JP2004262171A - インクジェットプリンタ印刷方法および印刷システム並びにその方法を備えたホストコンピュータまたはプリンタドライバ - Google Patents

インクジェットプリンタ印刷方法および印刷システム並びにその方法を備えたホストコンピュータまたはプリンタドライバ Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタにひとつのページを印刷する場合に1ページの印刷完了後の乾燥待ち時間を短縮してそのページが利用可能になるまでの時間を短縮する。
【解決手段】プリンタドライバ101に、インク打ち込み量を計算する手段と、ページの前半と後半でどちらがインクの打ち込み量が多いか判定する手段と、ひとつのページの描画データを180度回転する手段を設け、ページの前半の方が後半よりインクの打ち込み量が多い場合にページを180度回転して印刷データを作成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタ印刷方法および印刷システム並びにその方法を備えたホストコンピュータまたはプリンタドライバに関し、記録媒体(通常は用紙。以後の記述では「用紙」という言葉を用いる)にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタに印刷を行う方法に関わる。
【0002】
【従来の技術】
記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタで印刷を行う場合、用紙上に吐出されたインクが完全に乾くまでに一定の時間がかかる。この乾燥時間はインクの種類や用紙の種類などで異なる。
【0003】
インクジェットプリンタで印刷を行う場合、インクが乾く前に印刷した用紙に触ると用紙表面がこすれて、こすれたインクにより用紙表面が汚れる。また、インクが乾く前に印刷した用紙に他の紙を積み重ねると、印刷を行った用紙表面がこすれたインクで汚れたり、積み重ねた紙の裏面に印刷した用紙のインクが付着して汚れたりする。
【0004】
このため、インクジェットプリンタで印刷を行う場合、1ページの印刷完了後も、吐出されたインクが乾燥するまでその用紙は利用することができない。
【0005】
従来は、ひとつのページにおいて無条件にページの先頭から順次印刷を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
文字やイメージなどの印刷データがページ上で後ろのほうにある程、用紙にインクが吐出されてから1ページの印刷完了までの経過時間が短くなるため乾きにくい。このため、ページの後ろに文字やイメージなどの印刷データが多いほど印刷完了後の乾燥待ち時間が長くなる。
【0007】
従来は、ひとつのページにおいて無条件にページの先頭から順次印刷を行っていたため、文字やイメージなどの印刷データがページの後ろに多いほど印刷完了後の乾燥待ち時間が長くなっていた。
【0008】
本発明は、記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタでひとつのページに印刷する場合に1ページの印刷完了後の乾燥待ち時間を短縮してそのページが利用可能になるまでの時間を短縮する方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ひとつの、ページの最初の部分で印刷されたものとページの最後の部分で印刷されたものでは、用紙にインクが吐出されてから1ページの印刷完了までの時間に差があり、ページの最初の部分で印刷されたものの方が印刷後の経過時間が長いため乾きやすい。
【0010】
このため、ページの前半より後半にインクの打ち込み量が多い場合、ページの後半を先に印刷すれば、1ページの印刷完了後の乾燥待ち時間を短縮することができる。
【0011】
本発明では、プリンタドライバにひとつのページの用紙表面上の一部分におけるインク打ち込み量を計算する手段と、ページの前半と後半でどちらがインクの打ち込み量が多いか判定する手段と、ひとつのページの描画データを180度回転する手段を設け、ページの前半の方が後半よりインクの打ち込み量が多い場合にページを180度回転して印刷データを作成することにより、ひとつのページの印刷完了後の乾燥待ち時間を短縮できるようにする。
【0012】
以上、本発明を整理して要約すれば以下の構成に集約できる。
【0013】
(1)記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタに印刷を行うシステムであって、
ホストコンピュータにおけるプリンタドライバに、
文字・グラフィック(図形)・画像(ビットマップ)をコンピュータのメモリ上に描画する描画手段と、
ひとつのページの記録媒体表面上の一部分におけるインク打ち込み量を計算する手段と、
ページの前半と後半でどちらがインクの打ち込み量が多いか判定する手段と、
ひとつのページを180度回転して印刷データを作成する手段と、
上記描画データにプリンタコマンドを付加して印刷データを作成する印刷データ作成手段とを設け、ページの前半の方が後半よりインクの打ち込み量が多い場合にページを180度回転して印刷データを作成することによりひとつのページの印刷完了後の乾燥待ち時間を短縮することを特徴とするインクジェットプリンタ印刷方法。
【0014】
(2)前記(1)記載のインクジェットプリンタ印刷方法を備えたホストコンピュータにおけるプリンタドライバ。
【0015】
(3)前記(1)記載のインクジェットプリンタ印刷方法を備えたホストコンピュータ。
【0016】
(4)前記(1)記載のインクジェットプリンタ印刷方法を備えたインクジェットプリンタ印刷システム。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0018】
【実施例1】
図1は、本発明のシステム構成を示している。
【0019】
[システム構成]
ホストコンピュータ100において、オペレーティングシステムのグラフィックスサブシステムを通じて伝えられるアプリケーションからの文字、グラフィック(図形)、画像(ビットマップ)データの印刷要求に基づき、プリンタドライバ101はホストコンピュータ100のメモリ内に描画手段102により描画イメージデータを作成する。プリンタドライバ101は描画イメージデータに基づいてインク打ち込み量計算手段103によりページの前半と後半のインク打ち込み量を計算し、インク打ち込み量判定手段104によりページの前半と後半のいずれがインク打ち込み量が多いかを判定する。この処理の際、描画イメージデータがホストコンピュータ100のメモリ内に収まりきらない場合には描画イメージ用ワークファイル107に描画イメージを書き出して保存しておく。
【0020】
ページの後半のインク打ち込み量が多い場合には、描画イメージデータ回転手段105により描画イメージを180度回転し、印刷データ作成手段106によりそれにプリンタコマンドを付加した印刷データをセントロやネットワークなどの通信手段110により接続されたインクジェットプリンタ120に送信する。描画イメージを180度回転する処理の際、必要に応じて180度回転した描画イメージデータを回転イメージワークファイル108に書き出して保存しておく。ページの前半のインク打ち込み量が多い場合には、描画イメージを回転せずにそのままプリンタコマンドを付加した印刷データをプリンタ120に送信する。
【0021】
インクジェットプリンタ120は上記印刷データに基づき記録媒体にインクを吐出して画像を記録する。
【0022】
図2は、1ページの描画データの1例を示している。
【0023】
200はアプリケーションが描画要求した元のイメージである。ここでは、図形202,203、ビットマップデータ201が描画されている。この例では文字は描画されていない。
【0024】
プリンタドライバ101は、アプリケーションプログラムから描画要求された文字、グラフィック(図形)、画像(ビットマップ)を、オペレーティングシステムのグラフィックスサブシステムの機能を使いながらコンピュータ100のメモリ上に描画して、印刷用のビットマップデータに展開する。メモリが豊富にある場合は別だが、通常、印刷用のビットマップデータのサイズは膨大であり、プリンタドライバ101が利用可能なコンピュータ100のメモリに1ページ分のデータは収まらない。このため上記グラフィックスサブシステムは、アプリケーションプログラムからの1ページ分の描画要求をバンドと呼ばれる同じ大きさの短冊状の部分に分割してプリンタドライバ101に渡す。この例では、バンド1からバンド6(211から216)の6個のバンドに分割されている。プリンタドライバ101はバンド単位で印刷用のビットマップデータの作成を行い、後で必要に応じてページを180度回転して出力するために、一旦、上記印刷用のビットマップデータを描画イメージ用ワークファイル107に格納するものとする。もちろん、ホストコンピュータ100にメモリが豊富にあり1ページ分の印刷用のビットマップデータがメモリ内に収まる場合には、ファイルに書き出す必要はない。
【0025】
1ページの印刷用ビットマップデータを180度回転するには、上下反転と左右反転を連続して行えばよい。220は元の1ページ分の画像200を上下反転した画像を、230は上下反転した画像220を更に左右反転した画像を示す。これを見ると、230が200を180度回転したものになっていることがわかる。
【0026】
[インク打ち込み量計算方法]
次に、インク打ち込み量計算手段103が行うインク打ち込み量の計算方法について説明する。
【0027】
ここで示すのは1例であり、他の方法を使っても良い。
【0028】
インク打ち込み量計算方法はイメージフォーマットに依存する。ここでは、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黄色(Y)の4色のインク色をサポートするプリンタを使用するものとする。
【0029】
印刷データの色指定は次のように行うものとする。
【0030】
用紙に出力される印刷の1画素には、KCMYの各データの1ビットが対応する。すなわち、1画素はK 1ビット、C 1ビット、M 1ビット、および、Y 1ビット、の4ビットで構成される。ビットが1のとき該当するインクが用紙に吐出される。印刷データは線順次データである。すなわち、用紙に出力される印刷の1ラインのデータはKCMYの4色で構成され、各ラインにつきK、C、M、Yの各データが1ライン分づつこの順番にプリンタ120に送られる。
【0031】
図3はこれを図示したものである。すなわち1ラインの印刷データ300は、1ラインのKのデータ301、1ラインのCのデータ302、1ラインのMのデータ303、1ラインのYのデータ304から構成される。1画素310のデータはKの1ビット311、Cの1ビット312、Mの1ビット313、および、Yの1ビット314、の4ビットで構成される。
【0032】
インクの吐出が行われるのは、画素あたりのイメージデータにおけるK、C、M、Yのいずれかのデータの1ビットが1の場合であるので、画素あたりのインクの吐出量は画素あたりのビットの値が1であるK、C、M、またはYの数を数えることにより求められる。
【0033】
画素あたりのインクの吐出量 = (K)+(C)+(M)+(Y)
ここで、
(<color>)はこの画素の印刷データにおける 色データ<color> (K,C,M,Yのいずれか)の値を表す。すなわち、
(<color>) = 0 <color>のbit=0 のとき
(<color>) = 1 <color>のbit=1 のとき
たとえば、印刷データのある画素におけるKCMYの全bit=1なら、
(K)=(C)=(M)=(Y)=1
なので、この画素におけるインクの吐出量は4となる。
【0034】
同じ位置に複数のインクが吐出されるとそれだけ乾きにくくなるため、上記の計算では同じ画素に複数のインクが吐出される量に応じて重み付けを行ったことになっている。
【0035】
用紙における特定の領域におけるインクの吐出量は次のようにして求められる。
特定の領域におけるインクの吐出量=特定の領域における全画素における画素あたりのインクの吐出量の総和
【0036】
[インク打ち込み量判定方法]
次に、インク打ち込み量判定手段104が行うひとつのページの前半と後半でどちらがインクの打ち込み量が多いかを判定する方法について説明する。ここで示すのは1例であり、他の方法を使っても良い。
【0037】
上記インク打ち込み量計算方法の説明で記述したように、描画データの作成はバンド単位で行われる。
【0038】
プリンタドライバ101はバンドの処理を行う際、上記「特定の領域におけるインクの吐出量」計算方法に従って、そのバンドにおけるインクの打ち込み量を計算して記憶しておく。1ページ分の処理を完了後、ページの前半と後半に属するバンドのインク打ち込み量をそれぞれ合計する。
【0039】
すなわち、1ページが2N個のバンドに分割されるとして、バンドにおけるインク打ち込み量を
Bi(k) (kはk番目のバンドを表す)
で表すことにすると、
Figure 2004262171
となる。
【0040】
プリンタドライバ101はバンドの処理を行う際、Bi(k)を記憶しておき、1ページ分の処理を完了後、上記の式にしたがってページの前半のインク打ち込み量とページの後半のインク打ち込み量を計算する。
【0041】
ここでは、簡単のために1ページは偶数個のバンドに分割されるとしたが、奇数個に分割される場合には、ページの真中にまたがるバンドについてはバンドの前半と後半のインク打ち込み量をページの前半と後半のインク打ち込み量に加えるものとする。
【0042】
このために、インクの打ち込み量をライン単位で管理するものとする。
【0043】
すなわち、1バンドがMラインで構成されるとして、1ラインにおけるインク打ち込み量を
Li(j) (jはj番目のラインを表す)
で表すことにすると、
Figure 2004262171
となる。
【0044】
上記式で求めたバンドの前半のインク打ち込み量とバンドの後半のインク打ち込み量をページの前半のインク打ち込み量とページの前半のインク打ち込み量の計算の際に使用する。
【0045】
上記の計算式にしたがって、ページ前半のインク打ち込み量とページ後半のインク打ち込み量とを求める。その値が大きい方がインクの打ち込み量が多いと判定する。
【0046】
[印刷データの180度回転手段]
次に印刷データを180度回転する方法について説明する。
【0047】
1ページの印刷データを180度回転するには、上下反転と左右反転を連続して行えばよい。
【0048】
上下反転は、図4に示すラインデータ位置管理テーブル400を使って行う。
【0049】
描画イメージ用ワークファイル107に描画データを書き出す際に、各ラインのファイル上での位置をメモリ内のラインデータ位置管理テーブル400に記録しておく。ラインデータ位置管理テーブル400の構造は、先頭に総ライン数が記録されており(401)、その後に各ラインの位置が記録されている(402〜403)。
【0050】
上下反転のために描画イメージの記録された描画イメージ用ワークファイル107からラインデータを最後のラインから最初のラインまで1ラインずつ読み出して回転イメージ用ワークファイル108に書き出せばよい。これは上記ラインデータ位置管理テーブル400を参照すれば可能である。
【0051】
左右反転のためには1ラインのデータに対してバイト単位の左右反転と各バイトにおけるビット単位の反転を行えばよい。すなわち、
Ld(k)を1ラインにおけるkバイト目のデータであるとすると、次のようにLd(k)とLd(N−k)との入れ替えをk=1からk=N/2まで繰り返す。
Ld(1) と Ld(N) との入れ替え
Ld(2) と Ld(N − 1) との入れ替え
............
Ld(N/2) と Ld(N/2 + 1) との入れ替え
バイト単位の左右反転が終わったので次に各バイトのビット単位の反転を行う。すなわち次の操作を実行する。
bit0 と bit7の入れ替え
bit1 と bit6の入れ替え
bit2 と bit5の入れ替え
bit3 と bit4の入れ替え
【0052】
[印刷処理]
図5は本発明における印刷処理の流れを示すフローチャートである。
【0053】
プリンタドライバ101は、1ページの印刷データを作成する際、オペレーティングシステムのグラフィックスサブシステムから渡されたバンド単位で行う。
【0054】
全バンドの処理が終了していない場合(S510−No)には、プリンタドライバ101はホストコンピュータ100のメモリ内に描画手段102により1バンド分の描画イメージデータを作成し(S520)、インク打ち込み量計算手段103によりそのバンドあたりのインク打ち込み量を計算して記憶する(S530)。作成した描画イメージデータは描画イメージ用ワークファイル107に書き込む(S540)。この際、ラインデータ位置管理テーブル400に各ラインの描画イメージデータのファイル上での位置を記録する。
【0055】
全バンドの処理が終了した場合(S510−Yes)には、プリンタドライバ101はS530で記憶している各バンドのインク打ち込み量からインク打ち込み量判定手段によりページの前半と後半の打ち込み量を計算する(S550)。いずれがインク打ち込み量が多いかを判定する。
【0056】
ページ前半のインク打ち込み量が多い場合(S560−Yes)には、プリンタドライバ101は描画イメージ用ワークファイル107から描画イメージデータを読み出し、描画イメージを回転せずにそのまま、印刷データ作成手段106によりプリンタコマンドを付加した印刷データを作成しインクジェットプリンタ120に送信する。
【0057】
ページ後半のインク打ち込み量が多い場合(S560−No)には、描画イメージデータ回転手段105により描画イメージを180度回転して、印刷データ作成手段106によりプリンタコマンドを付加した印刷データを作成しインクジェットプリンタ120に送信する。
【0058】
インクジェットプリンタ120は上記印刷データに基づき記録媒体にインクを吐出して画像を記録する(S595)。
【0059】
[描画データの180度回転処理]
図6は、描画データの180度回転処理の流れを示すフローチャートである。
【0060】
プリンタドライバ101は、ラインデータ位置管理テーブル400から1ページの描画イメージデータの最終ラインのデータの描画イメージ用ワークファイル内での位置を取得し(S610)、描画イメージ用ワークファイルからその1ラインのデータを読み込み(S620)、1ラインのデータの左右反転を行い(S630)、回転イメージ用ワークファイルに1ライン分の左右反転データ書き出す(S640)。
【0061】
まだ最初のラインの処理が終了していなければ(S650−No)、ラインデータ位置管理テーブル400から1ライン手前のデータの描画イメージ用ワークファイル内での位置を取得し(S660)、そのラインの処理に移る(S620)。
【0062】
最初のラインまで処理が終了したら(S650−Yes)処理を終了する。回転イメージ用ワークファイルに描画イメージデータを180度回転したデータが出来上がる。
【0063】
【実施例2】
実施例1のインク打ち込み量判定方法が最もインク打ち込み量が多いバンドがページの前半にあるか後半にあるかで行うもの。
【0064】
最もインク打ち込み量が多いバンドがページの後半にある場合に描画イメージデータの180度回転処理を行ってプリンタに送信する。
【0065】
【実施例3】
実施例1の描画データの180度回転処理において1ラインの左右反転を行った後、回転イメージ用ワークファイルに書き込まず、直接プリンタコマンドを付加してプリンタに送信する。
【0066】
【発明の効果】
本発明により、記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタでひとつのページに印刷する場合に1ページの印刷完了後の乾燥待ち時間を短縮してそのページが利用可能になるまでの時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示す図
【図2】印刷ページの例、および、それを上下反転した図と更に左右反転した図
【図3】印刷データの構成の例を示す図
【図4】ラインデータ位置管理テーブルを示す図
【図5】印刷処理の流れを示すフローチャート
【図6】描画データの180度回転処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ
101 プリンタドライバ
102 描画手段
103 インク打ち込み量計算手段
104 インク打ち込み量判定手段
105 描画イメージデータ回転手段
106 印刷データ作成手段
107 描画イメージ用ワークファイル
108 回転イメージ用ワークファイル
110 通信手段
120 インクジェットプリンタ
200 1ページにおける描画データの例
201 ビットマップデータ
202,203 図形データ
211〜216 バンド
220 200を上下反転したもの
230 220を左右反転したもの
300 1ラインの印刷データの例
301 300を構成するK 1ラインの印刷データ
302 300を構成するC 1ラインの印刷データ
303 300を構成するM 1ラインの印刷データ
304 300を構成するY 1ラインの印刷データ
310 1ピクセルの印刷データの例
311 310を構成するK 1ピクセルの印刷データ
312 310を構成するC 1ピクセルの印刷データ
313 310を構成するM 1ピクセルの印刷データ
314 310を構成するY 1ピクセルの印刷データ
400 ラインデータ位置管理テーブル
401 400における総ライン数の記録エントリ
402 400における1ライン目の位置の記録エントリ
403 400における最終ラインの位置の記録エントリ

Claims (4)

  1. 記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンタに印刷を行うシステムであって、
    ホストコンピュータにおけるプリンタドライバに、
    文字・グラフィック(図形)・画像(ビットマップ)をコンピュータのメモリ上に描画する描画手段と、
    ひとつのページの記録媒体表面上の一部分におけるインク打ち込み量を計算する手段と、
    ページの前半と後半でどちらがインクの打ち込み量が多いか判定する手段と、
    ひとつのページを180度回転して印刷データを作成する手段と、
    上記描画データにプリンタコマンドを付加して印刷データを作成する印刷データ作成手段とを設け、ページの前半の方が後半よりインクの打ち込み量が多い場合にページを180度回転して印刷データを作成することによりひとつのページの印刷完了後の乾燥待ち時間を短縮することを特徴とするインクジェットプリンタ印刷方法。
  2. 請求項1記載のインクジェットプリンタ印刷方法を備えたホストコンピュータにおけるプリンタドライバ。
  3. 請求項1記載のインクジェットプリンタ印刷方法を備えたホストコンピュータ。
  4. 請求項1記載のインクジェットプリンタ印刷方法を備えたインクジェットプリンタ印刷システム。
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