JP2004236850A - 使い捨てベルト型おむつ及びその製造方法 - Google Patents

使い捨てベルト型おむつ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】固定作業が無くて着用作業にも手間がかからず、着用時の快適性が向上して、横向きに寝た状態での腰脇部分からの横漏れを広範囲で確実に防止できるようにする。
【解決手段】前腹部Pと股部Rと後背部Qとを形成するおむつ本体2と、このおむつ本体2の前腹部Pと後背部Qとを左右位置でそれぞれ連結する伸縮性ベルト材3とでなり、この左右の伸縮性ベルト材3の腰脇部分に、腰脇用吸収体15がそれぞれ固定配置されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、横向きに寝た状態での腰脇部分からの横漏れを広範囲で確実に防止できる使い捨てベルト型おむつ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、使い捨ておむつと併用する使い捨て補助吸収具として、使い捨ておむつの前腹部または後背部の左右のサイドフラップに別体の補助吸収具をそれぞれ面ファスナーで着脱自在に固定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、使い捨ておむつと共に着用される使い捨て補助吸収具として、中央縦割りの半パンツ状物がある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
さらに、使い捨てアンダーガーメントとして、股用吸収体が配置された股部の左右に、前腹部と後背部の左半分と右半分がそれぞれ形成されて、左右の前腹部の前端同士と後背部の後端同士とが接合されるとともに、この各半分の前腹部と後背部とに跨ってスリット状の脚穴部がそれぞれ形成されたものがある(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
さらにまた、前腹部と股部と後背部とを形成するおむつ本体と、このおむつ本体の前腹部と後背部とを左右位置でそれぞれ連結する伸縮性ベルト材とでなるものがある(例えば、特許文献4参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−353180号公報
【特許文献2】
特開2001−340370号公報
【特許文献3】
特開2002−242001号公報
【特許文献4】
特開平4−28365号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1では、展開可能な使い捨ておむつを対象としており、使い捨ておむつを展開状態として、前腹部または後背部の左右のサイドフラップに別体の補助吸収具をそれぞれ正規の位置に固定する必要があるから、着用者や介護者にとって固定作業に手間がかかるという問題がある。
【0008】
また、ファスニングテープ等で使い捨ておむつを組み立てて着用するから(開閉式テープ型)、着用時の快適性に欠けるという問題がある。
【0009】
さらに、前腹部または後背部の左右のサイドフラップに補助吸収具を面ファスナーで着脱自在に固定するだけであるから、着用者の寝返り等の動作により外れて、漏れにつながりやすいという問題がある。
【0010】
特許文献2では、中央縦割りの半パンツ状物である使い捨て補助吸収具を着用した上に使い捨ておむつを重ねて着用する必要があるから、着用者や介護者にとって着用作業に手間がかかるという問題がある。
【0011】
また、補助吸収具と使い捨ておむつを2重に着用するから、着用時の快適性に欠けるという問題がある。
【0012】
さらに、補助吸収具は、着用者の左右のいずれか片方しかカバーできないので、例えば左側が下向きとなっている状態から、右側が下向きとなるように着用者が寝返ったような場合には、腰脇部分からの横漏れを広範囲で確実に防止できないという問題がある。
【0013】
特許文献3では、弾性伸縮性を有する生地で形成され、股部の左右に形成した前腹部と後背部の左半分と右半分とを、前端同士と後端同士とを接合してなる使い捨てアンダーガーメントが開示されているが、各半分の前腹部と後背部とに跨ってスリット状の脚穴部を形成する構成とすることで、半円状の脚穴部を形成することによる生地の無駄を省くようにしたものであり、横向きに寝た状態での腰脇部分からの横漏れを広範囲で確実に防止できるものではない。
【0014】
特許文献4では、おむつ本体を左右の伸縮性ベルト材で連結しているが、横向きに寝た状態での腰脇部分からの横漏れを広範囲で確実に防止できるものではない。
【0015】
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、従来の補助吸収具のような固定作業が無くて着用作業にも手間がかからず、着用時の快適性が向上して、横向きに寝た状態での腰脇部分からの横漏れを広範囲で確実に防止できる使い捨てベルト型おむつを提供することを課題とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1は、前腹部と股部と後背部とを形成するおむつ本体と、このおむつ本体の前腹部と後背部とを左右位置でそれぞれ連結する伸縮性ベルト材とでなる使い捨てベルト型おむつにおいて、
上記左右の伸縮性ベルト材の腰脇部分に、腰脇用吸収体がそれぞれ固定配置されていることを特徴とする使い捨てベルト型おむつを提供するものである。
【0017】
ここで、腰脇部分に腰脇用吸収体を固定配置するとは、外面側シートと肌面側シートとを接着して伸縮性ベルト材を構成している場合には、腰脇用吸収体を外面側シートと肌面側シートとの間に挟着固定すること、または腰脇用吸収体を肌面側シートの上に接着若しくは交換可能に固定することも含むものである。
【0018】
請求項2のように、上記おむつ本体の股部に、股用吸収体が固定配置されている構成が好ましい。
【0019】
ここで、股部に股用吸収体を固定配置するとは、外面側シートと肌面側シートとを接着して股部と前腹部と後背部とを構成している場合には、股用吸収体を外面側シートと肌面側シートとの間に挟着固定すること、または股用吸収体を外面側シート若しくは肌面側シートの上に接着固定することも含むものである。
【0020】
請求項3のように、上記おむつ本体の股部両側に、脚用凹部が形成されている構成が好ましい。
【0021】
請求項4のように、上記おむつ本体の股部両側に、レッグ用弾性糸が添設されている構成が好ましい。
【0022】
請求項5のように、上記おむつ本体の股部両側に、立ち上がりフラップが取付けられている構成が好ましい。
【0023】
請求項6のように、上記伸縮性ベルト材の腰脇用吸収体が固定配置された部位の収縮力が小さく設定されている構成が好ましい。
【0024】
請求項7のように、上記左右の伸縮性ベルト材の内面下部に、上方に向かって開口するポケット用立ち上がりフラップが取付けられている構成が好ましい。
【0025】
一方、本発明の請求項8は、長さ方向に連続するおむつ本体用シート材の股部に相当する部位の幅方向の両側に、レッグ用弾性糸を添設する工程と、
この股部に股用吸収体を固定配置する工程と、
おむつ本体用シート材の幅方向の両側に、長さ方向に連続する立ち上がりフラップ用シート材を取付ける工程と、
長さ方向に連続する左右の伸縮性ベルト材の腰脇部分に相当する部位に、腰脇用吸収体をそれぞれ固定配置する工程と、
おむつ本体用シート材の上に、股用吸収体の両側に腰脇用吸収体が位置するように、左右の伸縮性ベルト材を重ね合わせる工程と、
先行する各吸収体と後行する各吸収体との間のおむつ本体用シート材と立ち上がりフラップ用シート材と伸縮性ベルト材とを、幅方向の両側で略V字状に接合する工程と、
この略V字状の接合部より外側の各シート材とベルト材の三角部分をカットするとともに、この三角部分の頂部を幅方向にカットする工程とを含むことを特徴とする使い捨てベルト型おむつの製造方法を提供するものである。
【0026】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明は、おむつ本体の前腹部と後背部とをそれぞれ連結する左右の伸縮性ベルト材の腰脇部分に、腰脇用吸収体をそれぞれ固定配置することにより、着用者の腰脇部分全体を広範囲で腰脇用吸収体でカバーできるから、特許文献1と対比して、前腹部または後背部の左右のサイドフラップに補助吸収具を面ファスナーで着脱自在に固定するのでは無いので、寝返り等の動作により外れないため漏れを確実に防止できる。特許文献2と対比して、腰脇用吸収体は、着用者の左右の両方をカバーできるので、例えば左側が下向きとなっている状態から、右側が下向きとなるように着用者が寝返ったような場合でも、腰脇部分からの横漏れを広範囲で確実に防止できるようになる。
【0027】
また、パンツタイプとして、腰脇用吸収体を固定配置したから、特許文献1と対比して、展開状態の使い捨ておむつの前腹部または後背部の左右のサイドフラップに別体の補助吸収具をそれぞれ正規の位置に固定する必要がない。特許文献2と対比して、中央縦割りの半パンツ状物である使い捨て補助吸収具を着用した上に使い捨ておむつを重ねて着用する必要がないことから、着用者や介護者にとって固定作業や着用作業に手間がかからなくなる。
【0028】
さらに、パンツタイプとして、腰脇用吸収体を固定配置したから、特許文献1と対比して、ファスニングテープ等で使い捨ておむつを組み立てて着用する必要が無い。特許文献2と対比して、補助吸収具と使い捨ておむつを2重に着用する必要が無いことから、着用時の快適性が向上するようになる。
【0029】
請求項2のように、おむつ本体の股部に股用吸収体を固定配置すると、着用者から***された***物を迅速に吸収できるから、股部からの横漏れを確実に防止できるようになる。
【0030】
請求項3のように、おむつ本体の股部両側に脚用凹部を形成すると、股部両側が着用者の脚に密着して、股部からの横漏れを確実に防止できるようになる。
【0031】
請求項4のように、おむつ本体の股部両側にレッグ用弾性糸を添設すると、股部両側が収縮力で着用者の脚に密着して、股部からの横漏れを確実に防止できるようになる。
【0032】
請求項5のように、おむつ本体の股部両側に立ち上がりフラップを設けると、股部からの横漏れをより確実に防止できるようになる。
【0033】
請求項6のように、伸縮性ベルト材の腰脇用吸収体を固定配置した部位の収縮力が小さく設定すると、伸縮性ベルト材の収縮に伴う腰脇用吸収体の撚れを防止できるから、着用者の腰脇に対する腰脇用吸収体の密着性が向上して、腰脇部分からの横漏れをより確実に防止できるようになる。
【0034】
請求項7のように、左右の伸縮性ベルト材の内面下部に、上方に向かって開口するポケット用立ち上がりフラップを取付けると、着用者が横向きに寝た状態から起き上がったような場合に、腰脇用吸収体に吸収されていた***物が逆流したとしてもポケット用立ち上がりフラップで受け止められるので、腰脇部分からの横漏れをより確実に防止できるようになる。
【0035】
請求項8の発明は、使い捨てベルト型おむつの製造方法であって、おむつ本体用シート材を長さ方向に連続移動させながら、レッグ用弾性糸を添設し、股用吸収体を固定配置し、立ち上がりフラップ用シート材を取付けるとともに、腰脇用吸収体を固定配置した左右の伸縮性ベルト材を重ね合わせて、おむつ本体用シート材と伸縮性ベルト材とを略V字状に接合して三角部分をカットし、三角部分の頂部をカットすることにより、ベルト型おむつを連続製造できるから、製造工程が簡略化して設備コストや製品コストが安価になる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0037】
図1〜図7は、第1実施形態の使い捨てベルト型おむつ1Aであり、図1は立体状態の斜視図、図2は展開状態の平面図である。
【0038】
図3(a)は図2のX−X線断面図、図4(a)は図2のY−Y線断面図、図5は使い捨てベルト型おむつ1Aの折り畳み状態の平面図、図6はおむつ本体2の平面図、図7は使い捨てベルト型おむつ1Aの分解斜視図である。
【0039】
使い捨てベルト型おむつ1Aは、おむつ本体2と左右の伸縮性ベルト材3とで基本構成されている。
【0040】
上記おむつ本体2は、外面側シート5と肌面側シート6とを備えている。外面側シート5は、カット前(後述する連続製造時のカット工程。以下同じ。)には、図7に二点鎖線aで示すような長方形状のシート(後述する連続製造時には前後方向に連続している。以下同じ。)であって、前腹部Pと股部Rと後背部Qとが形成されている。
【0041】
上記股部Rの両側には複数本のレッグ用弾性糸8が伸張状態で添設されている。
【0042】
上記外面側シート5の股部Rには砂時計形状の股用吸収体7が配置され、その上から外面側シート5よりも小さい長方形状の肌面側シート6が重ねられて、外面側シート5と股用吸収体7と肌面側シート6とがホットメルト接着剤、熱接着、超音波接着等により接着固定されている。なお、股用吸収体7は、砂時計形状のものに限られない。
【0043】
図3(a)は、股用吸収体7を外面側シート5と肌面側シート6との間に挟着固定したものであって、このようにすれば、股用吸収体7を製造段階で正規の位置に固定することができる。
【0044】
また、図3(b)に示すように、股用吸収体7を別体として、外面側シート5に接着固定することも可能である。この場合には、透液性の表面シート7aと不透液性の裏面シート7bとの間に吸収コア7cを挟着固定して、裏面シート7bを外面側シート5に接着固定する。
【0045】
上記外面側シート5の股部Rの両側には、左右の立ち上がりフラップ9がそれぞれ取付けられている。この各立ち上がりフラップ9は、カット前には、図7に二点鎖線bで示すような長方形状のシートであって、基端部9aは、図3(a)に示したように、上記レッグ用弾性糸8を挟み込んだ状態で外面側シート5にホットメルト接着剤等により接着固定されている。
【0046】
この立ち上がりフラップ9の上端部は内側に曲げられ、その下端は立ち上がりフラップ9に接合されて立ち上がり封止部9bが形成され、この立ち上がり封止部9b内には、複数本のフラップ用弾性糸10が伸張状態で添設されている。
【0047】
このようにして、外面側シート5、股用吸収体7、肌面側シート6および立ち上がりフラップ9等を接着固定することにより、図6に二点鎖線dで示すようなカット前のおむつ本体2の形状に組み立てられるようになる。
【0048】
この状態で、後述する製造工程において、おむつ本体2の股部Rの両側を切り取ることにより、脚用凹部2aが形成されるようになる。この脚用凹部2aは、図1の組み立て状態では、上記伸縮性ベルト材3と相俟って脚穴部Sを構成するようになる。
【0049】
上記左右の伸縮性ベルト材3は、外面側シート12と肌面側シート13とをそれぞれ備えている。両シート12,13は、カット前には、図7に二点鎖線cで示すような同形の長方形状のシートであって、外面側シート12には、長さ方向に複数本のウエスト用弾性糸14が伸張状態で添設されている。
【0050】
上記外面側シート12には、前部と後部の外側角部がカットされた台形状の腰脇用吸収体15が配置され、その上から肌面側シート13が重ねられて、外面側シート12とウエスト用弾性糸14と腰脇用吸収体15と肌面側シート13とがホットメルト接着剤、熱接着、超音波接着等により接着固定されている。
【0051】
図4(a)は、腰脇用吸収体15を外面側シート12と肌面側シート13との間に挟着固定したものであって、このようにすれば、腰脇用吸収体15を製造段階で正規の位置に固定することができる。
【0052】
また、図4(b)に示すように、腰脇用吸収体15を別体として、肌面側シート13に接着固定することも可能である。この場合には、透液性の表面シート15aと不透液性の裏面シート15bとの間に吸収コア15cを挟着着固定して、裏面シート15bを肌面側シート13に接着固定する。このようにすれば、腰脇用吸収体15は必要に応じて後付けも可能になるし、交換可能に固定することも可能である。
【0053】
このようにして、外面側シート12、ウエスト用弾性糸14、腰脇用吸収体15および肌面側シート13を接着固定することにより、図5に二点鎖線eで示すようなカット前の伸縮性ベルト材3の形状に組み立てられるようになる。
【0054】
そして、後述する連続製造工程において、おむつ本体2の上に左右の伸縮性ベルト材3を重ね合わせて(図5の状態)、前部両側と後部両側とがそれぞれ略台形状となるようにヒートシール等で斜めに接合するとともに、この各接合部2bの外側部分をカッター等で三角形状にカットするとともに、左右の接合部2bの間の水平部2cをカッター等で幅方向にカットする。
【0055】
このようにして組み立てられた使い捨てベルト型おむつ1Aは、使用前には、図5に示した偏平な形状となっているが、使用時に、伸縮性ベルト材3を左右に広げて、着用者が脚穴部Sに脚を通し、左右の伸縮性ベルト材3で囲まれた胴回り開口部Tに胴を通して着用すると、股用吸収体10は着用者の股部分に位置し、左右の腰脇用吸収体15は着用者の腰脇部分に位置するようになって、図1に示したような立体状態となる。
【0056】
上記外面側シート5,12は、股用吸収体7や腰脇用吸収体15で吸収した***物が外側にしみ出すのを防ぐために、撥水性若しくは不透液性のシート材料が好ましい。より好ましくは、通常使い捨ておむつに用いられる撥水性不織布材料(スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、SMS不織布等)、通気性若しくは非通気性のプラスチックフィルム、これらの複合材料等が好適に用いられる。なお、立ち上がりフラップ9も同様のシート材料が好ましい。
【0057】
上記肌面側シート6,13は、着用者からの***物を素早く捕捉し、股用吸収体7や腰脇用吸収体15に移行させる必要があるため、透液性のシート材料が好ましい。より好ましくは、通常使い捨ておむつに用いられる親水性繊維(セルロース、レーヨン、コットン等)を用いた不織布材料、あるいは疎水性繊維(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ナイロン等)の表面を界面活性剤により処理して透液性とした不織布材料、または開孔を有するプラスチックフィルム等が好適に用いられる。
【0058】
上記股用吸収体7および腰脇用吸収体15は、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維等の親水性繊維集合層に粒状の高分子吸収体を混合した吸収コアをティッシュペーパー等の紙シートあるいは透液性不織布シートで包んで所定形状に成形したものである。また、着用者が歩いたり、寝返りを打ったりしても形状を保持できるように、親水性繊維集合体やシートに形状保持手段(ホットメルト接着剤の塗布や合成繊維の混合)を施しても良い。さらに、上記繊維や高分子吸収体をシート状に成形したシート状吸収体(エアレイド不織布、ポリマーシート等)を所定形状に成形しても良い。
【0059】
上記各弾性糸8,10,14および後述する弾性糸17は、ポリウレタン、ポリウレタンフィルム、天然ゴム等を用いるのが好ましい。
【0060】
上記第1実施形態の使い捨てベルト型おむつ1Aは、おむつ本体2の前腹部Pと後背部Qとをそれぞれ連結する左右の伸縮性ベルト材3の腰脇部分に、腰脇用吸収体15をそれぞれ固定配置したものであるから、着用者の腰脇部分全体を広範囲で腰脇用吸収体15でカバーできるとともに、腰脇用吸収体15が寝返り動作等により外れないので、腰脇部分からの横漏れを広範囲で確実に防止できる。また、腰脇用吸収体15は、着用者の左右の両方をカバーできるので、例えば左側が下向きとなっている状態から、右側が下向きとなるように着用者が寝返ったような場合でも、腰脇部分からの横漏れを広範囲で確実に防止できるようになる。
【0061】
また、パンツタイプとして、腰脇用吸収体15を固定配置したから、着用者や介護者にとって固定作業や着用作業に手間がかからなくなるとともに、着用時の快適性が向上するようになる。
【0062】
さらに、おむつ本体2の股部Rに股用吸収体7を固定配置しているから、着用者から***された***物を迅速に吸収できるので、股部Rからの横漏れを確実に防止できるようになる。
【0063】
さらにまた、おむつ本体2の股部Rの両側に脚用凹部2aを形成しているので、股部Rの両側が着用者の脚に密着して、股部Rからの横漏れを確実に防止できるようになる。
【0064】
また、おむつ本体2の股部Rの両側にレッグ用弾性糸8を添設しているので、股部Rの両側が収縮力で着用者の脚に密着して、股部Rからの横漏れを確実に防止できるようになる。
【0065】
さらに、おむつ本体2の股部Rの両側に立ち上がりフラップ9を取付けているので、股部Rからの横漏れをより確実に防止できるようになる
図8および図9は、第2実施形態の使い捨てベルト型おむつ1Bであり、図8は立体状態の斜視図、図9は展開状態の平面図である。
【0066】
第1実施形態の使い捨てベルト型おむつ1Aと相違する構成は、腰脇用吸収体11を固定配置する腰脇部分のウエスト用弾性糸14の収縮力を小さく設定したことである。この収縮力を小さく設定する方法としては、例えばヒートエンボスを用いてウエスト用弾性糸14を溶融する方法やギャザーカッターを用いてウエスト用弾性糸14をカットする方法がある。
【0067】
このように構成すると、ウエスト用弾性糸14の収縮に伴う腰脇用吸収体15の撚れを防止できるから、着用者の腰脇に対する腰脇用吸収体15の密着性が向上して、腰脇部分からの横漏れをより確実に防止できるようになる。
【0068】
図10〜図12は、第3実施形態の使い捨てベルト型おむつ1Cであり、図10は立体状態の斜視図、図11は展開状態の平面図、図12(a)は図11のY−Y線断面図である。
【0069】
第1実施形態の使い捨てベルト型おむつ1Aと相違する構成は、左右の伸縮性ベルト材3の内面下部に、上方に向かって開口するポケット用立ち上がりフラップ16を取付けたことである。
【0070】
このポケット用立ち上がりフラップ16は、上記立ち上がりフラップ9と同様のシート材料で構成されて、図12(a)に示すように、基端部16aが肌面側シート13にホットメルト接着剤等により接着固定されるとともに、上端部は内側に曲げられ、その下端は立ち上がりフラップ16に接合されて立ち上がり封止部16bが形成され、この立ち上がり封止部16b内には、複数本のフラップ用弾性糸17が伸張状態で添設されている。
【0071】
このように構成すると、着用者が横向きに寝た状態から起き上がったような場合に、腰脇用吸収体15に吸収されていた***物が逆流したとしてもポケット用立ち上がりフラップ16で受け止められるので、腰脇部分からの横漏れをより確実に防止できるようになる。
【0072】
図12(b)は、図4(b)と同様に腰脇用吸収体15を別体とした場合における立ち上がりフラップ16の取付け例である。
【0073】
図13に示すように、上記腰脇用吸収体15を薄型のポリマーシート状とすることもできる。
【0074】
すなわち、表面シート15aと裏面シート15bとの間に、上下方向に所定の間隔を隔てて幅方向Aに延在するSAP(高吸収性ポリマー)層15dを配置して、隣り合うSAP層15dの間の間隔部分をヒートシール等の接合手段15eによって表・裏面シートを接合する。
【0075】
上記腰脇用吸収体15は、図4(a)と同様に、外面側シート12と肌面側シート13との間に挟着固定しても良いが、図4(b)と同様に、肌面側シート13に接着固定することも可能である。この場合には、腰脇用吸収体15は必要に応じて後付けも可能になるし、交換可能に固定することも可能である。
【0076】
図14〜図16は、第1実施形態の使い捨てベルト型おむつ1Aを連続製造する工程を示したものである。
【0077】
図14に示すように、工程(1)において、おむつ本体2の外面側シート5を長さ(前後)方向Lに連続移動させながら、工程(2)において、股部Rに相当する部位の幅方向の両側に、レッグ用弾性糸8を添設する。
【0078】
工程(3)において、この股部Rに股用吸収体7を配置する。なお、工程(2)(3)は、先後を変えることができる。
【0079】
工程(4)において、股用吸収体10の上に肌面側シート6を重ねて、外面側シート5と股用吸収体7と肌面側シート6とをホットメルト接着剤等により接着固定する。
【0080】
工程(5)において、フラップ用弾性糸10を予め添設した左右の立ち上がりフラップ9の基端部9aを、レッグ用弾性糸8を挟み込んだ状態で外面側シート5にホットメルト接着剤等により接着固定することにより、図6に二点鎖線dで示したようなカット前のおむつ本体2の形状に組み立てられるようになる。
【0081】
工程(6)において、おむつ本体2の股部Rの両側を切り取ることにより、脚用凹部2aを形成する。
【0082】
図15に示すように、工程(7)において、左右の伸縮性ベルト材3の外面側シート12をそれぞれ長さ(前後)方向Lに連続移動させながら、工程(8)において、幅方向に所定の間隔でウエスト用弾性糸14を添設する。
【0083】
工程(9)において、腰脇部分に相当する部位に、腰脇用吸収体15をそれぞれ配置する。
【0084】
工程(10)において、腰脇用吸収体15の上に肌面側シート13を重ねて、外面側シート12とウエスト用弾性糸14と腰脇用吸収体15と肌面側シート13とをホットメルト接着剤等により接着固定することにより、図5に二点鎖線eで示したようなカット前の伸縮性ベルト材3の形状に組み立てられるようになる。
【0085】
図16に示すように、工程(11)において、工程(5)で製造されたカット前のおむつ本体2の立ち上がりフラップ9の上に、工程(10)で製造されたカット前の左右の伸縮性ベルト材3を、股用吸収体7の両側に腰脇用吸収体15が位置するように重ね合わせる。
【0086】
工程(12)において、先行する各吸収体7,15と後行する各吸収体7,15との間の各カット前のおむつ本体2と立ち上がりフラップ9と伸縮性ベルト材3とを、幅方向の両側で略V字状に接合して接合部2bを形成する。
【0087】
工程(13)において、この略V字状の接合部2bより外側の各カット前のおむつ本体2と立ち上がりフラップ9と伸縮性ベルト材3との三角部分2dをカッター等でカットして取り除くとともに、この三角部分2dの頂部をカッター等で幅方向にカットして水平部2cを形成する。
【0088】
このようにして、図5に示したと同様な偏平な形状で組み立てられた使い捨てベルト型おむつ1Aが完成する。
【0089】
上記製造方法では、使い捨てベルト型おむつ1Aを連続製造できるから、製造工程が簡略化して設備コストや製品コストが安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の使い捨てベルト型おむつの立体状態の斜視図である。
【図2】図1の使い捨てベルト型おむつの展開状態の平面図である。
【図3】(a)は図2のX−X線断面図、(b)は変形例の図2のX−X線断面図である。
【図4】(a)は図2のY−Y線断面図、(b)は変形例の図2のY−Y線断面図である。
【図5】使い捨てベルト型おむつの折り畳み状態の平面図である。
【図6】おむつ本体の平面図である。
【図7】使い捨てベルト型おむつの分解斜視図である。
【図8】第2実施形態の使い捨てベルト型おむつの立体状態の斜視図である。
【図9】図8の使い捨てベルト型おむつの展開状態の平面図である。
【図10】第3実施形態の使い捨てベルト型おむつの立体状態の斜視図である。
【図11】図10の使い捨てベルト型おむつの展開状態の平面図である。
【図12】(a)は図11のY−Y線断面図、(b)は変形例の図11のY−Y線断面図である。
【図13】(a)は、薄型のポリマーシート状の腰脇用吸収体を備えた使い捨てベルト型おむつの折り畳み状態の平面図、(b)は腰脇用吸収体の断面図である。
【図14】カット前のおむつ本体を連続製造する工程図である。
【図15】カット前の伸縮性ベルト材を連続製造する工程図である。
【図16】使い捨てベルト型おむつを完成させる工程図である。
【符号の説明】
1A〜1C 使い捨てベルト型おむつ
2 おむつ本体
2a 脚用凹部
2b 接合部
2c 水平部
3 伸縮性ベルト材
5,12 外面側シート
6,13 肌面側シート
7 股用吸収体
8 レッグ用弾性糸
9 立ち上がりフラップ
14 ウエスト用弾性糸
15 腰脇用吸収体
16 ポケット用立ち上がりフラップ
P 前腹部
Q 後背部
R 股部
S 脚穴部

Claims (8)

  1. 前腹部と股部と後背部とを形成するおむつ本体と、このおむつ本体の前腹部と後背部とを左右位置でそれぞれ連結する伸縮性ベルト材とでなる使い捨てベルト型おむつにおいて、
    上記左右の伸縮性ベルト材の腰脇部分に、腰脇用吸収体がそれぞれ固定配置されていることを特徴とする使い捨てベルト型おむつ。
  2. 上記おむつ本体の股部に、股用吸収体が固定配置されている請求項1記載の使い捨てベルト型おむつ。
  3. 上記おむつ本体の股部両側に、脚用凹部が形成されている請求項1または2記載の使い捨てベルト型おむつ。
  4. 上記おむつ本体の股部両側に、レッグ用弾性糸が添設されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨てベルト型おむつ。
  5. 上記おむつ本体の股部両側に、立ち上がりフラップが取付けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨てベルト型おむつ。
  6. 上記伸縮性ベルト材の腰脇用吸収体が固定配置された部位の収縮力が小さく設定されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨てベルト型おむつ。
  7. 上記左右の伸縮性ベルト材の内面下部に、上方に向かって開口するポケット用立ち上がりフラップが取付けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の使い捨てベルト型おむつ。
  8. 長さ方向に連続するおむつ本体用シート材の股部に相当する部位の幅方向の両側に、レッグ用弾性糸を添設する工程と、
    この股部に股用吸収体を固定配置する工程と、
    おむつ本体用シート材の幅方向の両側に、長さ方向に連続する立ち上がりフラップ用シート材を取付ける工程と、
    長さ方向に連続する左右の伸縮性ベルト材の腰脇部分に相当する部位に、腰脇用吸収体をそれぞれ固定配置する工程と、
    おむつ本体用シート材の上に、股用吸収体の両側に腰脇用吸収体が位置するように、左右の伸縮性ベルト材を重ね合わせる工程と、
    先行する各吸収体と後行する各吸収体との間のおむつ本体用シート材と立ち上がりフラップ用シート材と伸縮性ベルト材とを、幅方向の両側で略V字状に接合する工程と、
    この略V字状の接合部より外側の各シート材とベルト材の三角部分をカットするとともに、この三角部分の頂部を幅方向にカットする工程とを含むことを特徴とする使い捨てベルト型おむつの製造方法。
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