JP2004217866A - 容器搬送コンベアベルト用潤滑剤原液および潤滑剤 - Google Patents

容器搬送コンベアベルト用潤滑剤原液および潤滑剤 Download PDF

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経範 千葉
Tsutomu Osanawa
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

【課題】多量の水で希釈しても良好な潤滑性を維持したまま容器搬送用コンベアベルト上での泡立ちが抑制され、希釈安定性が改良された潤滑剤原液、および良好な潤滑性を維持したまま泡立ちが抑制され、保存安定性が改良された潤滑剤を提供する。
【解決手段】(A)平均単位式
SiO(4 b)/2 (式中、Rは1価炭化水素基、または、水素原子であり(但し、R中の少なくとも50モル%は1価炭化水素基)、Rは、水酸基またはアルコキシ基、aは平均1.8〜2.1、bは平均0〜0.1。)で示されるオルガノポリシロキサン:エマルジョン中5〜80重量%、(B)界面活性剤:成分(A)の1〜60重量%、および(C)水:残量からなるO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンである容器搬送コンベアベルト用潤滑剤原液、および、
成分(A):エマルジョン中0.010〜0.5重量%、成分(B):成分(A)の1〜60重量%、および成分(C):残量からなるO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンである容器搬送コンベアベルト用潤滑剤。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、清涼飲料水、ジュース、牛乳、酒類、ドリンク剤等のビン詰め工程あるいは缶詰め工程において、容器搬送用コンベアベルトの表面上に塗布、噴霧等の手段により適用して容器底面との潤滑性を向上するための潤滑剤の原液、および、容器搬送用コンベアベルトの表面上に塗布、噴霧等の手段により適用して容器底面との潤滑性を向上するための潤滑剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
清涼飲料水、ジュース、牛乳、酒類、ドリンク剤等の工場におけるビン詰め工程あるいは缶詰工場に缶詰め工程では、内容物を詰め、蓋をする作業に際してビンや缶などの容器を搬送するためにコンベアベルトが使用されている。この種の容器搬送用コンベアベルトは通常自動制御により連続運転される。内容物を詰め、栓や蓋をしたビンや缶は、連続運転中のコンベアベルト上から横方向あるいは上方向に除去される。このような場合には、ビンや缶などの容器と接触しているコンベアベルト表面は動摩擦力が低い方が良い。また、洗浄機等から運ばれてきたビンや缶等の容器を連続運転中の容器搬送用コンベアベルト上に乗せる場合には、コンベアベルト表面は適度な静摩擦力を有する方が好ましい。これら両方の要求を満たすために、通常、コンベアベルト表面に所望の潤滑剤が塗布、噴霧等の手段により適用される。この種のコンベアベルト用潤滑剤として従来、石けん(高級脂肪酸ナトリウム塩)、アルキルリン酸エステルアルカリ塩あるいはアルキルジアミン有機酸塩を主成分とする潤滑剤や、各種界面活性剤を主成分とした潤滑剤が知られている(特開平6−136377、特開平8−333592)。これら潤滑剤は通常、原液を水で100〜400倍あるいはそれ以上に希釈して、コンベアベルト表面に塗布や噴霧することにより適用されている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】
しかし、これら従来公知の潤滑剤はいずれも界面活性剤を主成分とするため、コンベアベルト表面に塗布や噴霧した場合、コンベアベルト表面に少なからず泡が発生する。コンベアベルト表面に泡が発生すると、外観上見苦しいのみならず、ビンや缶に泡が付着してしまう。これらビンや缶、特に、ビンの場合、空ビンや実ビン検査機でビンの破損状態や洗浄不良、さらには内容量不足等を検査するのが通例であるが、ビンに泡が付着すると、この泡がビンの破損や汚れ等として上記検査機で誤って検出されてしまう。
さらに、これら従来公知の潤滑剤は通常多量の水で希釈して適用されるが、このうち、特に石けんの水希釈液およびアルキルリン酸エステルアルカリ塩の水希釈液は経時的に成分が分離して均一性に欠けるようになる。すなわち、希釈安定性に欠ける。そのため、水希釈液を自動供給する際、ノズルが水希釈液によって目詰りを引き起こす危険性があり、そのため、希釈安定性を向上させる目的でキレート剤を添加したり、あるいは、軟水で希釈するなどを余儀なくされている。
【0004】
そこで、本発明者らは、上述の公知技術の欠点を解消すべく鋭意検討した結果、多量の水で希釈しても良好な潤滑性を維持したまま容器搬送用コンベアベルト上での泡立ちが抑制され、均一分散性を維持している、すなわち、希釈安定性が改良された潤滑剤原液を提供することに成功した。本発明の目的は、多量の水で希釈しても良好な潤滑性を維持したまま容器搬送用コンベアベルト上での泡立ちが抑制され、希釈安定性が改良された潤滑剤原液、および良好な潤滑性を維持したまま容器搬送用コンベアベルト上での泡立ちが抑制され、保存安定性が改良された潤滑剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的は、
(A)平均単位式
SiO(4 b)/2 (式中、Rは炭素原子数1〜20の非置換もしくは置換1価炭化水素基、または、水素原子であり(但し、R中の少なくとも50モル%は炭素原子数1〜20の非置換もしくは置換1価炭化水素基である)、Rは、水酸基または炭素原子数1〜10のアルコキシ基であり、aは平均1.8〜2.1であり、bは平均0〜0.1である。)で示されるオルガノポリシロキサン:エマルジョン中5〜80重量%、
(B)界面活性剤:成分(A)の1〜60重量%、および
(C)水:残量
からなるO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンである容器搬送コンベアベルト用潤滑剤原液、および、
(A)平均単位式
SiO(4 b)/2 (式中、Rは炭素原子数1〜20の非置換もしくは置換1価炭化水素基、または、水素原子であり(但し、R中の少なくとも50モル%は炭素原子数1〜20の非置換もしくは置換1価炭化水素基である)、Rは、水酸基または炭素原子数1〜10のアルコキシ基であり、aは平均1.8〜2.1であり、bは平均0〜0.1である。)で示されるオルガノポリシロキサン:エマルジョン中0.010〜0.5重量%、
(B)界面活性剤:成分(A)の1〜60重量%、および
(C)水:残量
からなるO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンである容器搬送コンベアベルト用潤滑剤により達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の容器搬送コンベアベルト用潤滑剤原液および潤滑剤における成分(A)は、容器搬送コンベアベルト表面に潤滑性を付与する作用をする。上記平均単位式中のRのうち、炭素原子数1〜20の非置換1価炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基等のアルケニル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基;フェニル基、トリル基、ナフチル基等のアリール基が例示される。炭素原子数1〜20の置換1価炭化水素基としては、2−フェニルエチル基等のアラルキル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、3−グリシドキシプロピル基、3,4−エポキシシクロヘキシルエチル基、3−アミノプロピル基、N−アミノエチル−3−アミノプロピル基、N−シクロヘキシル−3−アミノプロピル基が例示される。Rは水素原子であってもよいが、分子中の全Rのうち、50モル%以上は炭素原子数1〜20の非置換もしくは置換1価炭化水素基であり、潤滑性の点で好ましくは100モル%が炭素原子数1〜20の非置換1価炭化水素基である。非置換1価炭化水素基は、好ましくはアルキル基であり、より好ましくはメチル基である。また、分子中の全Rのうち0.05〜5モル%が3−グリシドキシプロピル基、3,4−エポキシシクロヘキシルエチル基、3−アミノプロピル基、N−アミノエチル−3−アミノプロピル基、N−シクロヘキシル−3−アミノプロピル基のような官能性基を有する置換1価炭化水素基であり、残りがメチル基であるオルガノポリシロキサンも好ましく用いられる。
上記平均単位式中のRは、水酸基または炭素原子数1〜10のアルコキシ基であり、アルコキシ基としてメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基が例示される。
【0007】
成分(A)の分子構造は、直鎖状および部分的に分岐した直鎖状が好ましい。
成分(A)は、末端がトリメチルシロキシ基もしくはシラノール基で封鎖されたジメチルポリシロキサン、メチルアルキルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルアルキルシロキサン共重合体、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(アミノアルキル)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(エポキシアルキル)シロキサン共重合体が代表的である。
成分(A)の分子構造が直鎖状であるときは、常温で液状であり、その粘度は25℃で100〜5,000,000mPa・sが好ましく、200〜2,000,000mPa・sがより好ましい。成分(A)の分子構造が部分的に分岐した直鎖状であるときは、常温で液状であるか、柔軟なゲル状であることが好ましい。、常温で液状であるときは、その粘度は25℃で100〜5,000,000mPa・sが好ましく、200〜2,000,000mPa・sがより好ましい。
【0008】
成分(A)は、潤滑剤原液であるオルガノポリシロキサンエマルジョン中に5〜80重量%含有され、好ましくは25〜60重量%含有される。また、成分(A)は、潤滑剤であるオルガノポリシロキサンエマルジョン中に0.010〜0.5重量%含有され、好ましくは0.015〜0.25重量%含有される。
成分(B)の界面活性剤は、成分(A)であるオルガノポリシロキサンを水中に安定に乳化させる作用をする。これには、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、および両性界面活性剤がある。
ノニオン系界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルが挙げられる。ここで上記エーテルやエステル中のアルキル基の例として、デシル基、ラウリル基、ドデシル基、テトラデシル基、セチル基、ステアリル基等の飽和脂肪族基を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。また、アルキル基の替わりにオレイル基等の不飽和脂肪族基であってもよい。
【0009】
アニオン系界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフチルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、不飽和脂肪族スルホン酸塩、水酸化脂肪族スルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩が挙げられる。ここでアルキル基の例としては、デシル基、ラウリル基、ドデシル基、テトラデシル基、セチル基、ステアリル基等の飽和炭化水素基を挙げることができ、不飽和脂肪族としてオレイル基を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。また、塩を形成するための塩基としては、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、アルキルアミンが例示され、ナトリウムが一般的である。
【0010】
カチオン系面活性剤としては、例えばオクタデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライドなどのアルキルトリメチルアンモニウム塩;ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジヘキサデシルトリジアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライドなどのジアルキルジメチルアンモニウム塩など、第4級アンモニウム塩系の界面活性剤が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えばラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの酢酸ベタイン型の両性界面活性剤が挙げられる。
【0011】
上記(B)成分は、単一物でもよいし、タイプの異なる2種類以上の界面活性剤の混合物であってもよい。
成分(B)は成分(A)であるオルガノポリシロキサンの1〜60重量%を配合されるが、2〜20重量%配合することが好ましい。1重量%未満では安定性の良いシリコーンエマルジョン組成物を得ることが困難であり、一方、60重量%よりも多いと、かえってエマルジョンの貯蔵安定性が損なわれるうえ、水希釈時に泡立ちやすくなるので、好ましくない。
【0012】
成分(C)としての水は、成分(A)が成分(B)の作用により乳化するための媒質である。水には、水道水、井戸水、イオン交換水、蒸留水が例示される。その配合量は成分(A)と成分(B)の残量である。
【0013】
本発明の潤滑剤原液用のO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンは、成分(A)であるオルガノポリシロキサンと成分(B)である界面活性剤を水に配合し、これをホモミキサー、ホモジナイザー、コロイドミル、コンビミキサー等の乳化機を用いて水中に乳化するという、機械的シェア乳化法により製造することができる。エマルジョン粒子の平均粒径は、水希釈時の安定性の点で、500nm以下であることが好ましく、350nm以下であることがより好ましい。オルガノポリシロキサンがジメチルシロキサン・(アミノアルキル)メチルシロキサン共重合体のようなアミノ基含有オルガノポリシロキサンであると、エマルジョン粒子の平均粒径が100nm以下というように微細になり、水希釈時に安定性が優れたエマルジョンになるので、好ましい。
【0014】
また、本発明の潤滑剤原液用のO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンは、乳化重合法により製造することができる。それには、例えば、Si原子数が4から6程度の環状ジメチルシロキサンオリゴマーをアルキルベンゼンスルホン酸により水中に乳化し、80℃〜90℃で2時間反応させた後、生成したジメチルポリシロキサンの粘度が所期の値に到達するまで冷却・保持した後に、塩基(例えば、トリエタノールアミン、水酸化ナトリウム)水溶液により中和する。Si原子数が4〜6程度の環状ジメチルシロキサンオリゴマーをアルキルトリメチルアンモニウムクロライドにより水中に乳化し、アンモニウム塩を活性化するに足る水酸化ナトリウムを添加した後、80℃から90℃にて4時間反応させた後、生成したジメチルポリシロキサンの粘度が所期の値に到達するまで冷却・保持した後に酢酸水溶液により中和する。また、末端が水酸基で封鎖された粘度100mPa・s程度のジメチルポリシロキサンをアニオン系界面活性剤を用いてホモジナイザーなどにて水中に乳化分散し、これにアルキルベンゼンスルホン酸を添加して、生成したジメチルポリシロキサンの粘度が所期の値に到達するまで反応させた後に塩基(例えば、トリエタノールアミン、水酸化ナトリウム)水溶液により中和する。乳化重合の際に少量のオルガノトリアルコキシシラン(例、メチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン)を配合してもよい。そうすると部分的に分岐した直鎖状のオルガノポリシロキサンが生成する。
【0015】
乳化重合法によるオルガノポリシロキサンエマルジョンはエマルジョン粒子の平均粒径が250nm以下というように微細であり、水希釈時の安定性が優れているので潤滑剤原液として好適である。
【0016】
これらのオルガノポリシロキサンエマルジョンには、必要に応じて、公知の乳化補助剤(例えば、ポリビニルアルコール、水溶性セルロース誘導体)、防腐剤、染料、浸透剤、帯電防止剤、キレート化剤、無機粉体などを配合することができる。
【0017】
本発明の潤滑剤用のO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンは、エマルジョン中のオルガノポリシロキサンが0.010〜0.50重量%になるように前記潤滑剤原液を所定倍率の水で希釈することにより容易に製造できる。すなわち、前記潤滑剤原液を所定倍率の水に添加し攪拌することにより、あるいは、前記潤滑剤原液に所定倍率の水を添加し攪拌することにより製造できる。前記潤滑剤原液を所定倍率の水で希釈してなる潤滑剤を、容器搬送用コンベアベルト表面に塗布、噴霧、滴下等により付着させることにより、コンベアベルトはビン、缶等の容器搬送に好適となる。すなわち、本発明は、エマルジョン中のオルガノポリシロキサンが0.010〜0.50重量%になるように前記潤滑剤原液を所定倍率の水で希釈してO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンからなる潤滑剤を調製し、該潤滑剤をコンベアベルト表面に付着させ、該表面に容器を載せて搬送するという方法をも実施態様とする。
【0018】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。下記試験時の温度は25℃であり、粘度は25℃における値であり、表中の%は重量%を意味する。
[実施例1]
Si原子数が4〜6の環状ジメチルシロキサンオリゴマーを表2に示す界面活性剤とドデシルベンゼンスルホン酸により水中に乳化し、80℃〜90℃で2時間重合反応させた後、生成した両末端シラノール封鎖ジメチルポリシロキサンの粘度が所期の値に到達するまで冷却・保持した後に、トリエタノールアミン水溶液により中和することにより両末端シラノール基封鎖ジメチルポリシロキサンのO/W型エマルジョンである潤滑剤原液(A)〜(C)を調製した。これらを水道水で希釈してシラノール末端ジメチルポリシロキサンの含有量(重量%)を表1に示す濃度に調整して、O/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンである潤滑剤(試料No.1〜No.10)を調製した。これら各試料について、潤滑性、泡立ち性および水希釈液の安定性試験を行い、それらの結果を表1に示した。また、試験に供した潤滑剤原液(A)〜(C)の組成ならびに特性を表2に示した。
【0019】
なお、潤滑性試験、泡立ち試験および水希釈液の安定性試験は以下の方法で行った。すなわち、60cm/分の速度で稼動するプラスチック製コンベアベルト表面に充填ペットボトルを配列すると共に、調整した潤滑剤をそれぞれ30ml/分の流量で前記コンベアベルト表面に供給し、10分後の摩擦係数を測定して潤滑性を判断した。また、その時のコンベアベルト上の泡立ち性を目視で観察した。さらに、全硬度60ppmの水道水で表1のオルガノポリシロキサン濃度に希釈したエマルジョンを室温で12時間放置し、放置後の状態を目視で観察した。
摩擦係数(μ)は式、
摩擦係数(μ)=バネ秤引っ張り抵抗値(g)/ペットボトル重量(g)
により計算した。
【0020】
潤滑性評価は、○印が摩擦係数(μ)0.12以下であって、「非常に滑る」を意味し、△印が摩擦係数(μ)0.12〜0.14であって、「問題なく滑る」を意味し、×印が摩擦係数(μ)0.14以上であって、「滑りが悪い」を意味する。
泡立ち性の評価は、○印が「無泡」を意味し、△印が「泡立ちが見られる」を意味し、×印が「泡立ち多い」を意味する。
希釈液の安定性試験の評価は、上述のように全硬度60ppmの水道水で希釈した希釈液を、室温で12時間放置した後の状態を目視で観察し、○印が「均一に分散されている」を意味し、△印は「ほとんど均一に分散されている」を意味し、×印は「オイル油膜の浮きや沈殿物あり」を意味する。
潤滑剤原液(A)〜(C)中のシラノール末端ジメチルポリシロキサンの粘度は、エマルジョンにイソプロピルアルコールを加えて破壊し、分離したジメチルポリシロキサンオイルをオーブンで乾燥した後、その粘度を回転粘度計にて測定した。また平均粒子径は、COULTER製 Model N4MD SUB−MICRON PARTICLE ANALYZERにより測定した。
【0021】
【表1】
Figure 2004217866
【0022】
【表2】
Figure 2004217866
潤滑剤原液(A)中のジメチルポリシロキサンはa=2, b=0.0037、
潤滑剤原液(B)中のジメチルポリシロキサンはa=2, b=0.0020、
潤滑剤原液(C)中のジメチルポリシロキサンはa=2, b=0.0013である。
【0023】
表1の結果から明らかなように、本発明にかかる試料No.1〜No.10は、潤滑性について、「非常に滑る」ないしは「問題なく滑る」であり、泡立ち性について、いずれも「無泡」であり、また、水希釈液の安定性について、いずれも「均一に分散されている」であり、全てにおいて優れた試験結果を得た。
【0024】
[比較例]
従来公知の潤滑剤として、表3に示す試料No.11〜16を調製し、これら各試料および対照用の水(試料No.17)について実施例1と同様に潤滑性、泡立ち性、および水希釈液の安定性の各試験を行い、それらの結果を表3に示した。試験の評価結果は、実施例1と同様に○、△、および×印で表記した。
なお、表3中の試料No.11の「脂肪酸A」はキレート剤(エチレンジアミン4酢酸4ナトリウム・4水塩)が6重量%配合されたオレイン酸トリエタノールアミン塩、試料No.12の「脂肪酸B」はオレイン酸トリエタノールアミン塩、試料No.13の「リン酸A」はキレート剤(エチレンジアミン4酢酸4ナトリウム・4水塩)が6重量%配合されたアルキルリン酸モノエステルモノエタノールアミン塩、試料No.14の「リン酸B」はアルキルリン酸モノエステルモノエタノールアミン塩、試料No.15の「アルキルジアミンA」はオレイルプロピレンジアミン酢酸塩、試料No.16の「アルキルジアミンB」はラウリルプロピレンジアミン酢酸塩である。 試料No.17の水は全硬度60ppmの水道水である。
【0025】
【表3】
Figure 2004217866
【0026】表3の結果から明白なように、これら試料No.11〜No.17はいずれも、潤滑性、泡立ち性、および、水希釈液の安定性の全てに満足するものではない。
【0027】
[実施例2]
表5に示す界面活性剤を使用して、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンを機械的シェア乳化法により水中に乳化することによりO/W型エマルジョンである潤滑剤原液(D)〜(F)を調製した。これらを水道水で希釈して両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサンの含有量(重量%)を表4に示す濃度に調整して、O/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンである潤滑剤(試料No.18〜No.23)を調製した。これら各試料について、潤滑性、泡立ち性および水希釈液の安定性の試験を行い、それらの結果を表4に示した。また、試験に供した潤滑剤原液(D)〜(F)の組成ならびに特性を表5に示した。
【0028】
【表4】
Figure 2004217866
【0029】
【表5】
Figure 2004217866
潤滑剤原液(D)中のジメチルポリシロキサンはa=2.015, b=0、
潤滑剤原液(E)中のジメチルポリシロキサンはa=2.002, b=0、
潤滑剤原液(F)中のジメチルポリシロキサンはa=2.002, b=0である。
【0030】
[実施例3]
表7に示す界面活性剤を使用して、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチル(3−グリシドキシプロピル)シロキサン共重合体(両シロキサン単位のモル比50:1)を機械的シェア乳化法により水中に乳化して、O/W型エマルジョンである潤滑剤原液(G)を調製した。両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチル[N−アミノエチル−3−アミノプロピル]シロキサン共重合体(両シロキサン単位のモル比50:1)を機械的シェア乳化法により水中に乳化し酢酸で中和して、O/W型エマルジョンである潤滑剤原液(H)を調製した。これらを水道水で希釈してこれら各オルガノポリシロキサンの含有量(重量%)を表6に示す濃度に調整して、O/W型エマルジョンである潤滑剤(試料No.24〜No.27)を調製した。これら各試料について、潤滑性、泡立ち性および希釈液の安定性の試験を行い、それらの結果を表6に示した。また、試験に供した潤滑剤(G)および(H)の組成ならびに特性を表7に示した。
【0031】
【表6】
Figure 2004217866
【0032】
【表7】
Figure 2004217866
潤滑剤原液(G)中のジメチルポリシロキサンはa=2.003, b=0、
潤滑剤原液(H)中のジメチルポリシロキサンはa=2.009, b=0である。
【0033】
【発明の効果】
本発明の容器搬送コンベアベルト用潤滑剤原液は、多量の水で希釈しても良好な潤滑性を維持したまま容器搬送コンベアベルト上での泡立ちが抑制されて、希釈安定性が優れている。本発明の容器搬送コンベアベルト用潤滑剤は、良好な潤滑性を維持したまま泡立ちが抑制され、保存安定性が優れている。したがって、ビンや缶等の容器搬送コンベアベルト用潤滑剤として好適に使用できる。

Claims (4)

  1. (A)平均単位式
    SiO(4 b)/2(式中、Rは炭素原子数1〜20の非置換もしくは置換1価炭化水素基、または、水素原子であり(但し、R中の少なくとも50モル%は炭素原子数1〜20の非置換もしくは置換1価炭化水素基である)、Rは、水酸基または炭素原子数1〜10のアルコキシ基であり、aは平均1.8〜2.1であり、bは平均0〜0.1である。)で示されるオルガノポリシロキサン:エマルジョン中5〜80重量%、
    (B)界面活性剤:成分(A)の1〜60重量%、および
    (C)水:残量
    からなるO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンである容器搬送コンベアベルト用潤滑剤原液。
  2. オルガノポリシロキサンエマルジョンが乳化重合法によって得られたものである請求項1記載の容器搬送コンベアベルト用潤滑剤原液。
  3. オルガノポリシロキサンエマルジョン中のエマルジョン粒子の平均粒径が500nm以下である請求項1または請求項2記載の容器搬送コンベアベルト用潤滑剤原液。
  4. (A)平均単位式
    SiO(4 b)/2(式中、Rは炭素原子数1〜20の非置換もしくは置換1価炭化水素基であり、Rは水素原子、水酸基または炭素原子数1〜10のアルコキシ基であり、aは平均1.8〜2.1であり、bは平均0〜0.1である。)で示されるオルガノポリシロキサン:エマルジョン中0.010〜0.50重量%、
    (B)界面活性剤:成分(A)の1〜60重量%、および
    (C)水:残量
    からなるO/W型オルガノポリシロキサンエマルジョンである容器搬送コンベアベルト用潤滑剤。
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