JP2004251701A - 施設情報格納方法、施設情報提示方法、およびナビゲーション装置、並びに施設情報配信システム - Google Patents

施設情報格納方法、施設情報提示方法、およびナビゲーション装置、並びに施設情報配信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004251701A
JP2004251701A JP2003041094A JP2003041094A JP2004251701A JP 2004251701 A JP2004251701 A JP 2004251701A JP 2003041094 A JP2003041094 A JP 2003041094A JP 2003041094 A JP2003041094 A JP 2003041094A JP 2004251701 A JP2004251701 A JP 2004251701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facility information
facility
intersection
information
navigation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003041094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kudo
貴弘 工藤
Satoshi Matsuura
聰 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003041094A priority Critical patent/JP2004251701A/ja
Publication of JP2004251701A publication Critical patent/JP2004251701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

【課題】目的的地設定や経路探索を事前に行わずに、走行しながら良さそうな施設を見つけて利用する場合においても、移動体の進行方向を考慮して、タイミング良く施設の情報を提示する。
【解決手段】移動体の現在位置に合わせて、施設の情報を案内するナビゲーション装置において、施設の識別子と施設の情報と少なくとも1つの最寄り交差点の交差点識別子を関連付けて格納する施設情報データベース206を有し、施設情報データベース206に最寄り交差点として格納されている任意の交差点への接近を検出し、前記交差点を最寄り交差点とする施設の情報を表示する施設情報表示制御部209を有する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、最寄りの施設情報を提示するナビゲーション装置に関し、施設情報の格納方法、および表示方法を改良したナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種施設を「レストラン」、「コンビニ」、「ガソリンスタンド」等のカテゴリーに分類し、各施設の緯度・経度を含む位置情報と施設の詳細情報をデータベースにしてメディアに記憶しておき、ユーザが「レストラン」等のカテゴリーを設定すると現在地点から所定の範囲内に存在する指定したカテゴリーの施設を探索するナビゲーション装置が実現されている。
【0003】
また、ユーザが設定したカテゴリーに属する施設を、予め探索した経路付近に位置する施設に絞り込んで、現在地点からの距離順に進行方向に対する左右位置を含めて施設を提示するナビゲーション装置(特許文献1参照)も提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−264750号公報(第12図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来から種々の施設情報の検索、および提示手法が開発されている。ところで、ナビゲーション装置の利用実態を調べてみると、目的的地設定や経路探索を事前に行わずに、走行しながら良さそうな施設を見つけて利用するという場合が良くある。この様な場合においても、移動体の進行方向を考慮して、タイミング良く施設の情報を提示することができれば、施設の情報を見落とす心配がなくなり利便性が向上する。
【0006】
しかしながら、現在地からの直線距離が短い施設を選択する従来の方法では、道のりでは遠い場所や引き返さないといけない場所が候補に含まれたり、例えば15分ほど走れば到着できる好適な場所が表示されなかったりと、走行しながら利用する目的には不十分であった。また、特許文献1記載の方法では、予め目的地と経路を設定していることが前提となるため、特定の条件下でしか利用することができないという問題が起こる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のナビゲーション装置は、施設の識別子と施設の情報と少なくとも1つの最寄り交差点の交差点識別子を関連付けて格納する施設情報データベースを有することを特徴とする。
【0008】
これにより、交差点識別子、あるいは交差点名称から近くの施設の情報を簡単に取り出すことができるようになる。
【0009】
請求項3記載のナビゲーション装置は、施設の識別子と施設の情報と少なくとも1つの最寄り交差点の交差点識別子を関連付けて格納する施設情報データベースと、前記施設情報データベースに最寄り交差点として格納されている任意の交差点への接近を検出し、前記交差点を最寄り交差点とする施設の情報を表示する施設情報表示制御部を有することを特徴とする。
【0010】
これにより、交差点ごとに前記交差点からすぐに行くことのできる店舗を案内することができるようになる。
【0011】
請求項5記載のナビゲーション装置は、施設の識別子と施設の情報と少なくとも1つの最寄り交差点の交差点識別子を関連付けて格納する施設情報データベースと、所定の端末により施設の識別子と施設の情報と少なくとも1つの最寄り交差点の交差点識別子を関連付けて格納された施設情報を、前記施設情報データベースに追加登録するインタフェースを有することを特徴する。
【0012】
これにより、ユーザがデジタルテレビや携帯電話などで関心を持った施設の情報をダウンロードして、ナビゲーション装置で簡単に利用することができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第一の実施形態)
以下、本発明の第一の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に、本発明に係るナビゲーション装置のハードウェア構成を示す。図1は基本部分において、汎用の計算機システムと共通する構成要素を含んでいる。101はナビゲーション装置全体の制御を行うCPU、102は地図表示に必要な画像、テキスト、音声などから構成されるデータ、ユーザによる登録情報や過去の走行軌跡のデータ、およびナビゲーション装置上で実行されるルート探索、ルート案内、音声認識などのプログラムを格納するハードディスク、103はプログラムの実行コードを読み込むとともに、プログラムの実行に必要なパラメータを格納するRAM、104はCPU1が作成した表示データを書き込むVRAM、105はVRAM104に書き込まれたデータを一定の周期で読み出して表示するディスプレイ、106はCPU1が再生した音声、および音楽データを出力するスピーカ、107はユーザからの音声によるコマンドを受け付けるマイク、108はGPS(Global Positioning System)衛星から受信された信号から移動体の緯度・経度などの地理的な位置情報を検出するGPS受信装置、109はジャイロ、車速パルスなどのセンサ情報を利用して移動体の位置や向きを補正する自律航法用装置、110は現在時刻を保持する時計、111はCPU101の制御下において、上記各デバイス(102〜110)間のデータ授受に利用されるローカルバスである。
【0014】
なお、ハードディスク102の代わりに、光ディスクなどのROM媒体とフラッシュなどの書き換え可能な不揮発メモリを組み合わせて用いても良い。
【0015】
次に、図1のハードウェア上で実行されるシステムのブロック図を図2に示す。図2は、図1で示したハードウェアと同一構成部分を含むため、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。201は、マイク107から入力された音声データを解析して、ユーザからの要求入力かどうかを判定する音声認識部、202は音声認識部201で施設情報の提示要求が入力されたと判定された場合に、ユーザに提示すべき施設情報のカテゴリーを設定する案内情報設定部、203はGPS受信装置108、および自律航法用装置109から得られる各種センサ情報に基づいて、緯度経度からなる移動体の現在位置と進行方向を決定する移動***置決定部、204は道路情報と交差点情報を記憶した地図データベース、205は移動***置決定部203で得られた移動***置と進行方向に基づいて、地図データベース204を検索することによって、移動体が現在走行中の道路識別子(例えば国道2号線、府道3号線などの規定道路名による識別、あるいは個別表示に識別)と、上り線、下り線、東行き、南行き等の車線を特定する車線情報を特定するとともに移動体が次に通過すると予測される交差点の識別子を決定する次通過交差点予測部、206は施設の識別子と施設の詳細情報、および少なくとも1つの最寄り交差点の交差点識別子を関連付けて記憶する施設情報データベース、207は次交差点予測部205で予測された交差点の識別子に基づいて施設情報データベース206から施設情報を検索する施設情報検索部、208は施設情報検索部で検索された施設情報に基づいて、ユーザに提示する表示データを作成する表示データ作成部、209は移動体が前記予測した交差点に所定の距離以内に近づいたタイミングで、前記作成した表示データをディスプレイ105に表示する施設情報表示制御部である。
【0016】
ここで本実施形態における道路識別子、車線情報、施設情報、交差点識別子について図7、図8を用いて説明する。道路識別子は、「道路1(プラザ通り)」、「道路2(東通り)」、「道路3(山手幹線)」、「道路4(桜通り)」などの道路番号や道路名を用い、車線情報は、「北行き」、「南行き」、「東行き」、「西行き」などの方向情報を用い、交差点識別子は「交差点1(プラザ北)」、「交差点2(プラザ南)」、「交差点3(東1丁目)」、「交差点4(東2丁目)」、「交差点5(T字ヶ辻)」を用いる。施設情報は、施設識別子、カテゴリー、最寄交差点、住所位置、施設名、詳細情報からなり、図9を一例として説明すると、施設識別子「施設1」、カテゴリー(レストラン)」、最寄交差点「交差点1、交差点2」、住所位置「(東経e1、北緯n1)」、施設名「ボスバーガ」、詳細情報「コロッケバーガ190円新発売」などである。
【0017】
なお、地図データベース204の道路情報は、各道路の始点から終点までの経路を所定の方法で分割してベクトルデータとして格納されており、移動体の現在位置と進行方向から走行中の道路識別子と車線情報を検索できるものとする。また、地図データベースの交差点情報は、移動体の現在位置と道路識別子と車線情報から次に通過する交差点識別子を検索できるものとする。
【0018】
これらの情報に加えて、地図データベース204は交差点の位置情報、各交差点に出入りする道路識別子、道幅/一方通行/有料道路などの道路の属性を格納しているものとする。また、施設情報データベース206において、最寄り交差点とは、施設が面する道路において施設から最も近い両側の交差点を指す。
【0019】
例えば、図8の施設1では、「交差点1」と「交差点2」が最寄り交差点となる。施設が面する道路が細街路(道路幅が4m未満の細い道路)の場合は、一般道路から細街路に入る地点から最も近い前記一般道路上の両側の交差点を最寄りの交差点として良い。
【0020】
例えば、図8の施設2の場合は、「交差点1」と「交差点3」を最寄り交差点として良い。また、施設が面する道路が一方通行の場合は、進入可能な側の交差点のみを最寄りの交差点とする。図8の施設4の場合は、「交差点2」側からのみ進入可能なため、最寄りの交差点は「交差点2」のみとする。
【0021】
以上のように構成されたシステムの全体動作を図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0022】
<ステップa1>
施設情報案内の開始設定処理を行う。
【0023】
<ステップa2>
交差点案内表示フラグにFALSEにセットする。
【0024】
<ステップa3>
GPS受信装置108、および自律航法用装置109から、緯度経度で表された移動体の現在位置と進行方向を取得する。
【0025】
<ステップa4>
交差点案内表示フラグがTRUE値の場合は、ステップa7に進む。それ以外の場合は 、ステップa5に進む。
【0026】
<ステップa5>
交差点案内表示データの作成処理を行う。
【0027】
<ステップa6>
交差点案内表示フラグにTRUE値をセットし、ステップa3に戻る。
【0028】
<ステップa7>
交差点案内表示データ、および施設詳細情報表示データの表示処理を行う。
【0029】
<ステップa8>
移動体が前記通過予定交差点を通過したかどうかを調べる。通過した場合にはステップa9に進む。そうでない場合はステップa3に戻る。
【0030】
<ステップa9>
交差点案内表示フラグをFALSE値にリセットする。
【0031】
<ステップa10>
右折、左折、直進など交差点通過時に選択されたルート上に、ステップa5の作成プロセスで検索された施設情報が含まれるかどうかを調べる。含まれる場合にはステップa11に進む。それ以外の場合はステップa3に戻る。
【0032】
<ステップa11>
対応する詳細情報を施設情報データベース206から取り出し、施設詳細情報表示データを作成するとともに、このデータを表示する条件を施設まで50mの距離として設定し、ステップa3に戻る。
【0033】
図3のフローチャートの施設情報案内設定処理(ステップa1)のサブルーチンを図4のフローチャートを用いて説明する。
【0034】
<ステップaa1>
ユーザからの音声による入力を受け付ける。ここでは、「道沿いのレストラン」と入力されたとする。尚、本実施形態では、音声入力により行ったが、GUIなどのインタフェースを用いてパネルタッチ入力や、文字入力であってもよい。
【0035】
<ステップaa2>
ステップaa1で受け付けた音声を音声認識部201で解析し、施設情報の案内を要求するコマンドかどうかを調べる。施設情報の案内を要求するコマンドの場合はステップaa3に進み、そうでない場合はステップを終了する。ここでは、「道沿いのレストラン」という音声入力を、コマンド=「施設案内要求」、カテゴリー=「レストラン」と解釈し、ステップaa3に進む。
【0036】
ここで、動詞としての用語を登録しておき、この用語に応じた動作を行うコマンドを設定しておき、この用語を認識して動作を行う。あるいは、“レストラン”や“映画”などの目的となるカテゴリーによく使用される用語も事前に記憶しておき、動詞と認識される用語が無く、その用語を認識した場合には施設案内要求として解釈する。
【0037】
あるいは、“道沿い”や“知りたい”などのコマンドの発生によく使用される用語を事前に記憶しておき、その用語を認識すると、コマンド=「施設案内要求」があったものと解釈する。また、“レストラン”や“映画”などの目的となるカテゴリーによく使用される用語も事前に記憶しておくことにより、その用語を認識してカテゴリーとして解釈する。
【0038】
<ステップaa3>
案内情報設定部202で、ステップaa2の音声認識の結果に基づいて、提示する施設情報のカテゴリーを設定し、図3の処理に復帰する。ここでは、施設情報のカテゴリーとして「レストラン」を設定する。なお、「道沿いの施設情報」などのように、カテゴリー情報が含まれないコマンドの場合は、すべての情報を提示対象とする。
【0039】
図3のフローチャートの交差点案内表示データ作成処理(ステップa5)のサブルーチンを図5のフローチャートを用いて説明する。
【0040】
<ステップab1>
図3のステップa3で得られた現在位置と進行方向を検索条件として、地図データベース204の道路情報を検索することにより、移動体が走行中の道路の識別子と車線情報を得る。地図データベース204のデータ例を図7に示す(内部的には、一般的なリレーショナルデータベースのデータ形式で格納されるが、表現しやすさの理由から地図的に表現する)。ここで、図8の位置Aに移動体があるとすると、道路識別子「道路1」と「北行き」という車線情報が得られる。
【0041】
<ステップab2>
図3のステップa3で得られた現在位置に加えて、ステップab1で得られた道路識別子と車線情報を検索条件として、地図データベース204の交差点情報を検索することにより、次に通過することが予想される交差点識別子を得る。ここで、図8の位置Aに移動体があるとすると、「道路1」、「北行き」から、交差点識別子「交差点2」が得られる。
【0042】
<ステップab3>
ステップab2で得られた交差点識別子と図4のステップaa3で設定したカテゴリーを検索条件として、施設情報データベース206から、ユーザに提示する施設名称を取り出す。ここでは、交差点識別子=「交差点2」、カテゴリー=「レストラン」を検索条件として、図9に示すデータが格納された施設情報データベース206を検索する。図10に検索結果が得られたのとする。図10において条件が一致した項目を反転表示で示す。
【0043】
<ステップab4>
ステップab3で得られた検索結果に基づいて、予測された交差点を通過する手前で表示する交差点案内表示データを作成するとともに、このデータを表示する条件を交差点まで所定の距離、例えば300mの距離として設定し、図3の処理に復帰する。ここでは、移動体が走行している道路上の施設情報のうち、次通過予定交差点から見て移動体と同じ側にある施設情報は含めないものとする。
【0044】
図3のフローチャートのデータ表示処理(ステップa7)のサブルーチンを図6のフローチャートを用いて説明する。
【0045】
<ステップac1>
図3のステップa3で取得した移動体の現在位置が、図5のステップab4で設定された表示条件を満足する場合にはステップac2に進む。そうでない場合にはステップac3に進む。
【0046】
<ステップac2>
図5のステップab4で作成した交差点案内表示データ(例えば図11位置A参照)をディスプレイ105に表示する。
【0047】
<ステップac3>
図3のステップa3で取得した移動体の現在位置が、図3のステップa11で設定された表示条件を満足する場合にはステップac4に進む。そうでない場合には図3の処理に復帰する。
【0048】
<ステップac4>
図3のステップa11で作成した施設詳細情報表示データ(例えば図11位置B参照)をディスプレイ105に表示し、図3の処理に復帰する。
【0049】
例えば、図8に示す経路に従って走行した場合に提示される交差点案内表示データ、施設詳細情報データを図11に示す。図11では、交差点2(プラザ南)の300m手前の位置Aで直進方向に施設1の名称「ボスバーガ」が提示され、施設1の50m手前の位置Bで施設1の詳細情報「コロッケバーガ190円新発売」が提示される。さらに同様にして、交差点1(プラザ北)の300m手前の位置Cで右折方向に施設2の名称「リーガルホスト」が提示され、施設2の50m手前の位置Dで施設2の詳細情報「日替わりランチ500円」が提示される。なお、1つの交差点に複数の最寄り施設情報がある場合はすべての情報を表示するようにしても良いし、あまりに表示すべき情報が多い場合には、交差点から施設までの距離や、施設に関するユーザの嗜好を考慮して絞り込んでも良い。
【0050】
また、その他の表示例を図12に示す。図12では、交差点案内情報データと施設詳細情報データのフォーマットを共通化して、1つの施設情報あたりに表示可能な情報量を制限する代わりに、ディスプレイ105の表示スペースを有効に利用して、交差点案内情報データと施設詳細情報データを同時に表示することができる。
【0051】
以上説明したような方法、および装置を用いることにより、目的的地設定や経路探索を事前に行なわない場合でも、移動体の現在位置と進行方向を考慮して、タイミング良く施設の情報を提示することができる。これにより、走行しながら良さそうな施設を見つけて利用したい場合などにおいて、施設の情報を見落とす心配がなくなり利便性が向上する。
(第二の実施形態)
次に、所定の端末でユーザがチェックした施設情報をナビゲーション装置で利用する実施の形態について説明する。
【0052】
まず、システムの全体構成について図13を用いて説明する。
301は、施設情報データベース402のフォーマットに準拠した施設情報を配信する情報配信サーバ、302はBSデジタル放送を受信するBSアンテナ、303はBSデジタル放送を受信して、BSデジタル放送に多重化された施設情報を取り出してメモリカードに記録するデジタルテレビ、304は携帯電話基地局、305は施設情報検索サービスを利用して、携帯電話基地局304を通じて施設情報サーバ301から施設情報をダウンロードするとともに、ダウンロードした施設情報を通信手段(本実施形態では赤外線通信)で他の機器に送信する携帯電話、306はメモリカード、あるいは赤外線通信を介して、外部から施設情報を受け付けるナビゲーション装置である。なお、本実施形態ではデジタルテレビ303で施設情報を取得するものとしたが、他の方法としては、インターネットを介して施設情報サーバ301から直接ダウンロードする方法でも良い。
【0053】
図14に示すように、ナビゲーション装置306は、赤外線通信によって送信される施設情報を受信する赤外線受光部401、およびメモリカードに格納された施設情報にアクセスするメモリカードIF402を有する。図14において、図1で示したハードウェアと同一部分については同一番号を付与して説明を省略する。
【0054】
次に、図14のハードウェア上で実行されるシステムのブロック図を図15に示す。図15は、図1、図2、および図14で示したハードウェアと同一構成部分を含むため、同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
501はナビゲーション装置の外部からの施設情報を登録可能な拡張施設情報データベース、503は施設情報データが格納されたメモリカード、502は赤外線受光部401から受信された施設情報、および/又はメモリカード502格納された施設情報を、拡張施設情報データベース501に登録する施設情報登録部である。
【0055】
以上のように構成されたシステムの全体動作は、図3に示すフローチャートの施設情報案内設定処理(ステップa1)のサブルーチンを外部施設情報案内設定処理(ステップb1)に置き換えることにより実現される。以下、図16のフローチャートを用いて外部施設情報案内設定処理のサブルーチンを説明する。
<ステップba1>
赤外線受光部401において、他の端末から赤外線通信によるデータ送信要求があるかどうかを調べる。データ送信要求がある場合はステップba2に進む。それ以外の場合はステップba3に進む。
<ステップba2>
赤外線受光部401からデータ送信要求に応答し、赤外線通信で送信されるデータを受信する。
【0056】
<ステップba3>
メモリカードIF402において、メモリカードが挿入されたかどうかを調べる。メモリカードが挿入されている場合は、ステップba4に進む。それ以外の場合はステップba1に戻る。
【0057】
<ステップba4>
赤外線通信で受信、もしくはメモリカードに格納されているデータをチェックして、有効な施設情報が含まれているかどうかを調べる。有効な施設情報が含まれている場合はステップba5に進む。それ以外の場合はステップba1に戻る。
【0058】
<ステップba5>
施設情報登録部502で、ステップba4で検出された有効な施設情報を拡張施設情報データベース501に登録し、図3の処理に復帰する。
例えば図17に示すように、TV番組で紹介されているケーキ屋さんをユーザが気に入ったとする。リモコンの赤色ボタンを押すと、図18の表に示す施設情報がダウンロードされてメモリカードに記録される。前記カードをデジタルTVから取り出してナビゲーション装置に挿入すると、前記施設情報がナビゲーション装置本体に転送されて「施設5」として登録される。
【0059】
ここで施設情報をダウンロードすると、メモリカードには施設5の情報として位置情報(緯度、経度)が記憶され施設5の情報が地図データベース204の情報とリンクして表示される地図情報に施設5が表示される。メモリカードに位置情報を記憶したが、単に施設識別子を記憶しておき、外部のサーバに施設情報を記憶させておき、その外部サーバとの通信により、施設識別子に基づいて位置情報を得てることも可能である。また、位置情報だけでなく、車線情報や施設情報も記憶することにより、より正確な施設位置の特定、あるいは詳細な施設情報の提示が可能となる。
【0060】
特にTVなどの配信された情報の場合には、その施設の最新情報や、お勧め情報や、その番組に関する情報も記憶することにより、ナビゲーション装置で利用する場合によりユーザの利便性を向上させた情報の提供が可能となる。
【0061】
次に移動体が図19の位置Eから位置Fに移動したとする。「施設5」の最寄り交差点である「交差点4」に接近したとき(位置E)に「施設5」の名称が表示され、「施設5」に接近したとき(位置F)に「施設5」の詳細情報が表示される。これにより、「以前TVで紹介していた店だわ。一度ここでケーキを買ってみたかったの。」という具合にタイムリーに施設を利用することができるようになる。このように、本発明のシステムを利用することにより、所定の端末でコンテンツを視聴(閲覧)しているときに、ユーザが興味を持った施設の情報を前記端末にダウンロードして、ナビゲーション装置に転送して簡単に利用することができるようになり、ユーザの利便性が向上する。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によると、目的的地設定や経路探索を事前に行なわない場合でも、移動体の現在位置と進行方向を考慮して、タイミング良く施設の情報を提示することができる。これにより、走行しながら良さそうな施設を見つけて利用したい場合などにおいて、施設の情報を見落とす心配がなくなり利便性が向上する。また、所定の端末でコンテンツを視聴(閲覧)しているときに、ユーザが興味を持った施設の情報を前記端末にダウンロードして、ナビゲーション装置に転送して簡単に利用することができるようになり、ユーザの利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態におけるハードウェア構成図
【図2】第一の実施形態におけるブロック構成図
【図3】第一の実施形態における全体動作を示すフローチャート
【図4】第一の実施形態における施設情報案内設定処理の動作を示すフローチャート
【図5】第一の実施形態における交差点案内表示データ作成処理の動作を示すフローチャート
【図6】第一の実施形態におけるデータ表示処理の動作を示すフローチャート
【図7】第一の実施形態における地図データベースの例を示す図
【図8】第一の実施形態における移動体の移動経路を示す図
【図9】第一の実施形態における施設情報データベースの例を示す図
【図10】第一の実施形態における施設の検索結果を示す図
【図11】第一の実施形態における施設情報の第一の表示例を示す図
【図12】第一の実施形態における施設情報の第二の表示例を示す図
【図13】第二の実施形態におけるシステムの全体構成を示す図
【図14】第二の実施形態におけるナビゲーション装置のハードウェア構成図
【図15】第二の実施形態におけるナビゲーション装置のブロック構成図
【図16】第二の実施形態におけるナビゲーション装置の動作を示すフローチャート
【図17】第二の実施形態における番組放送の例を示す図
【図18】第二の実施形態における施設情報の例を示す図
【図19】第二の実施形態における移動体の位置と表示画面例を示す図
【符号の説明】
101 CPU
102 ハードディスク
103 RAM
104 VRAM
105 ディスプレイ
106 スピーカ
107 マイク
108 GPS受信装置
109 自律航法用装置
110 時計
201 音声認識部
202 案内情報設定部
203 移動ベクトル決定部
204 地図データベース
205 次通過交差点予測部
206 施設情報データベース
207 施設情報検索部
208 表示データ作成部
209 施設情報表示制御部
301 施設情報配信サーバ
302 BSアンテナ
303 デジタルテレビ
304 携帯電話基地局
305 携帯電話
306 ナビゲーション装置
401 赤外線受光部
402 メモリカードIF
501 拡張施設情報データベース
502 施設情報登録部
503 メモリカード

Claims (7)

  1. 移動体の現在位置に合わせて、施設の情報を案内するナビゲーション装置において、施設の識別子と施設の情報と少なくとも1つの最寄り交差点の交差点識別子を関連付けて格納する施設情報データベースを有することを特徴としたナビゲーション装置。
  2. 施設の識別子と施設の情報と少なくとも1つの最寄り交差点の交差点識別子を関連付けて格納することを特徴とした施設情報格納方法
  3. 前記施設情報データベースに最寄り交差点として格納されている任意の交差点への接近を検出し、前記交差点を最寄り交差点とする施設の情報を表示する施設情報表示制御部を有することを特徴とした請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 請求項2記載の施設情報格納方法により格納されている任意の交差点への接近を検出し、前記交差点を最寄り交差点とする施設の情報を提示することを特徴とした施設情報提示方法。
  5. 所定の端末により請求項2記載の施設情報格納方法を用いて格納された施設情報を、前記施設情報データベースに追加登録するインタフェースを有することを特徴とした請求項1または請求項3のナビゲーション装置。
  6. 番組内容と関連する施設情報を放送信号に多重化して送信する施設情報配信サーバと、前記放送信号に多重化された施設情報を取り出して、請求項2記載の方法で所定の記憶媒体に格納する所定の端末と、前記記憶媒体に格納された施設情報を利用する請求項5のナビゲーション装置から構成されることを特徴とした施設情報配信システム。
  7. インターネットを介して施設情報を提供する施設情報配信サーバと、閲覧中のコンテンツと関連する施設情報を前記施設情報配信サーバよりダウンロードして記憶する所定の端末と、前記所定の端末に記憶された施設情報を通信により受信して利用することを特徴とした請求項5記載のナビゲーション装置から構成されることを特徴とした施設情報配信システム。
JP2003041094A 2003-02-19 2003-02-19 施設情報格納方法、施設情報提示方法、およびナビゲーション装置、並びに施設情報配信システム Pending JP2004251701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003041094A JP2004251701A (ja) 2003-02-19 2003-02-19 施設情報格納方法、施設情報提示方法、およびナビゲーション装置、並びに施設情報配信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003041094A JP2004251701A (ja) 2003-02-19 2003-02-19 施設情報格納方法、施設情報提示方法、およびナビゲーション装置、並びに施設情報配信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004251701A true JP2004251701A (ja) 2004-09-09

Family

ID=33024780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003041094A Pending JP2004251701A (ja) 2003-02-19 2003-02-19 施設情報格納方法、施設情報提示方法、およびナビゲーション装置、並びに施設情報配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004251701A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006030568A1 (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha カーナビゲーション装置
JP2007255972A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置、経路案内方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
WO2008056474A1 (fr) * 2006-11-10 2008-05-15 Mitsubishi Electric Corporation Dispositif de navigation
WO2008147006A1 (en) * 2007-05-28 2008-12-04 Thinkware Systems Corporation Method for guiding crossroad using point of interest and navigation system
JP2011209263A (ja) * 2010-03-08 2011-10-20 Denso Corp ナビゲーション装置
JP2012038159A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Navitime Japan Co Ltd ナビゲーションシステム、ナビゲーションサーバ、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、および、プログラム
JP2012073959A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Ntt Docomo Inc サーバ装置、ナビゲーションシステム、情報出力方法及びプログラム
JP2022089824A (ja) * 2018-02-01 2022-06-16 パイオニア株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006030568A1 (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha カーナビゲーション装置
US8676496B2 (en) 2004-09-13 2014-03-18 Mitsubishi Electric Corporation Car navigation apparatus
US8649972B2 (en) 2004-09-13 2014-02-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Car navigation apparatus
JP2007255972A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置、経路案内方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4680105B2 (ja) * 2006-03-22 2011-05-11 アルパイン株式会社 車載用ナビゲーション装置、経路案内方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4808259B2 (ja) * 2006-11-10 2011-11-02 三菱電機株式会社 ナビゲーション装置
WO2008056474A1 (fr) * 2006-11-10 2008-05-15 Mitsubishi Electric Corporation Dispositif de navigation
JPWO2008056474A1 (ja) * 2006-11-10 2010-02-25 三菱電機株式会社 ナビゲーション装置
WO2008147006A1 (en) * 2007-05-28 2008-12-04 Thinkware Systems Corporation Method for guiding crossroad using point of interest and navigation system
US8594926B2 (en) 2007-05-28 2013-11-26 Thinkware Systems Corporation Method for guiding crossroad using point of interest and navigation system
KR100875375B1 (ko) * 2007-05-28 2008-12-23 팅크웨어(주) 관심지점 정보를 이용한 교차로 안내 방법 및 네비게이션시스템
JP2011209263A (ja) * 2010-03-08 2011-10-20 Denso Corp ナビゲーション装置
JP2012038159A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Navitime Japan Co Ltd ナビゲーションシステム、ナビゲーションサーバ、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、および、プログラム
JP2012073959A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Ntt Docomo Inc サーバ装置、ナビゲーションシステム、情報出力方法及びプログラム
JP2022089824A (ja) * 2018-02-01 2022-06-16 パイオニア株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8471729B2 (en) Road-vehicle communication system
EP2498236B1 (en) System, server, terminal apparatus, program and method for information providing.
EP0833291A1 (en) Vehicle navigation apparatus and storage medium
EP1544574A1 (en) Information distribution system and information distribution method
EP2726819B1 (en) Methods and systems for obtaining navigation instructions
WO2008069225A1 (ja) 情報提供システム、情報提供方法、ならびに、コンピュータプログラム
US7561958B2 (en) Information providing system and navigation apparatus
CN111207768B (zh) 导航过程的信息提示方法、装置、设备及存储介质
KR20150034997A (ko) 경로 안내에 따른 목적지를 명확히 인지시켜 주기 위한 방법 및 그 시스템
CN111161101A (zh) 一种自助导览装置及方法
CN102141869B (zh) 一种信息识别、提示方法及一种移动终端
US7512490B2 (en) Method for reminding of entering target route
US20080300782A1 (en) Navigation System, In-Vehcile Apparatus, And Portable Terminal
JP2004062688A (ja) 位置情報に基づく情報提供システム、情報提供装置、情報取得装置
JP2004251701A (ja) 施設情報格納方法、施設情報提示方法、およびナビゲーション装置、並びに施設情報配信システム
CN101981413A (zh) 导航装置
US20030154022A1 (en) Navigation apparatus and navigation method
KR20180002249A (ko) 내비게이션에서 교차로 시설을 이용한 교차로 안내방법
CN109584705B (zh) 一种地图展现方法及设备
JP2002303530A (ja) ナビゲーション装置
JP2000035340A (ja) 目標物検索装置、目標物検索方法、ナビゲ―ション装置及びナビゲ―ション方法
JP2002039779A (ja) ナビゲーションシステム
JP2007132724A (ja) ナビゲーション装置および施設検索方法
JPH11248477A (ja) 音声案内ナビゲーション装置及び音声案内ナビゲーション方法並びに音声案内ナビゲーションプログラムを記録した媒体
JP4746884B2 (ja) ナビゲーション装置