JP2004258825A - 携帯型データバックアップインターフェース - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルカメラ等で小容量記憶装置に記録したデータのバックアップを容易にする。
【解決手段】小容量記憶装置を挿入する第一の入出力機構部と,第一の外部大容量記憶装置とデータ転送(複写)を行うための第二の入出力機構部と,データの高速無線通信が可能なUWB無線送受信部と,操作及び表示を行う操作・表示部と,第一の入出力機構部,第二の入出力機構部,UWB無線送受信部及び操作・表示部を統括制御する統括制御部と,前記各ユニットに電源供給を行う電源供給部とで構成し,第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記第二の入出力機構部を介して第一の外部大容量記憶装置にデータ転送(複写)を行う第一のバックアップ手段と,第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記UWB無線送受信部を介して外部大容量記憶装置部にデータ転送(複写)を行う第二のバックアップ手段を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】小容量記憶装置を挿入する第一の入出力機構部と,第一の外部大容量記憶装置とデータ転送(複写)を行うための第二の入出力機構部と,データの高速無線通信が可能なUWB無線送受信部と,操作及び表示を行う操作・表示部と,第一の入出力機構部,第二の入出力機構部,UWB無線送受信部及び操作・表示部を統括制御する統括制御部と,前記各ユニットに電源供給を行う電源供給部とで構成し,第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記第二の入出力機構部を介して第一の外部大容量記憶装置にデータ転送(複写)を行う第一のバックアップ手段と,第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記UWB無線送受信部を介して外部大容量記憶装置部にデータ転送(複写)を行う第二のバックアップ手段を有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,デジタルカメラ等で小容量記憶装置(メモリカード等)に記録したデータのバックアップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
昨今のデジタルカメラの高性能化・高画素化に伴い,デジタルカメラの画像ファイルは肥大化している。コンシューマー向け製品でも,400万〜500万画素といった高画素モデルのデジタルカメラが次々にリリースされており,ハイアマ/プロ用製品では,レンズ交換式の一眼レフ型デジタルカメラが次々とリリースされている。最新は1,100万画素もの解像度を有している製品もあり,最高画質では画像1枚あたり15MByteにも達する。例えば最高画質で100枚の撮影を行うとメモリ容量は1.5GByteを必要とする。デジタルカメラ用メモリカードは大容量化の動きはあるものの,現状では一枚あたりの単価(ビット単価)が高額で,気軽に複数枚購入できる状況ではない。
【0003】
メモリカード等のビット単価を下げるために,マイクロドライブ方式のハードディスクが開発され1GByteのものが販売されており,更に大容量化が計画されている。しかしながら,現在パーソナルコンピュータ使用されているハードディスクに比べると,現時点ではビット単価が高価であり,マイクロドライブ方式のハードディスクを複数枚購入できる状況ではない。したがって,現状ではプロを含むヘビーユーザーはノート型パーソナルコンピュータを持ち歩き,適宜バックアップを取りながら撮影をしているのが現状である。
【0004】
前述のように,パーソナルコンピュータ使用されているハードディスク及びUSB(Universal Serial Bus)を介してデータをコピー/バックアップする大容量記憶装置などはビット単価がマイクロドライブ方式のハードディスクやメモリカードよりも廉価である。したがって,これらの大容量記憶装置と小容量記憶装置(メモリカード等)間を簡単に接続し,小容量記憶装置(メモリカード等)から大容量記憶装置にデータをコピー/バックアップできる携帯型データバックアップインターフェースが望まれる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は,コンパクトかつ簡単な操作でメモリカード等から画像ファイルを簡単な操作でバックアップできる装置があれば,プロを含むヘビーユーザーは,ノート型パーソナルコンピュータを持ち運ぶことなく,最小限のメモリカードがあれば,連続的に大量の撮影を続けることが可能となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は,小容量記憶装置(メモリカード等)を挿入する第一の入出力機構部と,第一の外部大容量記憶装置とデータ転送(複写)を行うための第二の入出力機構部と,データの高速無線通信が可能なUWB(Ultra WideBand)無線送受信部と,操作及び表示を行う操作・表示部と,第一の入出力機構部,第二の入出力機構部,UWB無線送受信部及び操作・表示部を統括制御する統括制御部と,前記各ユニットに電源供給を行う電源供給部とで構成し,第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記第二の入出力機構部を介して第一の外部大容量記憶装置部にデータ転送(複写)を行う第一のバックアップ手段と,第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記UWB無線送受信部を介して外部大容量記憶装置部にデータ転送(複写)を行う第二のバックアップ手段を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】
小容量記憶装置(メモリカード等)に記録された画像ファイル等を,USB(orIEEE1394)を介して第一の外部大容量記憶装置又はUWB無線送受信部を介して第二の外部大容量記憶装置部にコピー/バックアップする携帯型データバックアップインターフェースを提供する。
【0008】
【実施例】
図1は,本発明の携帯型データバックアップインターフェースのブロック図である。図中1は小容量記憶装置(メモリカード等)を挿入する第一の入出力機構部を,2は第一の外部大容量記憶装置部とデータ転送(複写)を行うための第二の入出力機構部を,3はデータの高速無線通信が可能なUWB(Ultra WideBand)無線送受信部を,4は操作及び表示を行う操作・表示部を,5は前記した第一の入出力機構部,第二の入出力機構部,UWB無線送受信部及び操作・表示部を統括制御する統括制御部を,6は前記の各ユニットに電源供給を行う電源供給部を,7は1〜6までの各ユニットで構成した携帯バックアップ装置をそれぞれ示す。なお,UWB無線送受信部はデータ伝送速度が数十〜数百MBPSで,消費電力が0.1mW以下という無線伝送方式を利用したものである。
【0009】
図2は本発明の携帯型データバックアップインターフェースの外形説明図である。図中,図1に記載の内容と同一のものには同一番号を付しており,1は第一の入出力機構部を,2は第二の入出力機構部を,4は操作部(4b)及び表示部(4a)を,6は各ユニットに電源供給を行う電源供給部を,7は携帯バックアップ装置をそれぞれ示す。本例では操作部にタッチスイッチを,表示部にLED(light emitting diode)を示しているが,タッチパネル機能を有した液晶表示器で操作・表示部構成してもよい。また,電源供給部6は着脱式で構成しているために1次電池,2次電池,インバータ電源及び燃料電池など,それぞれのアダプタを使い分けることが可能である。
【0010】
図3は本発明の携帯型データバックアップインターフェースの応用例であり,第一の外部大容量記憶装置部と組み合わせた一例を示している。図中,7が本発明の携帯型データバックアップインターフェースを示し,8は第一の外部大容量記憶装置,9はUSB(orIEEE1394)端子等を示す。図中,図2に記載の内容と同一のものには同一番号を付している。本構成において,携帯型データバックアップインターフェース7と第一の外部大容量記憶装置8の接続は,第二の入出力機構部2とUSB(orIEEE1394)端子9を接続ケーブル(図示せず)で接続する。なお,以降の説明では第二の入出力機構部2とUSB(orIEEE1394)端子9は全てUSB端子を用いた場合の一例を示す。
【0011】
図4は本発明の携帯型データバックアップインターフェースを用いたバックアップ手順の説明図である。以下,図1〜図3を参照し,第一の入出力機構部1に挿入された小容量記憶装置(メモリカード等)のデータを,第二の入出力機構部に接続されるUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置又はUWB無線対応の大容量記憶装置にバックアップするまでの一例について説明する。
【0012】
先ず,図3に示した携帯型データバックアップインターフェース7からUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置(第一の外部大容量記憶装置)8にデータをバックアップする手順を,図4に示したフローチャートで説明する。図4のa)で第一の入出力機構部1に小容量記憶装置(メモリカード等)が挿入されたかを検知する。小容量記憶装置(メモリカード等)が検知されると,b)で携帯型データバックアップインターフェース7の表示部LED(4a)の1を点灯する。c)で第二の入出力機構部2にUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置8が接続されているか検知する。接続が検知できるとd)で表示部LED(4a)の2を点灯する。
【0013】
この段階で小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型大容量記憶装置8にデータをバックアップする場合はe)で操作部のスイッチ(4b)の1と2を同時に押す。f)で表示部LED(4a)の1と2が点滅し,g)で操作部のスイッチ(4b)の1と2が押されているか判定し,h)で小容量記憶装置(メモリカード等)から大容量記憶装置にデータのバックアップを開始する。i),j)で大容量記憶装置にデータのバックアップが終了したかの判定を行い,データのバックアップが終了すると,k)で表示部LED(4a)を点滅から点灯に表示する。以上が小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型大容量記憶装置8にデータをバックアップする手順である。
【0014】
次にUWB無線対応の大容量記憶装置に小容量記憶装置(メモリカード等)のデータをバックアップする場合について説明する。図4に示したフローチャートの c)で第二の入出力機構部2にUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置8が接続されているか検知し,携帯型大容量記憶装置8が接続されて無い場合は,l)でUWB無線送受信部の使用要求の有無を検知する。使用要求があれば m)で表示部LED(4a)の3を点灯する。n)で操作部のスイッチ(4b)の1と3を同時に押す。o)で表示部LED(4a)の1と3が点滅し,p)で操作部のスイッチ(4b)が押されているか判定し,q)で小容量記憶装置(メモリカード等)から大容量記憶装置にデータのバックアップを開始する。i),j)で大容量記憶装置にデータのバックアップが終了したかの判定を行い,データのバックアップが終了すると,k)で表示部LED(4a)を点滅から点灯に表示する。以上が小容量記憶装置(メモリカード等)からUWB無線対応の大容量記憶装置にデータをバックアップする手順である。
【0015】
図5は本発明のパーソナルコンピュータと携帯型大容量記憶装置(第一の外部大容量記憶装置)との接続例を示す。図中8はUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置を,10はノート型パーソナルコンピュータを,11はパーソナルコンピュータ10のUSB端子を,12は第一の外部大容量記憶装置8とノート型パーソナルコンピュータ10間の接続ケーブル(USB接続ケーブル)を,13はUWB無線送受信ユニット示す。
【0016】
前述した小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型データバックアップインターフェース7を介しての外部大容量記憶装置にコピー/バックアップしたデータをノート型パーソナルコンピュータ10に最終的に保存するには,2種類の方法がある。
【0017】
その一つの方法は,小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型データバックアップインターフェース7の第二の入出力機構部(USB接続対応)1を介して第一の外部大容量記憶装置(USB接続対応の携帯型大容量記憶装置)にコピー/バックアップしたデータの場合は,第一の外部大容量記憶装置(USB接続対応の携帯型大容量記憶装置)をパーソナルコンピュータ10のUSB端子11に接続ケーブル(USB接続ケーブル)12で接続し,第一の外部大容量記憶装置(USB接続対応の携帯型大容量記憶装置)内のデータをパーソナルコンピュータ10のハードディスクにコピーすることである。
【0018】
もう一方の方法は,小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型データバックアップインターフェース7のUWB無線送受信部3を介して外部大容量記憶装置(UWB無線対応の大容量記憶装置)にコピー/バックアップしたデータの場合は,パーソナルコンピュータ10のUWB無線送受信ユニット13を介して,第二の外部大容量記憶装置(UWB無線対応の大容量記憶装置)内のデータをパーソナルコンピュータ10のハードディスクにコピーすることである。なお,UWB無線方式は今後に向けて有望な手段である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯型データバックアップインターフェースは,USB接続可能な携帯型大容量記憶装置と簡単に接続でき,小容量記憶装置(メモリカード等)に記録された画像ファイル等を簡単にコピー/バックアップすることが可能である。したがって,携帯型データバックアップインターフェースとUSB接続可能な携帯型大容量記憶装置を使用することで,ノート型パーソナルコンピュータを持ち歩く必要が無くなる。また,USB接続可能な携帯型大容量記憶装置は軽量かつ大容量でビット単価もマイクロドライブ方式のハードディスクやメモリカードよりも廉価であるため,画像ファイル等をコピー/バックアップに有効に使用できる。更に,UWB無線送受信部を備えているため,近い将来普及が見込まれるUWB無線方式を使用することで,携帯型大容量記憶装置を使用しなくても,小容量記憶装置(メモリカード等)に記録された画像ファイル等を簡単にコピー/バックアップすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型データバックアップインターフェースのブロック図である。
【図2】本発明の携帯型データバックアップインターフェースの外形説明図である。
【図3】本発明の携帯型データバックアップインターフェースの応用例である。
【図4】本発明の携帯型データバックアップインターフェースの動説明図である。
【図5】本発明のパーソナルコンピュータと携帯型大容量記憶装置との接続例を示す。
【符号の説明】
1 第一の入出力機構部
2 第二の入出力機構部
3 UWB無線送受信部
4 操作・表示部
5 データ転送・統括制御部
6 電源供給部
7 携帯型データバックアップインターフェース
8 第一の外部大容量記憶装置(携帯型大容量記憶装置)
9 携帯型大容量記憶装置のUSB端子
10 パーソナルコンピュータ
11 パーソナルコンピュータのUSB端子
12 接続ケーブル
13 UWB無線送受信ユニット
【発明の属する技術分野】
本発明は,デジタルカメラ等で小容量記憶装置(メモリカード等)に記録したデータのバックアップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
昨今のデジタルカメラの高性能化・高画素化に伴い,デジタルカメラの画像ファイルは肥大化している。コンシューマー向け製品でも,400万〜500万画素といった高画素モデルのデジタルカメラが次々にリリースされており,ハイアマ/プロ用製品では,レンズ交換式の一眼レフ型デジタルカメラが次々とリリースされている。最新は1,100万画素もの解像度を有している製品もあり,最高画質では画像1枚あたり15MByteにも達する。例えば最高画質で100枚の撮影を行うとメモリ容量は1.5GByteを必要とする。デジタルカメラ用メモリカードは大容量化の動きはあるものの,現状では一枚あたりの単価(ビット単価)が高額で,気軽に複数枚購入できる状況ではない。
【0003】
メモリカード等のビット単価を下げるために,マイクロドライブ方式のハードディスクが開発され1GByteのものが販売されており,更に大容量化が計画されている。しかしながら,現在パーソナルコンピュータ使用されているハードディスクに比べると,現時点ではビット単価が高価であり,マイクロドライブ方式のハードディスクを複数枚購入できる状況ではない。したがって,現状ではプロを含むヘビーユーザーはノート型パーソナルコンピュータを持ち歩き,適宜バックアップを取りながら撮影をしているのが現状である。
【0004】
前述のように,パーソナルコンピュータ使用されているハードディスク及びUSB(Universal Serial Bus)を介してデータをコピー/バックアップする大容量記憶装置などはビット単価がマイクロドライブ方式のハードディスクやメモリカードよりも廉価である。したがって,これらの大容量記憶装置と小容量記憶装置(メモリカード等)間を簡単に接続し,小容量記憶装置(メモリカード等)から大容量記憶装置にデータをコピー/バックアップできる携帯型データバックアップインターフェースが望まれる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は,コンパクトかつ簡単な操作でメモリカード等から画像ファイルを簡単な操作でバックアップできる装置があれば,プロを含むヘビーユーザーは,ノート型パーソナルコンピュータを持ち運ぶことなく,最小限のメモリカードがあれば,連続的に大量の撮影を続けることが可能となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は,小容量記憶装置(メモリカード等)を挿入する第一の入出力機構部と,第一の外部大容量記憶装置とデータ転送(複写)を行うための第二の入出力機構部と,データの高速無線通信が可能なUWB(Ultra WideBand)無線送受信部と,操作及び表示を行う操作・表示部と,第一の入出力機構部,第二の入出力機構部,UWB無線送受信部及び操作・表示部を統括制御する統括制御部と,前記各ユニットに電源供給を行う電源供給部とで構成し,第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記第二の入出力機構部を介して第一の外部大容量記憶装置部にデータ転送(複写)を行う第一のバックアップ手段と,第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記UWB無線送受信部を介して外部大容量記憶装置部にデータ転送(複写)を行う第二のバックアップ手段を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】
小容量記憶装置(メモリカード等)に記録された画像ファイル等を,USB(orIEEE1394)を介して第一の外部大容量記憶装置又はUWB無線送受信部を介して第二の外部大容量記憶装置部にコピー/バックアップする携帯型データバックアップインターフェースを提供する。
【0008】
【実施例】
図1は,本発明の携帯型データバックアップインターフェースのブロック図である。図中1は小容量記憶装置(メモリカード等)を挿入する第一の入出力機構部を,2は第一の外部大容量記憶装置部とデータ転送(複写)を行うための第二の入出力機構部を,3はデータの高速無線通信が可能なUWB(Ultra WideBand)無線送受信部を,4は操作及び表示を行う操作・表示部を,5は前記した第一の入出力機構部,第二の入出力機構部,UWB無線送受信部及び操作・表示部を統括制御する統括制御部を,6は前記の各ユニットに電源供給を行う電源供給部を,7は1〜6までの各ユニットで構成した携帯バックアップ装置をそれぞれ示す。なお,UWB無線送受信部はデータ伝送速度が数十〜数百MBPSで,消費電力が0.1mW以下という無線伝送方式を利用したものである。
【0009】
図2は本発明の携帯型データバックアップインターフェースの外形説明図である。図中,図1に記載の内容と同一のものには同一番号を付しており,1は第一の入出力機構部を,2は第二の入出力機構部を,4は操作部(4b)及び表示部(4a)を,6は各ユニットに電源供給を行う電源供給部を,7は携帯バックアップ装置をそれぞれ示す。本例では操作部にタッチスイッチを,表示部にLED(light emitting diode)を示しているが,タッチパネル機能を有した液晶表示器で操作・表示部構成してもよい。また,電源供給部6は着脱式で構成しているために1次電池,2次電池,インバータ電源及び燃料電池など,それぞれのアダプタを使い分けることが可能である。
【0010】
図3は本発明の携帯型データバックアップインターフェースの応用例であり,第一の外部大容量記憶装置部と組み合わせた一例を示している。図中,7が本発明の携帯型データバックアップインターフェースを示し,8は第一の外部大容量記憶装置,9はUSB(orIEEE1394)端子等を示す。図中,図2に記載の内容と同一のものには同一番号を付している。本構成において,携帯型データバックアップインターフェース7と第一の外部大容量記憶装置8の接続は,第二の入出力機構部2とUSB(orIEEE1394)端子9を接続ケーブル(図示せず)で接続する。なお,以降の説明では第二の入出力機構部2とUSB(orIEEE1394)端子9は全てUSB端子を用いた場合の一例を示す。
【0011】
図4は本発明の携帯型データバックアップインターフェースを用いたバックアップ手順の説明図である。以下,図1〜図3を参照し,第一の入出力機構部1に挿入された小容量記憶装置(メモリカード等)のデータを,第二の入出力機構部に接続されるUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置又はUWB無線対応の大容量記憶装置にバックアップするまでの一例について説明する。
【0012】
先ず,図3に示した携帯型データバックアップインターフェース7からUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置(第一の外部大容量記憶装置)8にデータをバックアップする手順を,図4に示したフローチャートで説明する。図4のa)で第一の入出力機構部1に小容量記憶装置(メモリカード等)が挿入されたかを検知する。小容量記憶装置(メモリカード等)が検知されると,b)で携帯型データバックアップインターフェース7の表示部LED(4a)の1を点灯する。c)で第二の入出力機構部2にUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置8が接続されているか検知する。接続が検知できるとd)で表示部LED(4a)の2を点灯する。
【0013】
この段階で小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型大容量記憶装置8にデータをバックアップする場合はe)で操作部のスイッチ(4b)の1と2を同時に押す。f)で表示部LED(4a)の1と2が点滅し,g)で操作部のスイッチ(4b)の1と2が押されているか判定し,h)で小容量記憶装置(メモリカード等)から大容量記憶装置にデータのバックアップを開始する。i),j)で大容量記憶装置にデータのバックアップが終了したかの判定を行い,データのバックアップが終了すると,k)で表示部LED(4a)を点滅から点灯に表示する。以上が小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型大容量記憶装置8にデータをバックアップする手順である。
【0014】
次にUWB無線対応の大容量記憶装置に小容量記憶装置(メモリカード等)のデータをバックアップする場合について説明する。図4に示したフローチャートの c)で第二の入出力機構部2にUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置8が接続されているか検知し,携帯型大容量記憶装置8が接続されて無い場合は,l)でUWB無線送受信部の使用要求の有無を検知する。使用要求があれば m)で表示部LED(4a)の3を点灯する。n)で操作部のスイッチ(4b)の1と3を同時に押す。o)で表示部LED(4a)の1と3が点滅し,p)で操作部のスイッチ(4b)が押されているか判定し,q)で小容量記憶装置(メモリカード等)から大容量記憶装置にデータのバックアップを開始する。i),j)で大容量記憶装置にデータのバックアップが終了したかの判定を行い,データのバックアップが終了すると,k)で表示部LED(4a)を点滅から点灯に表示する。以上が小容量記憶装置(メモリカード等)からUWB無線対応の大容量記憶装置にデータをバックアップする手順である。
【0015】
図5は本発明のパーソナルコンピュータと携帯型大容量記憶装置(第一の外部大容量記憶装置)との接続例を示す。図中8はUSB接続対応の携帯型大容量記憶装置を,10はノート型パーソナルコンピュータを,11はパーソナルコンピュータ10のUSB端子を,12は第一の外部大容量記憶装置8とノート型パーソナルコンピュータ10間の接続ケーブル(USB接続ケーブル)を,13はUWB無線送受信ユニット示す。
【0016】
前述した小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型データバックアップインターフェース7を介しての外部大容量記憶装置にコピー/バックアップしたデータをノート型パーソナルコンピュータ10に最終的に保存するには,2種類の方法がある。
【0017】
その一つの方法は,小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型データバックアップインターフェース7の第二の入出力機構部(USB接続対応)1を介して第一の外部大容量記憶装置(USB接続対応の携帯型大容量記憶装置)にコピー/バックアップしたデータの場合は,第一の外部大容量記憶装置(USB接続対応の携帯型大容量記憶装置)をパーソナルコンピュータ10のUSB端子11に接続ケーブル(USB接続ケーブル)12で接続し,第一の外部大容量記憶装置(USB接続対応の携帯型大容量記憶装置)内のデータをパーソナルコンピュータ10のハードディスクにコピーすることである。
【0018】
もう一方の方法は,小容量記憶装置(メモリカード等)から携帯型データバックアップインターフェース7のUWB無線送受信部3を介して外部大容量記憶装置(UWB無線対応の大容量記憶装置)にコピー/バックアップしたデータの場合は,パーソナルコンピュータ10のUWB無線送受信ユニット13を介して,第二の外部大容量記憶装置(UWB無線対応の大容量記憶装置)内のデータをパーソナルコンピュータ10のハードディスクにコピーすることである。なお,UWB無線方式は今後に向けて有望な手段である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯型データバックアップインターフェースは,USB接続可能な携帯型大容量記憶装置と簡単に接続でき,小容量記憶装置(メモリカード等)に記録された画像ファイル等を簡単にコピー/バックアップすることが可能である。したがって,携帯型データバックアップインターフェースとUSB接続可能な携帯型大容量記憶装置を使用することで,ノート型パーソナルコンピュータを持ち歩く必要が無くなる。また,USB接続可能な携帯型大容量記憶装置は軽量かつ大容量でビット単価もマイクロドライブ方式のハードディスクやメモリカードよりも廉価であるため,画像ファイル等をコピー/バックアップに有効に使用できる。更に,UWB無線送受信部を備えているため,近い将来普及が見込まれるUWB無線方式を使用することで,携帯型大容量記憶装置を使用しなくても,小容量記憶装置(メモリカード等)に記録された画像ファイル等を簡単にコピー/バックアップすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型データバックアップインターフェースのブロック図である。
【図2】本発明の携帯型データバックアップインターフェースの外形説明図である。
【図3】本発明の携帯型データバックアップインターフェースの応用例である。
【図4】本発明の携帯型データバックアップインターフェースの動説明図である。
【図5】本発明のパーソナルコンピュータと携帯型大容量記憶装置との接続例を示す。
【符号の説明】
1 第一の入出力機構部
2 第二の入出力機構部
3 UWB無線送受信部
4 操作・表示部
5 データ転送・統括制御部
6 電源供給部
7 携帯型データバックアップインターフェース
8 第一の外部大容量記憶装置(携帯型大容量記憶装置)
9 携帯型大容量記憶装置のUSB端子
10 パーソナルコンピュータ
11 パーソナルコンピュータのUSB端子
12 接続ケーブル
13 UWB無線送受信ユニット
Claims (1)
- 小容量記憶装置(メモリカード等)を挿入する第一の入出力機構部と,第一の外部大容量記憶装置とデータ転送(複写)を行うための第二の入出力機構部と,データの高速無線通信が可能なUWB(Ultra WideBand)無線送受信部と,操作及び表示を行う操作・表示部と,前記第一の入出力機構部,第二の入出力機構部,UWB無線送受信部及び操作・表示部を統括制御する統括制御部と,前記各ユニットに電源供給を行う電源供給部とで構成し,前記第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記第二の入出力機構部を介して第一の外部大容量記憶装置にデータ転送(複写)を行う第一のバックアップ手段と,前記第一の入出力機構部に挿入されたメモリカード等のデータを,前記UWB無線送受信部を介して第二の外部大容量記憶装置にデータ転送(複写)を行う第二のバックアップ手段を有する携帯型データバックアップインターフェース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003046722A JP2004258825A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 携帯型データバックアップインターフェース |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003046722A JP2004258825A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 携帯型データバックアップインターフェース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004258825A true JP2004258825A (ja) | 2004-09-16 |
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ID=33113154
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8787442B2 (en) | 2007-02-28 | 2014-07-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Communication system and data transception method thereof |
WO2014153935A1 (zh) * | 2013-03-26 | 2014-10-02 | 华为技术有限公司 | 存储卡以及存储数据的方法 |
-
2003
- 2003-02-25 JP JP2003046722A patent/JP2004258825A/ja active Pending
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