JP2004262908A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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典隆 尾本
Atsushi Yokomaku
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Abstract

【課題】毛髪のまとまり、セット保持性、再整髪性に優れた毛髪化粧料を提供すること。
【解決手段】(A)融点30℃以上の油脂及び/又はロウ状物質と(B)ポリフェノール類とを含有することを特徴とする毛髪化粧料。
【効果】本発明の毛髪化粧料は、毛髪のまとまり、セット保持性、再整髪性に優れた効果を発揮する。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛髪化粧料に関し、より詳細には、毛髪のまとまり、セット保持性、再整髪性に優れた毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、毛髪のまとまり、セット保持性等の整髪性を得るためにセット樹脂による高分子の被膜を利用した毛髪化粧料が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。しかしながら、セット樹脂による整髪は毛髪どうしを接着してしまうため、自然な風合いに欠けるうえ、櫛通り・指通りが悪く、一度櫛通し等で被膜をはがしてしまうと、整髪性は失われると言う欠点があった。このような欠点を克服するために、常温固体の油脂・ロウ状物質を整髪剤として用いる方法が提案されている(例えば、特許文献3、4参照)。しかしながら、ヘアカラー・パーマ等により損傷を受けた毛髪は、従来のようなセット樹脂や常温固体の油脂、ロウ状物質を用いた整髪剤では、充分な整髪性が得られず、改善が望まれていた。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−287116号公報
【特許文献2】
特開平9−20626号公報
【特許文献3】
特開平10−45546号公報
【特許文献4】
特開平11−124316号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑み成されたもので、常温固体の油脂、ロウ状物質の毛髪への吸着力を向上させ、該油脂及び/又はロウ状物質の毛髪への適用効果が充分に得られる優れた毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく、種々研究を重ねた結果、融点30℃以上の油脂及び/又はロウ状物質と特定のポリフェノール類を併用することで、油脂およびロウ状物質に基づく整髪性が向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は(A)融点30℃以上の油脂及び/又はロウ状物質と(B)ポリフェノール類とを含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をより詳細に説明する。本発明の毛髪化粧料は、(A)融点30℃以上の油脂及び/又はロウ状物質と(B)ポリフェノール類とを併用することにより、毛髪のまとまり、セット保持性、再整髪性を向上させた毛髪化粧料である。
【0007】
本発明に用いられる融点30℃以上の油脂及び/又はロウ状物質として、より具体的には、カカオ脂、パーム油、木ロウ、牛脂、牛骨脂、豚脂、馬脂、羊脂、硬化ヒマシ油、ラノリン、水添ラノリン、硬質ラノリン、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、コメヌカロウ、水素添加コメヌカロウ、イボタロウ、サラシモンタロウ、サトウキビロウ、ベイベリーロウ、オウリキュリーロウ、エスパルトロウ、水添ホホバロウ、シアバター、ミツロウ、サラシミツロウ、鯨ロウ、セラックロウ、パラフィンロウ、ワセリン、オゾケライト、セレシン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられ、これら油脂及び/又はロウ状物質は1種単独でまたは2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。
本発明の毛髪化粧料における上記油脂及び/又はロウ状物質の融点は、通常30〜100℃、好ましくは30〜90℃とすると好適である。融点が30℃未満では充分な整髪効果が得られず、100℃を越えた場合は、安定配合が困難となる場合がある。配合量は、通常0.01〜60%、好ましくは0.05〜55%、さらに好ましくは0.1〜50%であり、0.01%未満では充分な整髪効果が得られない場合があり、60%を超えると毛髪の手触り感にゴワつきやベタつき等の不具合を感じる場合がある。
【0008】
本発明に用いられるポリフェノール類は、例えばガロタンニン酸、ケブリン酸、ハマメリタンニン、アセルタンニン、没食子酸、バロン酸、ケブール酸、ヘキサヒドロキシジフェン酸、エラグ酸、カフェー酸、p−クマル酸、フェルラ酸、シナピン酸、クロロゲン酸等及びこれらの塩、これらの誘導体および該誘導体の塩などを挙げることができ、上記誘導体としては、例えば、没食子酸の誘導体であるm−ジ没食子酸、デヒドロジ没食子酸、没食子酸メチルエステル−3−グルコシド、没食子酸メチルエステル−4−グルコシド、没食子酸プロピルエステル−3−グルコシド、没食子酸メチルエステル−3−マルトシド、没食子酸−3−グルコシド、没食子酸−3−マルトシド、没食子酸オクチル−3−マルトシド、没食子酸−3−グルクロニド、没食子酸ガラクツロニド、没食子酸メチルエステル−3,5−ジグルコシド、没食子酸−3,4−ジグルコシド、没食子酸−3,5−ジグルコシド等が挙げられ、これらの中でも、原料供給性、製造容易性などから没食子酸メチルエステル−3,5−ジグルコシド、没食子酸−3,4−ジグルコシド、没食子酸−3,5−ジグルコシド等の没食子酸配糖体等が特に好適である。これらは1種単独または二種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
【0009】
なお、没食子酸配糖体は、下記一般式(3)の化学構造を有するものである。
【化3】
Figure 2004262908
[ここで、上記式中、R1は水素原子あるいはアルカリ金属、アルカリ土類金属あるいはアンモニウム塩あるいは炭素数1から18のアルキル基あるいはアルケニル基、R2、R3、R4は水素原子、水酸基、アルコキシ基(C1〜C18)、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基、単糖、2糖もしくはオリゴ糖残基を示し、R2、R3、R4のうち少なくとも1個は水酸基であり、さらにR2、R3、R4のうち少なくとも1個は単糖、2糖、オリゴ糖残基を示す。]
【0010】
本発明の毛髪化粧料における上記ポリフェノール類の配合量は特に限定されないが、通常、組成物全体に対し、0.001〜10.0%、好ましくは0.01〜5.0%、より好ましくは0.01〜3.0%である。配合量が0.001%未満の場合は充分な配合効果が得られず、また10重量%を越える場合には毛髪化粧料として好ましくない手触り感となってしまう場合がある。
【0011】
本発明の毛髪化粧料は、前述の必須成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で、従来の毛髪化粧料に慣用されている各種添加成分を所望に応じ、配合することができる。
これらの添加成分としては、例えば塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等の陽イオン性界面活性剤、アルキル硫酸エステル塩等の陰イオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテルやポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン性界面活性剤、ポリビニルピロリドンやアルキル樹脂等の毛髪固定用高分子樹脂、メチルポリシロキサン等の高重合シリコーン化合物および変性シリコーン、架橋型シリコーン末、メチルシロキサン網状重合体、シリコングラフトポリマー、トリメチルグリシン、ヒアルロン酸等の保湿剤、タンパク加水分解物、生薬、ビタミン、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、クエン酸やコハク酸等の有機酸およびその塩、炭化水素、エステル油、高級アルコール、着色剤、pH緩衝剤、香料、溶剤(エタノール)、脂肪酸、微粒子粉末等が挙げられる。
これらの添加成分は1種単独でまたは2種以上を適宜組み合わせて使用することができ、また、毛髪化粧料を調製する際の適当な段階で配合することができる。
【0012】
本発明の化粧料に使用される香料組成物は、特願2001−288532に準じ、香料組成物を配合する場合、化粧料全量に対して香料組成物が0.00001〜50%となるように配合すると好適であり、より好ましくは、0.0001〜30%配合される。
【0013】
【発明の効果】
本発明の毛髪化粧料は、例えば液状、クリーム状、ワックス状、ジェル状、泡状、霧状等の各種形状に調製して利用でき、各剤系の常法に準じて調製することができる。更に、本発明に係る毛髪化粧料は、ヘアウォーター、ヘアオイル、ヘアクリーム、ヘアワックス、ヘアジェル、ヘアフォーム、ヘアスプレー、ヘアミスト等として幅広く利用できる。
【0014】
ここで、本発明の毛髪化粧料を例えば泡沫生成エアゾール型として使用する場合、配合する噴射剤としては、例えば液化石油ガス、窒素ガス、二酸化炭素ガス等を使用することができる。更に、調製方法は、通常の方法を採用し得、具体的には、例えば上記成分の中の水溶性成分と油溶性成分とを別々に溶解混合し、場合によっては、これらを更に混合したの後、得られた溶液と上記噴射剤とを、共に密閉容器に充填するという通常のエアゾールタイプ化粧料と同様の方法で調製して利用することができる。一方、液状組成物とする場合には、上記成分のうち、水溶性成分と油容性成分とを別々に溶解混合し、更にこれらを混合後に、容器に充填して、液状毛髪化粧料として利用することができる。
本発明の毛髪化粧料は、毛髪のまとまり、セット保持性、再整髪性に優れた性能を得るためのものである。
【0015】
【実施例】
以下、実施例及び比較例をあげて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。なお、各成分の量は質量%である。また、各例において、配合成分の合計は100質量%である。
〔実施例1、比較例1〜2〕
表1に示す組成のヘアワックスを下記調製方法にて調製し、実施例1および比較例1〜2の毛髪化粧料を得た。各毛髪化粧料について、セット性およびべたつきの無さを下記方法により評価した。結果を表1に併記する。
【0016】
調製方法
キャンデリラロウ、サラシミツロウ、ワセリン、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油、流動パラフィン、油溶性の防腐剤を約80℃に加熱溶解、これに約70℃の精製水、没食子酸−3,5−ジグルコシド、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、トリエタノールアミン、水溶性の防腐剤からなる水相を攪拌下で徐々に加えて、乳化を行う、約40℃に冷却した後、エタノール、香料を攪拌しながら加え、減圧脱気する。
【0017】
評価方法
(1)セット性
女性パネラー20名にジャー容器に充填した毛髪化粧料を使用してもらい、セット性を下記評価基準により評価した。
<セット性評価基準>
◎:セット力およびセット持続力ともに良好と解答したものが20名中16名以

○:セット力およびセット持続力ともに良好と解答したものが20名中11〜1
5名
△:セット力およびセット持続力ともに良好と解答したものが20名中6〜10名
×:セット力およびセット持続力ともに良好と解答したものが20名中5名以下
【0018】
(2)べたつきの無さ
女性パネラー20名にジャー容器に充填した毛髪化粧料を使用してもらい、べたつきの無さを下記評価基準により評価した。
<べたつきのなさ評価基準>
◎:べたつきがなく良好と解答したものが20名中16名以上
○:べたつきがなく良好と解答したものが20名中11〜15名
△:べたつきがなく良好と解答したものが20名中6〜10名
×:べたつきがなく良好と解答したものが20名中5名以下
【0019】
【表1】
Figure 2004262908
【0020】
〔実施例2〕
下記に示す処方のヘアワックスを下記調製法に従って調製した。
Figure 2004262908
注4:木ロウ:融点50〜55℃(セラリカ NODA社製)
注5:シア脂:融点61〜66℃(一丸ファルコス社製)
<調製方法>
木ロウ、シア脂、ジイソステアリン酸デカグリセリル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、固体シリコーン、スクアラン、ジヒドロキシベンゾフェノン、油溶性の防腐剤を約80℃に加熱溶解、ここに約70℃の精製水、没食子酸−3,4−ジグルコシド、没食子酸−3,5−ジグルコシド、加水分解シルク液、リンゴエキス、水溶性の防腐剤からなる水相を攪拌下で徐々に加えて、乳化を行う。次いでポリオキシプロピレン(14)ジグリセリル、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、シリコーンパウダーの混合液をくわえる。その後ゆっくりと攪拌しながら冷却する。約40℃に冷却した後、エタノール、トリエタノールアミン、香料を攪拌しながら加え、減圧脱気する。
【0021】
〔実施例3〕
下記に示す処方のヘアトリートメントを下記調製法に従って調製した。
Figure 2004262908
注6:マルチワックスW−445:融点78〜86℃(Witco社製)
注7:パラフィンワックス115:融点78〜86℃(日本精蝋社製)
注8:ミツロウ:融点78〜86℃(三木化学社製)
注9:ユニルーブ 50MB−168(日本油脂社製)
注10:プロティキュート Cガンマ(一丸ファルコス社製)
注11:SM8704C(東レ・ダウコーニング社製)
<調製方法>
マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、ミツロウ、界面活性剤、その他油溶性の剤を約80℃に加熱溶解、ここに約60℃の精製水、没食子酸−3,4−ジグルコシド、その他水溶性の剤からなる水相を攪拌下で徐々に加えて、乳化を行う。その後ゆっくりと攪拌しながら冷却する。約45℃で香料、アモジメチコンを攪拌しながら加え、減圧脱気する。
【0022】
〔実施例4〕
下記に示す処方のヘアグリースを下記調製法に従って調製した。
Figure 2004262908
注12:シア脂:融点61〜66℃(一丸ファルコス社製)
注13:KF8002(信越化学社製)
注14:プロテイキュート Cアルファ(一丸ファルコス社製)
注15:トスパール2000B(東芝シリコーン社製)
<調製方法>
油剤、界面活性剤、白色顔料、油溶性の防腐剤を約70℃に加熱溶解。これに精製水、保湿剤、水溶性の防腐剤、pH調整剤からなる約70℃の水相を攪拌下で徐々に加えて乳化を行いう、その後ゆっくりと攪拌しながら冷却する。約45℃で香料、粉体、色素を添加混合した後、ホモミキサーで乳化粒子を均一にした後、減圧脱気する。
【0023】
〔実施例5〕
下記に示す処方のヘアミルクを下記調製法に従って調製した。
Figure 2004262908
注16:マルチワックスW−835:融点70〜85℃(島貿易社製)
注17:ワセリン:融点38〜60℃(島貿易社製)
<調製方法>
油剤、界面活性剤、油溶性の防腐剤を約70℃に加熱溶解。これに精製水、保湿剤、水溶性の防腐剤、pH調整剤からなる約70℃の水相を攪拌下で徐々に加えて乳化を行いう、その後ゆっくりと攪拌しながら冷却する。約45℃で香料を添加混合した後、ホモミキサーで乳化粒子を均一にした後、減圧脱気する。
【0024】
〔実施例6〕
下記に示す処方のディスペンサータイプのヘアウォーターを下記調製法に従って調製した。
Figure 2004262908
注18:カルナウバロウ:融点80〜86℃(東亜化成社製)
<調製方法>
カルナウバロウ、ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(30)硬化ヒマシ油、精製水10%を約70℃にて乳化を行い、冷却する。冷却したものをその他剤の混合液に添加する。
【0025】
〔実施例7〕
下記に示す処方のポンプタイプのヘアフォームを下記調製法に従って調製した。
Figure 2004262908
注19:シア脂:融点61〜66℃(一丸ファルコス社製)
<調製方法>
シア脂、ポリオキシエチレン(30)硬化ヒマシ油、精製水10%を約70℃にて乳化を行い、冷却する。冷却したものをその他剤の混合液に添加する。
【0026】
〔実施例8〕
下記に示す処方のトリガータイプのヘアウォーターを下記調製法に従って調製した。
Figure 2004262908
注20:キャンデリラロウ:融点64〜80℃(ミツバ貿易社製)
注21:シア脂:融点61〜66℃(一丸ファルコス社製)
<調製方法>
キャンデリラロウ、シア脂、ポリオキシエチレン(15)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(30)セチルエーテル、精製水15%を約70℃にて乳化を行い、冷却する。冷却したものをその他剤の混合液に添加する。
【0027】
〔実施例9〕
下記に示す処方のエアゾールタイプのヘアフォームを下記調製法に従って調製した。
Figure 2004262908
上記原液 92.0%
LPGガス 8.0%
注22:シア脂:融点61〜66℃(一丸ファルコス社製)
<調製方法>
油剤、界面活性剤、油溶性の防腐剤を約70℃に加熱溶解。これに精製水、保湿剤、水溶性の防腐剤、pH調整剤からなる約70℃の水相を攪拌下で徐々に加えて乳化を行いう、その後ゆっくりと攪拌しながら冷却する。約45℃で香料を添加混合し、ホモミキサーで乳化粒子を均一にした後、減圧脱気し、得られた溶液と上記噴射剤とを、共に密閉容器に充填する。
【0028】
〔実施例10〕
下記に示す処方のエアゾールタイプのヘアスプレーを下記調製法に従って調製した。
Figure 2004262908
上記原液 50.0%
LPGガス 37.5%
ジメチルエーテル 12.5%
注23:パラフィンワックス155:融点78〜86℃(日本精蝋社製)
注24:キャンデリラロウ:融点64〜80℃(ミツバ貿易社製)
<調製方法>
油剤、界面活性剤、油溶性の防腐剤を約80℃に加熱溶解。これに精製水、保湿剤、水溶性の防腐剤、pH調整剤からなる約60℃の水相を攪拌下で徐々に加えて乳化を行いう、その後ゆっくりと攪拌しながら冷却する。約30℃で香料を添加混合し、ホモミキサーで乳化粒子を均一にした後、減圧脱気し、得られた溶液と上記噴射剤とを、共に密閉容器に充填する。
【0029】
上記実施例2〜10についても使用感を評価したところ、いずれも毛髪のまとまり、セット保持性、再整髪性に優れるものであった。
【0030】
上記各例で使用した香料組成物A,B,C,D,Eは、特願2001−288532に準ずる。

Claims (2)

  1. (A)融点30℃以上の油脂及び/又はロウ状物質と(B)ポリフェノール類とを含有することを特徴とする毛髪化粧料。
  2. (B)成分が没食子酸配糖体である請求項1記載の毛髪化粧料。
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