JP2004215947A - 透明マスク - Google Patents

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Abstract

【目的】顔面の対向物体に吐息が吹きつけられる事を防ぐと共に、自然に近い呼吸と感覚で作業ができる安価なマスクの提供を目的とする。
【解決手段】透明な面板と人頭に持着した載頭支持具とを連結部によって介装する。面板は口鼻部に隙間をもって設け、隙間の周囲と眼部とを大気に開放する事を要旨とする。透明な板状の部品を人頭に介装する態様(A)(B)(C)の個別都合に応じて、前記の面板の位置調節を施した構成をした。(A)載頭支持具に対し着脱自在な係止をなす態様。(B)頭帯と一枚のシート状をなす態様。(C)頭輪に固設した連結部へ装着をなす態様。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は衛生マスクに関するもので、衛生をアピールして接客を要する食品販売や理美容の業界、および唾液付着を軽度に嫌う物品の製造業界において主として利用できる。
【0002】
【従来の技術】
従来はガーゼなどのフィルターがある耳掛け式の衛生マスクを顔面に当てて作業をしていた。しかし息苦しさとかムレとか拘束感とかによるマスク特有の不快感を伴う上、化粧保持や発音や表情伝達が不便でコミニュケーションに支障をきたすなどの不都合が多かった。このため営業成績や作業能率を落とす場合もあり、単に唾を飛ばさないよう心掛けるだけを対策として、マスクをしないで作業する場面も多々見られた。また外国ではガーゼの衛生マスクが見られる事は稀であり、この理由としてガーゼは外気からの ウィルスの侵入を防ぐことはでない上、元々滅菌を行うものではなく、むしろ雑菌の繁殖の温床となる場合もあるからと言われている。なお透明板で顔全体を覆うヘルメットの風防具とか防塵マスクとかが他の業界にあるが、眼部も覆う形状や防護機能による重量および価格に難点があり衛生マスクとしては用いられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
口の中には唾液1ミリリットル中平均1億個の細菌がいる、また三人一人は鼻の穴の中に食中毒の元になる黄色ブドウ球菌があると言われている。しかも通常の会話をした場合の唾液の飛散は2メートル位、咳をした場合は3〜5メートル、くしゃみの場合最大10メートル程飛ぶとされている。従ってマスクはしたほうが望ましいが、上述のように従来のマスクは着用する者にとって肉体的にも精神的にも多大な負担を強いていた。むしろ食材のフレーバーのようにマスクをしないことで危害や鮮度や品質の判断がし易い場合や、接客のように風邪気味でもマスクをせずに健康を装い会話や感情表現を確保する場合もあった。従って業務を経営・管理する者にとってはマスクを着用させなければ飛唾による衛生のトラブルや信用失墜が懸念され、着用させれば作業者のストレスや判断ミスやコミニュケーション不足による作業支障が生じ、いずれにしても問題を抱えていた。本発明はこの実状に鑑みてなされたものであって、顔面の対向物体に吐息が吹きつけられる事を防ぐと共に、自然に近い呼吸と感覚で作業ができる安価なマスクの提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
透明な面板と人頭に持着した載頭支持具とを連結部によって介装する。面板は口鼻部に隙間をもって設け、隙間の周囲と眼部とを大気に開放する事を要旨とする。透明な板状の部品を人頭に介装する態様(A)(B)(C)の個別都合に応じて、前記の面板の位置調節を施した構成をした。
(A)載頭支持具に対し着脱自在な係止をなす態様。
(B)頭帯と一枚のシート状をなす態様。
(C)頭輪に固設した連結部へ装着をなす態様。
【0005】
【実施例】
図1は請求項2の実施の第一例を示す全体説明図であり、載頭支持具(帽子)と別にマスクを保管や洗濯する場合に便利な構成例である。載頭支持具1を上端に係止し下端に面板3を係止した連結部2を設けた。面板3は少なくとも口鼻部を透明となし眼部は開放している。係止手段として本例は、載頭支持具1に対しては洗濯ばさみ形のクリップ2aを用いて着脱自在である上に係止の場所および角度を変える事により位置調節が自在に係止し、また面板3に対しては書類綴じに見られるようなU字形の板ばね2cを用いてクリップすると共にスライドによる位置調節を自在とした。また本例の連結部2bと面板3との一方または両方は通常の着用環境にない外力などの条件を加えた時に塑性変形をなす性状の材料で変形自在に構成し、さらに局所変形の手段として連結部2bとクリップ 2aとを適度な制動状態に枢着または軸着した。
【0006】
以上の構成で支持された面板3は着用時に顔形に合わせて載頭支持具1との相対位置が調節可能であり、顔面に隙設しこの隙間の周囲を直接に大気に開放して装着する事により、顔面の対向物体に吐息が吹きつけられる事を防ぐと共に自然に近い呼吸と感覚とを得る。
【0007】
発明の範囲について、本例は載頭支持具として帽子を図示したが、他例としてヘッドバンドとか鉢巻とか頭巾とかがあり、寸法次第では眼鏡を載頭支持具とする事もできる。また位置調節の手段を他に有すれば係止手段には必ずしも位置調節の機能を要しない。従って本図例以外の係止手段として螺合とかバキュームパッドとかクランプとかホックとか粘着テープとかも採用可能であり、本発明は係止手段について載頭支持具に対し着脱自在である事だけを要件とする。また本例は多種の位置調節の手段を例示したが、調節量の程度によってはいずれかの単独手段または適切な組み合わせでも目的は達成できるから、本発明は位置調節に関し図例の手段に限定されるものではない。また本発明は連結部の位置および数に関して特定するものではなく、例えば係止部分が柔弱な場合は連結部2を顔頭の左右に設け、逆に係止部分が剛強な場合は連結部を顔頭の片側だけに設け目的を達成する事ができる。
【0008】
図2は請求項2の実施の第二例を示す全体説明図であり、第一例の簡略化を図ったものである。載頭支持具4に係止した面板6を、載頭支持具4付近まで延設し少なくとも口鼻部を透明材とし眼部は開放し、通常の着用環境にない外力などの条件を加えた時に塑性変形をなす性状の材料としている。係止手段として本例は、載頭支持具4に対して洗濯ばさみ形のクリップ5aで挟止し、このクリップ5aと面板6との係止手段としては結合時に多数の網糸が面で絡み合ういわゆる面状ファスナ5cを採用し、クリップ5aには雄片5dをまた面板6には縦長に雌片5eをそれぞれ固着し、連結部5とした。またクリップ5aの挟止部5cを広口となし係止部の補合を図った。
【0009】
以上の構成により係止の場所および角度の変更と面板6の塑性変形とをなせば、面板6は着用時に顔形に合わせて載頭支持具4との相対位置が調節可能である。面板6を顔面に隙設しこの隙間の周囲を直接に大気に開放して装着する事により、顔面の対向物体に吐息が吹きつけられる事を防ぐと共に自然に近い呼吸と感覚とを得る。
【0010】
発明の範囲については「0007」項と同様とする。従って本例の面状ファスナ5cに替え、押圧により接面に真空を得て吸い着きをなすゴム盤いわゆるバキュームパッドとしたもの(図示せず)とか、本例のクリップ5aを除外し単に面状ファスナあるいはバキュームパッドだけを連結部とするもの(図示せず)とかであっても、本発明の実施例である。
【0011】
図3は、請求項3の実施の一例を示す全体説明図であり、頭帯部7の部位を設けたシート状マスクの着脱の中間状態を示す。頭髪部を含む広い範囲を一挙に覆うとか使い捨てするとかの場合に便利な構成例である。図示のように口鼻部8bを透明となし眼部8aを開口としたフェンス8を設け、展開形はほぼ平板状であり着用時には湾曲形に変形自在な一枚のシート状をなすマスクとした。また頭帯部7の帯端には繰り返し粘着が可能な糊を予め塗布し両端の係止手段7aとした。
【0012】
以上の構成のシート状マスクは着用時に個々の顔頭形に合わせ円錐の部分帯状に成形した後に頭帯部7の帯端を係止すれば、頭部への装着と顔面への隙設が確保され、顔面の対向物体に吐息が吹きつけられる事を防ぐと共に自然に近い呼吸と感覚とを得る。平板は製造とか輸送とか保管とかが極めて容易でコストが低謙であり、湾曲は強度とかデザインとか安全とかに有利である。
【0013】
試作を種々の厚さについて弾力に富む透明なプラスチックで行った結果、厚さ0.1ないし0.5mmのものが良好であったが、装着感には差があった。すなわち厚さ0.5mmの物は剛性に富み外観も高級感があるが,少々重量感があり激しく首を振った場合に惰性によってズレる事があった。また厚さ0.1mmの物は逆に柔軟で安っぽいが、重量感はなくズレる事もなかった。なお0.1mm以下の厚さの物は吐息での変形が激しく気が散るものであった。従って材質とか形状とか作業環境とかにもよるが厚さ0.2mm前後が実用範囲と判断された。また透明なプラスチックのままだと額の汗が気になったが、不撚布を頭帯部の内周に貼着した所、不快感と共に摩擦によるズレも改善された。
【0014】
発明の範囲について、本発明は頭帯部7に関し特定の寸法や装飾を限定するものではない。本例は頭帯部7として波線部分7bに着色し聴感部に多数の小孔7cを開設した耳帯を示したが、帯幅と装飾の次第ではいわゆるヘッドバンドとか和帽子とかとかコック帽子とかのデザインにもでき、また耳部の他に後頭部も覆えば毛髪の飛散防止がより確実となる。また「ほぼ平板状」とは、製造都合とか作業都合とかデザインとかに因る湾曲、および顔頭の耳鼻部分などに対応した凹凸または頭部帯部への装飾品の付設などがあっても、製造および輸送に極端な支障をきたさない範囲の平面である。また「変形」とは、材料の成り行きの変形であり、塑性変形と弾性変形とを区別しない。また「一枚のシート状」とは複数の部材を止着した形態を含むもであり、本発明は幅広い普及のために製造都合とか作業都合とかデザインとかに便宜を図るものである。また帯端の係止手段は本例の他ほかクリップとか螺合とかクランプとかバキュームパッドとかホックとかファスナーとか粘着テープとかホチキスとかと目的を達成するものが多々あり、成形された円錐輪を保持する係止手段はすべて本発明として採用可能である。
【0015】
図4は、請求項4の実施の一例を示す全体説明図であり、ジョイント10を分解した状態を図示した。「請求項1」における載頭支持具と連結部とを直接に止着し、マスク着用の都度の位置調節を省くと共に強度アップにより軽量なる片吊形とし、着用時の異物感の軽減を図ったものである。図示品は曲折状の一本の線材9をジョイント10へ挟装し、下線部9dには口鼻部を覆う形状の透明板12を係止手段11により装着した。上線部は環形の頭輪9aをなし、製造段階には最大の想定頭径をなし、着用初期にジョイント10を頭輪9aに対しスライドして環径を絞り、頭径に合わせた後に線上端9bを屈折して環径の維持を図る。またジョイント10部分の線材の捩れ剛性は、合線どうしが近接するほど向上するので、本例においては合線どうしを上下に摺設した。ジョイント10は本体10aに多数の溝を形設し、線材9を埋入した後にフタ10bを屈折板ばね10cによって止着する構造である。中線部の連結部9cはジョイント10内で屈折して捩れ剛性をアップしてから垂設している。線材9は通常の着用環境にない外力などの条件を加えた時に塑性変形をなす性状の材料で構成する。試作に直径約2mmの半硬鋼線を用いた所、局所の塑性屈曲は工具を要するが緩やかな塑性湾曲は人力だけででき通常の使用条件では肌に触れることがない変位量の適材であった。
【0016】
以上の構成の線材9を着用初期に頭顔形に合わせて成形し、面板12を顔面に隙設しこの隙間の周囲を直接に大気に開放して装着する事により、顔面の対向物体に吐息が吹きつけられる事を防ぐと共に自然に近い呼吸と感覚とを得る。
【0017】
発明の範囲について、本例は線材9を一本の半硬鋼線としたが、本発明は材質とか断面形とか本数を特定するものではなく材料の変形の性状を要件とする。例えば断面形は管とか帯とかでも支障ない。また例えば頭輪9aは周の一部を金属とし残周を布とかゴムとかで構成しても支障ない。また例えば連結部9cは頭輪9aと分離し別部品として構成しても、ジョイント10または頭輪9aに拘止さえすれば本発明の目的を達成できる。その際ジョイント10は本図とは異形となるが、少なくとも頭輪9aの輪径の変更をなす機能を備えることをジョイントの要件とする。従って例えばバックルとかクリップとかとかホックとかファスナーとかゴム紐とかも本発明のジョイントとして採用可能である。また係止手段11は下線部9dへの透明板12の装着を要件とし特定の方策を限定するものではない。例えば螺合とかバキュームパッドとかクリップとかホックとかファスナーとか粘着とか接着とかも本発明の係止手段として採用可能である。
【0018】
図5は、請求項5の実施例を示す要所の部分図であり、味見やうがいなどの際に面板を臨時に離動できる透明マスクの、係止手段の一例を着用者の目で見下ろした状態で図示した。面板15を突軸14aに軸着すると共に盤面14bと斜棒端13aとの間に挟設し、透明マスクを着用の常時は面板15の自重により外周15aがボス14cをストッパーとして当接し、突軸14aを芯に逆転すればボス14cから外周15aが離動をなす旋支具14を構設した連結部を設けた。また通常の着用環境にない外力を加えた時に軸方向に斜棒13がスライドして、面板15に対する盤面14bと斜棒端13aとの接圧の変更をなすべく、盤面14bの軸と斜棒13の軸とを斜交させて斜棒13をボス14cに嵌入した。図示しないが旋支具14は、盤面14bを連結部に装着するとか斜棒13自体を連結部となすとかの手段で、顔面の片側だけに垂設された連結部を介して載頭支持具へ取着する。また面板15は適切な手段で着用の常時の位置調節が可能である。
【0019】
以上の構成の透明マスク着用者は、面板15の外周15aがボス14cに当接した状態で、面板15を口鼻部に隙設しこの隙間の周囲を直接に大気に開放して装着する事により、顔面の対向物体に吐息が吹きつけられる事を防ぐと共に自然に近い呼吸と感覚とを得る。また面板15が突軸14aを芯に軽快に回動するように盤面14bと斜棒端13aとに摺接すれば、手指などを触接し面板15を逆転させて、面板15を臨時に口鼻部から離動できるから、味見やうがいなどに際してより自然に近い感覚の作業を容易に実現する。
【0020】
発明の範囲について、本例は斜棒13により面板15に対する接圧が可変な構造を図示したが、本発明は面板の軸着と回動のストッパーとを要件とし、接圧の調節は発明の要件外の参考例である。また回動とストッパーとの方策に関しては特定の構造を限定するものではない。例えば螺とか鋲とか釘とかによる回動構造や、移設可能な別部品としたストッパーとか緩衝機能を持つストッパーとか当接時に軽い締着を伴うストッパーとかも本発明の旋支具として有効である。また本例はストッパーへの当接手段として面板の自重を利用したが、本発明は人力操作で離動をなす常時当接を要件とし、面板の回動方向や操作都合によっては構成部品の弾性変形力とかばね力とか磁力とかの利用もストッパーへの当接手段として本発明は採用可能である。
【0021】
全実施例に共通した発明の範囲を以下に述べる。まず本発明の「透明」とは、製造都合とか作業都合とかデザインとかに因る曇りまたは着色(いわゆる半透明)があっても、マスク着用者の口鼻部の表情を視認できるなら本発明の範囲内とする。また「直接に大気に開放」とは、フィルターとか通気管とかの気流抵抗物を介さず呼吸ができる形態を指す。また載頭支持具の内周に不撚布などを付設し汗の不快感や摩擦によるズレの対策としたり、面板に抗菌剤とか芳香剤とか曇り止め剤とかを塗布したりする事は、発明の効果を一層高めるので好ましいが本発明の要件ではない。
【0022】
【発明の効果】
ガーゼなど従来の衛生マスクでは、吐息は勢いが弱まり飛散するだけで、全量が必ず周囲に排出されるものであるから、本発明の面板のように口鼻部の正面に通気の完全遮断物があれば、顔面の対向物体への吐息や唾液の飛着を防止する性能に関して従来の衛生マスクと同等以上に確実な衛生効果がある。
【0023】
一方、面板の周囲の開口からの給排気は、フィルターとか通気管とかの気流抵抗物を介さない大気と直接の通気であるから、着用者は自然に近い呼吸を得る。着用の当初は少々の気流を感ずる事があるが、息苦しさとかムレとか拘束感とかによるマスク特有の不快感は全くないと言える位に薄い。加えて眼部も大気に開放されているから、臭覚・視覚ともに直接に感知できる。
【0024】
また本発明のマスクは顔肌に接触しないから、化粧落ちや発音障害はなく、筋肉の動きをマスクで拘束されることもない上に、口鼻部が透明なので自然な表情と音声とが表現・伝達できる。従って接客や同僚間の会話と感情表現とには殆ど支障がないばかりか、むしろ衛生に配慮している心遣いを相手に感じさせ、無言のうちに好感を与える事も可能である。
【0025】
コストに関しては極めて安価で少量の材料と簡易な加工・組立とで済むので、いわゆる百円ショップで扱える位に低謙とできる。
【0026】
以上のように本発明のマスクは従来の衛生マスクにない多大な効果があるから、従来の衛生マスクを着用していた職場では本発明のマスクへの切り替えにより、作業者のストレスや判断ミスやコミニュケーション不足による作業支障を大幅に軽減し、従来は金銭を掛けても実現し得なかった「人間に優しい作業環境」を現実とする。逆にマスクを着用していなかった職場では、本発明のマスクは欠点が少なく低コストであるから躊躇なく採用でき、顔面の対向物体に吐息や唾液の飛着を防いだ衛生作業と対外的な信用とを構築できる。すなわち本発明は矛盾したテーマを一挙に解決し、業界の衛生習慣を改善する極めて有益な発明である
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の実施の第一例を示す全体説明図
【図2】請求項2の実施の第二例を示す全体説明図
【図3】請求項3の実施の一例を示す全体説明図
【図4】請求項4の実施の一例を示す全体説明図
【図5】請求項5の実施例を示す要所の部分図
【符号の説明】
1 載頭支持具
2 連結部
3 面板
4 載頭支持具
5 連結部
6 面板、
7 頭帯部
7a 係止手段
8 フェンス
9a 頭輪
10 ジョイント
12 面板
14 旋支具
15:面板

Claims (5)

  1. 少なくとも口鼻部を透明となした面板と、人頭に持着した載頭支持具とを、連結部によって介装し、前記の載頭支持具と前記の面板と前記の連結部とで構成された部分が顔頭の感覚器官のうち少なくとも眼部を露出し、少なくとも下項(イ)ないし(ニ)の内のひとつを前記の面板の位置調節の手段として、前記の面板を顔面に隙間をもって保持し、前記の隙間の周囲を直接に大気に開放した透明マスク。
    (イ) 係止位置の変更手段をもつ係止具を用いて連結部を構成する事。
    (ロ) 連結部を適度な制動をなす複数の部品の枢着または軸着によって構成する事。
    (ハ) 面板と載頭支持具と連結部とを構成する部材のうち少なくとも一部材を、通常の着用環境にない外力を加えた時のみ塑性変形をなす性状の材料とする事。
    (ニ) 部材の形状変化を伴って人頭への持着状態の変更手段をもつ載頭支持具とする事。
  2. 載頭支持具と連結部とを着脱自在な係止手段にて装着する「請求項1」の透明マスク。
  3. 結合の位置調節と着脱とが自在な係止手段により両端を結合して頭部に装着する頭帯を設け、少なくとも口鼻部を透明となし顔面に隙設すると共に隙間の周囲を直接に大気に開放し更に顔頭の感覚器官のうち少なくとも眼部は開設したフェンスを設け、前記の頭帯と前記のフェンスとで構成された部分が、展開形はほぼ平板状であり着用時には湾曲に変形する一枚のシート状をなす透明マスク。
  4. 頭部に装着する頭輪を設け、前記の頭輪の輪径の変更をなすジョイントを設け、少なくとも口鼻部を透明となした面板を設け、棒状または帯状の連結部を顔面の片側だけに設け、連結部の下方には前記の面板を装着し、連結部の上方は前記のジョイントまたは前記の頭輪の輪材に固設し、前記の連結部を通常の着用環境にない外力を加えた時に塑性変形をなす性状の材料ととなす事を前記の面板の位置調節の一手段として、前記の面板を顔面に隙間をもって保持し前記の隙間の周囲を直接に大気に開放した透明マスク。
  5. 面板を軸着すると共に回動のストッパーを設け、常時は面板とストッパーとが当接し、人力操作時に面板が口鼻部から離動をなす旋支具を構設した連結部を、顔面の片側だけに設けた「請求項1」、「請求項2」、「請求項4」の透明マスク。
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