JP2004270545A - ルーツ式流体機械 - Google Patents

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豪 河津
Yoshiyuki Hatasaki
良幸 畑崎
Masatoshi Hashimoto
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Abstract

【課題】ルーツ式流体機械において、比較的安価な構造により、低騒音化及び圧力脈動の低減を図る。
【解決手段】ルーツ式ブロワ1のケーシング10は、略筒状の胴部13と、胴部13の両端を封止する軸受ケース14及び軸受プレートとから構成されている。軸受ケース14及び軸受プレートの内面には、ロータ21,22の回転軸23と同心の円弧状の曲線溝30が設けられている。溝30は、吹出口18側の圧力室R4と、圧力室R4よりも進行方向後側の圧力室R2,R3とを連通させる。胴部13と軸受ケース14と軸受プレートとは鋳物で構成され、互いに組み立てられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ルーツ式流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ルーツ式ブロワやルーツ式真空ポンプなどに代表されるルーツ式流体機械は、水処理や空気輸送等、様々な産業分野で利用されている。
【0003】
ルーツ式流体機械では、複数の葉片を有するロータが密閉型のケーシング内で回転することにより、上記葉片とケーシングの内面とによって区画された複数の圧力室が吸込口側から吹出口側へと移動する。そして、吸込口から圧力室に吸い込まれた流体は、圧力室の移動と共に吹出口側へ搬送され、吹出口から吹き出される。
【0004】
ところで、吹出口側は高圧であるのに対し吸込口側は低圧であり、圧力室の圧力は、当該圧力室が吹出口とつながるまでは低圧のままである。一方、移動してきた圧力室が吹出口とつながる瞬間には、吹出口側の高圧と圧力室の低圧との間で大きな圧力差が生じ、吹出口から圧力室に向かって高圧の流体が急激に逆流する。そのため、従来のルーツ式流体機械では、上記逆流が原因となって大きな騒音が発生していた。また、圧力脈動が生じ、運転の不安定化を招くおそれがあった。
【0005】
そこで、そのような逆流を抑制することによって低騒音化や圧力脈動の低減を図る技術が提案されている。例えば、特許文献1及び2には、筒状のケーシングの内周面に、吹出口につながる前の圧力室を吹出口側と連通させる溝を設けたルーツ式ブロワが開示されている。これらのルーツ式ブロワでは、吹出口につながる前の圧力室に、上記溝を通じて吹出口側の高圧流体が徐々に流れ込む。そのため、上記圧力室が吹出口とつながる瞬間には、吹出口側と上記圧力室との圧力差がある程度緩和され、急激な逆流の発生が防止される。したがって、低騒音化や圧力脈動の抑制を図ることができる。
【0006】
【特許文献1】
特許第2616823号公報
【特許文献2】
特許第2884067号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術では、筒状のケーシングの内周面、すなわちケーシング内におけるロータの歯先面に対する壁面に、複数の溝を設けていた。ところが、ロータの歯先面はロータの最外周部に位置しており、ロータのうちで最も速度の速い部分である。そのため、溝を通じて圧力室に流れ込む流体の速度(逆流速度)が依然として大きかった。例えばロータの歯先面が各溝の先頭部分を通過する際に、圧力室に大きな圧力変動が生じ、依然としてある程度の騒音及び圧力脈動を招いていた。
【0008】
また、上記従来技術では、筒状のケーシングの内周面に溝を形成しなければならない分だけ、ケーシングの製造が難しかった。特に、ケーシングを鋳物で構成する場合には木型の製作が困難であり、木型のコストアップを招いていた。そのため、ケーシングの高コスト化を招いていた。
【0009】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ルーツ式流体機械の騒音及び圧力脈動の一層の低減を図ることにある。また、比較的安価な構造により、ルーツ式流体機械の低騒音化及び圧力脈動の低減を図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るルーツ式流体機械は、略筒状の胴部と該胴部の両端部を封止する第1及び第2の端板部とからなり、前記胴部の側面に吸込口及び吹出口が形成されたケーシングと、前記ケーシング内に設けられ、該ケーシングの長手方向に延びる回転軸と該回転軸の径方向に突出する複数の葉片とからなるロータとを備え、前記ケーシングの前記胴部と前記両端板部と前記ロータの前記葉片とにより、前記ロータの回転に従って前記吸込口側から前記吹出口側に移動する複数の圧力室が区画形成されたルーツ式流体機械であって、前記第1端板部及び前記第2端板部の一方又は両方に、前記吹出口につながった圧力室と該圧力室よりも進行方向後側の圧力室とを連通させる1又は2以上の溝が形成されているものである。
【0011】
上記ルーツ式流体機械では、吹出口側に移動している圧力室は、吹出口とつながる前に、第1端板部及び第2端板部の一方又は両方に形成された溝を介して吹出口側の圧力室と連通する。その結果、吹出口側の高圧の流体が上記溝を通じて流入し、吹出口側への移動に伴って圧力室の圧力は徐々に上昇する。したがって、上記圧力室が吹出口とつながる瞬間には、既に吹出口側との圧力差が緩和されているので、逆流は抑制される。
【0012】
ここで、吹出口側と上記圧力室とを連通させる溝は、第1端面部及び第2端面部の一方又は両方に形成されたものである。そのため、上記溝はロータの側部と対向することになり、従来技術のようにロータの葉片の先端部が溝と対向しつつその近傍を通過することはない。したがって、吹出口側と上記圧力室とが急激に連通することがなく、それらの連通の程度は圧力室の移動に従って徐々に増加していく。その結果、上記溝を介して吹出口側から上記圧力室に流体が逆流する際に、その逆流速度は比較的小さく抑えられる。したがって、騒音及び圧力脈動の一層の低減が図られる。
【0013】
なお、前記溝は、前記ロータの回転軸と同心の円弧状の曲線溝であってもよい。また、前記溝は、直線溝であってもよく、ジグザグ状の屈曲溝や湾曲溝等、他の形状からなる溝であってもよい。
【0014】
前記ケーシングの胴部と両端板部とは別部材で構成され、互いに組み立てられていることが好ましい。
【0015】
このことにより、第1端面部及び第2端面部の一方又は両方に予め前記溝を形成しておき、その後に両端面部を胴部と組み立てることによって、溝付きのケーシングを簡易かつ安価に製造することができる。
【0016】
前記ケーシングの胴部と両端板部とを鋳物で構成する場合であっても、鋳物の木型の製作は容易である。そのため、木型のコストアップを抑制することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1及び図2に示すように、実施形態に係るルーツ式流体機械は、3葉のルーツ式ブロワ1である。ブロワ1は、一対のロータ21,22を収容するケーシング10と、ロータ21,22のタイミングギア12を収容するギアケース11とを備えている。
【0019】
ケーシング10は、断面が長円型の筒形状からなる胴部13と、胴部13の一端を封止する軸受ケース14と、胴部13の他端を封止する軸受プレート15とを備えている。そして、これら胴部13の内周面と軸受ケース14及び軸受プレートの内側の端面とにより、ケーシング10の内部に密閉空間が形成されている。ロータ21,22は、上記密閉空間内に回転自在に収容されている。胴部13の一方の側面(図1の上側の側面)には吸込口17が形成され、他方の側面(図1の下側の側面)には吹出口18が形成されている。
【0020】
第1ロータ21及び第2ロータ22の各々は、ケーシング10の長手方向に延びる回転軸23と、回転軸23と平行に延び且つ回転軸23の径方向に突出する3つの葉片24とからなっている。なお、本実施形態では回転軸23と葉片24とは別部材で構成されているが、回転軸23と葉片24とは同一部材で構成されていてもよく、一体物として構成されていてもよい。両ロータ21,22の回転軸23は、軸受ケース14及び軸受プレート15に設けられた軸受19によって、回転自在に支持されている。
【0021】
図1に示すように、ケーシング10の内部には、各ロータ21,22の葉片24とケーシング10の内面とにより、複数の圧力室R1〜R4が区画形成されている。図2に示すように、第1ロータ21及び第2ロータ22の両回転軸23は、タイミングギア12によって連結されており、互いに同期しながら逆方向に回転する。なお、第1ロータ21及び第2ロータ22の一方には駆動機構(図示せず)が設けられており、一方のロータは駆動ロータとなり、他方のロータは従動ロータとなっている。
【0022】
上述のように両ロータ21,22が互いに逆方向に回転することによって、前記圧力室R1〜R4は、吸込口17側から吹出口18側に順次移動する。すなわち、図1に示すように、吸込口17とつながった圧力室R1は、ロータ21,22が回転するに従って、ロータ21,22の葉片24とケーシング10の内面とによって密閉された圧力室R2,R3となり、その後、吹出口18とつながった圧力室R4となる。このように圧力室が移動することにより、吸込口17から吸い込まれた空気が吹出口18に搬送され、吹出口18から吹き出される。
【0023】
図1及び図3に示すように、軸受ケース14及び軸受プレート15の内面には、複数の溝30が形成されている。これらの溝30は、吹出口18につながる前の圧力室R2,R3と吹出口18につながった圧力室R4とを連通させる溝である。
【0024】
本実施形態では、溝30は、各ロータ21,22の回転軸23と同心の円弧状の曲線溝からなっている。軸受ケース14及び軸受プレート15には、各回転軸23の径方向に並んだ左右3本ずつの溝30が形成されている。各溝30の両端部には、丸みが形成されている。
【0025】
ここでは、径方向に並んだ3本の溝30同士は、それらの先頭部分(ロータの回転方向後側の端部)が径方向に関して揃った位置にある。すなわち、回転軸23の軸心0と各溝30の先頭部分とを結ぶ仮想線L1と両回転軸23の軸心0を結ぶ仮想線L2とのなす角θは、一定である(図3参照)。これにより、吹出口18側の圧力室R4から圧力室R2,R3への高圧空気の導入は、各溝30においてほぼ同時に始まることになる。ただし、径方向に並んだ複数の溝同士は、それらの先頭部分が径方向に揃っていなくてもよく、高圧空気の導入は溝毎に順次行われてもよい。
【0026】
一方、各溝30の後側部分(ロータの回転方向前側の端部)は、径方向に関して不揃いの位置にある。ここでは、径方向内側の溝30の方が径方向外側の溝30よりも、後側部分が回転方向前側に位置している。ただし、各溝30の後側部分は、上記のような配置態様に限らず、他の配置態様で形成されていてもよい。例えば、各溝30の後側部分は、径方向に関して揃った位置にあってもよい。
【0027】
ケーシング10の各構成要素は鋳物で形成されている。すなわち、胴部13と軸受ケース14と軸受プレート15とは、それぞれ鋳物で形成されている。これら胴部13、軸受ケース14及び軸受プレート15は、それぞれが製造された後に互いに組み立てられている。すなわち、軸受ケース14及び軸受プレート15の溝30は、組立前に既に形成されている。本実施形態では、胴部13と軸受ケース14と軸受プレート15とは、締結具35によって締結されている。ただし、それらの組立方法は締結具35による締結に限定されるものではない。他の方法を用いて組み立てることも勿論可能である。
【0028】
次に、ルーツ式ブロワ1の動作について説明する。両ロータ21,22が回転すると、吸込口17から空気が吸い込まれる。そして、吸い込まれた空気は、吸込口17とつながった圧力室(図1の圧力室R1)に流入する。次に、ロータ21,22の回転方向後側の葉片24の先端部が吸込口17を通過すると、上記圧力室は密閉される。すなわち、上記圧力室は、回転方向の前側の葉片24と後側の葉片24とケーシング10の内面とにより区画された密閉圧力室(図1の圧力室R2,R3)となる。
【0029】
その後、上記圧力室R2,R3の前側の葉片24が溝30の先頭部分を通過すると(より詳しくは、前側の葉片24の両端面における後縁部が溝30の先頭部分を通過すると)、上記圧力室R2,R3は、溝30を介して吹出口18側の圧力室R4と連通する。その結果、溝30を通じて、吹出口18側の圧力室R4から上記圧力室R2,R3に高圧空気が徐々に導入される。
【0030】
その後、前側の葉片24が吹出口18を通過し、上記圧力室は吹出口18とつながった状態の圧力室R4となり、ロータ21,22の回転に伴って圧力室R4の容積が減少していく。その結果、上記圧力室R4内の空気は吹出口18から吹き出される。
【0031】
以上のように、本ルーツ式ブロワ1では、圧力室には吹出口18とつながる前から溝30を通じて高圧空気が徐々に導入される。そのため、吹出口18とつながった瞬間の圧力室への急激な逆流は抑制される。したがって、逆流に起因する騒音及び圧力脈動の発生を抑制することができる。特に、軸受ケース14及び軸受プレート15の内面に溝30を形成することとしたので、胴部13の内面に溝を形成する場合と異なり、高圧空気の逆流速度を低減することができる。すなわち、本ルーツ式ブロワ1では、溝30はロータ21,22の葉片24の先端部と対向するのではなく、ロータ21,22の端面と対向している。そのため、吹出口18側とその手前側の圧力室R2,R3とは穏やかに連通し、逆流速度は比較的小さく抑えられる。したがって、本ルーツ式ブロワ1によれば、騒音及び圧力脈動の一層の低減を図ることができる。
【0032】
また、溝30は軸受ケース14及び軸受プレート15に形成されているので、筒状の胴部13に溝を設ける場合と異なり、溝の形成が容易になる。すなわち、予め軸受ケース14及び軸受プレート15に溝30を形成しておき、その後に胴部13と軸受ケース14と軸受プレート15とを組み立てることにより、溝付きのケーシングを簡易かつ安価に製造することができる。本実施形態では、胴部13、軸受ケース14及び軸受プレート15は鋳物で構成されているので、胴部13の内面に溝を設ける必要がない分、鋳物の木型を安価に製造することができる。
【0033】
なお、上記実施形態では、軸受ケース14及び軸受プレート15の両方に溝30を設けていたが、溝30は軸受ケース14のみに設けられていてもよく、軸受プレート15のみに設けられていてもよい。
【0034】
溝30の形状及び個数は、特に限定されるものではない。例えば、図4に示すように、溝30を直線状に形成してもよい。また、図示は省略するが、溝30をジグザグ状の屈曲溝で構成してもよいし、あるいはまた、溝30をジグザグ状の湾曲溝で構成することも可能である。
【0035】
本発明に係るルーツ式流体機械は、ルーツ式ブロワに限らず、ルーツ式真空ポンプ等、他のルーツ式流体機械であってもよい。
【0036】
また、ロータ21,22の葉片24の個数は3に限定されるものではなく、2又は4以上であってもよい。
【0037】
上記実施形態では、ケーシング10の胴部13と軸受ケース14と軸受プレート15とを別体とし、それぞれを製造した後に互いに組み立てるようにしたが、軸受ケース14及び軸受プレート15のいずれか一方を胴部13と一体化し、同時に製作するようにしてもよい。ケーシング10の製造方法は特に限定されるものではない。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、ケーシングの両端板部の一方又は両方に、吹出口につながった圧力室と該圧力室よりも進行方向後側の圧力室とを連通させる溝を設けることとしたので、吹出口側の圧力室から進行方向後側の圧力室に向かう流体の逆流速度を小さく抑えることができる。したがって、騒音及び圧力脈動を低減させることができる。
【0039】
前記溝をロータの回転軸と同心の円弧状の曲線溝で形成することにより、逆流速度を効果的に抑制することができる。
【0040】
胴部と両端板部とを別部材で構成し、それらを組み立てることによってケーシングを形成することとすれば、組立前の両端板部の一方又は両方に予め溝を形成しておくことができるので、溝付きのケーシングを簡易かつ安価に製造することができる。
【0041】
ケーシングの胴部と両端板部とを鋳物で構成する場合に、鋳物の木型を容易に製作することができ、木型を安価に製作することができる。その結果、ケーシングを安価に製造することができ、ひいてはルーツ式流体機械の低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るルーツ式ブロワの横断面図であり、図2のI−I線断面図である。
【図2】実施形態に係るルーツ式ブロワの縦断面図であり、図1のII−II線断面図である。
【図3】軸受プレートの正面図である。
【図4】変形例に係る軸受プレートの正面図である。
【符号の説明】
1 ルーツ式ブロワ(ルーツ式流体機械)
10 ケーシング
11 ギアケース
12 タイミングギア
13 胴部
14 軸受ケース(第1端板部)
15 軸受プレート(第2端板部)
17 吸込口
18 吹出口
21 第1ロータ
22 第2ロータ
23 回転軸
24 葉片
30 溝
R1〜R4 圧力室

Claims (4)

  1. 略筒状の胴部と該胴部の両端部を封止する第1及び第2の端板部とからなり、前記胴部の側面に吸込口及び吹出口が形成されたケーシングと、前記ケーシング内に設けられ、該ケーシングの長手方向に延びる回転軸と該回転軸の径方向に突出する複数の葉片とからなるロータとを備え、
    前記ケーシングの前記胴部と前記両端板部と前記ロータの前記葉片とにより、前記ロータの回転に従って前記吸込口側から前記吹出口側に移動する複数の圧力室が区画形成されたルーツ式流体機械であって、
    前記第1端板部及び前記第2端板部の一方又は両方に、前記吹出口につながった圧力室と該圧力室よりも進行方向後側の圧力室とを連通させる1又は2以上の溝が形成されているルーツ式流体機械。
  2. 前記溝は、前記ロータの回転軸と同心の円弧状の曲線溝である請求項1に記載のルーツ式流体機械。
  3. 前記ケーシングの胴部と両端板部とは別部材で構成され、互いに組み立てられている請求項1又は2に記載のルーツ式流体機械。
  4. 前記ケーシングの胴部と両端板部とは、鋳物で構成されている請求項3に記載のルーツ式流体機械。
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