JP2004221893A - 車両内通信方法及び車両内通信システム - Google Patents

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Tsugufumi Fujimoto
嗣史 藤本
Yoshio Nakajima
芳夫 中島
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Abstract

【課題】所定の条件を満たす場合に診断情報を出力又は保存して、安全性を向上させると共に、診断情報の有効活用を可能にする車両内通信方法及び車両内通信システムを提供する。
【解決手段】車両に搭載された装置の診断情報を作成するエンジンECU32及びボディECU34を有する低速LANと、情報を表示する表示部30aを有するHMユニット30を有する低速LANと、前記低速LAN及び高速LAN間に接続されたゲートウェイ10とを備えた車両内通信システムにおいて、ゲートウェイ10は、低速通信部16からエンジンECU32及びボディECU32に診断情報を要求し、要求した診断情報をエンジンECU32及びボディECU32から受付けた場合、受付けた診断情報を情報保存部14に保存すると共に、受付けた診断情報を高速通信部18からHMユニット30に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載された装置の診断情報を作成及び送信する機能を備えた車載機器を有する第1ネットワーク、及び、該第1ネットワークに比べて通信速度が高く、情報の出力を行う出力機器を有する第2ネットワークを通信接続装置で接続して通信を行う車両内通信方法及び車両内通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などの車両においては、例えば、低速LAN(Local Area Network)及び高速LANをゲートウェイなどの通信接続装置で接続した車両内通信システムを構築することが増えてきている(例えば、特許文献1参照)。また、車両には、主要機器を診断する診断機能を備えた車載機器が搭載されることが多い。診断機能により、例えば車両の主要機器の故障を早期に発見できるなど、安全性を高めることが可能である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−152244号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、診断機能は、例えば、車検時に行ったり、車両の調子が悪い場合に行うなど、ユーザが必要と判断した場合に行うことが多い。ユーザが必要と判断しなければ診断が行われないため、ユーザが故障に気付かないことも多く、診断機能は有効に活用されていない。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、診断情報をユーザに報知して、安全性を向上させる車両内通信方法及び車両内通信システムを提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、診断情報を保存して、診断情報の有効活用を可能にする車両内通信システムを提供することを他の目的とする。
【0007】
また、本発明は、所定の条件を満たす場合に診断情報を出力又は保存する車両内通信システムを提供することを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る車両内通信方法は、車載機器を有する第1ネットワーク、及び、該第1ネットワークに比べて通信速度が高く、情報の出力を行う出力機器を有する第2ネットワークを通信接続装置で接続して通信を行う車両内通信方法において、前記通信接続装置から前記車載機器へ、車両に搭載された装置の診断情報を要求するステップと、前記通信接続装置からの要求に応じて、前記車載機器で診断情報を作成するステップと、作成した診断情報を前記車載機器から前記通信接続装置へ送信するステップと、前記通信接続装置から前記出力機器へ、前記車載機器から受付けた診断情報を送信するステップとを有することを特徴とする。
【0009】
第2発明に係る車両内通信システムは、車載機器を有する第1ネットワーク、及び、該第1ネットワークに比べて通信速度が高く、情報の出力を行う出力機器を有する第2ネットワークを通信接続装置で接続する車両内通信システムにおいて、前記車載機器は、車両に搭載された装置の診断情報を作成する作成手段と前記通信接続装置から診断情報の要求を受付ける通信手段とを備え、作成手段は、通信手段が診断情報の要求を受付けた場合、診断情報を作成するように構成され、通信手段は、作成手段で作成した診断情報を前記通信接続装置に送信するように構成されており、前記通信接続装置は、第1ネットワークに接続され、前記車載機器へ診断情報を要求し、要求した診断情報を前記車載機器から受付ける第1通信手段と、第2ネットワークに接続され、第1通信手段が受付けた診断情報を前記出力機器に送信する第2通信手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
第3発明に係る車両内通信システムは、第2発明において、前記通信接続装置は、前記第1通信手段が前記車載機器から受付けた診断情報を保存する情報保存部を備えることを特徴とする。
【0011】
第4発明に係る車両内通信システムは、第2又は第3発明において、前記第1又は第2ネットワークは、起動したときの車両位置を基準にした走行距離を計測する計測手段と、第1又は第2ネットワークに接続され、計測手段が計測した走行距離を前記通信接続装置に送信する送信手段を備える計測機器を有し、前記通信接続装置は、所定走行距離を記憶する記憶部と、計測機器から受付けた走行距離と記憶部に記憶されている所定走行距離とを比較する比較手段とを備え、前記第1通信手段は、前記走行距離が前記所定走行距離に達した場合、前記車載機器へ診断情報を要求するように構成されていることを特徴とする。
【0012】
第5発明に係る車両内通信システムは、第2〜第4発明の何れかにおいて、前記通信接続装置は、起動した時を基準にした経過時間を計測する計時手段と、所定経過時間を記憶する記憶部と、計時手段が計測した経過時間と記憶部に記憶されている所定経過時間とを比較する比較手段とを備え、前記第1通信手段は、前記経過時間が前記所定経過時間に達した場合、前記車載機器へ診断情報を要求するように構成されていることを特徴とする。
【0013】
第6発明に係る車両内通信システムは、第2〜第5発明の何れかにおいて、前記通信接続装置は、時計手段と、所定時刻が記憶された記憶部と、時計手段の時刻と記憶部に記憶されている所定時刻とを比較する比較手段とを備え、前記第1通信手段は、前記時刻が前記所定時刻になった場合、前記車載機器へ診断情報を要求するように構成されていることを特徴とする。
【0014】
第1又は第2発明においては、通信接続装置は、車載機器に診断情報を要求し、診断情報を作成及び送信させる。要求した診断情報を車載機器から受付けた通信接続装置は、受付けた診断情報を出力機器に送信する。診断情報は、例えば、エンジン始動時においては、車載機器に自動的に作成及び送信させることも可能である。診断情報は、例えば表示装置(出力機器)に表示され、ユーザは診断情報を確認することが可能である。
【0015】
第3発明においては、通信接続装置は、車載機器に要求した診断情報を第1通信手段で受付けた場合、受付けた診断情報を情報保存部に保存する。情報保存部に保存された診断情報は、例えば表示装置に表示するなどして、ユーザが確認することが可能である。
【0016】
第4発明においては、計測機器が計測した走行距離を受付けた通信接続装置は、受付けた走行距離と所定走行距離とを比較手段で比較し、前記走行距離が前記所定走行距離に達した場合、第1通信手段から車載機器に診断情報を要求する。例えば、所定距離を走行する毎に、診断情報を車載機器に要求して、診断を行わせることが可能である。
【0017】
第5発明においては、通信接続装置の計時手段で経過時間を計測し、計測した経過時間と所定経過時間とを比較手段で比較し、前記経過時間が前記所定経過時間に達した場合、第1通信手段から車載機器に診断情報を要求する。例えば、所定時間が経過する毎に、診断情報を車載機器に要求して、診断を行わせることが可能である。
【0018】
第6発明においては、通信接続装置の時計手段の時刻と所定時刻とを比較手段で比較し、時刻が所定時刻になった場合、第1通信手段から車載機器に診断情報を要求する。所定時刻に、診断情報を車載機器に要求して、診断を行わせることが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に本発明に係る車両内通信システムの構成例を示す。図1に示す例では、低速LAN(第1ネットワーク)と高速LAN(第2ネットワーク)とがゲートウェイ(通信接続装置)10に接続されている。本説明においては、高速LANはHM(Human Machine Interface)ユニット30を有し、低速LANはエンジンECU(Electronic Control Unit)32及びボディECU34を有する。
【0020】
ゲートウェイ10は、低速バスが接続され、低速バスに接続された機器との通信制御を行う低速通信部(第1通信手段)16と、高速バスが接続され、高速バスに接続された機器との通信制御を行う高速通信部(第2通信手段)18と、低速通信部16及び高速通信部18に接続され、低速通信部16及び高速通信部18間の通信制御を行う制御部12と、制御部12に接続され、情報を保存する情報保存部14とを備える。情報保存部14は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを有する。
【0021】
HMユニット(出力機器)30は、液晶表示パネルなどの表示部30aと、複数のボタンスイッチなどの入力部30bと、高速バスが接続される通信部(図示しない)とを備え、例えば入力部30bに入力された入力情報をゲートウェイ10に送信したり、ゲートウェイ10から受付けた表示情報を表示部30aに表示することが可能である。
【0022】
エンジンECU(車載機器)32は、低速バスが接続される通信部(通信手段)32bを備え、主にエンジン関係の各種機器の制御を行う。ボディECU(車載機器、計測機器)34は、低速バスが接続される通信部(通信手段)34bを備え、主にボディ(車体)関係の各種機器の制御を行う。
【0023】
エンジンECU32及びボディECU34は、車両に搭載された装置の診断情報を作成する作成部32a及び作成部34a(作成手段)を有する。エンジンECU32及びボディECU34は、通信部32b及び34bでゲートウェイ10から受付けた要求に応じて、作成部32a及び34aで診断情報を作成し、作成した診断情報を通信部32b及び34bからゲートウェイ10に送信することが可能である。
【0024】
作成部32a及び34aで作成した診断情報には、故障に対応する故障フラグ又は故障コードが含まれており、ゲートウェイ10(制御部12)は、故障フラグ又は故障コードに基づいて、故障を検出したり、故障の種類を特定することが可能である。
【0025】
また、ボディECU34は、例えば車輪の回転数を計測するなどして車両の走行距離を計測する計測部(計測手段)34cを有する。走行距離は、例えば、イグニッションキーの操作によってボディECU34が起動したときの車両の位置を基準にして計測する。ボディECU34は、計測した走行距離を通信部(送信手段)34bからゲートウェイ10に送信することが可能である。本説明においては、ボディECU34は、計測した走行距離を常にゲートウェイ10に送信するものとする。
【0026】
ゲートウェイ10の制御部12は、ボディECU34から受付けた走行距離と、後述する設定距離(所定走行距離)とを比較する手段として動作する。設定距離は、例えば情報保存部(記憶部)14に保存しておくことが可能である。本説明では、複数の設定距離を含む設定距離情報が情報保存部14に記憶されている。設定距離情報は、例えば“50km毎”などのように等間隔に設定したり、“1回目:100km、2回目:180km、3回目:240km、4回目:280km、5回目:320km、・・・”などのように任意間隔に設定することが可能である。設定距離情報の設定は、HMユニット30の入力部30bで変更することが可能である。
【0027】
また、制御部12は、走行距離が設定距離に達した場合、低速通信部16からエンジンECU32及びボディECU34に診断情報の送信を要求する。また、要求した診断情報を低速通信部16で受付けた場合、制御部12は、受付けた診断情報を情報保存部14に保存し、高速通信部18からHMユニット30に送信する。
【0028】
次に、本発明に係る車両内通信システムを用いた診断について説明する。
図2に、診断手順の例を示す。イグニッションキーの操作によって、ゲートウェイ10が起動(S8)すると共に、HMユニット30、エンジンECU32及びボディECU34などが起動する。ボディECU34は、起動したときの車両の位置を基準とした走行距離を計測する。計測した走行距離は、ボディECU34からゲートウェイ10に送信される。ゲートウェイ10の制御部12は、低速通信部16がボディECU34から受付けた(S10)走行距離と、情報保存部14に保存されている設定距離情報に基づく設定距離とを比較し、走行距離が設定距離に達していない場合(S12:NO)は、走行距離と設定距離との比較をそのまま続ける。
【0029】
走行距離が設定距離に達している場合(S12:YES)、制御部12は、情報保存部14に保存されている設定距離情報に基づいて設定距離を更新し(S14)、低速通信部16からエンジンECU32及びボディECU34に診断情報を要求する(S40)。
【0030】
エンジンECU32及びボディECU34は、ゲートウェイ10からの要求に応じて、診断情報を作成し、ゲートウェイ10に送信する(S42)。ゲートウェイ10は、エンジンECU32及びボディECU34から送信された診断情報を低速通信部16で受付け、制御部12により、診断情報を情報保存部14に保存する(S44)と共に、受付けた診断情報を高速通信部18からHMユニット30に送信する(S46)。
【0031】
ゲートウェイ10から診断情報を受付けたHMユニット30は、表示部30aに診断情報を表示する(S48)。制御部12が診断情報から故障を検出するなど、警告が必要な場合(S50:YES)は、制御部12により、警告(警告メッセージ)を高速通信部18からHMユニット30に送信する(S52)。ゲートウェイ10から警告を受付けたHMユニット30は、表示部30aに警告を表示する(S54)。警告メッセージは、例えば情報保存部14に保存されている。
【0032】
警告は表示せずに診断情報を表示(S50:NO)、又は、診断情報及び警告を表示(S54)した後、例えばイグニッションキーの操作によってゲートウェイ10が停止した場合(S56:YES)、処理を終了する。ゲートウェイ10が作動している場合(S56:NO)、同様の処理を続ける。
【0033】
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態においては、走行距離が設定距離に達した場合に、エンジンECU32及びボディECU34に診断情報を要求したが、設定時間が経過した場合に診断情報を要求することも可能である。図3に、設定時間が経過した場合に診断情報を要求する通信ネットワークシステムの構成例を示す。
【0034】
図3に示す通信ネットワークシステムは、第1の実施の形態(図1)と同様の構成をしている。本説明では、情報保存部(記憶部)14には、複数の設定時間(所定経過時間)を含む設定時間情報が保存されており、制御部12は、起動した時を基準にした経過時間を計測する手段、及び、計測した経過時間と設定時間とを比較する手段として動作し、経過時間が設定時間に達した場合、低速通信部16からエンジンECU32及びボディECU34に診断情報を要求する。設定時間情報は、例えば“2時間毎”などのように等間隔に設定したり、“1回目:3時間、2回目:5時間、3回目:6時間、4回目:7時間、5回目:8時間、・・・”などのように任意間隔に設定することが可能である。
【0035】
図4に、診断手順の例を示す。イグニッションキーの操作によって、ゲートウェイ10が起動(S8)すると共に、HMユニット30、エンジンECU32及びボディECU34などが起動する。ゲートウェイ10の制御部12は、起動した時を基準とした経過時間を計測する(S20)。ゲートウェイ10の制御部12は、経過時間と、情報保存部14に保存されている設定時間情報に基づく設定時間とを比較し、経過時間が設定時間に達していない場合(S22:NO)は、経過時間と設定時間との比較をそのまま続ける。
【0036】
経過時間が設定時間に達している場合(S22:YES)、制御部12は、情報保存部14に保存されている設定時間情報に基づいて設定時間を更新し(S24)、低速通信部16からエンジンECU32及びボディECU34に診断情報を要求する(S40)。以下、第1の実施の形態(図2)と同様の処理を行う。
【0037】
(第3の実施の形態)
上述した第2の実施の形態においては、設定時間が経過した場合に、エンジンECU32及びボディECU34に診断情報を要求したが、設定時刻に診断情報を要求することも可能である。図5に、設定時刻に診断情報を要求する通信ネットワークシステムの構成例を示す。
【0038】
図5に示す通信ネットワークシステムは、第1の実施の形態(図1)と同様の構成をしている。本説明では、高速LANはGPS(Global Positioning System)36を有し、情報保存部14には、複数の設定時刻(所定時刻)を含む設定時刻情報が保存されており、制御部12は、時計手段、及び、該時計手段の時刻と設定時刻とを比較する手段として動作し、制御部12(時計手段)の時刻が設定時刻になった場合に、低速通信部16からエンジンECU32及びボディECU34に診断情報を要求する。
【0039】
また、制御部12は、例えば起動時にGPS36に時刻の送信を要求し、GPS36から受付けた時刻に基づいて、制御部12(時計手段)の時刻を補正する。時刻の補正を行わない場合は、GPS36は無くてもよい。設定時刻情報は、例えば“6時、9時、12時、15時、・・・”などのように等間隔に設定したり、“6時、12時、18時、20時、22時、0時、・・・”などのように任意間隔に設定することが可能である。
【0040】
図6に、診断手順の例を示す。イグニッションキーの操作によって、ゲートウェイ10が起動(S8)すると共に、HMユニット30、エンジンECU32及びボディECU34などが起動する。ゲートウェイ10の制御部12は、現在の時刻と、情報保存部14に保存されている設定時刻情報に基づく設定時刻とを比較し、設定時刻になっていない場合(S32:NO)は、現在の時刻と設定時刻との比較をそのまま続ける。
【0041】
現在の時刻が設定時刻になった場合(S32:YES)、制御部12は、情報保存部14に保存されている設定時刻情報に基づいて設定時刻を更新し(S34)、低速通信部16からエンジンECU32及びボディECU34に診断情報を要求する(S40)。以下、第1の実施の形態(図2)と同様の処理を行う。
【0042】
上述した各実施の形態においては、情報保存部14に保存した過去の診断情報を、例えばHMユニット30の表示部30aに表示することが可能である。例えば、HMユニット30(入力部30b)から送信された閲覧要求信号を高速通信部18が受付けた場合、制御部12により、要求された診断情報を情報保存部14から読出して、高速通信部18からHMユニット30に送信することが可能である。例えば、過去の診断情報に基づいて、故障の発生時期又は原因などを調べることが可能である。
【0043】
また、上述した各実施の形態において、エンジンECU32及びボディECU34は、ゲートウェイ10からの要求に応じて、診断情報を作成及び送信しているが、例えば図7に示すように、エンジンECU32及びボディECU34に所定時間間隔で診断情報の作成及び送信(S42)を行わせることも可能である。例えば、エンジン始動時は、自動的にエンジンECU32及びボディECU34に診断を行わせ、診断情報をゲートウェイ10に送信させることが可能である。ここで、図7のS44〜S54は、図2、4,6のS44〜S54と同様である。
【0044】
また、上述した各実施の形態においては、診断情報の表示及び保存を行ったが、保存は行わずに表示を行ったり、表示は行わずに保存を行うことも可能である。また、診断情報及び/又は警告は、表示に限定はされず、例えば音声を出力したり、警告ランプを点灯させることなども可能である。また、診断情報を作成するのはエンジンECU32及びボディECU34に限定はされず、任意の装置で診断情報を作成することが可能である。また、走行距離を計測するのはボディECU34に限定はされず、任意の装置で計測可能である。また、経過時間又は時刻は、ゲートウェイ10の外部から取得することも可能である。例えば、GPS36を時計手段に用い、制御部12がGPS36から時刻を取得することも可能である。
【0045】
上述した第1の実施の形態では走行距離、第2の実施の形態では経過時間、第3の実施の形態では時刻に応じて、診断情報を要求したが、走行距離、経過時間及び時刻を任意に組合せることも可能である。例えば、走行距離が所定距離になるか、経過時間が所定時間になった場合に、診断情報を要求することが可能である。
【0046】
【発明の効果】
第1又は第2発明によれば、車載機器から受付けた診断情報を出力機器から出力することにより、診断情報をユーザに報知することが可能になる。診断情報をユーザに報知することにより、故障の早期発見が可能になり、安全性が向上する。
【0047】
第3発明によれば、車載機器から受付けた診断情報を情報保存部に保存することにより、蓄積された過去の診断情報を閲覧することが可能になる。保存された診断情報は、故障の発生時期又は原因などの解析に使用するなど、有効に活用することが可能である。
【0048】
第4,第5又は第6発明によれば、走行距離が所定走行距離に達した場合、経過時間が所定経過時間に達した場合、又は、時刻が所定時刻になった場合に、車載機器に診断情報を要求することにより、例えば所定走行距離毎、所定時間毎、又は、所定時刻に診断情報を情報出力機器から出力したり、情報保存部に保存することが可能になる。所定の条件で、診断情報を出力又は保存することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両内通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】診断手順の例を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る車両内通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図4】診断手順の例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る車両内通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図6】診断手順の例を示すフローチャートである。
【図7】診断手順の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ゲートウェイ
12 制御部
14 情報保存部
16 低速通信部
18 高速通信部
30 HMユニット
30a 表示部
30b 入力部
32 エンジンECU
32a,34a 作成部
32b,34b 通信部
34 ボディECU
34c 計測部
36 GPS

Claims (6)

  1. 車載機器を有する第1ネットワーク、及び、該第1ネットワークに比べて通信速度が高く、情報の出力を行う出力機器を有する第2ネットワークを通信接続装置で接続して通信を行う車両内通信方法において、
    前記通信接続装置から前記車載機器へ、車両に搭載された装置の診断情報を要求するステップと、
    前記通信接続装置からの要求に応じて、前記車載機器で診断情報を作成するステップと、
    作成した診断情報を前記車載機器から前記通信接続装置へ送信するステップと、
    前記通信接続装置から前記出力機器へ、前記車載機器から受付けた診断情報を送信するステップと
    を有することを特徴とする車両内通信方法。
  2. 車載機器を有する第1ネットワーク、及び、該第1ネットワークに比べて通信速度が高く、情報の出力を行う出力機器を有する第2ネットワークを通信接続装置で接続する車両内通信システムにおいて、
    前記車載機器は、
    車両に搭載された装置の診断情報を作成する作成手段と、
    前記通信接続装置から診断情報の要求を受付ける通信手段と
    を備え、作成手段は、通信手段が診断情報の要求を受付けた場合、診断情報を作成するように構成され、通信手段は、作成手段で作成した診断情報を前記通信接続装置に送信するように構成されており、
    前記通信接続装置は、
    第1ネットワークに接続され、前記車載機器へ診断情報を要求し、要求した診断情報を前記車載機器から受付ける第1通信手段と、
    第2ネットワークに接続され、第1通信手段が受付けた診断情報を前記出力機器に送信する第2通信手段と
    を備えることを特徴とする車両内通信システム。
  3. 前記通信接続装置は、
    前記第1通信手段が前記車載機器から受付けた診断情報を保存する情報保存部
    を備えることを特徴とする請求項2記載の車両内通信システム。
  4. 前記第1又は第2ネットワークは、起動したときの車両位置を基準にした走行距離を計測する計測手段と、第1又は第2ネットワークに接続され、計測手段が計測した走行距離を前記通信接続装置に送信する送信手段を備える計測機器を有し、
    前記通信接続装置は、
    所定走行距離を記憶する記憶部と、
    計測機器から受付けた走行距離と記憶部に記憶されている所定走行距離とを比較する比較手段と
    を備え、前記第1通信手段は、前記走行距離が前記所定走行距離に達した場合、前記車載機器へ診断情報を要求するように構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の車両内通信システム。
  5. 前記通信接続装置は、
    起動した時を基準にした経過時間を計測する計時手段と、
    所定経過時間を記憶する記憶部と、
    計時手段が計測した経過時間と記憶部に記憶されている所定経過時間とを比較する比較手段と
    を備え、前記第1通信手段は、前記経過時間が前記所定経過時間に達した場合、前記車載機器へ診断情報を要求するように構成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の車両内通信システム。
  6. 前記通信接続装置は、
    時計手段と、
    所定時刻が記憶された記憶部と、
    時計手段の時刻と記憶部に記憶されている所定時刻とを比較する比較手段と
    を備え、前記第1通信手段は、前記時刻が前記所定時刻になった場合、前記車載機器へ診断情報を要求するように構成されていることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の車両内通信システム。
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