JP2004243227A - 板状部材異物除去方法及びその装置 - Google Patents

板状部材異物除去方法及びその装置 Download PDF

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Nobukazu Hosogai
信和 細貝
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SUMIRON KK
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Abstract

【課題】粘着テープを板状部材の表面に圧接した状態で圧接ロールを板状部材の表面に沿って移送することにより板状部材の表面に付着している異物を粘着テープにより粘着除去することができ、圧接ロールによる圧接及びこの圧接状態での移送並びに異物除去後の粘着テープの移送によって確実に異物を除去することができると共に除去作業性を向上することができる。
【解決手段】板状部材Wを保持可能な保持部材1と、該板状部材の表面に付着している異物を粘着除去可能な粘着テープ10と、該粘着テープを板状部材の表面近接位置に張架して移送可能なテープ移送機構11と、該粘着テープを該板状部材の表面に圧接可能な圧接ロール19と、該粘着テープを該板状部材の表面に圧接させるロール圧接機構20と、該粘着テープを該板状部材の表面に圧接した状態で該圧接ロールを該板状部材の表面に沿って移送可能なロール移送機構21とを具備してなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば多層プリント配線基板、カラー液晶基板、カラーフィルター、銅板等の板状部材の表面に付着している異物を除去する際に用いられる板状部材異物除去方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の多層プリント配線基板、カラー液晶基板、カラーフィルター、銅板等の板状部材の表面に付着している絶縁樹脂層やメッキ層の染み出しの発生による溢れた部分や塵埃等の異物を除去する手段として、砥石や研磨テープにより板状部材の表面を除去研磨する構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記研磨構造の場合、表面の異物を除去すると共に表面を研磨することになり、表面の研磨を必要としない板状部材での使用に制限されることがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の方法の発明は、板状部材の表面に付着している異物を粘着テープにより粘着除去するに際し、上記粘着テープを板状部材の表面近接位置に張架し、該粘着テープを圧接ロールにより該板状部材の表面に圧接した状態で該圧接ロールを該板状部材の表面に沿って移送させて該板状部材の表面に付着している異物を粘着除去することを特徴とする板状部材異物除去方法にある。
【0005】
又、請求項2記載の装置の発明は、板状部材を保持可能な保持部材と、該板状部材の表面に付着している異物を粘着除去可能な粘着テープと、該粘着テープを板状部材の表面近接位置に張架して移送可能なテープ移送機構と、該粘着テープを該板状部材の表面に圧接可能な圧接ロールと、該粘着テープを該板状部材の表面に圧接させるロール圧接機構と、該粘着テープを該板状部材の表面に圧接した状態で該圧接ロールを該板状部材の表面に沿って移送可能なロール移送機構とを具備してなることを特徴とする板状部材異物除去装置にある。
【0006】
又、請求項3記載の装置の発明は、上記粘着テープは基材テープ上に粘着層を形成してなり、該粘着層上に剥離テープを剥離可能に仮粘着してなることを特徴とするものであり、又、請求項4記載の発明は、上記剥離テープを剥離可能な剥離機構を備えてなることを特徴とするものであり、又、請求項5記載の発明にあっては、上記保持部材を移動させる移動機構を備えてなることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5は本発明の実施の形態例を示し、1は保持部材、2は移動機構であって、保持部材1は異物除去すべき板状部材Wを図示省略の吸着機構により保持するように構成され、この場合、機台3に送り台4をガイド部5により作業位置F及び供給取出位置Tの間で移動自在に設け、送り台4上に保持部材1を取付け、機台3に移動用モータ6・7を取付け、この移動用モータ6・7の主軸にプーリ6a・7aを取付け、プーリ6a・7a間にベルト8を掛回し、送り台4にベルト8の部分を連結部9により連結し、移動用モータ6・7の回転により送り台4上の保持部材1を往復移動自在に設けて構成している。
【0008】
10は粘着テープ、11はテープ移送機構であって、この粘着テープ10は基材テープ10a上に粘着層10bを形成してなり、かつ、粘着層10b上に剥離テープ10cを剥離可能に仮粘着してなり、機台3に一対の立上部材3a・3aを立設し、立上部材3a・3a間に巻出軸12、巻取軸13及び剥離軸14を横設し、巻出軸12に巻出用モータ12aの主軸を連結し、巻取軸13に巻取用モータ13aの主軸を連結し、剥離軸14に剥離用モータ14aの主軸を連結し、粘着テープ10の巻反を巻出軸12に取付け、巻反から引き出した粘着テープ10を案内ロール15により下方に案内し、案内ロール15を経た粘着テープ10の剥離テープ10cを案内ロール16を介して剥離軸14に連結し、板状部材Wの両側面外方位置に粘着テープ10を板状部材Wの表面近接位置に張架可能な一対の案内ロール17・18を対向配置し、この剥離テープ10cが剥離された粘着テープ10を粘着層10bを板状部材Wの表面に対向して一対の案内ロール17・18及びテンションロール18aを介して巻取軸13に連結して構成している。
【0009】
19は圧接ロール、20はロール圧接機構、21はロール移送機構、22は剥離機構であって、この場合、上記機台3に移送台23をガイド部23aにより板状部材Wの一方端部側から他方端部側の間で移動自在に設け、機台3に移送用モータ24・25を取付け、この移送用モータ24・25の主軸にプーリ24a・25aを取付け、プーリ24a・25a間にベルト26を掛回し、移送台23にベルト26の部分を連結部27により連結し、移送用モータ24・25の回転により移送台23を板状部材Wの表面に沿った方向に往復移動自在に設け、かつ、移送台23に取付部材28をガイド部29により板状部材Wの表面に対向する方向である上下方向に上下動自在に設けると共に移送台23に圧接用モータ30を設け、圧接用モータ30に回転板31を取付け、回転板31の半径上の偏心位置に押上ロール32を取付けると共に取付部材28に係合片33を取付け、取付部材28と移送台23との間に押下用バネ34を掛架し、取付部材28に枢軸35によりアーム枠36を吊下支持し、アーム枠36に圧接ロール19を架設し、更に、案内ロール15及び案内ロール16・17により剥離機構21を構成している。
【0010】
しかして、圧接用モータ30を回転させると押上ロール32と係合片33との係合及び押下用バネ34により圧接ロール19は上昇離反及び下降圧接動作することになり、又、移送用モータ24・25の回転により圧接ロール19を板状部材Wの表面に沿って移送させるように設けて構成している。
【0011】
この実施の形態例は上記構成であるから、表面の異物を除去すべき板状部材Wを保持部材1上に保持し、テープ移送機構11により板状部材Wの表面に付着している異物を粘着除去可能な粘着テープ10を板状部材Wの表面近接位置に張架し、ロール圧接機構20により粘着テープTを板状部材Wの表面に圧接させ、圧接ロール19は粘着テープ10の粘着層10bを板状部材Wの表面に線状に圧接し、図1、図4の如く、ロール移送機構21より粘着テープ10を板状部材Wの表面に圧接した状態で圧接ロール19を板状部材の表面に沿って移送し、この移送により板状部材Wの表面に付着している異物を粘着テープ10の粘着層10bにより粘着除去することになり、粘着除去が終了後に、新たな板状部材Wを供給すると共にテープ移送機構11により新たな粘着テープ10を板状部材の表面に張架することになり、従って、粘着テープ10を板状部材Wの表面に圧接した状態で圧接ロール19を板状部材の表面に沿って移送することにより板状部材Wの表面に付着している異物を粘着テープ10の粘着層により粘着除去することができ、圧接ロール19による圧接及びこの圧接状態での移送並びに異物除去後の粘着テープの移送によって確実に異物を除去することができると共に除去作業性を向上することができる。
【0012】
この場合、上記粘着テープ10は基材テープ10a上に粘着層10bを形成してなり、この粘着層10b上に剥離テープ10cを剥離可能に仮粘着してなるから、粘着テープTの巻取及び巻出を容易に行うことができ、又、この場合、上記剥離テープ10cを剥離可能な剥離機構22を備えてなるから、剥離された剥離テープ10cの処理を容易に行うことができ、又、この場合、上記保持部材1を移動させる移動機構2を備えてなるから、板状部材1を供給取出位置Fから作業位置Tへと容易に移動することができ、一層作業性を高めることができる。
【0013】
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、保持部材1、移動機構2、粘着テープ10、テープ移送機構11、圧接ロール19、ロール圧接機構20、ロール移送機構21、剥離機構22の構造等は適宜変更して設計されるものである。
【0014】
【発明の効果】
本発明は上述の如く、請求項1又は2記載の発明にあっては、粘着テープを板状部材の表面に圧接した状態で圧接ロールを板状部材の表面に沿って移送することにより板状部材の表面に付着している異物を粘着テープにより粘着除去することができ、圧接ロールによる圧接及びこの圧接状態での移送並びに異物除去後の粘着テープの移送によって確実に異物を除去することができると共に除去作業性を向上することができる。
【0015】
又、請求項3記載の発明にあっては、上記粘着テープは基材テープ上に粘着層を形成してなり、この粘着層上に剥離テープを剥離可能に仮粘着してなるから、粘着テープの巻取及び巻出を容易に行うことができ、又、請求項4記載の発明にあっては、上記剥離テープを剥離可能な剥離機構を備えてなるから、剥離された剥離テープの処理を容易に行うことができ、又、請求項5記載の発明にあっては、上記保持部材を移動させる移動機構を備えてなるから、板状部材を供給取出位置から作業位置へと容易に移動することができ、一層作業性を高めることができる。
【0016】
以上、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の全体正面図である。
【図2】本発明の実施の形態例の部分側断面図である。
【図3】本発明の実施の形態例の部分平面図である。
【図4】本発明の実施の形態例の説明正面図である。
【図5】粘着テープの拡大断面図である。
【符号の説明】
W 板状部材
1 保持部材
2 移動機構
10 粘着テープ
11 テープ移送機構11
19 圧接ロール19
20 ロール圧接機構
21 ロール移送機構
22 剥離機構

Claims (5)

  1. 板状部材の表面に付着している異物を粘着テープにより粘着除去するに際し、上記粘着テープを板状部材の表面近接位置に張架し、該粘着テープを圧接ロールにより該板状部材の表面に圧接した状態で該圧接ロールを該板状部材の表面に沿って移送させて該板状部材の表面に付着している異物を粘着除去することを特徴とする板状部材異物除去方法。
  2. 板状部材を保持可能な保持部材と、該板状部材の表面に付着している異物を粘着除去可能な粘着テープと、該粘着テープを板状部材の表面近接位置に張架して移送可能なテープ移送機構と、該粘着テープを該板状部材の表面に圧接可能な圧接ロールと、該粘着テープを該板状部材の表面に圧接させるロール圧接機構と、該粘着テープを該板状部材の表面に圧接した状態で該圧接ロールを該板状部材の表面に沿って移送可能なロール移送機構とを具備してなることを特徴とする板状部材異物除去装置。
  3. 上記粘着テープは基材テープ上に粘着層を形成してなり、該粘着層上に剥離テープを剥離可能に仮粘着してなることを特徴とする請求項2記載の板状部材異物除去装置。
  4. 上記剥離テープを剥離可能な剥離機構を備えてなることを特徴とする請求項2又は3記載の板状部材異物除去装置。
  5. 上記保持部材を移動させる移動機構を備えてなることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の板状部材異物除去装置。
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