JP2004270726A - 変速時トルクダウン制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンのトルクダウンをタイミングよく行うことができ、変速ショックを緩和することができる変速時トルクダウン制御装置を提供する。
【解決手段】複数の摩擦要素を備え、その摩擦要素の締結状態を切り替えて変速段を変更する自動変速機10と、少なくとも車速及びアクセルペダル踏込量に基づいて自動変速機の変速段の変更を判断したら、その変速段になるように所定の摩擦要素に締結作動油圧を供給する油圧回路に設けられ、その油圧回路中の油圧が、所定の摩擦要素のピストンが実際に締結を開始する位置までストロークしたときの油圧に達したか否かを検出する油圧検出手段6と、油圧検出手段が油圧を検出したときからの経過時間が所定時間を経過したら、自動変速機に入力されるエンジントルクを減ずるトルクダウン制御を行うエンジントルク調整手段1とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両等の自動変速機に好適な変速時トルクダウン制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エンジンから車輪側へ動力が伝達される状態でアップシフトを行う、いわゆるドライブアップ変速するときは、変速ショックを緩和するためにエンジンのトルクダウンを行っている。そのトルクダウンは、例えば、入力軸の回転速度を微少時間ごとに検出して、その回転速度の変化を検知したらトルクダウンを行っている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3252731号公報(第4頁−第6頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の制御装置では、入力軸の回転速度を微少時間ごとに検出しているのであるが、検出時のタイミングによっては検出遅れが発生し得る。
【0005】
また、自動変速機コントローラからエンジンコントローラへトルクダウン要求信号を送出する構成では、
1.自動変速機コントローラが回転変化を検出
2.エンジンコントローラにトルクダウンを要求
3.エンジンコントローラがトルクダウン制御を実施
4.エンジンの実際のトルクが下がる
という工程を経て実際のトルクが下がる。そして、それぞれの工程の間にはコントローラの計算時間や信号の通信に費やす時間、ハード的なラグ等もあり、実際に回転の変化が起きてから実際のエンジントルクが下がるまでには、所定の時間が必要となるので、自動変速機側で必要とするタイミングでトルクダウンが開始されない、という問題があった。
【0006】
特に、イナーシャフェーズが始まった直後に発生する突き上げショックを緩和することを目的としてトルクダウンを行う場合には、実際のイナーシャフェーズが起き始めたその瞬間に、速やかにトルクダウンが行えなければ、問題となるショックが発生したあとにトルクダウンを行うことになってしまうので、突き上げショックの緩和という目的を達成できない。このようにトルクダウンが行われるまでの時間遅れがあると、適切なタイミングでのトルクダウンを行うことができず、目的の達成ができないこととなる。
【0007】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、エンジンのトルクダウンをタイミングよく行うことができ、変速ショックを一層緩和することができる変速時トルクダウン制御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
【0009】
本発明は、複数の摩擦要素を備え、その摩擦要素の締結状態を切り替えて変速段を変更する自動変速機と、前記自動変速機の変速段の変更を、少なくとも車速及びアクセルペダル踏込量に基づいて判断する変速段変更判断手段と、前記変速段変更判断手段において変速段の変更を判断したら、変速段の変更に伴い解放状態から締結状態に状態が変化する摩擦要素に締結作動油圧を供給する油圧回路と、前記油圧回路に設けられ、その油圧回路中の油圧が、前記所定の摩擦要素のピストンが実際に締結を開始する位置までストロークしたときの油圧に達したか否かを検出する油圧検出手段と、前記油圧検出手段が前記油圧を検出したときからの経過時間を測定する第1のタイマと、前記第1のタイマの測定時間が所定時間を経過したら、前記自動変速機に入力されるエンジントルクを減ずるトルクダウン制御を行うエンジントルク調整手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
【作用・効果】
本発明によれば、所定の摩擦要素に締結作動油圧を供給する油圧回路中の油圧が、前記所定の摩擦要素のピストンが実際に締結を開始する位置までストロークしたときの油圧に達したか否かを検出し、その検出時点から所定時間を経過したら、自動変速機に入力されるエンジントルクを減ずることとしたので、油圧回路に供給される油圧や、ピストンが解放している状態から実際に締結を開始する位置までにピストンがストロークする量のばらつき・経時変化等により生ずる、摩擦要素のピストンのストロークが終了するタイミングのばらつきに影響されることなく、イナーシャフェーズの開始と同時にエンジンのトルクダウンを行うことができ、変速ショック、特に変速初期の突き上げ感を緩和して、変速ショックの一層の低減を図ることができるようになった。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
【0012】
図1は、本発明による変速時トルクダウン制御装置の一実施形態を示す図である。
【0013】
自動変速機10は、入力軸14に入力された駆動力を変速して出力軸15から出力する。自動変速機10は、一般的な変速機であるため、内部の詳細な構造については図示を省略するが、内部に、複数の遊星歯車と、複数の摩擦要素とを備えており、その摩擦要素を断続して遊星歯車の回転要素を変更することで変速及び前後進切替を行う。摩擦要素には、油圧(締結作動油圧)が供給されて断続(解放/締結)が制御される。油圧を供給する油圧回路の途中には、油圧スイッチ6が設けられている。この油圧スイッチ6は、油圧回路中の油圧が、摩擦要素のピストンが実際に締結を開始する位置までストロークしたときの油圧を作動圧とし、この作動圧に達したらON信号を出力して、摩擦要素のピストンの締結/解放状態の判断を可能にする。
【0014】
自動変速機10の入力軸14は、トルクコンバータ12を介してエンジン11の出力軸13と連結している。入力軸14の回転速度はトルクコンバータ12に設けられた入力軸回転速度センサ3によって検出され、その回転速度信号がコントローラ1に出力される。出力軸15の回転速度は自動変速機10に設けられた出力軸回転速度センサ4によって検出され、その回転速度信号がコントローラ1に出力される。なお、この出力軸15の回転速度から車速が算出される。エンジン11の回転速度Neはエンジン回転速度センサ2によって検出される。
【0015】
また、コントローラ1は、アクセルペダル踏み込み量を検出するアクセルペダル踏込量センサ5からのアクセルペダル踏込量APOと、出力軸回転速度センサ4の検出値から算出した車速VSPとを読み込む。コントローラ1は、それらセンサ類2〜5から読み込んだ信号に応じて所定の変速マップに基づいて変速制御を行う。本願は、エンジンから車輪側へ車両の速度が増す側の動力が伝達される状態でのドライブアップ変速時のトルクダウン制御に関するものである。
【0016】
図2は、本実施形態の変速時トルクダウン制御装置の作動について説明するフローチャートである。
【0017】
本制御は、一定の微少時間(例えば10msec)ごとに繰り返し実行している。
【0018】
ステップS101では、アップシフト制御中であるか否かを判断し、アップシフト制御中であればステップS102へ進み、アップシフト制御中でなければステップS111へ進んで制御を行わない。
【0019】
ステップS102では、アップシフトタイマをカウントアップし、ステップS103において、そのアップシフトタイマが所定値(TimerTrg2)よりも大きいか否かを判断する。大きければステップS108へ進み、大きくなければステップS104へ進む。
【0020】
ステップS104では、現在のフェーズがイナーシャフェーズであるか否かを判断する。イナーシャフェーズであるか否かは、具体的には、ギヤ比、あるいはタービン回転速度の変化等によって判断する。イナーシャフェーズでなければステップS105へ進み、イナーシャフェーズであればステップS108へ進む。
【0021】
ステップS105では、油圧スイッチ6の状態がONであるか否かを判断する。ここで、油圧スイッチ6の状態がONになっていなければステップS111へ進み、油圧スイッチの状態がONになっていればステップS106へ進む。
【0022】
ステップS106では油圧スイッチONタイマをカウントアップし、ステップS107において、そのタイマが所定値(TimerTrg1)よりも大きいか否かを判断する。小さければステップS111へ進み、大きければステップS108へ進む。
【0023】
なお、この所定値(TimerTrg1)は、あらかじめコントローラ1に記憶されている。すなわち、アップシフト制御を開始して、油圧スイッチ6がONになってから、実際にイナーシャフェーズが始まるまでの時間は、車速、スロットル開度、油温等の条件が同一である限り一定であり、その時間はバラつかない。したがって、その時間はシステムごとにあらかじめ求められており、その時間に応じて所定値(TimerTrg1)を決めている。ただし、この時間は油温、スロットル開度、変速段等によって変わるので、所定値(TimerTrg1)は、それに応じて変えられ、それらの情報がコントローラ1に記憶されている。
【0024】
ステップS108では、エンジンのトルクダウンを行う。具体的には、燃料噴射量の低減などの公知の制御を行う。
【0025】
ステップS109では、ステップS108で実行しているトルクダウン制御を終了すべきか否かを判断し、終了すべきでなければ直接ステップS111へ進み、終了すべきであればステップS110へ進んでトルクダウン制御を終了してからステップS111へ進む。なお、ステップS109でのトルクダウンの終了判断は、図3に示すトルクダウン制御の第5フェーズを行った結果にて判断する。
【0026】
図3は、本実施形態の変速時トルクダウン制御装置の動作について説明するタイムチャートである。
【0027】
続いて、この図3のタイムチャートを参照して制御方法を説明する。なお、以下の説明において、ステップとは図2のフローチャートのステップに対応するものである。
【0028】
(第1フェーズ)
アップシフト制御中でなければ(ステップS101)、処理を行わない(ステップS111)。アップシフト制御を開始するまでは、この制御(ステップS101→S111)を繰り返す。
【0029】
(第2フェーズ)
次に、アップシフト制御が開始したら(時間t1;ステップS101)、アップシフトタイマのカウントアップを行い(ステップS102)、そのアップシフトタイマの値がTimerTrg2に達しておらず(ステップS103)、イナーシャフェーズも開始しておらず(ステップS104)、油圧スイッチがOFFのときは(ステップS105)、エンジンのトルクダウン制御を行わない(ステップS111)。油圧スイッチがONになるか、イナーシャフェーズの開始判断をするまでは、この制御(ステップS101→S102→S103→S104→S105→S111)を繰り返す。
【0030】
(第3フェーズ)
続いて、イナーシャフェーズが始まらない状態で油圧スイッチがONになったら(時間t2;ステップS105)、油圧スイッチONタイマをカウントアップし(ステップS106)、イナーシャフェーズが始まらない状態で、その油圧スイッチONタイマの値がTimerTrg1に達するまでは(ステップS107)、エンジンのトルクダウン制御を行わない(ステップS111)。イナーシャフェーズが始まらない状態で油圧スイッチONタイマの値がTimerTrg1に達するまでは、この制御(ステップS101→S102→S103→S104→S105→S106→S107→S111)を繰り返す。
【0031】
(第4フェーズ)
続いて、油圧スイッチONタイマの値がTimerTrg1に達したら(時間t3;ステップS107)、アップシフト用トルクダウン制御を行う(ステップS108)。油圧スイッチONタイマの値がTimerTrg1に達した以降は、この制御(ステップS101→S102→S103→S104→S105→S106→S107→S108→S109→S111)を繰り返す。なお、第3フェーズ中にイナーシャフェーズの開始を判断しても(ステップS104)、ステップS101→S102→S103→S104→S108→S109→S111の制御を行い、また、第3フェーズ中にアップシフトタイマの値がTimerTrg2に達したと判断しても(ステップS103)、ステップS101→S102→S103→S108→S109→S111の制御を行う。
【0032】
このように、第4フェーズの開始条件は3種類あるが、本発明の狙いは、ステップS107による判断によって第4フェーズの制御を開始することである。ステップS103、S104を設けている目的は、油圧スイッチの故障等の理由によってステップS107による第4フェーズの開始を判断できない場合にも、ステップS103あるいはステップS104により第4フェーズの開始を判断できるようにすることで、故障があったとしても従来技術と同等の効果を得られるようにすることである。狙い通りにステップS107により第4フェーズの開始を判断したあとにステップS103やS104による開始条件が成立した場合にはフローチャート上の流れは変わるが、第4フェーズの制御を実行し続けることにかわりはなく、ステップS103やS104の条件を入れることに、効果はあっても副作用は全くない。
【0033】
(第5フェーズ)
続いて、トルクダウン制御の終了判断をしたら(時間t4;ステップS109)、トルクダウン制御を終了する(ステップS110→S111)。このトルクダウン制御の終了判断は、イナーシャフェーズの終了や、タイマー等で行う。
【0034】
従来の制御装置では、エンジン回転速度の変化を検知した後、エンジンのトルクダウンを行うので、エンジン回転速度変化と同時にエンジンのトルクダウンを行うことはできず、変速ショックの緩和に限界があった。
【0035】
しかし、本実施形態によれば、油圧回路中の油圧スイッチ6がONとなって一定時間(TimerTrg1)が経過したらエンジンのトルクダウンを行うようにしたので、実際のイナーシャフェーズの開始にあわせてエンジンのトルクダウンを行うことが可能になった。また、TimerTrg1は、油温、スロットル開度、変速段に応じて変えられるので、走行状態が変わっても、実際のイナーシャフェーズの開始にあわせてエンジンのトルクダウンを行うことが可能である。
【0036】
なお、このように、エンジンのトルクダウンを開始するためのタイミングは、例えば、アップシフト制御を開始して、アップシフトに伴い解放状態から締結状態に状態が変化する摩擦要素に締結作動油圧を供給する制御の開始とともに、タイマの作動を開始し、所定時間が経過したら、エンジンのトルクダウンを行うことも考えられる。しかし、そのようにすると、コントローラが、制御指令を出してから、油圧室に油圧を充填し、実際に締結要素のピストンを作動させるまでに時間がかかるため、ピストンが解放している状態から実際に締結を開始する位置までのストローク量のばらつき・経時変化等により生ずる、摩擦要素のピストンのストロークが終了するタイミングのばらつきも大きくなる。また、ピストンを押し戻すバネその他の部品の精度バラツキ、油圧回路の油温等によっても、その時間のズレが発生し得る。
【0037】
そこで、本願では、締結作動油圧を供給する制御の開始後、棚圧状態が終了した時点を検知する油圧スイッチ6を設け、その油圧スイッチ6がONになってから経過した時間に基づいてエンジンのトルクダウンを行うこととした。このようにすることで、ピストンがストロークする量のばらつき・経時変化等により生ずる、摩擦要素のピストンのストロークが終了するタイミングのばらつきに影響されることなく、イナーシャフェーズの開始と同時にエンジンのトルクダウンを行うことができるようになったので、変速ショック、特に変速初期の突き上げ感を緩和して、変速ショックの一層の低減を図ることができるようになったのである。
【0038】
また、TimerTrg1の経過にかかわらず、イナーシャフェーズの開始により、エンジンのトルクダウンを行うようにしたので、万一、油圧スイッチ6に故障等が生じても、トルクダウンを行い、ショックの緩和をはかることができる。
【0039】
また、TimerTrg1の経過やイナーシャフェーズの状態にかかわらず、アップシフトを開始して一定時間(TimerTrg2)が経過したらエンジンのトルクダウンを行うようにしたので、油圧スイッチとギヤ比検出装置との両方に故障等が生じても、トルクダウンにより変速ショックの緩和が可能になっている。
【0040】
なお、以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変速時トルクダウン制御装置の一実施形態を示す図である。
【図2】本実施形態の変速時トルクダウン制御装置の作動について説明するフローチャートである。
【図3】本実施形態の変速時トルクダウン制御装置の動作について説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 コントローラ
2 エンジン回転速度センサ
3 入力軸回転速度センサ
4 出力軸回転速度センサ
5 アクセルペダル踏込量センサ
6 油圧スイッチ
10 自動変速機
11 エンジン
12 トルクコンバータ

Claims (5)

  1. 複数の摩擦要素を備え、その摩擦要素の締結状態を切り替えて変速段を変更する自動変速機と、
    前記自動変速機の変速段の変更を、少なくとも車速及びアクセルペダル踏込量に基づいて判断する変速段変更判断手段と、
    前記変速段変更判断手段において変速段の変更を判断したら、その変速段になるように所定の摩擦要素に締結作動油圧を供給する油圧回路と、
    前記油圧回路に設けられ、その油圧回路中の油圧が、前記所定の摩擦要素のピストンが実際に締結を開始する位置までストロークしたときの油圧に達したか否かを検出する油圧検出手段と、
    前記油圧検出手段が前記油圧を検出したときからの経過時間を測定する第1のタイマと、
    前記第1のタイマの測定時間が所定時間を経過したら、前記自動変速機に入力されるエンジントルクを減ずるトルクダウン制御を行うエンジントルク調整手段と、
    を備えることを特徴とする変速時トルクダウン制御装置。
  2. 前記油圧回路は、前記変速段変更判断手段が、低速段から高速段へ変速するドライブアップ変速であると判断した場合に、アップシフトに伴い解放状態から締結状態に状態が変化する摩擦要素に締結作動油圧を供給する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のトルクダウン制御装置。
  3. 前記油圧検出手段は、作動圧が予め定められている油圧スイッチであって、その油圧スイッチが作動したか否かによって、前記所定の摩擦要素のピストンが実際に締結を開始する位置までストロークしたときの油圧に達したか否かを検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のトルクダウン制御装置。
  4. 前記所定時間は、油温、スロットル開度、変速段に応じて変更される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のトルクダウン制御装置。
  5. 前記油圧回路が締結作動油圧の供給を開始したときからの経過時間を測定する第2のタイマを備え、
    前記エンジントルク調整手段は、前記第2のタイマの測定時間が所定時間を経過したら前記自動変速機に入力されるエンジントルクを減ずるトルクダウン制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のトルクダウン制御装置。
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