JP2004216335A - 浄化槽の配管継手固定構造 - Google Patents

浄化槽の配管継手固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の壁体が重ね合わせ状態で配置された部位に対して手間をかけずに良好なシール性能で配管継手を支持する。
【解決手段】隣り合う壁体2、2に対して異なる直径となる開口を形成し、これらの開口に亘る部位にシールSを形成した状態で、開口に筒状部材5を挿通し、この筒状部材5に形成したフランジ5Bの挟圧面と、筒状部材5に外嵌するワッシャ部材6の挟圧面とで壁体2、2を挟み込み、筒状部材5に螺合するナット7からの挟圧力で壁体2、2を挟み込んで配管継手Jを固定支持する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外周にネジ部を形成した筒状部材と、この筒状部材に一体形成したフランジ部と、ネジ部に螺合するナットとを備えて配管継手を構成すると共に、浄化槽の壁体に形成された開口に前記筒状部材を挿通し、ネジ部にナットを螺合させて締付けることによりフランジ部とナットとからの挟圧力によって浄化槽の壁体を挟み込む形態で配管継手を取り付ける浄化槽の配管継手固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記のように構成された浄化槽の配管継ぎ手に関連する技術として、フランジ付きのネジ筒と、このネジ筒の雄ネジ筒部に螺合するナットとで成る配管固定具(本発明の配管継手)が存在する。この従来の技術では、隔壁(本発明の壁体)形成にされた貫通孔にネジ筒を挿通し、ネジ筒のフランジ部と隔壁との間にシール材を挟み込み、ネジ筒にナットを螺合させて締付けることにより、配管固定具を隔壁に支持しており、ネジ筒の内部に挿通した配管をとネジ筒との間にOリングを配置している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11‐104661号公報 (段落番号〔0022〕〜〔0027〕、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
浄化槽の内部空間に連通する配管を考えるに、例えば、浄化槽に内部に汚水を供給する配管や、浄化処理後の処理水を排出する配管は浄化槽の外壁体に固定されるものである。そして、この配管と浄化槽の外壁体との間には特許文献1に記載されたものと同様にシール材を配置すことにより配管外からの水が侵入することや、配管外への水の漏出を防止するよう構成される。
【0005】
又、配管継手を介して浄化槽の外壁体に配管を固定するものにおいて、配管と浄化槽の外壁体とのシール性能を考えると、このシール性能は配管継手の構造ばかりでなく、シール材の性能に左右されるものである。従って、配管外からの水が侵入することや、配管外への水の漏出を防止するシール材を最適な形態で使用することが望まれている。
【0006】
浄化処理後の処理水を排出する部位に消毒槽を備えた浄化槽を考えるに、従来からの浄化槽では消毒槽は上方に開放した独立した構造の槽として形成され、浄化槽の外壁体の内面に接する位置に配置されている。従って、浄化処理後の処理水を排出する配管を支持する構造として、消毒槽の壁体と、浄化槽の外壁体との接触する部位に開口を形成し、これらの開口に配管継手を挿通させた状態で、フランジ部とナットとの締付けにより配管継手を支持固定するものが採用されている。
【0007】
しかしながら、2枚の壁体を重ね合わせた部位に開口を形成したものでは、夫々の壁体同士の間から水漏れや、水の浸入を生じやすく、配管継手を支持固定する場合には、夫々の壁体同士の間で開口を取り囲む部位にシール材を介在させる必要があった。又、配管継手を支持する場合には、配管継手のフランジ部と壁体との間、あるいは、ナットと壁体との間にシール材を介在させる必要もあるため、シール材を注入する作業や塗布する作業に手間が掛かるものであった。つまり、シール材を注入することや塗布する作業を考えた場合に、配管継手のフランジ部と壁体との間、及び、ナットと壁体との間に対しては、これらの一方にシール材を介在させれば良いが、壁体同士の間にシール材を介在させることは必須となり、作業の困難性の点で改善の余地があった。尚、浄化槽に使用されているシール材は、パッキンを貼り付ける形態で用いることもあるが、エポキシ樹脂のように主剤と硬化剤とを混合したペースト状のものを用いることが多く、専用の機器を用いて必要とする位置に充填する、あるいは、塗布する作業形態が多く採用されている。
【0008】
又、例えば、配管継手と壁体との間におけるシール性を考えると、ペースト状のシール材を用いるものでは、配管継手を壁体に備えた後においても必要とする量のシール材を残存させる必要があるものの、単純にナットの締付けで挟圧力を作用させて固定するものでは、シール材がフランジ部等の外部に流れ出してしまいシール性を低下させる不都合に繋がることもあった。
【0009】
本発明の目的は、複数の壁体が重ね合わせ状態で配置された部位に配管継手を支持する場合でも確実に配管継手を支持し得る浄化槽の配管継手支持構造を合理的に得る点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る浄化槽の配管継手固定構造の特徴、作用・効果は次の通りである。
〔特徴〕
外周にネジ部を形成した筒状部材と、この筒状部材に一体形成したフランジ部と、ネジ部に螺合するナットとを備えて配管継手を構成すると共に、浄化槽の壁体に形成された開口に前記筒状部材を挿通し、ネジ部にナットを螺合させて締付けることによりフランジ部とナットとからの挟圧力によって浄化槽の壁体を挟み込む形態で配管継手を取り付ける浄化槽の配管継手固定構造であって、前記浄化槽の壁体が重なり合う複数の壁体で形成され、夫々の壁体に形成される開口のうち隣り合う壁面に形成されたものの開口径に差異が設定され、かつ、夫々の開口の周部をシールし得る部位にシール材を形成した状態で前記複数の壁体を前記フランジ部と前記ナットとからの挟圧力で締付け固定する点にある。
【0011】
〔作用・効果〕
上記特徴によると、重なり合う壁体に対して直径が異なる開口が形成されるので、大径の開口の側からシール材を形成することにより大径の開口の周部と隣接する壁体との境界部分のシールを実現するものとなり、このようにシール材を形成する際の工程を低減することが可能となる。又、シール材を形成した後にナットを締付け操作することによりフランジ部とナットとからの挟圧力でシール材が形成された部位が密接する状態を維持しながら配管継手を固定できる。その結果、シール材を形成する工程を低減して作業能率が向上する配管継手固定構造が得られたのである。
【0012】
本発明の請求項2に係る浄化槽の配管継手固定構造の特徴、作用・効果は次の通りである。
〔特徴〕
請求項1記載の浄化槽の配管継手固定構造において、前記複数の壁体に形成された開口が、壁体の重なり合い方向で直径が大きくなる、又は、壁体の重なり合い方向で直径が小さくなるよう同軸芯上に配置されると共に、前記フランジ部と、前記ナットと、前記ネジ部に外嵌されるワッシャ部材との少なくとも1つの挟圧面に対して、前記複数の開口の少なくとも1つに嵌り込む嵌合部を形成してある点にある。
【0013】
〔作用・効果〕
上記特徴によると、大径の開口の側からシール材を形成することにより、大径の開口の周部と隣接する壁体との境界部分のシールを実現すると共に、このようにシール材を形成した後に挟圧面の嵌合部を前記開口に嵌り込む状態で配置してナットを締付けることにより壁体に対して位置決め状態で配管継手を支持できる。その結果、壁体に形成する開口の直径の設定、及び、挟圧面の形状の設定により高いシール性で位置精度高く配管継手を支持できるものとなった。
【0014】
本発明の請求項3に係る浄化槽の配管継手固定構造の特徴、作用・効果は次の通りである。
〔特徴〕
請求項2記載の浄化槽の配管継手固定構造において、前記挟圧面が、締付け時において、外周側が前記壁体に近接し、内周側が前記壁体から離間する形状に成型してある点にある。
【0015】
〔作用・効果〕
上記特徴によると、挟圧面の外周側が壁体に接触した状態においてシール材は挟圧面の内周側に封じ込める状態で蓄えられるものとなる。その結果、該配管継手と壁体との間を確実にシール材を充填し、高いシール性を実現するものとなった。
【0016】
本発明の請求項4に係る浄化槽の配管継手固定構造の特徴、作用・効果は次の通りである。
〔特徴〕
請求項2又は3記載の浄化槽の配管継手固定構造において、前記挟圧面に対して前記シール材が入り込む凹部を形成してある点にある。
【0017】
〔作用・効果〕
上記特徴によると、ナットの締付けによって配管継手を壁体に支持した場合でも、挟圧面に形成された凹部の空間の内部にシール材が封じ込められる状態で蓄えられるものとなる。その結果、ナットの締付け操作を行った後にも挟圧面におけるシール性を長期に亘って維持できるものとなった。
【0018】
本発明の請求項5に係る浄化槽の配管継手固定構造の特徴、作用・効果は次の通りである。
〔特徴〕
請求項1記載の浄化槽の配管継手固定構造において、前記複数の壁体に形成された開口が、壁体の重なり合い方向で直径が大きくなる、又は、壁体の重なり合い方向で直径が小さくなるよう同軸芯上に配置されると共に、互いに隣接する前記壁体のうち、小径の開口が形成された側に対して大径側の開口に嵌り込むリング状のリブを壁体に一体形成してある点にある。
【0019】
〔作用・効果〕
上記特徴によると、隣接する壁体の一方の開口に対して他方に形成されたリング状のリブを嵌り込む状態で配置することによって夫々の壁体の位置変位を阻止できるばかりでなく、大径側の開口とリブとの間にシールを形成することによって夫々の壁体同士の間のシールも実現できる。その結果、壁体同士の相対位置関係を精度高く維持しながら、高いシール性も実現するものとなった。
【0020】
本発明の請求項6に係る浄化槽の配管継手固定構造の特徴、作用・効果は次の通りである。
〔特徴〕
請求項5記載の浄化槽の配管継手固定構造において、前記リブの突出量が隣接する壁体の厚みより小さい値に設定されると共に、このリブが嵌り込む開口に対してリブと反対側から嵌り込む嵌合部を前記フランジ部と、ナットと、前記ネジ部に外嵌されるワッシャ部材との少なくとも1つの挟圧面に対して形成してある点にある。
【0021】
〔作用・効果〕
上記特徴によると、嵌合部を開口に嵌め込むことによって壁体に対して位置決め状態で配管継手を支持できる。その結果、位置精度高く配管継手を支持固定できるものとなった。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1及び図2に示すように、ケース状の本体Aの上部位置の一方の端部に原水流入口Inを形成し、本体Aの他方の端部に放流口Exを形成し、この本体Aの内部に原水流入口In側から放流口Exの側に第一仕切壁B1、第二仕切壁B2、第三仕切壁B3を、この順序で配置すると共に、この本体Aの内部において前記仕切壁B(前記第一、第二、第三仕切壁の上位概念)で区画された空間内に嫌気処理槽N、好気処理槽E、処理水槽T、消毒槽Q夫々を形成して浄化槽が構成されている。
【0023】
この浄化槽は、地面下に埋設して設置されるものであり、地面下に設置した状態で点検や保守を行うため、本体Aの上部位置には上方に開放し、かつ、開閉自在な蓋を有する複数のマンホール部Hを形成してある。
【0024】
前記本体A及び仕切壁Bは夫々ともSMC(シートモールディングコンパウンド)を成型材料として用いたFRPで成っている。前記SMCは、強化材としてのガラス繊維に対して不飽和ポリエステル樹脂や、充填材、その他の添加物を含浸させてシート状に形成したものであり、このSMCを凸型成形型と凹型成形型との間に充填した後、プレス加工機械を使用した加圧、加熱処理工程により、本体A及び仕切壁Bを成形しているのである。
【0025】
この浄化槽では前記原水流入口Inに固定した配管継手Kに対して原水用の配管1を支持し、放流口Exに固定した配管継手Jに対して放流用の配管1を支持している。この放流口Exに対して配管継手Jを固定する構造が本発明の配管継手固定構造に対応するものである。又、この配管継手Jは、図1及び図2に示す構成の浄化槽だけに適用されるものでなく、異なる構成の浄化槽にも適用可能である。
【0026】
つまり、図3〜図8に示すように、前記放流口Exの部位には、前記消毒槽Qを構成する壁体2と、浄化槽の本体Aを構成する壁体2とが傾斜姿勢で重ね合わせ状態で配置されると共に、夫々の壁体2に対して、その内周に一対の係合片2Tを突設した円形となる開口2A、2Aを同軸芯上に形成し、この開口2Aに対して配管継手Jが固定されている。これらの開口2A、2Aのうち浄化槽の内側に配置されるもの(消毒槽Qの壁体2に形成された開口2A)の直径を、外側の壁体2の開口の直径より大きく設定してある。尚、開口2Aの内周に形成する係合片2Tは何れか一方の開口2Aにのみ形成するものであっても良い。
【0027】
前記配管継手Jは、外周にネジ部5Aを形成し、かつ、フランジ部5Bを一体形成した樹脂製の筒状部材5と、筒状部材5に外嵌する樹脂製のワッシャ部材6と、前記ネジ部5Aに螺合する樹脂製のナット7とを備えて構成されている。この配管継手Jは、配管1を水平姿勢に支持すると共に、配管継手Jを壁体2、2に固定した状態で良好なシール状態を現出するよう構成されたものであり、その構成を以下に詳述する。
【0028】
つまり、前記筒状部材5のネジ部5Aは軸芯X周りで筒状部材5の外周に形成されるものであり、その外径を前記小径側の開口2Aに対して殆ど隙間なく挿入できる程度の寸法に設定してある。又、前記筒状部材3のフランジ部5Bは、前記壁体2A、2Aの傾斜姿勢に沿うように筒状部材5の軸芯Xを基準にして該フランジ部5Bの全体が傾斜する姿勢で形成され、このフランジ部5Bのうち壁体2に対向する挟圧面5Pには、前記大径側の開口2Aに嵌り込む嵌合部5Dを突出形成してある。更に、筒状部材5の内面の内端位置には前記配管1の内端位置を決めるストッパー部5Cを一体形成し、ネジ部5Aには前記軸芯Xの方向に沿って一対の溝部5Gを形成してある。
【0029】
前記フランジ部5Bの挟圧面5Pのうち、嵌合部5Dと、この嵌合部5Dの外周に位置する環状部5Eとを、外周側が壁体側に近接し、内周側が壁体から離間する側に変位するホーン内面状に成形している。又、図8に示すように環状部5Eの外周部が消毒槽Qの壁体2に接触した状態で、嵌合部5Dの突出端が浄化槽の本体Aの壁体2に接触するよう嵌合部5Dの突出量を設定してある。
【0030】
前記ワッシャ部材6は、筒状部材5に外嵌した状態で回転不能に支持されるよう前記溝部5Gに係入する一対の係合片6Tを一体形成してあり、このワッシャ部材6のうち壁体2と対向する側に配置される挟圧面6Pを、前記壁体2に沿うよう前記軸芯Xを基準にして傾斜姿勢に形成してあり、この挟圧面6Pの反対側に位置する側に前記ナット7が接触する被押圧面6Vを、前記軸芯Xに対して直交する姿勢に形成してある。前記ナット7は筒状部材5のネジ部5Aに螺合するネジ面(雌ネジ)7Aと、回転操作力を受ける複数の***作片7Bとを一体形成してある。
【0031】
このように配管継手Jが構成されているので、この配管継手Jを浄化槽の壁体2、2に固定する際には、図6に示すように、先ず本体Aの壁体2に形成された開口2Aの内面側にシール材Sを注入・形成した後、消毒槽Qの壁体2を重ね合わせる。そして、この開口2Aの係合片2Tを、その溝部5Gを係合させる状態で、この開口2Aに対して筒状部材5を挿通し、次に、開口2Aに挿通した状態の筒状部材5のネジ部5Aの溝部5Gに、その係合片6Tを係入させる状態でワッシャ部材6を嵌めこみ、筒状部材5のネジ部5Aにナット7のネジ部7Aを螺合させる。このように開口2Aに対して筒状部材5を挿入した状態では、開口2Aの係合片2Tと筒状部材5の溝部5Gとが係合するので、この筒状部材5は壁体2に対して回転不能な状態で支持され、又、筒状部材5の溝部5Gにワッシャ部材6の係合片6Tが係合するので、ワッシャ部材6は筒状部材5に対して回転不能な状態で支持される。
【0032】
又、シール材Sを形成する部位は、図7に示す如く筒状部材5のフランジ部における挟圧面5Pの側であっても良く、同図において仮想線で示すように重ね合わせ状態に壁体2、2の開口2Aの部位であっても良い。尚、2つの壁体2、2同士の間におけるシール性を向上させるため、図6において大径の開口2Aが形成された壁体2(Q)の開口縁のうち、対向する壁体2の側(同図では右側)に面取りを行うことや、凹部を形成することで、2つの壁体2、2を重ね合わせた状態でシール材Sを貯留する空間を作り出すよう構成することも可能である。
【0033】
又、シール材Sはエポキシ樹脂系やポリウレタン樹脂系のように主剤と硬化剤との混合によって硬化するものが使用され、注入に際して主剤と硬化剤との2液混合して注入を行うディスペンサー等が使用される。
【0034】
この後、ナット7の回転により締付け操作を行うことにより、図8に示す如く、挟圧力により夫々の壁体2、2の開口2A、2Aの部位にシール材Sが充填されると同時に、このシール材Sが嵌合部5D、及び、前記環状部5Eの側に充填され、更に、この挟圧力の作用により小径の開口2Aとネジ部5Aとの隙間からワッシャ部材6の側にシール材Sが流れ出てネジ部5Aと壁体2、2夫々の開口2A、2Aの内周部位に加圧充填される。これにより、壁体2、2と筒状部材5の間に微細な空間が存在しても、その空間の内部までシール材Sが入り込んだ状態で固化しシール状態を維持するものとなる。そして、この支持状態においては前記嵌合部5Dと、環状部5Eとの内周側に形成される空間(ホーン内面状に形成した嵌合面と壁体との間の空間)にシール材Sを封じ込める状態で貯留し、シール材Sが不足することなく良好なシール状態を継続する。
【0035】
この後に筒状部材5の内面あるいは配管1の外面、又は、夫々対してに接着剤を塗布し、筒状部材5の内面に対して前記ストッパー部5Cと接当する位置まで配管を挿入することによって該配管継手Jに対して配管1が強固に支持されるものとなる。
【0036】
このように本発明では、重ね合わせて配置した壁体2、2に形成される開口2A、2Aの開口径に差異を設定するだけで、シール材Sを形成する工程を1度で済むものにしており、シール材Sを形成した後には配管継手Jをセットし、ナット7を締付ける操作を行うだけで、フランジ部5Bとナット7からの挟圧力によって配管継手Jを壁体2、2に対して確実に支持すると同時に良好なシール状態を現出するものにしている。特に、フランジ部5Bに嵌合部5Dを形成したことにより、この配管継手Jと壁体2との相対的な位置関係を適正な位置に精度高く維持するものとなり、しかも、フランジ部5Bの挟圧面5Pをホーン内面状に形成してあるので、この配管継手Jと壁体2との隙間にシール材Sを貯留しながらシール材Sを確実に加圧充填して封止し、この配管継手Jの部位において浄化槽の外部空間に対する浄化槽内部からの漏水を阻止するばかりでなく、浄化槽外部から浄化槽内部への水の浸入を阻止するものとなっている。
【0037】
又、本発明は、例えば、シール材Sとして、パテ状の素材のように圧力が作用することにより自在に変形流動する可塑性のもや、柔軟に変形し得る樹脂(エラストマー等)をリング状に予め成型し、筒状部材5に外嵌する形態で貼り付ける形態等でセットして用いることが可能であり、又、本発明の配管継手Jを浄化槽内部の仕切壁Bに対して配管を支持するために使用することも可能である。
【0038】
特に、この第1の実施の形態の変形例として、図9及び図10に示すように、配管継手Jを外周にネジ部5Aを形成した樹脂製の筒状部材5と、このネジ部5Aに螺合する樹脂製のナット7とで構成することも可能である(前記第1の実施の形態と同じ機能を有するものには、第1の実施の形態と共通の番号、符号を付している)。つまり、筒状部材5の軸芯Xに対して傾斜する姿勢の仮想平面上に挟圧面5Pが位置するようフランジ部5Bを形成すると共に、この仮想平面と直交する姿勢の軸芯Yを軸芯とするネジ部5Aを筒状部材5に形成して第1の実施の形態のワッシャ部材6を用いないで済むものにしている。
【0039】
又、この変形例では、筒状部材5の嵌合部5Dの外周部に一対の嵌合部5Gを形成し、この嵌合部5Gに嵌合する係合片2Tを内側の壁面2の開口2Aの内周に形成して、壁体2、2に対する筒状部材5の姿勢を決めるよう構成してある。このように嵌合部5Gを形成したものは、第1の実施の形態のように筒状部材5の外面に形成した溝部5Gと比較して、軸芯Xの方向に水が流れる空間が形成されないのでシール性が一層向上する。
【0040】
そして、重ね合わせ状態で配置した壁体2、2に形成した異なる直径の開口2A、2Aに対して配管継手Jを固定する場合には、前述と同様にシール材Sを注入・形成した後に、嵌合部5Gと係合片2Tとが嵌合する状態となるよう夫々を配置した後、筒状部材5のネジ部5Aにナット7のネジ部7Aを螺合させて回転により締め付けることにより、壁体2、2に対して配管継手Jが強固に支持されるのである。特に、この構成では、前記ワッシャ部材を用いずともナット7の挟圧面7Pとフランジ部5Bの挟圧面5Pとで壁体2、2を直接締付けて固定することが可能となるので、ワッシャ部材を省略して少ない部品点数での実施も可能となっている。尚、この変形例においては、フランジ部5Bに形成される嵌合部5Dの突出量を消毒層Qの壁体2の厚みと一致させている。
【0041】
更に、この変形例においては、同図に示す如くフランジ部5Bの嵌合部5Dと環状部5Eとに対して複数の凹部Dを形成することにより、ナットTの締付け操作を行った場合にはシール材Sを凹部Dに貯留してシール性を向上させ得るものにしている。
【0042】
〔第2の実施の形態〕
この第2の実施の形態では前記第1の実施の形態と同じ機能を有するものには、第1の実施の形態と共通の番号、符号を付している。
【0043】
この第2の実施の形態では、図11に示すように、浄化槽の本体Aの壁体2に形成される開口2Aの直径を、消毒槽Qの壁体2に形成される開口2Aより大きく設定し、前記ワッシャ部材6の挟圧面6Pに対して大径側の開口に嵌り込む嵌合部6Dを突出形成し、この嵌合部6Dの外周位置に環状部6Eを形成している。そして、小径の開口2Aが形成された壁面2にシール材Sを形成することや、ワッシャ部材6の挟圧面6Pの側にシール材Sを形成する等、シール材Sを1工程で塗布した後に、ナット7の締付け操作によって配管継手Jを壁体2に固定できるのである。又、この第2の実施形態において、筒状部材5を壁体2に対して回転不能に支持するための構造として、第1の実施の形態の変形例に記載した構造を採用しても良い。
【0044】
特に、この第2の実施の形態の変形例として、図12に示すように、配管継手Jを外周にネジ部5Aを形成した樹脂製の筒状部材5と、このネジ部5Aに螺合する樹脂製のナット7とを構成することも可能である(前記第2の実施の形態と同じ機能を有するものには、第2の実施の形態と共通の番号、符号を付している)。つまり、筒状部材5のフランジ部5Bを軸芯Xに対して傾斜する姿勢の仮想平面上に挟圧面5Pが位置するようフランジ部5Bを形成すると共に、この仮想平面と直交する姿勢の軸芯Yを軸芯とするネジ部5Aを筒状部材5に形成して第2の実施の形態のワッシャ部材6を用いないで済むものにしている。
【0045】
又、この変形例では、ナット7に形成される嵌合部7Dの突出量を消毒層Qの壁体2の厚みと一致させ、同図に示す如くナット7の嵌合部7Dと環状部7Eとに対して複数の凹部Dを形成することにより、ナットTの締付け操作を行った場合にはシール材Sを凹部Dに貯留してシール性を向上させ得るものにしている。
【0046】
〔第3の実施の形態〕
この第3の実施の形態では前記第1の実施の形態と同じ機能を有するものには、第1の実施の形態と共通の番号、符号を付している。
【0047】
この第3の実施の形態では、図13に示すように、浄化槽の本体Aの壁体の開口2Aを、消毒槽Qの壁体2の開口2Aより大径に形成すると共に、消毒槽Qの壁体2の開口2Aの開口縁に沿って前記大径の開口2Aに嵌り込む環状のリブ2Bを突設している。このリブ2Bの突出量を大径の開口2Aが形成された壁体2の厚みと等しく設定することにより、リブ2Bを大径の開口2Aに嵌め込む状態で配置できる、この嵌め込み状態ではリブ2Bの表面と壁体2の表面とを等しくする。又、この第3の実施形態において、筒状部材5を壁体2に対して回転不能に支持するための構造として、第1の実施の形態の変形例に記載した構造を採用しても良い。
【0048】
この構成により、壁体2の開口2Aに筒状部材5を挿入した後、リブ2Bと大径となる開口2Aとの間に環状に形成される隙間を覆う位置から小径の開口の内周部位に亘ってシール材Sを形成する、あるいは、ワッシャ6の挟圧面6Pに対してシール材Sを形成する等、シール材Sを1工程で塗布した後に、ナット7の締付けを行うことにより、2枚の壁体2、2同士の隙間、及び、これらの壁体2、2と筒状部材5との間にシール材Sを加圧封入してシール性の高い状態で配管継手Jを壁体2、2に固定できるものとなる。
【0049】
特に、この第3の実施の形態の変形例として、図14に示すように、配管継手Jを外周にネジ部5Aを形成した樹脂製の筒状部材5と、このネジ部5Aに螺合する樹脂製のナット7とを構成することも可能である(前記第3の実施の形態と同じ機能を有するものには、第3の実施の形態と共通の番号、符号を付している)。つまり、筒状部材5の軸芯Xに対して傾斜する姿勢の仮想平面上に挟圧面5Pが位置するようフランジ部5Bを形成すると共に、この仮想平面と直交する姿勢の軸芯Yを軸芯とするネジ部5Aを筒状部材5に形成して第1の実施の形態のワッシャ部材6を用いないで済むものにしている。
【0050】
この第3の実施の形態では、消毒槽Qの壁体2の開口2Aを、浄化槽の本体Aの壁体の開口2Aより大径に形成すると共に、本体Aの壁体2の開口2Aの開口縁に沿って前記大径の開口2Aに嵌り込む環状のリブ2Bを突設する形態で実施することも可能である。
【0051】
〔第4の実施の形態〕
この第4の実施の形態では前記第1の実施の形態と同じ機能を有するものには、第1の実施の形態と共通の番号、符号を付している。
【0052】
この第4の実施の形態では、図15に示すように、第3の実施の形態と同様に壁体2に形成された大径の開口2Aに嵌り込むリブ2Bを、小径の開口2Aが形成された壁体2に形成するものであるが、このリブ2Bの突出量を壁体2の厚みより小さく設定し、この厚みの設定により形成される環状の凹部に入り込む嵌合部6Dをワッシャ部材6に形成してある点で第3の実施の形態と異なるものである。又、この第4の実施形態において、筒状部材5を壁体2に対して回転不能に支持するための構造として、第1の実施の形態の変形例に記載した構造を採用しても良い。
【0053】
この構成により、壁体2の開口2Aに筒状部材5を挿入した後、リブ2Bと大径となる開口2Aとの間に環状に形成される隙間を覆う位置から小径の開口の内周部位に亘ってシール材Sを形成する、あるいは、ワッシャ6の挟圧面6Pに対してシール材Sを形成する等、シール材Sを1工程で塗布した後に、ナット7の締付けを行うことにより、2枚の壁体2、2同士の隙間、及び、これらの壁体2、2と筒状部材5との間にシール材Sを加圧封入してシール性の高い状態で、しかも、嵌合部6Dを壁体2に形成される環状の凹部に係入させて安定的に配管継手Jを壁体2、2に固定できるものとなる。
【0054】
特に、この第4の実施の形態の変形例として、図16に示すように、配管継手Jを外周にネジ部5Aを形成した樹脂製の筒状部材5と、このネジ部5Aに螺合する樹脂製のナット7とを構成することも可能である(前記第4の実施の形態と同じ機能を有するものには、第4の実施の形態と共通の番号、符号を付している)。つまり、筒状部材5の軸芯Xに対して傾斜する姿勢の仮想平面上に挟圧面5Pが位置するようフランジ部5Bを形成すると共に、この仮想平面と直交する姿勢の軸芯Yを軸芯とするネジ部5Aを筒状部材5に形成して第1の実施の形態のワッシャ部材6を用いないで済むものにしている。
【0055】
この第4の実施の形態では、消毒槽Qの壁体2の開口2Aを、浄化槽の本体Aの壁体の開口2Aより大径に形成すると共に、本体Aの壁体2の開口2Aの開口縁に沿って前記大径の開口2Aに嵌り込む環状のリブ2Bを突設する形態で実施することも可能である。
【0056】
〔別実施の形態〕
本発明は上記実施の形態以外に、例えば、壁体が2枚以上重ね合わせで配置される部位に配管継手を支持する際に固定することや、浄化槽内部の仕切壁に配管継手を固定する際に使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の浄化槽の縦断側面図
【図2】第1の実施の形態の浄化槽の横断平面図
【図3】第1の実施の形態の配管継手の分解斜視図
【図4】第1の実施の形態の配管継手の分解状態の断面図
【図5】第1の実施の形態の壁体に支持した状態の配管継手の断面図
【図6】第1の実施の形態の壁体の側にシール材を形成した状態を示す断面図
【図7】第1の実施の形態のフランジ部の側にシール材を形成した状態を示す断面図
【図8】第1の実施の形態の壁体に支持した状態の配管継手の断面図
【図9】第1の実施の形態の変形例の配管継手の分解斜視図
【図10】第1の実施の形態の変形例の配管継手の分解状態の断面図
【図11】第2の実施の形態の配管継手の分解状態の断面図
【図12】第2の実施の形態の変形例の配管継手の分解状態の断面図
【図13】第3の実施の形態の配管継手の分解状態の断面図
【図14】第3の実施の形態の変形例の配管継手の分解状態の断面図
【図15】第4の実施の形態の配管継手の分解状態の断面図
【図16】第4の実施の形態の変形例の配管継手の分解状態の断面図
【符号の説明】
2 壁体
2A 開口
2B リブ
5 筒状部材
5A ネジ部
5B フランジ部
5D 嵌合部
6 ワッシャ部材
6D 嵌合部
7 ナット
D 凹部
S シール材

Claims (6)

  1. 外周にネジ部を形成した筒状部材と、この筒状部材に一体形成したフランジ部と、ネジ部に螺合するナットとを備えて配管継手を構成すると共に、浄化槽の壁体に形成された開口に前記筒状部材を挿通し、ネジ部にナットを螺合させて締付けることによりフランジ部とナットとからの挟圧力によって浄化槽の壁体を挟み込む形態で配管継手を取り付ける浄化槽の配管継手固定構造であって、
    前記浄化槽の壁体が重なり合う複数の壁体で形成され、夫々の壁体に形成される開口のうち隣り合う壁面に形成されたものの開口径に差異が設定され、かつ、夫々の開口の周部をシールし得る部位にシール材を形成した状態で前記複数の壁体を前記フランジ部と前記ナットとからの挟圧力で締付け固定する浄化槽の配管継手固定構造。
  2. 前記複数の壁体に形成された開口が、壁体の重なり合い方向で直径が大きくなる、又は、壁体の重なり合い方向で直径が小さくなるよう同軸芯上に配置されると共に、前記フランジ部と、前記ナットと、前記ネジ部に外嵌されるワッシャ部材との少なくとも1つの挟圧面に対して、前記複数の開口の少なくとも1つに嵌り込む嵌合部を形成してある請求項1記載の浄化槽の配管継手固定構造。
  3. 前記挟圧面が、締付け時において、外周側が前記壁体に近接し、内周側が前記壁体から離間する形状に成型してある請求項2記載の浄化槽の配管継手固定構造。
  4. 前記挟圧面に対して前記シール材が入り込む凹部を形成してある請求項2又は3記載の浄化槽の配管継手固定構造。
  5. 前記複数の壁体に形成された開口が、壁体の重なり合い方向で直径が大きくなる、又は、壁体の重なり合い方向で直径が小さくなるよう同軸芯上に配置されると共に、互いに隣接する前記壁体のうち、小径の開口が形成された側に対して大径側の開口に嵌り込むリング状のリブを壁体に一体形成してある請求項1記載の浄化槽の配管継手固定構造。
  6. 前記リブの突出量が隣接する壁体の厚みより小さい値に設定されると共に、このリブが嵌り込む開口に対してリブと反対側から嵌り込む嵌合部を前記フランジ部と、ナットと、前記ネジ部に外嵌されるワッシャ部材との少なくとも1つの挟圧面に対して形成してある請求項5記載の浄化槽の配管継手固定構造。
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