JP2004246084A - 加熱定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一対の定着用ベルト相互が密着するニップ部分において、記録媒体を加熱,加圧させて記録媒体にトナー像を定着させる加熱定着装置において、定着用ベルトの熱が奪われるのを抑制して、定着用ベルトの加熱効率を向上させると共に温度を安定させる。
【解決手段】トナー像を記録媒体1に加熱定着させる加熱定着装置において、無端状になった一対の定着用ベルト11,12と、各定着用ベルトの内周側に設けられて定着用ベルトを介して圧接される一対の回転部材13,14と、各定着用ベルトの内周側に設けられて定着用ベルトを介して圧接される一対の固定部材15,16と、少なくとも一方の定着用ベルトを加熱させる加熱装置17とを設け、回転部材の圧接部分及び固定部材の圧接部分においてのみ定着用ベルトが回転部材と固定部材とに接触するようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機やプリンター等の画像形成装置において、トナー像を記録媒体に定着させるのに使用する加熱定着装置に係り、トナー像を記録媒体に加熱定着させるニップ部分を長くすると共に、熱を有効に利用できるようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複写機やプリンター等の画像形成装置においては、記録媒体上にトナー像を転写させ、このトナー像を定着装置によって記録媒体に定着させることが行われている。
【0003】
ここで、このような定着装置として、従来においては、図1に示すように、トナーtが供給された記録媒体1を一対の定着用ローラ2,3間に導き、この一対の定着用ローラ2,3間においてトナーtを記録媒体1に定着させるようにしたものが広く用いられている。
【0004】
また、上記のような定着装置においては、トナーtが記録媒体1に十分に定着されるようにするため、各定着用ローラ2,3内に発熱体4,5を設けると共に、上記の各定着用ローラ2,3として、金属で構成された芯金2a,3aの外周面にゴム等の弾性材料で構成された弾性体層2b,3bを設けたものを用い、上記の発熱体4,5によって各定着用ローラ2,3を加熱させると共に、定着用ローラ2,3を圧接させて、各定着用ローラ2,3の外周部に設けられた弾性体層2b,3b間におけるニップ部分を長くし、トナーtを十分に加熱,加圧させて記録媒体1に定着させるようにしている。
【0005】
また、近年においては、上記のような画像形成装置において、さらなる高速化が要望され、トナーtを速い速度で十分に記録媒体1に定着させることが必要になり、またフルカラーの画像形成装置においては、記録媒体1上に複数色のトナーtが供給されてトナーtの層が厚くなり、このように層が厚くなったトナーtを記録媒体1に十分に定着させることが必要になっている。
【0006】
ここで、上記のような定着装置において、トナーtを記録媒体1に速い速度で十分に定着させたり、層が厚くなったトナーtを記録媒体1に十分に定着させるためには、上記の定着用ローラ2,3間において、トナーtを加熱,加圧するニップ部分の長さをさらに長くすることが必要になる。
【0007】
そして、このように定着用ローラ2,3間におけるニップ部分の長さを長くするためには、上記の各定着用ローラ2,3の径を大きくしたり、各定着用ローラ2,3の外周部に設ける弾性体層2b,3bの厚みを厚くする等の方法が考えられる。
【0008】
しかし、上記のように定着用ローラ2,3の径を大きくした場合には、定着装置が大型化したり、記録媒体1がトナーtと接触する定着用ローラ2に巻き付きやすくなるという問題があった。また、定着用ローラ2,3の外周部に設ける弾性体層2b,3bを厚くした場合には、各定着用ローラ2,3の外周面まで熱が伝わりにくくなり、各定着用ローラ2,3の外周面を十分に加熱させるのに時間を要すると共に、大きな電力が必要になって、ランニングコストが高く付く等の問題がある。
【0009】
このため、近年においては、ローラに掛け渡して駆動される一対の定着用ベルトを加熱装置によって加熱させると共に、この一対の定着用ベルト相互が密着するローラ間のニップ部分にトナーが供給された記録媒体を導き、このニップ部分においてトナーを加熱,加圧して、記録媒体にトナーを定着させるようにした加熱定着装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0010】
しかし、このような加熱定着装置においては、定着用ベルトを一対のローラの外周に巻きかけて駆動させるようにしており、定着用ベルトと一対のローラとの接触面積が大きくなり、上記のように加熱装置によって加熱させた定着用ベルトの熱が各ローラに奪われてしまい、加熱装置による定着用ベルトの加熱効率が悪くなり、定着用ベルトを十分に加熱させるのに大きな電力が必要になる等の問題がある。
【0011】
【特許文献1】
特開平9−274401号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、トナー像を記録媒体に加熱定着させる加熱定着装置における上記のような様々な問題を解決することを課題とするものであり、一対の定着用ベルト相互が密着するニップ部分にトナーが供給された記録媒体を導き、このニップ部分においてトナーを加熱,加圧して記録媒体にトナーを定着させる場合において、定着用ベルトの熱が奪われるのを抑制して、加熱装置による定着用ベルトの加熱効率を向上させると共に、定着用ベルトの温度が低下するのを防止することを課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明においては、上記のような課題を解決するため、トナー像を記録媒体に加熱定着させる加熱定着装置において、無端状になった一対の定着用ベルトと、各定着用ベルトの内周側に設けられて定着用ベルトを介して圧接される一対の回転部材と、各定着用ベルトの内周側に設けられて定着用ベルトを介して圧接される一対の固定部材と、上記の定着用ベルトの少なくとも一方を加熱させる加熱装置とを設け、上記の回転部材の圧接部分及び固定部材の圧接部分においてのみ定着用ベルトが回転部材と固定部材とに接触するようにしたのである。
【0014】
そして、この発明における加熱定着装置においては、少なくとも一方の定着用ベルトを加熱装置によって加熱させると共に、各定着用ベルトの内周側に設けられて圧接される一対の回転部材と一対の固定部材との間のニップ部分においてトナー像が転写された記録媒体を加熱,加圧させて、記録媒体にトナー像を加熱定着させる。このようにすると、トナー像が転写された記録媒体が、一対の回転部材と一対の固定部材との間のニップ部分において十分に加熱,加圧されて、トナー像が記録媒体に十分に定着されるようになる。
【0015】
また、この発明における加熱定着装置においては、上記のように回転部材の圧接部分及び固定部材の圧接部分においてのみ定着用ベルトが回転部材と固定部材とに接触するようにしたため、定着用ベルトが回転部材や固定部材と接触する面積が少なくなり、加熱装置によって加熱させた定着用ベルトの熱が回転部材や固定部材に奪われるのが抑制され、加熱装置による定着用ベルトの加熱効率が向上すると共に、定着用ベルトの温度が安定し、記録媒体に対してトナー像が安定して定着されるようになる。
【0016】
また、この発明における加熱定着装置において、上記の一対の固定部材を記録媒体の供給側に設け、上記の一対の回転部材を記録媒体の排出側に設けるようにすると、この回転部材の回転に伴って定着用ベルトが適切に駆動されるようになる。
【0017】
また、この発明における加熱定着装置において、上記の一対の固定部材における圧接を解除する圧力解除装置を設けると、記録媒体が一対の回転部材と一対の固定部材との間のニップ部分に詰まった場合に、この圧力解除装置により一対の固定部材における圧接を解除させることにより、詰まった記録媒体の取り出しが容易に行えるようになる。なお、この場合、一対の回転部材は圧接された状態にあるが、これらの回転部材は回転するため、記録媒体の取り出しが困難になることは少なく、またこのように一対の回転部材は圧接された状態にあるため、記録媒体を取り出す際に、定着用ベルトの位置がずれるのが防止される。
【0018】
また、この発明における加熱定着装置において、上記の加熱装置にハロゲンランプ等の光加熱装置を用い、この光加熱装置を定着用ベルトの内周側に設けると共に、上記の定着用ベルトとして、内周側のベルト基材の上に弾性体層と離型層とが積層され、弾性体層における光吸収率がベルト基材及び離型層における光吸収率よりも高いものを用いると、上記の光加熱装置によりこの定着用ベルトが速やかに加熱されるようになる。
【0019】
また、この発明の加熱定着装置における上記の固定部材において、高熱伝導率層と低熱伝導率層とを積層させ、高熱伝導率層を定着用ベルト側に位置させるようにすると、固定部材の表面における熱の移動が速やかに行われて、固定部材の表面における温度のばらつきが抑制され、トナー像が転写された記録媒体が均一に加熱されて、定着むらが発生するのが防止されると共に、上記の低熱伝導率層により定着用ベルトの熱がこの固定部材に奪われて放熱されるのが抑制される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態に係る加熱定着装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0021】
この実施形態における加熱定着装置においては、図2に示すように、無端状になった一対の定着用ベルト11,12の内周側に、それぞれ定着用ベルト11,12を介して圧接される一対の回転部材13,14と、定着用ベルト11,12を介して圧接される一対の固定部材15,16とを設け、回転部材13,14の圧接部分及び固定部材15,16の圧接部分においてのみ、各定着用ベルト11,12が、その内周側に設けた回転部材13,14と固定部材15,16とに接触するようにしている。
【0022】
また、記録媒体1に供給されたトナーtと接触する上側の定着用ベルト11の内周側に、加熱装置17としてハロゲンランプ17を設け、このハロゲンランプ17により上側の定着用ベルト11を加熱させ、この定着用ベルト11の温度を上記の固定部材15の位置に設けた温度センサ18によって検知するようにしている。
【0023】
ここで、この実施形態においては、定着用ベルト11,12の内周側に回転部材13,14と固定部材15,16とを設けるにあたり、トナーtが供給された記録媒体1が導かれる供給側に固定部材15,16を設ける一方、トナーtが定着された記録媒体1を排出させる排出側に回転部材13,14を設けている。そして、上側の定着用ベルト11の内周側に設けられた回転部材13を回転させ、この回転部材13の回転によって上記の定着用ベルト11,12を駆動させると共に、下側の定着用ベルト12に設けられた回転部材14を回転させるようにしている。
【0024】
また、上記の一対の回転部材13,14を、定着用ベルト11,12を介して圧接させるにあたっては、下側の定着用ベルト11の内周側に設けられた回転部材14をバネ19によって上方に押し付けるようにする。また、上記の一対の固定部材15,16を定着用ベルト11,12を介して圧接させるにあたっては、下側の定着用ベルト11の内周側に設けられた固定部材16を保持台20に設けられたバネ21によって上方に押し付けるようにしている。
【0025】
そして、上記のように一対の回転部材13,14と一対の固定部材15,16とを、それぞれ別に圧接させるようにすると、使用するトナーtの種類等に対応させて、回転部材13,14と固定部材15,16とにおける圧力を適切に調整することができる。ここで、上記の固定部材15,16間における圧接力を高めると、この固定部材15,16間において記録媒体1にトナーtが十分に定着されて、良好な光沢を有する画像が得られるようになる。また、回転部材13,14間における圧接力を高めると、上記の固定部材15,16の場合と同様に、記録媒体1にトナーtが十分に定着されるようになると共に、記録媒体1を排出させる際に、記録媒体1が定着用ベルト11,12から適切に分離されるようになる。
【0026】
また、上記の一対の固定部材15,16における圧接を解除させるために、上記の保持台20を昇降させる圧力解除装置22を設け、この加熱定着装置の停止時や、記録媒体1がこの一対の固定部材15,16と一対の回転部材13,14との間のニップ部分に詰まった場合に、この圧力解除装置22により保持台20を下降させて、一対の固定部材15,16における圧接を解除させるようにしている。
【0027】
そして、この実施形態の加熱定着装置を用いて、トナーtを記録媒体1に定着させるにあたっては、上記のハロゲンランプ17により上側の定着用ベルト11を一定時間、例えば10秒間程度加熱させた後、ハロゲンランプ17への出力を弱めると共に、上側の定着用ベルト11の内周側に設けられた上記の回転部材13を回転させて、上記の一対の定着用ベルト11,12を駆動させる。
【0028】
このように上側の定着用ベルト11を加熱させて、一対の定着用ベルト11,12を駆動させると、上側の定着用ベルト11と接触する回転部材13、固定部材15及び下側の定着用ベルト12に、この定着用ベルト11の熱が伝わって、回転部材13、固定部材15及び下側の定着用ベルト12が加熱されると共に、加熱された下側の定着用ベルト12の熱が、その内周側に設けた回転部材14及び固定部材16にも伝わってこれらが加熱されるようになる。
【0029】
そして、上記の温度センサ18により固定部材15,16が圧接された部分における上側の定着用ベルト11の温度を測定し、この温度が所定の温度、例えば160℃程度になった後、トナーtが供給された記録媒体1を一対の定着用ベルト11,12間に導くようにする。
【0030】
そして、上記の一対の固定部材15,16が圧接された部分において、上記の記録媒体1を一対の定着用ベルト11,12間で加熱,加圧し、さらにこの記録媒体1を一対の定着用ベルト11,12間に挟んだ状態で、一対の回転部材13,14が圧接された部分に導き、この部分において上記の記録媒体1をさらに加熱,加圧させて、上記のトナーtを記録媒体1に定着させる。その後、このようにトナーtが定着された記録媒体1を一対の回転部材13,14が圧接された部分における一対の定着用ベルト11,12間から排出させる。
【0031】
そして、上記のようにして記録媒体1にトナーtを定着させる操作を所定回数行った後は、所定時間経過後、例えば30分経過後に、図3に示すように、上記のハロゲンランプ17による加熱及び上記の回転部材13の回転を停止させると共に、上記の圧力解除装置22により上記の保持台20を下降させて、一対の固定部材15,16における圧接を解除させる。
【0032】
このように圧力解除装置22により一対の固定部材15,16における圧接を解除させると、各定着用ベルト11,12が変形したりするのが抑制されるようになる。また、記録媒体1が一対の固定部材15,16と一対の回転部材13,14との間のニップ部分に詰まった場合においても、上記のように圧力解除装置22によって一対の固定部材15,16における圧接を解除させると、詰まった記録媒体1を簡単に取り出せるようになる。
【0033】
また、この実施形態における加熱定着装置においては、上記のように回転部材13,14の圧接部分及び固定部材15,16の圧接部分においてのみ、各定着用ベルト11,12が、その内周側に設けた回転部材13,14と固定部材15,16とに接触するようにしているため、各定着用ベルト11,12が回転部材13,14や固定部材15,16と接触する面積が少なくなり、定着用ベルト11,12の熱が回転部材13,14や固定部材15,16に奪われるのが抑制されて、定着用ベルト11,12の温度が低下するのが抑制される。
【0034】
ここで、この実施形態における加熱定着装置において、上記の定着用ベルト11,12としては、例えば、熱硬化性ポリイミド,熱可塑性ポリイミド,ポリアミド,ポリアミドイミド等の樹脂や、ニッケル、ステンレス、銅等の金属で構成されたものを用いることができる。そして、この定着用ベルト11,12における耐熱性,耐摩耗性,耐薬品性等を高める点からは、熱硬化性ポリイミドで構成されたものを用いることが好ましく、また定着用ベルト11,12における熱伝導性を高めるためには、ニッケル、ステンレス等の金属で構成されたものを用いることが好ましい。
【0035】
また、上記の定着用ベルト11,12の厚みが厚くなりすぎると、定着用ベルト11,12を加熱させる際における昇温速度が遅くなって、十分に加熱するのに長い時間を要するため、定着用ベルト11,12の強度が十分に確保される範囲で薄くすることが好ましく、通常は500μm以下、好ましくは300μm以下にする。
【0036】
また、この定着用ベルト11,12において、図4に示すように、上記のような材料で構成されたベルト基材11a,12aの外周面に離型層11b,12bを設けると、定着用ベルト11,12の外周面にトナーtが付着するのが抑制されると共に、トナーtが定着された記録媒体1が、定着用ベルト11,12から適切に分離されるようになる。なお、この離型層11b,12bの厚みは、通常は5〜100μm、好ましくは10〜30μmの範囲にする。
【0037】
ここで、上記の離型層11b,12bの材料としては、トナーtの付着性が低いフッ素樹脂、フッ素ゴム等を用いることができ、好ましくは、フッ素樹脂を用いるようにする。
【0038】
そして、上記のフッ素樹脂としては、例えば、パーフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリエチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリクロロ三フッ化エチレン(PCTFE)、フッ化ビニル(PVF)等を用いることができる。また、フッ素ゴムとしては、例えば、フッ化ビニリデン系ゴム、フルオロシリコーンゴム、テトラフルオロエチレン・プロピレン系ゴム、テトラフルオロエチレン・パーフルオロビニルエーテル系ゴム、テトラフルオロエチレン・パーフルオロ系ゴム等を使用することができる。
【0039】
さらに、この定着用ベルト11,12において、図5に示すように、上記のような材料で構成されたベルト基材11a,12aと離型層11b,12bとの間に弾性体層11c,12cを設けるようにすると、この定着用ベルト11,12が記録媒体1上におけるトナーtにうまく密接して、定着むらの発生が抑制されると共に、記録媒体1の搬送も安定する。なお、この弾性体層11c,12cの厚みが厚くなりすぎると、定着用ベルト11,12を十分に加熱するのに多くの時間を要するようになるため、通常はその厚みを500μm以下、好ましくは250μm以下にする。一方、この弾性体層11c,12cの厚みが薄くなりすぎると、弾性体層11c,12cによる上記の効果が十分に得られなくなるため、より好ましくは100〜200μmの範囲になるようにする。
【0040】
また、上記のようにハロゲンランプ17によって定着用ベルト11を加熱させる場合において、この定着用ベルト11が速やかに加熱されるようにするため、この定着用ベルト11における光吸収率を高めることが好ましく、好ましくは光吸収率が80%以上、より好ましくは光吸収率が90%以上になったものを用いるようにする。
【0041】
ここで、定着用ベルト11における光吸収率を高めるにあたっては、定着用ベルト11にニッケルやステンレス等の金属を用いるようにしたり、定着用ベルト11の内周面に光吸収性の塗液を塗布させるようにしたり、定着用ベルト11内にカーボンブラック、黒鉛、鉄黒、フェライト、酸化銅、酸化コバルト、ベンガラ等の光吸収性粒子を分散させることができる。
【0042】
また、上記の定着用ベルト11として、図5に示すように、ベルト基材11aの上に弾性体層11cと離型層11bとを積層させたものを用いる場合においては、ベルト基材11aと弾性体層11cと離型層11bとの何れの層における光光吸収率を高めると、定着用ベルト11がハロゲンランプ17によって速やかに加熱されるかの実験を行った。
【0043】
ここで、定着用ベルトAにおいては、ベルト基材にのみカーボンブラックを分散させて全体の光吸収率を99%にし、定着用ベルトBにおいては、離型層にのみカーボンブラックを分散させて全体の光吸収率を99%にし、定着用ベルトCにおいては、弾性体層にのみカーボンブラックを分散させて全体の光吸収率を80%にし、定着用ベルトDにおいては、全体にカーボンブラックを分散させて全体の光吸収率を99%にし、定着用ベルトEにおいては、カーボンブラックを添加させないようにした。なお、この定着用ベルトEの光吸収率は25%であった。
【0044】
そして、上記の各定着用ベルトA〜Dの内周側にハロゲンランプから光を照射させて、各定着用ベルトA〜Dを加熱させ、各定着用ベルトA〜Dの表面の温度が50℃から160℃まで上昇する間における平均の昇温速度(℃/sec)を求め、その結果を下記の表1に示した。
【0045】
【表1】
Figure 2004246084
【0046】
この結果から明らかなように、光吸収性粒子のカーボンブラックを弾性体層にのみ添加させて、弾性体層における光吸収率を高めた定着用ベルトCにおいては昇温速度が大きく向上しており、弾性体層における光吸収率を高めることが好ましいということが分かった。
【0047】
また、この実施形態における加熱定着装置において、上記の回転部材13,14としては、図6に示すように、鉄等で構成された金属ローラ13a,14aの外周面に表面層13b,14bが設けられたものを用いるようにする。
【0048】
ここで、これらの回転部材13,14の径が大きくなると、これらの回転部材13,14における熱容量が大きくなって、定着用ベルト11,12の熱が多く奪われるようになると共に、記録媒体1を排出させる際に、記録媒体1が定着用ベルト11,12から分離されにくくなる一方、その径が小さすぎると、定着用ベルト11,12が駆動されにくくなるため、回転部材13,14の径を8〜20mmの範囲にすることが好ましい。
【0049】
また、回転部材13,14の外周面に設ける表面層13b,14bの材料としては、耐熱性に優れると共に、これらの回転部材13,14の回転に伴って定着用ベルト11,12が適切に駆動されるように摩擦係数の高いものを用いることが好ましく、例えば、シリコーンゴム、セラミックス材、ポリイミド樹脂などを用いることができる。
【0050】
また、この実施形態における加熱定着装置において、上記の固定部材15,16としては、例えば図7に示すように、パッド支持部材15a,16aにパッド部材15b,16bを積層させ、さらにこのパッド部材15b,16bに定着用ベルト11,12との摩擦を少なくする低摩擦層15c,16cとを積層させたものを用いることができる。
【0051】
ここで、上記のパッド支持部材15a,16aとしては、固定部材15,16が均一な圧力で圧接されるようにするため、ステンレスや鉄等の金属や、硬質樹脂等を用いることが好ましい。
【0052】
また、上記のパッド部材15b,16bとしては、樹脂、ゴム、発泡ゴム、セラミックス、金属等を用いることができ、ゴム等の弾性材料を用いた場合には、固定部材15,16が均一な圧力で圧接されるようになる一方、セラミックスや金属等の硬質材料を用いた場合には、固定部材15,16間の圧力を高めて、記録媒体1へのトナーtの定着を高めることができる。
【0053】
また、上記の低摩擦層15c,16cとしては、摩擦係数が低くて耐熱性に優れた材料を用いることが好ましく、例えば、フッ素樹脂、セラミックス、ガラスクロス、ポリイミド等を用いることができ、好ましくはフッ素樹脂を用いるようにする。なお、この実施形態においては、低摩擦層15c,16cをパッド部材15b,16bの上に積層させるようにしたが、上記のような低摩擦材料で構成されたシートを、定着用ベルト11,12とパッド部材15b,16bとの間に挟み込むようにすることも可能である。
【0054】
ここで、上記のフッ素樹脂としては、例えば、パーフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリエチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリクロロ三フッ化エチレン(PCTFE)、フッ化ビニル(PVF)等を用いることができる。また、このようなフッ素樹脂に耐摩耗性に優れた材料を添加させるようにしたり、ガラスクロスやポリイミド等の耐摩耗性に優れた材料の表面をこのようなフッ素樹脂でコートしたものを用いることもできる。
【0055】
また、上記のパッド部材15b,16bを、図8に示すように、高熱伝導率層15b1,16b1と低熱伝導率層15b2,16b2とを積層させた構造にして、高熱伝導率層15b1,16b1を低摩擦層15c,16c側に位置させることもできる。このようにすると、パッド部材15b,16bの表面における熱の移動が速やかに行われて、固定部材15,16の表面における温度のばらつきが抑制されて、トナーtが供給された記録媒体1が均一に加熱されるようになり、定着むらの発生が防止されると共に、上記の低熱伝導率層15b2,16b2によって定着用ベルト11,12の熱がパッド支持部材15a,16aに伝わりにくくなり、固定部材15,16を通して放熱されるのが抑制される。
【0056】
ここで、上記の高熱伝導率層15b1,16b1の材料としては、熱伝導率が0.6×10−3cal/cm・sec・℃以上のものを用いるようにし、例えば、シリコーンゴム、金属、パーフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)等を用いるようにする。一方、上記の低熱伝導率層15b2,16b2の材料としては、熱伝導率が0.5×10−3cal/cm・sec・℃以下のものを用いるようにし、例えば、シリコーン発泡ゴム、セラミックス等を用いるようにする。
【0057】
また、上記のパッド部材15b,16bを、図9に示すように、高熱伝導率層15b1,16b1と発熱層15b3,16b3とを積層させた構造にし、この発熱層15b3,16b3を発熱させて、高熱伝導率層15b1,16b1を加熱させるようにすることもできる。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明における加熱定着装置においては、無端状になった一対の定着用ベルトにおける少なくとも一方の定着用ベルトを加熱装置によって加熱させると共に、各定着用ベルトの内周側に設けられて圧接される一対の回転部材と一対の固定部材との間のニップ部分において、トナー像が転写された記録媒体を加熱,加圧させて、記録媒体にトナー像を加熱定着させるようにしたため、トナー像が転写された記録媒体が、一対の回転部材と一対の固定部材との間のニップ部分において十分に加熱,加圧されて、トナー像が記録媒体に十分に定着されるようになった。
【0059】
また、この発明における加熱定着装置においては、回転部材の圧接部分及び固定部材の圧接部分においてのみ各定着用ベルトが回転部材と固定部材とに接触するようにしたため、各定着用ベルトが回転部材や固定部材と接触する面積が少なくなり、加熱された定着用ベルトの熱が回転部材や固定部材に奪われるのが抑制され、加熱装置による定着用ベルトの加熱効率が向上すると共に、定着用ベルトの温度が低下するのが抑制され、記録媒体に対してトナー像を安定して定着できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】トナーが供給された記録媒体を一対の定着用ローラ間に導いて、トナーを記録媒体に定着させるようにした従来の定着装置の概略説明図である。
【図2】この発明の実施形態に係る加熱定着装置の概略説明図である。
【図3】同実施形態の加熱定着装置において、圧力解除装置により一対の固定部材における圧接を解除させた状態を示した概略説明図である。
【図4】同実施形態の加熱定着装置において使用する第1の定着用ベルトの積層状態を示した断面図である。
【図5】同実施形態の加熱定着装置において使用する第2の定着用ベルトの積層状態を示した断面図である。
【図6】同実施形態の加熱定着装置において使用する回転部材の例を示した側面図である。
【図7】同実施形態の加熱定着装置において使用する第1の固定部材の積層状態を示した断面図である。
【図8】同実施形態の加熱定着装置において使用する第2の固定部材の積層状態を示した断面図である。
【図9】同実施形態の加熱定着装置において使用する第3の固定部材の積層状態を示した断面図である。
【符号の説明】
1 記録媒体
11,12 定着用ベルト
11a,12a ベルト基材
11b,12b 離型層
11c,12c 弾性体層
13,14 回転部材
15,16 固定部材
15b1,16b1 高熱伝導率層
15b2,16b2 低熱伝導率層
17 加熱装置(ハロゲンランプ)
19 バネ
20 保持台
21 バネ
22 圧力解除装置
t トナー

Claims (5)

  1. トナー像を記録媒体に加熱定着させる加熱定着装置において、無端状になった一対の定着用ベルトと、各定着用ベルトの内周側に設けられて定着用ベルトを介して圧接される一対の回転部材と、各定着用ベルトの内周側に設けられて定着用ベルトを介して圧接される一対の固定部材と、上記の定着用ベルトの少なくとも一方を加熱させる加熱装置とを備え、上記の回転部材の圧接部分及び固定部材の圧接部分においてのみ定着用ベルトが回転部材と固定部材とに接触していることを特徴とする加熱定着装置。
  2. 請求項1に記載した加熱定着装置において、上記の一対の固定部材が記録媒体の供給側に設けられると共に、上記の一対の回転部材が記録媒体の排出側に設けられていることを特徴とする加熱定着装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載した加熱定着装置において、上記の一対の固定部材における圧接を解除する圧力解除装置を設けたことを特徴とする加熱定着装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載した加熱定着装置において、上記の加熱装置が光加熱装置であって、この光加熱装置が定着用ベルトの内周側に設けられると共に、上記の定着用ベルトは内周側のベルト基材の上に弾性体層と離型層とが積層されており、上記の弾性体層における光吸収率が、ベルト基材及び離型層における光吸収率よりも高いことを特徴とする加熱定着装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載した加熱定着装置において、上記の固定部材においては高熱伝導率層と低熱伝導率層とが積層され、高熱伝導率層が定着用ベルト側に位置することを特徴とする加熱定着装置。
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