JP2004270992A - 複合調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロンにより熱せられた風によりガスコックの温度が上昇することを防止する。
【解決手段】ガス流量を制御するガスコック6と、電子レンジ機能用のマグネトロン12と、マグネトロン12に冷却風を送る冷却ファン15とを備え、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロン12の発振時間とは非同期に、発振時間より短い時間、冷却ファン15を回すことにより、冷却ファン15の送風によりマグネトロン12を冷やしながら、冷却ファン15の回転時間を発振時間より短くすることでマグネトロン12により熱せられた風によるガスコック6の温度上昇を抑えるようにしている。
【選択図】 図1
【解決手段】ガス流量を制御するガスコック6と、電子レンジ機能用のマグネトロン12と、マグネトロン12に冷却風を送る冷却ファン15とを備え、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロン12の発振時間とは非同期に、発振時間より短い時間、冷却ファン15を回すことにより、冷却ファン15の送風によりマグネトロン12を冷やしながら、冷却ファン15の回転時間を発振時間より短くすることでマグネトロン12により熱せられた風によるガスコック6の温度上昇を抑えるようにしている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池レンジ機能とガスオーブン機能を備えた複合調理器の内部部品の冷却に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の複合調理器は、電子レンジとガスオーブンの同時調理時には、電子レンジ機能と同期して冷却ファンを動作させている(特許文献1参照)。
【0003】
図8は、上記文献に記載された従来の複合調理器の回路構成図を示すものである。図8において、1は高圧トランス、2は冷却ファン、3は第1の制御リレー、4は第2の制御リレー、5は電源である。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−243094号公報(段落番号0013〜0015、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、冷却ファン2の入力の一方は第2制御リレー4の高圧トランス側1に、もう一方は第1の制御リレー3の電源5側に接続し、第2の制御リレー4によって高圧トランス1を断続させて、第1の制御リレー3を連続ONの状態とすることにより、冷却ファン2を高圧トランス1すなわちマグネトロンの発振時間と同期して、回転させている。その為、逆にマグネトロンにより熱せられた風により、ガスコックの温度が高くなりやすいという課題があった。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
上記従来の課題を解決するため本発明の複合調理器は、オーブンバーナへのガス流量を制御するガスコックと、電子レンジ機能用のマグネトロンと、マグネトロンに冷却風を送る冷却ファンとを備え、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロンの発振時間とは非同期に、発振時間より短い時間、冷却ファンを回転するようにしたものである。
【0007】
これによって、冷却ファンの送風によりマグネトロンを冷やしながら、冷却ファンの回転時間を発振時間より短くすることにより、マグネトロンにより熱せられた風によるガスコックの温度上昇を抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、オーブンバーナへのガス流量を制御するガスコックと、電子レンジ機能用のマグネトロンと、マグネトロンに冷却風を送る冷却ファンとを備え、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロンの発振時間とは非同期に、発振時間より短い時間、冷却ファンを回転することにより、マグネトロンの動作中、常にマグネトロンで熱せられた風がガスコックに流れるということがなくなり、ガスコックの温度上昇が抑えられるとともに、冷却ファンの送風によりマグネトロンを冷却することができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、特に、請求項1記載の冷却ファンの回転を、マグネトロン近傍に設けた温度検知手段の温度が、予め定めたしきい値より高くなった時から開始することにより、マグネトロンの温度上昇による影響を確認しながら冷却ファンの回転開始を遅らせることができ、マグネトロンにより熱せられた風によるガスコックの温度上昇を効果的に抑えることができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、特に、請求項1記載の冷却ファンの回転を、請求項2記載の温度検知手段に替えて、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する運転開始から予め定めた一定時間後より開始するようにしたもので、これにより温度検知手段を構成する部品を削減でき、安価に器具を提供することができるとともに、時間要素で冷却ファンの回転開始を遅らせることができるため、マグネトロンにより熱せられた風によるガスコックの温度上昇を確実に抑えることができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、特に、請求項1記載の冷却ファンの回転開始時間を、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する運転開始からの経過時間と、庫内温度制御用温度検知手段の検知温度の両条件によって可変することにより、同時使用の使用形態に即した冷却動作を行うことができる。例えば、連続して使用された場合、運転開始からの時間は短くても庫内温度制御用の温度検知手段の検知温度は高いので、連続使用であると判断し、冷却ファンの回転開始を早めることができ、マグネトロン、ガスコック共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0012】
請求項5記載の発明は、特に、請求項1記載の冷却ファンの回転開始時間を、前回使用した機能を一定時間記憶し、前回使用した機能により冷却ファンの回転開始時間を可変することにより、ガスオーブン機能とレンジ機能の使用形態に即した冷却動作を行うことができる。例えば、レンジ機能を使用後、すぐにガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用しても、運転開始からの時間は短く、かつ庫内温度制御用の温度検知手段の検知温度が低いが、前回使用がレンジ機能であると記憶しているので、マグネトロンが高温であると判断し、冷却ファンの回転開始を早めることができ、マグネトロン、ガスコック共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0014】
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施例における複合調理器の側面要部断面図、図2は同複合調理器の操作面の正面図を示すものである。図1において、ガスコック6とオーブンバーナ7はオーブン庫8の背面下部に設け、オーブン庫8の背面には循環ファン9を設けている。オーブン庫8の上部には排気塔10を設け、排気塔10にはサーミスタを用いた温度検知手段11を設けている。
【0015】
また、オーブン庫8側面中央部にはマグネトロン12を設け、マグネトロン12を中心に、下方にインバータ基板13、上方に電源基板14、前方に冷却ファン15を設けている。
【0016】
また、器具前面には操作部16を設け、操作部16には器具制御用のマイコン17と操作面18を設けている。
【0017】
図2において、操作面18には、レンジ機能キー19、オーブン機能キー20、レンジ機能とオーブン機能の同時調理キー21、調節キー22、スタートキー23、取消キー24を設けている。
【0018】
以上のように構成された複合調理器について、以下その動作、作用を説明する。
【0019】
まず、オーブン機能の動作を説明する。使用者がオーブンを使用する際は、オーブン機能キー20を押し、温度、時間を調節キー22で選択し、スタートキー23を押す。
【0020】
スタートキー23が押されると、電源基板14からガスコック6に電力が与えられ弁が開き、オーブンバーナ7へガスが供給され燃焼を開始する。燃焼により熱せられた空気は循環ファン9の回転によりオーブン庫8の庫内へ導かれる。熱せられた空気は排気塔10を通過し器具外へ排出されるが、庫内温度制御用温度検知手段11により検知された温度が、操作部16に設けたマイコン17に伝えられ、マイコン17は設定温度別に定めたしきい値温度を超えるまでオーブンバーナ7の燃焼を継続し、しきい値温度を超えると燃焼を停止させ、庫内の温度を一定に保つ。
【0021】
オーブン機能では、オーブン庫からの輻射熱が内部部品であるガスコック6、電源基板14等に伝わり、また冷却ファン15は回さないので、雰囲気温度は自然対流により下側が低く、上側が高いという温度分布となる。
【0022】
次に、レンジ機能を説明する。使用者がレンジを使用する際には、レンジ機能キー19を押し、時間を調節キー22で選択し、スタートキー23を押す。スタートキー23が押されると、インバータ基板13から高電圧がマグネトロン12に供給され、マグネトロン12はオーブン庫8の庫内に電波を発振する。この時マグネトロン12は高温になる為、冷却ファン15を回し、マグネトロン12を冷却する。レンジ機能での内部の温度分布は、冷却ファン15の風により強制対流されるので、マグネトロン12によって熱せられた温度分が全体的にほぼ均一に上昇する。
【0023】
最後に、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する同時調理機能の場合を説明する。使用者が同時調理機能を使用する場合は同時調理キー21を押し、温度、時間を調節キー22で選択し、スタートキー23を押す。操作を誤った場合は、いずれも取消キー24を押すことによりやり直すことができる。スタートキー23が押されると、先に説明したオーブン機能、レンジ機能の両方の動作を行う。
【0024】
但し、この同時調理機能の対象となるメニューはケーキ等であり、マグネトロン12を連続して発振させるわけではなく、例えば8秒オン、40秒オフというように断続的に発振させ、1分間に数秒から十数秒しかマグネトロンを発振させない。
【0025】
この場合の内部温度分布は、オーブン機能の温度分布に加え、マグネトロン12を冷やすために冷却ファン15を回すと、マグネトロン12によって熱せられた風がさらにガスコック6の温度を上昇させる。ガスコック6には、ガス用のパッキンとしてゴム製の部品が数点使用しているため、使用温度範囲があまり高くないので、温度上昇値を低く抑える必要がある。
【0026】
本発明では、同時調理時のレンジ出力を、レンジ強での出力(700W)より低く(300W)し、マグネトロン12の発熱量を抑えると共に、冷却ファン15の回転を、マグネトロン12の発振時間と同期させず、マグネトロン12の発振時間が8秒なら、その後半の4秒のみ回し、マグネトロン12によって熱せられた風によるガスコック6の温度上昇値を抑えている。
【0027】
以上のように、本実施例においてはオーブンバーナ7へのガス流量を制御するガスコック6と、電子レンジ機能用のマグネトロン12と、マグネトロン12に冷却風を送る冷却ファン15とを備え、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロン12の発振時間とは非同期に、発振時間より短い時間冷却ファン15を回転することにより、冷却ファン15の送風によりマグネトロン12を冷やしながら、マグネトロン12により熱せられた風によるガスコック6の温度上昇を抑えることができる。
【0028】
なお、本実施例において、冷却ファン15の回転時間をマグネトロン12の発振時間の半分としたが、マグネトロン12の温度上昇値とガスコック6の温度上昇値の余裕度を変えるために、回転時間を発振時間の1/4程度から3/4程度までの間で変えられることは自明である。
【0029】
(実施例2)
図3は本発明の第2の実施例における複合調理器の側面要部断面図である。本実施例では、マグネトロン12上部に、サーミスタを用いた温度検知手段25を設けている。図4は本実施例における冷却ファン15の回転動作を示すフローチャートである。
【0030】
ST100でガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する同時調理を開始すると、ST101で温度検知手段25により検知した温度が予め定めたしきい値以上かどうかを判断する。温度がしきい値未満であれば戻り、しきい値以上であれば、次のST102へ進む。ST102で、レンジ機能すなわちマグネトロン12が発振開始しているかどうかを判断し、発振していればST103へ進み、ST103で発振時間の半分が経過したかどうか判断し、経過していればST104で冷却ファン15を回転させる。ST105でマグネトロン12の発振が継続しているかどうか判断し、発振が止まればST106で冷却ファン15を停止させる。このフローにより、マグネトロン12が発振していても、検知手段の温度がしきい値を超えなければ冷却ファン15は回転することはない。
【0031】
以上のように本実施例においては、冷却ファン15の回転を、マグネトロン12近傍に設けた温度検知手段25の温度が、あらかじめ定められたしきい値より高くなった時から開始することにより、冷却ファン15の回転開始を遅らせることができ、マグネトロン12により熱せられた風によるガスコック6の温度上昇を抑えることができる。
【0032】
(実施例3)
図5は本発明の第3の実施例における複合調理器の冷却ファン15の回転動作を示すフローチャートである。
【0033】
ST100でガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する同時調理を開始すると、ST107で運転開始から一定時間経過したかどうかを判断する。一定時間経過すれば、ST102でレンジ機能すなわちマグネトロン12が発振開始しているかどうかを判断し、発振していればST103へ進み、ST103で発振時間の半分が経過したかどうか判断し、経過していればST104で冷却ファン15を回転させる。ST105でマグネトロン12の発振が継続しているかどうか判断し、発振が止まればST106で冷却ファン15を停止させる。このフローにより、マグネトロン12が発振していても、運転開始から一定時間経過しなければ冷却ファン15は回転することはない。
【0034】
以上のように本実施例においては、冷却ファン15の回転を、温度検知手段に替えて、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する運転開始から予め定めた一定時間後より開始することにより、温度検知手段に必要な部品を削減でき、安価に器具を提供することができるとともに、冷却ファン15の回転開始を遅らせる事ができ、マグネトロン12により熱せられた風によるガスコック6の温度上昇を抑えることができる。
【0035】
(実施例4)
図6は本発明の第4の実施例におけるの複合調理器の冷却ファン15の回転動作を示すフローチャートである。
【0036】
ST100でガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する同時調理を開始すると、ST107で運転開始から一定時間経過したかどうかを判断する。一定時間経過すれば、ST102に進み、経過していなければST108へ進む。ST108で庫内温度制御用の温度検知手段11による検知した温度が予め定めたしきい値以上かどうかを判断する。温度がしきい値未満であればST107へ戻るが、しきい値以上であればST102へ進み、レンジ機能すなわちマグネトロン12が発振開始しているかどうかを判断し、発振していればST103へ進み、ST103で発振時間の半分が経過したかどうか判断し、経過していればST104で冷却ファン15を回転させる。ST105でマグネトロン12の発振が継続しているかどうか判断し、発振が止まればST106で冷却ファン15を停止させる。このフローにより、運転開始から一定時間経過していなくても、連続して使用された場合には、庫内温度制御用の温度検知手段11による検知した温度が高いので、冷却ファン15の回転を早めることができる。
【0037】
以上のように本実施例においては、運転開始からの経過時間と庫内温度制御用温度検知手段11の検知温度の両条件によって、冷却ファン15の運転開始時間を可変することにより、連続して使用された場合、運転開始からの時間は短くても、庫内温度制御用の温度検知手段11の検知温度は高いので、連続使用であると判断し、冷却ファン15の回転開始を早めることができ、マグネトロン12、ガスコック6共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0038】
(実施例5)
図7は本発明の第5の実施例における複合調理器の冷却ファン15の回転動作を示すフローチャートである。
【0039】
ST109で運転が終了した後、ST110で終了前の機能(レンジ機能かオーブン機能か同時料理機能)を記憶する。ST111で一定時間経過すればST112で記憶した前回使用機能を消去するが、一定時間経過前にST113で運転が開始されたと判断すれば、ST114へ進む。ST114で前回使用機能がオーブン機能であれば、ST107へ進み、運転開始から一定時間経過したかどうかを判断する。一定時間経過すれば、ST102に進み、経過していなければST108へ進む。ST108で庫内温度制御用の温度検知手段11による検知した温度があらかじめ定めたしきい値以上かどうかを判断し、温度がしきい値未満であればST107へ戻るが、しきい値以上であればST102へ進む。ST114で前回使用機能がレンジ機能か、同時調理機能であればST102へ進む。ST102で、レンジ機能すなわちマグネトロン12が発振開始しているかどうかを判断し、発振していればST103へ進み、ST103で発振時間の半分が経過したかどうか判断し、経過していればST104で冷却ファン15を回転させる。ST105でマグネトロン12の発振が継続しているかどうか判断し、発振が止まればST106で冷却ファン15を停止させる。
【0040】
このフローにより、前回使用機能がレンジ機能か同時調理機能で、使用後一定時間経過していない場合、マグネトロン12の温度はすでにある程度高温となっている為、運転開始から一定時間経過していなくても、冷却ファン15の回転開始を早めることができ、マグネトロン12、ガスコック6共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0041】
以上のように本実施例においては、冷却ファン15の回転開始時間を、前回使用した機能を一定時間記憶し、前回使用した機能により冷却ファン15の回転開始時間を可変とすることにより、レンジ機能を使用後すぐにガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用しても、運転開始からの時間は短く、かつ庫内温度制御用の温度検知手段の検知温度が低いが、前回使用がレンジ機能であると記憶しているので、マグネトロン12が高温であると判断し、冷却ファン15の回転開始を早めることができ、マグネトロン12、ガスコック6共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、冷却ファンの送風によりマグネトロンを冷やしながら、マグネトロンにより熱せられた風によるガスコックの温度上昇を抑えることができ、安全性の高い複合調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における複合調理器の側面要部断面図
【図2】同複合調理器の操作面の正面図
【図3】本発明の実施例2における複合調理器の側面要部断面図
【図4】同複合調理器の冷却ファン回転のフローチャート
【図5】本発明の実施例3における複合調理器の冷却ファン回転のフローチャート
【図6】本発明の実施例4における複合調理器の冷却ファン回転のフローチャート
【図7】本発明の実施例5における複合調理器の冷却ファン回転のフローチャート
【図8】従来の複合調理器の回路構成図
【符号の説明】
6 ガスコック
11 庫内温度制御用温度検知手段
12 マグネトロン
15 冷却ファン
25 温度検知手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池レンジ機能とガスオーブン機能を備えた複合調理器の内部部品の冷却に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の複合調理器は、電子レンジとガスオーブンの同時調理時には、電子レンジ機能と同期して冷却ファンを動作させている(特許文献1参照)。
【0003】
図8は、上記文献に記載された従来の複合調理器の回路構成図を示すものである。図8において、1は高圧トランス、2は冷却ファン、3は第1の制御リレー、4は第2の制御リレー、5は電源である。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−243094号公報(段落番号0013〜0015、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、冷却ファン2の入力の一方は第2制御リレー4の高圧トランス側1に、もう一方は第1の制御リレー3の電源5側に接続し、第2の制御リレー4によって高圧トランス1を断続させて、第1の制御リレー3を連続ONの状態とすることにより、冷却ファン2を高圧トランス1すなわちマグネトロンの発振時間と同期して、回転させている。その為、逆にマグネトロンにより熱せられた風により、ガスコックの温度が高くなりやすいという課題があった。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
上記従来の課題を解決するため本発明の複合調理器は、オーブンバーナへのガス流量を制御するガスコックと、電子レンジ機能用のマグネトロンと、マグネトロンに冷却風を送る冷却ファンとを備え、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロンの発振時間とは非同期に、発振時間より短い時間、冷却ファンを回転するようにしたものである。
【0007】
これによって、冷却ファンの送風によりマグネトロンを冷やしながら、冷却ファンの回転時間を発振時間より短くすることにより、マグネトロンにより熱せられた風によるガスコックの温度上昇を抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、オーブンバーナへのガス流量を制御するガスコックと、電子レンジ機能用のマグネトロンと、マグネトロンに冷却風を送る冷却ファンとを備え、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロンの発振時間とは非同期に、発振時間より短い時間、冷却ファンを回転することにより、マグネトロンの動作中、常にマグネトロンで熱せられた風がガスコックに流れるということがなくなり、ガスコックの温度上昇が抑えられるとともに、冷却ファンの送風によりマグネトロンを冷却することができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、特に、請求項1記載の冷却ファンの回転を、マグネトロン近傍に設けた温度検知手段の温度が、予め定めたしきい値より高くなった時から開始することにより、マグネトロンの温度上昇による影響を確認しながら冷却ファンの回転開始を遅らせることができ、マグネトロンにより熱せられた風によるガスコックの温度上昇を効果的に抑えることができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、特に、請求項1記載の冷却ファンの回転を、請求項2記載の温度検知手段に替えて、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する運転開始から予め定めた一定時間後より開始するようにしたもので、これにより温度検知手段を構成する部品を削減でき、安価に器具を提供することができるとともに、時間要素で冷却ファンの回転開始を遅らせることができるため、マグネトロンにより熱せられた風によるガスコックの温度上昇を確実に抑えることができる。
【0011】
請求項4記載の発明は、特に、請求項1記載の冷却ファンの回転開始時間を、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する運転開始からの経過時間と、庫内温度制御用温度検知手段の検知温度の両条件によって可変することにより、同時使用の使用形態に即した冷却動作を行うことができる。例えば、連続して使用された場合、運転開始からの時間は短くても庫内温度制御用の温度検知手段の検知温度は高いので、連続使用であると判断し、冷却ファンの回転開始を早めることができ、マグネトロン、ガスコック共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0012】
請求項5記載の発明は、特に、請求項1記載の冷却ファンの回転開始時間を、前回使用した機能を一定時間記憶し、前回使用した機能により冷却ファンの回転開始時間を可変することにより、ガスオーブン機能とレンジ機能の使用形態に即した冷却動作を行うことができる。例えば、レンジ機能を使用後、すぐにガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用しても、運転開始からの時間は短く、かつ庫内温度制御用の温度検知手段の検知温度が低いが、前回使用がレンジ機能であると記憶しているので、マグネトロンが高温であると判断し、冷却ファンの回転開始を早めることができ、マグネトロン、ガスコック共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0014】
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施例における複合調理器の側面要部断面図、図2は同複合調理器の操作面の正面図を示すものである。図1において、ガスコック6とオーブンバーナ7はオーブン庫8の背面下部に設け、オーブン庫8の背面には循環ファン9を設けている。オーブン庫8の上部には排気塔10を設け、排気塔10にはサーミスタを用いた温度検知手段11を設けている。
【0015】
また、オーブン庫8側面中央部にはマグネトロン12を設け、マグネトロン12を中心に、下方にインバータ基板13、上方に電源基板14、前方に冷却ファン15を設けている。
【0016】
また、器具前面には操作部16を設け、操作部16には器具制御用のマイコン17と操作面18を設けている。
【0017】
図2において、操作面18には、レンジ機能キー19、オーブン機能キー20、レンジ機能とオーブン機能の同時調理キー21、調節キー22、スタートキー23、取消キー24を設けている。
【0018】
以上のように構成された複合調理器について、以下その動作、作用を説明する。
【0019】
まず、オーブン機能の動作を説明する。使用者がオーブンを使用する際は、オーブン機能キー20を押し、温度、時間を調節キー22で選択し、スタートキー23を押す。
【0020】
スタートキー23が押されると、電源基板14からガスコック6に電力が与えられ弁が開き、オーブンバーナ7へガスが供給され燃焼を開始する。燃焼により熱せられた空気は循環ファン9の回転によりオーブン庫8の庫内へ導かれる。熱せられた空気は排気塔10を通過し器具外へ排出されるが、庫内温度制御用温度検知手段11により検知された温度が、操作部16に設けたマイコン17に伝えられ、マイコン17は設定温度別に定めたしきい値温度を超えるまでオーブンバーナ7の燃焼を継続し、しきい値温度を超えると燃焼を停止させ、庫内の温度を一定に保つ。
【0021】
オーブン機能では、オーブン庫からの輻射熱が内部部品であるガスコック6、電源基板14等に伝わり、また冷却ファン15は回さないので、雰囲気温度は自然対流により下側が低く、上側が高いという温度分布となる。
【0022】
次に、レンジ機能を説明する。使用者がレンジを使用する際には、レンジ機能キー19を押し、時間を調節キー22で選択し、スタートキー23を押す。スタートキー23が押されると、インバータ基板13から高電圧がマグネトロン12に供給され、マグネトロン12はオーブン庫8の庫内に電波を発振する。この時マグネトロン12は高温になる為、冷却ファン15を回し、マグネトロン12を冷却する。レンジ機能での内部の温度分布は、冷却ファン15の風により強制対流されるので、マグネトロン12によって熱せられた温度分が全体的にほぼ均一に上昇する。
【0023】
最後に、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する同時調理機能の場合を説明する。使用者が同時調理機能を使用する場合は同時調理キー21を押し、温度、時間を調節キー22で選択し、スタートキー23を押す。操作を誤った場合は、いずれも取消キー24を押すことによりやり直すことができる。スタートキー23が押されると、先に説明したオーブン機能、レンジ機能の両方の動作を行う。
【0024】
但し、この同時調理機能の対象となるメニューはケーキ等であり、マグネトロン12を連続して発振させるわけではなく、例えば8秒オン、40秒オフというように断続的に発振させ、1分間に数秒から十数秒しかマグネトロンを発振させない。
【0025】
この場合の内部温度分布は、オーブン機能の温度分布に加え、マグネトロン12を冷やすために冷却ファン15を回すと、マグネトロン12によって熱せられた風がさらにガスコック6の温度を上昇させる。ガスコック6には、ガス用のパッキンとしてゴム製の部品が数点使用しているため、使用温度範囲があまり高くないので、温度上昇値を低く抑える必要がある。
【0026】
本発明では、同時調理時のレンジ出力を、レンジ強での出力(700W)より低く(300W)し、マグネトロン12の発熱量を抑えると共に、冷却ファン15の回転を、マグネトロン12の発振時間と同期させず、マグネトロン12の発振時間が8秒なら、その後半の4秒のみ回し、マグネトロン12によって熱せられた風によるガスコック6の温度上昇値を抑えている。
【0027】
以上のように、本実施例においてはオーブンバーナ7へのガス流量を制御するガスコック6と、電子レンジ機能用のマグネトロン12と、マグネトロン12に冷却風を送る冷却ファン15とを備え、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロン12の発振時間とは非同期に、発振時間より短い時間冷却ファン15を回転することにより、冷却ファン15の送風によりマグネトロン12を冷やしながら、マグネトロン12により熱せられた風によるガスコック6の温度上昇を抑えることができる。
【0028】
なお、本実施例において、冷却ファン15の回転時間をマグネトロン12の発振時間の半分としたが、マグネトロン12の温度上昇値とガスコック6の温度上昇値の余裕度を変えるために、回転時間を発振時間の1/4程度から3/4程度までの間で変えられることは自明である。
【0029】
(実施例2)
図3は本発明の第2の実施例における複合調理器の側面要部断面図である。本実施例では、マグネトロン12上部に、サーミスタを用いた温度検知手段25を設けている。図4は本実施例における冷却ファン15の回転動作を示すフローチャートである。
【0030】
ST100でガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する同時調理を開始すると、ST101で温度検知手段25により検知した温度が予め定めたしきい値以上かどうかを判断する。温度がしきい値未満であれば戻り、しきい値以上であれば、次のST102へ進む。ST102で、レンジ機能すなわちマグネトロン12が発振開始しているかどうかを判断し、発振していればST103へ進み、ST103で発振時間の半分が経過したかどうか判断し、経過していればST104で冷却ファン15を回転させる。ST105でマグネトロン12の発振が継続しているかどうか判断し、発振が止まればST106で冷却ファン15を停止させる。このフローにより、マグネトロン12が発振していても、検知手段の温度がしきい値を超えなければ冷却ファン15は回転することはない。
【0031】
以上のように本実施例においては、冷却ファン15の回転を、マグネトロン12近傍に設けた温度検知手段25の温度が、あらかじめ定められたしきい値より高くなった時から開始することにより、冷却ファン15の回転開始を遅らせることができ、マグネトロン12により熱せられた風によるガスコック6の温度上昇を抑えることができる。
【0032】
(実施例3)
図5は本発明の第3の実施例における複合調理器の冷却ファン15の回転動作を示すフローチャートである。
【0033】
ST100でガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する同時調理を開始すると、ST107で運転開始から一定時間経過したかどうかを判断する。一定時間経過すれば、ST102でレンジ機能すなわちマグネトロン12が発振開始しているかどうかを判断し、発振していればST103へ進み、ST103で発振時間の半分が経過したかどうか判断し、経過していればST104で冷却ファン15を回転させる。ST105でマグネトロン12の発振が継続しているかどうか判断し、発振が止まればST106で冷却ファン15を停止させる。このフローにより、マグネトロン12が発振していても、運転開始から一定時間経過しなければ冷却ファン15は回転することはない。
【0034】
以上のように本実施例においては、冷却ファン15の回転を、温度検知手段に替えて、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する運転開始から予め定めた一定時間後より開始することにより、温度検知手段に必要な部品を削減でき、安価に器具を提供することができるとともに、冷却ファン15の回転開始を遅らせる事ができ、マグネトロン12により熱せられた風によるガスコック6の温度上昇を抑えることができる。
【0035】
(実施例4)
図6は本発明の第4の実施例におけるの複合調理器の冷却ファン15の回転動作を示すフローチャートである。
【0036】
ST100でガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する同時調理を開始すると、ST107で運転開始から一定時間経過したかどうかを判断する。一定時間経過すれば、ST102に進み、経過していなければST108へ進む。ST108で庫内温度制御用の温度検知手段11による検知した温度が予め定めたしきい値以上かどうかを判断する。温度がしきい値未満であればST107へ戻るが、しきい値以上であればST102へ進み、レンジ機能すなわちマグネトロン12が発振開始しているかどうかを判断し、発振していればST103へ進み、ST103で発振時間の半分が経過したかどうか判断し、経過していればST104で冷却ファン15を回転させる。ST105でマグネトロン12の発振が継続しているかどうか判断し、発振が止まればST106で冷却ファン15を停止させる。このフローにより、運転開始から一定時間経過していなくても、連続して使用された場合には、庫内温度制御用の温度検知手段11による検知した温度が高いので、冷却ファン15の回転を早めることができる。
【0037】
以上のように本実施例においては、運転開始からの経過時間と庫内温度制御用温度検知手段11の検知温度の両条件によって、冷却ファン15の運転開始時間を可変することにより、連続して使用された場合、運転開始からの時間は短くても、庫内温度制御用の温度検知手段11の検知温度は高いので、連続使用であると判断し、冷却ファン15の回転開始を早めることができ、マグネトロン12、ガスコック6共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0038】
(実施例5)
図7は本発明の第5の実施例における複合調理器の冷却ファン15の回転動作を示すフローチャートである。
【0039】
ST109で運転が終了した後、ST110で終了前の機能(レンジ機能かオーブン機能か同時料理機能)を記憶する。ST111で一定時間経過すればST112で記憶した前回使用機能を消去するが、一定時間経過前にST113で運転が開始されたと判断すれば、ST114へ進む。ST114で前回使用機能がオーブン機能であれば、ST107へ進み、運転開始から一定時間経過したかどうかを判断する。一定時間経過すれば、ST102に進み、経過していなければST108へ進む。ST108で庫内温度制御用の温度検知手段11による検知した温度があらかじめ定めたしきい値以上かどうかを判断し、温度がしきい値未満であればST107へ戻るが、しきい値以上であればST102へ進む。ST114で前回使用機能がレンジ機能か、同時調理機能であればST102へ進む。ST102で、レンジ機能すなわちマグネトロン12が発振開始しているかどうかを判断し、発振していればST103へ進み、ST103で発振時間の半分が経過したかどうか判断し、経過していればST104で冷却ファン15を回転させる。ST105でマグネトロン12の発振が継続しているかどうか判断し、発振が止まればST106で冷却ファン15を停止させる。
【0040】
このフローにより、前回使用機能がレンジ機能か同時調理機能で、使用後一定時間経過していない場合、マグネトロン12の温度はすでにある程度高温となっている為、運転開始から一定時間経過していなくても、冷却ファン15の回転開始を早めることができ、マグネトロン12、ガスコック6共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0041】
以上のように本実施例においては、冷却ファン15の回転開始時間を、前回使用した機能を一定時間記憶し、前回使用した機能により冷却ファン15の回転開始時間を可変とすることにより、レンジ機能を使用後すぐにガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用しても、運転開始からの時間は短く、かつ庫内温度制御用の温度検知手段の検知温度が低いが、前回使用がレンジ機能であると記憶しているので、マグネトロン12が高温であると判断し、冷却ファン15の回転開始を早めることができ、マグネトロン12、ガスコック6共に異常な温度上昇を抑えることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、冷却ファンの送風によりマグネトロンを冷やしながら、マグネトロンにより熱せられた風によるガスコックの温度上昇を抑えることができ、安全性の高い複合調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における複合調理器の側面要部断面図
【図2】同複合調理器の操作面の正面図
【図3】本発明の実施例2における複合調理器の側面要部断面図
【図4】同複合調理器の冷却ファン回転のフローチャート
【図5】本発明の実施例3における複合調理器の冷却ファン回転のフローチャート
【図6】本発明の実施例4における複合調理器の冷却ファン回転のフローチャート
【図7】本発明の実施例5における複合調理器の冷却ファン回転のフローチャート
【図8】従来の複合調理器の回路構成図
【符号の説明】
6 ガスコック
11 庫内温度制御用温度検知手段
12 マグネトロン
15 冷却ファン
25 温度検知手段
Claims (5)
- 電子レンジ機能とガスオーブン機能とを備えた複合調理器において、ガス流量を制御するガスコックと、電子レンジ機能用のマグネトロンと、マグネトロンに冷却風を送る冷却ファンとを備え、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する際、マグネトロンの発振時間とは非同期に、発振時間より短い時間、冷却ファンを回転するようにした複合調理器。
- 温度検知手段をマグネトロン近傍に設け、冷却ファンの回転は、温度検知手段の温度が、予め定めたしきい値より高くなった時から開始するようにた請求項1記載の複合調理器。
- 冷却ファンの回転は、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する運転開始から予め定めた一定時間後に開始するようにした請求項1記載の複合調理器。
- 庫内温度制御用温度検知手段を備え、冷却ファンの回転開始時間は、ガスオーブン機能とレンジ機能を同時に使用する運転開始からの経過時時間と、庫内温度制御用温度検知手段の検知温度の両条件によって可変するようにした請求項1記載の複合調理器。
- 前回使用した機能を一定時間記憶し、前回使用した機能により冷却ファンの回転開始時間を可変するようにした請求項1〜4のいずれか1項記載の複合調理器。
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-
2003
- 2003-03-06 JP JP2003059943A patent/JP2004270992A/ja active Pending
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