JP2004264303A - バッテリ劣化の決定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 バッテリ劣化の決定方法であって、特に充電および放電に関してサイクルが実質的に変化する適用においてもバッテリの劣化を安全かつ確実に決定することが可能な方法を提供する。
【解決手段】 バッテリ劣化の決定方法には、バッテリの充電および放電サイクルを、各充電/放電の数および深度によって測定することが含まれる。各充電および放電サイクルに対して、具体的なバッテリ・タイプに特有な劣化曲線に基づいて、固有劣化値を決定する。次にこれらの個々の固有劣化値を合計して、バッテリの劣化が得られる。
【選択図】 図1
【解決手段】 バッテリ劣化の決定方法には、バッテリの充電および放電サイクルを、各充電/放電の数および深度によって測定することが含まれる。各充電および放電サイクルに対して、具体的なバッテリ・タイプに特有な劣化曲線に基づいて、固有劣化値を決定する。次にこれらの個々の固有劣化値を合計して、バッテリの劣化が得られる。
【選択図】 図1
Description
米国仮出願第60/449811号に対して優先権を主張する。なお、この文献の主題は本明細書において参照により取り入れられている。
本発明は一般に、バッテリ状態の監視に関する。特に本発明は、バッテリ劣化の決定方法であって、バッテリの充電および放電サイクルを充電/放電の数および深度によって測定する方法に関する。
鉛、ニッケル金属水素化物、またはリチウム・イオン・バッテリにおいて、バッテリの劣化、したがって詰まるところバッテリ寿命の監視は、機能的な耐久性にとって非常に重要である。一般に、バッテリ寿命の劣化は、いわゆる「サイクル寿命」に対応する。サイクル寿命は、バッテリが機能を停止する前のバッテリの充電および放電サイクルの可能な数である。サイクルの絶対数に加えて、個々のサイクルのタイプおよびここでは特にバッテリが放電または再充電される深度が、このサイクル寿命に対して重要である。したがって、たとえば、放電深度が1サイクル当たり100%であるならば、バッテリのサイクル寿命は統計平均上80サイクルである。しかし放電深度が1サイクル当たり1%であるならば、サイクル寿命は30000サイクルである。すなわち充電/放電の各深度に対して、バッテリ寿命と等価なサイクル数が存在する。全体的なバッテリ寿命に達するのはたとえば、0.75%の放電深度(DOD)において200,000サイクルの後に、または2.5%のDODにおいて20,000サイクルの後などである。
最初に述べた3つのバッテリ・システムの中では、鉛バッテリが、サイクル寿命が最も短く、入手コストが最も低い。したがって残りのサイクル寿命を好適に監視しまたは予測することに対する要求が最も大きい。
特許文献1では、バッテリおよび蓄電池内で一体化された格納デバイスであって、バッテリの耐用寿命にとって興味深いデータを格納および評価することができる格納デバイスが提案されている。残念ながら、この応用例では、実際の動作モードに関して、そして、特に格納データの評価に関して、全く結論づけられていないため、バッテリ劣化の決定方法を実施するために当業者が使用できる教示は、ここでは全く与えられない。
特許文献2では、バッテリの状態を診断する方法が提案されている。好適なカウンタを用いて、充電サイクルおよび充電量だけでなく充電および放電プロセスの継続時間が測定およびカウントされる。このようにして決定された値は、その値からバッテリの一般的な状態が計算できるように、e関数(e−Funktion)により対応する複雑な関係を介して修正される。
その手順は、比較的複雑である。と言うのは、対応する量のデータを入手した後、バッテリの一般的な状態に関する比較的あいまいな記述ができるように、複雑な形式で数学的に組み合わせなければならないからである。
バッテリの劣化または劣化条件を決定するさらなる可能性は、アクティブ診断(aktiven Diagnose)において存在する。このアクティブ診断の間に、所定の容量でバッテリを充電または放電する。このアクティブな放電または充電プロセスを測定することによって、個々のプロセスで知られている対応する関係に基づいて、バッテリの劣化について結論を出すことができる。この種のアクティブ診断方法は、特許文献3において例示されている。
本発明の目的は、バッテリ劣化の決定方法であって、特に充電および放電に関してサイクルが実質的に変化する適用においても、バッテリの劣化を安全かつ確実に決定することが可能な方法を提供することである。さらには、本発明のさらなるまたは代わりの目的は、これに基づいて、バッテリについての劣化表示器の実現を可能にすることである。
本発明では、バッテリ劣化の決定方法が提供され、バッテリの充電および放電サイクルが、充電/放電の数および深度によって測定される。充電および放電サイクルのそれぞれに対して、固有劣化値が、具体的なバッテリ・タイプに特有の劣化曲線に基づいて決定される。次にこれらの個々の固有劣化値を合計して、バッテリの劣化が得られる。
たとえば鉛蓄電池、ニッケル金属水素化物バッテリ、またはリチウム・イオン・バッテリなどのような各バッテリ・タイプに対して、放電深度とサイクル寿命との間の関係を決定することができる。少なくとも統計平均上、具体的なバッテリ・タイプに特有であるこの関係から、ダイアグラムを計算し、具体的なバッテリ・タイプに特有の劣化曲線を示すことができる。この劣化曲線は、たとえば充電または放電サイクルの深度の関数としてパーセントの形式で表すことができる。次にこの特性曲線から固有劣化値が、各充電または放電サイクルに対して、サイクルの充電または放電の深度に基づいて得られる。次にこの固有劣化値を、それ以前のサイクルで決定済みの全ての固有劣化値に加える。こうして固有劣化値の合計が、バッテリ寿命に渡って常に増えることになる。固有劣化値と個々のサイクルの充電または放電の深度が劣化曲線を介して直接関係するため、バッテリの劣化または寿命において重要な部分を果たすこの充電または放電の深度の値が、迅速かつ簡単な方法で考慮される。
すなわちバッテリの劣化を決定するために必要なことは、複雑な計算を行なう代わりに、固有劣化値の現時点での合計を考えることだけである。バッテリ寿命に渡って、固有劣化値の合計が、完全に枯渇したバッテリを表す値に近づく。個々の固有劣化値をパーセントで表せば、合計は、枯渇したバッテリの場合に100%になる。
したがって対象とするバッテリがすでに劣化している程度だけでなくその残りの耐用寿命をも、簡単な合計および合計値の考察によって、いつでも決定しまたは読み取ることができる。固有劣化値をたとえば使用済みのバッテリ寿命のパーセントとして表すことは、バッテリの劣化を簡単かつ効率的な方法で表示することに理想的に適している。
本発明による方法の一実施形態においては、充電の各部分サイクルおよび放電の各部分サイクルを、別個に測定する。部分サイクルのそれぞれに対して固有劣化値を決定し、全ての部分サイクルに対する固有劣化値を一緒にして合計する。
本発明による方法のこの実施形態は、特に規則的なサイクルでバッテリが動作しているわけではないときに有利である。たとえば個々の放電サイクルが、放電サイクルの初期値へ戻る中間的な再充電をはさまずに次々に起こる場合には、この挙動は予期されないため、サイクルごとの考察は比較的不正確である。
特に、たとえば自動車の牽引目的用に電気エネルギーを供給するために使用されるようなヘビー・デューティ・バッテリの場合、まさにこれらの充電および放電プロセスが特別な役割を果たす。と言うのはここでは、放電はエネルギー要求に応じて、エネルギーが存在するときに起こり、対応する充電プロセスは、理想的な耐用寿命を得るためのバッテリに対する具体的な要求を車両が確認することなく、起こるからである。
それにもかかわらず、これらの複雑な動作条件の下で、バッテリの劣化を信頼性良く簡単な方法で決定できるようにするためには、本発明の前述の実施形態により、一つのサイクルが、それぞれ異なる深度の充電または放電を表す複数の部分サイクルから構成されていると規定することが有利である。通常、部分サイクルは、2つのハーフ・サイクルであり、すなわち放電の第1のハーフ・サイクルと、続いて充電の第2のハーフ・サイクルである。
たとえば、すでに述べた自動車における動作の場合、放電の個々の部分サイクルの後に、対応するレベルまでの充電が続くとは必ずしも言えないが、大きく変化する充電および放電サイクルが起こることは考えられる。本発明の実施形態によれば、各部分サイクルならびにそれらに付随する充電および放電の深度は別個に考察され、固有劣化値は、劣化曲線に基づいて各個々の部分サイクルに対して決定される。したがってバッテリのこのような複雑な動作においても、これらの固有劣化値を簡単に合計することによって、簡単、迅速かつ効果的な方法で劣化を決定することができる。
耐用寿命に主に影響を及ぼすバッテリの充電および放電プロセスだけでなく、同様にある程度の、しかしずっと小さい影響を耐用寿命に及ぼす他の因子も、簡単な方法で考慮することができる。これらの因子は、たとえば測定によって決定することができ、固有劣化値と数学的に組み合わせられる簡単な重み係数を用いることによって考慮することができる。したがって、たとえば、このような重み係数として一般的に乗法であるもの、すなわち固有劣化値と掛け合わせるものを考慮することができる。掛け合わせは、決定された固有劣化値を合計する前に、決定された固有劣化値のそれぞれに対して行なわれる。
たとえば、バッテリの動作もしくは周囲温度または充電もしくは放電電流のサイズおよび方向を、この種の重み係数としても良い。当然のことながら、たった1つの重み係数を考慮することができるだけでなく、複数個のこのような重み係数を、具体的な固有劣化値と数学的に組み合わせることもできる。
本発明による方法の別の実施形態においては、充電または放電サイクルとして、容量スループット(容量処理量、処理能力)が所定の限界を上回るもののみを考慮にいれる。
これは、この所定の限界を下回る充電だけでなくこの所定の限界を下回る放電も、考慮に入れないことを意味する。このような限界の設定としては、この限界を下回る容量で行なうバッテリの充電および放電は両方とも、もっぱらその二重層容量(電気的二重層の容量)から除外され、そのためこのような充電プロセスはバッテリの作用する量(アクティブな容量)を含まず、したがってその化学的変換を全く伴わないように、行なうのが有用である。最初に説明したバッテリ・タイプの場合には、二重層容量の範囲に含まれる充電または放電の深度は通常、最大可能な充電または放電、すなわちバッテリ容量の1%よりもはるかに小さい大きさのオーダである。
バッテリの動作計画が複雑な場合でも劣化が簡単かつ効果的に決定されるため、本発明による方法の有利な応用例は、たとえば自動車におけるバッテリ・システムとして使用されるような充電および放電の点で不規則に動作するバッテリ・システムの分野に存在する。本文脈では、本発明の方法は、主目的用バッテリ、および、たとえばナビゲーション・システム、車両エレクトロニクスなどの電気的な補助構成部品(コンポーネント)への電力供給用バッテリの両方に対して用いることができる。当然のことながら本発明の方法は、補助デバイスおよび主デバイスに同時に電力を供給するバッテリに対して用いても良い。
本方法を、図面を参照しながら典型的な実施形態に基づいて以下に詳しく述べる。
以下では、本発明による方法を、鉛バッテリの例を用いて一般論として説明する。こうするために、図1に、放電深度(DOD)とサイクル寿命(N)との間の片対数の関係を近似的に示す。ここで示すように、バッテリのサイクル寿命は、たとえば100%の放電深度において約100サイクルである。しかしわずか1%の放電深度においては、同じバッテリのサイクル寿命は約30,000サイクルである。
さらに図1におけるプロットから、放電深度が異なる場合には、バッテリ寿命全体が到達されるのは、異なるサイクル数の後であるということが分かる。したがってこれは、各放電深度に対して、バッテリの耐用寿命と等価なサイクル数が存在することを意味する。基本的に、各サイクルは、放電xdisからなる第1のハーフ・サイクルとその後の充電xchaとから構成されることを前提とする。したがって各場合において、サイクルの最初に存在していたのと同じ充電状態が、サイクルの最後に実現される。実際の計算では、次のことも考慮に入れなければいけない。すなわちバッテリの充電は無損失ではないので、最終的に充電しなければならない容量xchaは、放電容量xdisと充電係数LFとの積から得られることである。
しかし実際には、充電および放電サイクルは著しく異なることが多い。と言うのは、特に自動車における用途の場合、一般的に、放電深度が固定されている規則的なサイクルが、ずっと起こることは全くないからであり、さらにバッテリは通常、常に完全に充電されるわけではないからである。可変サイクルが生じるこの複雑な、しかし実際的な動作のために、サイクルの定義を異なったものにしなければならない。前述の式(1)は、この複雑なバッテリ動作に対してはもはや正しくない。しかし個々の充電および放電ステップ(添字i)に対しては、したがって次のことが適用される。
これらの条件があるために、ここで用いる方法においては、放電および充電サイクルを部分サイクルとして別個にカウントし、したがってさらなる計算または評価においても別個に考慮する。
放電深度のパーセント表示の各値xiに対して、個々のサイクル寿命Nに対応するサイクル数yiを、図1の耐用寿命ダイアグラムから読み取ることができる。これについては最初にすでに説明した。次にこれらの数値対から、数値対xiおよびziを含む劣化曲線を、ハーフ・サイクルに対して計算することができる。本文脈においては、これらの数値対を以下のように求める。
したがってこの固有劣化曲線は、パーセントで表示した充電または放電の深度xiとパーセントで表示した固有劣化値Akiとの間の関係として生じるものであり、図2のダイアグラムにおいて再び片対数形式でプロットする。
次にバッテリにおいて、充電または放電のプロセスおよび付随する深度を、簡単なセンサ・システムを用いてそれ自体は既知の方法で測定することができる。次に部分サイクルziのそれぞれに対して、まさにこの部分サイクルziに特有である対応する劣化値Akiを、部分サイクルの充電または放電の深度xiから、図2に従うダイアグラムにおいて、固有劣化値が特徴づけられている劣化曲線に基づいて得る。
これらの固有劣化値Aki、または発生した全ての固有劣化値Akiの個々の数niを、単純に連続して合計することによって、バッテリの劣化Aを動作中のパーセントとして決定することができる。本文脈では、この劣化Aは以下の式から得られる。
本文脈では、発生した部分サイクルziの数をniで表し、部分サイクルの個々に対応する充電または放電の深度をxiで表す。
合計によって決定される劣化Aは、次のように理解すべきである。すなわち、A=0%である劣化は、新しいバッテリと等価であると処理すべきであり、一方でA=100%である劣化は、バッテリがすでに完全に枯渇していることを意味する。したがって劣化Aは、すでに使用されたバッテリ寿命のパーセントを示す。結果として、すでに使用されたバッテリ寿命と等価であると処理すべき劣化Aを示すこと、あるいは、100%から簡単な引き算をした後に残りの耐用寿命A’を示すこと、これについてはA’=100%−Aが適用される、に、直接に適している。
このような計算に対応する例が、図3に示すプロットによって与えられている。図3に示す例では、バッテリがすでに完全に枯渇していることが、100%の値に達している右側に示す劣化Aの柱(棒柱)から分かる。さらなる柱(棒柱)は、個々の部分サイクルziまたはそれに対応する固有劣化値Akiの合計(niに渡る)を、それらの個々の充電または放電の深度xiとともに示し、個々に対応するバー(棒柱)の高さは劣化Aのパーセントで表示される割合を示す。ここで選択した例では、数ni=280,000の部分サイクルが、充電または放電の深度xi=0.75%で生じている。これは、生じた劣化A全体の70%である劣化Aの割合に対応する。次のバー(棒柱)は、数ni=6,800の部分サイクルを充電または放電の深度xi=2.5%において示し、これ自体は劣化Aの17%の割合を示す。さらなるバー(棒柱)は、同様の仕方で、充電または放電のさらなる深度xi=4、20、30、50、100%において、それぞれ生じている。
計算が、充電および放電の個々の深度xiで発生する充電および放電の成分について行なわれ、主にバッテリの劣化に関連する、この比較的単純な実施形態に加えて、計算中にさらなる詳細を取り入れることによって、本発明の方法を最適化することができる。
これらの詳細の1つは、たとえばバッテリの充電または放電の間に起こり、バッテリごとに指定の方法で定義されるべき閾値xmin(DOD)を下回る容量スイング(容量揚げ、容量振れ、Kapazitaetshuebe)が、部分サイクルとしてカウントされていないことである。この文脈においては、バッテリが、この閾値xmin(DOD)よりも小さい容量値で充電または放電される場合には、バッテリにおいてアクティブな容量についての容積の仕事(Volmenarbeit)が全く生じないように、閾値xmin(DOD)が選択されなければならない。付加または除去される電荷は、二重層容量(電気的二重層の容量)の電荷交換のみによってバッテリに供給される。この二重層容量の電荷交換は、バッテリの耐用寿命にも劣化Aにも全く影響を及ぼさないので、劣化Aを考えるときには、容量がxmin(DOD)よりも小さい充電および放電プロセスを考慮すべきではない。したがって、これらの部分サイクルは処理されず、その結果、ここでは、固有劣化値は決定されず、式(5)による合計にも付加されない。
劣化の監視を最適化するためのこのような影響性のさらなる変数は、バッテリの動作温度Tである。温度依存性の重み係数fi,Tも考慮に入れれば、バッテリ劣化Aの計算をさらに精緻なものにすることができる。したがって劣化Aの計算は、以下の式によって与えられる。
バッテリの動作温度に基づくこれらの重み係数fi,Tと同等に、さらなる重み係数を用いることもできる。本文脈では、可能なさらなる付加的な重み係数fi,Iによって電流強度の影響を考慮に入れることが、特に好ましく有用である。したがって劣化Aは以下のように計算される。
閾値xmin(DOD)よりも大きい容量の充電または放電を部分サイクルが含む場合のみ、重み係数fi,Tおよびfi,Iを用いて、そして特性劣化値Akiを作動させる(アクティブにする)ことによって、劣化についての計算を精緻なものにする例示されたこれら3つの方法が、共におよび別個にまたは組み合わせて用いられることで、ここで説明した方法で、特性劣化値Akiの合計を通して劣化Aの基本的な計算結果を決定することができる。
本文脈においては、連続関数と劣化曲線との両方の重み係数が、対応する依存性、すなわち劣化曲線を表すために用いられ得る。しかし近似的な区間(近似区間)の形においては、この依存性を示し、用いることもでき、この近似区間には、劣化Aの計算に必要な正確度および具体的なバッテリ・タイプに適応した各場合におけるクラス幅(級幅、Klassenbreiten)を設けることができる。
適応するクラス幅を有する近似区間を特徴づける実施形態は、たとえば自動車の複合制御ユニット内のような制御ユニット内で、実施できることが有利である。と言うのは、この実施形態では、対応する数値を迅速に処理することができる一方で、対応して制御ユニット内で必要となる計算およびメモリ容量は小さいからである。
以下では、前述した関係を、2つの具体的な数値例によって例証する。
数値例1
以下は、鉛バッテリの劣化Aについての数値例を用いた詳細な説明である。
以下は、鉛バッテリの劣化Aについての数値例を用いた詳細な説明である。
本文脈では、図1におけるダイアグラムと同様に、数値対(xi,yi)を有する鉛バッテリのサイクル寿命曲線が与えられる。本文脈では、これらの数値対は、下に示す表1の列1および列2に見られる。部分サイクルziは、表1の列2のサイクルyiから、式(3)の関係に従って求められる。次に表1の列4に示すように、固有劣化値Akiを、これらの部分サイクルziから、式(4)に従って計算することができる。
表2では、充電または放電の各深度xiにおいて実際に起きている部分サイクルの数値niを、列2に示す。表1からの充電または放電の個々の深度xiに対する固有劣化値Akiと組み合わせることで、式(5)における関係に従って、劣化Aの成分Aiを計算することができる。これらを表2の列3に示す。したがってこれらの成分Aiを合計することによってバッテリの劣化Aが与えられ、ここで示した数値例ではA=94.89%である。
例としてここで説明した劣化Aの計算における意図は、重み係数fiを何ら考慮しない例示用の簡単な例を選ぶことであった。
数値例2
以下では、ニッケル金属水素化物バッテリの劣化Aを、より詳細な数値例をさらに参照して、例示的に説明する。今回は、典型的な計算の中に重み係数fiも含めたが、重み係数fiの使用をニッケル金属水素化物バッテリに限定することを意図しているわけではない。
以下では、ニッケル金属水素化物バッテリの劣化Aを、より詳細な数値例をさらに参照して、例示的に説明する。今回は、典型的な計算の中に重み係数fiも含めたが、重み係数fiの使用をニッケル金属水素化物バッテリに限定することを意図しているわけではない。
次に、前述の数値例2を数値例1と同様に説明する。前述した表1と同様に、xi、yi、zi、およびAkiに対する対応する数値を表3に載せる。これらは、表1内の数値と同様に、式(3)および式(4)を用いて得られる。
下の表4は、温度の影響を表すためのものである。対応する重み係数fi,Tを、放電深度xiの関数として、選択した温度Tに対して表4の列2〜列5に示す。
上に示した表5では、数値例1の表2における数値niに表示されているのと同様に、再び部分サイクルziの数値ni,Tを、表4で既に考慮されている種々の温度Tに対して表示する。ここで示す数値例では、次に劣化Aの成分Aiを、式(6)を用いて計算する。これらを表5の列6に表す。こうしてA=59.14%の劣化条件は、充電または放電の深度xiと温度Tとに依存する重み係数fi,Tを考慮に入れた、最初に説明した原理による結果である。
同じようにして、電流依存性も、さらに重み係数fi,Tを用いてバッテリの劣化Aの計算に織り込むことができる。すなわち温度Tおよび電流Iの関数としての重み係数fi,Tを含む表を、さらに用いる必要がある。その結果、表5を、1つの次元だけ拡張して、充電または放電の深度xiを1つの方向において表し、温度Tを第2の方向において表し、加えて、電流強度Iを新しい次元として表すことができるようにしなければならない。
しかしながら、制御ユニットで用いる際には、これは問題とならない。と言うのは、部分サイクルの終了では、バッテリの劣化Aは、部分サイクルに対して生じる劣化Aの成分Aiを付加することで即座に更新されるからであり、したがって部分サイクルの数に対する大きな行列を記憶(格納)しておく必要が全くないからである。
Claims (20)
- バッテリの劣化の決定方法であって、
前記バッテリの充電および放電サイクルの個々の数および深度を測定するステップと、
少なくとも一部の前記充電および放電サイクルのそれぞれに対する個々の固有劣化値を、前記バッテリのタイプに特有の劣化曲線を用いて決定するステップと、
前記決定された固有劣化値を合計して、前記バッテリの前記劣化を得るステップと、を含む方法。 - 個々の前記充電および放電サイクルがそれぞれ、個々の部分サイクルであり、前記測定は、前記個々の部分サイクルを別個に測定するように行なわれる請求項1に記載の方法。
- 前記劣化曲線が、前記バッテリ・タイプに対する前記個々の充電または放電の前記深度に対する、各々の前記固有劣化値の依存性を定義する連続関数である請求項1に記載の方法。
- 前記劣化曲線には、前記個々のバッテリ・タイプに適応するクラス幅を有する近似区間が含まれ、前記劣化曲線は、前記個々の充電または放電の前記深度に対する、個々の固有劣化値の依存性を規定する請求項1に記載の方法。
- 前記劣化曲線が、少なくとも一部において、重み係数を用いて前記バッテリの領域内において現時点で支配的な条件に適応する請求項1に記載の方法。
- 前記重み係数が温度に依存する請求項5に記載の方法。
- 前記重み係数が、前記個々の充電または放電サイクルの電流の方向および強度に依存する請求項5に記載の方法。
- 前記重み係数が、前記個々の充電または放電サイクルの電流の方向および強度に依存する請求項6に記載の方法。
- 前記劣化曲線は、前記バッテリ・タイプについての前記個々の充電または放電の前記深度に対する、各々の前記固有劣化値の依存性を定義する連続関数である請求項2に記載の方法。
- 前記劣化曲線には、前記個々のバッテリ・タイプに適応するクラス幅を有する近似区間が含まれ、前記劣化曲線は、前記個々の充電または放電の前記深度に対する、個々の固有劣化値の依存性を規定する請求項2に記載の方法。
- 前記劣化曲線が、少なくとも一部において、重み係数を用いて前記バッテリの領域内においてで現時点で支配的な条件に適応する請求項2に記載の方法。
- 前記重み係数が温度に依存する請求項11に記載の方法。
- 前記重み係数が、前記個々の充電または放電サイクルの電流の方向および強度に依存する請求項11に記載の方法。
- 前記重み係数が、前記個々の充電または放電サイクルの電流の方向および強度に依存する請求項12に記載の方法。
- 前記少なくとも一部の前記充電および放電サイクルには、所定の限界を下回る充電または放電の個々の深度を有する充電または放電サイクルは含まれない請求項1に記載の方法。
- 前記バッテリが、自動車において電子的補助構成部品への電力の供給用に使用するように構成される請求項1に記載の方法。
- 前記バッテリが、自動車において主構成部品への電力の供給用に使用するように構成される請求項1に記載の方法。
- 前記少なくとも一部の前記充電および放電サイクルには、所定の限界を下回る充電または放電の個々の深度を有する充電または放電サイクルは含まれない請求項2に記載の方法。
- 前記バッテリが、自動車において電子的補助構成部品への電力の供給用に使用するように構成される請求項2に記載の方法。
- 前記バッテリが、自動車において主構成部品への電力の供給用に使用するように構成される請求項2に記載の方法。
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