JP2004252339A - 平面表示装置および液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動用FPC11の上端縁をLCDセル2のアレイ基板4の表面側の下端縁に接続する。LCDセル2の裏面側にバックライト21の発光面27を対向させて配設する。バックライト21の発光ダイオード24を発光させる発光用FPC31の上端側の接続片部32をバックライト21の発光面27側の下端縁に接続する。駆動用FPC11および発光用FPC31間の引き出し位置の相違が小さくなる。発光用FPC11の中央部35を正面視S字状にして両端間の距離が伸縮可能な形状とする。駆動用FPC11および発光用FPC31を折り曲げたり開いたりした際に発光用FPC31の中央部35が長手方向に向けて伸縮する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、面状光源部からの面状の光を平面表示パネルへと照射させる平面表示装置および液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の平面表示装置としての液晶表示装置は、矩形平板状の平面表示パネルとしての液晶パネルを備えている。この液晶パネルの一側縁における一主面としての表面側には、この液晶パネルを駆動させる略矩形平板状のパネル駆動用基板としてのフレキシブルプリント基板である駆動用FPC(Flexible Print Circuit)の一端部が電気的に接続されている。この駆動用FPCは厚さ方向に向けてフレキシブルに構成されており、この駆動用FPCの表面側には駆動回路としてのインターフェイス回路が実装されている。
【0003】
また、液晶パネルの他主面である裏面側には、この液晶パネルの裏面側へと面状の光を照射させる面光源部としての略矩形平板状のバックライトが略並行に対向して取り付けられている。このバックライトは、矩形平板状の導光板を備えており、この導光板の一側に対向して複数の光源としての発光ダイオードが取り付けられている。これら発光ダイオードは、これら発光ダイオードから発光される光を導光板の一側面部である光入射部へと入射させる。また、導光板は、各発光ダイオードから光入射部へと入射した光を表面側に向けて面状に屈折させて、この面状に屈折させた光を液晶パネルの裏面側に照射させる。
【0004】
そして、バックライトは、各発光ダイオードを液晶パネルの一側縁側に向けた状態で、この液晶パネルの裏面側に導光板を略並行に対向させて配設されている。この状態で、駆動用FPCは、バックライトの裏面側へと折り曲げられて、インターフェイス回路をバックライトの裏面側に配設させる(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
特に、この駆動用FPC基板が、バックライトの各発光ダイオードが表面側に実装され、これら発光ダイオードを発光させるフレキシブルプリント基板である発光用FPCに接続されている場合であって、さらに、この発光用FPCの長手方向における一端部がバックライトの裏面側に接続されている場合には、これら発光用FPCおよび駆動用FPCをバックライトの導光板の裏面側へと折り曲げられて配設させることにより、これら発光用FPCおよび駆動用FPCの厚さ方向である高さ方向における引き出し位置が大きく相違する。
【0006】
また、これら駆動用FPCおよび発光用FPCは、バックライトの裏面側に折り曲げられた状態で、液晶パネルとともにフレームに組み込まれる。ところが、この液晶パネルの駆動用FPCに発光用FPCを取り付ける作業は、これら駆動用FPCおよび発光用FPCを折り曲げる前にするが一般的である。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−231033号公報(第3−5頁、図1−2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、上記液晶表示装置では、液晶パネルから引き出される駆動用FPCの高さ方向における引き出し位置と、バックライト引き出される発光用FPCの高さ方向における引き出し位置とが大きく相違する。このため、これら駆動用FPCおよび発光用FPCをバックライトの裏面側に向けて折り曲げる前に、これら駆動用FPCおよび発光用FPCの長さを合わせて接続すると、これら駆動用FPCおよび発光用FPCをバックライトの裏面側に向けて折り曲げた際に、これら駆動用FPCおよび発光用FPCの長さが余って浮き上がった状態となってしまう。
【0009】
また、これら駆動用FPCおよび発光用FPCをバックライトの裏面側に向けて折り曲げた状態で、これら駆動用FPCおよび発光用FPCの長さを合わせてコネクタにて接続すると、これら駆動用FPCおよび発光用FPCをバックライトの裏面側から開いた際に、これら駆動用FPCおよび発光用FPCのいずれかの長さが足りず、これら駆動用FPCおよび発光用FPC間を接続するコネクタが抜けやすくなるという問題を有している。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、パネル駆動用基板および光源駆動用基板間の接続の外れを防止できる平面表示装置および液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、略平板状の平面表示パネルと、この平面表示パネルに取り付けられ、この平面表示パネルを駆動させ厚さ方向に向けてフレキシブルなパネル駆動用基板と、面状の光を発光する発光面を備え、この発光面を前記平面表示パネルに対向させて配設され、この発光面から発光される面状の光を前記平面表示パネルへと照射させる略平板状の面状光源部と、この面状光源部の発光面側に取り付けられてこの面状光源部を駆動させ、前記パネル駆動用基板に接続されてこのパネル駆動用基板とともに前記面状光源部の発光面の反対側に折り曲げられて配設され厚さ方向に向けてフレキシブルな光源駆動用基板とを具備したものである。
【0012】
そして、光源駆動用基板を面状光源部の発光面側に取り付ける。この結果、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板の厚さ方向における引き出し位置の相違が小さくなる。したがって、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板を面状光源部の発光面の反対側に折り曲げたり、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板を面状光源部の発光面の反対側から開いたりする際における、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板間の接続の外れを防止できる。
【0013】
また、略平板状の平面表示パネルと、この平面表示パネルに取り付けられ、この平面表示パネルを駆動させ厚さ方向に向けてフレキシブルなパネル駆動用基板と、面状の光を発光する発光面を備え、この発光面を前記平面表示パネルに対向させて配設され、この発光面から発光される面状の光を前記平面表面パネルへと照射させる略平板状の面状光源部と、この面状光源部に一端が取り付けられてこの面状光源部を駆動させ、前記パネル駆動用基板に他端が接続されてこのパネル駆動用基板とともに前記面状光源部の発光面の反対側に折り曲げられて配設され、これら両端間の距離が伸縮可能であり厚さ方向に向けてフレキシブルな光源駆動用基板とを具備したものである。
【0014】
そして、面状光源部に一端が取り付けられパネル駆動用基板に他端が接続された光源駆動用基板の両端間の距離を伸縮可能とした。この結果、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板を面状光源部の発光面の反対側に折り曲げたり、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板を面状光源部の発光面の反対側から開いたりした際に、光源駆動用基板の両端間の距離が伸縮する。よって、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板を折り曲げたり開いたりした際における、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板間の接続の外れを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の液晶表示装置の第1の実施の形態の構成を図1ないし図5を参照して説明する。
【0016】
図1ないし図5において、1は平面表示装置としての液晶表示装置で、この液晶表示装置1は、例えば携帯電話などに用いられる略矩形平板状の平面表示パネルとしての液晶パネルであるLCD(Liquid Crystal Display)セル2を備えている。このLCDセル2の中央部には、画像を表示させる矩形状の表示領域3が形成されている。
【0017】
さらに、このLCDセル2は、絶縁性基板であるガラス基板の一主面である表面上に図示しない薄膜トランジスタ(TFT)や透明画素電極(ITO)などがマトリクス状に形成されて構成された矩形平板状のアレイ基板4を備えている。このアレイ基板4の一主面である表面側には、長手方向における一端部である上端部を合わせた状態で、一主面である表面上に図示しない対向電極が形成された矩形平板状の対向基板5の表面側を対向させて取り付けられている。この対向基板5の幅寸法はアレイ基板4の幅寸法に略等しく、また、この対向基板5の長手寸法はアレイ基板4の長手寸法よりも小さい。さらに、これらアレイ基板4と対向基板5との間には図示しない液晶が介挿されて封止されている。
【0018】
そして、これらアレイ基板4および対向基板5それぞれの裏面には、これらアレイ基板4および対向基板5を透過する光を光学的に変化させる光学シート6,7が取り付けられている。さらに、対向基板5が対向して取り付けられていないアレイ基板4の下端部の表面側の縁部には、パネル駆動用基板としての細長略矩形シート状の駆動用FPC(Flexible Print Circuit)11の長手方向における一端部である上端縁が取り付けられている。この駆動用FPC11は、LCDセル2を駆動させてこのLCDセル2に画像を表示させ、厚さ方向に向けてフレキシブルである。
【0019】
さらに、この駆動用FPC11の上端部における幅方向における一側部には、この駆動用FPC11の長手方向および幅方向に沿って細長矩形状に切り欠かれた切欠凹部12が形成されている。この切欠凹部12は、駆動用FPC11の長手方向における略中間部まで至っている。さらに、駆動用FP11Cの表面における幅方向の一側部には、コネクタ13が実装されている。このコネクタ13は、駆動用FPC11の切欠凹部12の下端縁に実装されている。
【0020】
一方、LCDセル2の裏面側には、面状光源部としての面光源装置である略矩形平板状のバックライト21が略並行に対向して取り付けられている。このバックライトは、LCDセル2の表示領域3の裏面側に面状の光を照射させて、この表示領域3に表示される画像を使用者に目視可能とさせる。また、このバックライト21は、中央部に正面視矩形状の収容凹部22が形成された有底矩形枠状のフレーム23を備えている。このフレーム23の収容凹部22の長手方向における一端部には、点状の光を照射する光源としての複数の発光ダイオード(LED)24が幅方向に向けて等間隔に離間されて取り付けられている。
【0021】
さらに、これら発光ダイオード24を除くフレーム23の収容凹部22には、面状光源変換体としての矩形平板状の導光板25が収容されて取り付けられている。この導光板25は、各発光ダイオード24から発光された点状の光を屈折させて面状の光に変換させる。また、この導光板25の長手方向における一端部が光入射面26とされている。そして、この導光板25は、光入射面26を各発光ダイオード24に対向させた状態で取り付けられている。また、この導光板25の一主面である表面には、面状の光を照射させる発光面27が形成されている。この発光面27には、この発光面27から照射される面状の光を光学的に変化させる矩形シート状の複数、例えば3枚の光学シート28が重ね合わされた状態で取り付けられている。
【0022】
したがって、バックライト21は、このバックライト21の導光板25の発光面27をLCDセル2のアレイ基板4の裏面に並行に対向させた状態で、このLCDセル2の裏面側に配設されて取り付けられている。このため、このバックライト21の発光面27から発光される面状の光は、LCDセル2の表示領域3の裏面側へと照射されて、このLCDセル2の表示領域3を透過する。
【0023】
そして、フレーム23の収容凹部22の一端である下端側の縁部には、略矩形平板状の光源駆動用基板としての発光用FPC31の一端部である上端部が接続されている。この発光用FPC31の一端部は、導光板25の発光面27側の一側縁部に接続されている。そして、この発光用FPC31は、各発光ダイオード24に電力を供給してこれら発光ダイオード24を駆動させて発光させる。また、この発光用FPC31は、厚さ方向に向けてフレキシブルである。また、この発光用FPC31は、駆動用FPC11とともに、バックライト21の裏面側、すなわち導光板25の発光面27の反対側に向けて折り曲げられて配設されて収容されている。
【0024】
さらに、この発光用FPC31の一端部は、フレーム23の幅方向に沿った長手方向を有する細長矩形状の接続片部32とされている。そして、この接続片部32は、フレーム23の収容凹部22内に取り付けられた各発光ダイオード24のそれぞれを覆っている。なお、これら各発光ダイオード24は、フレーム23の収容凹部22の縁部から導光板25の縁部に亘って、フレーム23の収容凹部22に収容されて取り付けられている。また、接続片部32は、細長矩形状の両面テープ33を介してアレイ基板4の下端縁の裏面側に貼り付けられて固定されている。
【0025】
そして、この発光用FPC31の接続片部32の長手方向における一端部の一側には、この発光用FPC31を駆動用FPC11に接続させる本体部34が一体的に接続されて構成されている。この本体部34の一端部である上端部は、駆動用FPC11の切欠凹部12の内側に位置しており、この駆動用FPC11の切欠凹部12に本体部34を挿通させて配設できるように取り付けられている。
【0026】
ここで、この本体部34は、LCDセル2に向かう方向、すなわち図2に示すa方向である長手方向および幅方向のそれぞれに向けて伸縮可能な形状、すなわちフレキシブルな柔軟性を有する形状に形成されている。言い換えると、この本体部34は、両端間の距離が伸縮可能となるように、長手方向と交差する方向の成分を有するように細長状に折り曲げられた形状に形成されている。
【0027】
具体的に、この本体部34は、中央に位置する中央部35が正面視略S字状に形成されており、この中央部35の両端部に細長帯状の接続端部36がそれぞれ一体的に形成されて構成されている。さらに、この本体部34の中央部35は、両側の異なる位置から凹状に切り欠いてジグザグ状、すなわちクランク状とされている。
【0028】
詳細に説明すると、この本体部34の中央部35は、一方の接続端部36の一端部から、この接続端部36の一側に向けて突出した後に、直角に屈曲して他方の接続端部36側に向けて突出し、さらに直角に屈曲して一方の接続端部36の他側に向けて突出した後、直角に屈曲して他方の接続端部36側に向けて突出し、また直角に屈曲して一方の接続端部36の一側に向けて突出した後、他方の接続端部36の一端部に一体的に接続されて構成されている。
【0029】
さらに、この本体部34の中央部35は、図5に示すように、この本体部34での主として長手方向におけるフレキシブル性を向上させるために一側面である裏面にのみ保護層としてのカバーレイ37が設けられて片面部とされている。また、この本体部34の接続端部36のそれぞれには、両面にカバーレイ37が設けられて両面部とされている。そして、この本体部34の長手方向における他端側に位置する接続端部36は、この本体部34の中央部を駆動用FPC11の切欠凹部12に挿通させた状態で、この駆動用FPC11の表面に実装されたコネクタ13に嵌め込まれて電気的に接続されている。
【0030】
また、これら駆動用FPC11および発光用FPC31のそれぞれは、図3および図4に示すように、LCDセル2の長手方向における他端である下端側に向けて取り付けて突出させた状態で、コネクタ13を介して互いに接続されている。このとき、これら駆動用FPC11および発光用FPC31のそれぞれは、これら駆動用FPC11および発光用FPC31のそれぞれをフレーム23の裏面側に折り曲げて、このフレーム23の裏面に対向させて収容させる際に、これら駆動用FPC11および発光用FPC31のいずれかが弛んだりしなように、発光用FPC31を長手方向に向けて所定距離伸ばした状態で互いに接続されている。
【0031】
次に、上記第1の実施の形態の組み立て動作を説明する。
【0032】
まず、図1および図2に示すように、LCDセル2のアレイ基板4および対向基板5それぞれの表面に光学シート6,7を重ね合わせて取り付ける。
【0033】
この後、このLCDセル2のアレイ基板4の下端部の表面側の縁部に駆動用FPC11の上端部を接続し、この駆動用FPC11をLCDセル2の下端側に突出させておく。
【0034】
また、バックライト21のフレーム23の下端側の表面に、発光用FPC31の接続片部32を取り付けて、この接続片部32にてフレーム23内の各発光ダイオード24を覆う。このとき、この発光用FPC31をバックライト21の下端側に突出させておく。
【0035】
この状態で、この発光用FPC31の接続片部32の表面に両面テープ33を取り付ける。この後、LCDセル2の裏面側にバックライト21の発光面27を並行に対向させて、光学用FPC31の接続片部32とアレイ基板4の下端部の裏面側とを両面テープ33にて貼り付けて固定する。
【0036】
さらに、発光用FPC31の本体部34の中央部35を長手方向に向けて伸ばし、この本体部34の中央部35を駆動用FPC11の切欠凹部12を介してこの駆動用FPC11の裏面側から表面側へと挿通させる。この後、この本体部34の下端側の接続端部36を駆動用FPC11の表面に実装されたコネクタ13に接続する。
【0037】
この状態で、図3および図4に示すように、駆動用FPC11を発光用FPC31とともにバックライト21の裏面側に向けて折り曲げる。そして、これら駆動用FPC11および発光用FPC31のそれぞれをバックライト21の裏面側に対向させて配設する。
【0038】
このとき、これら駆動用FPC11および発光用FPC31の厚さ方向における引き出し位置が、図4に示す距離bほど異なる。このため、これら駆動用FPC11および発光用FPC31のそれぞれをバックライト21の裏面側に折り曲げた際に、予め伸ばしてコネクタ13に接続した発光用FPC11の中央部35が縮んで、この発光用FPC31の本体部34の弛みが防止される。
【0039】
次に、上記第1の実施の形態の作用を説明する。
【0040】
まず、駆動用FPC11によって発光用FPC31から各発光ダイオード24に電力を入力させ、これら各発光ダイオード24を発光させる。
【0041】
すると、これら各発光ダイオード24から発光した線状の光が、導光板25の光入射面26へと入射する。
【0042】
そして、この導光板25の光入射面26へと入射した光は、この導光板25の発光面27側に向けて屈曲して、この発光面27から面状に発光する。
【0043】
この後、この導光板25の発光面27からの面状の光は、LCDセル2の裏面側へと入射し、このLCDセル2の表示領域4を透過して、このLCDセル2の表示領域4に表示された画像を使用者に目視可能とする。
【0044】
上述したように、上記第1の実施の形態によれば、発光用FPC31の上端縁をバックライト21の表面側に取り付けたことにより、この発光用FPC31と、LCDセル2のアレイ基板4の表面側に上端縁が取り付けられた駆動用FPC11との厚さ方向における引出し位置の相違が小さくなる。
【0045】
この結果、これら駆動用FPC11および発光用FPC31を折り曲げる前の状態で、この駆動用FPC11に対する発光用FPC31の長さを調整して接続してから、これら駆動用FPC11および発光用FPC31をバックライト21の裏面側に折り曲げることにより生じる発光用FPC31の弛みを防止できる。
【0046】
同時に、これら駆動用FPC11および発光用FPC31をバックライト21の裏面側に折り曲げた状態で、この駆動用FPC11に対する発光用FPC31の長さを調整して接続してから、これら駆動用FPC11および発光用FPC31をバックライト21の裏面側から開いた際に生じる発光用FPC31の突っ張りを防止できる。
【0047】
したがって、これら駆動用FPC11および発光用FPC31をバックライト21の裏面側に折り曲げたり、これら駆動用FPC11および発光用FPC31をバックライト21の裏面側から開いたりする際における、駆動用FPC11のコネクタ13に対する発光用FPC31の下端部の抜け外れを簡単な構成で防止できる。
【0048】
さらに、この発光用FPC31の本体部34の中央部35を正面視略S字状に形成し、この中央部35を長さ方向に向けて伸縮可能としたことにより、駆動用FPC11および発光用FPC31をバックライト21の裏面側に向けて折り曲げたり、これら駆動用FPC11および発光用FPC31をバックライト21の裏面側から開いたりした際に、発光用FPC31の中央部35が長手方向に沿って伸縮する。
【0049】
この結果、これら駆動用FPC11および発光用FPC31を折り曲げたり開いたりした際に生じ得る、発光用FPC31の弛みや突っ張りをより効率良く防止できるから、駆動用FPC11のコネクタ13に対する発光用FPC31の下端部の抜け外れを簡単な構成でより確実に効率良く防止できる。
【0050】
なお、上記第1の実施の形態では、LCDセル2の裏面側に面状の光を照射して透過させるバックライト21について説明したが、このLCDセル2の表示領域3の表面側に面状の光を照射して反射させるフロントライトなどの面状光源部であってもよい。また、LCDセル2以外の平面表示パネルであっても対応させて用いることができる。
【0051】
さらに、発光用FPC31を長手方向に向けて伸縮可能とするため、この発光用FPC31の本体部34の中央部35を正面視略S字状にしたが、図6に示す実施の形態のように、発光用FPC31の中央部の幅方向における両側部を交互に凹状に切り欠いて複数の切欠部41を形成しても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。このとき、これら切欠部41を発光用FPC31の中央部35の長手方向に沿って、この中央部35の両側部に長手方向に沿って交互に形成することにより、この発光用FPC31の中央部35を正面視S字状あるいはクランク状にできる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、光源駆動用基板を面状光源部の発光面側に取り付けたことにより、パネル駆動用基板および光源駆動用基板の厚さ方向における引き出し位置の相違が小さくなるから、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板を面状光源部の発光面の反対側に折り曲げたり開いたりする際の、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板間の接続の外れを防止できる。
【0053】
また、パネル駆動用基板および光源駆動用基板を面状光源部の発光面の反対側に折り曲げたり開いたりした際に、光源駆動用基板の両端間の距離が伸縮するので、これらパネル駆動用基板および光源駆動用基板間の接続の外れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の第1の実施の形態におけるパネル駆動用基板および光源駆動用基板を開いた状態の一部を示す説明側面図である。
【図2】同上液晶表示装置を示す説明正面図である。
【図3】同上液晶表示装置のパネル駆動用基板および光源駆動用基板を折り曲げた状態を示す説明正面図である。
【図4】同上液晶表示装置の一部を示す説明側面図である。
【図5】同上液晶表示装置の光源駆動用基板の一部を示す説明正面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の液晶表示装置を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 平面表示装置としての液晶表示装置
2 平面表示パネルとしての液晶パネルであるLCDセル
11 パネル駆動用基板としての駆動用FPC
21 面状光源部としてのバックライト
27 発光面
31 光源駆動用基板としての発光用FPC
37 保護層としてのカバーレイ
Claims (7)
- 略平板状の平面表示パネルと、
この平面表示パネルに取り付けられ、この平面表示パネルを駆動させ厚さ方向に向けてフレキシブルなパネル駆動用基板と、
面状の光を発光する発光面を備え、この発光面を前記平面表示パネルに対向させて配設され、この発光面から発光される面状の光を前記平面表示パネルへと照射させる略平板状の面状光源部と、
この面状光源部の発光面側に取り付けられてこの面状光源部を駆動させ、前記パネル駆動用基板に接続されてこのパネル駆動用基板とともに前記面状光源部の発光面の反対側に折り曲げられて配設され厚さ方向に向けてフレキシブルな光源駆動用基板と
を具備したことを特徴とした平面表示装置。 - 光源駆動用基板は、面状光源部に向かう方向に伸縮可能である
ことを特徴とした請求項1記載の平面表示装置。 - 略平板状の平面表示パネルと、
この平面表示パネルに取り付けられ、この平面表示パネルを駆動させ厚さ方向に向けてフレキシブルなパネル駆動用基板と、
面状の光を発光する発光面を備え、この発光面を前記平面表示パネルに対向させて配設され、この発光面から発光される面状の光を前記平面表面パネルへと照射させる略平板状の面状光源部と、
この面状光源部に一端が取り付けられてこの面状光源部を駆動させ、前記パネル駆動用基板に他端が接続されてこのパネル駆動用基板とともに前記面状光源部の発光面の反対側に折り曲げられて配設され、これら両端間の距離が伸縮可能であり厚さ方向に向けてフレキシブルな光源駆動用基板と
を具備したことを特徴とした平面表示装置。 - 光源駆動用基板は、正面視略S字状である
ことを特徴とした請求項2または3記載の平面表示装置。 - 光源駆動用基板は、幅方向の側部が切り欠きかれている
ことを特徴とした請求項2または3記載の平面表示装置。 - 光源駆動用基板の中央部には、この光源駆動用基板の一側面のみに保護層が設けられている
ことを特徴とした請求項2ないし5いずれか記載の平面表示装置。 - 請求項1ないし6いずれか記載の平面表示装置の平面表示パネルは、液晶パネルである
ことを特徴とした液晶表示装置。
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