JP2004272825A - Device for supporting medical treatment - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To easily generate the summary of a medical treatment record by reading through periods with change and periods without change concerning data of a medical treatment item. <P>SOLUTION: A medical treatment supporting device includes: a means for extracting medical treatment information within a designated period from a database at every medical treatment item, so as to array them in order of a consultation day; a means for determining whether both of two adjacent pieces of medical treatment information in the arrayal in order of the consultation day are processed to have no difference or have a difference, based on comparison with a prescribed threshold held in the medical treatment item to which the two kinds of medical treatment information belong, and also determining the two kinds of information by comparison; a means for dividing medical treatment information of the medical treatment item at each no-difference period which has continuous no-difference medical treatment information in the arrayal in order of the consultation day; and a means for displaying medical treatment information of the medical treatment item, based on the division. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、診療情報を診療項目と受診日に対応付けて所定のデータベースに記録し／所定のデータベースから再生する電子カルテ機能を備えたコンピュータ装置である診療支援装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
患者が他の医療機関へ転院する際や、他の医療機関や検査機関で検査を受ける際には、現在の医療機関が紹介状を作成する。
この紹介状には、既往症・現病歴の他、特筆すべき検査結果或いは主訴や所見の要約等を、診療録を参照して記載する必要がある。
従来は、医師が手作業で診療録を参照して、上記の紹介状を作成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
診療録が比較的長期間に渡る場合には、多種多様な検査結果の中から特筆すべき検査結果を探し出すことは、検査毎に正常値／異常値の閾値が異なること、異常値の出現時期が検査によってそれぞれ異なること、実施した検査内容が受診日毎に異なること等のため、容易ではない。また、主訴や所見についても同様であり、同じような主訴や所見が続いた期間や、主訴や所見が変化した時期を探し出すことは容易ではない。このため、診療録を参照して紹介状を作成する作業には多大な手間隙を要していた。
本発明は、特筆すべき検査結果或いは主訴や所見等を、診療録から容易に探し出し得るようにすることで、それらの要約を容易に作成できるようにすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記［１］〜［８］のように構成される。
［１］構成１：
診療情報を診療項目と受診日に対応付けて所定のデータベースに記録し／再生する電子カルテ機能を備えた診療支援装置であって、
指定された期間内の診療情報を前記データベースから診療項目毎に抽出して受診日順に配列する抽出配列手段と、
前記受診日順の配列内で隣接する２つの診療情報に関し、両者を無差異として処理するか又は有差異として処理するかを、当該２つの診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値との比較に基づいて決定し、又は、当該２つの診療情報を相互に比較して決定する、差異有無決定手段と、
前記受診日順の配列内で無差異の診療情報が連続する無差異期間毎に当該診療項目の診療情報を区分する期間区分手段と、
前記区分に基づいて当該診療項目の診療情報を表示する区分表示手段と、
を有することを特徴とする診療支援装置。
この構成では、受診日順に配列された診療情報が、無差異期間（特筆すべき変化がなかった期間）毎に区分されて表示される。したがって、無差異期間の境界は、特筆すべき変化が生じた時期を表すことになる。
「無差異／有差異を、２つの診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値との比較に基づいて決定する」とは、例えば、２つの診療情報が或る検査項目（診療項目）のデータであり、両者が共に当該検査項目（診療項目）の上限値を越えている場合、両者は共に検査結果が正常範囲から高い側へ逸脱しているという点で共通しており、これから、「両者は無差異である」と決定することをいう。
表示とは、ディスプレイ上への表示ばかりでなく、用紙上への表示も含む。即ち、プリント出力の場合も含む。以下の各構成に於いても、ディスプレイ上でのみ可能なポップアップ表示を除いて、同様である。
【０００５】
［２］構成２：
前記［１］の構成に於いて、
前記区分表示手段は、前記無差異期間が開始する受診日を当該診療情報の無差異期間開始日として表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。
例えば、無差異期間が「頭痛」が継続している期間であれば、「○月○日から頭痛」のように表示することをいう（図１（ａ）参照）。
【０００６】
［３］構成３：
前記［２］の構成に於いて、
前記抽出した診療情報を当該診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値と比較して正常状態又は異常状態に分類する状態分類手段を更に有し、
前記区分表示手段は、前記差異有無決定手段が所定の閾値との比較に基づいて無差異／有差異を決定した診療情報の無差異期間開始日に関しては前記状態分類手段による分類結果を併せて表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。
例えば、２つの診療情報が或る検査項目（診療項目）○○のデータであり、両者が共に当該検査項目（診療項目）○○の上限値未満である場合、両者を共に正常値に分類して、「○月○日から検査項目○○が正常値」のように表示する装置である（図１（ａ）参照）。
【０００７】
［４］構成４：
診療情報を診療項目と受診日に対応付けて所定のデータベースに記録し／再生する電子カルテ機能を備えた診療支援装置であって、
指定された期間内の診療情報を前記データベースから診療項目毎に抽出して受診日順に配列する抽出配列手段と、
前記抽出した診療情報を当該診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値と比較して正常状態又は異常状態に分類する状態分類手段と、
正常状態及び／又は異常状態に分類した診療情報を状態毎に計数する状態別計数手段と、
前記計数結果を当該状態及び当該状態が基づいている閾値の種別を明示して表示する計数結果表示手段と、
を有することを特徴とする診療支援装置。
例えば、指定された期間内から抽出した或る診療情報が或る検査項目（診療項目）○○のデータであり、当該検査項目（診療項目）○○の上限値を越えている場合、当該或る診療情報を当該検査項目○○の上限値異常に分類する。
この分類を、指定された期間内から抽出した各診療情報（種々の診療項目（検査項目）の診療情報）について、それぞれ実施する。
また、これにより、同一の診療項目に属し且つ同一の状態に分類された診療情報を計数して、当該状態及び閾値の種別を明示して表示する。
例えば、検査項目（診療項目）○○の上限値異常に分類した診療情報数を計数して、「検査項目○○の上限値異常が○○回」のように表示する装置である（図１（ｂ）参照）。
【０００８】
［５］構成５：
前記［４］の構成に於いて、
前記計数結果表示手段は、表示している計数結果の中の何れかがユーザの操作入力によって指定されると、当該計数結果の計数に用いた各診療情報をそれぞれ対応する受診日とともにポップアップ表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。
例えば、マウス操作等により「検査項目○○の上限値異常が３回」の表示にポインタが位置されると、「○月○日・検査項目○○の検査結果○○○」「×月×日・検査項目○○の検査結果×××」「＊月＊日・検査項目○○の検査結果＊＊＊」のように表示する装置である（図２（ａ）参照）。
【０００９】
［６］構成６：
前記［４］の構成に於いて、
受診日毎に区分した領域内に当該受診日の診療情報を表示する画面であるカルテ２号紙画面の表示手段を更に有し、
前記計数結果表示手段は、前記カルテ２号紙画面に於いて何れかの診療情報がユーザの操作入力によって指定されると、当該指定された診療情報の状態毎の計数結果を当該状態及び当該状態が基づいている閾値の種別を明示して計数期間とともにポップアップ表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。
例えば、指定された期間内から抽出した或る診療情報が或る検査項目（診療項目）○○のデータであり、当該検査項目（診療項目）○○の上限値を越えている場合、当該或る診療情報を当該検査項目○○の上限値異常に分類する。
この分類を、指定された期間内から抽出した各診療情報（種々の診療項目（検査項目）の診療情報）について、それぞれ実施する。
また、これにより、同一の診療項目に属し且つ同一の状態に分類された診療情報を計数する。
カルテ２号紙画面に於いて何れかの診療情報がユーザの操作入力によって指定されると、当該指定された診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値との比較結果に基づく正常状態及び／又は異常状態の状態別の計数結果を、当該状態及び閾値の種別を明示して、且つ、計数期間（抽出を指定された期間）を明示してポップアップ表示する。
例えば、カルテ２号紙画面に於いて、マウス操作等により検査項目（診療項目）○○に属する診療情報にポインタが位置されると、該検査項目（診療項目）○○の上限値異常に分類した診療情報数を計数して、「○月○日〜×月×日で、検査項目○○の上限値異常が○○回」のようにポップアップ表示する装置である（図２（ｂ）参照）。
【００１０】
［７］構成：
前記［２］又は［３］の構成に於いて、
前記区分表示手段は、表示している無差異期間開始日の中の何れかがユーザの操作入力によって指定されると、受診日毎に区分した領域内に当該受診日の診療情報を表示するカルテ２号紙画面をポップアップ表示して当該無差異期間開始日の診療情報を表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。
例えば、マウス操作等により「○月○日から頭痛」という表示にポインタが位置されると、○月○日を含むカルテ２号紙画面（○月○日以後のカルテ２号紙画面）をポップアップ表示する装置である（図３参照）。
【００１１】
［８］構成８：
前記［４］の構成に於いて、
前記計数結果表示手段は、表示している計数結果の中の何れかがユーザの操作入力によって指定されると、受診日毎に区分した領域内に当該受診日の診療情報を表示するカルテ２号紙画面をポップアップ表示して当該計数結果の計数に用いた各受診日の診療情報を表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。
例えば、マウス操作等により「検査項目○○の上限値異常が３回」にポインタが位置されると、カルテ２号紙画面をポップアップ表示して、「検査項目○○の上限値異常が３回」に該当する受診日である「○月○日」「×月×日」「＊月＊日」の診療情報を表示する装置である（図４参照）。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図１〜図４は実施の形態の診療支援装置の表示装置１１（図５参照）に表示される画面を例示する説明図、図５は実施の形態の診療支援装置の構成を示すブロック図である。図６（ａ）は図５の診療情報データベースを構成する経過等テーブルの構成例を示す説明図、図６（ｂ）は経過等テーブルからユーザの操作入力で指定された検索期間のレコードを抽出して診療項目別にまとめて受診日順に配列した様子を示す説明図である。図７（ａ）は図６（ｂ）の診療項目別の各テーブルに記録用の「状態項目」と「差異項目」を設けたテーブル（異常／正常状態＆差異有無記録テーブル）を例示する説明図、図７（ｂ）は異常値テーブルの構成例を示す説明図である。
【００１３】
図５に示すように、実施の形態の診療支援装置は、ＣＲＴ或いは液晶モニタ等で構成される表示装置１１、キーボードやマウス等で構成される入力装置、診療情報データベースや各種のアプリケーションソフトが保持されているハードディスク１３、ＲＡＭ１４、及び、これらの各装置を制御するとともに後述の各手順を実行し及び電子カルテ機能を実現する制御装置１０、を有するコンピュータ装置である。
【００１４】
ハードディスク１３には、後述の各手順（異常／正常状態＆差異有無記録テーブルの「状態項目」と「差異項目」にデータを記録する手順、図１〜図４の画面表示を行う手順）を実行するためのアプリケーションソフトや、電子カルテ機能を実現するための公知のアプリケーションソフトがインストールされている。また、ハードディスク１３には、診療情報データベースが保持されている。この診療情報データベースは、患者の書誌情報を持つ患者テーブルや、診療情報を持つ診療情報テーブル等から構成される。以下では、診療情報テーブルの一例である経過等テーブル（図６（ａ）参照）を用いて説明する。なお、診療情報テーブルには、経過等の診療項目ばかりでなく処方等の診療項目も診療項目として保持されているが、ここでの説明は省略する。
【００１５】
状態・差異の記録：
図８〜図１１のフローチャートに即して、状態（正常／異常／下限値異常／上限値異常）と、差異の有無を記録する処理を説明する。
要約を作成したい期間（検索期間）を、ユーザが操作入力により指定する（Ｓ０１）。例えば、図１〜図４に示す例のように、４月１日から６月３０日の期間を指定する。なお、要約作成対象の患者は先に指定済みであるとする。
【００１６】
検索期間が指定されると、当該指定された検索期間内の各レコードの「診療項目名（及び項目コード）、内容（値）、受診日」を、所定のデータベースから取得する（Ｓ０３）。ここでは、経過等テーブル（診療情報データベースを構成するテーブル；図６（ａ）参照）から取得する。経過等テーブルでは、１のレコードに１の経過等（診療情報（内容（値）））が記録されているものとする。
また、当該指定された検索期間内のレコードの総数ｎを求める（Ｓ０３）。図６（ａ）に示す４月１日〜６月３０日の期間の経過等テーブルの例では、ｎ＝２４である。
また、当該指定された検索期間内の診療項目別のレコードの数をそれぞれ求める（Ｓ０３）。図６（ａ）に示す４月１日〜６月３０日の期間の経過等テーブルの例では、項目コード０１の尿＝６、項目コード５１の主訴＝６、項目コード２１の生化学的検査ナトリウム＝６、項目コード２２の生化学的検査カリウム＝６である。
【００１７】
次に、上記ステップＳ０３で取得した各レコードを診療項目毎にまとめ、それぞれの中で受診日順に配列する（Ｓ０５；図６（ｂ）参照）。また、この診療項目別に再構成して受診日順に配列した診療項目別再構成・受診日順配列後のテーブルに、正常／異常／上限値異常／下限値異常の状態を記録するための「状態項目」と、直前の受診日と比較しての差異の有無を記録するための「差異項目」とを設けて、異常／正常状態＆差異有無記録テーブル（図７（ａ）参照）としてメモリ上に構成する。
【００１８】
次に、ステップＳ１１以降の処理で用いる各変数を初期化する（Ｓ０７）。即ち前回のレコードの診療項目名を示す「前回の項目名」、前回のレコードの診療情報（データ）を示す「前回の内容（値）」、前回のレコードの診療情報（データ）について判定した状態（正常／異常／上限値異常／下限値異常）を示す「前回の状態」をそれぞれ初期化し、ｉに初期値１をセットする（Ｓ０７）。ｉは今回の処理対象のレコードを指す変数であり、順に１〜ｎ（検索期間内のレコードの総数）の値をとる。
【００１９】
ステップＳ１１では、今回の処理対象のレコードの診療項目名を示す「今回の項目名」に、第ｉ番目のレコードの診療項目名を代入する。また、今回の処理対象のレコードの診療情報（データ）を示す「今回の内容（値）」に、第ｉ番目のレコードの診療情報（データ）を代入する。
【００２０】
次に、ステップＳ１３に進み、ステップＳ１１で代入した今回の項目名（第ｉ番目のレコードの診療項目名）が、異常値テーブル（図７（ｂ））に有るか否かを調べる。つまり、今回の項目名が、異常値テーブルに異常値及び異常種別を登録されている診療項目名であるか否かをチェックする。
これは、（１）異常値テーブルに登録されている診療項目の場合は、当該登録されている異常値と比較して状態を決定し、さらに、該決定した状態を直前の受診日の状態と比較して当該直前の受診日との差異の有無を決定するように処理を行い、一方、（２）異常値テーブルに登録されていない診療項目の場合は、診療情報（データ；今回の内容（値））を直前の受診日の診療情報（データ；前回の内容（値））と比較して当該直前の受診日との差異の有無を決定するように処理を行う、ためである。前者（１）の診療項目としては、例えば、生化学的検査のように正常範囲を規定する上限値及び／又は下限値を持つ診療項目や、尿検査のように正常／異常の何れかに状態を決め得る診療項目を挙げることができる。また、後者（２）の診療項目としては、例えば、主訴や所見のように、数値化等しての記載が不可能もしくは極めて困難な診療項目を挙げることができる。
【００２１】
異常値テーブルに無い場合：
ステップＳ１３で、今回の診療項目名が異常値テーブルに登録されていない診療項目名である場合は（Ｓ１３で無）、前回の内容（値）と今回の内容（値）を比較する（Ｓ１５）。その結果、一致する場合は（Ｓ１５でＹＥＳ）、前回の受診日から内容（値）が変化していない場合であるから、今回のレコードの差異項目（図７（ａ）参照）に「無」を記録する（Ｓ１９）。一方、ステップＳ１５で前回の内容（値）と今回の内容（値）が一致しない場合は（Ｓ１５でＮＯ）、前回の受診日から内容（値）が変化した場合であるから、今回のレコードの差異項目（図７（ａ）参照）に「有」を記録する（Ｓ１７）。
例えば、診療項目「主訴１」の４月２日のレコードの内容（値）は「頭痛＋」であり、診療項目「主訴１」の４月１６日のレコードの内容（値）もまた「頭痛＋」である。この場合、両者は一致するため、診療項目「主訴１」の４月１６日のレコードの差異項目には「無」が記録される。
【００２２】
その後、「前回の項目名」に「今回の項目名」をセットし、「前回の内容（値）」に「今回の内容（値）」をセットし、変数ｉをインクリメントして（Ｓ９１）、ｉがｎに達していないこと条件として（Ｓ９３でＹＥＳ）、前記ステップＳ１１へ戻り、上記の処理を繰り返す。
【００２３】
異常値テーブル・一致：
一方、前記ステップＳ１３で、今回の診療項目名が異常値テーブルに登録されている診療項目名の場合は（Ｓ１３で有）、今回の診療項目名が持つ異常値と異常種別を異常値テーブル（図７（ｂ））から取得して（Ｓ２１）、その異常種別が「一致／下限値／上限値」の何れであるかを調べる（Ｓ３１）。
【００２４】
その結果、今回の診療項目名が持つ異常種別が「一致」の場合は（Ｓ３１で一致）、今回のレコードが持つ診療情報（内容（値））を、今回のレコードの診療項目名が持つ異常値と比較し（Ｓ３３）、両者が一致する場合は（Ｓ３３でＹＥＳ）、今回のレコードの状態項目（図７（ａ）参照）に「異常」を記録する（Ｓ３５）。また、両者が一致しない場合は（Ｓ３３でＮＯ）、今回のレコードの状態項目（図７（ａ）参照）に「正常」を記録する（Ｓ３７）。
【００２５】
次に、今回の状態に、上記ステップＳ３５又はＳ３７で今回のレコードの状態項目に記録した状態（異常／正常）をセットして（Ｓ３９）、当該セットした今回の状態を、前回の状態と比較する（Ｓ４１）。その結果、両者が一致する場合は（Ｓ４１でＹＥＳ）、前回の受診日から当該診療項目の状態が変化していない場合であるから、今回のレコードの差異項目（図７（ａ）参照）に「無」を記録する（Ｓ４５）。一方、ステップＳ４１で前回の状態と今回の状態とが一致しない場合は（Ｓ４１でＮＯ）、前回の受診日から当該診療項目の状態が変化した場合であるから、今回のレコードの差異項目（図７（ａ）参照）に「有」を記録する（Ｓ４３）。
【００２６】
例えば、診療項目名「尿」の４月２日のレコードの状態は「異常」である。その次の受診日である４月１６日のレコードでは、診療項目名「尿」の内容（値）は「＋」であり、これは、異常値テーブルの異常値と一致するため（Ｓ３３でＹＥＳ）、その状態は「異常」となる（Ｓ３５）。したがって、診療項目名「尿」に関して、４月２日の状態「異常」と４月１６日の状態「異常」とは一致し（Ｓ４１でＹＥＳ）、これにより、診療項目名「尿」の４月１６日のレコードの差異項目には「無」が記録される。
【００２７】
その後、「前回の状態」に今回の状態をセットする（Ｓ４７）。但し、当該診療項目の最終レコードであった場合（診療項目名「尿」であれば６月１６日のレコードであった場合）は、「前回の状態」を初期化する。さらに、「前回の内容（値）」に「今回の内容（値）」をセットし、変数ｉをインクリメントして（Ｓ９１）、ｉがｎに達していないこと条件として（Ｓ９３でＹＥＳ）、前記ステップＳ１１へ戻り、上記の処理を繰り返す。
【００２８】
異常値テーブル・下限値：
前記ステップＳ３１で、今回の診療項目名が持つ異常種別が「一致」でない場合は、ステップＳ５１に進み、異常種別が「下限値／上限値」の何れであるかを調べる。その結果、異常種別が下限値の場合は（Ｓ５１で下限値）、今回のレコードが持つ診療情報（内容（値））を、今回のレコードの診療項目名が持つ下限値と比較して（Ｓ５３）、今回の診療情報（内容（値））が当該下限値以下であれば（Ｓ５３でＹＥＳ）、今回のレコードの状態項目（図７（ａ）参照）に「下限値異常」を記録する（Ｓ５５）。また、今回の診療情報（内容（値））が当該下限値より大きい場合は（Ｓ５３でＮＯ）、今回のレコードの状態項目（図７（ａ）参照）に「正常」を記録する（Ｓ５７）。
【００２９】
次に、「今回の状態」に、上記ステップＳ５５又はＳ５７で今回のレコードの状態項目に記録した状態（下限値異常／正常）をセットして（Ｓ５９）、当該セットした「今回の状態」を、「前回の状態」と比較する（Ｓ６１）。その結果、両者が一致する場合は（Ｓ６１でＹＥＳ）、前回の受診日から当該診療項目の状態が変化していない場合であるから、今回のレコードの差異項目（図７（ａ）参照）に「無」を記録する（Ｓ６５）。また、前回の状態と今回の状態が一致しない場合は（Ｓ６１でＮＯ）、前回の受診日から当該診療項目の状態が変化した場合であるから、今回のレコードの差異項目（図７（ａ）参照）に「有」を記録する（Ｓ６３）。
【００３０】
例えば、診療項目名「生化学的検査ナトリウム」の４月１６日のレコードの状態は「正常」である。その次の受診日である５月２日のレコードでは、診療項目名「生化学的検査ナトリウム」の内容（値）は「１３４」であり、これは、異常値テーブルの下限値１３７以下の値であるため（Ｓ５３でＹＥＳ）、その状態は「下限値異常」となる（Ｓ５５）。したがって、診療項目名「生化学的検査ナトリウム」に関して、４月１６日の状態「正常」と５月２日の状態「下限値異常」は一致せず（Ｓ６１でＮＯ）、生化学的検査ナトリウムの５月２日のレコードの差異項目には「有」が記録される（Ｓ６３）。
【００３１】
その後、「前回の状態」に今回の状態をセットする（Ｓ６７）。但し、当該診療項目の最終レコードであった場合（診療項目名「生化学的検査ナトリウム」であれば６月１６日のレコードであった場合）は、「前回の状態」を初期化する。さらに、「前回の内容（値）」に「今回の内容（値）」をセットし、変数ｉをインクリメントして（Ｓ９１）、ｉがｎに達していないこと条件として（Ｓ９３でＹＥＳ）、前記ステップＳ１１へ戻り、上記の処理を繰り返す。
【００３２】
異常値テーブル・上限値：
前記ステップＳ５１で、今回のレコードの診療項目名が持つ異常種別が上限値の場合は（Ｓ５１で上限値）、今回のレコードが持つ診療情報（内容（値））を、今回のレコードの診療項目名が持つ上限値と比較して（Ｓ７３）、今回の診療情報（内容（値））が当該上限値以上であれば（Ｓ７３でＹＥＳ）、今回のレコードの状態項目（図７（ａ）参照）に「上限値異常」を記録する（Ｓ７５）。また、今回のレコードが持つ診療情報（内容（値））が、今回の診療項目名が持つ上限値より小さい場合は（Ｓ７３でＮＯ）、今回のレコードの状態項目（図７（ａ）参照）に「正常」を記録する（Ｓ７７）。
【００３３】
次に、「今回の状態」に、上記ステップＳ７５又はＳ７７で今回のレコードの状態項目に記録した状態（上限値異常／正常）をセットし（Ｓ７９）、当該セットした「今回の状態」を、「前回の状態」と比較する（Ｓ８１）。その結果、両者が一致する場合は（Ｓ８１でＹＥＳ）、前回の受診日から状態が変化していない場合であるから、今回のレコードの差異項目（図７（ａ）参照）に「無」を記録する（Ｓ８５）。また、「前回の状態」と「今回の状態」が一致しない場合は（Ｓ８１でＮＯ）、前回の受診日から当該診療項目の状態が変化した場合であるから、今回のレコードの差異項目（図７（ａ）参照）に「有」を記録する（Ｓ８３）。
【００３４】
その後、「前回の状態」に「今回の状態」をセットする（Ｓ８７）。但し、当該診療項目の最終レコードであった場合は、「前回の状態」を初期化する。さらに、「前回の内容（値）」に「今回の内容（値）」をセットし、変数ｉをインクリメントして（Ｓ９１）、ｉがｎに達していないこと条件として（Ｓ９３でＹＥＳ）、前記ステップＳ１１へ戻り、上記の処理を繰り返す。
【００３５】
以上の処理の結果、ｉがｎに達した場合、即ち、指定された期間内の全てのレコードに関して処理が終了した場合は（Ｓ９３でＮＯ）、処理を終了する。
このようにして、状態項目と差異項目への記録が行われる。
【００３６】
表示手順：
上記のように記録した状態（正常／異常／下限値異常／上限値異常）と、差異の有無を用いて、要約画面を表示する手順を説明する。なお、以下の何れの表示を行うかは、本診療支援装置の設定により決められるものとする。
【００３７】
開始日を表示する場合は、異常／正常状態＆差異有無テーブル（図７（ａ）参照）から、差異項目が「有」であるレコードを抽出して、その受診日を開始日として表示する。例えば、診療項目名「生化学検査ナトリウム」では、５月２日のレコードの差異項目が「有」であるため、このレコードの受診日「５月２日」を開始日として採用し、「生化学的検査ナトリウム：５月２日から下限値異常」のように表示する（図１（ａ）等参照）。なお、「下限値異常」は、当該レコードの状態項目のデータ「下限値異常」を表示したものである。
【００３８】
或る診療項目に関し、或る状態（正常／異常／下限値異常／上限値異常，の何れかの状態）の回数を表示する場合は、異常／正常状態＆差異有無テーブル（図７（ａ）参照）から当該診療項目の当該状態数を計数して、これを表示する。例えば、診療項目名「生化学的検査ナトリウム」の「下限値異常」の回数を表示する場合は、図７（ａ）に示すように、５月２日、５月１６日、６月２日のレコードが該当するため、この計数値「３」を用い、「生化学的検査ナトリウム：下限値異常３回」のように表示する（図１（ｂ）参照）。
【００３９】
或る診療項目に関する或る状態（正常／異常／下限値異常／上限値異常，の何れかの状態）の回数表示がマウス操作等によりポインタで指定された場合に、その回数の詳細をポップアップ表示する場合は、当該回数を構成する各レコードのデータを異常／正常状態＆差異有無記録テーブル（図７（ａ））を用いて経過等テーブル（図６（ａ））から読み出して表示する。例えば、診療項目名「生化学的検査ナトリウム」の「下限値異常」の回数表示「生化学的検査ナトリウム：下限値異常３回」がマウス操作等によりポインタで指定された場合は、当該３回の下限値異常のレコードのデータ（受診日，内容（値））を読み出して、「５月２日１３４ｍＥｑ／ｌ，５月１６日１３２ｍＥｑ／ｌ，６月２日１３４ｍＷｑ／ｌ」のように表示する（図２（ａ）参照）。
【００４０】
受診日単位で診療情報を表示するカルテ２号紙画面に於いて、或る診療情報がマウス操作等によりポインタで指定された場合に、その検索期間内での特筆すべき点（異常）をポップアップ表示する場合は、異常／正常状態＆差異有無テーブル（図７（ａ）参照）から当該診療情報が属する診療項目の当該検索期間内での特筆すべき異常状態の数を計数して、これを表示する。例えば、診療情報「生化学的検査ナトリウム１４６ｍＥｑ／ｌ」がマウス操作等によりポインタで指定された場合は、診療項目「生化学的検査ナトリウム」の異常回数（上限値異常／下限値異常の回数；但し、図７（ａ）の例では上限値異常は無いため下限値異常回数のみ）を計数して、「５月２日〜６月２日：下限値異常３回」のように表示する（図２（ｂ）参照）。
【００４１】
或る診療項目に関する或る状態（正常／異常／下限値異常／上限値異常，の何れかの状態）の表示がマウス操作等によりポインタで指定された場合に、その異常が生じた各受診日の診療情報（全ての診療情報）をポップアップ表示する場合は、当該異常が生じた各受診日の全ての診療情報を、異常／正常状態＆差異有無記録テーブル（図７（ａ））を用いて、経過等テーブル（図６（ａ））から読み出して表示する。例えば、診療項目名「生化学的検査ナトリウム」の「下限値異常」の表示「生化学的検査ナトリウム：５月２日から下限値異常」がマウス操作等によりポインタで指定された場合には、カルテ２号紙画面をポップアップ表示し、下限値異常が生じた各受診日の診療情報（各受診日の各診療項目の内容（値））を読み出して、上記カルテ２号紙画面に表示する（図３参照）。
【００４２】
或る診療項目に関する或る状態（正常／異常／下限値異常／上限値異常，の何れかの状態）の回数表示がマウス操作等によりポインタで指定された場合に、その異常が生じた各受診日の診療情報（全ての診療情報）をポップアップ表示する場合は、当該異常が生じたとして回数表示されている各受診日の全ての診療情報を、異常／正常状態＆差異有無記録テーブル（図７（ａ））を用いて、経過等テーブル（図６（ａ））から読み出して表示する。例えば、診療項目名「生化学的検査ナトリウム」の「下限値異常」の回数表示「生化学的検査ナトリウム：下限値異常３回」がマウス操作等によりポインタで指定された場合は、カルテ２号紙画面をポップアップ表示して、当該下限値異常が生じた３回の各受診日の診療情報（各受診日の各診療項目の内容（値））を読み出して、上記カルテ２号紙画面に表示する（図４参照）。
【００４３】
以上のようにして要約表示、状態＆回数表示、回数を構成する受診日のポップアップ表示、診療情報に関連する異常のポップアップ表示、異常期間内の各受診日の詳細な診療情報のポップアップ表示、異常回数に該当する受診日の詳細な診療情報のポップアップ表示を行う。
【００４４】
【発明の効果】
前記［１］の構成は、指定された期間内の診療情報をデータベースから診療項目毎に抽出して受診日順に配列する抽出配列手段と、受診日順の配列内で隣接する２つの診療情報に関し、両者を無差異として処理するか又は有差異として処理するかを、当該２つの診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値との比較に基づいて決定し、又は、当該２つの診療情報を相互に比較して決定する差異有無決定手段と、受診日順の配列内で無差異の診療情報が連続する無差異期間毎に当該診療項目の診療情報を区分する期間区分手段と、区分に基づいて当該診療項目の診療情報を表示する区分表示手段とを有するため、同じ診療項目のデータに関して、変化が無い期間と、変化が生じた時期を一覧でき、それらを容易に見出すことができる。このため、特筆すべき検査結果或いは主訴や所見等を、診療録から容易に探し出して、その要約を容易に作成することができる。
前記［２］の構成では、例えば、無差異期間が「頭痛」が継続している期間であれば、「○月○日から頭痛」のように表示することができる。このため、さらに具体的に、特筆すべき検査結果或いは主訴や所見等を、診療録から容易に知ることができ、その要約を容易に作成することができる。
また、前記［３］の構成では、例えば、２つの診療情報が或る検査項目（診療項目）○○のデータであり、両者が共に当該検査項目（診療項目）○○の上限値未満である場合、両者を共に正常値に分類して、「○月○日から検査項目○○が正常値」のように表示することができる。このため、さらに具体的に、特筆すべき検査結果或いは主訴や所見等を、診療録から容易に知ることができ、その要約を容易に作成することができる。
【００４５】
前記［４］の構成は、指定された期間内の診療情報をデータベースから診療項目毎に抽出して受診日順に配列する抽出配列手段と、前記抽出した診療情報を当該診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値と比較して正常状態又は異常状態に分類する状態分類手段と、正常状態及び／又は異常状態に分類した診療情報を状態毎に計数する状態別計数手段と、前記計数結果を当該状態及び当該状態が基づいている閾値の種別を明示して表示する計数結果表示手段とを有するため、同じ状態の回数を容易に知ることができる。このため、特筆すべき検査結果或いは主訴や所見等の頻度を、診療録から容易に知ることができ、その要約を容易に作成することができる。
前記［５］の構成では、例えば、マウス操作等により「検査項目○○の上限値異常が３回」の表示にポインタが位置されると、「○月○日・検査項目○○の検査結果○○○」「×月×日・検査項目○○の検査結果×××」「＊月＊日・検査項目○○の検査結果＊＊＊」のように表示することができる。このため、特筆すべき検査結果或いは主訴や所見等の詳細を知ることができ、その正確な要約を容易に作成することができる。
前記［６］の構成では、例えば、カルテ２号紙画面に於いて、マウス操作等により検査項目（診療項目）○○に属する診療情報にポインタが位置されると、該検査項目（診療項目）○○の上限値異常に分類した診療情報数を計数して、「○月○日〜×月×日で、検査項目○○の上限値異常が○○回」のようにポップアップ表示することができる。このため、所望の診療情報に関して、或る期間内の概要や特徴を知ることができる。
前記［７］の構成では、例えば、マウス操作等により「○月○日から頭痛」という表示にポインタが位置されると、○月○日を含むカルテ２号紙画面（○月○日以後のカルテ２号紙画面）をポップアップ表示することができる。このため、特筆すべき検査結果或いは主訴の背景である当該受診日の他の診療情報を知ることができ、これを利用して、正確な要約を容易に作成することができる。
前記［８］の構成では、例えば、マウス操作等により「検査項目○○の上限値異常が３回」にポインタが位置されると、カルテ２号紙画面をポップアップ表示して、「検査項目○○の上限値異常が３回」に該当する受診日である「○月○日」「×月×日」「＊月＊日」の診療情報を表示することができる。このため、特筆すべき検査結果或いは主訴の背景である当該受診日の他の診療情報を知ることができ、これを利用して、正確な要約を容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態の診療支援装置の要約表示画面を例示する説明図。（ａ）は基本的な要約表示画面、（ｂ）は異常回数を付加した要約表示画面。
【図２】実施の形態の診療支援装置の要約表示画面に於いて異常回数を付加してポップアップ表示した要約表示画面を例示する説明図（ａ）と、カルテ２号紙画面で要約をポップアップ表示した様子を例示する説明図（ｂ）。
【図３】実施の形態の診療支援装置の要約表示画面を例示する説明図。異常期間にポップアップ表示した様子を示す。
【図４】実施の形態の診療支援装置の要約表示画面を例示する説明図。異常回数にポップアップ表示した様子を示す。
【図５】実施の形態の診療支援装置の構成を示すブロック図。
【図６】診療情報データベースを構成する経過等テーブルの構成例を示す説明図（ａ）と、経過等テーブルからユーザの操作入力で指定された検索期間のレコードを抽出して診療項目別にまとめて受診日順に配列した様子を示す説明図（ｂ）。
【図７】異常／正常状態＆差異有無記録テーブルを例示する説明図（ａ）と、異常値テーブルの構成例を示す説明図（ｂ）。
【図８】図７の異常／正常状態＆差異有無記録テーブルの「状態項目」と「差異項目」にデータを記録する手順を示すフローチャートの一部。
【図９】図７の異常／正常状態＆差異有無記録テーブルの「状態項目」と「差異項目」にデータを記録する手順を示すフローチャートの一部。
【図１０】図７の異常／正常状態＆差異有無記録テーブルの「状態項目」と「差異項目」にデータを記録する手順を示すフローチャートの一部。
【図１１】図７の異常／正常状態＆差異有無記録テーブルの「状態項目」と「差異項目」にデータを記録する手順を示すフローチャートの残部。
【符号の説明】
１０ 制御装置
１１ 表示装置
１２ 入力装置
１３ ハードディスグ
１４ ＲＡＭ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a medical treatment support apparatus, which is a computer device having an electronic medical record function for recording / reproducing medical information in a predetermined database in association with a medical treatment item and a medical examination date and reproducing the medical information from the predetermined database.
[0002]
[Prior art]
When a patient is transferred to another medical institution or undergoes a test at another medical institution or laboratory, the current medical institution creates a referral letter.
In addition to the medical history and the current medical history, it is necessary to describe notable test results or summaries of chief complaints and findings in this referral letter with reference to the medical record.
Conventionally, a doctor manually creates the above-mentioned letter of introduction by referring to a medical record.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
When medical records are stored over a relatively long period, finding remarkable test results from a wide variety of test results is based on the fact that the threshold of normal / abnormal values differs for each test, and the timing of appearance of abnormal values However, it is not easy because each test differs depending on the test, and the content of the test performed differs every consultation day. The same is true of chief complaints and findings, and it is not easy to find out the period during which similar chief complaints and findings have continued and when the chief complaints and findings have changed. For this reason, the work of creating a referral letter with reference to the medical record requires a great deal of time.
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to make it possible to easily create summaries of remarkable test results or chief complaints or findings by making it easy to find out from medical records.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is configured as in the following [1] to [8].
[1] Configuration 1:
A medical care support apparatus having an electronic medical record function for recording / reproducing medical information in a predetermined database in association with medical care items and medical care dates,
Extraction arrangement means for extracting medical information within the designated period from the database for each medical item and arranging them in the order of consultation date,
For two pieces of medical information adjacent to each other in the order of the consultation date, whether the two pieces of medical information are processed as no difference or different are compared with a predetermined threshold value of a medical item to which the two pieces of medical information belong. Or a difference presence / absence determining means, which is determined based on
Period division means for dividing the medical information of the medical treatment item for each non-difference period in which the medical information with no difference in the arrangement of the consultation date order,
Division display means for displaying medical information of the medical item based on the classification,
A medical care support apparatus comprising:
In this configuration, the medical treatment information arranged in the order of the consultation date is displayed in a manner divided for each non-difference period (a period in which there is no noticeable change). Thus, the boundaries of the no-difference period represent the time when significant changes occurred.
“The difference / no difference is determined based on a comparison with a predetermined threshold value of a medical item to which two pieces of medical information belong” means, for example, data of an examination item (medical item) having two pieces of medical information. If both of them exceed the upper limit of the test item (medical treatment item), both of them have in common that the test results deviate from the normal range to the higher side. Are not different. "
The display includes not only the display on the display but also the display on paper. That is, it includes the case of print output. The same applies to each of the following configurations except for a pop-up display that can be performed only on the display.
[0005]
[2] Configuration 2:
In the configuration of the above [1],
The classification display means displays a consultation date at which the non-difference period starts as a non-difference period start date of the medical information,
A medical treatment support device characterized by the following.
For example, if the non-difference period is a period in which “headache” continues, it is indicated as “headache from MM / Y” (see FIG. 1A).
[0006]
[3] Configuration 3:
In the configuration of the above [2],
The medical information further includes a state classification unit that classifies the extracted medical information into a normal state or an abnormal state by comparing the extracted medical information with a predetermined threshold value of a medical item to which the medical information belongs,
The classification display means displays together the classification result by the state classification means with respect to the start date of the non-difference period of the medical information for which no difference / presence has been determined based on comparison with a predetermined threshold value by the difference presence / absence determination means. Do
A medical treatment support device characterized by the following.
For example, if two pieces of medical information are data of a certain test item (medical item) ○ and both are less than the upper limit of the test item (medical item) ○, both are classified into normal values. This is a device that displays, for example, "the inspection item OO is a normal value from MM / Y" (see FIG. 1A).
[0007]
[4] Configuration 4:
A medical care support apparatus having an electronic medical record function for recording / reproducing medical information in a predetermined database in association with medical care items and medical care dates,
Extraction arrangement means for extracting medical information within the designated period from the database for each medical item and arranging them in the order of consultation date,
A state classification unit that classifies the extracted medical information into a normal state or an abnormal state by comparing the extracted medical information with a predetermined threshold value of a medical item to which the medical information belongs,
State-specific counting means for counting medical information classified into a normal state and / or an abnormal state for each state;
A counting result display means for displaying the counting result by explicitly indicating the state and a type of a threshold on which the state is based,
A medical care support apparatus comprising:
For example, if certain medical information extracted from within a designated period is data of a certain test item (medical item) XX and exceeds the upper limit value of the test item (medical item) XX, Is classified as abnormal upper limit value of the examination item XX.
This classification is performed for each piece of medical information (medical information of various medical items (examination items)) extracted from within the designated period.
Further, thereby, the medical information belonging to the same medical item and classified into the same state is counted, and the state and the type of the threshold are clearly displayed.
For example, there is a device that counts the number of pieces of medical information classified as abnormal upper limit values of test items (medical items) XX and displays the result as "the upper limit abnormalities of test items XX are XX times" (FIG. 1). (B)).
[0008]
[5] Configuration 5:
In the configuration of the above [4],
When any of the displayed counting results is designated by a user's operation input, the counting result display means pops up each piece of medical information used for counting the counting results together with a corresponding consultation date. ,
A medical treatment support device characterized by the following.
For example, if the pointer is positioned on the display of “Three upper limit abnormalities of inspection item XX” by mouse operation or the like, “X month X day, inspection result of inspection item XX”, “X month X” This is a device that displays such as "day / inspection item xx inspection result xxxx" or "* month * day / inspection item xx inspection result ***" (see FIG. 2 (a)).
[0009]
[6] Configuration 6:
In the configuration of the above [4],
A display unit for displaying a medical chart No. 2 paper screen, which is a screen for displaying medical information on the medical examination day in an area divided for each medical examination day,
The counting result display means, when any medical information is specified by a user's operation input on the medical chart No. 2 paper screen, displays the counting result for each state of the specified medical information in the state and the state. Pop-up display along with the counting period, explicitly indicating the type of threshold based on
A medical treatment support device characterized by the following.
For example, if certain medical information extracted from within a designated period is data of a certain test item (medical item) XX and exceeds the upper limit value of the test item (medical item) XX, Is classified as abnormal upper limit value of the examination item XX.
This classification is performed for each piece of medical information (medical information of various medical items (examination items)) extracted from within the designated period.
Further, thereby, medical information belonging to the same medical item and classified into the same state is counted.
When any medical information is specified by the user's operation input on the medical chart No. 2 paper screen, a normal state and / or a normal state based on a result of comparison with a predetermined threshold value of a medical item to which the specified medical information belongs is included. The counting result for each abnormal state is displayed in a pop-up with the type of the state and the threshold and the counting period (the period in which the extraction is specified) specified.
For example, on the medical chart No. 2 screen, when the pointer is positioned on the medical information belonging to the examination item (medical item) XX by mouse operation or the like, the upper limit value of the examined item (medical item) XX is classified as abnormal. This is a device that counts the number of medical treatment information that has been performed and displays a pop-up display such as "the upper limit abnormality of the test item xx is xx times in xx month x day x month x day" (see FIG. 2B) ).
[0010]
[7] Configuration:
In the configuration of the above [2] or [3],
When any one of the displayed start dates of the non-difference period is designated by a user's operation input, the division display means displays the medical treatment information of the consultation day in an area divided for each consultation day. Pop up a number screen to display medical information on the start date of the non-difference period,
A medical treatment support device characterized by the following.
For example, when the pointer is positioned on the display "Headache from MM / DD" by mouse operation or the like, the medical chart No.2 screen including MM / DD (the medical chart No.2 screen after MM / DD) pops up. This is a display device (see FIG. 3).
[0011]
[8] Configuration 8:
In the configuration of the above [4],
The counting result display means displays, when any one of the displayed counting results is designated by a user's operation input, medical information on the consultation day in an area divided for each consultation day. Pop-up screen to display medical information on each consultation day used for counting of the counting result,
A medical treatment support device characterized by the following.
For example, when the pointer is positioned at “three upper limit abnormalities of inspection item XX” by mouse operation or the like, a pop-up screen of the medical chart No. 2 paper is displayed, and “three upper limit abnormalities of inspection item XX three times” This is a device for displaying medical information of “○ / month / day”, “× / month / day”, and “* / month / day”, which are the consultation days corresponding to “.” (See FIG. 4).
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 4 are explanatory diagrams illustrating screens displayed on the display device 11 (see FIG. 5) of the medical care support apparatus according to the embodiment. FIG. 5 is a block diagram illustrating a configuration of the medical care support apparatus according to the embodiment. is there. FIG. 6A is an explanatory diagram showing a configuration example of a progress etc. table constituting the medical care information database of FIG. 5, and FIG. 6B extracts records of a search period designated by a user operation input from the progress etc. table. FIG. 8 is an explanatory diagram showing a state in which medical treatment items are collectively arranged and arranged in order of consultation date. FIG. 7A illustrates a table (abnormal / normal state & difference presence / absence recording table) in which “state item” and “difference item” for recording are provided in each table for each medical treatment item in FIG. 6B. FIG. 7B is an explanatory diagram showing a configuration example of the abnormal value table.
[0013]
As shown in FIG. 5, the medical care support apparatus according to the embodiment holds a display device 11 including a CRT or a liquid crystal monitor, an input device including a keyboard and a mouse, a medical information database, and various application software. The computer device includes a hard disk 13, a RAM 14, and a control device 10 that controls each of these devices, executes each procedure described below, and implements an electronic medical chart function.
[0014]
The hard disk 13 executes the following procedures (procedures for recording data in “status items” and “difference items” of the abnormal / normal status & difference presence / absence recording table, and procedures for displaying the screens of FIGS. 1 to 4). Application software for realizing the electronic medical chart function is installed. The hard disk 13 holds a medical information database. This medical treatment information database includes a patient table having bibliographic information of a patient, a medical treatment information table having medical treatment information, and the like. Hereinafter, a description will be given using a progress table (see FIG. 6A) which is an example of the medical care information table. In the medical treatment information table, not only medical items such as progress but also medical items such as prescriptions are stored as medical items, but the description thereof is omitted.
[0015]
Record of status / difference:
The process of recording the status (normal / abnormal / lower limit abnormal / upper limit abnormal) and the presence / absence of a difference will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
The user specifies a period (search period) for which an abstract is to be created by an operation input (S01). For example, a period from April 1 to June 30 is designated as in the examples shown in FIGS. It is assumed that the patient whose summary is to be created has already been specified.
[0016]
When the search period is specified, the “medical treatment item name (and item code), content (value), consultation date” of each record within the specified search period is acquired from a predetermined database (S03). Here, it is acquired from the progress table (table constituting the medical care information database; see FIG. 6A). In the progress etc. table, it is assumed that one progress etc. (medical care information (contents (value))) is recorded in one record.
Further, the total number n of records within the designated search period is obtained (S03). In the example of the progress table for the period from April 1 to June 30 shown in FIG. 6A, n = 24.
Further, the number of records for each medical care item within the designated search period is obtained (S03). In the example of the table showing the progress of the period from April 1 to June 30 shown in FIG. 6A, urine of item code 01 = 6, chief complaint of item code 51 = 6, biochemical examination of item code 21 Sodium = 6, biochemical test potassium of item code 22 = 6.
[0017]
Next, the records acquired in step S03 are grouped for each medical treatment item, and are arranged in the order of consultation date in each record (S05; see FIG. 6B). Further, in the table after the reconstitution and the arrangement of the order of the consultation date, which is reconstituted for each treatment item and arranged in the order of the consultation date, the "state" for recording the state of normal / abnormal / upper limit abnormal / lower limit abnormal Item "and" difference item "for recording the presence / absence of a difference compared with the immediately preceding consultation date, and stored in the memory as an abnormal / normal state & difference presence / absence recording table (see FIG. 7A). To be configured.
[0018]
Next, each variable used in the processing after step S11 is initialized (S07). That is, a state in which the “previous item name” indicating the medical treatment item name of the previous record, the “previous content (value)” indicating the medical treatment information (data) of the previous record, and the medical treatment information (data) of the previous record are determined. The “previous state” indicating (normal / abnormal / upper limit abnormal / lower limit abnormal) is initialized, and the initial value 1 is set to i (S07). i is a variable indicating the record to be processed this time, and takes a value of 1 to n (the total number of records in the search period) in order.
[0019]
In step S11, the medical item name of the i-th record is substituted for "current item name" indicating the medical item name of the record to be processed this time. Further, the medical information (data) of the i-th record is substituted for “current contents (value)” indicating the medical information (data) of the record to be processed this time.
[0020]
Next, the process proceeds to step S13, and it is checked whether or not the current item name (the medical treatment item name of the i-th record) substituted in step S11 exists in the abnormal value table (FIG. 7B). That is, it is checked whether the current item name is a medical treatment item name in which an abnormal value and an abnormal type are registered in the abnormal value table.
This is because (1) in the case of a medical treatment item registered in the abnormal value table, the state is determined by comparing with the registered abnormal value, and the determined state is compared with the state of the immediately preceding consultation day. The comparison is performed to determine whether there is a difference from the immediately preceding consultation date. On the other hand, in the case of (2) the medical treatment item not registered in the abnormal value table, the medical treatment information (data; Value)) is compared with the medical information (data; previous contents (value)) of the immediately preceding consultation date to determine whether there is a difference from the immediately preceding consultation date. The medical treatment item of the former (1) is, for example, a medical treatment item having an upper limit value and / or a lower limit value defining a normal range, such as a biochemical test, or a normal / abnormal condition, such as a urine test. Can be listed. Further, as the latter (2) medical treatment items, there can be mentioned, for example, medical treatment items that cannot be described in numerical form or are extremely difficult, such as chief complaints and findings.
[0021]
If not in outlier table:
In step S13, if the current medical item name is a medical item name not registered in the abnormal value table (No in S13), the previous content (value) is compared with the current content (value) (S15). . As a result, if they match (YES in S15), it means that the content (value) has not changed since the previous consultation date, so the difference item (see FIG. 7A) of the current record is “absent”. Is recorded (S19). On the other hand, if the previous content (value) does not match the current content (value) in step S15 (NO in S15), it means that the content (value) has changed since the previous consultation date. “Yes” is recorded in the difference item (see FIG. 7A) (S17).
For example, the content (value) of the record on April 2 of the medical care item “Chief complaint 1” is “headache +”, and the content (value) of the record on April 16 of the medical care item “Chief complaint 1” is also “headache”. + ". In this case, since they match, "None" is recorded in the difference item of the record on April 16 of the medical treatment item "Chief complaint 1".
[0022]
Thereafter, the "previous item name" is set to "current item name", the "previous content (value)" is set to "current content (value)", and the variable i is incremented (S91). As a condition that i has not reached n (YES in S93), the process returns to step S11, and the above processing is repeated.
[0023]
Outlier table / match:
On the other hand, in step S13, if the current medical item name is a medical item name registered in the abnormal value table (Yes in S13), the abnormal value and abnormal type of the current medical item name are stored in the abnormal value table ( 7 (b)) (S21), it is checked whether the abnormality type is "match / lower limit / upper limit" (S31).
[0024]
As a result, when the abnormality type of the current medical item name is “match” (match at S31), the medical information (contents (value)) of the current record is replaced with the abnormal information of the medical item name of the current record. The value is compared with the value (S33), and if they match (YES in S33), “abnormal” is recorded in the status item (see FIG. 7A) of the current record (S35). If they do not match (NO in S33), “normal” is recorded in the status item of the current record (see FIG. 7A) (S37).
[0025]
Next, the state (abnormal / normal) recorded in the state item of the current record in step S35 or S37 is set as the current state (S39), and the set current state is compared with the previous state. (S41). As a result, if they match (YES in S41), since the state of the medical treatment item has not changed since the previous consultation date, the difference item of the current record (see FIG. 7A) "None" is recorded (S45). On the other hand, if the previous state and the current state do not match in step S41 (NO in S41), it means that the state of the medical treatment item has changed since the previous consultation date, and thus the difference item (FIG. 7 (a)) is recorded (S43).
[0026]
For example, the state of the record on April 2 of the medical treatment item name “urine” is “abnormal”. In the record on April 16, which is the next consultation day, the content (value) of the medical treatment item name "urine" is "+", which matches the abnormal value in the abnormal value table (YES in S33). ), The state becomes “abnormal” (S35). Therefore, regarding the medical treatment item name “urine”, the state “abnormal” on April 2 matches the state “abnormality” on April 16 (YES in S41), whereby the medical item name “urine” 4 “None” is recorded in the difference item of the record on the 16th month.
[0027]
Thereafter, the current state is set to the "previous state" (S47). However, if it is the last record of the medical treatment item (if the medical treatment item name is "urine", it is the record of June 16), the "previous state" is initialized. Further, the "current content (value)" is set to the "previous content (value)", the variable i is incremented (S91), and as a condition that i has not reached n (YES in S93), Returning to step S11, the above processing is repeated.
[0028]
Abnormal value table / lower limit:
In step S31, when the abnormality type of the current medical care item name is not “match”, the process proceeds to step S51, and it is determined whether the abnormality type is “lower limit value / upper limit value”. As a result, if the abnormality type is the lower limit (lower limit in S51), the medical information (contents (value)) of the current record is compared with the lower limit of the medical item name of the current record (S53). If the current medical information (content (value)) is equal to or less than the lower limit (YES in S53), “lower limit abnormal” is recorded in the status item (see FIG. 7A) of the current record (see FIG. 7A). S55). If the current medical information (content (value)) is larger than the lower limit (NO in S53), “normal” is recorded in the status item (see FIG. 7A) of the current record (S57). .
[0029]
Next, the state (lower limit abnormal / normal) recorded in the state item of the current record in step S55 or S57 is set as the “current state” (S59), and the set “current state” is set. , And "previous state" (S61). As a result, if they match (YES in S61), since the state of the medical treatment item has not changed since the previous consultation date, the difference item of the current record (see FIG. 7A) "None" is recorded (S65). If the previous state and the current state do not match (NO in S61), since the state of the medical treatment item has changed since the previous consultation date, the difference item of the current record (FIG. 7A) "See") is recorded (S63).
[0030]
For example, the state of the record on April 16 of the medical treatment item name “biochemical test sodium” is “normal”. In the record on May 2 which is the next consultation day, the content (value) of the medical treatment item name “biochemical test sodium” is “134”, which is a value lower than the lower limit value 137 of the abnormal value table. (YES in S53), the state becomes “lower limit abnormality” (S55). Therefore, regarding the medical treatment item name “biochemical test sodium”, the state “normal” on April 16 and the state “lower limit abnormal” on May 2 do not match (NO in S61), and the biochemical test sodium "Yes" is recorded in the difference item of the record on May 2 in (S63).
[0031]
Thereafter, the current state is set to the "previous state" (S67). However, if it is the last record of the medical treatment item (if the medical treatment item name is “biochemical test sodium”, it is the record of June 16), the “previous state” is initialized. Further, the "current content (value)" is set to the "previous content (value)", the variable i is incremented (S91), and as a condition that i has not reached n (YES in S93), Returning to step S11, the above processing is repeated.
[0032]
Abnormal value table / upper limit:
In step S51, if the abnormality type of the medical item name of the current record is the upper limit value (the upper limit value in S51), the medical information (contents (value)) of the current record is stored in the medical item of the current record. If the current medical information (contents (value)) is equal to or greater than the upper limit value (YES in S73), the status item of the current record (see FIG. 7A) ) Is recorded as “abnormal upper limit value” (S75). If the medical information (content (value)) of the current record is smaller than the upper limit of the current medical item name (NO in S73), the status item of the current record (see FIG. 7A) Is recorded as "normal" (S77).
[0033]
Next, the state (upper limit abnormal / normal) recorded in the state item of the current record in the above step S75 or S77 is set as the “current state” (S79), and the set “current state” is set as A comparison is made with the "previous state" (S81). As a result, if they match (YES in S81), since the state has not changed since the previous consultation date, “none” is set in the difference item (see FIG. 7A) of the current record. Recording is performed (S85). If the “previous state” and the “current state” do not match (NO in S81), it means that the state of the medical treatment item has changed from the previous consultation date, and therefore, the difference item (FIG. 7 (a)) is recorded as “Yes” (S83).
[0034]
After that, the “current state” is set to the “previous state” (S87). However, if it is the last record of the medical treatment item, the “previous state” is initialized. Further, the "current content (value)" is set to the "previous content (value)", the variable i is incremented (S91), and as a condition that i has not reached n (YES in S93), Returning to step S11, the above processing is repeated.
[0035]
As a result of the above processing, when i reaches n, that is, when the processing has been completed for all the records within the designated period (NO in S93), the processing is ended.
In this way, recording in the status item and the difference item is performed.
[0036]
Display procedure:
A procedure for displaying a summary screen using the states recorded as described above (normal / abnormal / lower limit abnormal / upper limit abnormal) and whether or not there is a difference will be described. It should be noted that which of the following displays is determined by the settings of the medical care support apparatus.
[0037]
When displaying the start date, a record whose difference item is “Yes” is extracted from the abnormal / normal state & difference presence / absence table (see FIG. 7A), and the consultation date is displayed as the start date. For example, in the medical treatment item name “biochemical test sodium”, since the difference item of the record on May 2 is “Yes”, the consultation date “May 2” of this record is adopted as the start date, Chemical test sodium: lower limit abnormal from May 2 "(see FIG. 1 (a) and the like). Note that “lower limit error” indicates the data “lower limit error” of the status item of the record.
[0038]
In the case of displaying the number of times of a certain state (normal / abnormal / lower limit abnormal / upper limit abnormal) for a certain medical treatment item, an abnormal / normal state & difference presence / absence table (FIG. 7A) ), The number of states of the medical treatment item is counted and displayed. For example, when displaying the number of times of the “lower limit abnormality” of the medical treatment item name “biochemical test sodium”, as shown in FIG. 7A, May 2, May 16, June 2, Therefore, the count value "3" is used and displayed as "biochemical test sodium: lower limit abnormality three times" (see FIG. 1 (b)).
[0039]
When the display of the number of times of a certain state (normal / abnormal / lower limit abnormal / upper limit abnormal) related to a certain medical care item is designated by a mouse operation or the like, the details of the number are displayed in a popup. In this case, the data of each record constituting the number of times is read out from the progress table (FIG. 6A) using the abnormal / normal state & difference presence / absence recording table (FIG. 7A) and displayed. For example, when the display of the number of times of “abnormal lower limit value” of the medical treatment item name “biochemical test sodium” is designated by a mouse operation or the like with the pointer by the mouse operation or the like, the three times is displayed. The data (check date, contents (value)) of the record of the lower limit abnormality of the above is read out and displayed as "May 2 134 mEq / l, May 16 132 mEq / l, June 2 134 mWq / l" (See FIG. 2A).
[0040]
On the medical record No. 2 screen that displays medical information on a daily basis, when certain medical information is designated by a pointer using a mouse or the like, pop-up points to note (abnormalities) within the search period are displayed. In the case of display, the number of abnormal states to be noted in the search period of the medical item to which the medical information belongs is counted from the abnormal / normal state & difference presence / absence table (see FIG. 7A), and this is calculated. indicate. For example, when the medical information “biochemical test sodium 146 mEq / l” is designated by a pointer by a mouse operation or the like, the number of abnormalities of the medical treatment item “biochemical test sodium” (the number of upper limit abnormalities / lower limit abnormalities; However, in the example of FIG. 7A, there is no upper limit abnormality, so only the lower limit abnormality frequency is counted) and displayed as “May 2 to June 2: Lower limit abnormality 3 times” ( (See FIG. 2B).
[0041]
When the display of a certain state (normal / abnormal / lower limit abnormal / upper limit abnormal) related to a certain medical treatment item is designated by a pointer by a mouse operation or the like, each consultation day at which the abnormality occurred When the medical information (all medical information) is displayed in a pop-up, all medical information on each consultation day on which the abnormality has occurred is displayed using the abnormal / normal state / difference record table (FIG. 7A). , Etc., are read from the table (FIG. 6A) and displayed. For example, when the display of “lower limit abnormal” of the medical treatment item name “biochemical test sodium” “biochemical test sodium: lower limit abnormal from May 2” is designated by a mouse operation or the like with a pointer, Pop-up the medical chart No. 2 screen, read out the medical information (contents (value) of each medical care item on each medical check day) on each medical examination day in which the lower limit abnormality occurred, and display it on the medical chart No. 2 paper screen ( (See FIG. 3).
[0042]
When the display of the number of times of a certain state (normal state / abnormal state / lower limit value abnormality / upper limit value abnormality) relating to a certain medical treatment item is designated by a mouse operation or the like, each consultation in which the abnormality has occurred When the medical information of the day (all medical information) is displayed as a pop-up, all the medical information of each consultation day, which is displayed as the number of times that the abnormality has occurred, is stored in the abnormal / normal state & difference presence / absence record table (FIG. 7). Using (a)), the information is read out from the progress table (FIG. 6A) and displayed. For example, if the number of times "Biochemical test sodium: lower limit abnormal 3 times" of the medical item name "Biochemical test sodium" is designated by a mouse pointer or the like, the chart No. 2 Pop-up a paper screen to read out the medical information (contents (values) of each medical treatment item on each medical examination day) of each of the three medical examination days where the lower limit abnormality occurred, and display it on the above-mentioned medical chart No. 2 paper screen (See FIG. 4).
[0043]
As described above, the summary display, the state & number of times display, the pop-up display of the number of consultation days constituting the number of times, the pop-up display of abnormalities related to medical information, the pop-up display of detailed medical information on each consultation day within the abnormal period, the abnormalities Pop-up display of detailed medical information on the consultation day corresponding to the number of times.
[0044]
【The invention's effect】
The configuration of the above [1] relates to an extraction arrangement means for extracting medical information within a designated period from a database for each medical item and arranging the medical information in order of the date of medical examination, and two adjacent medical information in an array of an order of medical examination date. It is determined whether to treat the two pieces of medical information as a difference or a difference based on a comparison with a predetermined threshold value of a medical item to which the two pieces of medical information belong, or Means for determining the presence or absence of a difference, which is determined by comparing the medical information of the medical treatment item with each other in a non-difference period in which the medical information with no difference is consecutive in the order of the consultation date; and Since there is a classification display means for displaying the medical information of the medical item, the period of no change and the time of the change can be listed for the data of the same medical item, and these can be easily found. Therefore, it is possible to easily find out notable test results, chief complaints, findings, and the like from the medical record and easily create a summary thereof.
In the configuration of the above [2], for example, if the non-difference period is a period during which “headache” continues, it can be displayed as “headache from MM / DD”. Therefore, more specifically, the remarkable test results, the chief complaint, the findings, and the like can be easily known from the medical record, and the summary can be easily created.
In the configuration of [3], for example, two pieces of medical information are data of a certain test item (medical item) ○, and both of them are less than the upper limit of the test item (medical item) ○. In this case, both of them can be classified as normal values and displayed as "the inspection item OO is a normal value from MM / Y". Therefore, more specifically, the remarkable test results, the chief complaint, the findings, and the like can be easily known from the medical record, and the summary can be easily created.
[0045]
The configuration of the above [4] is that the medical information within the designated period is extracted from the database for each medical item and is arranged in order of the date of medical examination, and the medical item to which the extracted medical information belongs is the medical item to which the medical information belongs. A state classification unit that classifies the medical information classified into a normal state and / or an abnormal state with respect to each state, and a state-by-state counting unit that counts the medical information classified into a normal state and / or an abnormal state. Since there is provided a counting result display means for clearly displaying the state and the type of the threshold on which the state is based, the number of times of the same state can be easily known. For this reason, the frequency of a noticeable test result or chief complaint or finding can be easily known from the medical record, and a summary thereof can be easily created.
In the configuration of the above [5], for example, when the pointer is positioned on the display of “three abnormalities of the upper limit of the inspection item XX” by mouse operation or the like, the inspection result of the inspection item XX ○ ”,“ × month × day, inspection result of inspection item xxx ”,“ * month * day, inspection result of inspection item XX ”, and so on. For this reason, it is possible to know details such as a noticeable test result or a chief complaint or a finding, and it is possible to easily create an accurate summary thereof.
In the configuration of the above [6], for example, when the pointer is positioned on the medical information belonging to the test item (medical item) XX by a mouse operation or the like on the chart 2 paper screen, the test item (medical item) The number of medical information classified as XX upper limit abnormalities is counted, and a pop-up display such as "X upper limit abnormalities of test item XX XX times in XX month x day x month x day" can be displayed. it can. For this reason, it is possible to know the outline and characteristics of desired medical information within a certain period.
In the configuration of the above [7], for example, when the pointer is positioned on the display “Headache from ○ month ○ day” by mouse operation or the like, the chart No. 2 paper screen including 月 month 日 day (after 月 month 日 day) Pop-up display of the medical chart No. 2 screen). Therefore, it is possible to know notable test results or other medical information on the consultation day, which is the background of the chief complaint, and it is possible to easily create an accurate summary by using this.
In the configuration of [8], for example, when the pointer is positioned at “three upper limit abnormalities of inspection item XX” by mouse operation or the like, the medical chart No. 2 screen is displayed in a pop-up and “test item OO” is displayed. It is possible to display the medical treatment information of "○ month ○ day", "× month x day", and "* month * day" which are the consultation days corresponding to "the upper limit abnormality of ○ is three times". Therefore, it is possible to know notable test results or other medical information on the consultation day, which is the background of the chief complaint, and it is possible to easily create an accurate summary by using this.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram illustrating a summary display screen of a medical assistance device according to an embodiment; (A) is a basic summary display screen, and (b) is a summary display screen to which the number of abnormalities is added.
FIG. 2A is an explanatory diagram illustrating an example of a summary display screen in which the number of abnormalities is added to the summary display screen of the medical care support apparatus according to the embodiment, and FIG. Explanatory drawing (b) which illustrates the situation which performed.
FIG. 3 is an explanatory diagram exemplifying a summary display screen of the medical assistance device according to the embodiment; This shows a state in which a popup is displayed during the abnormal period.
FIG. 4 is an explanatory diagram exemplifying a summary display screen of the medical assistance device according to the embodiment; This shows a state in which a pop-up is displayed for the number of abnormalities.
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of a medical care support apparatus according to the embodiment.
FIG. 6A is an explanatory diagram illustrating a configuration example of a progress etc. table configuring a medical care information database, and records of a search period designated by a user's operation input are extracted from the progress etc. table and collected for each medical care item. Explanatory drawing (b) which shows a state arranged in order of consultation date.
7A is an explanatory diagram illustrating an abnormal / normal state & difference presence / absence recording table, and FIG. 7B is an explanatory diagram illustrating a configuration example of an abnormal value table.
FIG. 8 is a part of a flowchart showing a procedure for recording data in “status item” and “difference item” of the abnormal / normal status & difference presence / absence recording table of FIG. 7;
FIG. 9 is a part of a flowchart showing a procedure for recording data in “status item” and “difference item” in the abnormal / normal status & difference presence / absence recording table of FIG. 7;
FIG. 10 is a part of a flowchart showing a procedure for recording data in “status item” and “difference item” of the abnormal / normal status & difference presence / absence recording table of FIG. 7;
FIG. 11 is the remaining part of the flowchart showing the procedure for recording data in “status item” and “difference item” in the abnormal / normal status & difference presence / absence recording table of FIG. 7;
[Explanation of symbols]
10 Control device
11 Display device
12 Input device
13 Hard disk
14 RAM

Claims (8)

診療情報を診療項目と受診日に対応付けて所定のデータベースに記録し／再生する電子カルテ機能を備えた診療支援装置であって、
指定された期間内の診療情報を前記データベースから診療項目毎に抽出して受診日順に配列する抽出配列手段と、
前記受診日順の配列内で隣接する２つの診療情報に関し、両者を無差異として処理するか又は有差異として処理するかを、当該２つの診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値との比較に基づいて決定し、又は、当該２つの診療情報を相互に比較して決定する、差異有無決定手段と、
前記受診日順の配列内で無差異の診療情報が連続する無差異期間毎に当該診療項目の診療情報を区分する期間区分手段と、
前記区分に基づいて当該診療項目の診療情報を表示する区分表示手段と、
を有することを特徴とする診療支援装置。A medical care support apparatus having an electronic medical record function for recording / reproducing medical information in a predetermined database in association with medical care items and medical care dates,
Extraction arrangement means for extracting medical information within the designated period from the database for each medical item and arranging them in the order of consultation date,
For two pieces of medical information adjacent to each other in the order of the consultation date, whether the two pieces of medical information are processed as no difference or different are compared with a predetermined threshold value of a medical item to which the two pieces of medical information belong. Or a difference presence / absence determining means, which is determined based on
Period division means for dividing the medical information of the medical treatment item for each non-difference period in which the medical information with no difference in the arrangement of the consultation date order,
Division display means for displaying medical information of the medical item based on the classification,
A medical care support apparatus comprising: 請求項１に於いて、
前記区分表示手段は、前記無差異期間が開始する受診日を当該診療情報の無差異期間開始日として表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。In claim 1,
The classification display means displays a consultation date at which the non-difference period starts as a non-difference period start date of the medical information,
A medical treatment support device characterized by the following. 請求項２に於いて、
前記抽出した診療情報を当該診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値と比較して正常状態又は異常状態に分類する状態分類手段を更に有し、
前記区分表示手段は、前記差異有無決定手段が所定の閾値との比較に基づいて無差異／有差異を決定した診療情報の無差異期間開始日に関しては前記状態分類手段による分類結果を併せて表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。In claim 2,
The medical information further includes a state classification unit that classifies the extracted medical information into a normal state or an abnormal state by comparing the extracted medical information with a predetermined threshold value of a medical item to which the medical information belongs,
The classification display means displays together the classification result by the state classification means with respect to the start date of the non-difference period of the medical information for which no difference / presence has been determined based on comparison with a predetermined threshold value by the difference presence / absence determination means. Do
A medical treatment support device characterized by the following. 診療情報を診療項目と受診日に対応付けて所定のデータベースに記録し／再生する電子カルテ機能を備えた診療支援装置であって、
指定された期間内の診療情報を前記データベースから診療項目毎に抽出して受診日順に配列する抽出配列手段と、
前記抽出した診療情報を当該診療情報が属する診療項目が持つ所定の閾値と比較して正常状態又は異常状態に分類する状態分類手段と、
正常状態及び／又は異常状態に分類した診療情報を状態毎に計数する状態別計数手段と、
前記計数結果を当該状態及び当該状態が基づいている閾値の種別を明示して表示する計数結果表示手段と、
を有することを特徴とする診療支援装置。A medical care support apparatus having an electronic medical record function for recording / reproducing medical information in a predetermined database in association with medical care items and medical care dates,
Extraction arrangement means for extracting medical information within the designated period from the database for each medical item and arranging them in the order of consultation date,
A state classification unit that classifies the extracted medical information into a normal state or an abnormal state by comparing the extracted medical information with a predetermined threshold value of a medical item to which the medical information belongs,
State-specific counting means for counting medical information classified into a normal state and / or an abnormal state for each state;
A counting result display means for displaying the counting result by explicitly indicating the state and a type of a threshold on which the state is based,
A medical care support apparatus comprising: 請求項４に於いて、
前記計数結果表示手段は、表示している計数結果の中の何れかがユーザの操作入力によって指定されると、当該計数結果の計数に用いた各診療情報をそれぞれ対応する受診日とともにポップアップ表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。In claim 4,
When any of the displayed counting results is designated by a user's operation input, the counting result display means pops up each piece of medical information used for counting the counting results together with a corresponding consultation date. ,
A medical treatment support device characterized by the following. 請求項４に於いて、
受診日毎に区分した領域内に当該受診日の診療情報を表示する画面であるカルテ２号紙画面の表示手段を更に有し、
前記計数結果表示手段は、前記カルテ２号紙画面に於いて何れかの診療情報がユーザの操作入力によって指定されると、当該指定された診療情報の状態毎の計数結果を当該状態及び当該状態が基づいている閾値の種別を明示して計数期間とともにポップアップ表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。In claim 4,
A display unit for displaying a medical chart No. 2 paper screen, which is a screen for displaying medical information on the medical examination day in an area divided for each medical examination day,
The counting result display means, when any medical information is specified by a user's operation input on the medical chart No. 2 paper screen, displays the counting result for each state of the specified medical information in the state and the state. Pop-up display along with the counting period, explicitly indicating the type of threshold based on
A medical treatment support device characterized by the following. 請求項２又は請求項３に於いて、
前記区分表示手段は、表示している無差異期間開始日の中の何れかがユーザの操作入力によって指定されると、受診日毎に区分した領域内に当該受診日の診療情報を表示するカルテ２号紙画面をポップアップ表示して当該無差異期間開始日の診療情報を表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。In claim 2 or claim 3,
When any one of the displayed start dates of the non-difference period is designated by a user's operation input, the division display means displays the medical treatment information of the consultation day in an area divided for each consultation day. Pop up a number screen to display medical information on the start date of the non-difference period,
A medical treatment support device characterized by the following. 請求項４に於いて、
前記計数結果表示手段は、表示している計数結果の中の何れかがユーザの操作入力によって指定されると、受診日毎に区分した領域内に当該受診日の診療情報を表示するカルテ２号紙画面をポップアップ表示して当該計数結果の計数に用いた各受診日の診療情報を表示する、
ことを特徴とする診療支援装置。In claim 4,
The counting result display means displays, when any one of the displayed counting results is designated by a user's operation input, medical information on the consultation day in an area divided for each consultation day. Pop-up screen to display medical information on each consultation day used for counting of the counting result,
A medical treatment support device characterized by the following.

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