JP2004238937A

JP2004238937A - Building plate

Info

Publication number: JP2004238937A
Application number: JP2003029687A
Authority: JP
Inventors: Shiyouichi Suzuki; 詳一鈴木
Original assignee: Noda Corp
Current assignee: Noda Corp
Priority date: 2003-02-06
Filing date: 2003-02-06
Publication date: 2004-08-26

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent damage such as a tear and a hole in a sheet with good workability. <P>SOLUTION: This building plate is provided with a rectangular base 3 and the sheet 2 laminated on the surface of the base 3. The sheet 12 is provided to project from two adjacent edges 8, 9 of the base 3, and a mark 18 showing a fixing position of the base 3 with the sheet 12 laminated thereon is provided on the surface of the sheet 12. The sheet 12 is partially laminated on the base 3 so that it can be taken off. Further, a sheet part 24 projected from the edges 8, 9 of the base is folded onto the back face 6 of the base and fixed to integrate them. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の外装用または内装用に使用する建築用板、あるいは建物の構造用面材として使用する建築用板に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の建築用板としては、たとえばベニヤ板などの合板の裏面に、これと同じ大きさにして適宜の厚さの発泡合成樹脂板を一体に積層するとともに、表面にこれより大きい防水紙を相隣る二辺を揃えるとともに他の相隣る二辺の周縁を側方へ突出させて一体に積層したものが知られている（特許文献１）。
【０００３】
【特許文献１】
実公昭５０−２１３０１号公報（第２頁、第１図）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記建築用板は、合板の表面に防水紙を積層したものであるから建築用板自体は防水性を有する。しかし、この建築用板を、たとえば壁の外装材の下地として釘などを使用して打ち付ける場合、防水紙の下の合板は、この防水紙によって覆われてしまうので、釘を打ち付ける位置とそのピッチを慎重に確認しながら施工しなければならない。
【０００５】
さらに、建築用板は、合板に防水紙が一体的に積層されるものであるから、使用個所に合わせるために、この建築用板を切断して使用する場合、合板の周縁から突出する防水紙が切り取られて無くなる場合がある。防水紙の合板から突出する部分が無くなると、この建築用板を壁に取り付けた場合、その目地が防水紙で覆われないので、水の浸入をもたらすことになる。このため、切断する個所を十分に検討して切断しなければならず切断個所に制約を受ける。さらに、防水紙は合板の相隣る二辺の周縁から側方へ突出させるので、この建築用板を輸送や運搬を行うときに、防水紙の破れ、孔明きなどの損傷を受けるおそれもある。
【０００６】
本発明は、施工性が良く、また、輸送や運搬を行うときにシートの破れ、孔明きなどの損傷を防止できることを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、矩形状の基板と、この基板の少なくとも一方の面に張り合わせるシートとを備え、このシートは基板の相隣る二つの縁から突出するように設けられ、シートを張り合わせた基板を固定する位置を示す目印が該シートの面に設けられてなることを特徴とする。
【０００８】
このようにすることにより、シートは基板の相隣る二つの縁から突出するように設けられるので、基板を並べて壁や床などを形成するときに、一つの基板の面に張り合わされたシートの突出した部分がその隣に位置する基板のシートの上に重ねて張り合わされるので目地部分（または継ぎ目部分）の防水性が確保される。さらに、シートには基板を固定するための位置を示す目印が設けられるので、この目印の位置で、釘、木ねじ、その他の固定手段を使用してシートの張り合わせられた基板を固定することができる。
【０００９】
さらに、シートは、基板に対して引き剥がし可能なように部分的に張り合わせられると良い。シートが基板に対して部分的に張り合わせられ、かつ引き剥がし可能なように張り合わせられるので、建築用板を必要な大きさに切断して使用する場合には、シートを引き剥がしてから基板を切断し、この切断面の縁から突出するようにシートを残すことができる。切断面の縁から突出するようにシートを残すことができるので、この切断面を他の基板に突き合わせたとき、この目地部分を残されたシートで覆うことができ、この部分の防水性が保たれる。
【００１０】
さらに、基板の縁から突出したシートの部分を基板の他方の面に折り返して固定することにより一体化させると良い。基板に張り合わせられたシートは基板に一体化されるので、輸送や運搬の際にシートの剥がれや破れなどの損傷が防止される。さらに、壁や床などに使用される場合、基板の他方の面に折り返したシートの部分を剥がした後、基板同士を突き合わせ、その目地部分を剥がしたシート部分で覆うことにより防水性が確保される。
【００１１】
以上説明したように、シートに設けられる目印に沿って固定手段により、シートを張り合わせた基板を固定できるとともに、使用個所に合わせて切断しても突出するシートを利用して目地部分の防水性を確保できるので施工性が良い。また、輸送や運搬を行うときに、シートの破れ、孔明きなどの損傷を防止できる。
【００１２】
次に本発明を構成する各要件についてさらに詳しく説明する。本発明の建築用板は、建築建物の外装用または内装用に使用され、具体的には外装材の下地材として、または部屋を囲う床、内装壁、天井の下地材として使用できる。また、建物の構造用面材としても使用できるものである。
【００１３】
基板は、矩形状で、その材料は、木質板（木材、合板、集成材、単板積層材、パーティクルボード、繊維板、ＯＳＢ）、無機板（石膏ボード゛、木毛セメント板、ケイ酸カルシウム板、木片セメント板）、合成樹脂板、これらの単独もしくは複合、積層した板材、さらに、これら板材に合成樹脂発泡体（ウレタン、ポリスチレン）などを積層したものである。
【００１４】
シートに設ける目印は、シートの基板に張り合わせられる面と反対側の面（表面）であるが、シートが透明または透けて見える材料である場合には基板に張り合わせられる面（裏面）でも良い。さらに、シートの目印は、シートの表面に固定手段で固定する位置を示す○印や×印でも良く、これを印刷しても良い。また、シートの基板より突出した部分と、シートの基板上の部分とが区別できるように印刷を施すと良い。このため、基板の縁に対応したシートの部分に直線を印刷すると良い。
【００１５】
さらに、基板から突出したシートの部分に斜線を印刷し、さらに基板から突出する部分に、突出していない部分と異なる色調を印刷すると良い。また、シートには方眼線または寸法線を印刷すると良い。こうすると基板を施工現場の寸法に合わせて切断する際にシートを剥がす目安とすることができる。さらに、基板表面にも同様の印刷を施すことができ、こうすることによりシートを剥がした状態でも固定手段の位置、切断する個所の目安ともなる。
【００１６】
シートの材料は、合成樹脂シート（ポリプロピレン、ポリエチレン）、金属箔、金属シート（アルミニウム箔、アルミニウムシート）、複合シート（アルミ蒸着フィルム、アルミ箔＋合成樹脂フィルム、防水紙＋合成樹脂フィルム）、防水紙（樹脂含浸紙、樹脂コート紙、）などからなる透湿防水シートまたは防湿気密シートなどである。
【００１７】
シートは基板に張り合わせられ一体化されるが、一体化の方法としては、酢酸ビニルなどの接着剤を使用する方法、ホッチキスやタッカーなどの機械的方法などでも良い。接着剤としては、酢酸ビニル系の他に酢酸ビニル・アクリル系、エチレン・酢酸ビニル系、アクリル・エチレン系およびウレタン系などの接着剤を使用しても良い。接着剤を使用する方法は、接着剤にホルマリンキャッチャー剤を混合したものを使用すると良い。
【００１８】
また、一体化方法として接着剤を使用する場合、その形態は、接着剤により基板全面にシートを接着一体化する全面接着、接着剤あるいはホッチキスなどで部分的に固定する点状または線状接着、接着剤により部分的に固定する点の面積を小さくすることにより必要に応じて剥離可能な状態で一体化する剥離可能接着（シートが基板に対して引き剥がし可能に固定される）などにより一体化される。剥離可能接着は、接着剤の剥離強度を小さくし、輸送、運搬や現場での持ち運び時に、基板とシートが一体化した状態を保持できる程度の強度で接着一体化する。また、ホッチキスにより一体化し、ホッチキスを外すことにより、シートを剥離可能とすることもできる。
【００１９】
シートを基板に対して部分的に張り合わせる場合、基板の表面に複数箇所の張り合わせ部分（固定部分）が設けられる。固定部分の形状は円形、正方形、その他の任意の形状でも良いが、その複数の固定部分の面積の合計は、基板の全面積の１〜５％を目安とする。固定部分（１箇所）の面積は２平方センチメートル以下とし、好ましくは１平方センチメートルである。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る建築用板の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図１〜１０において、同一または同等部分には同一符号を付けて示す。
【００２１】
図１は、本発明に係る建築用板の一実施形態を示し、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図である。建築用板１は、建築建物の外装用または内装用に使用される。具体的には外装壁の下地材として、または部屋を囲う床、内装壁、天井の下地材として使用できる。また、建物の構造用面材としても使用できるものである。このように、多用途に使用できる建築用板１は、矩形状の基板３と、この基板３の表面（一方の面）５に張り合わせるシート１２とを備える。さらに、このシート１２は、基板３の相隣る二つの縁８、９から突出（または延出）するように設けられる。基板３の材料は木質板、たとえば合板である。
【００２２】
シート１２は、透湿防水シートや防湿気密シートなどで、その材料は、合成樹脂シート（ポリプロピレン、ポリエチレン）、金属箔、金属シート（アルミニウム箔、アルミニウムシート）、複合シート（アルミ蒸着フィルム、アルミ箔＋合成樹脂フィルム、防水紙＋合成樹脂フィルム）、防水紙（樹脂含浸紙、樹脂コート紙、）などである。さらに、シート１２は、基板３の寸法より大きい寸法のものを用い、１辺のみあるいは隣接する２辺において、基板３よりシートが突出するように張り合わせ（または積層）される。この場合、基板３の４辺からシート１２が突出するようにしても良い。
【００２３】
図２は、図１に示した建築用板１に使用するシート１２の平面図である。シート１２には、このシート１２を張り合わせた基板３を固定する位置を示す目印１８が設けられる。さらに、シート１２は、基板３に対して引き剥がし可能なように部分的に張り合わせられる。シート１２に設ける目印１８は、基板３に張り合わせられる裏面と反対側の表面であるが、シート１２が透明または透けて見える材料である場合には基板に張り合わせられる面である裏面でも良い。
【００２４】
さらに、目印１８の形状または模様は、シート１２の表面に釘、木ねじ、ホッチキス、タッカーなどで固定する位置を○印や×印を印刷する。また、シート１２の基板３の縁より突出した斜線で示すシート部分２４が、基板３表面部分と区別できるように印刷を施す。このため、基板３の縁に対応したシート１２の部分に直線２０を印刷する。さらに、基板３から突出したシート部分２４に斜線を印刷し、基板３から突出する部分と突出していない部分とを異なる色調で印刷すると良い。また、シート１２には方眼線もしくは寸法線を印刷しても良い。さらに、基板３の表面にも同様の印刷を施すことができる。
【００２５】
図３は、図１に示した建築用板１に使用する基板３の平面図である。シートを基板３に対して部分的に張り合わせる場合、基板３の表面に複数箇所の張り合わせ部分（固定部分）１０が設けられる。固定部分１０の形状は円形、正方形、その他の任意の形状でも良いが、その複数の固定部分１０の面積の合計は、基板３の全面積の１〜５％を目安とする。固定部分（１箇所）１０の面積は２平方センチメートル以下とし、好ましくは１平方センチメートルである。こうすると基板３からシート１２を引き剥がし易い。
【００２６】
シート１２は、基板３に張り合わせられ一体化されるが、一体化の方法として、剥離可能接着を採用している。接着剤としては酢酸ビニル系、酢酸ビニル・アクリル系、エチレン・酢酸ビニル系、アクリル・エチレン系およびウレタン系などの接着剤を使用しても良い。接着剤を使用する方法は、接着剤にホルマリンキャッチャー剤を混合したものを使用する。また、ホッチキスにより一体化し、ホッチキスを外すことによりシートを剥離可能としても良い。
【００２７】
また、建築用板１は、隣接する建築用板１の突出したシート部分２４同士が重なり合うことになるので、基板３の端部周辺縁に沿って環状にシート１２が貼着されない領域を設けておき、その領域に隣接する建築用板１の突出したシート１２を貼着する。隣接する建築用板１同士の目地（または継ぎ目）における、防水性能または気密性能を確保するため、突出する寸法は少なくとも１００ｍｍ以上とすることが好ましい。シート１２は、基板３の表面のみあるいは表裏面に貼着することができる。
【００２８】
以上の構造を有する本実施形態の建築用板１は、次のように作用する。すなわち、図１において、シート１２は基板３の相隣る二つの縁８、９から突出するように設けられるので、基板３を並べて壁や床などを形成するときに、一つの基板の面に張り合わされたシート１２がその隣に位置する基板のシート１２の上に重ねて張り合わされるので目地部分の防水性が図られる。さらに、シート１２には釘などで固定するための位置を示す目印（図示せず、図２の符号１８）が設けられるので、この目印の位置で、釘、木ねじなどを使用して固定することができる。さらに、釘打ちなどの固定部分がシート１２で覆われるので、釘などの変質を防止できるとともに、固定箇所からの水分の浸入を防止する。
【００２９】
さらに、シート１２が基板３に対して引き剥がし可能なように部分的に張り合わせられることにより、建築用板１を必要な大きさに切断して使用したい場合に、シート１２を引き剥がしてから基板３を切断し、この切断面の縁からシート１２が突出するようにシート１２を残すことができる。切断面の縁から突出するようにシート１２を残すので、この切断面を他の基板に突き合わせたとき、この目地部分を残されたシートで覆うことができ、この部分の防水性が保たれる。
【００３０】
さらに、シート１２に方眼線もしくは寸法線を印刷することにより、基板３を施工現場の寸法に合わせて切断する際にシート１２を剥がす目安とすることができる。また、基板３の表面にも同様の印刷を施すことにより、シート１２を剥がした状態でも釘などの位置、切断する個所の目安ともなる。
【００３１】
以上説明したように、シート１２に設けられる目印に沿って施工できるとともに、使用個所に合わせて切断しても突出するシートを利用して目地の防水性を確保できるので施工性が良い。また、輸送や運搬を行うときに、シート１２の破れ、孔明きなどの損傷を防止できる。
【００３２】
図４は、本発明に係る建築用板の別の実施形態を示し、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図である。本実施形態の建築用板１は、基板の表面（一方の面）５と裏面（他方の面）６にシートを張り合わせ（貼着）した場合である。基板の表面５側には透湿防水シート１４を、基板の裏面６側には防湿気密シート１６を、それぞれ張り合わせる。基板３の表裏面に張り合わせする場合、基板の表面５側に突出する２辺の位置に対し、裏面６側は対向する２辺において突出するように張り合わせするのが好ましい。
【００３３】
図４に示した建築用板１は、基板の表面５側に張り合わせた透湿防水シート１４は、水蒸気は透過させるが水は透過させない。また、基板の裏面６側に張り合わせた防湿気密シート１６は、水蒸気や水はもちろん、有機有害ガスなども透過させない。このため、たとえばこの建築用板１を建物の外装材の下地材として設け、基板の表面５側（透湿防水シート１４側）を外側、すなわち屋外側に向け、基板の裏面６側（防湿気密シート１６）を内側、すなわち室内側に向けて設けるようにすれば、外装材と建築用板１との間に存在する水蒸気を戸外に逃がす一方、戸外や外装材と建築用板１との間に存在する水分を室内に侵入させないようにするとともに、有機有害ガスなども侵入させないようにすることができる。
【００３４】
図５は、本発明に係る建築用板のさらに別の実施形態を示し、（Ａ）はシートと基板を一体化した状態の正面図、（Ｂ）はシートの端を基板から剥がした状態の正面図である。基板３に張り合わせたシート１２の基板の縁８、９から突出したシート部分２４を基板の裏面６に折り返して固定することにより一体化したものである。突出したシート部分２４の裏面には、施工時に隣接する建築用板１のシート表面に固定可能なように、両面テープなどの接着部分を形成し、施工の際に離型紙を剥がし固定することができる。
【００３５】
このようにすることにより、基板３に張り合わせられたシート１２は基板３に一体化しているので、輸送や運搬の際にシートの剥がれや損傷が防止される。さらに、図５（Ｂ）に示すように、壁や床などに使用される場合、基板の裏面６に折り返したシート部分２４を剥がした後、基板３同士を突き合わせ、その目地部分を剥がしたシート部分２４で覆うことにより防水性を確保することができる。
【００３６】
図６は、本発明の建築用板を床下地として使用した場合を示し、（Ａ）は一枚目の建築用板を固定した状態の斜視図、（Ｂ）は二枚目の建築用板を固定した状態の斜視図である。また、図７は、図６（Ｂ）の縦断面図である。基板３表面に一体化されたシート１２としては防湿気密シートを用い、それぞれの防湿気密シートを隣接する建築用板のシート１２表面に固定することにより連続した気密層を形成することができる。基板３としては１２ｍｍ厚以上の合板またはこれと同等以上の性能を有するものを使用することができる。図６ではシート表面の印刷を省略したものである。
【００３７】
まず、図６（Ａ）に示すように壁際に一枚目の建築用板１ａを固定する。このとき基板３から突出したシート部分２４ａ、２４ｂが胴差し２９及び柱３０側（壁際側）に位置するように配置し、釘２６を四周縁に打ち込み固定する。実際にはシート１２表面に釘打ち位置などの目印が印刷されており、その目印部分に釘を打ち込むことで建築用板１を根太３９上に固定することができる。釘２６の間隔は通常１５０ｍｍ以内で一般に固定される。壁際側に突出したシート部分２４ａ、２４ｂは、壁面に形成される（図示せず）防湿気密シートと固定することにより、壁面と床面とが連続した気密層が形成される。
【００３８】
次いで図６（Ｂ）に示されるように、２枚目の建築用板１ｂを突出したシート部分２４ａ、２４ｂの位置が１枚目の建築用板１ａと同様の向きとなるように配置する。図６（Ｂ）は２枚目の建築用板１ｂを固定する位置に載置した状態を示す。２枚目の建築用板１ｂの四周縁を同様に釘打ち固定した後、一枚目の建築用板１ａ表面に被さっている突出したシート部分２４ａ、２４ｂを、タッカー釘、ブチル系テープ、アスファルト系テープなどにより固定することにより２枚の建築用板１ａ、１ｂに渡り連続した気密層を形成することができる。
【００３９】
突出したシート部分２４ａ、２４ｂの裏面に、予め気密性能を有する両面テープなどの接着部分を形成し施工時前には離型紙を剥がすだけで、隣接する建築用板のシート１２表面に固定することもできる。
【００４０】
このように、床下地表面に連続する気密層を形成することにより、人が生活する居室と建築用板の基板３を含む下方部分とが気密層により分離されることとなり、床下から居室へＶＯＣ及びホルムアルデヒドなどの有害物質が入り込むことを防止することが可能となる。
【００４１】
また、必要に応じ基板３の表裏面にシート１２が固定された建築用板を使用することもできる。表裏面にシート１２を固定する場合は、図４に示すようにシート１２の突出したシート部分の突出方向が表面側と裏面側とでそれぞれ対向するように形成するため、図６（Ａ）の状態では、裏面側のシート１２が胴差し２９及び柱３０側（壁際側）と逆の２辺に突出することとなり、２枚目の建築用板１ｂの基板３は、この裏面側に突出したシート部分の上に載置されることとなる。こうして、基板３の表面側及び裏面側から突出したシート部分がそれぞれ隣接する建築用板のシート表面に固定されることにより、基板３の表裏面両方に連続した気密層が形成されることとなる。
【００４２】
このように、床下地の表裏面に連続する気密層を形成することにより、床下から居室へＶＯＣ及びホルムアルデヒドなどの有害物質が入り込むことを防止することが可能となり、さらに、建築用板の基板３自体から床下及び階下（天井裏）へＶＯＣ及びホルムアルデヒドなどの有害物質が入り込むことも防止することが可能となる。
【００４３】
図８は、本発明の建築用板１を構造用面材として使用し、柱、間柱及び土台、梁、桁などの横架材に固定した状態を示す斜視図である。図９は、図８の横断面図を示すものである。図８において、土台２８に固定する下段部分に３尺×６尺寸法の基板３にシートが固定された建築用板１ｃ、１ｄが２枚、図面の関係で幅が１．５尺部分で切断省略された建築用板１ｅが１枚固定され、その上段にそれぞれ下段と同様の幅で長さが３尺に切断された建築用板１ｆ、１ｇ、１ｈ３枚が固定された状態である。
【００４４】
シート１２として透湿防水シートを用いることにより、外壁側から事故的に入り込む水が基板３を濡らせたり、壁内に入り込むことを防止すると共に、壁内の水分を外に放出することができる。建築用板１のシート１２が屋外側となるように釘２６により固定する。
【００４５】
図８は、建築用板１を縦張りした状態を示すものである。図中、点線は突出したシート部分により本来覆い隠されて見えない基板３の接合部分を示すものである。突出したシート部分２４は、タッカー釘、テープなどにより隣接する建築用板のシート１２表面に固定することにより連続した防水層とすることができる。突出したシート部分２４の裏面に、予め両面テープなどの接着部分を形成し施工時前には離型紙を剥がすだけで、隣接する建築用板のシート表面に固定することもできる。
【００４６】
基板３とシート１２との一体化は、接着剤による点接着・線接着、ホッチキスによる固定により一体化することで、透湿防水シートの透湿性能を保持することができる。さらに、釘打ち位置をシート表面に印刷することにより、釘打ちの誤りを防止することができる。
【００４７】
建築用板１は、下側から上へ向けて順番に固定していく。このとき、基板３から突出したシート部分２４ｂが下方に位置するように、かつ、突出したシート部分２４ａが次に横方向に隣接して固定する建築用板と反対側に位置するように建築用板１の方向を配置固定する。すなわち図８に使用する建築用板は基板３に対し右方向にシート２４ａが突出したものであるため、一段目においては１ｅ、１ｄ、１ｃの順に右から左の方向へ建築用板１を固定することとなる。
【００４８】
そして、左側の最後に固定する建築用板（壁面の左端）は、現場寸法に合わせて建築用板を切断することとなるが（図示せず）、建築用板の左側を切断する際に切断部分のシート１２を基板３から剥がした状態で基板３のみを切断し、シート１２が基板３の左右両方に突出した状態として使用する。基板３から右側に突出したシート２４は右側に隣接する建築用板のシート１２表面に固定し、左側に突出したシート２４は壁面の左端に位置する出隅・入隅部分を覆うように固定することにより直交する壁面と連続する防水層を形成することができる。基板１から突出したシート部分の方向が、逆に左側に突出している場合には、建築用板１は左から右に向けて順番に固定することとなる。
【００４９】
図１０は、本発明の建築用板１の表面に釘２６を打ち込んだ状態の釘２６部分の拡大図である。シート１２表面から釘２６を打ち込んだ際、釘頭が建築用板の表面に位置するように適正な深さに打ち込まれた場合には、図１０に示すように釘２６の周囲のシート１２部分に釘２６を中心に外側に広がるシワ４５が発生し。釘打ち深さが良好なことが明確に確認することができる。釘打ち深さが浅い場合にはシワは発生せず、釘打ちが深すぎる場合には釘頭がシート１２を破壊貫通するためシワが発生しない。
【００５０】
このように、シート１２が基板３表面に対し部分的に一体化することにより、釘打ち深さを簡単に確認することが可能となる。特に、本発明の建築用板を構造用面材などの用途に使用する場合には、釘の打ち込み深さが浅い場合も深くめり込んでしまった場合も、建築用板が本来有する耐力壁としての性能を十分に発揮することができない。本発明の建築用板は釘打ち後のシート１２のシワにより適正な釘打ち状態を簡単に確認でき、設計通りの耐力性能を有する壁面を安定して施工することが可能となる。
【００５１】
また、本発明の建築用板を屋根下地材として使用することもできる。（図示せず）屋根下地材として使用する場合には、シートとして透湿防水シートを使用する。垂木上に建築用板をシートが表面側にかつ、シートの突出部が下方になるように釘打ち固定する。下方の屋根下地材に上方の屋根下地材のシート延出部が重なるように固着され、これを繰り返して施工することで屋根下地が完成し、シートにより屋根材から伝った雨水などが排水しやすくされると共に、躯体内に浸入することを防止する。この屋根下地材上に屋根材を施工する。
【００５２】
また、本発明の建築用板は天井下地材として使用することもできる。（図示せず）天井下地材として使用する場合には、シートとして防湿気密シートを使用する。野縁受けに固着された野縁にシートが天井裏側になるように建築用板を釘で打ち付け固定される。天井下地材同士の継ぎ目部分にシートが延出された部分が重なるようにテープ又はタッカー釘などで固着され、連続された気密層が形成される。天井下地材の上面側にシートが貼着されているので、室内側の湿気が天井裏に入り込むのを防止し、天井裏内部での結露の発生を防止できる。天井下地材下面には天井材、壁紙が施工される。
【００５３】
また、本発明の建築用板は、内壁下地材としても使用することができる。（図示せず）内壁下地材として使用する場合には、シートとして防湿気密シートを使用する。材柱、間柱及び土台、梁、桁などの横架材に、シート部分が屋外側となるように釘により固定する。シートとして防湿気密シートを用いることにより、室内側からの水蒸気などの水分が壁内に入り込むことを防止し、壁内での結露の発生を防止することができる。建築用板の固定方法は前記構造用面材として使用する場合と同様であり、下側から上へ向けて順番に固定していく。このとき、基板３から突出したシート部分が下方に位置するように、かつ、突出したシート部分が次に横方向に隣接して固定する建築用板と反対側に位置するように基板３の方向を配置固定する。
【００５４】
下方に突出したシートは床下地から突出したシート部分と固定することにより、内壁と床下地とを連続した気密層とすることができる。また、天井部分と気密層を連続するためには、天井と接する内壁部分に使用する建築用板の上端を切断する際に、切断部分のシートを基板３から剥がし、基板３のみを切断しシートが基板３の下方と上方の両方に突出した状態として使用することにより、上方に突出したシートを天井下地材などの防湿気密シートと固定することができ、内壁と天井とを連続した気密層を形成することができる。
【００５５】
以上この発明を図示の実施形態について詳しく説明したが、それを以ってこの発明をそれらの実施形態のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱せずして種々改変を加えて多種多様の変形をなし得ることは云うまでもない。
【００５６】
【発明の効果】
本発明によれば、シートに設けられる目印に沿って施工できるので施工性が良い。また、輸送や運搬を行うときにシートの破れ、孔明きなどの損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る建築用板の一実施形態を示し、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図である。
【図２】図１に示した建築用板に使用するシートの平面図である。
【図３】図１に示した建築用板に使用する基板の平面図である。
【図４】本発明に係る建築用板の別の実施形態を示し、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図である。
【図５】本発明に係る建築用板のさらに別の実施形態を示し、（Ａ）はシートと基板を一体化した状態の正面図、（Ｂ）はシートの端を基板から剥がした状態の正面図である。
【図６】本発明の建築用板を床下地として使用した場合を示し、（Ａ）は一枚目の建築用板を固定した状態の斜視図、（Ｂ）は二枚目の建築用板を固定した状態の斜視図である。
【図７】図６（Ｂ）の縦断面図である。
【図８】本発明の建築用板を壁の構造用面材として使用した場合の斜視図である。
【図９】図８の横断面図である。
【図１０】本発明の建築用板の表面に釘を打ち込んだ状態の釘部分の拡大図である。
【符号の説明】
１建築用板
３基板
５表面（一方の面）
６裏面（他方の面）
８、９縁
１２シート
１４透湿防水シート
１６防湿気密シート
１８目印
２４突出したシート部分[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an architectural plate used for exterior or interior of a building, or an architectural plate used as a structural surface material of a building.
[0002]
[Prior art]
As a conventional building plate, for example, a foam synthetic resin plate of the same size and an appropriate thickness is integrally laminated on the back surface of a plywood such as a plywood plate, and a larger waterproof paper is placed on the surface adjacent to the plywood. There is known a device in which two sides are aligned and the periphery of the other two adjacent sides is protruded to the side and laminated integrally (Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 50-21301 (page 2, FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the above-mentioned building board is made by laminating waterproof paper on the surface of plywood, the building board itself has waterproofness. However, when this architectural plate is hit with nails or the like as a base material of the exterior material of the wall, the plywood under the waterproof paper is covered with the waterproof paper. Must be checked carefully.
[0005]
Furthermore, since the waterproofing paper is integrally laminated on the plywood, the waterproofing paper protruding from the peripheral edge of the plywood is used when the architectural board is cut and used in order to match the place of use. May be cut off and disappear. When there is no portion of the waterproof paper protruding from the plywood, when the architectural board is mounted on a wall, the joints are not covered with the waterproof paper, so that water enters. For this reason, it is necessary to carefully consider the location to be cut, and the cutting must be performed. Furthermore, since the waterproof paper projects laterally from the periphery of two adjacent sides of the plywood, there is a risk of damage to the waterproof paper when transporting or transporting the building board, such as tearing of the waterproof paper and perforation. .
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide good workability and to prevent damage such as tearing of a sheet and perforation during transportation or transportation.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention includes a rectangular substrate and a sheet attached to at least one surface of the substrate, and the sheet is provided so as to protrude from two adjacent edges of the substrate. A mark is provided on a surface of the sheet to indicate a position for fixing the substrate on which the sheet is attached.
[0008]
In this manner, the sheets are provided so as to protrude from two adjacent edges of the substrate, so that when the substrates are arranged side by side to form a wall or a floor, the sheet attached to the surface of one substrate is formed. Since the protruding portion is laminated on the sheet of the substrate located next to the protruding portion, the waterproofness of the joint portion (or the joint portion) is ensured. Further, since the sheet is provided with a mark indicating a position for fixing the substrate, the substrate on which the sheet is bonded can be fixed at the position of the mark using nails, wood screws, or other fixing means. .
[0009]
Further, the sheet may be partially adhered to the substrate so that the sheet can be peeled off. The sheet is partially laminated to the substrate and laminated so that it can be peeled off.If the building board is to be cut to the required size and used, the sheet is peeled and then the substrate is cut. Then, the sheet can be left so as to protrude from the edge of the cut surface. Since the sheet can be left so as to protrude from the edge of the cut surface, when this cut surface is abutted against another substrate, the joint can be covered with the left sheet, and the waterproofness of this portion is maintained. Dripping.
[0010]
Further, it is preferable that the portion of the sheet protruding from the edge of the substrate is folded back and fixed to the other surface of the substrate to be integrated. Since the sheet bonded to the substrate is integrated with the substrate, damage such as peeling or tearing of the sheet during transportation or transportation is prevented. Furthermore, when used on a wall or floor, the sheet is folded back on the other side of the board, then the boards are butted against each other, and the joint is covered with the peeled sheet to ensure waterproofness. You.
[0011]
As described above, the fixing means can fix the substrate on which the sheet is adhered along the mark provided on the sheet, and the waterproofness of the joint portion can be improved by using the protruding sheet even when cut according to the place of use. Workability is good because it can be secured. Further, during transportation or transportation, damage such as tearing of the sheet and perforation can be prevented.
[0012]
Next, each requirement constituting the present invention will be described in more detail. INDUSTRIAL APPLICABILITY The architectural plate of the present invention is used for exterior or interior of an architectural building, and specifically, can be used as a base material for an exterior material, or as a base material for a floor, interior wall, or ceiling surrounding a room. It can also be used as a structural surface material for buildings.
[0013]
The substrate is rectangular, and its material is wood board (wood, plywood, glulam, laminated veneer, particle board, fiber board, OSB), inorganic board (gypsum board, wood wool cement board, calcium silicate) Board, wood chip cement board), a synthetic resin board, a single or a composite thereof, a laminated board, and a laminate of a synthetic resin foam (urethane, polystyrene) and the like on these boards.
[0014]
The mark provided on the sheet is a surface (front surface) opposite to a surface of the sheet to be bonded to the substrate, but may be a surface (back surface) to be bonded to the substrate when the sheet is made of a transparent or transparent material. Further, the mark of the sheet may be a mark or a mark indicating the position to be fixed to the surface of the sheet by the fixing means, and may be printed. Further, it is preferable to perform printing so that a portion of the sheet projecting from the substrate and a portion of the sheet on the substrate can be distinguished. Therefore, it is preferable to print a straight line on a portion of the sheet corresponding to the edge of the substrate.
[0015]
Further, it is preferable to print diagonal lines on portions of the sheet protruding from the substrate, and further print a color tone different from that of the portions not protruding on portions protruding from the substrate. Also, it is preferable to print grid lines or dimension lines on the sheet. This can be used as a guide for peeling the sheet when the substrate is cut in accordance with the dimensions of the construction site. Further, the same printing can be performed on the surface of the substrate, so that even when the sheet is peeled off, it can be used as a guide for the position of the fixing means and the place to be cut.
[0016]
The material of the sheet is synthetic resin sheet (polypropylene, polyethylene), metal foil, metal sheet (aluminum foil, aluminum sheet), composite sheet (aluminum evaporated film, aluminum foil + synthetic resin film, waterproof paper + synthetic resin film), waterproof A moisture-permeable waterproof sheet or moisture-proof airtight sheet made of paper (resin-impregnated paper, resin-coated paper) or the like.
[0017]
The sheet is adhered to the substrate and integrated. The method of integration may be a method using an adhesive such as vinyl acetate, or a mechanical method such as a stapler or a tucker. As the adhesive, an adhesive such as vinyl acetate / acrylic, ethylene / vinyl acetate, acrylic / ethylene or urethane may be used in addition to the vinyl acetate adhesive. As a method of using an adhesive, it is preferable to use a mixture of an adhesive and a formalin catcher agent.
[0018]
Also, when using an adhesive as an integration method, the form is a whole-surface adhesive bonding and integrating the sheet to the entire surface of the substrate with an adhesive, a point-like or linear adhesive partially fixed with an adhesive or a stapler, By reducing the area of the part to be partially fixed by the adhesive, it can be integrated in a releasable state as needed by releasable bonding (the sheet is fixed to the substrate so that it can be peeled off). Is done. Peelable bonding reduces the peel strength of the adhesive and bonds and integrates with such strength that the integrated state of the substrate and the sheet can be maintained during transportation, transportation and carrying on site. Also, the sheet can be peeled off by integrating with a stapler and removing the stapler.
[0019]
When the sheet is partially bonded to the substrate, a plurality of bonded portions (fixed portions) are provided on the surface of the substrate. The shape of the fixed portion may be circular, square, or any other shape, but the total area of the plurality of fixed portions is approximately 1 to 5% of the total area of the substrate. The area of the fixed portion (one location) is 2 square centimeters or less, preferably 1 square centimeter.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a building board according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. 1 to 10, the same or equivalent parts are denoted by the same reference numerals.
[0021]
Drawing 1 shows one embodiment of a board for construction concerning the present invention, (A) is a top view and (B) is a front view. The building plate 1 is used for exterior or interior of a building. Specifically, it can be used as a base material for an exterior wall or as a base material for a floor, an interior wall, and a ceiling surrounding a room. It can also be used as a structural surface material for buildings. As described above, the architectural plate 1 that can be used for a variety of purposes includes the rectangular substrate 3 and the sheet 12 bonded to the surface (one surface) 5 of the substrate 3. Further, the sheet 12 is provided so as to protrude (or extend) from two adjacent edges 8 and 9 of the substrate 3. The material of the substrate 3 is a wooden board, for example, a plywood.
[0022]
The sheet 12 is a moisture-permeable waterproof sheet or moisture-proof airtight sheet, and is made of synthetic resin sheet (polypropylene, polyethylene), metal foil, metal sheet (aluminum foil, aluminum sheet), composite sheet (aluminum-deposited film, aluminum foil). + Synthetic resin film, waterproof paper + synthetic resin film), waterproof paper (resin impregnated paper, resin coated paper, etc.). Further, the sheet 12 has a size larger than that of the substrate 3, and is laminated (or laminated) so that the sheet protrudes from the substrate 3 on only one side or two adjacent sides. In this case, the sheet 12 may project from four sides of the substrate 3.
[0023]
FIG. 2 is a plan view of the sheet 12 used for the building board 1 shown in FIG. The sheet 12 is provided with a mark 18 indicating a position for fixing the substrate 3 on which the sheet 12 is attached. Further, the sheet 12 is partially adhered to the substrate 3 so as to be peelable. The mark 18 provided on the sheet 12 is a surface opposite to the back surface bonded to the substrate 3, but may be a back surface which is bonded to the substrate when the sheet 12 is made of a transparent or transparent material.
[0024]
Further, as for the shape or pattern of the mark 18, a mark or a mark is printed on the surface of the sheet 12 at a position to be fixed with a nail, a wood screw, a stapler, a tucker, or the like. In addition, printing is performed so that the sheet portion 24 of the sheet 12 indicated by oblique lines protruding from the edge of the substrate 3 can be distinguished from the surface portion of the substrate 3. Therefore, a straight line 20 is printed on a portion of the sheet 12 corresponding to the edge of the substrate 3. Further, oblique lines may be printed on the sheet portion 24 protruding from the substrate 3, and the portion protruding from the substrate 3 and the portion not protruding may be printed in different colors. Further, a grid line or a dimension line may be printed on the sheet 12. Further, the same printing can be performed on the surface of the substrate 3.
[0025]
FIG. 3 is a plan view of a substrate 3 used for the building board 1 shown in FIG. When the sheet is partially bonded to the substrate 3, a plurality of bonded portions (fixed portions) 10 are provided on the surface of the substrate 3. The shape of the fixed portion 10 may be circular, square, or any other shape, but the total area of the plurality of fixed portions 10 is approximately 1 to 5% of the total area of the substrate 3. The area of the fixed portion (one place) 10 is 2 square centimeters or less, preferably 1 square centimeter. This makes it easy to peel off the sheet 12 from the substrate 3.
[0026]
The sheet 12 is bonded to and integrated with the substrate 3, and releasable adhesion is employed as an integration method. As the adhesive, an adhesive of vinyl acetate type, vinyl acetate / acrylic type, ethylene / vinyl acetate type, acrylic / ethylene type or urethane type may be used. A method using an adhesive uses a mixture of an adhesive and a formalin catcher agent. Alternatively, the sheet may be integrated by a stapler, and the sheet may be peeled off by removing the stapler.
[0027]
In addition, since the projecting sheet portions 24 of the adjacent building boards 1 overlap with each other, the building board 1 is provided with a region where the sheet 12 is not stuck in an annular shape along the peripheral edge of the end of the substrate 3. Then, the protruding sheet 12 of the building board 1 adjacent to the area is stuck. In order to ensure waterproofness or airtightness at joints (or joints) between adjacent building boards 1, it is preferable that the projecting dimension is at least 100 mm or more. The sheet 12 can be attached to only the front surface or the front and back surfaces of the substrate 3.
[0028]
The architectural plate 1 of the present embodiment having the above structure operates as follows. That is, in FIG. 1, the sheet 12 is provided so as to protrude from two adjacent edges 8 and 9 of the substrate 3, so that when the substrates 3 are arranged side by side to form a wall or a floor, the sheet 12 Since the laminated sheet 12 is laminated on the sheet 12 of the substrate located next to the laminated sheet 12, the joint section is waterproofed. Further, since a mark (not shown, reference numeral 18 in FIG. 2) indicating a position for fixing with a nail or the like is provided on the sheet 12, it is necessary to fix the sheet 12 using a nail, a wood screw, or the like at the position of the mark. Can be. Furthermore, since the fixed portion such as nailing is covered with the sheet 12, deterioration of the nail or the like can be prevented, and intrusion of moisture from the fixed portion can be prevented.
[0029]
Furthermore, since the sheet 12 is partially adhered to the substrate 3 so that the sheet 12 can be peeled off, when the architectural plate 1 is to be cut into a required size and used, 3 can be cut and the sheet 12 can be left so that the sheet 12 protrudes from the edge of the cut surface. Since the sheet 12 is left so as to protrude from the edge of the cut surface, when this cut surface is abutted against another substrate, the joint portion can be covered with the remaining sheet, and the waterproofness of this portion is maintained. .
[0030]
Further, by printing grid lines or dimension lines on the sheet 12, it can be used as a guide for peeling off the sheet 12 when cutting the substrate 3 according to the dimensions at the construction site. In addition, by performing the same printing on the surface of the substrate 3, even when the sheet 12 is peeled off, the position of a nail or the like can be used as a guide for a cutting position.
[0031]
As described above, the work can be performed along the marks provided on the sheet 12 and the waterproofness of the joint can be ensured by using the protruding sheet even when cut in accordance with the place of use, so that the workability is good. Further, when transporting or transporting, it is possible to prevent the sheet 12 from being damaged, such as tearing or perforation.
[0032]
Drawing 4 shows another embodiment of a building board concerning the present invention, (A) is a top view and (B) is a front view. The architectural plate 1 of the present embodiment is a case where a sheet is stuck (sticked) to a front surface (one surface) 5 and a back surface (the other surface) 6 of the substrate. A moisture-permeable waterproof sheet 14 is attached to the front surface 5 of the substrate, and a moisture-proof airtight sheet 16 is attached to the rear surface 6 of the substrate. When bonding to the front and back surfaces of the substrate 3, it is preferable that the back surface 6 side is bonded to two opposing sides with respect to the position of two sides protruding to the front surface 5 side of the substrate.
[0033]
In the building board 1 shown in FIG. 4, the moisture-permeable waterproof sheet 14 bonded to the surface 5 side of the substrate allows water vapor to permeate but not water. Further, the moisture-proof airtight sheet 16 bonded to the back surface 6 side of the substrate does not transmit not only water vapor and water but also organic harmful gas. For this reason, for example, the architectural plate 1 is provided as a base material of the exterior material of the building, and the front surface 5 side (the moisture-permeable waterproof sheet 14 side) of the substrate faces outward, that is, the outdoor side, and the back surface 6 side of the substrate (moisture-proof airtight) If the sheet 16) is provided toward the inside, that is, toward the indoor side, water vapor existing between the exterior material and the building plate 1 is allowed to escape to the outside, while the water vapor between the exterior or the exterior material and the building plate 1 is In addition to preventing water existing in the room from entering the room, organic harmful gas and the like can also be prevented from entering.
[0034]
5A and 5B show still another embodiment of the architectural plate according to the present invention, in which FIG. 5A is a front view showing a state in which the sheet and the substrate are integrated, and FIG. 5B is a state in which an end of the sheet is peeled off from the substrate. It is a front view. A sheet portion 24 of the sheet 12 attached to the substrate 3 and protruding from the edges 8 and 9 of the substrate is folded back and fixed to the back surface 6 of the substrate to be integrated. On the back surface of the protruding sheet portion 24, an adhesive portion such as a double-sided tape is formed so that it can be fixed to the sheet surface of the adjacent building plate 1 at the time of construction, and the release paper is peeled off and fixed at the time of construction. it can.
[0035]
In this way, since the sheet 12 bonded to the substrate 3 is integrated with the substrate 3, peeling or damage of the sheet during transportation or transportation is prevented. Further, as shown in FIG. 5 (B), when used on a wall or a floor, the sheet portion 24 folded back on the back surface 6 of the substrate is peeled off, the substrates 3 are abutted against each other, and the joint portion is peeled off. By covering with the part 24, waterproofness can be ensured.
[0036]
6A and 6B show a case where the architectural plate of the present invention is used as a floor substrate, wherein FIG. 6A is a perspective view showing a state where the first architectural plate is fixed, and FIG. 6B is a second architectural plate. It is a perspective view of the state which fixed. FIG. 7 is a longitudinal sectional view of FIG. A continuous airtight layer can be formed by using a moistureproof airtight sheet as the sheet 12 integrated on the surface of the substrate 3 and fixing each moistureproof airtight sheet to the surface of the sheet 12 of the adjacent building board. As the substrate 3, a plywood having a thickness of 12 mm or more or a substrate having performance equal to or more than this can be used. In FIG. 6, printing on the sheet surface is omitted.
[0037]
First, as shown in FIG. 6A, the first architectural plate 1a is fixed near the wall. At this time, the sheet portions 24a and 24b protruding from the substrate 3 are arranged so as to be located on the side of the trunk 29 and the pillar 30 (the side of the wall), and the nail 26 is driven into and fixed to the four peripheral edges. Actually, a mark such as a nailing position is printed on the surface of the sheet 12, and the building plate 1 can be fixed on the joist 39 by driving a nail into the mark portion. The spacing between the nails 26 is generally fixed within 150 mm. The sheet portions 24a and 24b protruding toward the wall side are fixed to a moisture-proof airtight sheet (not shown) formed on the wall surface to form an airtight layer in which the wall surface and the floor surface are continuous.
[0038]
Next, as shown in FIG. 6B, the second architectural plates 1b are arranged such that the positions of the protruding sheet portions 24a, 24b are in the same direction as the first architectural plates 1a. FIG. 6B shows a state where the second architectural plate 1b is placed at a position to be fixed. After nailing and fixing the four peripheral edges of the second building plate 1b in the same manner, the protruding sheet portions 24a and 24b covering the surface of the first building plate 1a are fixed with tucker nails, butyl tape, asphalt. By fixing with a system tape or the like, a continuous airtight layer can be formed over the two building boards 1a and 1b.
[0039]
An adhesive portion such as a double-sided tape having airtightness is formed in advance on the back surfaces of the protruding sheet portions 24a and 24b, and before release, the release paper is simply peeled off and fixed to the surface of the sheet 12 of the adjacent building board before construction. You can also.
[0040]
As described above, by forming a continuous airtight layer on the floor base surface, the living room where people live and the lower part of the building board including the substrate 3 are separated by the airtight layer, and the VOC is transferred from under the floor to the living room. And harmful substances such as formaldehyde can be prevented from entering.
[0041]
In addition, an architectural plate in which the sheet 12 is fixed to the front and back surfaces of the substrate 3 can be used as needed. When the sheet 12 is fixed to the front and back surfaces, as shown in FIG. 4, the protruding sheet portions of the sheet 12 are formed so that the protruding directions of the sheet portion are opposed to each other on the front surface side and the back surface side. In the state, the sheet 12 on the back side protrudes on two sides opposite to the body insertion 29 and the pillar 30 side (side of the wall), and the substrate 3 of the second building plate 1b protrudes on this back side. It will be placed on the sheet part. In this way, the sheet portions protruding from the front side and the back side of the substrate 3 are fixed to the sheet surfaces of the adjacent building boards, respectively, whereby a continuous airtight layer is formed on both the front and back surfaces of the substrate 3. .
[0042]
In this way, by forming a continuous airtight layer on the front and back surfaces of the floor base, it is possible to prevent harmful substances such as VOC and formaldehyde from entering the living room from under the floor, and furthermore, the board 3 of the building plate can be prevented. It is also possible to prevent harmful substances such as VOCs and formaldehyde from entering below the floor and below the floor (behind the ceiling).
[0043]
FIG. 8 is a perspective view showing a state in which the architectural plate 1 of the present invention is used as a structural surface material and is fixed to a horizontal member such as a pillar, a stud, a base, a beam, a girder. FIG. 9 shows a cross-sectional view of FIG. In FIG. 8, two architectural plates 1c and 1d each having a sheet fixed to a substrate 3 of 3 × 6 dimensions are cut in a lower section fixed to the base 28, and the width is cut at a 1.5-level section in relation to the drawing. In this state, one omitted architectural plate 1e is fixed, and three architectural plates 1f, 1g, and 1h each having the same width as that of the lower stage and having a length of 3 m are fixed to the upper stage.
[0044]
By using a moisture-permeable waterproof sheet as the sheet 12, it is possible to prevent water accidentally entering from the outer wall side from wetting the substrate 3 or into the wall, and to release moisture in the wall to the outside. The sheet 12 of the building plate 1 is fixed with the nail 26 so that the sheet 12 faces the outdoor side.
[0045]
FIG. 8 shows a state in which the building plate 1 is stretched vertically. In the figure, the dotted line shows the joint portion of the substrate 3 which is not covered by the protruding sheet portion and is originally hidden. The protruding sheet portion 24 can be formed as a continuous waterproof layer by being fixed to the surface of the sheet 12 of the adjacent building board with a tucker nail, tape, or the like. An adhesive portion such as a double-sided tape is formed in advance on the back surface of the protruding sheet portion 24, and before the construction, the release paper is simply peeled off, so that it can be fixed to the sheet surface of the adjacent building board.
[0046]
The integration of the substrate 3 and the sheet 12 can be maintained by the point bonding and line bonding using an adhesive and the fixing using a stapler, thereby maintaining the moisture permeability of the moisture permeable waterproof sheet. Further, by printing the nailing position on the sheet surface, it is possible to prevent nailing errors.
[0047]
The building boards 1 are fixed in order from the bottom to the top. At this time, the architectural structure is such that the sheet portion 24b protruding from the substrate 3 is positioned below and the protruding sheet portion 24a is positioned on the side opposite to the building plate to be fixed next to the next in the lateral direction. The direction of the plate 1 is arranged and fixed. That is, since the building board used in FIG. 8 has the sheet 24a protruding rightward with respect to the substrate 3, the building board 1 is fixed in the first stage from right to left in the order of 1e, 1d, and 1c. Will be done.
[0048]
The building plate (left end of the wall surface) to be fixed at the end on the left side is to cut the building plate according to the site dimensions (not shown), but is cut when cutting the left side of the building plate. Only the substrate 3 is cut in a state where the part of the sheet 12 is peeled off from the substrate 3, and the sheet 12 is used in a state where the sheet 12 protrudes to both right and left sides of the substrate 3. The sheet 24 protruding rightward from the substrate 3 is fixed to the surface of the sheet 12 of the building board adjacent to the right side, and the sheet 24 protruding leftward is fixed so as to cover the protruding corner and the entering corner located at the left end of the wall surface. Thus, a waterproof layer continuous with the orthogonal wall surface can be formed. If the direction of the sheet portion protruding from the substrate 1 protrudes leftward, the building boards 1 are fixed in order from left to right.
[0049]
FIG. 10 is an enlarged view of the nail 26 in a state where the nail 26 is driven into the surface of the building board 1 of the present invention. When the nail 26 is driven into the proper depth so that the nail head is located on the surface of the building plate when the nail 26 is driven from the surface of the sheet 12, as shown in FIG. A wrinkle 45 spreading outward around the nail 26 occurs. It can be clearly confirmed that the nailing depth is good. When the nailing depth is shallow, no wrinkling occurs. When the nailing is too deep, no wrinkling occurs because the nail head breaks and penetrates the sheet 12.
[0050]
By partially integrating the sheet 12 with the surface of the substrate 3, the nailing depth can be easily checked. In particular, when the architectural plate of the present invention is used for a purpose such as a structural face material, even when the nail is driven into a shallower or deeper nail, the architectural plate may have an inherent load-bearing wall. Performance cannot be fully demonstrated. With the architectural plate of the present invention, an appropriate nailing state can be easily confirmed by wrinkling of the sheet 12 after nailing, and it becomes possible to stably construct a wall surface having the designed strength performance.
[0051]
Further, the architectural plate of the present invention can be used as a roof base material. (Not shown) When used as a roof base material, a moisture-permeable waterproof sheet is used as the sheet. An architectural board is nailed on a rafter such that the sheet is on the front side and the protruding portion of the sheet is downward. The sheet extension of the upper roofing material is fixed so that it overlaps the lower roofing material, and by repeating this process, the roofing material is completed, and the sheet easily drains rainwater transmitted from the roofing material. As well as to prevent intrusion into the skeleton. The roofing material is constructed on the roof base material.
[0052]
Further, the architectural plate of the present invention can also be used as a ceiling base material. (Not shown) When used as a ceiling base material, a moisture-proof airtight sheet is used as the sheet. An architectural plate is nailed so that the sheet is behind the ceiling on the field edge fixed to the field edge receiver and fixed. A continuous airtight layer is formed with a tape or a tucker nail or the like so that the extended portion of the sheet overlaps the seam between the ceiling base materials. Since the sheet is stuck on the upper surface side of the ceiling base material, it is possible to prevent moisture inside the room from entering the space above the ceiling, and to prevent the occurrence of dew condensation inside the space above the ceiling. Ceiling material and wallpaper are installed on the lower surface of the ceiling base material.
[0053]
Further, the architectural plate of the present invention can also be used as a base material for an inner wall. (Not shown) When used as an inner wall base material, a moisture-proof airtight sheet is used as the sheet. It is fixed to nails, studs, and horizontal members such as bases, beams, and girders with nails so that the sheet portion is on the outdoor side. By using a moisture-proof airtight sheet as the sheet, moisture such as water vapor from the indoor side can be prevented from entering the wall, and the occurrence of dew condensation in the wall can be prevented. The fixing method of the building plate is the same as that of the case of using as the structural face material, and the fixing is performed in order from the lower side to the upper side. At this time, the direction of the substrate 3 is set so that the sheet portion protruding from the substrate 3 is positioned downward and the protruding sheet portion is positioned on the side opposite to the building plate to be fixed next to the next in the lateral direction. Place and fix.
[0054]
The sheet protruding downward is fixed to the sheet portion protruding from the floor substrate, so that the inner wall and the floor substrate can be formed as a continuous airtight layer. Further, in order to connect the ceiling portion and the airtight layer, when cutting the upper end of the architectural plate used for the inner wall portion in contact with the ceiling, the sheet of the cut portion is peeled off from the substrate 3 and only the substrate 3 is cut. Can be fixed to a moisture-proof airtight sheet such as a ceiling base material by using the sheet as projecting both below and above the substrate 3, and an airtight layer that connects the inner wall and the ceiling can be formed. Can be formed.
[0055]
Although the present invention has been described in detail with reference to the illustrated embodiments, the present invention is not limited to these embodiments only, and various modifications may be made without departing from the spirit of the present invention. It goes without saying that various modifications can be made.
[0056]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, since work can be performed along the mark provided in a sheet | seat, workability | operativity is good. Further, it is possible to prevent the sheet from being torn or perforated during transportation or transportation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an embodiment of a building plate according to the present invention, wherein (A) is a plan view and (B) is a front view.
FIG. 2 is a plan view of a sheet used for the building board shown in FIG.
FIG. 3 is a plan view of a substrate used for the building board shown in FIG.
FIG. 4 shows another embodiment of the building plate according to the present invention, wherein (A) is a plan view and (B) is a front view.
5A and 5B show still another embodiment of the architectural plate according to the present invention, wherein FIG. 5A is a front view showing a state in which a sheet and a substrate are integrated, and FIG. 5B is a state in which an end of the sheet is peeled off from the substrate. It is a front view.
6A and 6B show a case where the architectural plate of the present invention is used as a floor substrate, wherein FIG. 6A is a perspective view showing a state in which a first architectural plate is fixed, and FIG. 6B is a second architectural plate. It is a perspective view of the state which fixed.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view of FIG. 6 (B).
FIG. 8 is a perspective view when the building plate of the present invention is used as a structural face material of a wall.
FIG. 9 is a cross-sectional view of FIG.
FIG. 10 is an enlarged view of a nail portion in a state where the nail is driven into the surface of the building plate of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Construction board
3 substrate
5 surface (one side)
6 back side (the other side)
8, 9 edge
12 sheets
14. Moisture-permeable waterproof sheet
16 Moisture-proof airtight sheet
18 landmarks
24 protruding seat part

Claims

矩形状の基板と、該基板の少なくとも一方の面に張り合わせるシートとを備え、該シートは前記基板の相隣る二つの縁から突出するように設けられ、前記シートを張り合わせた前記基板を固定する位置を示す目印が該シートの面に設けられてなる建築用板。A rectangular substrate, and a sheet bonded to at least one surface of the substrate, the sheet being provided so as to protrude from two adjacent edges of the substrate, and fixing the substrate on which the sheets are bonded. An architectural plate having a mark indicating a position to be provided on a surface of the sheet.

請求項１において、前記シートは、前記基板に対して引き剥がし可能なように部分的に張り合わせられてなる建築用板。The architectural plate according to claim 1, wherein the sheet is partially adhered to the substrate so as to be peelable.

請求項１または２において、前記基板の縁から突出した前記シートの部分を前記基板の他方の面に折り返して固定することにより一体化させてなる建築用板。The architectural plate according to claim 1 or 2, wherein a portion of the sheet protruding from an edge of the substrate is folded back and fixed to the other surface of the substrate to be integrated.