JP2004268462A - 画像形成システム、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置及び画像形成方法 Download PDF

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純二 佐藤
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Abstract

【課題】サブ機でも画像形成条件及び出力状態を確認できるようにすると共に、マスタ機とサブ機とで同等高品質の画像形成物を分担して並列出力できるようにする。
【解決手段】情報処理装置130から供給される画像形成条件及び画像情報に基づく複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを複数の画像形成装置110,120により分担して並列処理する画像形成システム100において、双方向通信可能に接続された各画像形成装置110,120が、単数部数の画像形成物を出力するプルーフモード又は画像形成条件を表示して待機するウエイトモードを選択するプルーフ/ウエイト選択機能を備え、プルーフモード又はウエイトモードにより画像形成動作を実行すると共に画像形成条件及び画像情報を他の画像形成装置に転送する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数部数の印刷物及び複写物等を出力する画像形成ジョブを電子写真方式の画像形成機能を有する複数の複写機、複合機、プリンタ等により分担して並列処理するシステムに適用して好適な画像形成システム、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来方式の画像形成システムは、画像形成条件及び画像情報を供給されてマスタ機となる画像形成装置と、マスタ機から画像形成条件及び画像情報を転送されてサブ機となる画像形成装置とが、双方向通信可能に接続されて構成される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような画像形成システムでは、例えば、複数部数のプリント物を出力するプリントジョブをマスタ機とサブ機とで分担して並列処理する場合、マスタ機により出力状態を確認するため、単数部数のプリント物をプルーフ出力としてプリントするプルーフモードを選択できる機能がマスタ機に備えられている。
【0004】
マスタ機は、例えば、プリントジョブをサブ機と分担して並列処理するように指定されて、このプリントジョブ実行のためのプリント条件及び画像情報を与えられると、図12に示すフローチャートのようなプルーフ動作を伴うプリント処理をスタートする。プリント条件及び画像情報を与えられたマスタ機は、先ず、図12のステップS111で、プルーフモードでのスタートか否かをプリント条件により判断する。プルーフモードでのスタートの場合(Yes)、次のステップS112で、マスタ機の記憶エリアにプリント条件をジョブ設定情報として記憶する。
【0005】
同様に、ステップS113で、マスタ機の記憶エリアに格納されたジョブステータス情報にプルーフ実施情報を記録する。最後に、ステップS114で、確認プリント動作としてプルーフ出力を実行することによって、マスタ機の記憶エリアに格納されたプリント条件でのマスタ機による出力状態が確認される。
【0006】
一方、プルーフモードでのスタートではない場合(ステップS111でNo)、ステップS121に進み、プルーフ出力を実施するように指定されていたか否かを、プルーフ実施情報が、マスタ機の記憶エリアに格納されたジョブステータス情報に記録されているか否かにより判断する。プルーフ出力を実施しない場合(No)、ステップS130に進み、設定部数のプリント物をサブ機と分担して出力するため、プリント条件及び画像情報をサブ機に転送すると共に最終プリント動作を実行する。プルーフ出力を既に実施した場合で(ステップS121でYes)、次のステップS122で、マスタ機の記憶エリアにジョブ設定情報として記憶されたプリント条件と現在のジョブ設定情報として設定されたプリント条件とが相違する場合(有)、既にプリント条件が再設定されているので、ステップS130に進み、現在のジョブ設定情報として記録されたプリント条件及び画像情報をサブ機に転送すると共に最終プリント動作を実行する。
【0007】
マスタ機の記憶エリアに記憶されたジョブ設定情報と現在のジョブ設定情報とが相違しない場合(ステップS122で無)、プルーフ出力によるプリント物の出力状態が良好であるから、次のステップS123で出力部数を+1加算し、次のステップS124で出力部数と設定部数とを比較する。出力部数と設定部数とが等しい場合(Yes)、このプリントジョブは完了しているので、ステップS125に進み、このプリントジョブを終了する。出力部数と設定部数とが異なる場合(No)、ステップS130に進み、プリント条件及び画像情報をサブ機に転送すると共に、残りの部数のプリント物の出力をサブ機と共に並列実行する。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−127560号公報(第2−3頁、第3図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来方式の画像形成システムによれば、以下のような問題がある。
▲1▼ プルーフモードによるプルーフ出力はマスタ機のみが実施可能であって、サブ機は、マスタ機から転送されるプリント条件及び画像情報に従ってプリント物を出力していた。このため、マスタ機とサブ機とで機械特性に差異があったり、メンテナンス状態が相違していた場合、マスタ機によるプリント物とサブ機によるプリント物とでは、出力状態に差異が生じることがあった。このような差異は、微差ではあっても、POD(Print on Demand)市場のような高品質なプリント物を高速度で大量に要求されるような場合においては許容不可能であった。
【0010】
▲2▼ サブ機による出力状態の確認及びプリント条件の変更ができなかったため、サブ機の出力状態をマスタ機の出力状態に合致させるように調整することができなかった。このため、上述のような高品質なプリント物の出力を要求された場合、マスタ機とサブ機とによるプリントジョブの並列処理が難しくなり、画像形成システム全体の処理効率の低下を招いていた。
【0011】
そこで、この発明は上述した問題を解決したものであって、サブ機でも画像形成条件及び出力状態を確認できるようにすると共に、マスタ機とサブ機とで同等高品質の画像形成物を分担して並列出力できるようにした画像形成システム、画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成システムは、任意の画像形成条件及び画像情報に基づいて複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを複数に分担して画像を形成するシステムであって、この画像形成ジョブに基づく単数部数の画像形成物を出力する画像形成動作をプルーフモードとし、画像形成条件を表示して画像形成処理に移行せずに待機する画像形成動作をウエイトモードとしたとき、プルーフモード又はウエイトモードのいずれかを選択するプルーフ/ウエイト選択機能を有した複数の画像形成装置と、この画像形成装置を接続する双方向通信可能な通信手段と、この通信手段に接続された一つの画像形成装置に任意の画像形成条件及び画像情報を供給する情報処理装置とを備え、この情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給された一つの画像形成装置においてプルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行すると共に、画像形成条件及び画像情報を他の画像形成装置に転送し、転送を受けた他の画像形成装置においてプルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行することを特徴とするものである。
【0013】
本発明に係る画像形成システムによれば、プルーフ/ウエイト選択機能が備えられた複数の画像形成装置が双方向通信可能に接続され、任意の一画像形成装置が主機として情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給される。この画像形成条件及び画像情報に基づき複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブが、プルーフ/ウエイト選択機能に従い主機により実行されると共に、この主機から画像形成条件及び画像情報が他の副機となる画像形成装置に転送される。この副機となる画像形成装置においても、プルーフ/ウエイト選択機能に基づいて、画像形成動作が主機と共に並列実行される。副機による出力状態の確認及び画像形成条件の再設定が不要な場合、副機に設けられた選択無効用の切換スイッチにより副機のプルーフ/ウエイト選択機能が無効化される。
【0014】
従って、副機でもプルーフモードで単数部数の画像形成物を出力して出力状態を確認したり、ウエイトモードで画像形成条件を変更したりできるので、主機と副機とで同じ出力状態が要求された場合においても、副機での出力状態をプルーフ/ウエイト選択機能により確認しながら画像形成条件を調整して再設定できる。よって、出力状態が同等の高品質な画像形成物を複数の画像形成装置により並列的に形成できるため、画像形成ジョブの処理効率を向上できる。
【0015】
本発明に係る第一の画像形成装置は、双方向通信可能な通信手段に接続され、上位の情報処理装置から供給された任意の画像形成条件及び画像情報に基づいて複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを分担して画像を形成する装置であって、この画像形成ジョブに基づく単数部数の画像形成物を出力する画像形成動作をプルーフモードとし、画像形成条件を表示して画像形成処理に移行せずに待機する画像形成動作をウエイトモードとしたとき、上位の情報処理装置によるプルーフモード又はウエイトモードを選択するプルーフ/ウエイト選択指示に基づいて画像を形成する画像形成手段を備え、この画像形成手段は、情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給され、プルーフ/ウエイト選択指示に基づく画像形成動作を実行すると共に、画像形成条件及び画像情報を他の画像形成装置に転送することを特徴とするものである。
【0016】
本発明に係る第一の画像形成装置によれば、プルーフ/ウエイト機能を備えて双方向通信可能な通信手段に接続され、上位の情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給されて主機となる画像形成装置では、プルーフ/ウエイト選択指示に基づく画像形成動作が実行されると共に、この主機から他の副機となる画像形成装置に画像形成条件及び画像情報が転送される。主機から転送された画像形成条件及び画像情報に基づく画像形成ジョブが副機により主機と共に並列処理されるとき、副機においてもプルーフ/ウエイト選択指示に基づく画像形成動作が実行される。このとき、副機のメモリ手段に格納された出力条件情報の初期値により画像形成条件が調整される。また、副機による出力状態の確認及び画像形成条件の再設定が不要な場合、副機に設けられた選択無効用の切換スイッチにより副機のプルーフ/ウエイト選択機能が無効化される。
【0017】
従って、主機となる画像形成装置から画像形成条件及び画像情報の転送を受けて副機となった場合においても、プルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行できるので、副機として、プルーフモードで単数部数の画像形成物を出力して出力状態を確認したり、ウエイトモードで画像形成条件を変更したりできる。
【0018】
よって、主機と同じ出力状態が要求された場合においても、副機での出力状態をプルーフ/ウエイト選択機能により確認しながら画像形成条件を調整して再設定できるので、主機と出力状態が同等の画像形成物を形成できる。
【0019】
また、副機のメモリ手段に格納された出力条件情報の初期値により副機の出力状態を主機と同等となるように自動的に調整できるので、副機での画像形成条件の設定効率を向上できる。副機でのプルーフ/ウエイト選択動作が不要な場合、これを副機に設けられた選択無効用の切換スイッチにより無効化できるので、副機でのプルーフ/ウエイト選択動作による画像形成ジョブの処理停止時間を排除することもできる。
【0020】
従って、副機として、主機と同じ出力状態が要求されるときにのみ、プルーフ/ウエイト選択機能により出力状態を確認しながら画像形成条件を調整して再設定できるので、画像形成ジョブの処理効率を低下させることなく必要充分な品質の画像形成物を他の複数の画像形成装置と分担して並列的に出力できる。
【0021】
本発明に係る第二の画像形成装置は、双方向通信可能な通信手段に接続可能な画像形成装置であって、画像形成手段と、この画像形成手段の入出力を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、任意の画像形成条件及び画像情報が供給される一つの画像形成装置を主機とし、この主機からの画像形成条件及び画像情報の転送を受ける他の画像形成装置を副機としたとき、主機により画像形成ジョブを開始すると共に通信手段に接続された1台以上の副機にこの画像形成ジョブの一部を振り分け、主機から振り分けられた画像形成ジョブを各々の副機によって並列に画像形成動作を実行する際に、副機の画像形成動作を主機より振り分けられた画像形成条件で実行するか、副機固有で保持する画像形成条件で実行するかを切り換えるように制御することを特徴とするものである。
【0022】
本発明に係る第二の画像形成装置によれば、双方向通信可能な通信手段に接続され、主機となる画像形成装置から画像形成条件及び画像情報を転送されて画像形成ジョブを振り分けられ副機とされる。この画像形成条件及び画像情報に基づく画像形成動作が副機により並列実行されるとき、副機の出力条件として主機より振り分けられた画像形成条件を使用するか、副機が保持する画像形成条件を使用するかが制御手段により切り換えられる。
【0023】
従って、主機と副機とで出力状態が異なる場合であっても、出力条件として使用する画像形成条件を副機固有の画像形成条件に切り換えるように制御できるため、副機固有で保持する画像形成条件により副機の出力状態を主機同等に自動調整できる。このため、この自動調整された出力条件により即座に画像形成ジョブを実行できるので、装置稼働率が向上する。
【0024】
本発明に係る画像形成方法は、任意の画像形成条件及び画像情報に基づいて複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを複数の画像形成装置に分担して画像を形成する方法であって、この画像形成ジョブに基づく単数部数の画像形成物を出力する画像形成動作をプルーフモードとし、画像形成条件を表示して画像形成処理に移行せずに待機する画像形成動作をウエイトモードとしたとき、プルーフモード又はウエイトモードのいずれかを選択するプルーフ/ウエイト選択機能を各々の画像形成装置に設け、このプルーフ/ウエイト選択機能を設けた複数の画像形成装置を双方向通信可能な通信手段に接続し、この通信手段に接続された一つの画像形成装置に任意の画像形成条件及び画像情報を供給し、画像形成条件及び画像情報を供給された一つの画像形成装置においてプルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行すると共に、画像形成条件及び画像情報を他の画像形成装置に転送し、転送を受けた他の画像形成装置においてプルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行することを特徴とするものである。
【0025】
本発明に係る画像形成方法によれば、情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給されて主機となる画像形成装置から画像形成条件及び画像情報の転送を受けて副機となる画像形成装置においてもプルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行できるので、副機でもプルーフモードで単数部数の画像形成物を出力して出力状態を確認したり、ウエイトモードで画像形成条件を変更したりできる。
【0026】
従って、主機と副機とで同等の出力状態が要求された場合においても、副機での出力状態をプルーフ/ウエイト選択機能により確認しながら画像形成条件を調整して再設定できるので、出力状態が同等である高品質な画像形成物を複数の画像形成装置により分担して並列的に出力できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る画像形成システム、画像形成装置及び画像形成方法について説明する。図1は、本発明の実施形態としての画像形成システム100の構成例を示す概念図である。
【0028】
本実施形態では、上位の情報処理装置等から供給される画像形成条件及び画像情報に基づき複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを、双方向通信可能に接続されて分担して並列実行する複数の画像形成装置の夫々がプルーフ/ウエイト選択機能を備え、単数部数の画像形成物を出力するプルーフモード又は画像形成条件を表示して待機するウエイトモードにより画像形成動作を実行すると共に画像形成条件及び画像情報を他の画像形成装置に転送する。
【0029】
これによって、画像形成条件及び画像情報の転送を受けて副機となる画像形成装置においてもプルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行できるようにしたものである。
【0030】
図1に示す画像形成システム100は、情報処理装置から供給される画像形成条件及び画像情報に基づく複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを、プルーフ/ウエイト選択機能を備えた複数の画像形成装置により分担して並列処理できるシステムである。この画像形成システム100は、複数部数の印刷物及び複写物等を出力する画像形成ジョブを電子写真方式の画像形成機能を有する複数の複写機、複合機、プリンタ等により分担して並列処理するシステムに適用して好適である。
【0031】
画像形成システム100は、画像形成機能を有するデジタル複合機110及びデジタル複合機120と情報処理装置として機能する端末130とが、双方向通信可能な通信手段であるLAN(Local Area Network)140により接続されて構成される。
【0032】
デジタル複合機110及びデジタル複合機120は画像形成装置の一例であって、図1に示したデジタル複合機110のように、電子写真方式の画像形成機能を備えたデジタルコピア本体50と、画像処理手段として機能するプリント/スキャナ・コントローラ60とで構成される。
【0033】
デジタルコピア本体50は、操作部10、画像読取手段として機能するスキャナ部20、画像形成手段として機能するプリンタ部30及びこれらを制御する制御部40で構成される。
【0034】
操作部10は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)11と操作部制御部12とで構成され、LCD11に表示される設定項目釦及び数字釦等が押圧されるように操作されることにより各種の設定及び情報入力が操作部制御部12を介して行われるタッチパネル方式のユーザ・インタフェイスである。操作部制御部12は切換スイッチ70を備え、この切換スイッチ70によりプルーフ/ウエイト選択機能を無効化することができる。
【0035】
スキャナ部20は、電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device)からなる固体撮像装置21とスキャナ制御部22とで構成され、操作部10を介して入力される指示に従いCCD21により任意の画像情報を読み取るように、スキャナ制御部22により制御される。
【0036】
プリンタ部30は、レーザダイオード(LD:Laser Diode)31とプリンタ制御部32とで構成され、LD31から出射されるレーザにより任意の画像情報に基づく画像を感光体ドラム(図示せず)上に露光するように、プリンタ制御部32により制御される。
【0037】
制御部40は、読取処理部41、圧縮IC(Integrated Circuit)42、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御IC43、画像メモリ44、伸長IC45、画像制御CPU(Central Processing Unit)46、不揮発メモリ47、書込処理部48、及びLAN/IF(Inter Face)49で構成され、操作部10、スキャナ部20及びプリンタ部30を含むデジタルコピア本体の制御の主体である。
【0038】
読取処理部41はCCD21と接続され、CCD21から電気信号として入力される画像情報をデジタル情報に変換する。圧縮IC42は読取処理部41に接続され、読取処理部41を介して入力されるデジタル化された任意の画像情報を圧縮する。
【0039】
DRAM制御IC43は、圧縮IC42に接続されると共に画像メモリ44、伸長IC45、画像制御CPU46及び不揮発メモリ47に接続され、画像制御CPU46の制御の下に、圧縮IC42により圧縮された画像情報を画像メモリ44に格納すると共に、画像メモリ44から画像情報を読み出して伸長IC45に送出するように、画像メモリ44を制御する。
【0040】
画像メモリ44は、DRAM制御IC43に接続されたDRAMであって、圧縮メモリ441とページメモリ442とを備え、圧縮IC42、伸長IC45及び画像制御CPU46のワークエリアとして機能する。圧縮メモリ441は圧縮IC42により圧縮された画像情報を格納し、ページメモリ442は圧縮IC42により圧縮された画像情報を復元するためのページ情報を格納する。
【0041】
伸長IC45はDRAM制御IC43と書込処理部48とに接続され、画像メモリ44から読み出される画像情報及びページ情報をDRAM制御IC43を介して取得し、圧縮IC42により圧縮された画像情報をページ情報に基づき復元して書込処理部48に送出する。
【0042】
画像制御CPU46はDRAM制御IC43及び不揮発メモリ47に接続されると共に、操作部制御部12、スキャナ制御部22及びプリンタ制御部32とRS232規格準拠のシリアル通信手段141により双方向通信可能に接続され、不揮発メモリ47に格納された各種のプログラム及び情報を必要に応じて参照しながら、操作部制御部12を介して入力される操作指示に従って、スキャナ制御部22、プリンタ制御部32及びDRAM制御IC43を制御することによって、デジタルコピア本体50の全体を制御する。
【0043】
不揮発メモリ47はDRAM制御IC43と画像制御CPU46との双方に接続され、DRAM制御IC43及び画像制御CPU46が演算処理に際して必要とする各種のプログラム及び情報を格納する。
【0044】
書込処理部48は伸長IC45とLD31とに接続され、伸長IC45から入力される任意の画像情報に基づく画像が感光体ドラム(図示せず)上に露光されるように、この画像情報をLD31によるレーザ出射のための制御信号に変換してLD31に送出する。
【0045】
LAN/IF49は、デジタルコピア本体50が情報処理装置130、デジタル複合機120及び他の画像形成装置(図示せず)と双方向通信可能となるようにLANに接続するためのインタフェイスであって、IEEE802.3規格準拠のイーサネット(R)ポート(Ethernet(R) Port)等を使用する。
【0046】
プリント/スキャナ・コントローラ60は、LAN/IF61、コントローラ制御CPU62、DRAM制御IC63及び画像メモリ64から構成され、画像処理手段として機能する。
【0047】
LAN/IF61は、プリント/スキャナ・コントローラ60が情報処理装置130、デジタル複合機120及び他の画像形成装置(図示せず)と双方向通信可能となるようにLANに接続するためのインタフェイスであって、LAN/IF49と同様に、IEEE802.3規格準拠のイーサネット(R)ポート等を使用する。
【0048】
コントローラ制御CPU62は、LAN/IF61及びDRAM制御IC63に接続され、LAN/IF61を介して外部から入力される画像情報又はDRAM制御IC63を介してデジタルコピア本体50から入力される画像情報を、必要に応じてビットマップ展開されたデジタルデータに変換すると共に、これらの画像情報の基本構成色をRGB構成からYMCK構成に色調補正処理を加えながら変換することにより画像処理された画像情報をDRAM制御IC63に送出する。
【0049】
DRAM制御IC63は、コントローラ制御CPU62及び画像メモリ64に接続されると共に、デジタルコピア本体50のDRAM制御IC43とPCI(Peripheral Component Interconnect)バス142により双方向通信可能な状態で接続される。DRAM制御IC63は、コントローラ制御CPU62により画像処理された画像情報及びDRAM制御IC43を介して入力される画像情報の画像メモリ64での格納及び読み出しと、コントローラ制御CPU62により画像処理された画像情報のDRAM制御IC43への送出とを制御する。
【0050】
画像メモリ64はDRAM制御IC63に接続され、コントローラ制御CPU62のワークエリアとして、コントローラ制御CPU62による画像処理前及び画像処理後の画像情報を一時的に格納する。
【0051】
デジタル複合機120の構成も上述したデジタル複合機110の構成と同様であって、電子写真方式の画像形成機能と切換スイッチ70とを備えたデジタルコピア本体50が組み込まれている。
【0052】
情報処理装置130は、デジタル複合機110,120及び他の複数の画像形成装置(図示せず)とLAN140により双方向通信可能に接続されたワークステーション等であって、LCDのような画像表示機能を備えた表示手段131と、CPU、ROM(Read Only Memory)、DRAM及び他のメモリ手段等で構築される情報処理機能とこの情報処理機能の操作手段とを備えた本体132とから構成される。情報処理装置130は、デジタル複合機110,120を含む複数の画像形成装置のうちの任意の画像形成装置に画像形成条件及び画像情報を供給するための情報入力端末である。
【0053】
LAN140は、デジタル複合機110,120を含む複数の画像形成装置(図示せず)及び情報処理装置130を双方向通信可能に接続する通信手段であって、IEEE802.3規格準拠の10BASE−Tのようなイーサケーブル(Ether Cable)等により構築される情報通信用のネットワークである。
【0054】
デジタル複合機110,120はプルーフ/ウエイト選択機能を備え、例えば、デジタル複合機110が情報処理装置130から画像形成条件及び画像情報を供給されて主機(マスタ機)となると、図2(a)に示すようなプルーフ/ウエイト選択機能のウエイトモードによる「設定確認」画面P1が、情報処理装置130の表示手段131及びマスタ機110の操作部10のLCD11に表示される。これによって、マスタ機110は、情報処理装置130から供給された画像形成条件及び画像情報に基づく複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブの制御の主体となり、この画像形成ジョブは、情報処理装置130の本体132又はマスタ機110の操作部10を介した操作により制御されるようになる。
【0055】
「設定確認画面」P1の左側に配置された釦群Bは、従来方式のデジタル複合機と同様の操作表示釦であって、各釦の右側には、供給された画像形成条件が数値表示又は絵表示される。画像形成条件を変更する場合、いずれかの釦を選択すると、その釦に表示された項目の詳細設定画面に表示が切り替わり、画像形成条件の詳細設定を変更できるようになる。
【0056】
「設定確認」画面P1の右側に配置された「画像シフト」キーK1、「後処理位置」キーK2及び「出力濃度値」キーK3は、画像シフト、後処理位置及び出力濃度値の設定画面への移行釦であって、各釦の右側には不揮発メモリ47に格納された出力条件情報の初期値により自動設定された数値が表示されている。これによって、情報処理装置130から供給された画像形成条件と、不揮発メモリ47に格納された出力条件情報の初期値の詳細とを、「設定確認」画面P1の表示内容によって確認できる。
【0057】
「画像シフト」キーK1の横に表示される画像シフトの設定値は、出力条件情報の一項目として不揮発メモリ47に格納された画像位置情報の初期値である。この画像位置情報は、表面主走査情報及び裏面主走査情報と、表面副走査情報及び裏面副走査情報と、表面頁間隔量情報及び裏面頁間隔量情報とを含む。表面主走査情報及び裏面主走査情報は、用紙上に画像を形成するときに、この用紙の表面及び裏面での画像形成位置を用紙端から左右方向にシフトさせる際に参照されるオフセット量である。同様に、表面副走査情報及び裏面副走査情報は、用紙表面及び裏面での画像形成位置を用紙端から上下方向にシフトさせる際に参照されるオフセット量である。表面頁間隔量情報及び裏面頁間隔量情報は、複数頁分の画像を1枚の用紙に形成するとき、この用紙の表面及び裏面に画像形成される各ページの間隔量の初期値である。
【0058】
例えば、「設定確認」画面P1において「画像シフト」キーK1を選択すると、図2(b)に示すような「画像シフト設定」画面P2に表示が切り替わるので、画像位置情報の初期値として自動設定された画像シフト量を変更できる。例えば、「シフト」キーK9、「両面」キーK10及び「右シフト」キーK11を選択し、数値入力用のテンキーから「1」キーK12と「5」キーK13を順次選択すると、用紙上に形成される画像の位置が、この用紙の表面で右方向に15mm、裏面で左方向に15mm、用紙端からシフトされるように設定値が変更され、この状態が絵表示される。
【0059】
これによって、絵表示と数値表示の両方で用紙上に形成される画像のシフト量を確認しながら画像シフトの詳細値を設定できる。複数頁分の画像を1枚の用紙に形成する場合、「縮小シフト」キーK9a及び「ページ間隔」キーK10aを選択し、数値入力用のテンキーによりページ間隔の数値を入力する。画像シフトの設定変更後は、「OK」キーK14を選択して図2(a)の「設定確認」画面P1に戻る。
【0060】
「設定確認」画面P1において、「後処理位置」キーK2の横に表示される設定値は、出力条件情報の一項目として不揮発メモリ47に格納された後処理情報の初期値であって、画像形成された用紙に施すパンチ(開孔)処理、ステープル(綴じ留め)処理、折処理及び断裁処理に必要な位置決情報である。
【0061】
「設定確認」画面P1で「後処理位置」キーK2を選択すると、図3(a)乃至図5(b)に示すような「後処理位置設定」画面P3乃至P10のいずれか一画面に表示が切り替わる。例えば、図3(a)に示した「中とじストッパー位置設定」画面P3では、数値入力用のテンキーから所望の設定値を入力すると、画面左上端に表示された入力値が変更され、「設定」キーK15を選択すると、入力値の右隣に表示される設定値の数値が入力値と同値に変更される。これによって、画像形成された用紙を中綴するときに使用する位置決用のストッパー位置を、入力値と設定値とを確認しながら変更できる。
【0062】
中とじストッパー位置の設定変更後は、「次項目」キーK16を選択して図3(b)に示した「パンチ縦位置設定」画面P4、図3(c)に示した「パンチ横位置設定」画面P5、図4(a)に示した「中折りストッパー位置設定」画面P6、図4(b)に示した「断裁ストッパー位置設定」画面P7、図4(c)に示した「Z折りストッパー位置設定」画面P8、図5(a)に示した「平とじステープル縦位置設定」画面P9及び図5(b)に示した「平とじステープル横位置設定」画面P10で、所望の設定を同様にして変更する。このようにして、これらの後処理に必要な位置情報を、後処理情報の初期値による自動設定から変更できる。必要な後処理位置の変更が終了したならば「前画面」キーK17を選択して図2(a)の「設定確認」画面P1に戻る。
【0063】
「設定確認」画面P1において、「出力濃度値」キーK3の横に表示される設定値は、出力条件情報の一項目として不揮発メモリ47に格納された濃度情報の初期値であって、画像形成に使用するシアン(C:Cyan)、マゼンタ(M:Magenta)、イエロー(Y:Yellow)及びブラック(K:Black)の各基本構成色の濃度データである。
【0064】
この「出力濃度値」キーK3を選択すると、図5(c)に示すような「濃度レベル設定」画面P11に表示が切り替わるので、不揮発メモリ47に格納された濃度情報の初期値により自動設定されたシアン(C)の濃度レベルを変更できる。他の基本構成色の濃度レベルを変更する場合、「次項目」キーK16によりマゼンタ(M)、イエロー(Y)、又はブラック(K)の「濃度レベル設定」画面(図示せず)に表示を切り換えて、各色毎に所望の濃度レベルに変更する。これによって、濃度情報の初期値により自動設定された各基本構成色の濃度レベルを各色毎に再設定できる。濃度レベルの再設定終了後、「前画面」キーK17を選択して図2(a)の「設定確認」画面P1に戻る。
【0065】
このようにして変更した画像シフト、後処理位置及び出力濃度値の設定値を「設定確認」画面P1の「設定変更」キーK4を選択して確定し、「確認コピー」キーK6を選択することによりプルーフモードに移行し、変更した画像シフト、後処理位置及び出力濃度値に基づく画像形成物をデジタル複合機110により一部だけ出力させる。このとき「コピー部数」キーK7の右横に表示される数値は1減算される。
【0066】
プルーフモードにより出力された画像形成物の出力状態が充分良好であれば、「終了」キーK8を選択して画像形成ジョブを開始する。プルーフモードにより出力された画像形成物の出力状態が不良であれば、上述のようにして再び出力条件情報を変更する。不揮発メモリ47に格納された出力条件情報の初期値を用いて画像形成物の出力状態を確認する場合は、「設定解除」キーK5を選択して全ての設定値を出力条件情報の初期値に戻す。「確認コピー」キーK6を繰り返し選択した場合、良好な出力状態となる出力条件情報を「設定変更」キーK4を選択して確定した後、「コピー部数」キーK7を選択して正しいコピー部数を入力し直してから、「終了」キーK8を選択して画像形成ジョブを開始する。
【0067】
これによって、ウエイトモードにより不揮発メモリ47に格納された出力条件情報の初期値を確認できると共に、この出力条件情報の初期値を任意に変更して再設定できる。また、プルーフモードにより出力条件情報の初期値又は再設定値に基づく画像形成物の出力状態を確認しながら、充分良好な出力状態が得られるまで出力条件情報を変更できる。
【0068】
デジタル複合機110は、このようにして出力状態が確認された出力条件情報に従い画像形成ジョブをマスタ機110として自ら実行すると共に、この情報処理装置130から供給された画像形成条件を含む出力条件情報を画像情報と共にデジタル複合機120に転送する。これによって、デジタル複合機120は、副機(サブ機)120として画像形成ジョブを分担して並列実行できるようになる。
【0069】
マスタ機110からサブ機120に転送される出力条件情報は、図6に示すように、ジョブステータス情報81とジョブ設定情報82とからなるヘッダ情報80として画像情報90に添付される。
【0070】
ジョブステータス情報81は、情報処理装置130から供給された画像形成条件の一部とプルーフ/ウエイト選択機能に関する情報の記憶領域81aとを含む。サブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能を使用しない場合、この記憶領域81aにフラグ「0」を立て、プルーフモードを選択する場合、この記憶領域81aにフラグ「1」を立て、ウエイトモードを選択する場合、この記憶領域81aにフラグ「2」を立てる。これによって、マスタ機110はサブ機120のプルーフ/ウエイト選択機能を制御できるので、サブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能を使用して出力状態の確認及び出力条件情報の再設定を実行するか、又は従来方式の画像形成システムのように、サブ機ではプルーフ/ウエイト選択機能を使用せずにマスタ機の出力条件情報により画像形成ジョブを即座に並列実行させるかを、マスタ機により選択できる。従って、マスタ機110及びサブ機120は、本発明に係る第一の画像形成装置として機能することができるようになる。
【0071】
ジョブ設定情報82は、情報処理装置130から供給された画像形成条件に含まれる解像度、読込モード、設定部数、プリンタ動作モード、出力モード、排紙モード、選択トレイ及び選択サイズのような各種設定条件と、マスタ機110の不揮発メモリ47に格納された出力条件情報の初期値により自動設定された応用選択情報及び応用パラメータ情報82aとからなる。
【0072】
応用選択情報は、図2(b)に示した画像シフト及び縮小シフト等の画像位置情報の選択肢に関する情報を含み、応用パラメータ情報は、画像位置情報、後処理情報及び濃度情報の初期値として、表面主走査方向シフト量データ、表面副走査方向シフト量データ、裏面主走査方向シフト量データ、裏面副走査方向シフト量データ、表面ページ間隔量データ、裏面ページ間隔量データ、パンチ位置オフセット量データ、平とじステープル位置オフセット量データ、中とじステープル位置オフセット量データ、中折り位置オフセット量データ、Z折り位置オフセット量データ、断裁位置オフセット量データ及び出力濃度レベルデータ等を含む。
【0073】
これらの応用選択情報及び応用パラメータ情報82aに含まれるデータは、デジタル複合機110,120の出荷時又は定期メンテナンス時に、デジタル複合機110,120の夫々に備えられた不揮発メモリ47に格納される不揮発記憶情報47a内に、各デジタル複合機110,120に固有のデフォルト出力条件情報47bとして読み込まれる。このような各デジタル複合機110,120に固有のデフォルト出力条件情報47bは、デジタル複合機110,120の機械特性に起因する出力状態の機差を解消するように設定される。
【0074】
従って、マスタ機110から転送された応用選択情報及び応用パラメータ情報82aをサブ機120の不揮発メモリ47に格納されたデフォルト出力条件情報47bで置換することによって、サブ機120の出力状態をマスタ機110の出力状態と同等となるように予め調整されたデフォルト出力条件情報47bを用いて画像形成物を出力できるので、マスタ機110及びサブ機120の機械特性及びメンテナンス状態に起因する画像形成物の出力状態の機差を、容易に解消できるようになる。
【0075】
例えば、マスタ機110から転送されたジョブステータス情報81の記憶領域81aにフラグ「1」又は「2」が立てられ、サブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能を使用する場合、情報処理装置130の表示手段131とサブ機120のLCD11に、図2に示したプルーフ/ウエイト選択機能による「設定確認」画面P1が、マスタ機110と同様に表示される。
【0076】
このときサブ機120の出力条件情報はマスタ機110により設定されているため、「設定解除」キーK5を選択して画像位置情報、後処理情報及び濃度情報の設定値をサブ機120の不揮発メモリ47に格納されたデフォルト出力条件情報47bで置換する。これによって、マスタ機110及びサブ機120の機械的特性に起因する画像形成物の出力状態の機差を解消できる。また、「確認コピー」キーK6を選択し、サブ機120のデフォルト出力条件情報47bを用いた出力状態をプルーフモードにより確認することによって、マスタ機110及びサブ機120のメンテナンス状態の差に起因する出力状態の機差を排除できる。
【0077】
サブ機120は、操作部制御部12に設けられた切換スイッチ70によって、サブ機120でのプルーフ/ウエイト選択機能を無効化すると共に、マスタ機110から振り分けられた出力条件情報(画像形成条件)をサブ機120が固有で保有するデフォルト出力条件情報47b(画像形成条件)で強制的に置換するように切り換えることができる(第二の画像形成装置)。
【0078】
従って、マスタ機110から転送されたジョブステータス情報81の記憶領域81aにフラグ「0」が立てられてサブ機120ではプルーフ/ウエイト選択機能を使用しない場合であっても、サブ機120のデフォルト出力条件情報47bを用いて画像形成ジョブを実行するように選択できる。よって、画像形成システム100において、マスタ機110及びサブ機120の機械特性及びメンテナンス状態が充分に把握されているとき、サブ機120の切換スイッチ70を切り換えることによって、サブ機120での画像形成ジョブをマスタ機110の出力条件情報又はサブ機120のデフォルト出力条件情報47bのいずれか一方を選択して即座に実行できる。
【0079】
なお、画像形成ジョブの処理速度のみが優先されるとき、マスタ機110においてもプルーフ/ウエイト選択機能を使用しないように設定した画像形成条件を情報処理装置130から供給することによって、画像形成ジョブをマスタ機110及びサブ機120により即座に並列実行させることもできる。
【0080】
次に、本発明に係る画像形成方法の実施形態として、上述した画像形成システム100及びデジタル複合機110,120の動作例について図8乃至図11のフローチャートを参照しながら説明する。図8及び図9は、マスタ機となるデジタル複合機110による印刷(画像形成)処理例を示すフローチャートであり、図10及び図11は、サブ機となるデジタル複合機120による印刷処理例を示すフローチャートである。
【0081】
この実施形態では、上述した画像形成システム100において、情報処理装置130から印刷条件(画像形成条件)及び画像情報を供給されてマスタ機となったデジタル複合機110と、このマスタ機110から印刷条件及び画像情報を転送されてサブ機となるデジタル複合機120とによって、複数部数の印刷物(画像形成物)を出力する印刷ジョブを分担して並列処理することを前提条件とする。
【0082】
また、マスタ機110では、情報処理装置130から供給された印刷条件を含む出力条件情報80が、図6に示したように、マスタ機110の不揮発メモリ47に格納されたデフォルト出力条件情報47b(図7参照)を印刷条件に付与することにより自動生成されるものとする。
【0083】
[マスタ機110による印刷処理動作の一例]
上述した前提条件の下で、先ず、図8に示すフローチャートのステップS1で、情報処理装置130から供給された印刷条件において、マスタ機110でのプルーフ/ウエイト選択機能を使用するように選択されているか否かを判断する。情報処理装置130から供給された印刷条件によって、図6に示した出力条件情報80のジョブステータス情報81に含まれる記憶領域81aにフラグ「1」又は「2」が立てられているとき、マスタ機110でプルーフ/ウエイト選択機能を使用すると判断し(Yes)、次のステップS2で、サブ機120の切換スイッチ70がサブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能を使用できるように設定されているか否かを判断する。サブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能が使用可能な設定の場合(Yes)、ステップS3に進み、印刷条件及び画像情報をサブ機120へ送出する。
【0084】
このときマスタ機110からサブ機120に転送される印刷条件及び画像情報は、図6に示したように、マスタ機110の不揮発メモリ47に格納されたデフォルト出力条件情報47bと印刷情報とからなる出力条件情報80がヘッダ情報として画像情報90に自動的に添付された構成となる。これによって、サブ機120は、マスタ機110による印刷条件及び出力状態の確認を待たずに印刷条件及び画像情報を取得できるので、処理効率が向上する。
【0085】
出力条件情報80の記憶領域81aにフラグ「0」が立てられ、マスタ機110でプルーフ/ウエイト選択機能を使用しない場合(ステップS1でNo)においても、ステップS3に進み、サブ機120への印刷条件及び画像情報の送出を開始する。このときマスタ機110からサブ機120に転送される印刷条件及び画像情報も、図6に示したように、出力条件情報80がヘッダ情報として画像情報90に自動的に添付された構成となる。
【0086】
次に、ステップS4で、マスタ機110のプルーフ/ウエイト選択機能が有効な状態であるか否かを、ジョブステータス情報81の記憶領域81aに立てられたフラグにより判断し、プルーフ/ウエイト選択機能が無効である場合(No)、ステップS5で、マスタ機110による印刷物の出力をスタートしてマスタ機110による印刷処理を終了する。これによって、マスタ機110による印刷条件詳細及び出力状態の確認が必要なく印刷ジョブの処理効率が優先される場合、サブ機120への印刷条件及び画像情報の送出開始と共にマスタ機110による印刷物の出力が開始されるので、マスタ機110とサブ機120による印刷物の並列処理を効率的に実行できる。
【0087】
サブ機120の切換スイッチ70が、サブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能を使用できないように設定されている場合(ステップS2でNo)、図9に示すフローチャートのステップS11に移行し、マスタ機110のプルーフ/ウエイト選択機能において、プルーフモードが選択されているか否かを判断する。図6に示した出力条件情報80の記憶領域81aにフラグ「1」が立てられたとき、マスタ機110でプルーフモードが選択されたと判断し(Yes)、次のステップS12で、印刷物を一部だけ出力するプルーフ出力が開始される。
【0088】
プルーフ出力が、ステップS13で終了すると、マスタ機110は自動的にウエイトモードに移行し、次のステップS14で、図2(a)に示したプルーフ/ウエイト選択機能による「設定確認」画面P1が、情報処理装置130の表示手段131及びマスタ機110のLCD11に表示される。これによって、情報処理装置130から供給された印刷条件及び画像情報とマスタ機110のデフォルト出力条件情報47bとに基づく印刷物の出力状態を確認できる。また、この出力状態が充分良好ではなかった場合においても、「設定確認」画面P1の「画像シフト」キーK1、「後処理位置」キーK2又は「出力濃度値」キーK3を選択して出力条件情報80を容易に再設定できるので、印刷条件の変更を簡便化できる。
【0089】
マスタ機110による印刷物の出力状態がプルーフ出力により良好であると確認されたならば、次のステップS15で、印刷条件を変更せずに(No)、ステップS17に進み、プルーフモードにより出力状態を再確認する必要が無ければ(No)、次のステップS18で、図2(a)に示した「設定確認」画面P1の「終了」キーK8を選択することによって、マスタ機110でのプルーフ/ウエイト選択機能を無効化する。
【0090】
マスタ機110による印刷物の出力状態がプルーフ出力により不良であると確認されたならば、ステップS15で印刷条件を変更するように選択し(Yes)、ステップS16で、図2(a)に示した「設定確認」画面P1より図2(b)乃至図5(c)に示した詳細設定画面P2乃至P11に移行して、マスタ機110の出力条件情報を再設定することにより印刷条件を変更する。変更後の印刷条件に基づく出力状態の確認が必要な場合、次のステップS17で、「設定確認」画面P1の「確認コピー」キーK6を選択することによりプルーフモードに移行し(Yes)、ステップS12に戻る。このようにして、マスタ機110での出力状態が充分良好になるまで、ステップS12乃至ステップS17の処理を繰り返す。
【0091】
一方、図6に示した出力条件情報80の記憶領域81aにフラグ「2」が立てられたとき、マスタ機110でウエイトモードが選択され(ステップS11でNo)、図2(a)に示した「設定確認」画面P1が、ステップS14で、情報処理装置130の表示手段131及びマスタ機110のLCD11に表示される。この「設定確認」画面P1で印刷条件詳細を確認し、印刷条件を変更する場合(ステップS15でYes)、ステップS16で印刷条件を変更してから次のステップS17に進み、印刷条件を変更しない場合(ステップS15でNo)、そのままステップS17に進む。いずれの場合においても、「設定確認」画面P1に表示されている印刷条件による出力状態の確認が必要であれば、「設定確認」画面P1の「確認コピー」キーK6を選択することによりプルーフモードに移行して(Yes)、ステップS12に戻る。
【0092】
このようにして、マスタ機110でプルーフモード及びウエイトモードのいずれのモードが選択された場合においても、ステップS12乃至ステップS17の処理を繰り返すことによって、マスタ機110での印刷条件の詳細を確認したり出力状態を確認しながら印刷条件を変更したりできるので、良好な出力状態を与える印刷条件を容易に設定できる。
【0093】
ステップS12乃至ステップS17のループにより良好な出力状態となる印刷条件が確定されてプルーフ出力による出力状態の確認が不要になったならば(ステップS17でNo)、ステップS18に進み、図2(a)に示した「設定確認」画面P1の「終了」キーK8を選択してマスタ機110でのプルーフ/ウエイト選択機能を無効化してから図8のステップS3に戻る。
【0094】
このようにしてマスタ機110でのプルーフ/ウエイト選択機能により出力状態が確認された印刷条件及び画像情報が、ステップS3で、サブ機120に送出される。このとき既にマスタ機110のプルーフ/ウエイト選択機能は無効化されているので(ステップS4でNo)、ステップS5で、マスタ機110による出力をスタートする。これによって、サブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能を使用しない場合においても、マスタ機110により予め出力状態が確認された印刷条件が画像条件と共にサブ機120に転送されるので、必要十分な品質の出力状態を維持した複数部数の印刷物の出力を、マスタ機110及びサブ機120により分担して並列実行できる。
【0095】
なお、マスタ機110及びサブ機120の両機共にプルーフ/ウエイト選択機能を使用して印刷条件及び出力状態の確認を夫々実施する場合(ステップS1でYesかつステップS2でYes)、ステップS4で、マスタ機110のプルーフ/ウエイト選択機能が有効であると判断されるので(Yes)、図9のステップS11に移行して、上述と同様にして、ステップS12乃至ステップS17のループによりマスタ機110での印刷条件及び出力状態を確認する。そして、ステップS18でプルーフ/ウエイト選択機能を無効化してから、図8のステップS5に戻り、マスタ機110による印刷物の出力をスタートする。
このようにしてマスタ機110による印刷処理を終了する。
【0096】
[サブ機120による印刷処理動作の一例]
次に、上述したマスタ機110から印刷条件及び画像情報を転送されたサブ機120による印刷処理例について説明する。
サブ機120は、マスタ機110から送出された印刷条件及び画像情報を取得した後、先ず、図10に示すフローチャートのステップS21で、サブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能の使用が選択されているか否かを判断する。サブ機120でのプルーフ/ウエイト選択機能の使用がサブ機120の切換スイッチ70により無効化されている場合(No)、ステップS23に進み、サブ機120は、マスタ機110から転送された印刷条件及び画像情報に基づき印刷物の出力を開始する。
【0097】
次のステップS24で、サブ機120による印刷物の出力を終了してサブ機による印刷処理を完了する。このとき使用される印刷条件及び画像情報は、情報処理装置130から供給された印刷条件にマスタ機110のデフォルト出力条件情報47bが付与された出力条件情報80が画像情報90にヘッダ情報として添付された情報である。従って、マスタ機110により生成された出力条件情報80を用いてサブ機120に印刷物を出力させてもマスタ機110及びサブ機120の両機で同等の出力状態が得られるような場合、例えば、マスタ機110及びサブ機120の機械特性及びメンテナンス状態に著しい差異がないようなときには、このようにサブ機120の切換スイッチ70によりプルーフ/ウエイト選択機能を無効化することによって、サブ機120でのプルーフ/ウエイト動作による処理能力の低下を排除できる。
【0098】
一方、サブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能を使用するように、切換スイッチ70の設定が選択されている場合(ステップS21でYes)、次のステップS22で、マスタ機110から転送された印刷条件に含まれる画像位置情報、後処理情報及び濃度情報を、サブ機120の不揮発メモリ47に格納されたデフォルト出力条件情報47bにより置換して印刷条件を変更する。次に、図11に示すフローチャートのステップS31に移行して、上述したマスタ機110での印刷条件及び出力状態の確認(図9参照)と同様にして、ステップS31乃至ステップS37によりサブ機120での印刷条件及び出力状態を確認する。そして、ステップS37で、サブ機120でのプルーフ出力による出力状態の確認が終了したならば、図10のステップS23に戻り、サブ機120による印刷物の出力を開始する。
【0099】
次のステップS24で、サブ機120による印刷物の出力を終了してサブ機120による印刷処理を完了する。このとき使用される印刷条件は、マスタ機110に固有のデフォルト出力条件情報47bにより自動生成された出力条件情報80が、サブ機120に固有のデフォルト出力条件情報47bにより再設定されたものである。
【0100】
従って、マスタ機110及びサブ機120の夫々に固有のデフォルト出力条件情報47bを使用することにより各デジタル複合機に固有の機械特性及びメンテナンス状態の差異に起因する出力状態の機差を容易に排除できるので、サブ機120により出力される印刷物に対して、マスタ機110と同等の高品質な出力状態を実現できる。
【0101】
なお、サブ機120でプルーフ/ウエイト選択機能を使用するか否かの選択は、上述した印刷処理例のように、サブ機120が備える切換スイッチ70の設定によっても良いが、情報処理装置130から供給する印刷条件によりジョブステータス情報81の記憶領域81aのサブ機のエリアにフラグ「0」を立てることによっても切り換えることができる。
【0102】
上述したように本実施形態においては、印刷条件及び画像情報の転送を受けてサブ機となるデジタル複合機120においてもプルーフ/ウエイト選択機能に基づく印刷処理動作を実行できるので、サブ機120でもプルーフモードで単数部数の印刷物を出力して出力状態を確認したり、ウエイトモードで印刷条件の詳細を変更したりできる。
【0103】
よって、マスタ機110とサブ機120とで同等の高品質な出力状態が要求された場合においても、サブ機120での出力状態をプルーフ/ウエイト選択機能により確認しながら印刷条件を再設定できるので、出力状態が同等の印刷物を複数のデジタル複合機110,120により分担して出力するように並列実行できる。
【0104】
また、サブ機120の出力状態をマスタ機110と同等となるように、サブ機120が備える不揮発メモリ47に格納されたデフォルト出力条件情報47bによりサブ機120の出力条件情報80を自動的に調整できるので、印刷ジョブの処理効率を向上できる。サブ機120に設けられた切換スイッチ70を切り換えることによりプルーフ/ウエイト動作による印刷ジョブの処理停止時間を排除することもできるので、印刷ジョブの処理効率を重視する場合にも対応できる。
【0105】
従って、マスタ機110と同じ高品質な出力状態が要求されるときにのみ、サブ機120でのプルーフ/ウエイト選択機能によりサブ機120の出力状態を確認しながら印刷条件を調整して再設定できるので、画像形成システム100全体の処理効率を低下させることなく必要充分な品質の印刷物の出力を複数のデジタル複合機110,120により分担して並列実行できる。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る画像形成システム及び第一の画像形成装置によれば、情報処理装置から供給される画像形成条件及び画像情報に基づき複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを双方向通信可能に接続された複数の画像形成装置により分担して並列実行する場合、各画像形成装置が単数部数の画像形成物を出力するプルーフモード又は画像形成条件を表示して待機するウエイトモードを選択するプルーフ/ウエイト選択機能を備え、プルーフモード又はウエイトモードにより画像形成動作を実行すると共に画像形成条件及び画像情報を他の画像形成装置に転送するものである。
【0107】
この構成によって、情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給されて主機となる画像形成装置から画像形成条件及び画像情報の転送を受けて副機となる画像形成装置においても、プルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行できるので、副機でもプルーフモードで単数部数の画像形成物を出力して出力状態を確認したり、ウエイトモードで画像形成条件を変更したりできる。
【0108】
従って、主機と副機とで同等の出力状態が要求された場合においても、副機での出力状態をプルーフ/ウエイト選択機能により確認しながら画像形成条件を調整して再設定できるので、出力状態が同等である高品質な画像形成物を複数の画像形成装置により分担して並列的に出力できる。
【0109】
本発明に係る第二の画像形成装置によれば、双方向通信可能な通信手段に接続されて情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給され主機となる画像形成装置から振り分けられた画像形成ジョブを画像形成条件及び画像情報の転送を受けて副機となる画像形成装置により並列実行する場合に、画像形成手段の入出力を制御する制御手段を備え、副機による画像形成動作を主機より振り分けられた画像形成条件で実行するか、副機固有で保持する画像形成条件で実行するかを切り換えるように制御するものである。
【0110】
この構成によって、主機と副機とで出力状態が異なる場合であっても、副機固有で保持する画像形成条件により副機の出力状態を主機同等に自動調整できるので、画像形成ジョブを自動調整された画像形成条件を用いて即座に実行できる。従って、装置稼働率が向上する。
【0111】
本発明に係る画像形成方法によれば、情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給されて主機となる画像形成装置から画像形成条件及び画像情報の転送を受けて副機となる画像形成装置においても、プルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行できるので、副機でもプルーフモードで単数部数の画像形成物を出力して出力状態を確認したり、ウエイトモードで画像形成条件を変更したりできる。
【0112】
従って、主機と副機とで同等の出力状態が要求された場合においても、副機での出力状態をプルーフ/ウエイト選択機能により確認しながら画像形成条件を調整して再設定できるので、出力状態が同等である高品質な画像形成物を複数の画像形成装置により分担して並列的に出力できる。
【0113】
本発明は、複数部数の印刷物及び複写物等を出力する画像形成ジョブを電子写真方式の画像形成機能を有する複数の複写機、複合機、プリンタ等により分担して並列処理するシステムに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての画像形成システム100の構成例を示す概念図である。
【図2】本発明の実施形態としての画像形成装置110,120でのプルーフ/ウエイト選択機能による設定確認画面の表示例(その1)を示す模式図である。
【図3】画像形成装置110,120でのプルーフ/ウエイト選択機能による設定確認画面の表示例(その2)を示す模式図である。
【図4】画像形成装置110,120でのプルーフ/ウエイト選択機能による設定確認画面の表示例(その3)を示す模式図である。
【図5】画像形成装置110,120でのプルーフ/ウエイト選択機能による設定確認画面の表示例(その4)を示す模式図である。
【図6】画像形成装置110,120による画像形成ジョブの出力条件情報の構成例を示す概念図である。
【図7】画像形成装置110,120の不揮発メモリに格納される出力条件情報の構成例を示す概念図である。
【図8】画像形成装置(マスタ機)110による印刷処理例を示すフローチャート(その1)である。
【図9】画像形成装置(マスタ機)110による印刷処理例を示すフローチャート(その2)である。
【図10】画像形成装置(サブ機)120による印刷処理例を示すフローチャート(その1)である。
【図11】画像形成装置(サブ機)120による印刷処理例を示すフローチャート(その2)である。
【図12】従来方式の画像形成システムによるプルーフ動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
48・・・不揮発メモリ、50・・・画像形成手段、70・・・切換スイッチ、100・・・画像形成システム、110,120・・・画像形成装置、130・・・情報処理装置、140・・・通信手段

Claims (22)

  1. 任意の画像形成条件及び画像情報に基づいて複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを複数に分担して画像を形成するシステムであって、
    前記画像形成ジョブに基づく単数部数の画像形成物を出力する画像形成動作をプルーフモードとし、前記画像形成条件を表示して画像形成処理に移行せずに待機する画像形成動作をウエイトモードとしたとき、
    前記プルーフモード又はウエイトモードのいずれかを選択するプルーフ/ウエイト選択機能を有した複数の画像形成装置と、
    前記画像形成装置を接続する双方向通信可能な通信手段と、
    前記通信手段に接続された一つの前記画像形成装置に任意の画像形成条件及び画像情報を供給する情報処理装置とを備え、
    前記情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給された一つの前記画像形成装置において前記プルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行すると共に、前記画像形成条件及び画像情報を他の前記画像形成装置に転送し、
    転送を受けた他の前記画像形成装置において前記プルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行すること
    を特徴とする画像形成システム。
  2. 前記転送を受けた他の画像形成装置は、
    前記プルーフ/ウエイト選択機能に基づきプルーフモード又はウエイトモードのいずれかを選択するプルーフ/ウエイトモードを実施するか否かの切換スイッチを備えること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記通信手段に接続され、任意の画像形成条件及び画像情報が供給される一つの前記画像形成装置を主機とし、
    前記画像形成装置からの画像形成条件及び画像情報の転送を受ける他の前記画像形成装置を副機としたとき、
    前記主機により前記画像形成ジョブを開始すると共に前記通信手段に接続された1台以上の前記副機に当該画像形成ジョブの一部を振り分け、
    前記主機から振り分けられた前記画像形成ジョブを各々の前記副機により並列に画像形成動作を実行すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記副機となる前記画像形成装置は、
    前記プルーフモード又はウエイトモードのいずれかを選択するプルーフ/ウエイト選択機能を無効にする選択無効用の切換スイッチを備えること
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 双方向通信可能な通信手段に接続され、上位の情報処理装置から供給された任意の画像形成条件及び画像情報に基づいて複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを分担して画像を形成する装置であって、
    前記画像形成ジョブに基づく単数部数の画像形成物を出力する画像形成動作をプルーフモードとし、前記画像形成条件を表示して画像形成処理に移行せずに待機する画像形成動作をウエイトモードとしたとき、
    前記上位の情報処理装置によるプルーフモード又はウエイトモードを選択するプルーフ/ウエイト選択指示に基づいて画像を形成する画像形成手段を備え、
    前記画像形成手段は、
    前記情報処理装置から画像形成条件及び画像情報を供給され、前記プルーフ/ウエイト選択指示に基づく画像形成動作を実行すると共に、前記画像形成条件及び画像情報を他の前記画像形成装置に転送すること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 前記画像形成条件を調整する出力条件情報が格納されたメモリ手段を備え、
    前記画像形成手段は、
    前記メモリ手段に格納された前記出力条件情報により調整された前記画像形成条件及び画像情報に基づき画像を形成すること
    を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記出力条件情報は、
    画像位置情報、後処理情報又は濃度情報のいずれか1つ以上の情報を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像位置情報は、
    画像形成位置の表面主走査情報、表面副走査情報、裏面主走査情報、裏面副走査情報、表面頁間隔量情報又は裏面頁間隔量情報のいずれか1つ以上の情報を含むこと
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記後処理情報は、
    パンチ位置情報、ステープル位置情報、折位置情報又は断裁位置情報のいずれか1つ以上の情報を含むこと
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記濃度情報は、
    イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)からなる基本構成色のいずれか1色以上の濃度データを含むこと
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 前記プルーフモード又はウエイトモードのいずれかを選択するプルーフ/ウエイト選択機能を無効にする選択無効用の切換スイッチを備え、
    前記選択無効用の切換スイッチにより前記プルーフ/ウエイト選択機能が無効化された場合、前記メモリ手段に格納された出力条件情報による前記画像形成条件の調整を実行しないこと
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  12. 双方向通信可能な通信手段に接続可能な画像形成装置であって、
    画像形成手段と、
    前記画像形成手段の入出力を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    任意の画像形成条件及び画像情報が供給される一つの画像形成装置を主機とし、前記主機からの画像形成条件及び画像情報の転送を受ける他の画像形成装置を副機としたとき、
    前記主機により画像形成ジョブを開始すると共に前記通信手段に接続された1台以上の前記副機に当該画像形成ジョブの一部を振り分け、前記主機から振り分けられた前記画像形成ジョブを各々の前記副機によって並列に画像形成動作を実行する際に、
    前記副機による画像形成動作を前記主機より振り分けられた画像形成条件で実行するか、前記副機固有で保持する画像形成条件で実行するかを切り換えるように制御すること
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 前記副機による画像形成動作を前記主機より振り分けられた画像形成条件で実行するように前記制御手段により切り換えるとき、
    前記主機より振り分けられた画像形成条件は、
    画像位置情報、後処理情報又は濃度情報のいずれか1つ以上を含むこと
    を特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記画像位置情報は、
    画像形成位置の表面主走査情報、表面副走査情報、裏面主走査情報、裏面副走査情報、表面頁間隔量情報又は裏面頁間隔量情報のいずれか1つ以上の情報を含むこと
    を特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記後処理情報は、
    パンチ位置情報、ステープル位置情報、折位置情報又は断裁位置情報のいずれか1つ以上の情報を含むこと
    を特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  16. 前記濃度情報は、
    イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)からなる基本構成色のいずれか1色以上の濃度データを含むこと
    を特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  17. 前記副機による画像形成動作を前記副機固有で保持する画像形成条件で実行するように前記制御手段により切り換えるとき、
    前記副機固有で保持する画像形成条件は、
    画像位置情報、後処理情報又は濃度情報のいずれか1つ以上を含むこと
    を特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  18. 前記画像位置情報は、
    画像形成位置の表面主走査情報、表面副走査情報、裏面主走査情報、裏面副走査情報、表面頁間隔量情報又は裏面頁間隔量情報のいずれか1つ以上の情報を含むこと
    を特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記後処理情報は、
    パンチ位置情報、ステープル位置情報、折位置情報又は断裁位置情報のいずれか1つ以上の情報を含むこと
    を特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  20. 前記濃度情報は、
    イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)からなる基本構成色のいずれか1色以上の濃度データを含むこと
    を特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  21. 任意の画像形成条件及び画像情報に基づいて複数部数の画像形成物を出力する画像形成ジョブを複数の画像形成装置に分担して画像を形成する方法であって、
    前記画像形成ジョブに基づく単数部数の画像形成物を出力する画像形成動作をプルーフモードとし、前記画像形成条件を表示して画像形成処理に移行せずに待機する画像形成動作をウエイトモードとしたとき、
    前記プルーフモード又はウエイトモードのいずれかを選択するプルーフ/ウエイト選択機能を各々の前記画像形成装置に設け、
    プルーフ/ウエイト選択機能を設けた複数の前記画像形成装置を双方向通信可能な通信手段に接続し、
    前記通信手段に接続された一つの前記画像形成装置に任意の画像形成条件及び画像情報を供給し、
    前記画像形成条件及び画像情報を供給された一つの前記画像形成装置において前記プルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行すると共に、前記画像形成条件及び画像情報を他の前記画像形成装置に転送し、
    転送を受けた他の前記画像形成装置において前記プルーフ/ウエイト選択機能に基づく画像形成動作を実行することを特徴とする画像形成方法。
  22. 前記通信手段に接続され、任意の画像形成条件及び画像情報が供給される一つの前記画像形成装置を主機とし、
    前記画像形成装置からの画像形成条件及び画像情報の転送を受ける他の前記画像形成装置を副機としたとき、
    前記主機により前記画像形成ジョブを開始すると共に前記通信手段に接続された1台以上の前記副機に当該画像形成ジョブの一部を振り分け、
    前記主機から振り分けられた前記画像形成ジョブを各々の前記副機により並列に画像形成動作を実行する
    ことを特徴とする請求項21に記載の画像形成方法。
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