JP2004256091A - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インフレータが配置された第1室と、それを取り囲む第2室とに区画されたエアバッグにおいて、該第2室の膨張を早期化させる。
【解決手段】エアバッグ10の内部にインナーパネル22が設けられ、該エアバッグ10の内部が、第1室1と、該1室1を取り囲む第2室とに区画されている。インナーパネル22には、第1室1と第2室2とを連通する連通口27が設けられている。エアバッグ10のリヤパネル14及びインナーパネル22のインフレータ用開口16,24を介して第1室1内にインフレータ36のガス噴出口36aが配置されている。連通口27はガス噴出口36aに対峙している。インフレータ36が作動すると、ガス噴出口36aから連通口27に向ってガスが噴出され、この連通口27を介して第2室にも直接的にガスが供給される。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両等の高速移動体に設けられ、衝突等の緊急時に膨張して人体を保護するためのエアバッグと、このエアバッグを備えたエアバッグ装置とに関する。
自動車の衝突時等の緊急時に乗員を保護するために、運転席用エアバッグ装置等の種々のエアバッグ装置が用いられている。運転席用エアバッグ装置は、乗員側のフロントパネルと反対側のリヤパネルとの周縁部を縫い合わせることにより形成されたエアバッグを有する。リヤパネルの中央には、インフレータの先端側を受け入れるためのインフレータ係合用開口が設けられる。この開口の周囲がボルトやピン、リベットなどによってリテーナに取り付けられている。このリヤパネルには、運転席乗員がエアバッグに突っ込んできたときにバッグ内の気体を逃がして衝撃を吸収するためのベントホールが設けられている。
特開平1−247242号公報には、リヤパネルのインフレータ用開口とフロントパネルとの間に架け渡されるようにインナーパネルを設け、エアバッグ内を中央の第1室と周囲の第2室とに区画したエアバッグが記載されている。このインナーパネルは、略円形であり、その外周縁部がフロントパネルの中央と周縁との中間部に連結される。インナーパネルの中央にはインフレータ用の開口が設けられ、この開口の縁部がリヤパネルと共にリテーナに取り付けられる。このインナーパネルには該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられている。インフレータが作動すると、まず第1室が膨張し、それに引き続いて第2室が膨張する。第2室へは該連通口を介して第1室からガスが流入するので、第2室の膨張完了は第1室の膨張完了よりも遅いものとなる。
特開平1−247242号公報
本発明は、このように内部が第1室と第2室とに区画されたエアバッグにおいて、第2室の膨張を早期化させることを目的とする。
本発明(請求項1)のエアバッグは、ガス発生器からのガスにより膨張するエアバッグであって、乗員側に配置されるフロントパネル及び乗員と反対側に配置されるリヤパネルを有し、該フロントパネル及びリヤパネルは、それらの周縁部同士が結合されており、該リヤパネルの中央には、ガス発生器用の開口が設けられ、該エアバッグ内を中央の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画するインナーパネルが配置され、該インナーパネルの中央には、該リヤパネルの開口と略同心状に配置される開口が設けられており、該インナーパネルの先端側周縁部は、該フロントパネルの中央部と周縁部との間の中間部に対し結合されているエアバッグにおいて、該インナーパネルの後端側には、該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられており、該連通口は、該エアバッグが膨張した状態において、前記ガス発生器のガス噴出方向の延長線上に配置されることを特徴とするものである。
本発明(請求項2)のエアバッグは、請求項1において、前記リヤパネルにベントホールが設けられており、該インナーパネルに該第1室と第2室とを連通するインナーベントホールが設けられていることを特徴とするものである。
本発明(請求項3)のエアバッグは、請求項1又は2において、前記第1室内に、前記ガス発生器からのガスを前記連通口に案内するための案内手段を設けたことを特徴とするものである。
本発明(請求項4)のエアバッグ装置は、エアバッグと、ガス噴出口を有するガス発生器とを備えたエアバッグ装置であって、該ガス発生器は、少なくともその先端側がエアバッグ内に配置され、且つ前記ガス噴出口が該エアバッグ内に配置されているエアバッグ装置において、該エアバッグはかかる本発明のエアバッグであり、該エアバッグが膨張した状態において、該ガス発生器のガス噴出口に対峙して前記連通口が配置されていることを特徴とするものである。
本発明(請求項5)のエアバッグ装置は、請求項4において、前記ガス噴出口が複数個設けられており、該エアバッグが膨張した状態において一部の該ガス噴出口のガス噴出方向の延長線上に前記連通口が配置されており、残部のガス噴出口のガス噴出方向の延長線上には前記インナーパネルのパネル部分が存在することを特徴とするものである。
本発明(請求項6)のエアバッグ装置は、請求項4又は5において、前記ガス発生器が作動したときに前記第1室と第2室とが略同時に膨張することを特徴とするものである。
本発明(請求項7)のエアバッグ装置は、エアバッグと、ガス噴出口を有するガス発生器とを備えたエアバッグ装置であって、該ガス発生器は、少なくともその先端側がエアバッグ内に配置され、且つ前記ガス噴出口が該エアバッグ内に配置されているエアバッグ装置において、該エアバッグ内は、中央部の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画されており、前記ガス発生器が作動したときに該第1室と第2室とが略同時に膨張することを特徴とするものである。
本発明(請求項1,4)のエアバッグ及びエアバッグ装置にあっては、エアバッグ内の第1室と第2室とを連通する連通口が、リヤパネル及びインナーパネルのガス発生器用開口を介して該第1室内に配置されたガス発生器のガス噴出方向の延長線上、即ち該ガス発生器のガス噴出口と対峙するように配置されている。従って、ガス発生器が作動したときには、該ガス噴出口から該連通口に向ってガスが噴出される。このため、該ガス発生器からのガスは、該連通口を通って第2室にも直接的に供給される。これにより、第2室が早期に膨張する。
本発明のエアバッグにおいては、リヤパネルにベントホールが設けられており、インナーパネルに第1室と第2室とを連通するインナーベントホールが設けられていてもよい(請求項2)。このように構成することにより、膨張したエアバッグに人体が当ったときに、該インナーベントホール及びベントホールを介して第1室内及び第2室内のガスを逃がして衝撃を吸収することが可能となる。
本発明のエアバッグにおいては、第1室内に、ガス発生器からのガスを第1室と第2室との連通口に案内するための案内手段を設けてもよい。このような案内手段を設けることにより、ガス発生器からのガスをより効率良く第2室へ流入させることができるため、第2室が一層迅速に膨張するようになる。
本発明のエアバッグ装置においては、ガス噴出口が複数個設けられており、該エアバッグが膨張した状態において一部の該ガス噴出口のガス噴出方向の延長線上に前記連通口が配置されており、残部のガス噴出口のガス噴出方向の延長線上には前記インナーパネルのパネル部分が存在する構成とされてもよい(請求項5)。この場合、該一部のガス噴出口(以下、第2室用ガス噴出口ということがある。)の噴出ガスが連通口を通って第2室に直接的に供給され、第2室を早期に膨張させる。該残部のガス噴出口(以下、第1室用ガス噴出口ということがある。)の噴出ガスは、インナーパネルのパネル部分に当るので、主として第1室内に留まり、第1室を早期に膨張させる。
この場合、第1室と第2室とが略同時に膨張するよう構成してもよい(請求項6)。例えば、第1室用ガス噴出口及び第2室用ガス噴出口の数、あるいは該連通口の大きさを調整することにより、第1室と第2室とを略同時に膨張させることができる。
なお、すべてのガス噴出口のガス噴出方向の延長線上に該連通口が設けられている場合であっても、連通口の大きさを小さ目として第2室に直接的に流入するガス量を制限することにより、第1室と第2室とを略同時に膨張させることができる。
本発明(請求項7)のエアバッグ装置にあっては、ガス発生器が作動したときに、エアバッグ内の第1室と第2室とが略同時に膨張する。
なお、本明細書において、「略同時に」とは、ガス発生器の作動開始から第1室の膨張完了に到るまでの時間tと第2室の膨張完了に到るまでの時間tとの比t/tが0.9〜1.1であることをいう。
このように第1室と第2室とが略同時に膨張すると、大きく展開したエアバッグの乗員対峙面によって乗員が受け止められるようになる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図及び第2図は本発明の実施の形態に係る自動車の運転席用エアバッグ及びエアバッグ装置の断面図であり、第3図はこのエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図である。なお、第1図はエアバッグ膨張完了時を示し、第2図はエアバッグ膨張途中時を示している。
このエアバッグ10は、それぞれ円形の織布よりなるフロントパネル12、リヤパネル14及びインナーパネル22を備えている。このフロントパネル12とリヤパネル14は同一直径のものであり、それらの外周縁部同士が糸等よりなるシーム15によって縫合されることにより、袋体状とされている。この縫合部は、フロントパネル12及びリヤパネル14の外周に沿って周回した円環状となっている。
リヤパネル14には、インフレータ(ガス発生器)用開口16とベントホール18とが設けられている。このインフレータ用開口16はリヤパネル14の中央に配置されている。このインフレータ用開口16の周囲にはボルト挿通孔20が設けられている。
このエアバッグ10の内部に前記インナーパネル22が設けられている。このインナーパネル22はフロントパネル12及びリヤパネル14と略同心状に配置され、その外周縁部(エアバッグ10が膨張した状態にあっては、インナーパネル22の先端側の周縁部)が該フロントパネル12の中央部と周縁部との中間部に対し糸等よりなるシーム23によって縫合されている。この縫合部は、インナーパネル22の外周に沿って周回した円環形である。
このインナーパネル22の中央部(エアバッグ10が膨張した状態にあっては、インナーパネル22の後端側となる部分)には、該リヤパネル14のインフレータ用開口16と略同心状に配置されるインフレータ用開口24が設けられている。これらの開口16,24はほぼ同一直径となっている。また、このインナーパネル22の該開口24の周囲には、リヤパネル14のボルト挿通孔20と重なるボルト挿通孔26が設けられている。
インナーパネル22には、その外周縁に比較的近接してインナーベントホール28が設けられると共に、それよりも内周側に連通口27が設けられている。
このインナーパネル22の該インフレータ用開口24の周縁部がリヤパネル14のインフレータ用開口16の周縁部と重ね合わされ、リテーナ30のインフレータ取付口32の周縁部に重ね合わされる。そして、ボルト挿通孔26,20を通して該インフレータ用開口24,16の周縁部がリテーナ30に固定される。これにより、インナーパネル22のインフレータ用開口24の周縁部はリヤパネル14のインフレータ用開口16の周縁部に連なり、インナーパネル22の外周縁部はフロントパネル12に縫合部(シーム)23によって連なったものとなる。
このインナーパネル22により、エアバッグ10の内部が中央の第1室1と、該第1室1を取り囲む第2室2とに区画される。第1室1はインナーパネル22の内側である。
前記連通口27は、第1室1の後端側(リヤパネル14側)に配置され、インナーベントホール28は、該第1室1の前端側(フロントパネル12側)に配置される。なお、該連通口27は、インフレータ用開口16,24を介して該第1室1内に配置される後述のインフレータ36のガス噴出方向の延長線上、即ち該インフレータ36のガス噴出口36aと対峙する位置に形成されている。
この実施の形態では、第3図に示す通り、連通口27とインナーベントホール28は、それぞれ、エアバッグの周方向に等間隔にて4個設けられている。また、これらの連通口27及びインナーベントホール28とは、エアバッグの中心に対し周方向の位相がずれている。
なお、開口16,24や連通口27、ベントホール18,28の周縁部に補強用のパッチ等を取り付けてもよい。
このエアバッグ10を取付けるためのリテーナ30には、中央にインフレータ取付口32が設けられ、その周囲にボルト挿通孔34が設けられている。
インフレータ36は略円柱形状のものであり、その筒軸方向の先端側の側周面にガス噴出口36aが設けられている。この実施の形態では、該ガス噴出口36aは、インフレータ36の周方向に等間隔にて4個設けられている。インフレータ36は、これらのガス噴出口36aから放射方向にガスを噴出するよう構成されている。このインフレータ36の筒軸方向の途中部分(該ガス噴出口36aよりも後端側)の側周面からは、インフレータ固定用のフランジ38が突設されている。該フランジ38には、ボルト挿通孔40が設けられている。このインフレータ36は、該先端側がリテーナ30のインフレータ取付口32に嵌装される。
エアバッグ10をリテーナ30に取り付けるに当っては、リヤパネル14及びインナーパネル22のインフレータ用開口16,24の周縁部を押えリング42により該リテーナ30のインフレータ取付口32の周縁部に押え付ける。該インフレータ取付口32に嵌装されたインフレータ36の先端側は、該インフレータ用開口16,24を介して第1室1内に挿入される。このインフレータ36の先端側に設けられたガス噴出口36aは、それぞれ、インナーパネル22の各連通口27と対峙する。
この際、押えリング42のスタッドボルト44をボルト挿通孔26,20,34,40に通し、その先端にナット46を締め込むことにより、インナーパネル22、エアバッグ10(リヤパネル14)及びインフレータ36をリテーナ30に固定する。そして、エアバッグ10を折り畳み、このエアバッグ10の折り畳み体を覆うようにモジュールカバー48をリテーナ30に取り付けることにより、エアバッグ装置が構成される。このエアバッグ装置は、自動車のステアリングホイール(第1,2図ではリム部50のみ図示。)に設置される。
車両衝突時等には、インフレータ36が作動してエアバッグ10内にガスが噴出する。エアバッグ10は、このガスにより膨張してモジュールカバー48を押し開き、車両室内に展開して運転席乗員を保護する。
このエアバッグ10にあっては、第1室1と第2室2とを連通する連通口27が、該第1室1内に配置されたインフレータ36のガス噴出方向の延長線上、即ち該インフレータ36のガス噴出口36aと対峙するように配置されているので、インフレータ36が作動したときには、該ガス噴出口36aから該連通口27に向かってガスが噴出される。このため、該インフレータ36からのガスは、第2図に示すように、該連通口27を通って第2室2にも直接的に供給される。これにより、第2室2が早期に膨張するようになる。
膨張したエアバッグ10に乗員がぶつかってきた場合、第1室1及び第2室2の内部のガスはインナーベントホール28あるいはベントホール18を通って流出し、衝撃が吸収される。
この実施の形態において、例えば連通口27の大きさを小さ目とし、ガス噴出口36aから連通口27に向かって噴出したガスの一部が連通口27の縁部に当って第1室1に流れ込むよう構成することにより、第1室1と第2室2とが略同時に膨張するよう構成してもよい。この場合、連通口27が円形であるときには連通口27の径を小さくしてもよい。また、連通口27を楕円形や長方形等としてもよい。なお、連通口27の形状はこれら以外の種々のものとしうる。
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、ガス噴出口36aと連通口27とが4個ずつ設けられているが、4個に限定されるものではない。また、上記実施の形態ではインフレータ36の全てのガス噴出口36aのガス噴出方向の延長線上に連通口27が配置されているが、一部のガス噴出口36aのガス噴出方向の延長線上にのみ連通口27が配置され、残りのガス噴出口36aのガス噴出方向の延長線上にはインナーパネル22のパネル部分が存在する構成とされてもよい。
本発明では、ガス噴出口36aのガス噴出方向の延長線上から外れた位置に配置され、ガス噴出口36aに対峙しない連通口が存在してもよい。
本発明において、一部のガス噴出口36aのみを連通口27に対峙する第2室用ガス噴出口とし、他のガス噴出口36aのガス噴出方向の延長線上にはインナーパネル22のパネル部分が存在する構成として該他のガス噴出口36aを第1室用ガス噴出口36aとしてもよい。この場合、第1室1は主として第1室用ガス噴出口からのガスにより膨張し、第2室2は主として第2室用ガス噴出口からのガスにより膨張するようになるので、第1室用ガス噴出口及び第2室用ガス噴出口の数や口径などを選定することにより、第1室1と第2室2とを略同時に膨張させることができる。
本発明においては、インフレータからのガスをエアバッグ内の第1室と第2室との連通口に案内する案内手段を該第1室内に設けてもよい。第4図はこのような案内手段として整流布が第1室内に設けられたエアバッグ10A及びこのエアバッグ10Aを備えたエアバッグ装置の断面図であり、第5図はこの整流布を平らに広げた状態の平面図(展開図)、第6図(a)はこの整流布の押えリングへの取り付け途中時の斜視図であり、第6図(b)はこの整流布の押えリングへの取り付け完了時の斜視図である。
このエアバッグ10A及びこのエアバッグ10Aを備えたエアバッグ装置は、第1室1内に、インフレータ36からのガスを該第1室1と第2室2との連通口27に案内するための案内手段として整流布60を設けたこと以外は、第1〜3図のエアバッグ10及びこのエアバッグ10を備えたエアバッグ装置と実質的に同一の構成となっている。第4〜6図において第1〜3図と同一の符号は同一の部分を示している。
整流布60は、第4,5図に示すように、このエアバッグ10Aの第1室内に挿入されたインフレータ36の先端部に対し前方(乗員側)から覆い被さるように配置される中央部62と、該中央部62から四方に延出した4個の延出片64とを有している。隣り合う延出片64同士は、互いに直交する方向に延在している。
各延出片64は、押えリング42の下側(押えリング42とインナーパネル22のインフレータ用開口24(第4図では符号略。第3図参照。)の周縁部との間)に引き回されている。各延出片64の先端部64aには、該押えリング42の中央開口42a(第6図)に重なるインフレータ用開口66が設けられており、このインフレータ用開口66の周囲には、該押えリング42の下面から突設されたスタッドボルト44が挿通されるボルト挿通孔68が設けられている。各延出片64は、該インフレータ用開口66が押えリング42の中央開口42aに重なり合うように各々の先端部64aが該押えリング42の下側に配置され、この押えリング42のスタッドボルト44が該ボルト挿通孔68に挿通されることにより押えリング42に掛止されている。
なお、この実施の形態では、第6図(a)に示すように、整流布60を押えリング42に取り付けるのに先立ち、4個の延出片64のうち、3個の延出片64を押えリング42の下側に引き回した姿勢とし、これら3個の延出片64の先端部64aを、各々のインフレータ用開口66同士及びボルト挿通孔68同士が重なり合うように縫い合わせておく。
そして、整流布60を押えリング42に取り付けるに際しては、残る1個の延出片64側からこれら3個の延出片64によって囲まれた空間内に押えリング42を入り込ませ、予め縫い合わせておいた3枚重ねの先端部64aのボルト挿通孔68に該押えリング42のスタッドボルト44を挿通しつつ、最も内側の先端部64aのインフレータ用開口66の周縁部に押えリング42を重ね合わせる。その後、残る1個の延出片64を押えリング42の下側に引き回し、その先端部64aのボルト挿通孔68に押えリング42のスタッドボルト44を挿通しつつ、上記3枚重ねの先端部64aの下側に重ね合わせる。
このような手順で整流布60を押えリング42に取り付けることにより、整流布60を比較的安易に押えリング42に取り付けることができる。
各延出片64の先端部64aが押えリング42に掛止されることにより、隣り合う延出片64,64同士の間に通気口70が形成される。各通気口70は、第4図に示す通り、エアバッグ10A内を第1室1と第2室2とに区画するインナーパネル22の後端側(第1室1の後端側)に設けられた、該第1室1と第2室2を連通する連通口27にそれぞれ対峙するように配置される。
この実施の形態では、第5図の通り、各延出片64の側辺は、中央部62の略中央側に向って凹曲するように延在した円弧状の辺となっている。このため、隣り合う延出片64,64の側辺同士によって囲まれた各通気口70は、第4,6図に示すように、略円形の開口形状を有するものとなる。
このエアバッグ10Aを備えたエアバッグ装置の構成手順は、予め押えリング42に整流布60を取り付けておくこと以外は、前述の第1〜3図の実施の形態と同様である。
このように構成されたエアバッグ10Aにあっては、整流布60によって囲まれた空間内でインフレータ36がガス噴出作動すると、該インフレータ36からのガスは、第1室1と第2室2との連通口27に対峙した通気口70を介して第1室1内に導入される。即ち、インフレータ36からのガスは、この通気口70を介して該連通口27に向って案内される。このため、インフレータ36からのガスをきわめて効率良く該連通口27から第2室2内に流入させることができる。これにより、第2室2をより一層迅速に膨張させることが可能となる。
なお、この実施の形態では、すべての通気口70が第1室1と第2室2との連通口27に対峙するように配置されているが、連通口27に対峙しない通気口が存在してもよい。この場合、各通気口の開口面積を適宜調節することにより、第1室1と第2室2の膨張速度を容易にコントロールすることが可能となる。
本発明において、第1室1と第2室2との連通口にインフレータからのガスを案内する案内手段は図示のものに限定されるものではなく、整流布以外の構成であってもよい。例えば、ダクト(パイプ)等を用いてインフレータからのガスを連通口に案内するような構成であってもよい。
上記実施の形態は、運転席用エアバッグ及び運転席用エアバッグ装置への本発明の適用例であるが、本発明は、これ以外の種々の用途のエアバッグ及びエアバッグ装置にも適用できる。
実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。 図1のエアバッグの膨張途中時の断面図である。 図1のエアバッグ及びエアバッグ装置の分解斜視図である。 別の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置の断面図である。 図4のエアバッグ及びエアバッグ装置の整流布の展開図である。 図5の整流布の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 第1室
2 第2室
10,10A 運転席用エアバッグ
12 フロントパネル
14 リヤパネル
16,24 インフレータ用開口
18 ベントホール
22 インナーパネル
27 連通口
28 インナーベントホール
30 リテーナ
32 インフレータ取付口
36 インフレータ
36a ガス噴出口
42 押えリング
60 整流布
62 中央部
64 延出片
64a (延出片)先端部
66 インフレータ用開口
68 ボルト挿通口
70 通気口

Claims (7)

  1. ガス発生器からのガスにより膨張するエアバッグであって、
    乗員側に配置されるフロントパネル及び乗員と反対側に配置されるリヤパネルを有し、該フロントパネル及びリヤパネルは、それらの周縁部同士が結合されており、
    該リヤパネルの中央には、ガス発生器用の開口が設けられ、
    該エアバッグ内を中央の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画するインナーパネルが配置され、
    該インナーパネルの中央には、該リヤパネルの開口と略同心状に配置される開口が設けられており、
    該インナーパネルの先端側周縁部は、該フロントパネルの中央部と周縁部との間の中間部に対し結合されているエアバッグにおいて、
    該インナーパネルの後端側には、該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられており、
    該連通口は、該エアバッグが膨張した状態において、前記ガス発生器のガス噴出方向の延長線上に配置されることを特徴とするエアバッグ。
  2. 請求項1において、前記リヤパネルにベントホールが設けられており、該インナーパネルに該第1室と第2室とを連通するインナーベントホールが設けられていることを特徴とするエアバッグ。
  3. 請求項1又は2において、前記第1室内に、前記ガス発生器からのガスを前記連通口に案内するための案内手段を設けたことを特徴とするエアバッグ。
  4. エアバッグと、ガス噴出口を有するガス発生器とを備えたエアバッグ装置であって、
    該ガス発生器は、少なくともその先端側がエアバッグ内に配置され、且つ前記ガス噴出口が該エアバッグ内に配置されているエアバッグ装置において、
    該エアバッグは請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエアバッグであり、
    該エアバッグが膨張した状態において、該ガス発生器のガス噴出口のガス噴出方向の延長線上に前記連通口が配置されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 請求項4において、前記ガス噴出口が複数個設けられており、
    該エアバッグが膨張した状態において一部の該ガス噴出口のガス噴出方向の延長線上に前記連通口が配置されており、
    残部のガス噴出口のガス噴出方向の延長線上には前記インナーパネルのパネル部分が存在することを特徴とするエアバッグ装置。
  6. 請求項4又は5において、前記ガス発生器が作動したときに前記第1室と第2室とが略同時に膨張することを特徴とするエアバッグ装置。
  7. エアバッグと、ガス噴出口を有するガス発生器とを備えたエアバッグ装置であって、
    該ガス発生器は、少なくともその先端側がエアバッグ内に配置され、且つ前記ガス噴出口が該エアバッグ内に配置されているエアバッグ装置において、
    該エアバッグ内は、中央部の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画されており、
    前記ガス発生器が作動したときに該第1室と第2室とが略同時に膨張することを特徴とするエアバッグ装置。
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