JP2004247953A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの操作に対応して、反発力が変化する操作感の高いリモコンを実現する。
【解決手段】ステップS1で、ユーザの操作を検知したと判定した場合、ステップS2に進む。ステップS2で、ユーザの操作に対応するコマンド信号が送信される。ステップS3で、ユーザの操作に対応して、操作履歴情報が更新される。ステップS4で、ユーザインタフェースの操作感を変更すると判定された場合、処理はステップS5に進む。ステップS5で、記憶されている操作履歴情報に基づき、フィードバック情報が生成される。ステップS6で、生成されたフィードバック情報に従い、ユーザインタフェースの反発力が調整される。本発明は、例えば、家電装置のリモートコントローラに適用することができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御装置に関し、特に、電子機器を遠隔制御するときの操作感を向上させるようにした制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン受像機等の家電製品に付属されているリモートコントローラ(以下、リモコンとも記述する)は、対応する家電製品の多機能化に伴い、リモコンから制御可能な項目も増加される傾向にあった。リモコンから制御可能な項目を増加させるには、操作ボタンの数を増加させることが最も単純な方法であるが、ユーザにとっては使い勝手がよくない問題があった。
【0003】
そこで、リモコンお使い勝手を低下させない方法として、リモコンに数値入力ボタンとファンクションボタンを設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−30972号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような方法によっても、操作の複雑化や操作ボタンの増加は避けられないので、制御可能な機能の項目を制限することなく、操作が簡単で、操作ボタンの少ないリモコンの出現が望まれている課題があった。
【0006】
また、従来のリモコンは、操作ボタン等へのユーザの押下操作に対する反発力が変化することなく一様であって操作感に乏しいので、操作感の高いリモコンの出現が望まれている課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザの操作に対応して、反発力が変化する操作感の高いリモコンを実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の制御装置は、ユーザインタフェースに対するユーザの操作を検知する検知手段と、検知手段の検知結果を記憶する記憶手段と、記憶手段によって記憶された検知手段の検知結果に基づき、ユーザインタフェースの操作感を調整する調整手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
前記検知手段は、ユーザインタフェースに対するユーザの押下操作の圧力、または傾斜操作の傾斜角のうち、少なくとも一方を検出するようにすることができる。
【0010】
前記調整手段は、ユーザインタフェースに対するユーザの操作に対する反発力を調整するようにすることができる。
【0011】
前記調整手段は、記憶手段によって記憶された検知手段の検知結果に基づき、ユーザインタフェースに対するユーザの操作の力が統計的に強いと判断される場合、反発力を大きく調整し、ユーザインタフェースに対するユーザの操作の力が統計的に弱いと判断される場合、反発力を小さく調整するようにすることができる。
【0012】
本発明の制御装置においては、ユーザインタフェースに対するユーザの操作が検知され、この検知結果が記憶され、記憶された検知結果に基づき、ユーザインタフェースの操作感が調整される。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施の形態であるリモートコントローラの外観を示している。このリモートコントローラ1(以下、リモコン1と記述する)は、電源ボタン3をはじめとする各種の操作ボタン等に対するユーザの操作に対応し、遠隔制御の対象であるテレビジョン受像機に、対応するコマンド信号を送信するものであって、ユーザの操作履歴に対応して、操作ボタン等の操作感を調整したり(操作感調整処理として後述する)、ユーザの操作意図を推定して、押下された操作ボタンに対応するコマンド信号とは異なるコマンド信号を送信したりする(操作推定モードの処理として後述する)ものである。
【0014】
リモコン1の外面には、タッチパネル式LCD(Liquid Crystal Display)2および電源ボタン3をはじめとする各種の操作ボタン等が設けられている。
【0015】
タッチパネル式LCD2は、制御対象であるテレビジョン受像機の状態、送信したコマンドの種類等を表示する。また、タッチパネル式LCD2は、擬似的な操作ボタンを表示し、その擬似的な操作ボタンに対するユーザの操作を検知する。
【0016】
電源ボタン3は、制御対象であるテレビジョン受像機の電源をオン/オフをさせるときに押下される。入力切替ボタン4は、制御対象であるテレビジョン受像機が表示するソース信号(テレビジョン放送信号、VCR(Video Cassette Recorder)からのAV(Audio Video)信号、DVD(Digital Versatile Disc)プレーヤからのAV信号)を切り替えるときに押下される。音声切替ボタン5は、制御対象であるテレビジョン受像機の音声出力の種類(ステレオ、モノラル、主副音声等)を切り替えるときに操作される。消音ボタン6は、制御対象であるテレビジョン受像機の音声出力を消音させるときに操作される。チャンネル(CH)ボタン7は、制御対象であるテレビジョン受像機に、指定するチャンネルを選局させるときに押下される。以下、1チャンネルのチャンネルボタンをチャンネルボタン7−1、2チャンネルのチャンネルボタンをチャンネルボタン7−2、他のチャンネルについても同様に記述する。
【0017】
番組情報ボタン8は、制御対象であるテレビジョン受像機に、選局中の番組の番組情報(例えば、放送信号に含まれるEPG(Electronic Program Guide)等)を表示させるときに押下される。分割表示ボタン9は、制御対象であるテレビジョン受像機に、画面を複数に分割してそれぞれに異なるチャンネルの映像を表示させるときに押下される。
【0018】
チャンネルシフトボタン10は、制御対象であるテレビジョン受像機に、チャンネルの選局を順方向または逆方向にシフトさせるときに押下される。音量ボタン11は、制御対象であるテレビジョン受像機の音声出力のレベルを増減させるときに操作される。なお、チャンネルシフトボタン10、および音量ボタン11は、押下される深さに対応して、チャンネル選局のシフト速度、または音量増減の速度が変化する。
【0019】
ジョイスティック12は、例えば、制御対象であるテレビジョン受像機の画面に表示されるカーソルを移動させるときに任意の方向に傾倒操作される。また、ジョイスティック12は、画面に表示されるカーソルの位置を決定するときに押下操作される。
【0020】
明度調整ボタン13は、制御対象であるテレビジョン受像機の画面の明るさを調整するための明度調整モードに遷移するときに押下操作される。解像度調整ボタン14は、明度調整モードにおいて、制御対象であるテレビジョン受像機の画面の解像度を調整するときの押下操作される。すなわち、解像度調整ボタン14による解像度を調整は、明度調整ボタン13が押下されて明度調整モードとなっているときにだけ可能とされている。
【0021】
図2は、リモコン1の内部の構成例を示している。制御部21は、記憶部26に記憶されている制御用プログラムに従い、バス2を介して接続されている各部の全体を制御する。例えば、制御部21は、操作検出部25からバス22を介して入力される操作信号に従い、送受信部27を制御して、制御対象であるテレビジョン受像機に、対応するコマンド信号を送信させる。また、制御部21は、操作検出部25からの操作信号と、圧力センサ付アクチュエータ24からの計測結果に基づき、操作履歴情報を生成して記憶部26に記憶させる。さらに、制御部21は、記憶部26に記憶されている操作履歴情報に基づき、圧力センサ付アクチュエータ24に供給するためのフィードバック情報を生成する。
【0022】
図3は、制御部21によって生成される操作履歴情報の例を示している。操作履歴情報には、操作された時系列の順序を示すシリアル番号、操作された時刻(年、月、日、時、分、秒)、操作ボタンの種類、並びに、操作時の押下圧力、および押下時間(ミリ秒単位)からなる操作パラメータが含まれる。なお、操作パラメータとして押下時間を記録する代わりに、押下操作が解除された時刻を記憶するようにしてもよい。また、ジョイスティック12が傾倒操作されたときについては、操作パラメータとして傾倒の方向、および傾倒の角度も記録される。
【0023】
図2に戻る。ユーザインタフェース(ユーザI/F)23は、リモコン1の外面に設けられた電源ボタン3乃至解像度調整ボタン14に相当する。圧力センサ付アクチュエータ24は、ユーザインタフェース23に対するユーザの操作圧力を計測し、バス23を介して制御部21に通知する。また、圧力センサ付アクチュエータ24は、制御部21からフィードバック情報に従い、ユーザインタフェース23の操作感、すなわち、押下操作に対する反発力を調整する。
【0024】
操作検出部25は、ユーザインタフェース23に対するユーザからの操作を検出し、対応する操作信号を生成して、バス22を介して制御部21に出力する。
【0025】
記憶部26は、制御部21によって実行される制御用プログラム、制御部21によって生成される操作履歴情報等を記憶する。送受信部27は、制御部21からの制御に従い、制御対象であるテレビジョン受像機に対するコマンド信号を、例えば、赤外線によって送信する。また、送受信部27は、制御対象であるテレビジョン受像機から送信されるステータス信号を受信し、バス22を介して制御部21に出力する。
【0026】
次に、図4は、ユーザの操作履歴に対応して、操作ボタン等の操作感を調整する操作感調整処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0027】
ステップS1において、操作検出部25は、ユーザインタフェース23に対するユーザの操作を検知するまで待機し、ユーザの操作を検知したと判定した場合、ステップS2に進む。
【0028】
ステップS2において、操作検知部25は、ユーザの操作に対応する操作信号を生成し、バス22を介して制御部21に出力する。一方、圧力センサ付アクチュエータ24は、ユーザインタフェース23に対するユーザの押下圧力を計測氏、その計測結果を、バス22を介して制御部21に出力する。制御部21は、操作検知部25からの操作信号に基づき、操作時の処理を実行する。
【0029】
ステップS2における操作時の処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。ステップS11において、制御部21は、操作検知部25からの操作信号を、記憶部26に記憶されている操作履歴情報に照らし合わせることより、操作推定モードに遷移するか否か(通常モードに留まるか)を判定する。
【0030】
具体的には、例えば、異なるチャンネルのチャンネルボタン7を押下した頻度(操作回数/N秒間)、あるいはチャンネルシフトボタン10の押下頻度が所定の閾値以上である場合、ユーザが頻繁にチャンネルを切り替える操作(いわゆるザッピング)を行っている状態であると判断できるので、操作推定モードのうちのザッピングモードに遷移すると判定される。
【0031】
また、例えば、テレビジョン受像機が選局しているチャンネル(テレビジョン受像機からのステータス信号に基づいて判断する)と同一のチャンネルのチャンネルボタン7が、所定の時間内に所定の回数以上押下されている場合、あるいは、同一のチャンネルのチャンネルボタン7が所定の時間以上押下され続けている場合、操作推定モードのうちの連続操作モードに遷移すると判定される。
【0032】
さらに、例えば、テレビジョン受像機が明度調整モードでない場合において(テレビジョン受像機からのステータス信号に基づいて判断する)、解像度調整ボタン14が所定の時間内に所定の回数以上押下されている場合、あるいは、解像度調整ボタン14が所定の時間以上押下され続けている場合、操作推定モードのうちの連続操作モードに遷移すると判定される。
【0033】
ステップS11において、操作推定モードに遷移すると判定された場合、処理はステップS12に進む。ステップS12において、制御部21は、操作推定モードに遷移して、操作検出部25からの操作信号に対応するコマンド信号を、送受信部27に送信させる。送受信部27は、制御部21からの制御に従い、制御対象であるテレビジョン受像機にコマンド信号を送信する。
【0034】
例えば、操作検出部25からの操作信号が、6チャンネルのチャンネルボタン7−6が押下されたことを示すものであって、操作推定モードのうちのザッピングモードに遷移された場合、ザッピングモードにおける対応するコマンド信号として、図6示すように、制御対象であるテレビジョン受像機の画面31が分割表示されるように制御するコマンド信号(分割表示ボタン9が押下されたときに送信されるコマンド信号と同じもの)が送信され、さらに、画面31に表示されるカーソル32が、6チャンネルの映像が表示されている分割領域を指し示すようにテレビジョン受像機を制御するコマンド信号が送信される。この場合、ザッピングを行っているユーザの選局の助けとなるように、分割表示が行われることになる。
【0035】
また、例えば、チャンネル操作検出部25からの操作信号が、6チャンネルのチャンネルボタン7−6が押下されたことを示すものであって、操作推定モードのうちの連続操作モードに遷移された場合、連続操作モードにおける対応するコマンド信号として、6チャンネルの番組情報が表示されるように制御するコマンド信号(番組情報ボタン8が押下されたときに送信されるコマンド信号と同じもの)、および音量が増加されるように制御するコマンド信号(音量ボタン11の音量増加側が押下されたときに送信されるコマンド信号と同じもの)が送信される。この場合、表示中のチャンネルにユーザが関心を持っていると思われるので、番組情報が表示されることになる。
【0036】
さらに、例えば、チャンネル操作検出部25からの操作信号が、解像度調整ボタン14が押下されたことを示すものであって、操作推定モードのうちの連続操作モードに遷移された場合、連続操作モードにおける対応するコマンド信号として、明度調整モードに遷移させるように制御するコマンド信号(明度調整ボタン13が押下されたときに送信されるコマンド信号と同じもの)が送信された後、解像度を調整するためのコマンド信号が送信される。この場合、ユーザが解像度の変更を行おうとしているので、解像度の変更が可能な明度調整モードに遷移されることになる。
【0037】
このように、操作推定モードでは、ユーザの操作意図が推定されてコマンド信号が送信される。したがって、このような操作推定モードを設けることにより、リモコン1から、番組情報ボタン8、分割表示ボタン9等を省略することができる。
【0038】
反対に、ステップS11において、操作推定モードに遷移しない(通常モードに留まる)と判定された場合、処理はステップS13に進む。制御部21は、通常モードにおいて、操作検出部25からの操作信号に対応するコマンド信号を、送受信部27に送信させる。送受信部27は、制御部21からの制御に従い、制御対象であるテレビジョン受像機にコマンド信号を送信する。
【0039】
例えば、操作検出部25からの操作信号が、6チャンネルのチャンネルボタン7−6が押下されたことを示すものである場合、制御対象であるテレビジョン受像機の選局を6チャンネルに制御するためのコマンド信号が送信される。
【0040】
以上説明したように、ステップS2において、送受信部27からコマンド信号が送信された後、処理は、図4のステップS3に進む。
【0041】
ステップS3において、制御部21は、操作検出部25からの操作信号と、圧力センサ付アクチュエータ24の計測結果に基づき、記憶部26に記憶されている操作履歴情報を更新する。ステップS4において、制御部21は、記憶部26に記憶されている操作履歴情報に基づき、ユーザインタフェース23の操作感を変更するか否かを判定する。例えば、操作履歴情報のシリアル番号が所定の値(例えば、100の倍数)になったとき、あるいは、前回のユーザインタフェース23の操作感を変更してから所定の日数が経過したとき等に、ユーザインタフェース23の操作感を変更すると判定する。
【0042】
ユーザインタフェース23の操作感を変更すると判定された場合、処理はステップS5に進む。ステップS5において、制御部21は、記憶部26に記憶されている操作履歴情報に基づき、圧力センサ付アクチュエータ24を制御するためのフィードバック情報を生成し、バス22を介して圧力センサ付アクチュエータ24に出力する。
【0043】
フィードバック情報には、例えば、操作履歴情報に基づき、ユーザインタフェース23に対するユーザの押下圧力が統計的に強いと判断できる場合、ユーザインタフェース23の反発力を大きくするようにする情報が書き込まれる。反対に、ユーザインタフェース23に対するユーザの押下圧力が統計的に弱いと判断できる場合、ユーザインタフェース23の反発力を小さくするようにする情報が書き込まれる。
【0044】
また、ユーザインタフェース23に含まれるジョイスティック12を傾ける操作の角度が統計的に小さいと判断できる場合には、ジョイスティック12を傾けるユーザの操作範囲(すなわち、傾斜角度)がより広くなるように、ジョイスティック12の反発力を小さくするようにする情報が書き込まれる。反対に、ユーザインタフェース23に含まれるジョイスティック12を傾ける操作の角度が統計的に大きいと判断できる場合には、ジョイスティック12を傾けるユーザの操作範囲がより狭くなるように、ジョイスティック12の反発力を大きくするようにする情報が書き込まれる。
【0045】
ステップS6において、圧力センサ付アクチュエータ24は、制御部21からのフィードバック情報に従い、ユーザインタフェース23の反発力を調整する。処理はステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。以上で、リモコン1の操作感調整処理の説明を終了する。
【0046】
以上説明したように、操作感調整処理によれば、ユーザインタフェース23に対する押下圧力が統計的に強い場合、ユーザインタフェース23の反発力が大きく調整され、反対に、ユーザインタフェース23に対する押下圧力が統計的に弱い場合、ユーザインタフェース23の反発力が小さく調整されるので、ユーザにとって操作感が向上する。
【0047】
特に、チャンネルシフトボタン10、および音量ボタン11は、押下される深さに対応して、チャンネル選局のシフト速度、または音量増減の速度が変化するようになされているが、上述した処理により、例えば、押下圧力の強い人が操作しても、反発力が増して深く押下されることが抑えられる。よって、チャンネル選局のシフト速度や音量の増減速度が必要以上に速くなってしまうことを防ぐことができる。反対に、押下圧力の弱い人が操作した場合、反発力が小さくなって押下し易くなる。よって、チャンネル選局のシフト速度や音量の増減速度を容易に調整できるようになる。
【0048】
なお、ユーザインタフェース23の操作感の変更は、ステップS4の処理で実行するか否かを判定する他、ユーザが任意のタイミングで実行させること可能である。
【0049】
また、記憶部26に記憶された操作履歴情報は、圧力センサ付アクチュエータ24を制御するためのフィードバック情報を生成するためだけでなく、例えば、ユーザインタフェース23に対する操作パターン等を抽出して、リモコン1を操作している人の個人認証に利用するようにしてもよい。そして、個人認証を実行した後、操作者毎に操作履歴情報を別個に生成するようにしてもよい。
【0050】
本発明は、テレビジョン受像機を制御するリモコンだけでなく、どのようなリモコンにも適用することが可能である。
【0051】
さらに、上述したように、リモコン1が、操作履歴情報を生成して記憶し、操作履歴情報に基づいてユーザの操作意図に即したコマンド信号を送信する代わりに、制御対象のテレビジョン受像機が、リモコン1から送信されたコマンド信号の履歴を記憶するようにし、その履歴に基づき、ユーザの操作意図を推定して、それに即して自律的に動作するようにしてもよい。
【0052】
ところで、上述した一連の処理は、記憶部26に記憶されている制御プログラム(ソフトウェア)を、制御部21が実行することによって実現されるが、ハードウェアによって実行するようにしてもよい。
【0053】
本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0054】
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ユーザの操作に対応して、反発力が変化する操作感の高いリモコンを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるリモコンの外観を示す図である。
【図2】図1のリモコンの構成例を示すブロック図である。
【図3】操作履歴情報の一例を示す図である。
【図4】リモコンによる操作感調整処理を説明するフローチャートである。
【図5】図4のステップS2の処理を説明するフローチャートである。
【図6】制御対象のテレビジョン受像機の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 リモートコントローラ, 21 制御部,23 ユーザI/F, 24 圧力センサ付アクチュエータ, 25 操作検出部, 26 記憶部, 27 送受信部

Claims (4)

  1. ユーザインタフェースに対するユーザの操作に対応して、制御対象の電子機器にコマンド信号を送信する制御装置において、
    前記ユーザインタフェースに対するユーザの操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶された前記検知手段の検知結果に基づき、前記ユーザインタフェースの操作感を調整する調整手段と
    を含むことを特徴とする制御装置。
  2. 前記検知手段は、前記ユーザインタフェースに対するユーザの押下操作の圧力、または傾斜操作の傾斜角のうち、少なくとも一方を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記調整手段は、前記ユーザインタフェースに対するユーザの操作に対する反発力を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記調整手段は、前記記憶手段によって記憶された前記検知手段の検知結果に基づき、前記ユーザインタフェースに対するユーザの操作の力が統計的に強いと判断される場合、前記反発力を大きく調整し、前記ユーザインタフェースに対するユーザの操作の力が統計的に弱いと判断される場合、前記反発力を小さく調整する
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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