JP2004250004A - 二剤混合滴下容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一剤Aを収納する本体1の口部3に不動に組付く、第二剤Bを収納する内栓体7に対して、除去可能なストッパリング14により下降変位不能にした状態で、外栓体17を抜け出し不能に螺合組付けし、両剤混合のための外栓体17の下降変位状態で、容器内をリークして内圧の上昇を防止し、また弾性ボタン部の下面に放射状に補強リブ条を設けて、弾力を高めた。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部に別々に収納した二種類の液体や粉体等の収納剤を、最初の使用時に混合させて、スポイト機能を利用して滴下注出使用する、二剤混合滴下容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
使用時に二剤を混合させて使用する、二剤混合容器の従来技術として、口頸部の下に肩部を有し任意の液体を収納する容器本体の口頸部内へ、上端を開口させ下底を薄膜で閉塞させた異種液体収納筒を嵌合し、又その口頸部の外周へキャップを下降可能に嵌合すると共に、該キャップには頂壁の上面から切断開口可能に閉塞した管状部を上方に突出させ、更に頂壁下面から管状部に連通し上記収納筒内周壁と水密的に且押下げ可能に嵌合の筒体とその筒体の一部に連設の且筒体より長い突き刺し杆を垂設させ、キャップ周壁下端面と容器肩部間へ切断除去可能なキャップ下降阻止用リングを介装させて構成したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−85828号公報
【0004】
また、スポイト機構を利用した滴下容器において、ドーム状に膨らんで弾性変形する弾性ボタン部を、容器の筒壁構成部分と一体に肉薄に成形し、これにより部品点数を減らして、容器の製造経費を低減させることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術にあっては、二剤を混合させるべく、容器本体に対してキャップを押し下げて筒体を、容器本体の口頸部に密に組付いた異種液体収納筒内に嵌入させると、少なくとも異種液体収納筒内に嵌入した筒体の体積分だけ容器本体内の圧力が高くなり、この高くなった内圧により、混合液が噴出したり、シール機能部のシール性が低下する、と云う不都合の発生する恐れがあった。
【0006】
また、スポイト機能部である弾性ボタン部を、容器の筒壁構成部分と一体に肉薄に成形したものにあっては、この弾性ボタン部の肉厚を充分に薄くして、内容液の滴下注出操作を行い易いようにしているのであるが、実際に使用すると、陥没反転変形した弾性ボタン部の原形への復帰速度が遅く、連続した注出操作に時間がかかり、場合によっては、陥没反転変形した弾性ボタン部が原形に復帰することができず、注出不能となることがある、と云う不満があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、スポイト機能を利用した二剤混合滴下容器において、二剤混合時に、容器内圧の上昇を防止し、またスポイト機能部である弾性ボタン部の弾力を高めることを技術的課題とし、もって、二剤混合後の、混合液の不正な噴出やシール機能の低下を防止すると共に、混合液の安定した、また連続した滴下注出取扱いを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
胴部の上端に口部を設けると共に、下端に滴下口を形成する滴下筒片を垂下設して、第一剤を収納する本体を有すること、
本体の口部に密にかつ不動に嵌入組付きし、下端を薄膜で閉塞した垂下筒の上端から、外周面下部に螺条を刻設した螺合筒を起立連設して、第二剤を収納する内栓体を有すること、
内栓体の螺合筒に外嵌して螺合する外筒を有し、この外筒に内鍔状の頂壁を介して、上端をドーム状の弾性ボタン部で閉塞し、下端に内栓体の薄膜を切断する切断刃を設けて、内栓体の垂下筒と螺合筒との一体物に嵌入する内筒を連設して、内栓体に回転および昇降変位可能に組付く外栓体を有すること、
内栓体に対する外栓体の螺動下降変位を不能とする、破断除去可能なストッパリングを有すること、
本体の滴下筒片が形成する滴下口を開閉すべく、本体の下端に着脱可能に組付く下キャップを有すること、
内栓体の螺合筒の内周面と外栓体の内筒の外周面との間に、ストップリングが装着された状態でシール機能を発揮するシール部と、内栓体に対して外栓体が下降変位した状態でリーク機能を発揮するリーク部とを形成すること、
内栓体の螺合筒の上端面と、外栓体の頂壁の下面との間に、内栓体に対して外栓体が下降限に位置した状態でシール機能を発揮するシール機能部を設けること、
外栓体の弾性ボタン部の内面に、中心から離れるほど断面積を大きくした突条状の複数の補強リブ条を放射状に一体設すること、
ストッパリング除去後の外栓体のねじ込み下降により、外栓体の切断刃で内栓体の薄膜を切断する構成としたこと、
にある。
【0009】
請求項1記載の発明にあっては、二剤混合前は、ストッパリングにより、内栓体に対する外栓体の螺動下降変位が不能となっているので、第一剤と第二剤の分別一体収納が安全に維持され、また第二剤の密閉収納は、シール部のシール作用により確保されている(図1参照)。
【0010】
最初の使用時には、ストッパリングを破断除去した後、外栓体をねじ込んで、内栓体に対して下降させると、外栓体の切断刃が内栓体の薄膜を破断するため、内栓体内の第二剤が第一剤の収納されている本体内に落下し、両剤が混合される(図2参照)。
【0011】
この内栓体に対する外栓体の下降変位に際して、外栓体の下降変位が進むと、シール部がそのシール機能を喪失すると共に、リーク部がそのリーク機能を発揮するので、外栓体の内筒が、本体と内栓体との組合せ物内に下降侵入することにより上昇しようとする容器内の圧力は、リーク部を通して外部にリークされ、これにより両剤混合時に容器内圧力が上昇することはない。
【0012】
内栓体に対して外栓体が下降限に達すると、内栓体と外栓体との間のシール機能部がシール機能を発揮するので、容器は、両剤を混合した状態で、内圧を高めることなく、密閉収納する。
【0013】
この状態から、下キャップを取外し、上端の弾性ボタン部を指先で押込むことにより、本体の下端の滴下口から混合液が滴下状に注出され、この注出する滴下数により、混合液の注出量を正確に認識することができる。
【0014】
このスポイト機能を発揮する弾性ボタン部は、その内面に付設した複数の補強リブ条の作用により、中央部から周端部に近づくに従って、変形に対して復元力として作用する弾力が強くなっているので、陥没反転変形状態からの原形復帰が速やかに行われると共に、この復帰が確実に行われる。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、内栓体の螺合筒の内周面上端に周条状のシール条を周設し、外栓体の内筒の外周面上端部に、この上端部の下半に、シール条が密接する平滑周面を形成してシール部を構成し、同じ上端部の上半に、縦溝を形成してリーク部を構成したこと、を加えたものである。
【0016】
この請求項2記載の発明にあっては、内栓体の螺合筒に設けたシール条と、外栓体の内筒に上下に隣接して設けた平滑周面と縦溝とにより、シール部とリーク部とを設けたので、シール部とリーク部との組合せを、きわめて簡単に構成することができ、また内栓体に対する外栓体の下降変位に従って、シール機能とリーク機能の切替えが、適正に安定して行われることになる。
【0017】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、外栓体の頂壁下面に、パッキンを配してシール機能部を構成したこと、を加えたものである。
【0018】
この請求項3記載の発明にあっては、シール性の高いパッキンでシール機能部を構成するので、両剤混合後における、内栓体と外栓体との間のシールを、安定して強固に達成維持することができる。
【0019】
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、内栓体の螺合筒上端面と、この螺合筒上端面に対向する外栓体の頂壁下面の一方に、シール条を周設してシール機能部を構成したこと、を加えたものである。
【0020】
この請求項4記載の発明にあっては、シールのための専用部材を使用することなく、内栓体または外栓体の一部によりシール機能部を構成するので、その分、部品点数を少なくすることができ、また外栓体は、弾性ボタン部を一体設する必要があることから、比較的軟質材料で成形されているので、この外栓体の柔らかさをシール作用に有効に作用させることが可能である。
【0021】
請求項5記載の発明は、請求項1、2、3または4記載の発明の構成に、4本の補強リブ条を、十字状に配したこと、を加えたものである。
【0022】
この請求項5記載の発明にあっては、弾性ボタン部の構造を複雑にすることなく、周方向に沿って、略均一に弾力を増強させることができ、またこの増強される弾力の程度も、過剰とならないようにするのが容易である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照しながら説明する。
液体である第一剤Aを収納する本体1は、円筒状の胴部2の上端に、外側を段状に縮径して口部3を起立連設すると共に、胴部2の下端に、外周面に螺条を刻設した螺筒4を縮径連設し、さらにこの螺筒4の下端に連設した底壁5の中央部に、細い滴下口を形成する滴下筒片6を垂下設して構成されている。
【0024】
粉体である第二剤Bを収納する内栓体7は、本体1の口部3に外嵌して不動に組付く組付き筒8の内方に、上端のフランジ壁9を介して、口部3に密に嵌入組付きする垂下筒10を連設し、この垂下筒10の下端開口部を、アルミ箔や合成樹脂製フィルム等の薄膜11で密に閉塞している。
【0025】
また、垂下筒10の上端には、内周面上端部にシール部28を形成するシール条を突周設すると共に、外周面に螺条を刻設し、この螺条の下位となる外周面箇所に、L字状に突出した一対のラチェット片13を半周離して設けた螺合筒12が、垂下筒10を上方に延長した形態で起立連設されている。
【0026】
内栓体7と組合さって第二剤Bを密閉収納する外栓体17は、内栓体7の螺合筒12に螺合して外装する外筒18の上端部に、内鍔状の頂壁20を介して、垂下筒10と螺合筒12との組合せ物に嵌入する円筒状の内筒24を連設して構成されている。
【0027】
外筒18は、その内周面の中央部に螺条を刻設すると共に、この螺条の下位の内周面部分に、ラチェット片13と螺脱方向に係止する多数のラチェット歯19を設けており、両剤の混合前、すなわち図1に示したストッパリング14に下端面を当接させた状態では、螺合筒12の上端面と頂壁20の下面との間に、ストッパリング14の高さ幅と等しい間隔を形成する高さを有している。
【0028】
内筒21は、その上端を、陥没反転変形および弾性復帰可能な薄肉ドーム形状の弾性ボタン部22で閉塞し、下端縁に、内栓体7の薄膜11を切断するための切断刃24が形成されており、外周面の上端部の下半を、螺合筒12のシール条と組合さってシール部28を構成する平滑周面とし、上半に、リーク部29を構成する幅広な縦溝を設けている。
【0029】
弾性ボタン部22の下面には、4本の補強リブ条23が十字状(図4参照)に設けられており、各補強リブ条23は、弾性ボタン部22の中心部から周端部に近づくに従って、その高さおよび幅が大きくなっている。
【0030】
頂壁20の下面には、シール機能部30を構成するパッキングが組付けられているが、シール機能部30は、図1に示すように、螺合筒12の上面にシール条を突周設するか、頂壁20の下面にシール条を突周設して構成しても良い。
【0031】
外筒18と内筒21とを連結する頂壁20に対して、外筒18の上端部を、弾性ボタン部22の高さ分だけ上方に延出させており、この延出部分により、弾性ボタン部22が他の物品に、妄りに接触して押圧されないようにしている。
【0032】
ストッパリング14は、本体リング15の一部に、破断用の肉薄溝状の弱化線を、本体リング15を横断させて設けると共に、この弱化線の近傍の外周面部分から破断操作用の摘み片16を連設して構成され、内栓体7のフランジ壁9の上に位置して、螺合筒12の下端部に不動に外嵌し、外栓体17の外筒18が搭載している。
【0033】
図1に示した、ストッパリング14が組付いている状態では、螺合筒12と外筒18とが、浅く螺合していると共に、ラチェット片13とラチェット歯19とが係止しているので、外栓体17が内栓体7から妄りに離脱することがなく、使用前における内栓体7に対する外栓体17の組付きを安全に確保する。
【0034】
本体1の滴下筒片6が形成する滴下口を開閉すべく、本体1の下端に着脱可能に組付く下キャップ25は、底板の上面中央に、滴下筒片6に密嵌する栓片26を立設すると共に、その外方に、螺筒4に下方から突き当たる支え筒と、螺筒4に螺合する螺筒片27と、本体1との外観形状を整合させる外周筒とが順に立設されている。
【0035】
なお、本実施例で粉体とした第二剤Bは、液体としてもよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、両剤混合のために、外栓体を内栓体に回転押込みさせて、容器の内容積を減少変化させても、リーク部のリーク作用により、容器の内圧は上昇することがなく、常圧を維持するので、混合液を滴下注出すべく下キャップを外した際に、混合液が内圧により噴出するとか、各構成部材間のシール性を低下させる等の不都合の発生がなく、容器を安全に機能させることができる。
【0037】
また、両剤を混合させるべく、内栓体に対して回動下降変位した外栓体が、下降限まで達すると、リーク部のリーク通路を形成していた部分が、シール機能部のシール作用により密閉されるので、両剤混合後における容器の密閉を確実に達成維持することができ、混合液を安全に収納保持することができる。
【0038】
さらに、スポイト機能を発揮する弾性ボタン部は、補強リブ条の付形により、変形に対して復元力として作用する弾力が強くなっているので、変形状態からの原形復帰が確実にかつ速やかに達成されることになり、これにより円滑で速やかな滴下注出操作を、確実に得ることができる。
【0039】
請求項2記載の発明にあっては、シール部とリーク部との組合せをきわめて簡単な構成で得ることができると共に、シール部とリーク部とが上下に隣接しているので、シール機能とリーク機能との切替えが、適正にかつ速やかにそして安定して行われ、もって両剤の混合を簡単にかつ安全に達成することができる。
【0040】
請求項3記載の発明にあっては、シール性の高いパッキンでシール機能部を構成するので、強固で確実なシール作用を得ることができる。
【0041】
請求項4記載の発明にあっては、外栓体の柔らかさを、そのままシール作用に利用する構成であるので、シール機能部を構成するための特別な部材を要せず、これによりシール機能部をきわめて簡単に構成することができる。
【0042】
請求項5記載の発明にあっては、弾性ボタン部の構造を複雑にすることなく、略均一にかつ適正に弾力の増強を達成することができ、これにより弾性ボタン部により良好なスポイト機能を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、二剤混合前の半縦断面図。
【図2】図1に示した実施例の、二剤混合後の半縦断面図。
【図3】図1中、I―I線に沿って切断矢視した、部分拡大不規則破断底断面図。
【図4】図1に示した実施例における、外栓体の底面図。
【図5】図1中、II―II線に沿って切断矢視した、部分拡大平断面図。
【符号の説明】
1 ; 本体
2 ; 胴部
3 ; 口部
4 ; 螺筒
5 ; 底壁
6 ; 滴下筒片
7 ; 内栓体
8 ; 組付き筒
9 ; フランジ壁
10; 垂下筒
11; 薄膜
12; 螺合筒
13; ラチェット片
14; ストッパリング
15; 本体リング
16; 摘み片
17; 外栓体
18; 外筒
19; ラチェット歯
20; 頂壁
21; 内筒
22; 弾性ボタン部
23; 補強リブ条
24; 切断刃
25; 下キャップ
26; 栓片
27; 螺筒片
28; シール部
29; リーク部
30; シール機能部
A ; 第一剤
B ; 第二剤
Claims (5)
- 胴部(2)の上端に口部(3)を設けると共に、下端に滴下口を形成する滴下筒片(6)を垂下設して、第一剤(A)を収納する本体(1)と、前記口部(3)に密にかつ不動に嵌入組付きし、下端を薄膜(11)で閉塞した垂下筒(10)の上端から、外周面下部に螺条を刻設した螺合筒(12)を起立連設して、第二剤(B)を収納する内栓体(7)と、前記螺合筒(12)に外嵌して螺合する外筒(18)を有し、該外筒(18)に内鍔状の頂壁(20)を介して、上端をドーム状の弾性ボタン部(22)で閉塞し、下端に前記薄膜(11)を切断する切断刃(24)を設けて、前記垂下筒(10)と螺合筒(12)との一体物に嵌入する内筒(21)を連設して、前記内栓体(7)に回転および昇降変位可能に組付く外栓体(17)と、前記内栓体(7)に対する外栓体(17)の螺動下降変位を不能とする、破断除去可能なストッパリング(14)と、前記滴下筒片(6)が形成する滴下口を開閉すべく、前記本体(1)の下端に着脱可能に組付く下キャップ(25)と、から成り、前記螺合筒(12)の内周面と内筒(21)の外周面との間に、前記ストップリング(14)が装着された状態でシール機能を発揮するシール部(28)と、前記内栓体(7)に対して外栓体(17)が下降変位した状態でリーク機能を発揮するリーク部(29)とを形成し、前記螺合筒(12)の上端面と頂壁(20)の下面との間に、前記内栓体(7)に対して外栓体(17)が下降限に位置した状態でシール機能を発揮するシール機能部(30)を設け、さらに前記弾性ボタン部(22)の内面に、中心から離れるほど断面積を大きくした突条状の複数の補強リブ条(23)を放射状に一体設し、前記ストッパリング(14)除去後の外栓体(17)のねじ込み下降により、前記切断刃(24)で薄膜(11)を切断する構成とした二剤混合滴下容器。
- 内栓体(7)の螺合筒(12)の内周面上端に周条状のシール条を周設し、外栓体(17)の内筒(21)の外周面上端部に、該上端部の下半に、前記シール条が密接する平滑周面を形成してシール部(28)を構成し、前記上端部の上半に、縦溝を形成してリーク部(29)を構成した請求項1記載の二剤混合滴下容器。
- 外栓体(17)の頂壁(20)下面に、パッキンを配してシール機能部(30)を構成した請求項1または2記載の二剤混合滴下容器。
- 内栓体(7)の螺合筒(12)上端面と、該螺合筒(12)上端面に対向する外栓体(17)の頂壁(20)下面の一方に、シール条を周設してシール機能部(30)を構成した請求項1または2記載の二剤混合滴下容器。
- 4本の補強リブ条(23)を、十字状に配した請求項1、2、3または4記載の二剤混合滴下容器。
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