JP2004239474A - ショーケースの結露水排出構造 - Google Patents

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Shogo Kijima
祥吾 木嶋
Koji Ueno
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Abstract

【課題】ショーケースの扉に付着した結露水が滴下して床を汚すことを防止し、メンテナンス性を向上させる。
【解決手段】ショーケースは、その内部上下に収納室16と機械室18とが画成され、収納室16の開口部はスイング扉20により閉成される。スイング扉20と機械室18のフロントパネル24との間に、該フロントパネル24と別体に設けられ、該扉20から滴下する結露水を受ける受液部42が設けられる。そして、前記受液部42に滴下した結露水は、前記フロントパネル24の上端面24cに開設された通気孔から排出される温風により蒸発が促進される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ショーケースの結露水排出構造に関し、特にスイング扉が配設されたショーケースにおいて、該スイング扉に付着した結露水の滴下により、床面等を汚さないよう構成したショーケースの結露水排出構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品や飲料品等の保存物を冷蔵して保存するショーケースが、ショッピングセンタやコンビニエンスストア等に設置されている。このショーケースは、図7に示すように、内箱12と外箱14とで画成される空間部分に断熱材を充填した断熱箱体10の下方に、圧縮機や凝縮器および凝縮器用ファン等からなる冷却装置30が配設される機械室18を画成した構成となっている。前記断熱箱体10に内部画成した収納室16の前面には、前方に開放する矩形状の開口部10aが開設されている。そしてこの開口部10aは、その上部および下部に配設されたヒンジで回動自在に支持されたスイング扉20により開閉可能に閉成される。また前記機械室18の前側には、冷却装置等のメンテナンスに供し得る開口を開閉自在に閉成するフロントパネル24が着脱自在に配設されている。
【0003】
前記機械室18の冷却装置30から冷媒が循環供給される冷却器34および冷気循環ファン36が収納される冷却室32が、前記機械室18と収納室16との間に画成されている。そして、この冷却室32に吸込んだ収納室16内の空気を、前記冷却器30に強制的に接触させて冷気とした後、収納室16に吹出すことで、該収納室16を冷却するように構成されている。前記冷却室32の底部には、前記冷却器34から滴下する除霜水等を受容する水受け皿38が配設されると共に、該水受け皿38に排水管40が配設されている。そして、前記機械室18の下方に配設された蒸発皿26に、排水管40を介して前記水受け皿38に受容された除霜水等を排出するよう構成してある。
【0004】
前記ショーケースでは、その冷却運転時における内部温度と外気温との違い、或いは外湿度との関係により、前記収納室16を閉成するスイング扉20の外表面(前面)に結露を生じることは避けられない。例えば、左右にスライドすることで収納室を閉成するスライド扉を持つショーケースの場合は、このスライド扉を摺動自在に保持するレールのうち、下方に配設された下部レールが結露水を受ける受液部として働き、該下部レールに設けられた排水孔から結露水を蒸発皿に排出するものがある。しかし、一対以上のヒンジで一端縁を保持し、該ヒンジを支点として回動することで前記収納室16を開閉するスイング扉20が配設されたショーケースでは、前述した下部レールを備えていないため、該スイング扉20から滴下する結露水を受ける場所がなく、滴下した結露水が飛散して床を汚してしまう。そこで、前記スイング扉20が採用されるショーケースの場合は、結露防止用のヒータを該スイング扉20に設けることが一般的である。
【0005】
しかし、前記結露防止用のヒータは前記スイング扉20を加熱する故に、前記収納室16の冷却能力を損なう原因となり、また消費電力の増加も伴う。そこで、これらの問題を解消するため、スイング扉の下方に形成した受容部で、該扉から滴下する結露水を受け、この結露水を機械室内に配設された排水管を介して、該機械室の下部に配置された蒸発皿に排出するショーケースの結露水排出構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−253970号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に示された結露水排出構造では、前記蒸発皿に冷却室から排出される除霜水だけではなく、結露水も貯留する構造であるため、該蒸発皿の容量を大きくする必要がある。これは、ショーケース自体の大型化に繋がってしまい、ショーケースの小型化と云う近年の要請に反してしまう。なお、前記蒸発皿の容量を小さくすると、該蒸発皿に貯留された結露水等が溢れないように、該結露水等を捨てる頻度が多くなり、手間がかかる難点が指摘される。
【0008】
【発明の目的】
この発明は、従来の技術に係るショーケースの結露水排出構造に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、ショーケースの扉に付着した結露水が滴下して床を汚すことを防止し、かつ集められた結露水の蒸発を促進することで、メンテナンス性を向上し得るショーケースの結露水排出構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所定の目的を達成するため、本発明に係るショーケースの結露水排出構造は、
断熱箱体に内部画成された収納室の開口部を開閉可能に閉成する扉を備え、冷却装置を有する機械室を該収納室の下方に設けたショーケースにおいて、
前記扉の下方に位置するよう設けられ、該扉から滴下する結露水を受ける受液部と、
前記機械室の前面を覆うパネルの上端面に開設され、前記受液部の下方に臨む通気孔とからなり、
前記機械室から排出される温風の一部を前記通気孔を介して前記受液部の裏面に接触させるよう構成したことを特徴とする。
【0010】
前記課題を克服し、所定の目的を達成するため、本願の別の発明に係るショーケースの結露水排出構造は、
断熱箱体に内部画成された収納室の開口部を開閉可能に閉成する扉を備え、冷却装置を有する機械室を該収納室の下方に設けたショーケースにおいて、
前記扉の下方に位置するよう設けられ、該扉から滴下する結露水を受ける第1受液部と、
前記機械室の前面を覆うパネルの下方で、かつ該パネルに開設された通気孔と近接する位置に設けられ、前記第1受液部から排水管を介して到来する結露水を貯留する第2受液部とからなり、
前記機械室から前記通気孔に向かう温風の一部を前記第2受液部に貯留した結露水に接触させるよう構成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るショーケースの結露水排出構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、説明の便宜上、図7に示したショーケースの構成要素と同一の要素については、同一の符号を使用して詳細な説明は省略する。
【0012】
【第1実施例】
第1実施例に係る結露水排出構造が設けられるショーケースは、図1または図2に示すように、内箱12と外箱14の間にウレタン等の発泡断熱材を充填してなる本体としての断熱箱体10の内部に、食品や飲料品等の保存物を収容する収納室16が画成されると共に、該断熱箱体10の下方には機械室18が画成されている。前記断熱箱体10は、前記収納室16が間仕切り板等により幅方向に所要数に仕切られると共に、各収納室16の前面に開口部10aが開設されている。また前記断熱箱体10には、各開口部10aを閉成し得るように、スイング扉(扉)20が一方の端縁部をヒンジ22,22を介して回動可能に配設されている。このスイング扉20は、前記収納室16に収容された保存物を外部より透かして見ることができるように、枠材にガラス等が嵌め込まれている。
【0013】
図2に示すように、前記機械室18には、圧縮機や凝縮器および凝縮器用ファン等からなる冷却装置30が収納され、該冷却装置30から冷媒が循環供給される冷却器34および冷気循環ファン36が収納される冷却室32が、前記機械室18と収納室16との間に画成されている。この冷却室32には、前記収納室16と冷却室32とを連通する吸込み口および吹出し口が形成されており、冷気循環ファン36を回転することにより、吸込み口から冷却室32に吸込んだ収納室16内の空気を、前記冷却器34に強制的に接触させて冷気とした後、該吹出し口を介して収納室16に吹出すことで、該収納室16を冷却するよう構成される。前記冷却室32の底部には、該冷却器34から滴下する除霜水等を受容する水受け皿38が配設されると共に、該水受け皿38には排水管40が接続されている。この排水管40は、前記機械室18の下方に配設された蒸発皿26に連通しており、前記水受け皿38に受容された除霜水等は、該排水管40を介して蒸発皿26に排出されるようになっている。
【0014】
前記機械室18の前面には、その前面に開設された開口を閉成するフロントパネル(パネル)24が着脱自在に配設され、該機械室18の内部に配設された圧縮機等の冷却装置30のメンテナンスができるようになっている。前記フロントパネル24は一方が開放された箱状に形成され、前記機械室18内を換気するよう、図3に示すように、該フロントパネル24の前面24aおよび側面24bに複数の通気孔25が開設されると共に、上端面24cには、後述する受液部42の外底面(裏面)に臨む上部通気孔(通気孔)25cが開設されている。すなわち、前記凝縮器用ファンの回転により外部から吸引されて前記冷却装置30と熱交換して生じた温風は、前記フロントパネル24の各通気孔25,25cを介して外部に排出されるよう構成される。
【0015】
前記スイング扉20の下方と前記機械室18を閉成するフロントパネル24の上端面24cとの間には、該扉20の外表面から滴下する結露水を受ける受液部42が断熱箱体10に対して着脱可能に配設される。この受液部42は、前記フロントパネル24とは別体に設けられ、前記スイング扉20の下端面およびフロントパネル24の上端面24cから所要間隔離間して配置される(図2参照)。前記受液部42は、少なくとも前記スイング扉20の幅以上の長さで、かつ該扉20の厚み以上に正面方向に延出する幅を持つよう寸法設定された板金や樹脂等からなる長尺な部材である。すなわち受液部42は、前記スイング扉20から滴下する結露水を受けることができる大きさに設定され、前記フロントパネル24の上端面24cに開設された上部通気孔25cに、その底面を臨ませる位置に配置されている。また前記受液部42において、幅方向の略中央で、かつ断熱箱体10に近接する位置には、該受液部42に集められた結露水を排出するための排水孔42aが設けられ、この排水孔42aに排水管44が接続される。なお、前記受液部42は、ショーケースの正面から背面に向かって下方傾斜すると共に、ショーケースの幅方向においても、前記排水孔42aに向かって緩く下方傾斜する樋状に形成され、結露水を排水孔42aに効率的に導き得るよう構成されている。
【0016】
前記排水管44としては、金属や樹脂製のパイプまたはビニール等の可撓性を持つホースが用いられる。前記排水孔42aに接続された前記排水管44は、前記フロントパネル24の上端面24cを貫通し、機械室18内を配設されている。そして、この排水管44は機械室18の底部を貫通し、前記蒸発皿26の内部に、その出口を臨ませるようになっている。すなわち、前記受液部42で集められ、該受液部42上で蒸発しきれなかった余剰の結露水は、前記排水管44を介して、前記蒸発皿26に貯留されるように誘導される。
【0017】
【第1実施例の作用】
次に、第1実施例に係るショーケースの結露水排出構造の作用について説明する。ショーケースの冷却運転が開始されると、前記冷却装置30、冷却器34および冷気循環ファン36等の運転によって収納室16が冷却される。また、冷却運転に伴い熱を持った冷却装置30は機械室18内に吸込まれた外気と熱交換して空冷され、この熱交換後の温度上昇した温風が、前記フロントパネル24に設けられた各通気孔25,25cを介して排出される。そして、フロントパネル24の上端面24cに開設された上部通気孔25cから排出される温風は、該上端面24cから離間して正面方向に延出して設けられた前記受液部42の外底面に当たるように排出され、該受液部42を加熱する。なお、前記受液部42は、スイング扉20の前面より前方に延出するように設定されているので、該受液部42の外底面に沿って排出された温風は前記スイング扉20を温めることはない。
すなわち、前記フロントパネル24の上端面24cに上部通気孔25cを設けることで、前記収納室16の冷却効率を損なうことはない。従って、前記フロントパネル24は通気孔25,25cを多く開設することが可能であるので、前記機械室18内の熱交換効率が向上する。
【0018】
そして、前記収納室16を閉成するスイング扉20においては、外気温と庫内温度との温度差や外湿度等の条件により、該扉20の外側(前面側)が露点温度以下になると結露が始まり、該扉20の前面に生じた結露水が前記受液部42に滴下する。この受液部42は、前記フロントパネル24の上端面24cに開設された上部通気孔25cから排出される前述した温風により加熱されているから、該受液部42に滴下した結露水の蒸発が促される。また蒸発しきれない結露水は、前記受液部42に設けられた傾斜により排水孔42aに誘導され、排水管44を介して蒸発皿26に排出される。すなわち、スイング扉20から滴下する結露水を受液部42に受容するから、床面等が結露水で濡れることはない。
【0019】
ここで、除霜水と共に蒸発皿26に貯留された結露水は、その一部は経時的に蒸発するが、一定量以上溜まると、蒸発皿26を外して内部の水を捨てる等のメンテナンスを行なう。この場合において、前記受液部42に集められた結露水の一部は、前記機械室18から排出される温風で加熱して蒸発されるから、蒸発皿26への結露水の流入量は少なく、この結果として蒸発皿26から結露水等を捨てる頻度を少なくし得る。
【0020】
また、前記受液部42は独立して設けられているため、破損時は単体で交換することも可能である。更に、前記受液部42が汚れた場合は、取外して洗浄することも簡単にできる。
【0021】
【第2実施例】
図4および図5は、第2実施例に係るショーケースの結露水排出構造を示すものであって、その基本構成部分は前述した実施例と同一であるので、異なる部分についてのみ説明すると共に、同一部材には同じ符号を付すものとする。第2実施例では、スイング扉20の下方に臨むフロントパネル24の上部に一体に設けられた第1受液部48で受けた結露水を、該フロントパネル24の内側に設けた第2受液部54で一時的に貯留するよう構成されている。すなわち、前記第1受液部48は、フロントパネル24の上面を構成し、少なくとも前記スイング扉20の幅以上の長さで、かつ該スイング扉20の厚み以上に正面方向に延出する幅を持つよう設定されて、該スイング扉20から滴下する結露水を受容し得るようになっている。また第1受液部48の略中央で断熱箱体10に近接する位置には、該受液部48上に滴下した結露水を排出するための排水孔48aが開設され、この排水孔48aに排水管52が接続される。前記第1受液部48は、前記排水孔48aに向かって下方傾斜し、結露水を排水孔48aに効率的に導き得るよう構成される。なお、第2実施例において前記フロントパネル24には、その前面24aと側面24bにのみ通気孔25が開設される。
【0022】
図5に示す如く、前記第1受液部48の排水孔48aに接続された排水管52は、前記機械室18内を配管され、前記フロントパネル24内の温風に晒される位置に配設された第2受液部54の内方に、その出口が臨むよう構成されている。すなわち、前記第1受液部48に滴下した結露水を該排水管52を介して第2受液部54に導いている。前記第2受液部54は、前記フロントパネル24の下方で、かつ通気孔25に近接する位置に設けられ、前記第1受液部48から到来した結露水を貯留すると共に、機械室18から通気孔25に向かう温風に晒され、該結露水の蒸発が促されるようになっている。また前記第2受液部54は、前記蒸発皿26の上方に臨み、該第2受液部54からオーバーフローした結露水が、該蒸発皿26に流入して貯留されるよう設定されている。
【0023】
【第2実施例の作用】
第2実施例に係るショーケースの結露水排出構造では、前述した第1実施例と同様に、前記スイング扉20から滴下する結露水を前記第1受液部48で受容するから、結露水で床面等が濡れることはない。また、第1受液部48は、フロントパネル24に一体に設けられているから、機械室18内の前記温風により加熱され、該受液部48に集められた結露水の一部は蒸発する。更に、第1受液部48からの結露水を一時的に貯留する第2受液部54は、前記温風の通り道に配置してあるから、積極的に温風を利用して結露水の蒸発を促すことができる。従って、前記蒸発皿26への結露水の流入量を更に抑えることができ、該蒸発皿26から水を捨てる頻度を更に少なくし得る。
【0024】
【第2実施例の変更例】
第2実施例の変更例に係るショーケースは、図6に示すように第1実施例と同様の受液部(第1受液部)42をフロントパネル24の上端面24cと別体とし、該第1受液部42から到来した結露水を一時的に第2受液部54に貯留させる構成を採用している。この結露水排出構造では、第1受液部42においての温風による結露水の蒸発促進と共に、該第1受液部42から流下して第2受液部54に一時的に貯留される結露水が、機械室18の温風に晒されることで更に蒸発される。従って、蒸発皿26に流入する結露水の量が抑えられ、該蒸発皿26から水を捨てる頻度を更に少なくし得る。
【0025】
【発明の効果】
以上に説明した如く、本発明に係るショーケースの結露水排出構造によれば、扉から滴下した結露水を受ける受液部を機械室からの温風により加熱するよう構成したから、結露水で床を汚すのを防ぐことができると共に、該受液部に集めた結露水の蒸発を促すことができる。従って、受液部から蒸発皿に排出されて溜まる結露水の量を抑えて、該蒸発皿のメンテナンス頻度を少なくし得ると共に、蒸発皿の容量を小さくして、ショーケース自体の小型化が可能となる。また、受液部の加熱手段として温風を利用することで、別に加熱源を設ける必要が無く、コストの低減を図ることができる。前記受液部をフロントパネルと別体とすることで、該フロントパネルの上端面にも通気孔を設けることができるので、機械室の熱交換効率を向上させることができる。
【0026】
更に、扉から滴下する結露水を受ける第1受液部で受容した結露水を、機械室内の温風に晒される第2受液部に一時的に貯留し、温風を利用してより積極的に結露水の蒸発を促す構成とすることで、結露水の更なる蒸発を促進することができる。従って、第2受液部から蒸発皿に排出されて溜まる結露水の量が更に抑えられ、該蒸発皿のメンテナンス頻度を一層抑制し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る結露水排出構造が配設されたショーケースを一部破断して示す正面図である。
【図2】第1実施例に係る結露水排出構造が配設されたショーケースの要部を示す縦断面図である。
【図3】第1実施例に係る結露水排出構造が配設されたショーケースを示す要部斜視図である。
【図4】第2実施例に係る結露水排出構造が配設されたショーケースの要部を示す縦断面図である。
【図5】第2実施例に係る結露水排出構造が配設されたショーケースを示す要部斜視図である。
【図6】第2実施例の変更例に係る結露水排出構造が配設されたショーケースの要部を拡大して示す縦断面図である。
【図7】従来のショーケースの要部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 断熱箱体,10a 開口部,16 収納室,18 機械室
20 スイング扉(扉),24 フロントパネル(パネル),24c 上端面
25 通気孔,25c 上部通気孔(通気孔),26 蒸発皿,30 冷却装置
42 受液部(第1受液部),44 排水管,48 第1受液部,52 排水管
54 第2受液部

Claims (6)

  1. 断熱箱体(10)に内部画成された収納室(16)の開口部(10a)を開閉可能に閉成する扉(20)を備え、冷却装置(30)を有する機械室(18)を該収納室(16)の下方に設けたショーケースにおいて、
    前記扉(20)の下方に位置するよう設けられ、該扉(20)から滴下する結露水を受ける受液部(42)と、
    前記機械室(18)の前面を覆うパネル(24)の上端面(24c)に開設され、前記受液部(42)の下方に臨む通気孔(25c)とからなり、
    前記機械室(18)から排出される温風の一部を前記通気孔(25c)を介して前記受液部(42)の裏面に接触させるよう構成したことを特徴とするショーケースの結露水排出構造。
  2. 前記受液部(42)に貯留された余剰の結露水は、前記機械室(18)の下方に設けた蒸発皿(26)に排水管(44)を介して排出される請求項1記載のショーケースの結露水排出構造。
  3. 断熱箱体(10)に内部画成された収納室(16)の開口部(10a)を開閉可能に閉成する扉(20)を備え、冷却装置(30)を有する機械室(18)を該収納室(16)の下方に設けたショーケースにおいて、
    前記扉(20)の下方に位置するよう設けられ、該扉(20)から滴下する結露水を受ける第1受液部(42,48)と、
    前記機械室(18)の前面を覆うパネル(24)の下方で、かつ該パネル(24)に開設された通気孔(25)と近接する位置に設けられ、前記第1受液部(42,48)から排水管(52)を介して到来する結露水を貯留する第2受液部(54)とからなり、
    前記機械室(18)から前記通気孔(25)に向かう温風の一部を前記第2受液部(54)に貯留した結露水に接触させるよう構成したことを特徴とするショーケースの結露水排出構造。
  4. 前記第1受液部(48)は、前記パネル(24)の上面をなす請求項3記載のショーケースの結露水排出構造。
  5. 前記第1受液部(42)は、前記パネル(24)と別体に設けられて該パネル(24)の上端面(24c)の上方に位置し、前記機械室(18)から排出される温風の一部を該上端面(24c)に開設した通気孔(25c)を介して前記第1受液部(42)の裏面に接触させるようになっている請求項3記載のショーケースの結露水排出構造。
  6. 前記第2受液部(54)からオーバーフローした結露水は、前記蒸発皿(26)に排出される請求項3〜5の何れかに記載のショーケースの結露水排出構造。
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