JP2004260661A - 画像データコピー装置及び画像データコピー方法 - Google Patents

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豊 上田
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Abstract

【課題】顧客が提供する画像データに欠陥があるか否かを簡単にチェックすることができる画像データコピー装置及び画像データコピー方法の提供。
【解決手段】顧客が持ち込んだデジタルカメラやメディアから画像データを読み取る読み取り手段11と、読み取った画像データの欠陥をチェックするチェック手段12と、欠陥があったことを示す情報や欠陥があった画像データと欠陥の内容とを対応付けた情報を表示する表示手段13と、欠陥がないと判断された画像データや欠陥があると判断された画像データに欠陥にあるという情報を対応付けたデータを、後工程で使用するために記憶する画像データ記憶手段15とを少なくとも備え、画像データに欠陥があるか否か、すなわち、画像データがフォトサービスの利用に適したものか否かが自動的にチェックされて記憶されるため、注文受付処理を迅速に実行することができる。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データコピー装置及びデータコピー方法に関し、特に、フォトサービスを利用するための画像データをデジタルカメラや各種メディアから読み取る画像データコピー装置及び画像データコピー方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラやカメラ付携帯電話機などの撮影機器の普及に伴い、写真画像をデジタルデータとして利用する顧客が増えている。このような顧客は、デジタルカメラに装着される各種メディアをパソコンのスロットに挿入して画像データを読み込んだり、デジタルカメラをパソコンに接続して撮影した写真の画像データをパソコンに転送する等の方法により、パソコン内に画像データを蓄積し、パソコンに予めインストールされている画像表示アプリケーションを用いて画像データを表示、閲覧している。
【0003】
また、画像データを写真プリントとして出力したり、画像データを基にポストカード等のデザインプリントを作成するサービスも行われており、このようなサービスを利用することにより、画像データを写真プリントとして閲覧することが可能となる。例えば、デジタルカメラで撮影した画像データをプリントするサービスでは、顧客がデジタルカメラやデジタルカメラ用の各種メディアをコンビニエンスストア等の取次店など持ち込むと、取次店ではデジタルカメラやメディアから画像データを読み取り、注文情報と共にフォトサービス店舗等に送り、該店舗に設置された画像形成装置を用いて所望の画像をプリントした後、注文を受けた取次店を介して顧客に提供する。
【0004】
また、取次店側で手書きで注文票を作成する方法では取次店での注文受付に手間がかかるという問題を回避するために、取次店に注文受付を行う端末を設置し、該端末で顧客が注文を行う方法もあり、例えば、特開平12−321677号公報には、デジタルカメラで撮影された画像のプリント注文をより簡単に行うことができるプリント注文受付器が開示されている。
【0005】
上記公報によれば、プリント注文受付器に、画像データを記録したメディアから、画像データを読み出す読み出し手段と、該読み出し手段から読み出された画像データを基にして画像の表示を行う画像表示手段と、該画像表示手段に表示された画像の中からプリントすべき画像を選択する選択手段と、選択された画像を確認する確認手段と、を有し、確認手段により画像が選択確認されたことを条件に、選択確認された画像に対する画像データが予め決定されている記録エリアに記録されるため、容易にプリントの注文を行うことができる
【0006】
【特許文献1】
特開平12−321677号公報(第3−6頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記プリント注文受付器等の端末を用いてフォトサービスを利用する場合、予めフォトサービスに使用する画像データのみをメディアに記録しておくか、端末上でファイル名等を参照してメディアに記録された画像データの中から所望の画像データを選択するといった方法がとられるが、その際、端末には画像データが適切なデータであるかをチェックする機能がないため、注文受付後、画像データに欠陥がある等の理由によりフォトサービスを提供できない場合がある。
【0008】
この画像データの欠陥としては、例えば、画像データの一部が破損している場合や、画像データの記録形式(拡張子)が利用可能な形式でない場合等様々であり、OSによっては画像データのファイル名を表示する段階で画像データの拡張子がフォトサービスで利用可能か否かを判定することが可能な場合もあるが、画像データの一部に欠陥がある場合などでは、一旦画像データをアプリケーションを用いて表示させてみなければ利用可能であるか否か判定することができない。そして、欠陥がある画像データを用いて注文処理を行うと、例えば、画像データが画像形成装置で読み取れないというの問題が生じる。そこで、画像データを用いてプリント注文等のフォトサービスを利用する場合は、注文受付器やフォトサービス端末を設置する店舗で一つ一つの画像データをアプリケーションを用いて表示し、店員が表示された画像を見て確認するといった作業が行われているが、この方法では注文の受付に時間がかかってしまい効率的ではない。
【0009】
特に、電子アルバムの作成や画像データのバックアップなどのサービスでは、多数の画像データをCD−R等の情報記録媒体に書き込むため、一つ一つの画像データを目視によりチェックするのは大変であり、またチェック漏れも生じやすい。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、顧客が提供する画像データに欠陥があるか否か、すなわち、画像データがフォトサービスの利用に適しているか否かを簡単にチェックすることができる画像データコピー装置及び画像データコピー方法を提供することにある。
【0011】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の画像データコピー装置は、後工程で画像データを用いたサービスを提供するために該画像データをコピーするサービス提供用画像データコピー装置において、前記画像データをコピーする指令信号が入力されると、全ての前記画像データに対して欠陥があるかをチェックするチェック手段と、該チェック手段によるチェックの結果、欠陥があった場合、欠陥があったことを表示する表示手段とを少なくとも備えるものである。
【0012】
本発明においては、前記表示手段は、欠陥があった画像データを特定する情報と該画像データに対応する欠陥の内容とを対応付けて表示する構成とすることができる。
【0013】
また、本発明においては、前記画像データコピー装置に記憶手段を備え、該記憶手段は、前記チェック手段によるチェックをされた前記画像データをコピーすることが好ましい。
【0014】
また、本発明においては、前記記憶手段は、前記チェック手段によるチェックをされ、欠陥がないものと判断された画像データのみをコピーする構成、又は、前記記憶手段は、前記チェック手段によるチェックをされ、欠陥があると判断された画像データを欠陥があるという情報と対応付けてコピーする構成とすることもできる。
【0015】
また、本発明の画像データコピー方法は、後工程で画像データを用いたサービスを提供するために該画像データをコピーする画像データコピー方法であって、前記画像データをコピーする指令信号が入力されると、全ての前記画像データに対して欠陥があるかをチェック手段によりチェックするステップと、該チェック手段によるチェックの結果、欠陥があった場合、欠陥があったことを表示手段に表示するステップとを少なくとも有するものである。
【0016】
このように、本発明の画像データコピー装置及び画像データコピー方法によれば、顧客が持ち込んだデジタルカメラやカメラ付き携帯電話機等の撮影機器や該撮影機器に装着されるメディアからフォトサービスで利用する画像データを読み取る際に、チェック手段により自動的に画像データの欠陥がチェックされ、欠陥があった場合には欠陥があったことや欠陥のある画像データと欠陥の内容とが表示手段に表示されるため、注文受付店舗の店員は一つ一つの画像データをアプリケーションを用いて表示して確認する必要がなくなり、注文受付処理の迅速化を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係る画像データコピー装置は、その好ましい一実施の形態において、顧客が持ち込んだデジタルカメラやカメラ付き携帯電話機等の撮影機器や該撮影機器に装着されるメディアから画像データを読み取る読み取り手段と、読み取った画像データの欠陥を予め定められたルールに従ってチェックするチェック手段と、欠陥があったことを示す情報や欠陥があった画像データと欠陥の内容とを対応付けた情報を表示する表示手段と、欠陥がないと判断された画像データや欠陥があると判断された画像データに欠陥にあるという情報を対応付けたデータを、後工程で使用するために記憶する画像データ記憶手段とを少なくとも備えるものであり、画像データに欠陥があるか否か、すなわち、画像データがフォトサービスの利用に適したものか否かが自動的にチェックされて記憶されるため、注文受付店舗の店員は一つ一つの画像データをアプリケーションを用いて表示する必要がなくなり、注文受付処理を迅速に実行することができると共に、不適切な画像データを用いてサービスを提供するという不具合を防止することができる。
【0018】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0019】
[実施例1]
まず、本発明の第1の実施例に係る画像データコピー装置及び画像データコピー方法について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は、第1の実施例に係る画像データコピー装置を含む画像データバックアップ端末の外観構成を模式的に示す図であり、図2は、画像データコピー装置の機能を示すブロック図である。また、図3は、画像データの欠陥チェック手順を示すフローチャート図であり、図4は、表示手段に表示される画面例を示す図である。
【0020】
以下に記述する画像データは、後工程でフォトサービスの提供を受けるために利用される画像データであり、フォトサービスとは、画像データの写真プリントサービス、画像データを基にしてポストカード等のデザインプリントを作成するサービス、画像データを他の情報記録媒体にバックアップするサービス、画像データとスライドショープログラム等の画像表示プログラムとを他の情報記録媒体に記録するサービス等の画像データを利用したサービス全般を意味する。本発明の画像データコピー装置は任意のフォトサービス端末と組み合わせることができるが、本実施例では、画像データコピー装置を画像データを他の情報記録媒体にバックアップする画像データバックアップ端末に組み合わせた場合について説明する。
【0021】
図1に示すように、本実施例の画像データコピー装置1(画像データバックアップ端末)は、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカードなどの写真の画像データが記録されたメディア7(ここではデジタルカメラ等で使用される情報記録媒体をメディアと呼ぶ。)を挿入するメディアスロット2と、必要に応じて、写真を撮影したデジタルカメラ8やカメラ付き携帯電話機9等の撮影機器(以下、カメラ機能を備えたデジタル機器を撮影機器と呼ぶ。)を接続する接続端子3と、これらのメディア7や撮影機器から読み取った画像データをCD−R等の情報記録媒体10に書き込むCD−Rドライブ4と、画像データの欠陥チェックの結果を表示する表示部5と、欠陥チェックの結果に対する指示を入力する操作部6とを備えている。
【0022】
また、図2に示すように、画像データコピー装置1を機能で説明すると、メディア7や撮影機器から画像データを読み取る読み取り手段11と、予め定めたルールに従って画像データのEOF(ファイルの終わりを表すレコードまたは制御コード)の検出やヘッダ情報の解析により画像データの欠陥(本明細書では、画像データに欠陥がある場合とは、画像データの一部が欠落、破損している場合や画像データのヘッダに適切な情報が記録されていない場合の他、画像データがフォトサービスに利用できない場合や利用に適していない場合を含む概念として用いる。)をチェックするチェック手段12と、画像データに欠陥があることを示す情報や画像データを特定する情報に欠陥の内容を対応付けた情報等欠陥に関する情報を表示する表示手段13と、必要に応じて、欠陥チェックの結果に対する指示を入力する操作手段14と、欠陥がないと判断された画像データや、欠陥があると判断された画像データに欠陥に関する情報を対応付けたデータを記憶する画像データ記憶手段15とを備えている。
【0023】
上記構成の画像データコピー装置1を用いて、画像データの欠陥をチェックする手順について、図3のフローチャート図を参照して説明する。なお、以下では説明を容易にするために顧客がメディア7を持ち込んだ場合について説明するが、デジタルカメラ8やカメラ付き携帯電話機9等の撮影機器を持ち込んだ場合も同様に適用することができ、接続端子3にこれらの撮影機器を接続すると、画像データコピー装置1の機能により撮影機器を認識することができ、撮影機器内部の記憶手段に記憶された画像データを読み出すことができる。
【0024】
まず、ステップS101で、顧客が画像データコピー装置1が設置されたコンビニエンスストアやフォトサービス店舗等の注文受付店舗に画像データが記録されたメディア7を持ち込み、データコピー装置1のメディアスロット2に該メディア7を挿入すると、ステップS102で、画像データコピー装置1は読み取り手段11を用いてメディア7に記録された画像データを読み取る。
【0025】
次に、ステップS103で、チェック手段12を用いて画像データのチェックを行う。ここで、画像データの欠陥とは、前述したように該画像データがフォトサービスで利用することができない又は利用に適していない状態であることを意味し、例えば、画像データが画像データコピー装置1で読み取りできない場合や、画像データのEOFが正常に検出できない場合や、画像データのヘッダ情報と実展開サイズとが異なる場合や、画像データの拡張子が該サービスで利用可能な拡張子でない場合や、画像データの一部が欠落又は破損している場合等、いろいろな場合が想定される。
【0026】
その中で、画像データの拡張子が適切でない場合は、例えば、OSの機能で拡張子を識別することができるが、画像データのEOFが正常に検出できなかったりヘッダ情報と実展開サイズとが異なる場合や画像データの一部が欠落又は破損している場合などは実際に画像データをアプリケーションを用いて表示してみなければ良否を判定することができない。そのため、従来は全ての画像データを一つ一つ画面上に表示して画像データの適否の確認を行っていた。これに対して、本実施例では、予め定めたルールに従って画像データが読み取り可能であるか、適切な拡張子であるか、画像データのEOFが検出できるか、画像データの実展開サイズがヘッダ情報で特定される画像サイズ情報と一致するか等の欠陥チェックを自動的に行い、画像データがフォトサービスに利用可能であるかを判定している。
【0027】
そして、例えば、チェック手段12に設けたEOF検出機能によって画像データのEOFが正常に検出できない等、画像データのデータ構造に異常が認められる場合は欠陥のある画像データと判断したり、チェック手段12に設けたヘッダ情報解析機能によってヘッダ情報の中から画像サイズに関する情報を抽出し、画像データの実展開サイズと比較して一致しない場合は欠陥のある画像データと判断したり、フォトサービスで利用可能な拡張子の一覧を記憶手段に記憶しておき、読み取った画像データの拡張子が一覧の中にない場合は不適切な画像データと判断したり、画像データの一部が欠落している場合は画像データに欠陥があると判断する。なお、上記チェック項目及びチェック方法は例示であり、画像データがフォトサービスに利用可能であるか、利用に適しているか否かを判定可能な方法であればよい。
【0028】
次にステップS104で、画像データに欠陥があると判断された場合は、ステップS105でチェック手段12による欠陥チェック結果や、チェックの対象となった画像データを特定する情報(例えば、ファイルを認識することができる場合はファイル名等)とチェック内容を対応付けた情報を表示手段13に表示する。この表示は画像データコピー端末1を操作する者がメディア7中に欠陥がある画像データが含まれていることを識別できる構成であればよく、例えば、表示手段上に”メディアに不適切な画像データが含まれています。”といった表示をしてもよく、また、より詳細な情報を提供するために、図4に示すように、メディア7に記録されている画像データのファイル名と、各々の画像データの欠陥チェック結果とを一覧で示すチェック結果表示画面17を表示する構成とすることもできる。
【0029】
例えば、図4では、No.1の画像データ”DSC001.jpg”は欠陥が検出されずフォトサービスに適した画像データであるが、No.2の画像データ”DSC002.jpg”はEOFを検出することができず、No.3の画像データ”DSC003.jpg”はヘッダ中の画像データサイズと実展開サイズとが対応しておらず、N0.4の画像データ”DSC004.fpx”は後工程のフォトサービスで利用できない拡張子であることを示している。このような表示を行うことにより、店員はどの画像データにどういう欠陥があるのかを容易に判別することができる。
【0030】
なお、本発明の画像データコピー装置1ではコピーする画像データの解析を行っており、その解析結果を利用して各々のフォトサービスに適していないと判断される画像データに対して警告を表示することもできる。例えば、図4に示すように、メディア7に記録されている画像データのサイズが大きすぎる場合や解像度が高すぎる場合、その逆の場合等にサイズや解像度がフォトサービスに適していないことを表示する構成とすることもできる(図では、No.5の画像データ”DSC005.jpg”はデータサイズが不適切であることを示している。)。
【0031】
また、上記チェック結果に対して欠陥の修復や適切な画像データに変換する処理等を行えるようにしてもよい。例えば、ヘッダの画像データサイズと実展開サイズが異なる場合に操作手段14を用いてその画像データを選択するとエディタが起動し、ヘッダ情報の書き込みができるようにしたり、拡張子が異なる場合にファイル変換アプリケーションを起動して適切な拡張子に変換できるようにしたり、サイズや解像度が不適切な場合に画像表示アプリケーションを起動してサイズや解像度の変換、色変換等ができるようにすることもできる。このような構成とすることにより、欠陥のある画像データや不適切な画像データを識別するのみならず、欠陥の修復や適切な画像データへの変換により該画像データをフォトサービスで利用可能にすることができる。
【0032】
そして、ステップS106で、全ての画像データに対してチェックを行った後、ステップS107で、チェックの結果欠陥がないと判断された画像データや、チェックの結果欠陥があると判断された画像データに欠陥があるという情報を対応付けたデータを画像データ記憶手段15に記憶する。その後、画像データ記憶手段15に記憶された画像データを各種フォトサービスに応じて利用する。
【0033】
例えば、画像データのバックアップサービスを実行する場合(図1の構成の場合)には、チェック手段12により欠陥がないと判断された画像データをCD−Rドライブ4によりCD−R等の情報記録媒体10にバックアップする(ステップS108)。また、写真プリントの注文を行う場合には、プリントサイズやプリント枚数等の注文情報を作成し、チェック手段12により欠陥がないと判断された画像データと注文情報とを用いて写真プリンタを注文したり(ステップS109)、欠陥がないと判断された画像データを基にしてデザインプリントを作成したり(ステップS110)、欠陥がないと判断された画像データと画像データをスライド表示するスライドショープログラムとをセットにして情報記録媒体に書き込む等(図示せず)の処理を実行する。
【0034】
なお、上記フローは、読み取った画像データに対してその都度欠陥チェックを行う方法であるが、画像データコピー端末1に画像データを一時的に記憶する一時記憶手段を設けて、撮影機器やメディア7に記録されている画像データを全て読み取って一時記憶手段に記憶し、順次一時記憶手段から画像データを読み出して欠陥チェックを行う構成としてもよい。また、本実施例では画像データコピー装置1を各種フォトサービス(ここでは画像データのバックアップ)の端末に組み合わせる構成としているが、画像データコピー装置を単独で用いて画像データのチェックのみを行う構成としてもよく、また、画像データコピー装置1と各種フォトサービスの端末とをネットワークで接続する構成としてもよい。
【0035】
このように、本実施例の画像データコピー装置1及び画像データコピー方法によれば、顧客が持ち込んだ撮影機器やメディア7に記録された画像データを用いて種々のフォトサービスを利用する際に、読み取った画像データが予め定めたルールに従ってチェック手段12でチェックされ、チェック結果が表示手段13に表示されるため、注文受付店舗の店員は逐一画像データをアプリケーションを用いて表示して確認する必要がなくなり、注文受付処理の迅速化を図ることができ、また、フォトサービスに不適な画像データが後工程で使用されるという不具合を防止することができる。
【0036】
[実施例2]
次に、本発明の第2の実施例に係る画像データコピー装置及び画像データコピー方法について、図5乃至図7を参照して説明する。図5は、画像データコピー装置の機能を示すブロック図であり、図6は、画像データの欠陥チェック手順を示すフローチャート図である。また、図7は、表示手段に表示される画面例を示す図である。なお、本実施例は、画像データコピー装置の一形態として、画像データを一覧表示することを特徴とするものであり、その他の構成、機能については第1の実施例と同様である。
【0037】
図5に示すように、本実施例のデータコピー装置1は、メディア7や撮影機器から画像データを読み取る読み取り手段11と、予め定めたルールに従ってEOFの検出やヘッダ情報の解析により画像データの欠陥をチェックするチェック手段12と、画像データをサムネイル形式で一覧表示すると共に画像データの欠陥の内容を対応付けた画面を作成する一覧画面作成手段17と、該一覧画面を表示する表示手段13と、必要に応じて、欠陥チェックの結果に対する指示を入力する操作手段14と、欠陥チェックの結果や、欠陥がないと判断された画像データや、欠陥があると判断された画像データに欠陥に関する情報を対応付けたデータを記憶する画像データ記憶手段15とを備えている。
【0038】
上記構成の画像データコピー装置1を用いて、画像データの欠陥をチェックする手順について、図6のフローチャート図を参照して説明する。なお、本実施例でも顧客がメディア7を持ち込んだ場合について説明するが、デジタルカメラ8やカメラ付き携帯電話機9等の撮影機器を持ち込んだ場合も同様に適用することができる。
【0039】
まず、第1の実施例と同様に、ステップS201で、顧客がデータコピー装置1のメディアスロット2にメディア7を挿入すると、ステップS202で、データコピー装置1は読み取り手段11によりメディア7に記録された画像データを読み取り、ステップS203で、チェック手段12を用いて画像データのチェックを行う。ここでも、画像データの欠陥とは、該画像データがフォトサービスで利用することができない又は利用に適していない状態であることを意味し、例えば、画像データが画像データコピー装置1で読み取りできない場合や、画像データのEOFが正常に検出できない場合や、画像データのヘッダ情報と実展開サイズとが異なる場合や、画像データの拡張子が該サービスで利用可能な拡張子でない場合や、画像データの一部が欠落又は破損している場合等を含む。
【0040】
次に、ステップS204で、欠陥チェックの結果と画像データとを対応付けて画像データ記憶手段15に記憶し、ステップS205で次の画像データがあるかを判断し、メディア7内の全ての画像データに対して同様に欠陥チェックを行う。その際、第1の実施例と同等に、上記欠陥のチェックのみならず、画像データが後工程で利用するフォトサービスに適しているか(例えば、画像データのサイズや解像度が適切であるか等)のチェックを行う構成としてもよい。
【0041】
そして、全ての画像データに対してチェックを行った後、ステップS205で、一覧表示画面作成手段16を用いて、メディア7から読み取った画像データの内、欠陥が検出されなかった画像データをサムネイル形式で一覧表示すると共に、画像データのファイル名とチェック手段12によるチェック結果とを画像データに対応付けたチェック結果表示画面18を作成し、ステップS206で、表示手段13により表示する。例えば、図7に示すように、各々の画像データのサムネイル画像にチェック結果を重ね、チェックの結果欠陥が検出されなかった画像データには”OK”を、EOFが検出できない画像データには”EOF検出不良”を、ヘッダ中の画像データサイズと実展開サイズとが対応していない画像データには”データサイズ不一致”を、後工程のフォトサービスで利用できない拡張子の画像データには”拡張子不対応”を、データサイズが不適切な画像データには”データサイズ不適切”等のメッセージを表示する。このような表示を行うことにより、店員や顧客は、どの画像データにどういう欠陥があるのかを一見して判別することができる。なお、図7の表示は一例であり、メディア7から読み取った画像データと欠陥チェック結果とを対応付けて表示する任意の構成でよい。
【0042】
また、一覧表示された画像データとチェック結果を参照して、第1の実施例と同様に、欠陥の修復や適切な画像データに変換する処理を行えるようにしてもよい。例えば、ヘッダの画像データサイズと実展開サイズが異なる場合にエディタでヘッダ情報の書き込みを行ったり、拡張子が異なる場合にファイル変換アプリケーションで適切な拡張子に変換したり、サイズや解像度が不適切な場合に画像表示アプリケーションでサイズや解像度の変換、色変換等行うこともできる。このような構成とすることにより、欠陥のある画像データや不適切な画像データを識別するのみならず、欠陥の修復や適切な画像データへの変換により該画像データをフォトサービスで利用可能にすることができる。
【0043】
そして、ステップS208で、チェックの結果欠陥がないと判断された画像データや、チェックの結果欠陥があると判断された画像データに欠陥があるという情報を対応付けたデータ等を画像データ記憶手段15に記憶する。その後、ステップS209〜211で、画像データ記憶手段15に記憶された画像データをフォトサービスに応じて利用する。
【0044】
このように、本実施例の画像データコピー装置1及び画像データコピー方法によれば、顧客が持ち込んだ撮影機器やメディアに記録された画像データとチェック手段12でチェックした結果とが対応付けて表示手段13に表示されるため、画像データがフォトサービスの利用に適しているかを容易に判断することができる。
【0045】
なお、上記各実施例では、画像データの欠陥をチェックする場合について記載したが、画像データ以外のデータに関しても予め定めたルールに従ってデータの正常/異常を検査してその原因を分析し、分析結果を表示する機能を備えた機器として用いることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像データコピー装置及び画像データコピー方法によれば、下記記載の効果を奏する。
【0047】
本発明の第1の効果は、画像データを用いたフォトサービスの利用に際して、注文受付を迅速に行うことができるということである。
【0048】
その理由は、データコピー装置に、メディアや撮影機器から画像データを読み取る読み取り手段と、読み取った画像データの欠陥を検出するチェック手段と、欠陥のチェック結果を表示する表示手段と、チェック後の画像データを記憶する画像データ記憶手段とを備えるため、画像データを逐一アプリケーションを用いて確認しなくても、画像データがフォトサービスの利用に適しているか否かを判断することができるからである。
【0049】
また、本発明の第2の効果は、どの画像データがフォトサービスに利用可能であるかを容易に判断することができるということである。
【0050】
その理由は、画像データの一覧画面にチェック手段によるチェックされた欠陥の内容が対応付けて表示されるため、店員や顧客は該画面を見て画像データの適否を容易に判断することができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像データコピー装置(画像データバックアップ端末)の外観構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る画像データコピー装置の手段を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る画像データコピー装置による欠陥チェック手順を示すフローチャート図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る画像データコピー装置の表示手段に表示される画面例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る画像データコピー装置の手段を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る画像データコピー装置による欠陥チェック手順を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る画像データコピー装置の表示手段に表示される画面例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像データコピー端末
2 メディアスロット
3 接続端子
4 CD−Rドライブ
5 表示部
6 操作部
7 メディア
8 デジタルカメラ
9 携帯電話機
10 情報記録媒体
11 読み取り手段
12 チェック手段
13 表示手段
14 操作手段
15 画像データ記憶手段
16 一覧画面作成手段
17 チェック結果表示画面
18 チェック結果表示画面

Claims (10)

  1. 後工程で画像データを用いたサービスを提供するために該画像データをコピーするサービス提供用画像データコピー装置において、
    前記画像データをコピーする指令信号が入力されると、全ての前記画像データに対して欠陥があるかをチェックするチェック手段と、
    該チェック手段によるチェックの結果、欠陥があった場合、欠陥があったことを表示する表示手段とを少なくとも備えることを特徴とする画像データコピー装置。
  2. 前記表示手段は、欠陥があった画像データを特定する情報と該画像データに対応する欠陥の内容とを対応付けて表示することを特徴とする請求項1記載の画像データコピー装置。
  3. 前記画像データコピー装置に記憶手段を備え、該記憶手段は、前記チェック手段によるチェックをされた前記画像データをコピーすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像データコピー装置。
  4. 前記記憶手段は、前記チェック手段によるチェックをされ、欠陥がないものと判断された画像データのみをコピーすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の画像データコピー装置。
  5. 前記記憶手段は、前記チェック手段によるチェックをされ、欠陥があると判断された画像データを欠陥があるという情報と対応付けてコピーすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の画像データコピー装置。
  6. 後工程で画像データを用いたサービスを提供するために該画像データをコピーする画像データコピー方法であって、
    前記画像データをコピーする指令信号が入力されると、全ての前記画像データに対して欠陥があるかをチェック手段によりチェックするステップと、
    該チェック手段によるチェックの結果、欠陥があった場合、欠陥があったことを表示手段に表示するステップとを少なくとも有することを特徴とする画像データコピー方法。
  7. 前記表示手段に、欠陥があった画像データを特定する情報と該画像データに対応する欠陥の内容とを対応付けて表示することを特徴とする請求項6記載の画像データコピー方法。
  8. 更に、記憶手段に、前記チェック手段によるチェックをされた前記画像データをコピーすることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像データコピー方法。
  9. 前記記憶手段に、前記チェック手段によるチェックをされ、欠陥がないものと判断された画像データのみをコピーすることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一に記載の画像データコピー方法。
  10. 前記記憶手段に、前記チェック手段によるチェックをされ、欠陥があると判断された画像データを欠陥があるという情報と対応付けてコピーすることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一に記載の画像データコピー方法。
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