JP2004250475A - 炭焼き窯 - Google Patents

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Abstract

【課題】少量生産の簡易な炭焼き窯において、焼きムラの無い均一な品質の炭を製造できるようにする。
【解決手段】基板10の中央には垂直に起立した加熱筒11が形成されている。加熱筒11の周囲は、なだらかに下方に湾曲した湾曲部13が形成されている。基板10の上部には、外側から外窯20、内窯30及び煙突部40がそれぞれ所定間隔で配置されている。外窯20の頂部には、排気筒22が形成されている。外窯20と内窯30との間の空間が煙道50となっており、この煙道50と前記排気孔23が連通している。煙突部40の下端部が基板10の加熱筒11の外側に着脱自在に嵌りこんでいる。内窯30と煙突部40との間の空間が、炭の原料となる竹材等を収納する炭焼き部60となっており、この炭焼き部60は前記煙道50と下端において連通している。炭焼き部60と煙突部40が連通している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、簡単な構造であって、焼きムラの無い均一な品質の炭を製造することができる炭焼き窯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、竹炭の持つ消臭作用、水の浄水作用等が着目され、炊飯、飲料水、入浴等の各種用途に竹炭が用いられるようになって来た。竹炭を製造するには、通常、木炭と同様な耐火煉瓦等で構築された炭焼き窯を利用して行なわれている。
【0003】
ところで、竹炭が広く用いられるようになるにしたがって、個人的に竹炭を製造したいという要望があった。しかしながら、従来の炭焼き窯は商業的で大規模であり、個人的に少量製造するには適さなかった。したがって、従来、簡易な構造で、少量でも竹炭を製造することができる炭焼き窯が要望されていた。
【0004】
従来、このような炭焼き窯としては、上面が開口した窯本体に上面が膨らんだ天蓋が開閉可能に設けられ、窯本体の前部に加熱室が設置されるとともに、窯本体の後部に煙突が設けられた竹炭焼き用鉄窯が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、開閉扉と排煙通路を有する炭焼き窯部と、炭焼き窯部の毛塗りを排出する排煙処理部と、炭焼き窯部の内部に設けられた収容棚とを有する炭製造装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−110172
【特許文献2】
特開2000−319662
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の炭焼き窯及び炭製造装置は、窯の内部が均一な高温にならず、その結果、焼きムラが生じ、均一な品質の炭を製造することができなかった。
【0006】
本発明は、以上の問題点を解決し、簡単な構造であって、窯の内部を均一な高温にすることができ、焼きムラの無い均一な品質の炭を製造することができる炭焼き窯を提供することを目的とする
【課題を解決するための手段】
本発明による炭焼き窯は、加熱用開口が形成された基板と、この基板上に着脱自在に設けられ下面が開口した外窯と、この外窯の内部において基板上に着脱自在に設けられ下面が開口した内窯と、この内窯の内部において基板の加熱用開口と連通するように設けられた筒状の煙突部とからなり、前記外窯の頂部に形成された排気孔と、前記外窯と内窯との間に形成され排気孔と連通する煙道と、前記内窯と煙突部との間に形成され煙道と連通する炭焼部とを有することを特徴として構成されている。
【0007】
本発明の炭焼き窯においては、別途用意した加熱用熱源で加熱する。この加熱用熱源から発生した熱風は、加熱用開口を介して煙突部に入り込み、さらに、炭焼き部及び煙道を通って排気孔から外部へ排出される。この熱風の通過の過程において、煙突部、内窯及び外窯が加熱される。したがって、炭焼き部に収納された原材料は、炭焼き部を通過する熱風で加熱されるとともに、周囲の煙突部及び内窯によっても加熱される。その結果、原材料は、高温で、かつ均一に加熱され、焼きムラ等の無い均一な品質の炭を得ることができる。また、炭焼き部の外側には煙道が形成されているので、炭焼き部の温度が低下するのを防止している。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明による炭焼き窯は、基板に着脱自在に設けられる外窯、内窯を有しており、煙突部は着脱自在であっても基板に固定されたものであってもよいが、着脱自在であることが好ましい。また、外窯、内窯及び煙突部は、それぞれ独立に形成しても、外窯と内窯、内窯と煙突部、外窯と内窯と煙突部とを一体に形成してもよい。
【0009】
外窯と内窯は、その上部を半球状に形成することが好ましい。このように半球状に形成することにより、熱風を均一かつ円滑に流れるようにできる。また、基板は、周縁に行くにしたがって下方になるように湾曲して形成することが好ましい。このように形成することにより、乾留液の回収作業を円滑に行なうことができる。
【0010】
本発明による炭焼き窯は、木炭、竹炭等、特に限定されないが、竹炭に好適なものである。
【0011】
本発明による炭焼き窯の一実施形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は炭焼き窯の縦断面図、図2は図1中A−A線断面図である。
【0013】
これらの図において、10は地面等に設置される基板で、この基板10は略円盤状に形成されている。基板10の中央には垂直に起立した加熱筒11が形成され、この加熱筒11は上下に貫通して加熱用開口12が形成されている。加熱筒11の周囲は、なだらかに下方に湾曲した湾曲部13が形成されており、この湾曲部13の周縁に、接地されるとともに後述する外窯が載置される周縁部14が形成されている。
【0014】
基板10の上部には、外側から外窯20、内窯30及び煙突部40がそれぞれ所定間隔で配置されている。外窯20は、下面が開口するとともに、上面が半球状に形成された略円筒状に形成されており、下端には前記周縁部14に載置させる設置片21が形成されている。また、外窯20の頂部には、排気筒22が形成されて排気孔23となっている。
【0015】
外窯20の内側には所定間隔を隔てて内窯30が配置されており、この外窯20と内窯30とは、鉄筋からなる連結材31により一体に固着されている。この内窯30は、下面が開口するとともに、上面が半球状に形成された略円筒状に形成されており、すなわち、外窯20より半径が短い略相似形に形成されている。そして、外窯20と内窯30との間の空間が煙道50となっており、この煙道50と前記排気孔23が連通している。
【0016】
内窯30の内側には所定間隔を隔てて煙突部40が配置されており、この煙突部40は円筒状に形成されており、その下端部が基板10の加熱筒11の外側に着脱自在に嵌りこんでいる。そして、内窯30と煙突部40との間の空間が、炭の原料となる竹材等を収納する炭焼き部60となっており、この炭焼き部60は前記煙道50と下端において連通している。また、煙突部40の上端は、内窯30の上端より所定長さ低い位置になるように設定されているので、炭焼き部60と煙突部40が連通している。なお、内窯30と煙突部40とは、2枚の連結板41により一体に固定されている。したがって、外窯20、内窯30及び煙突部40は一体となっている。
【0017】
以上のような炭焼き窯で竹炭を製造する方法に付いて説明する。まず、炭焼き窯を組み立てる。基板10を加熱用熱源70の上方にブロック等からなる土台80を介して設置する。次に、外窯20、内窯30及び煙突部40を、煙突部40が加熱筒11の外側に嵌り込むようにして、設置片21が周縁部14に当接するように基板10上に設置する。また、この時、竹材90を炭焼き部60に収納している。以上で、炭焼き窯組立て及び原料となる竹材の収納作業が終了した。
【0018】
次に、加熱用熱源70から熱を供給する。加熱用熱源70から発生した熱風は、加熱筒11を介して煙突部40に入り込み、煙突部40を加熱しつつ炭焼き部60に流入し、内窯30を加熱しつつ収納されている竹材90を加熱する。そして、この熱風は炭焼き部60から煙道50に流れ、内窯30及び外窯20を加熱しつつ上昇して、排気筒22から外部へ排出される。
【0019】
したがって、炭焼き部60に収納された竹材90は、熱風により加熱されるとともに、煙突部40及び内窯30により加熱されるので、短時間で、かつ均一に高温加熱されることとなる。また、炭焼き部60の外側には煙道50が設けられているので、炭焼き部60の熱が逃げるのを防止している。その結果、竹材90は均一に加熱され焼けムラが生じることが無い。
【0020】
また、竹炭の製造に伴って乾留液が生成されるが、この乾留液は、基板10の湾曲部13表面を周縁部14方向へ流れ落ちていき、所定の容器にて回収される。
【0021】
次に、本発明による炭焼き窯のより具体的な実施例について説明する。
【0022】
上述した図1及び図2に示す炭焼き窯を用いた。この炭焼き窯は、外窯20の内径=365mm、内窯30の内径=315mm、煙突部40の内直=80mm、外窯の高さ=700mm、内窯30の高さ=60mm、煙突部40の高さ=55mmであった。
【0023】
そして竹材90を16kg収納し、加熱用熱源70として、LPGを用い、約2時間加熱した。
【0024】
その結果、焼きムラの無い竹炭を約4kg得ることができ、また、乾留液を約4000cc得ることができた。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、炭となる原材料を短時間で高温かつ均一に加熱することができるので、焼きムラの無い均一な品質の炭を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による炭焼き窯の一実施形態の縦断面図である。
【図2】図1中、A−A線断面図である。
【符号の説明】
10…基板
12…加熱用開口
20…外窯
23…排気孔
30…内窯
40…煙突部
50…煙道
60…炭焼き部
70…加熱用熱源
80…土台
90…竹

Claims (3)

  1. 加熱用開口が形成された基板と、この基板上に着脱自在に設けられ下面が開口した外窯と、この外窯の内部において基板上に着脱自在に設けられ下面が開口した内窯と、この内窯の内部において基板の加熱用開口と連通するように設けられた筒状の煙突部とからなり、前記外窯の頂部に形成された排気孔と、前記外窯と内窯との間に形成され排気孔と連通する煙道と、前記内窯と煙突部との間に形成され煙道と連通する炭焼部とを有することを特徴とする炭焼き窯。
  2. 前記外窯及び内窯の上部が、略半球状に形成されている請求項1記載の炭焼き窯。
  3. 前記基板が、周縁に行くにしたがって下方になるように湾曲して形成されている請求項1又は2記載の炭焼き窯。
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