JP2004271074A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004271074A
JP2004271074A JP2003063301A JP2003063301A JP2004271074A JP 2004271074 A JP2004271074 A JP 2004271074A JP 2003063301 A JP2003063301 A JP 2003063301A JP 2003063301 A JP2003063301 A JP 2003063301A JP 2004271074 A JP2004271074 A JP 2004271074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
radiator
heating device
reflection
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003063301A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Fujito
稔也 藤戸
Yukikazu Matsuda
幸和 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003063301A priority Critical patent/JP2004271074A/ja
Publication of JP2004271074A publication Critical patent/JP2004271074A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

【課題】輻射暖房運転時に視覚的な暖房感と安全確保のために、輻射体の全面を間接発光させるために、通路たる開口部を有する反射板を配置したものである。
【解決手段】光源38により反射板51を照射して間接発光させるとともに、この反射板51は開口部53を設け、かつ複数の桟状の反射面52を有する構成としているので、この開口部53に熱気流54を通過させることができる。すなわち、通路全面を発光させることができるので、視覚的な暖房感を高め、かつ高温であることを確実に報知することで触手等により火傷するといった危険を防止することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱気流から採熱した熱エネルギーを放射する輻射体を備えた暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パネルに空気流を通過させる装置として暖房装置があり、従来のこの種の暖房装置は図13に示すようなものが一般的であった。すなわち、送風手段にて室内空気が循環される加熱室2内にバ−ナを含む燃焼筒3を設けた石油燃焼暖房機において、燃焼筒3に連通して燃焼ガス通路を有するパネル部材4と、温風を吹出す温風吹出口5を設けた構成としてある。
【0003】
そして、燃焼筒3からの燃焼ガスは、パネル部材4を加熱し赤外線を室内に放射し輻射暖房を行うとともに、加熱室2内に入り送風手段1により温風として温風吹出口5から室内に循環され、常に温風と輻射併用による暖房を行うようになる(特許文献1参照)。
【0004】
また、図14に示すものでは、吸込口から吸引した空気を温風吹出口6から排出するファンおよび熱線を輻射する輻射体8を設けた燃焼式暖房機において、吹出口6から排出する空気を加熱する第1バ−ナ7と輻射体8を加熱する第2バ−ナ9を設け、これらバーナの加熱能力を個別に変更する能力調整部10を設け、輻射暖房状態を適切に調整することができる構成が開示されている(特許文献2参照)。
【0005】
また図15に示すものでは、バ−ナ11から発生する燃焼ガスを温風用燃焼ガス通路12と輻射用燃焼ガス通路13に分ける燃焼ガス分配手段14と、輻射用燃焼ガス通路13の一部を構成し、輻射熱を発生する輻射熱発生手段15と、輻射用燃焼ガス通路13と温風用燃焼ガス通路12を通過した燃焼ガスを吹出すファン16からなる構成にしていた。そして、上記構成により燃焼ガス分配手段14を調整することにより輻射熱発生手段15で発生する輻射熱を調整することが可能となっていた(特許文献3参照)。
【0006】
しかしながら、上記各従来の暖房装置では、次のような課題があった。すなわち、輻射熱を発生していても赤熱しないので輻射面は視覚的に何の変化もせず、従来の赤熱するスト−ブのような見た目の暖かさ、即ち視覚的な暖房感に乏しい。そして、輻射面の温度が300〜500℃と遠赤外線発生領域であることから、視覚的に危険感がないため、誤って手を触れたりして火傷をする危険性がある。
【0007】
この従来の課題に対しては、例えば、輻射面にスリット孔を多数設け、この輻射面の奥に光源と反射面を設けて、この反射面を間接発光させることで、輻射部およびその近傍が高温であること、あるいは高温になることの注意を喚起することが対策として考え得る。
【0008】
ところが、この対策を施したとしても、熱源からの高温の空気である熱気流を通過させ輻射面に導くための風路を確保せねばならず、風路により反射面の大きさに制限を受け、発光できるのは輻射面の一部にすぎない。従って、上記課題の対策として、高温である輻射面の一部において発光していない部分が残り、万全の対策であるとは言えない。
【0009】
【特許文献1】
実開昭61−74718号公報
【特許文献2】
特公平6−21689号公報
【特許文献3】
特公平3−267621号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、輻射熱用の熱気流の通路を確保しつつ、視覚暖房の発光が可能な暖房装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、熱源と、前記熱源からの熱気流で加熱され、発光することなく輻射熱を前方へ放射し、かつ前記熱気流の通過する多数のスリット孔を有する輻射体と、光源と、前記輻射体の背面側に設け、前記光源から照射された光を受けて間接発光する反射板を備え、前記反射板は複数の桟状の反射面と、前記反射面と反射面の間に形成され、前記熱気流の通過する開口部とを有する暖房装置である。
【0012】
また本発明は、熱源と、前記熱源からの熱気流で加熱され、発光することなく輻射熱を前方へ放射し、かつ前記熱気流の通過する多数のスリット孔を有する輻射体と、前記輻射体を内包するともに、輻射体に対向する前面は光を通過させるように形成した輻射パネルと、前記輻射パネルの側部に設けた光源と、前記輻射パネル内に設け、かつ前記光源から照射された光を受けて間接発光する反射板を備え、前記反射板は光を反射する複数の桟状の反射面と、それぞれの反射面と反射面の間に形成され、前記熱気流を通過させる開口部を設けた暖房装置である。
【0013】
上記各手段によれば、輻射体が採熱する熱気流を通過させつつ、全体が間接発光する反射板により、輻射体がスリット孔、または輻射パネルを通じて明るく発光するので、輻射体は熱気流を確保されて確実に輻射暖房ができるとともに、発光しない輻射体であっても反射板の発光により視覚暖房の向上と高温による注意が必要である旨の喚起も同時に得られ、かつ暖房中等の表示も輻射面全体で確実にできるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
上記した本発明の目的は、各請求項に記載した構成を実施の形態とすることにより達成できるので、以下には各請求項に記載の構成にその構成による作用効果を併記し併せて請求項記載の構成のうち説明を必要とする特定用語については詳細な説明を加えて本発明の実施の形態とする。
【0015】
請求項1記載に係る発明は、熱源と、前記熱源からの熱気流で加熱され、発光することなく輻射熱を前方へ放射し、かつ全面に多数のスリット孔を有する輻射体と、光源と、前記輻射体の背面側に設け、前記光源から照射された光を受けて間接発光する反射板を備え、前記反射板は複数の桟状の反射面と、前記反射面と反射面の間に形成され、前記熱気流の通過する開口部とを有する暖房装置である。
【0016】
上記実施の形態によれば、熱源からの熱気流は反射板の開口部を通じて輻射体側に流れ、この熱気流から採熱した輻射体は輻射熱を前方に放射し、一方、開口部により熱気流の通路を確保した反射板は桟状の反射面で光源からの光を受けて間接発光して輻射体のスリット孔から光が通り、輻射体の全面がスリット孔を通じて光るのである。従って、輻射体は熱気流の通路が確保されて確実に輻射暖房が可能になり、かつ熱気流の通路の確保により反射板の発光面に制限を受けることなく、輻射体が間接発光により視覚暖房の向上と高温なので注意が必要である旨の喚起も同時に得られ、かつ暖房中等の表示も輻射面全体で明確に行うことが可能になる。
【0017】
請求項2記載に係る発明は、熱源と、前記熱源からの熱気流で加熱され、赤熱することなく輻射熱を前方へ放射し、かつ全面に多数のスリット孔を有する輻射体と、前記輻射体を内包するとともに、輻射体に対向する前面は光を通過させるように形成した輻射パネルと、前記輻射パネルの側部に設けた光源と、前記輻射パネル内に設け、かつ前記光源から照射された光を受けて間接発光する反射板を備え、前記反射板は光を反射する複数の桟状の反射面と、それぞれの反射面と反射面の間に形成され、前記熱気流を通過させる開口部を設けた暖房装置である。
【0018】
上記実施の形態によれば、熱源からの熱気流は反射板の開口部を通じて輻射体側に流れ、この熱気流から採熱した輻射体は輻射パネルを介して輻射熱を前方に放射し、一方、開口部により熱気流の通路を確保した反射板は桟状の反射面で、輻射パネルの側部の光源からの光を受けて間接発光して輻射体のスリット孔から光が通り、輻射体の全面がスリット孔、輻射パネルを通じて光るのである。従って、輻射体は熱気流の通路が確保されて確実に輻射暖房が可能になり、かつ熱気流の通路の確保により反射板の発光面に制限を受けることなく、輻射体が間接発光により視覚暖房の向上と高温による注意が必要である旨の喚起も同時に得られ、かつ暖房中等の表示にも輻射体の全面で明確に可能になる。
【0019】
請求項3記載に係る発明は、請求項1または2記載の暖房装置にあって、反射板は、光源に対して反射面を向けるように傾斜して配置したもので、傾斜して光源に対して反射面を向けた反射板により、光源から照射される光を反射面で、より多く反射して反射板が間接発光する照度を増すことになり、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0020】
請求項4記載に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載の暖房装置にあって、反射板の反射面は、凸形状に形成したもので、凸形状の反射面は凸形にしていない平面の状態の反射面に比較し光源に対して反射面が向き、光源から照射される光をより多く反射して反射板が間接発光する照度を増すことになり、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0021】
請求項5記載に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の暖房装置にあって、反射板の反射面は、凸形状に形成し、かつ凸形状の先端曲げRを最小とし、反射面のほとんどを平面部分で構成したものである。
【0022】
上記実施の形態によれば、反射面を凸形状に成形する時に、全体的に半円状に成形するのではなく、先端曲げRを最小として反射面のほとんどを平面部分で構成しているので、反射面のほぼ全面で光源からの光を反射でき反射板が間接発光する照度を増すことになり、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0023】
請求項6記載に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載の暖房装置にあって、反射面の先端角度は、反射面の平面部分に対する光源とは反対側に位置する平面部分にも光源からの光を受ける範囲で形成したものである。
【0024】
上記実施の形態によれば、反射面の光源とは反対側に位置する平面部分にも光源からの光を受けることができるため、特に光源が1つで反射板に対して左右どちらか一方からの光しか照射されない場合には、実際に間接発光する反射面を大きくすることができ照度を増すことになり、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0025】
請求項7記載に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項記載の暖房装置にあって、反射板は、その材質に表面の粗い材料を使用して光源からの光を拡散させるようにしたもので、反射板の材質をステンレスのような鏡面材料とした場合には光源の光の反射にムラが大きく出るが、表面の粗い材料、たとえば溶融アルミニウムめっき鋼板にすることで反射する光は拡散され、反射ムラを緩和することができ、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0026】
請求項8記載に係る発明は、請求項1〜7のいずれか1項記載の暖房装置にあって、輻射体の裏面は無塗装とし、光源の反射面としたもので、光源からの光が反射板の反射面で輻射体裏面に反射し、輻射体裏面から反射板の反射面に反射して再度、輻射体の裏面側に反射することの繰り返しにより、確実に反射板全体が間接発光して、輻射体のスリット孔を通じて暖房装置の前方に照射できることになり、光源が輻射体の側部の片側であっても反射のムラを緩和して均一に間接発光させやすく、また間接発光の照度も向上し、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0027】
請求項9記載に係る発明は、請求項1〜7のいずれか1項記載の暖房装置にあって、輻射体の裏面は、反射性の塗装を施して光源の反射面としたもので、請求項8記載に係る実施の形態と同様に、光源からの光が反射板の反射面で輻射体の裏面に反射し、輻射体の裏面から反射板の反射面に反射して再度、輻射体側に反射することの繰り返しにより、確実に反射板全体が間接発光して、輻射体のスリット孔を通じて暖房装置の前方に照射できることになり、光源が輻射体の側部の片側であっても反射のムラを緩和して均一に間接発光させやすく、また間接発光の照度も向上し、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0028】
請求項10記載に係る発明は、請求項1〜9のいずれか1項記載の暖房装置にあって、反射板の反射面は、輻射体が有するスリット孔のそれぞれに対向する位置に設けたもので、スリット孔それぞれに対向する位置の反射面で反射した光源からの光は、それぞれ確実に輻射体のスリット孔を通過して暖房装置の前方に照射できることになり、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0029】
請求項11記載に係る発明は、請求項1〜9のいずれか1項記載の暖房装置にあって、反射板の反射面は、輻射体が有するスリット孔のそれぞれに対向する位置に設けるとともに、それぞれの反射面と反射面との間にも、さらに反射面を設けたものである。
【0030】
上記実施の形態によれば、請求項10記載に係る実施の形態では暖房装置の前方から見る視点を横に移動して行き、斜めから発光状態を見た場合に、輻射体のスリット孔が無い部分と反射板の反射面とが重なり、反射面が視認できない部分が生じる。そこで、本実施の形態では、反射面の数を増やし反射面の配置のピッチを詰めることで、暖房装置を斜め前方から見た場合でも、輻射体のそれぞれのスリット孔からは、いずれかの反射面が視認できることになり、全面で発光しているように見せることができ、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0031】
請求項12記載に係る発明は、請求項1〜11のいずれか1項記載の暖房装置にあって、反射板は反射面を配置する間隔を不等ピッチにしたもので、間隔が不等ピッチの反射板の反射面により、請求項10記載に係る実施の形態のように暖房装置に対して斜め前方から見た場合でも、輻射体のスリットが無い部分と反射板の反射面とが重なり、反射面が視認できない部分が生じることなく、輻射体のそれぞれのスリット孔からはいずれかの反射面が視認できることになり、全面で発光しているように見せることができ、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0032】
請求項13記載に係る発明は、請求項1〜12のいずれか1項記載の暖房装置にあって、反射板に整風フィンを設け、空気流を整流可能としたものである。
【0033】
上記実施の形態によれば、暖房装置の熱源は機器筐体の幅の中心に配置されているとは限らず、給油装置や送風手段、制御器などの搭載により制限を受け、多くの場合機器の片側に偏って配置されている。従って、熱源からの空気流を導いても、この空気流は偏って供給され、輻射体の加熱状態にムラが生じ輻射体から放射される輻射量が十分には得られなかったり、輻射体の一部が高温になって材料の耐熱温度を超えるといった不具合が生じることになる。
【0034】
そこで、本実施の形態では、反射板に整風フィンを設けて、反射面と反射面の間である開口部を通過する熱源からの空気流を整流して輻射体を均一に加熱でき、輻射体から放射される輻射量を向上できる。しかも、この整風フィンは、反射板の一部として構成することにより部品点数が増えないので、部品コストや組立工数を増やすこと無く実現できる。
【0035】
請求項14記載に係る発明は、請求項1〜13のいずれか1項記載の暖房装置にあって、反射板の側部に設けた光源は、反射板の両側部に対向して配置してなるもので、光源は対向する2ヶ所から輻射体を照射することになり、輻射体の間接的な発光はより明るくなり、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上でき、本願発明の目的をさらに確実に実現できる。
【0036】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0037】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1における暖房装置の輻射暖房運転時の構成を示す概略縦断面図で、図2は同装置の輻射部の側部における概略分解斜視図で、図3は同装置の輻射部分における反射板部分の斜視図で、図4、図5、図6は同装置の輻射部分における反射板部分の要部を示す横断面図である。
【0038】
図1〜図6において、21は燃料を燃焼させる熱源としての燃焼部で、この燃焼部21で生じた燃焼排ガスを上方へ導き、かつ機器本体である機器筐体28の前面に対向した出口22aから燃焼排ガスがドラフト作用で流出するように配設した燃焼筒22で覆われている。23は機器筐体28の前面に対向して縦方向に設け、発光しないで(赤熱しない)、燃焼部21の高温の燃焼排ガスから採熱した熱を輻射エネルギーとして発生する輻射体で、裏面には塗装を施さず生地を露出させている。
【0039】
25は輻射体23を内包し、かつ背面において支持する輻射パネルで、輻射体23の全裏面との間に輻射体加熱風路24を形成し、この輻射体加熱風路24の最下部から上方に向って前記の燃焼排ガスが流れるように案内する連通口26を有している。
【0040】
従って、輻射体23は輻射体加熱風路24を流れる燃焼排ガスの熱を採熱面23aで採熱し、その採熱した熱を輻射エネルギーとして発生し、機器本体の前面から放射するようになっている。また、この輻射体23には多数のスリット孔27が配設してあり、輻射体加熱風路24をドラフト作用で上昇する高温の燃焼排ガスが、スリット孔27より輻射体23の表面にも流れ、輻射体23の両面が採熱面23aとなるようにしてある。
【0041】
29は、高温となる輻射体の表面を使用者が触れないように距離を持って設けた多くのパンチング孔30を有する保護ガードで、輻射パネル25の前面であって機器筐体28の前面をなすものである。
【0042】
31は輻射パネル25と機器筐体28の上部間に空気流31aを流し、輻射暖房運転時に機器筐体28への熱伝導を低減する輻射手段冷却風路で、その流す空気流は室内空気を吸込み口32から吸引した空気流として供給する送風手段33より供給され、輻射手段冷却風路31を経て排出口34より排出されて、部屋の空気の循環流を形成するようにしてある。
【0043】
35は発光部で、輻射パネル25の側部の片側に設けた開口部25aの位置に固定孔25bを使用してビス(図示せず)で固定されている。この発光部35は発光基板ユニット36とこれを輻射パネル25の側部に固定する発光カバ−37とから構成されている。発光基板ユニット36は、光源38として複数のLEDを発光基板39上に一列で縦方向に搭載している。40は発光基板39の上部に設けた固定孔、41は上側切込部である。
【0044】
発光カバ−37は鏡面反射する材料で成形され、そのシ−ル部42には、輻射パネル25の開口部25aと対向する位置に設けた開口部43があり、その近傍に輻射パネル25の固定孔25bにビス止めするための固定孔44がある。45は発光基板39の下側を引掛け固定する第1の係止部で、46は発光基板39の上側切込部41と嵌合する第2の係止部である。47は発光基板39の固定孔40とビス止め固定するための基板固定孔で、その近傍には第3の係止部48があり、第2の係止部46とともに発光基板39の左右の動きを規制している。発光カバ−37の側面には遮光部49がある。
【0045】
そして、発光基板ユニット36を取り付けた発光カバー37を輻射パネル25の片側側部の所定置に取り付けると光源38は、開口部25aに臨んで輻射体加熱風路24に向って光を照射することになる。光源は、制御手段(図示せず)により、暖房装置の輻射暖房に連動して点灯したり、輻射暖房能力の大小、装置の故障等に連動して種々点灯機能を変えて表示をすることが可能である。
【0046】
50は輻射体23の上部と輻射体加熱風路24を間に介して対向させて輻射パネル25の枠内に設けた上反射板で、表面を縦方向の波状に加工して光源38の光を反射し易くし、かつ光源38からの光を受け易い様に全体を傾斜もしくは湾曲させて配設してある。
【0047】
51は輻射体23の下部と輻射体加熱風路24を間に介して対向させて輻射パネル25の枠内に設けた下側の反射板で、光源38からの光を輻射体23側に反射するため、枠に桟状の反射面52を縦方向に間隔を有して複数設け、また燃焼部21からの熱気流である高温の燃焼排ガス54が連通口26を流通して輻射体加熱風路24に流入する通路を確保するため、反射面52と反射面52の間に形成される開口部53を複数設けてある。
【0048】
従って、反射板51は輻射パネル25の下部に設けてある連通口26とも対向し、また、反射面52は図6に示すように輻射体23のスリット孔27にそれぞれ対向する位置に配置してある。56は、光源38から放射された光である。
【0049】
そして、反射板51の反射面52は図4に示すように凸形状(山形状)に成形され、その凸形状は先端の曲げRを最小にして平面部分52aが多くとれるように加工してあり、その先端角度θ°は図5に示すように光源38からの光56が反射面52に対する光源38とは反対側の面にも照射されるように大きくしてある。さらに反射板51は、光56を反射する際の拡散を目的として材質に表面の粗い材料、例えば溶融アルミニウムめっき鋼板を使用してある。図中、実線矢印は燃焼用の空気、冷却用の空気、高温の燃焼排ガスをそれぞれ示す。
【0050】
上記実施例おいて、送風手段33からの空気流が輻射手段冷却風路31へ流れ、燃焼部21で生じた高温の燃焼排ガスは、燃焼筒22の上方へ流れていき出口22aから流出し、その熱によるドラフトで連通口26から入り反射板51の開口部53を通り、輻射体加熱風路24の下部へ導かれ、これより輻射体加熱風路24に沿って輻射体23の裏面と、スリット孔27を通り抜け輻射体23の表面とを上昇するようになる。
【0051】
そして、燃焼部21で生じた高温の燃焼排ガスで輻射体23の採熱面23aを加熱し、その採熱面23aで採熱した熱を輻射体23より輻射エネルギーとして前方へ放射し、保護ガード29を通じて輻射暖房をする。
【0052】
また、輻射暖房と同時に輻射手段冷却風路31へ流れた空気流31aが排出口34より前方上方へ排出され、部屋の空気の循環流を形成するようにしてあるので、室内の空気が循環して部屋全体の空気が混ざり合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体の温度がほぼ均一となり暖房感が向上する。しかも、この循環流は該機器の上方に排出するようにしてあるので、該機器の上方に気流感があるだけで、該機器の前方、つまり使用者の居住空間には気流感がなく、気流による不快感を使用者が感じることがなくなり暖房感が向上する。
【0053】
また、輻射暖房運転時には、輻射体23に多数のスリット孔27があるので、燃焼部21からの高温の燃焼排ガスが輻射体23の両面を流れ、その輻射体23の採熱面23aを両面になるようにしてあるので、輻射体23の採熱面積が倍となり、その効率がほぼ倍となり、輻射体23の温度を高温にすることができるようになり、輻射体23より輻射エネルギーとして発生する量が大幅に向上する。
【0054】
そして、発光部37の光源38も点灯するので、その光56は上反射板50および下側の反射板51の反射面52で反射し、輻射体23のスリット孔27、保護ガード29のパンチング孔30を介して機器前面に照射され、機器筐体28の輻射体23に対向する前面全体が発光して見え、広い範囲で視覚暖房が得られるとともに、輻射体23が発光しないが高温なので注意をする必要がある旨の喚起も同時に得られ、かつ暖房中である表示にも輻射面全体で行うことができる。
【0055】
従来の装置では、燃焼部21からの熱気流54を輻射体23に導くために通路である風路を確保する必要があるため、本実施例で示すところの上反射板50しか設けておらず、従って高温となる輻射体23の一部しか発光させることができなかったが、本実施例の反射板51は開口部53を有する桟状の反射面52を多数集合させた構成を採っているので、熱気流の風路を確保しながら、その風路自身を間接発光せしめることができる。すなわち、輻射体23の全面を間接発光させることができる。従って、輻射体23およびその近傍が高温であること、あるいは高温になることを報知する発光部37の点灯効果が増して、視覚的な暖房感を得ることができるとともに触手による火傷等の事故を防止することができる。
【0056】
また、反射面52は、図4に示す様に凸形状に成形され、その凸形状は曲げRを最小にして平面部が多くとれるように加工してあるので、反射面52の表面のうち光源38に対して角度を大きく持つ平面部分52aを多くでき、反射した光56を輻射体23側である機器正面方向に十分に照射でき、より明るく間接発光させることができ、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0057】
さらに、本実施例のように光源38が1つで左右いずれか一方にしかない片側光源の場合は、図5に示すように反射面52の凸形状の先端角度θ°を大きくとってあるので、反射面52の一方に対する光源38とは反対側の面にも、光源38からの光56が照射され、凸形状に成形した反射面52の全面を間接発光させることができ、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0058】
また、反射板51の材質をステンレスのような鏡面材料とした場合には光源38の光の反射にムラが大きく出るが、表面の粗い材料、例えば溶融アルミニウムめっき鋼板を使用することで反射する光56は拡散され、反射ムラを緩和し反射板51全体を均一に発光させることができる。
【0059】
さらに、輻射体23の裏面は無塗装で生地を露出させてあり、光源38からの光56が反射板51で輻射体23の裏面に反射し、輻射体23裏面から反射板51に反射して再度、輻射体23側に反射することの繰り返しにより、確実に上反射板50および反射板51全体が間接発光して、輻射体23のスリット孔27を介して輻射体23に対向する機器全面に照射でき、しかも光源38が本実施例の如く片側であっても反射のムラを緩和して上反射板50と反射板51を均一に間接発光させやすく、また間接発光の照度も向上して光源38の点灯効果を増やすことができる。従って、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0060】
また、反射板51の反射面52は、輻射体23が有するスリット孔27のそれぞれに対向する位置に設けてあるので、反射面52で反射した光源38からの光56はそれぞれ確実に輻射体23のスリット孔27を通過して輻射体23の下部に対向する機器正面の全面を確実に照射することができ、光源38の点灯効果を増すことができる。従って、暖房装置として、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。本実施例で輻射暖房運転を温風暖房運転に切替えるのは次のようにする。切替え手段55を点線の位置に可動させて空気流31aを温風吹出口57側へ切替え、燃焼排ガスと空気流31aが混合してできた温風を温風吹出口57から吹出させるのである。
【0061】
なお、本実施例では上反射板50と下側の反射板51を使用して光源38の光を反射する構成を示したが、これに限定されるものではなく本発明の目的の範囲であれば、反射板51のみ輻射体23の背面側に配設して光源38の光56を単体で反射し間接発光する構成も可能である。また、本実施例では輻射体23の裏面は無塗装としたが、反射性の塗装を施しても本実施例と同様の作用効果を期待できるものである。
【0062】
(実施例2)
図7は、本発明の実施例2における暖房装置の輻射部分の要部を示す横断面図で、図8は図7と比較説明するための輻射部分の要部を示す横断面図である。本実施例は、反射板の反射面の構成に特徴があり、図1〜図6を利用し実施例1と同一構成並びに同一の作用効果を奏する部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0063】
輻射パネル25内に設けた反射板51の反射面52は、輻射体23に設けたスリット孔27のそれぞれに対向する位置に配設するとともに、それぞれの反射面52と反射面52との間にも、さらに反射面52aを設けた構成としている。
【0064】
実施例1において示したように反射面52を輻射体23に設けたスリット孔27それぞれに対向する位置に配設しただけでは、図8に示すように機器筐体28を前方から見る視線60を横方向に移動して行き、斜め方向から反射板51の発光状態を見た場合に、輻射体23のスリット孔27が無い部分と反射面52が重なり反射した光が視認できない部分が生じる。
【0065】
そこで本実施例の構成では、反射面52の数を増やし反射面52を配置するピッチを詰めることで、機器筐体28に対して斜め前方から見た場合でも、図7に示すように輻射体23のそれぞれのスリット孔27からは、いずれかの反射面52、52aが視認できる。すなわち、機器筐体28の斜め前方から機器筐体28の輻射体23に対向する保護ガード29の部分を見ても全面で発光しているように見せることができ、暖房装置として、実施例1に記載の発明より、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0066】
(実施例3)
図9は本発明の実施例3における暖房装置の輻射部分の要部を示す横断面図である。本実施例は、反射板の反射面の構成に特徴があり、図1〜図6を利用し実施例1と同一構成並びに同一の作用効果を奏する部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0067】
輻射パネル25内に設けた反射板51の反射面52は、反射面25を配置する間隔を不等ピッチにした構成としている。
【0068】
上記実施例において、実施例2で説明したような機器筐体28の斜め前方から機器筐体28の前面の発光状態を2点鎖線60で示すように見た場合でも、輻射体23のスリット孔27が無い部分と反射面52が重なり反射した光が視認できない部分が生じることなく、輻射体23のそれぞれのスリット孔27からは、いずれかの反射面52が視認でき、機器筐体28の斜め前方から見ても全面で発光しているように見せることができ、暖房装置として、実施例1に記載の発明より、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0069】
(実施例4)
図10は、本発明の実施例4における暖房装置の輻射部分の反射板を示す斜視図で、図11は同装置の輻射部分の反射板の要部を示す横断面図である。本実施例は、反射板の反射面の構成に特徴があり、図1〜図6を利用し実施例1と同一構成並びに同一の作用効果を奏する部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0070】
反射板51は、反射面52のうち、連通口26に対向しない反射面52の間の開口部53にも熱気流54を積極的に流れるように案内する整風フィン61を、連通口26に対向する端のいくつかの反射面52に一体に設けた構成にしてある。
【0071】
上記実施例において、暖房装置の燃焼部21は機器筐体28の前面幅の中心に配置されているとは限らず、給油装置や送風手段、制御器などの搭載により制限を受け、多くの場合に機器筐体28の片側に偏って配置されている。従って、燃焼部21からの熱気流54を導く連通口26も偏り、結果として熱気流54は偏って供給され、輻射体23の加熱状態にムラが生じ輻射体23から放射される輻射量が十分に得られなかったり、輻射体23の一部が高温になって材料の耐熱温度を超えるといった不具合が起こる。
【0072】
そこで、本実施例の構成では反射板51の反射面52の一部に整風フィン61を設けて、ここの開口部53を通過する熱気流54を整流し連通口26に対向しない反射面52間の開口部53にも流れるようにしているので、輻射体23を均一に加熱でき輻射体23から放射される輻射量を向上できる。しかも、この整風フィン61は、反射板51の一部として構成しており、部品点数が増えないので、部品コストや組立工数を増やすことなく実現できるとともに、暖房装置として、実施例1に記載の発明より、さらに視覚暖房および表示等の効果を向上できる。
【0073】
(実施例5)
図12は、本発明の実施例5における暖房装置の輻射部分の要部を示す横断面図である。本実施例は、光源の構成に特徴があり、図1〜図6を利用し実施例1と同一構成並びに同一の作用効果を奏する部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0074】
光源38は、輻射パネル25の片側の側部だけでなく、両側部の対向する位置に設け、計2ヶ所としてある。
【0075】
上記実施例において、対向する2ヶ所の光源38から上反射板50と下側の反射板51を照射することで、上反射板50と反射板51の間接的な発光は、より明るくなり、視覚的な暖房感を向上させ、かつ輻射体23に対向する保護ガード29が高温であること、あるいは高温になる危険を報知するという本願発明の目的をさらに確実に実現できる。
【0076】
【発明の効果】
以上のように本発明は、熱源からの熱気流を通過させながら、その通路を間接発光させられ、輻射暖房を行いつつ、通路に制限されない広範囲に発光する輻射部分により視覚的な暖房感を向上でき、かつ高温で注意が必要である旨の喚起も同時に得ることができ、さらに暖房中等の表示にも利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における暖房装置の構成を示す概略縦断面図
【図2】同暖房装置の輻射部分の側部における概略分解斜視図
【図3】同暖房装置の輻射部分における反射板部分の斜視図
【図4】同暖房装置の輻射部分における反射板部分の要部を示す横断面図
【図5】同暖房装置の輻射部分における反射板部分の要部を示す横断面図
【図6】同暖房装置の輻射部分の要部を示す横断面図
【図7】本発明の実施例2における暖房装置の輻射部分の要部を示す横断面図
【図8】図7との比較のために暖房装置の輻射部分の要部を示す横断面図
【図9】本発明の実施例3における暖房装置の輻射部分の要部を示す横断面図
【図10】本発明の実施例4における暖房装置の輻射部分を示す斜視図
【図11】同暖房装置の輻射部分を示す要部の横断面図
【図12】本発明の実施例5における暖房装置の輻射部分の要部を示す横断面図
【図13】従来の暖房装置の断面図
【図14】従来の暖房装置における他の断面図
【図15】従来の暖房装置における他の断面図
【符号の説明】
21 燃焼部(熱源)
23 輻射体
25 輻射パネル
27 スリット孔
38 光源
51 反射板
52 反射面
53 開口部
61 整風フィン

Claims (14)

  1. 熱源と、前記熱源からの熱気流で加熱され、発光することなく輻射熱を前方へ放射し、かつ全面に多数のスリット孔を有する輻射体と、光源と、前記輻射体の背面側に設け、前記光源から照射された光を受け、間接発光する反射板を備え、前記反射板は複数の桟状の反射面と、前記反射面と反射面の間に形成され、前記熱気流の通過する開口部とを有する暖房装置。
  2. 熱源と、前記熱源からの熱気流で加熱され、発光することなく輻射熱を前方へ放射し、かつ前記熱気流の通過する多数のスリット孔を有する輻射体と、前記輻射体を内包するともに、輻射体に対向する前面は光を通過させるように形成した輻射パネルと、前記輻射パネルの側部に設けた光源と、前記輻射パネル内に設け、かつ前記光源から照射された光を受け、間接発光する反射板を備え、前記反射板は光を反射する複数の桟状の反射面と、それぞれの反射面と反射面の間に形成され、前記熱気流を通過させる開口部を設けた暖房装置。
  3. 前記反射板は、光源に対して反射面を向けるように傾斜して配置した請求項1または2記載の暖房装置。
  4. 前記反射板の反射面は、凸形状に形成した請求項1〜3のいずれか1項記載の暖房装置。
  5. 前記反射板の反射面は、凸形状に形成し、かつ凸形状の先端曲げRを最小とし、反射面のほとんどを平面部分で構成した請求項1〜4のいずれか1項記載の暖房装置。
  6. 前記反射面の先端角度は、反射面の平面部分に対する光源とは反対側に位置する平面部分にも光源からの光を受ける範囲で形成した請求項1〜5のいずれか1項記載の暖房装置。
  7. 前記反射板は、その材質に表面の粗い材料を使用し、光源からの光を拡散させるようにした請求項1〜6のいずれか1項記載の暖房装置。
  8. 前記輻射体の裏面は無塗装とし、光源の反射面とした請求項1〜7のいずれか1項記載の暖房装置。
  9. 前記輻射体の裏面は、反射性の塗装を施して光源の反射面とした請求項1〜7のいずれか1項記載の暖房装置。
  10. 前記反射板の反射面は、前記輻射体が有するスリット孔のそれぞれに対向する位置に設けた請求項1〜9のいずれか1項記載の暖房装置。
  11. 前記反射板の反射面は、前記輻射体が有するスリット孔のそれぞれに対向する位置に設けるとともに、それぞれの反射面と反射面との間にも、さらに反射面を設けた請求項1〜9のいずれか1項記載の暖房装置。
  12. 前記反射板は、反射面を配置する間隔を不等ピッチにした請求項1〜11のいずれか1項記載の暖房装置。
  13. 前記反射板に整風フィンを設け、空気流を整流可能とした請求項1〜12のいずれか1項記載の暖房装置。
  14. 前記反射板の側部に設けた光源は、反射板の両側部に対向して配置してなる請求項1〜13のいずれか1項記載の暖房装置。
JP2003063301A 2003-03-10 2003-03-10 暖房装置 Pending JP2004271074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003063301A JP2004271074A (ja) 2003-03-10 2003-03-10 暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003063301A JP2004271074A (ja) 2003-03-10 2003-03-10 暖房装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004271074A true JP2004271074A (ja) 2004-09-30

Family

ID=33124914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003063301A Pending JP2004271074A (ja) 2003-03-10 2003-03-10 暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004271074A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7248790B2 (en) Heating device for vehicle
TWI501703B (zh) 電加熱器
JP2004271074A (ja) 暖房装置
JP6484202B2 (ja) 赤外線温風暖房機
JP3838095B2 (ja) 暖房装置
JP5457150B2 (ja) 加熱調理器
KR101028910B1 (ko) 원적외선 난방장치
JP2002147773A (ja) 暖房装置
JP2005147496A (ja) 暖房装置
JP5890237B2 (ja) 遠赤外線加熱機
JP2003185266A (ja) 暖房装置
CN110873330B (zh) 燃烧装置
KR200415335Y1 (ko) 저전압 전기히터
JP2003172546A (ja) 暖房装置
JP2002147771A (ja) 暖房装置
JP2004270989A (ja) 暖房装置
JP2001336837A (ja) 暖房装置
JP2007298194A (ja) 暖房機
JP3566887B2 (ja) 暖房機
JP3295924B2 (ja) 温風機構付放射形暖房機
TWI678155B (zh) 燃燒裝置
JP2022145103A (ja) 暖房装置
JP2022141987A (ja) 加熱調理器
JP3521803B2 (ja) 足元暖房装置
JP2004037075A (ja) 輻射暖房装置