部
34,44 コーラID信号検知制御部
36 コードレス電話機状態管理部
40 FAX/コードレス電話機共通状態管理部
51 FAX本体状態管理部

Claims (3)

  1. 子機の制御を行う電話機制御部と、FAX通信を行うFAX本体制御部とを備え、FAX/電話機共通状態管理部が前記電話機制御部と前記FAX本体制御部の全体の状態管理を行う子機付きファクシミリ装置であって、
    前記電話機制御部には、FAX/電話機共通状態管理部が設けられ、
    前記回線制御部がベル信号を検知したとき、前記電話機制御部内のベルを鳴動させるとともに前記子機にベル鳴動要求を通知し、
    前記回線制御部がCNG信号を検知したときは、前記FAX本体制御部にFAX受信要求を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 子機から子機間通話要求があると、前記FAX/電話機共通状態管理部が、FAX通信中であればFAX送信中状態通知を無線制御部に発行し、該無線制御部が呼び出し先の子機に呼び出し要求を行うことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 子機から子機間通話要求があると、前記FAX/電話機共通状態管理部が、呼び出し先子機が外線通話中であれば通話中状態通知を無線制御部に発行してビジーを通知するとともに、呼び出し先子機が外線通話中でなければ呼び出し可能通知を無線制御部に発行して呼び出すことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
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